JP2016177569A - 情報管理システム、情報管理方法、及び、記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザにとって効果的かつ効率的な健康情報項目を提示する。【解決手段】健康情報項目を測定するために必要となるユーザの負担を示す測定コスト情報と、健康情報項目を含む複数の組み合わせを取得し、前記測定コスト情報に基づいて、前記取得した組み合わせに含まれる健康情報項目ごとの測定コストを算出する測定コスト算出部と、前記取得された複数の組み合わせに含まれる健康情報項目ごとの前記測定結果に基づいて、前記健康情報項目に関する測定が前記ユーザの健康に寄与するかを示す健康度を算出する健康度算出部と、前記算出された測定コストと前記算出された健康度とに基づいて、前記取得された組み合わせごとの推奨スコアを算出する推奨スコア算出部と、前記ユーザに推奨する健康情報項目の組み合わせを、前記算出された推奨スコアに基づいて出力する提示部と、を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、情報管理システム、情報管理方法、及び、記録媒体に関する。
近年、家庭向けの健康関連計測機器が急速に普及している。従来から用いられる体重計、血圧計又は体温計等に加えて、リストバンド型の活動量計に代表されるいわゆるウェアラブル端末も小型化及び低価格化が進み、健康関連のデータの取得が容易になってきた。また、これらの計測機器以外にもスマートフォン又はタブレット端末を利用することで、食事のデータ及び睡眠のデータ等、様々な健康関連のデータを取得することが可能となってきている。
これらの健康関連のデータは、測定を継続することではじめて、体力向上及び疾病予防といった効果を得ることができるが、多くの種類の健康関連のデータを継続して測定することは容易なことではない。そのため、健康関連のデータの継続的な測定を支援するための技術が既に開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された健康管理支援システム、運動支援システム、及び情報表示装置では、ユーザの運動の継続に対して効果的な動機を与えることができ、かつ、歩数等の行動情報及び体重等の身体情報を継続的に管理することを支援できる健康管理支援システムを提供することを目的として、複数のユーザに割り当てられ、各々が携帯可能な、ユーザの歩数を計測及び記録する複数の歩数計と、複数のユーザの体重を計測する体重計、及び、血圧を計測する血圧計と、複数の歩数計のうち、アクティブなものから当該歩数計の識別情報を受け付けて、その識別情報でログインを許可するカートリッジと、を備え、カートリッジは、ログイン後に、歩数計、体重計及び血圧計から、歩数、体重及び血圧を取得して、ログインを許可されたユーザの情報として記録するためのシステムである。この技術によって、ユーザの運動の継続に対して効果的な動機を与えることができ、かつ、歩数等の行動情報及び体重等の身体情報を継続的に管理することを支援できる。
しかしながら、ユーザごとに健康状態又は測定項目に対する思考が異なることが想定されるため、個々のユーザに適した測定項目を提案する方法が課題である。
上記課題を解決するために、本発明は、情報を受け付ける情報管理システムであって、プロセッサ、及び、記憶部と、健康を示す指標である健康情報項目をユーザが測定するために必要となる前記ユーザの負担を示す測定コスト情報と、前記健康情報項目ごとに前記ユーザによって測定された測定結果を受け付け、前記受け付けた測定結果を前記記憶部に登録する健康情報登録部と、少なくとも一つの健康情報項目を含む健康情報項目の複数の組み合わせを取得し、前記測定コスト情報に基づいて、前記取得した組み合わせに含まれる健康情報項目ごとの測定コストを算出する測定コスト算出部と、前記取得された複数の組み合わせに含まれる健康情報項目ごとの前記測定結果に基づいて、前記健康情報項目に関する測定が前記ユーザの健康に寄与するかを示す健康度を算出する健康度算出部と、前記算出された測定コストと前記算出された健康度とに基づいて、前記取得された組み合わせごとの推奨スコアを算出する推奨スコア算出部と、前記ユーザに推奨する健康情報項目の組み合わせを、前記算出された推奨スコアに基づいて出力する提示部と、を有する。
本発明によれば、ユーザにとって効果的かつ効率的な健康情報項目を選択及び決定することが容易となる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、自身の健康状態を測定した結果の測定値を健康情報管理システムへ登録するデータ登録者に対して、様々な健康関連サービスを提供するための健康情報管理システムにおいて本発明を実施するための形態を、図面を用いて詳細に説明する。
以下に、実施例1の健康情報管理システムの構成、データの流れ、健康情報管理システムの内部処理、及び、これらによって実現できるサービス例を詳細に説明する。
図1は、実施例1の健康情報管理システム101の構成の例を示すブロック図である。
健康情報管理システム101は、データ登録者が使用する通信端末102と、インターネット等のネットワーク103を介して通信する。なお、以下において、データ登録者は、自らの健康情報を測定する測定者と同一であり、健康情報管理システムのユーザである。
しかし、測定者とデータ登録者とが異なっていても良く、異なる場合、以下においてデータ登録者に割り当てられたIDと測定者に割り当てられたIDとは同一である。
通信端末102は、データ登録者が用いる装置であり、入力装置及び出力装置を備える。入力装置は、キーボード及びマウスであっても良く、出力装置は、ディスプレイ及びプリンタであっても良い。また、入力装置及び出力装置は、タブレット端末であっても良い。
健康情報管理システム101は、健康情報登録部104、優先順位登録部105、健康情報項目提示部112、保存部106、演算部107、報酬決定部115及びサービス提示部114の機能部を有する。
なお、本実施例の健康情報管理システム101は、図1に示す報酬決定部115及びサービス提示部114を有しても良いが、実施例1の健康情報管理システム101は、報酬決定部115及びサービス提示部114を有しなくても良い。報酬決定部115及びサービス提示部114は、実施例2の健康情報管理システム101における処理を実行する。
健康情報登録部104、優先順位登録部105、健康情報項目提示部112、保存部106、演算部107、報酬決定部115及びサービス提示部114は、プロセッサ及びメモリを有する計算機、又は、集積回路等の物理的な装置であっても良いし、プログラムの実行によって実装される機能部であっても良い。
健康情報管理システム101の各機能がプログラムによって実装される場合、各機能を実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介して健康情報管理システム101に提供される。そして、提供されたプログラムは、健康情報管理システム101のプログラムがアクセスできる非一時的記憶媒体の補助記憶装置に格納される。このため、健康情報管理システム101は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインターフェイスを有しても良い。
健康情報管理システム101は、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に複数の計算機上で構成される計算機システムであり、前述したプログラムは、同一の計算機上で異なるスレッドで動作してもよく、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
また、健康情報管理システム101は、すべての機能を実現するための一つのプログラムを有しても良く、一つの機能を実現するために複数のプログラムを有しても良い。
健康情報管理システム101は、プロセッサ、メモリ、補助記憶装置及びネットワークインタフェースを有する。プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって、健康情報管理システム101の機能を実現する。
健康情報管理システム101のメモリは、不揮発性の記憶素子であるROM及び揮発性の記憶素子であるRAMを含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶素子であり、補助記憶装置に格納されたプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。
健康情報管理システム101の補助記憶装置は、例えば、磁気記憶装置(HDD)、フラッシュメモリ(SSD)等の大容量かつ不揮発性の記憶装置である。また、補助記憶装置は、演算部107が実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを格納する。すなわち、プログラムは、補助記憶装置から読み出されて、メモリにロードされて、プロセッサによって実行される。
健康情報管理システム101のネットワークインタフェースは、所定のプロトコルに従って、通信端末102と通信するためのネットワークインタフェース装置である。
健康情報登録部104は、データ登録者によって測定された健康情報を受け付け、受け付けた健康情報を登録する機能を有する。
優先順位登録部105は、データ登録者によって決定される健康情報項目の優先度を受け付ける。健康情報登録部104及び優先順位登録部105は、受け付けたデータを保存部106に格納することによって、データを登録する。
保存部106は、健康情報管理システム101の補助記憶装置によって実装される。また、保存部106に格納されるデータ及びプログラムが、健康情報管理システム101のメモリに一次的に格納される。
保存部106は、登録者情報テーブル400、測定情報テーブル410、優先度情報テーブル500、及び、測定コストテーブル510を含む。登録者情報テーブル400、測定情報テーブル410、優先度情報テーブル500、及び、測定コストテーブル510の詳細は後述する。
演算部107は、保存部106に保存されるデータを入力値として取得し、データ登録者に提示する健康情報項目の組み合わせを出力する。演算部107は、プロセッサ及びメモリを有する。演算部107のプロセッサは、保存部106に格納されるプログラムを実行することによって、健康情報管理システム101の機能を実現する。
演算部107は、健康情報項目群生成部108、測定コスト算出部109、健康度算出部110及び推奨スコア算出部111の機能を実現する。
健康情報項目提示部112は、演算部107の出力結果である、推奨される健康情報項目の組み合わせをデータ登録者に提示する。
実施例1の健康情報管理システム101は、健康情報登録部104、保存部106、測定コスト算出部109、健康度算出部110、推奨スコア算出部111及び健康情報項目提示部112を少なくとも有する。実施例1の健康情報管理システム101は、健康情報項目の優先度を保存部106にあらかじめ保持しても良い。
図2は、実施例1の健康情報管理システム101及び通信端末102による処理を示すシーケンス図である。
健康情報管理システム101を利用するユーザは、多数のデータ登録者へサービスを提供するサービサーであり、例えば、企業、自治体及び非営利団体等が想定される。
一方、通信端末102を利用するユーザは、多数のデータ登録者である。データ登録者はいわゆる一般消費者であり、日々の生活の中で自身の健康管理を目的として様々な健康情報を測定し、取得する。データ登録者は、取得した健康情報を管理しても良いが、健康情報管理システム101のようなサービスを利用することで、データのバックアップ及び可視化、並びに、測定する健康情報項目の提案など、様々なメリットを享受することができる。
なお、以下に示す実施例1の前提として、少なくとも一人のデータ登録者は、健康情報管理システム101によって提供される一連のサービスの会員登録を済ませており、データ登録者には、後述するデータ登録者IDが既に割り当てられている。
まず、データ登録者は、健康情報管理システム101へ通信端末102を介してログインし(S201)、健康情報管理システム101は、データ登録者を認証する(S202)。健康情報管理システム101は、既存のいかなる方法によってデータ登録者を認証しても良い。
シーケンスS202の後、データ登録者は、測定結果である健康情報を入力し、健康情報登録部104は、データ登録者によって入力された健康情報を受け付ける(S203)。健康情報登録部104は、受け付けた健康情報を保存部106に保存することにより、健康情報を登録する(S204)。
シーケンスS204の後、健康情報登録部104は、健康情報に関する情報を、通信端末102を介してデータ登録者に提示する(S205)。具体的には、健康情報登録部104は、過去に登録した健康情報の推移、又は、会員(データ登録者)間における自身の健康情報の位置を出力する。また、健康情報登録部104は、データ登録者が目標値を設定している場合、目標値と測定値との差など、データ登録者のモチベーション向上に繋がるような情報を提示しても良い。
シーケンスS201〜S204は、データ登録者からデータ登録の指示があった場合に行われ、例えば、毎日行われる。健康情報管理システム101は、シーケンスS201〜S204に示す健康情報管理システム101の利用の利用率が所定の閾値よりも下がったタイミング、又は、定期的なタイミングにおいてシーケンスS205を実行する。これによって、測定している健康情報項目の見直しをデータ登録者に促しても良い。そして、これによって、健康情報管理システム101は、データ登録者(測定者)のモチベーションを向上させることができる。
しかし、データ登録者は、多くの種類の健康情報項目の中から、データ登録者自身に適した健康情報項目、及び、測定することによってデータ登録者自身にメリットがある健康情報項目を判断することは困難である。そこで、実施例1の健康情報管理システム101は、以下に示す処理によって、データ登録者に適した健康情報項目を、データ登録者に提示する。
まず、健康情報登録部104は、前述の利用率が所定の閾値よりも下がったタイミング、又は、定期的なタイミングなどの適切なタイミングにおいて、データ登録者へ健康情報項目の選択に関するアドバイス画面を提示する(S206)。
健康情報登録部104は、アドバイス画面を用いて、健康情報項目の見直しをするか否かのデータ登録者の意志を確認しても良いし、過去に登録された健康情報の実績を提示することで健康情報項目の見直しを促しても良い。次に、優先順位登録部105は、データ登録者によって入力された健康情報項目の優先度を受け付け、受け付けた優先度を保存部106に格納することによって登録する(S207)。
本実施例の優先度とは、データ登録者が興味のある測定機器によって測定される健康情報項目、又は、データ登録者が気になっている健康情報項目など、データ登録者が推奨スコアを参照したい健康情報項目の順位である。本実施例の優先度は、データ登録者が自由な視点で決定する。また、以下に示す優先度は、値が正数であり、値が小さいほど、データ登録者が優先して推奨スコアを参照したいことを示す。
図3は、実施例1の優先順位登録画面300の例を示す説明図である。
優先順位登録部105は、シーケンスS207において、優先順位登録画面300を通信端末102の出力装置に表示する。優先順位登録画面300は、健康情報項目の優先度を受け付けるためのインターフェイスであり、優先度を入力するための入力フォームを有する。優先度を入力するための領域は、例えば、図3に示すプルダウンメニュー301である。
データ登録者は、シーケンスS207において、優先順位登録画面300のプルダウンメニュー301を用いて、健康情報項目の優先度を登録する。
シーケンスS207の後、健康情報管理システム101の演算部107は、登録された健康情報項目の優先度に基づいて、推奨する健康情報項目の組み合わせをデータ登録者に提示する(S208)。
以下において、演算部107による処理を、データのテーブル構造及び推奨スコアの演算処理フローを用いて詳細に説明する。
まず、データのテーブル構造について図4A、図4B、図5A及び図5Bを用いて説明する。
図4Aは、実施例1の登録者情報テーブル400を示す説明図である。
登録者情報テーブル400は、データ登録者に関する情報を保持するためのテーブルである。登録者情報テーブル400は、データ登録者ID401、姓402、名403、性別404、生年月日405、ログインネーム406、パスワード407、及び、目標体重408を含む。
データ登録者ID401は、データ登録者を一意に示すIDを格納する。姓402、及び、名403は、データ登録者の姓名を格納する。性別404は、データ登録者の性別を格納する。生年月日405は、データ登録者の生年月日を格納する。
ログインネーム406は、データ登録者がサービス利用開始時に示すログインネーム、又は、割り当てられるログインネームを格納する。パスワード407は、データ登録者を認証するためのパスワードを格納する。健康情報登録部104は、シーケンスS201において、ログインネーム406及びパスワード407を用いて、データ登録者を認証する。
目標体重408は、データ登録者によって入力される目標体重を格納する。登録者情報テーブル400は、血圧及び活動量等の目標値を格納するフィールドを含んでも良い。
登録者情報テーブル400は、データ登録者が健康情報管理システム101により提供されるサービスを受け始める際に、健康情報管理システム101に登録されるデータを含む。このため、登録者情報テーブル400は、データ登録者に関する情報であればいかなる情報を含んでも良い。例えば、登録者情報テーブル400は、居住地の住所、病歴、及び、職業等のデータ登録者の属性を含んでも良い。
図4Bは、実施例1の測定情報テーブル410を示す説明図である。
測定情報テーブル410は、データ登録者が測定し健康情報管理システム101へ登録した健康情報の測定値を格納するためのテーブルである。測定情報テーブル410は、測定情報ID411、データ登録者ID412、登録日413、体重414、血圧415、体温416及びSpO2(417)を含む。
測定情報ID411は、測定情報を一意に示すIDを格納する。データ登録者ID412は、データ登録者を一意に示すIDを格納し、登録者情報テーブル400のデータ登録者ID401とリレーション関係にある。
登録日413は、測定情報ID411が示す測定情報が登録された年月日を格納する。登録日413は、時刻又は曜日等を格納しても良い。
体重414、血圧415、体温416、及び、SpO2(酸素飽和度)417は、体重、血圧、体温、及び、SpO2の健康情報項目に関するデータ登録者の測定値を格納し、健康情報項目の測定値を格納する。測定情報テーブル410は、体重、血圧、体温及びSpO2以外の図示しない健康情報項目の測定値を含んでも良い。
図5Aは、実施例1の優先度情報テーブル500を示す説明図である。
優先度情報テーブル500は、データ登録者が優先順位登録画面300を用いて登録した複数の健康情報項目の優先度を示す優先度情報を格納する。優先度情報テーブル500は、優先度情報ID501、データ登録者ID502、登録日503、体重504、血圧505、体温506、及び、SpO2(507)を含む。
優先度情報ID501は、優先度情報を一意に示すIDを格納する。データ登録者ID502は、データ登録者を一意に示すIDを格納し、データ登録者ID401とリレーション関係にある。
登録日503は、優先度情報が登録された年月日を格納する。登録日503は、時刻又は曜日等を格納しても良い。
体重504、血圧505、体温506及びSpO2(507)は、体重、血圧、体温及びSpO2の健康情報項目について登録された優先度を各々格納する。優先度情報テーブル500は、体重、血圧、体温及びSpO2以外の図示しない健康情報項目の優先度について格納しても良い。
なお、測定情報テーブル410と優先度情報テーブル500とが有する健康情報項目の情報は、一致する。
図5Bは、実施例1の測定コストテーブル510を示す説明図である。
測定コストテーブル510は、健康情報項目ごとの測定コストを管理するためのテーブルである。本実施例における測定コストは、健康情報項目を測定するためにデータ登録者にかかる負担を示す。測定コストテーブル510は、健康情報項目名511、測定時間512及びランニングコスト513を含む。
健康情報項目名511は、健康情報項目を一意に示す。健康情報項目名511は、体重、血圧、体温及びSpO2以外の図示しない健康情報項目を示しても良い。
測定時間512は、健康情報項目名511が示す健康情報項目を測定するために要する時間を示す。ランニングコスト513は、健康情報項目名511が示す健康情報項目を測定するために要する金銭的コストを示す。
本実施例の金銭的コストとは、測定機器の本体価格、メンテナンス料、及び、電池代など、測定機器の設置及び維持に必要となる費用の総額である。本実施例の測定コストは、測定時間512及びランニングコスト513の総称である。
健康情報管理システム101の運用者又は管理者等(以下、運用者等)は、健康情報管理システム101に測定コストを予め入力しておいても良い。また、データ登録者が、図示しない設定画面を用いてあらかじめ入力されていた測定コストをカスタマイズしても良い。データ登録者が測定コストをカスタマイズする場合、測定コストテーブル510は、データ登録者IDごとに測定コストを保持しても良い。
次に、演算部107が、保存部106に格納される前述の各情報を用いて、推奨スコアを算出する処理について説明する。
図6は、実施例1の演算部107が推奨する健康情報項目の組み合わせを出力する処理を示すフローチャートである。
まず、健康情報項目群生成部108は、保存部106の優先度情報テーブル500から、健康情報項目の組み合わせを推奨する対象のデータ登録者(以下、対象登録者)が登録した、複数の健康情報項目の優先度を取得する(S601)。具体的には、健康情報項目群生成部108は、優先度情報テーブル500のデータ登録者ID5502が対象登録者を示すエントリから、複数の健康情報項目の優先度を取得する。
以降の説明のために、対象登録者が登録した健康情報項目の優先度の個数をn個とする。
ステップS601の後、健康情報項目群生成部108は、健康情報項目の複数の組み合わせを生成する。具体的には、健康情報項目群生成部108は、取得した優先度の中で最も高い優先度の健康情報項目を特定し、特定した健康情報項目を1番目の健康情報項目の組み合わせに定める。そして、健康情報項目群生成部108は、1番目の健康情報項目の組み合わせに優先度が2番目に高い健康情報項目を加えた組み合わせを、2番目の健康情報項目の組み合わせとして生成する。
このように、健康情報項目群生成部108は、前に生成した組み合わせ(第1の組み合わせ)に、第1の組み合わせに含まれる健康情報項目の中で最も低い優先度の健康情報項目よりさらに一つ優先度が低い健康情報項目を加えることによって、健康情報項目の組み合わせ(第2の組み合わせ)を生成する。
そして、健康情報項目群生成部108は、一つの組み合わせに含まれる健康情報項目の数を一つずつ増加させ、かつ、含まれる健康情報項目の最も低い優先度を一つずつ下げながら、健康情報項目の複数の組み合わせを生成し、生成した複数の組み合わせを保存部106に格納する(S602)。ステップS602において、健康情報項目群生成部108は、優先度の個数の健康情報項目の組み合わせを生成するため、健康情報項目の組み合わせの数はn組であり、n番目の組み合わせまで生成する。
健康情報項目群生成部108が優先度に従って健康情報項目の複数の組み合わせを生成することによって、ユーザが持つ健康情報項目に対する興味及び印象等の考えに基づいて、推奨する健康情報項目の組み合わせの候補を生成することができる。この結果、推奨スコア算出部111は、ユーザの考えに基づいて、推奨スコアを算出できる。
また、健康情報項目群生成部108が一つの組み合わせに含まれる健康情報項目の数を一つずつ増加させながら組み合わせを生成することによって、推奨スコア算出部111は、後述の推奨スコアの算出において、優先度が高い健康情報項目についての評価を優先的に推奨スコアに反映することができる。そして、データ登録者は、自らが入力した優先度に従って健康情報項目の推奨スコアを評価することができる。
なお、運用者等は、健康情報項目の組み合わせをあらかじめ保存部106に格納しておいても良く、測定コスト算出部109は、後述のステップS603において、保存部106から健康情報項目の組み合わせを取得しても良い。
ステップS602の後、測定コスト算出部109は、健康情報項目の複数の組み合わせ(n組)を保存部106から取得し、健康情報項目の組み合わせごとに、測定コストの総和を算出する(S603)。具体的には、測定コスト算出部109は、健康情報項目の組み合わせに含まれるすべての健康情報項目の測定コストの総和を算出する。
測定コスト算出部109は、健康情報項目の測定コストを、測定コストテーブル510から取得する。測定コスト算出部109は、測定時間512の値及びランニングコスト513の値の少なくとも一つを、一つの健康情報項目の測定コストとして取得する。
また、測定コスト算出部109は、例えば、測定時間512の値及びランニングコスト513の値の少なくとも一つに所定の係数を乗じて正規化し、正規化後の測定時間512の値及びランニングコスト513の値の合計値を、一つの健康情報項目の測定コストとして取得しても良い。
測定コスト算出部109は、ステップS603において測定コストテーブル510に基づいて測定コストを算出することによって、健康情報項目を測定した際にかかるデータ登録者の負担を、健康情報項目の組み合わせをするかを決定するための推奨スコアに反映することができる。
以下に示す実施例1において、測定コスト算出部109は、測定時間512のみを測定コストとして取得する。
ステップS603の後、推奨スコア算出部111は、全ての健康情報項目の組み合わせについて推奨スコアを算出する。具体的には、推奨スコア算出部111は、ステップS603の後、引数iを1に初期化する。引数iは、組み合わせを一意に指定するための引数である。
そして、推奨スコア算出部111は、i番目(1番目)の健康情報項目の組み合わせについて、推奨スコアSiを算出する(S604)。なお、ステップS604については図8を用いて後述し、推奨スコア算出部111は、ステップS604において、健康度算出部110を起動する。
ステップS604の後、推奨スコア算出部111は、推奨スコアSiをn個算出したか、すなわち、健康情報項目のn個の組み合わせのすべてに推奨スコアSを算出したかを判定する(S605)。
推奨スコアSiをn個算出していない場合、推奨スコア算出部111は、引数iに1を加算し、ステップS604においてi番目の健康情報項目の組み合わせについて、推奨スコアSiを算出する。なお、推奨スコア算出部111は、算出した推奨スコアSiと健康情報項目の組み合わせとを、保存部106に格納しても良い。
推奨スコアSiをn個算出した場合、健康情報項目提示部112は、健康情報項目のn個の組み合わせと推奨スコアSiとに基づいて、健康情報項目の組み合わせを推奨するためのデータを生成し、生成したデータを通信端末102に向けて出力する(S606)。ステップS606において、健康情報項目提示部112は、例えば、健康情報項目の組み合わせと推奨スコアとを提示するデータを生成することによって、推奨する健康情報項目の組み合わせを提示してもよい。
ステップS606の後、図6に示す処理を終了する。
図7は、実施例1の健康情報項目の組み合わせを推奨する画面800の例を示す説明図である。
本実施例において、算出された推奨スコアSが大きいほど健康情報項目の組み合わせは、データ登録者へ強く推奨される。健康情報項目提示部112は、例えば、図7に示す画面800を通信端末102に表示させることによって、推奨する健康情報項目の組み合わせをデータ登録者に提示する。
画面800は、領域801及び領域802を含む。領域801は、健康情報項目の組み合わせを示し、領域802は、算出された推奨スコアSを示す。健康情報項目提示部112は、推奨スコアSの値の高い順に健康情報項目の組み合わせを、通信端末102に表示させても良い。
また、健康情報項目提示部112は、推奨スコアSが所定の閾値より高い健康情報項目の組み合わせを表示するためのデータを、通信端末102に向けて出力しても良い。健康情報項目提示部112は、推奨スコアSに基づいて健康情報項目の組み合わせを推奨できれば、いかなる方法によって健康情報項目の組み合わせを出力しても良い。
データ登録者は、画面800において提示された情報に基づいて、測定する健康情報項目の見直しをすることができる。
次に、ステップS604の処理の詳細を説明する。
図8は、実施例1の推奨スコアを算出する処理を示すフローチャートである。
図8に示す処理は、ステップS604の処理に相当する。ステップS604が開始された場合、推奨スコア算出部111は、健康度算出部110を起動する。健康度算出部110は、i番目の健康情報項目の組み合わせCiを、ステップS602において生成した組み合わせ、又は、あらかじめ保存部106に格納される組み合わせから取得する(S6041)。
例えば、引数iが2であり、かつ、対象登録者が登録した健康情報項目の優先度が図5に示すように「体重:1、SpO2:2、体温:3、血圧:4」であった場合、健康情報項目の組み合わせC2は、「体重、SpO2」である。これは、2番目の健康情報項目の組み合わせC2は、優先度の高い方から二つの健康情報項目を含むためである。このため、健康度算出部110は、「体重とSpO2」を健康情報項目の組み合わせC2として取得する。
ステップS6041の後、健康度算出部110は、取得した組み合わせCiに含まれる健康情報項目の測定コストの総和TCを、ステップS603において算出された総和から取得する(S6042)。例えば、取得した組み合わせが「体重とSpO2」である場合、測定コスト算出部109は、ステップS603において、測定コストテーブル510の測定時間512から、健康情報項目が「体重」である測定コスト(20秒)と、「SpO2」である測定コスト(5秒)とを特定し、特定した測定コストの総和(20+5=25(秒))TCを算出する。
ステップS6042の後、健康度算出部110は、それぞれの健康情報項目について健康度Hを算出する。健康度Hは、目標となる健康状態と現在の健康状態との差を示す指標である。
具体的には、健康度算出部110は、ステップS6042の後、引数jを1に初期化する。引数jは、組み合わせCiに含まれる健康情報項目を指定するための引数である。
そして、健康度算出部110は、組み合わせCiの中でj番目の健康情報項目について、健康度Hを算出する(S6043)。以下において、j番目の健康情報項目が体重である場合の健康度Hの算出方法を説明する。
健康度算出部110は、健康度Hを算出するために、対象登録者以外の全部又は一部のデータ登録者(以下、説明のために「特定集団」と呼称する)の測定情報テーブル410に格納される健康情報を取得する。
健康度算出部110は、例えば、登録者情報テーブル400の生年月日405及び性別404に基づいて、対象登録者の同世代かつ同性のデータ登録者を特定集団として抽出しても良い。そして、健康度算出部110は、データ登録者ID412が特定集団と一致する測定情報テーブル410のエントリから、体重414の体重データを抽出しても良い。そして、健康度算出部110は、抽出した特定集団の体重データに基づいて、特定集団の体重の頻度分布を生成する。
対象登録者の体重の測定値がWxであり、生成された頻度分布における対象登録者の測定値のパーセンタイル順位がOxであった場合を以下に示す。
パーセンタイル順位Oxの健康度合いを評価するため、健康度算出部110は、データ登録者ごとの目標値(基準値1)、正常範囲の境界値(基準値2)、及び、特定集団の中央値(基準値3)のいずれかのような基準値を用いる。
健康度算出部110は、以下に示す説明では基準値1を用いるが、例えば、登録者情報テーブル400に目標値(目標体重408)が格納される場合、基準値1を用いることを決定しても良い。また、健康度算出部110は、血圧又は腹囲など、医学的に定義された正常範囲の境界値をあらかじめ保持している場合、基準値2を用いることを決定しても良い。また、健康度算出部110は、登録者情報テーブル400に目標値が設定されておらず、かつ、医学的に定義された正常範囲の境界値を保持していない場合、基準値3を用いることを決定しても良い。
健康度算出部110は、対象登録者の体重の基準値1(目標体重)がWgであり、特定集団の体重の頻度分布における基準値1(目標体重)のパーセンタイル順位がOgである場合の、体重の健康度Hwを、以下の式(1)によって算出する。
Hw=|Ox−Og| ・・・式(1)
Hw=|Ox−Og| ・・・式(1)
算出された健康度Hwが大きければ大きいほど、基準値と測定値との位置の差が大きいため、その健康情報項目は、対象登録者にとって測定値の改善に取り組むべき健康情報項目である。さらに、対象登録者が、健康度Hwが高い健康情報項目を毎日測定することで、この健康情報項目に対する意識が高まり、測定値の改善が期待でき、対象登録者の健康に寄与する。
健康度算出部110が特定集団の頻度分布における対象登録者の測定値の位置に基づいて健康度Hを算出することによって、推奨スコア算出部111は、対象登録者の現在の健康状態に従った推奨スコアを算出でき、健康情報項目の組み合わせをより適切に推奨できる。
また、健康度算出部110が特定集団の頻度分布における基準値と測定値との位置の差に基づいて健康度Hを算出することによって、推奨スコア算出部111は、目標とする健康状態と対象登録者の現在の健康状態との差に従って推奨スコアを算出できる。そして、推奨スコア算出部111は、健康情報項目の組み合わせをより適切に推奨できる。
ステップS6043の後、健康度算出部110は、ステップS6041において取得した組み合わせCiに含まれる健康情報項目のすべての健康度Hを算出したかを判定する(S6044)。組み合わせCiに含まれる健康情報項目の中で、健康度を算出していない健康情報項目がある場合、健康度算出部110は、引数jに1を加算し、ステップS6043に戻る。
組み合わせCiに含まれる健康情報項目のすべての健康度Hを算出した場合、健康度算出部110は、組み合わせCiに含まれる健康情報項目の健康度Hの総和を算出する。そして、推奨スコア算出部111は、測定コストの総和TCの逆数と、健康度Hの総和とを乗じることによって、推奨スコアSiを算出する(S6045)。
なお、前述のステップS6043において、健康度算出部110は、パーセンタイル順位を用いて健康度Hを算出したが、頻度分布における順位を算出する指標としてパーセンタイル順位の代わりにマハラノビス距離及び標準偏差のいずれかを用いても良い。
また、健康情報項目の種類によって健康に対する寄与の大きさが異なることも考えられる。例えば、体重及び血圧を正常範囲に入るようにコントロールすることは、対象登録者の健康増進に大きく寄与すると考えられる。
このため、健康度算出部110は、ステップS6045において健康度Hの総和を算出する際、健康に対する寄与が大きい健康情報項目の健康度Hに、他の健康情報項目よりも重い重みを乗じても良い。さらに、健康度算出部110は、対象登録者が、体重の健康度Hが所定の閾値よりも大きくダイエットした方が良いと判定する場合、又は、血圧の健康度Hが所定の閾値よりも大きく血圧をコントロールした方が良いと判定する場合など、対象登録者の健康度Hに従って健康度Hに乗じる重みを設定しても良い。
また、健康度算出部110は、対象登録者の性別404及び生年月日405等の対象登録者の属性(性別、生年月日等)に従って、健康情報項目ごとに重みを定め、健康度Hの総和を算出しても良い。
健康度算出部110が、ステップS6045において健康情報項目の健康度Hに重み付けをすることによって、推奨スコア算出部111は、組み合わせCiに含まれる健康情報項目の健康に対する寄与の強さに従って推奨スコアを算出することができる。
実施例1によれば、データ登録者の負担に基づく測定コストと、データ登録者の実際の健康状態に基づく健康度とによって推奨スコアを算出することによって、各データ登録者にとって低コストであり、かつ、データ登録者の健康に寄与する効果が高い健康情報項目の組み合わせをデータ登録者に推奨することが可能である。これによってデータ登録者は、適切な健康情報項目の組み合わせを選択、決定することができる。
実施例2では、健康情報を登録するデータ登録者と、データ登録者が登録した健康情報を購入するデータ購入者との両者が健康情報管理システム101を利用する例を説明する。実施例2におけるデータ購入者とは、データ登録者に対して健康情報に関するサービスを提案し、データ登録者から提供される健康情報の内容に応じて、金銭、ポイント、及び物品等の報酬を支払う者である。
まず、図1を用いて、実施例2におけるシステム構成の一例を説明する。実施例2の健康情報管理システム101は、実施例1の健康情報管理システム101と同じく、健康情報登録部104、優先順位登録部105、健康情報項目提示部112、保存部106、及び、演算部107を有する。実施例2の健康情報管理システム101は、実施例1の構成に加え、報酬決定部115及びサービス提示部114を有する。実施例1で説明した構成については説明を割愛する。
サービス登録部113は、データ購入者が提案するサービスを通信端末102を介して受け付け、保存部106に登録するためのインターフェイスを備える。サービス提示部114は、データ登録者及びデータ購入者に対して、登録されたサービスの内容を提示する。
報酬決定部115は、特定のデータ登録者に対して、保存部106に保存される健康情報の内容に応じて、データ登録者に支払う報酬を決定する。報酬決定部115は、サービス登録部113から登録されたサービスの内容のうち、後述する報酬条件に基づいて報酬の内容を決定する。
図9は、実施例2の健康情報管理システム101及び通信端末102による処理を示すシーケンス図である。
実施例2の健康情報管理システム101は、データ購入者及びデータ登録者へサービスを提供するサービス提供者によって利用される。サービス提供者は、例えば、企業、自治体、及び、非営利団体等である。
実施例2の通信端末102は、データ購入者とデータ登録者とによって利用される。データ購入者は、何らかの目的をもって健康情報を収集する者であり、例えば、企業、自治体及び非営利団体等である。なお、サービス提供者とデータ購入者とは同一の者であっても良い。
データ登録者は、いわゆる一般消費者であり、日々の生活の中で自身の健康管理を目的として様々な健康情報を測定、取得する。データ登録者は、取得した健康情報を健康情報管理システム101に登録することによって、データのバックアップ及び可視化、並びに、測定する健康情報項目の提案など、様々なメリットを享受することができる。さらに、データ登録者は、実施例2で述べるように、自身の健康情報をサービス購入者へ提供することによって報酬を受けることができる。
なお、図9の説明の前提として、データ購入者とデータ登録者とは、健康情報管理システム101によって提供される一連のサービスの会員登録を済ませており、データ購入者とデータ登録者との各々にID(データ購入者ID、データ登録者ID)が既に割り当てられている。また、会員登録において、データ購入者とデータ登録者とは、パスワードを健康情報管理システム101に登録する。
また、図9に示す処理において、あらかじめ、図2に示すシーケンスS201及びS202が実行されている。
まず、データ購入者は、健康情報管理システム101へ通信端末102を介してログインする(S901)。健康情報管理システム101は、データ購入者を認証する(S902)。認証する方法は、既存のいかなる方法であっても良い。
シーケンスS902の後、データ購入者は、提案するサービス(提案サービス)の内容を入力し、サービス登録部113は、提案サービスの内容を受け付ける(S903)。提案サービスの内容とは、サービスを利用するためのweb画面へのリンクであっても良いし、サービスによって提供される品物のリストであっても良い。
提案サービスとは、いかなるサービスであっても良いが、データ登録者の健康情報に基づいて提供されるサービスであっても良い。サービス購入者が、購入した健康情報に基づいて提案サービスを提供することによって、データ登録者は、利便性の向上、健康増進のモチベーションの向上等を図ることができる。
例えば、提案サービスは、データ購入者がサプリメント(栄養補助食品)メーカである場合、サプリメントを提供するサービスである。また、提案サービスは、例えばデータ購入者が健康機器メーカである場合、健康機器を貸し出すサービスである。
実施例2の処理は、データ購入者が自社製品の効果効能を確認することを目的としてデータ登録者の健康情報を購入するための処理であるが、その他にもマーケティングの調査目的であっても良く、自治体の住民サービスの利用状況の調査目的であっても良い。
シーケンスS903の後、サービス登録部113は、受け付けた提案サービスの内容を保存部106へ格納する(S904)。
シーケンスS904の後、サービス提示部114は、データ登録者からの指示に従って、提供サービスの内容を、通信端末102を介して提示する(S905)。データ登録者は、提示される提案サービスの中から、自身が参加する提案サービスを選択し、選択した提案サービスを健康情報管理システム101へ入力する(S906)。なお、サービス登録部113は、データ登録者によって選択された提案サービスを、保存部106に格納することによって登録する。
シーケンスS906の後、データ登録者は、シーケンスS203と同じく、自身の健康情報を健康情報管理システム101へ入力し、健康情報登録部104は、入力された健康情報を測定情報テーブル410に格納する(S907)。
シーケンスS907の後、データ購入者は、データ登録者の健康情報を要求し、サービス提示部114は、要求された健康情報を通信端末102を介してデータ購入者に提供する(S908)。ここで、サービス提示部114は、データ購入者が決定した頻度に従って健康情報を通信端末102を介してデータ購入者に提供しても良い。
シーケンスS908の後、サービス提示部114は、例えば毎月決まったタイミングで、健康情報の対価となる報酬の情報をサービス購入者に提示する(S909)。データ購入者は、シーケンスS909において提示された報酬の情報に従って、データ登録者に報酬を支払う。ここで、サービス提示部114は、報酬決定部115から取得した報酬を通信端末102に出力する。
なお、報酬決定部115は、いかなる方法によって報酬を算出しても良い。報酬決定部115は、例えば、データ購入者が決定した頻度によってデータ購入者に提供される健康情報の量に、所定の報酬単価を乗じることによって1回の提供における報酬を算出し、健康情報が提供された回数分の報酬の総和を、データ購入者に提示する報酬として決定しても良い。ここで、頻度及び報酬単価は、ステップS906において入力された提案サービスに従って定められる。
報酬決定部115が、購入された健康情報の報酬を決定することによって、購入された健康情報に基づいてデータ登録者への報酬を正確に算出でき、データ購入者の利便性が高まる。また、サービス提示部114がサービスをデータ登録者に提示するため、データ登録者がサービスに参加しやすくなり、データ購入者がより多くのデータ登録者から健康情報を購入することができる。
図10は、実施例2のデータ購入者がサービス登録部113へ提案サービスを登録するための画面1000を示す説明図である。
データ購入者は、図10に示す画面1000を用いてサービスをデータ登録者へ提案し、サービスの参加者を募集することができる。画面1000は、図9のシーケンスS903のように提案サービスの内容を新規に登録する場合、既に提案済みの提案サービスの内容を修正する場合に用いられる。
画面1000は、サービス名称1001、対象者条件1002、及び、健康情報項目条件1003を含む。サービス名称1001は、サービスの名称を入力するエリアであり、提案サービスを一意に特定するための文字列である。
対象者条件1002は、性別及び年齢など、データ購入者が購入したい健康情報を登録するデータ登録者を限定するための情報を入力するエリアである。また、対象者条件1002は、サービスの目的、内容等のサービスの詳細を入力するためのエリアを含む。
サービス提示部114は、データ登録者の登録者情報テーブル400に格納される属性と、対象者条件1002とが該当するサービスを、シーケンスS905においてデータ登録者に提示する。
健康情報項目条件1003は、データ購入者が購入したい健康情報項目、購入する頻度、及び、報酬単価1004等の報酬条件を入力するエリアである。
報酬単価1004は、各健康情報項目の1回分の測定によって得られた測定情報を購入する場合に、データ購入者がデータ登録者へ支払う報酬額である。報酬決定部115は、健康情報項目条件1003によって入力された頻度、及び、報酬単価1004に基づいて、ステップS909において報酬を算出する。
さらに、実施例2の測定コスト算出部109は、測定コストテーブル510及び報酬単価1004に基づいて、測定コストの総和を算出する。実施例1の測定コスト算出部109は、測定時間512の値を用いたが、実施例2の測定コスト算出部109は、ステップS603において測定コストを算出する際、ランニングコスト513の値から報酬単価を減算し、減算結果を金銭的なコストパフォーマンスを示す測定コストとして算出する。
これによって、健康情報項目提示部112は、報酬を含む金銭的なコストパフォーマンスを考慮した健康情報項目の組み合わせをデータ登録者へ提案できる。ここで、ランニングコスト513は1回分の測定あたりの支出であり、報酬単価は1回分の測定あたりの収入である。このため、測定コスト算出部109が、ランニングコスト513の値から報酬単価を減算した後、図6に示すフローを実行することにより、推奨スコア算出部111が報酬単価まで考慮した推奨スコアSを算出することができる。
そして、報酬単価が高いほど、金銭的なコスト及び測定コストが低下し、そして、高い推奨スコアSが算出されるため、健康情報項目提示部112は、報酬が得られる健康情報項目を含む組み合わせを、より強く推奨できる。
実施例2によれば、各データ登録者にとって測定コストが金銭的に低コストであり、かつ、健康に寄与する効果が高い健康情報項目の組み合わせをデータ登録者に提示することが可能である。これによってデータ登録者は、適切な健康情報項目の組み合わせを選択、決定することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除又は置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能及び処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実効することによりソフトウェアで実現しても良い。各機能を実現するプログラム、テーブル又はファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、若しくはSSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、ICカード、若しくはSDカード等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線及び情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆どすべての構成が相互に接続されていると考えても良い。
101 健康情報管理システム
102 通信端末
103 ネットワーク
104 健康情報登録部
105 優先順位登録部
106 保存部
107 演算部
108 健康情報項目群生成部
109 測定コスト算出部
110 健康度算出部
111 推奨スコア算出部
112 健康情報項目提示部
113 サービス登録部
114 サービス提示部
115 報酬決定部
102 通信端末
103 ネットワーク
104 健康情報登録部
105 優先順位登録部
106 保存部
107 演算部
108 健康情報項目群生成部
109 測定コスト算出部
110 健康度算出部
111 推奨スコア算出部
112 健康情報項目提示部
113 サービス登録部
114 サービス提示部
115 報酬決定部
Claims (15)
- 情報を受け付ける情報管理システムであって、
プロセッサ、及び、記憶部と、
健康を示す指標である健康情報項目をユーザが測定するために必要となる前記ユーザの負担を示す測定コスト情報と、
前記健康情報項目ごとに前記ユーザによって測定された測定結果を受け付け、前記受け付けた測定結果を前記記憶部に登録する健康情報登録部と、
少なくとも一つの健康情報項目を含む健康情報項目の複数の組み合わせを取得し、前記測定コスト情報に基づいて、前記取得した組み合わせに含まれる健康情報項目ごとの測定コストを算出する測定コスト算出部と、
前記取得された複数の組み合わせに含まれる健康情報項目ごとの前記測定結果に基づいて、前記健康情報項目に関する測定が前記ユーザの健康に寄与するかを示す健康度を算出する健康度算出部と、
前記算出された測定コストと前記算出された健康度とに基づいて、前記取得された組み合わせごとの推奨スコアを算出する推奨スコア算出部と、
前記ユーザに推奨する健康情報項目の組み合わせを、前記算出された推奨スコアに基づいて出力する提示部と、を有することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項1に記載の情報管理システムであって、
前記複数の健康情報項目の優先度を受け付け、前記受け付けた優先度を前記記憶部に登録する優先度登録部と、
前記受け付けた優先度に基づいて前記健康情報項目の複数の組み合わせを生成する組み合わせ生成部と、をさらに有し、
前記測定コスト算出部は、前記生成された複数の組み合わせを取得することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項2に記載の情報管理システムであって、
前記組み合わせ生成部は、
第1の健康情報項目を含む第1の組み合わせを生成し、
前記生成した第1の組み合わせに、前記第1の健康情報項目より前記受け付けた優先度が低い第2の健康情報項目を加えることによって、第2の組み合わせを生成することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項1に記載の情報管理システムであって、
前記測定コスト算出部は、前記測定コスト情報に基づいて、前記健康情報項目を測定するために必要な測定時間、及び、前記健康情報項目を測定するために必要な金銭的コストの、少なくとも一つを用いて前記測定コストを算出することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項1に記載の情報管理システムであって、
前記記憶部は、前記組み合わせが推奨される対象ユーザの健康情報と、前記対象ユーザ以外の複数のユーザの健康情報とを格納し、
前記健康度算出部は、
前記対象ユーザの健康情報と、前記複数のユーザの健康情報とを、前記記憶部から取得し、
前記複数のユーザの健康情報に基づいて、前記健康情報項目ごとの測定結果の頻度分布を生成し、
前記頻度分布における前記対象ユーザの測定結果の位置に基づいて、前記健康度を算出することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項5に記載の情報管理システムであって、
前記健康度算出部は、
前記生成した頻度分布における基準を取得し、
前記頻度分布の中央値、前記頻度分布における前記対象ユーザの目標値の位置、及び、前記頻度分布における所定の範囲の境界値のいずれかを、前記頻度分布における基準として取得し、
前記取得した基準と、前記頻度分布における前記対象ユーザの測定結果の位置との差を、前記健康度として算出し、
パーセンタイル順位、マハラノビス距離、及び、標準偏差のいずれかを用いて、前記差を算出することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項1に記載の情報管理システムであって、
前記健康度算出部は、前記健康情報項目に予め定められた所定の重み、又は、前記ユーザの属性に従って定めた前記健康情報項目の重みに従って、前記健康度に重み付けをし、
前記推奨スコア算出部は、前記算出された測定コストと前記重み付けされた健康度とに基づいて、前記推奨スコアを算出することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項1に記載の情報管理システムであって、
前記測定結果を購入するデータ購入者が前記ユーザに提供するサービスの内容を受け付け、前記受け付けたサービスの内容を前記記憶部に登録するサービス登録部と、
前記登録された前記サービスの内容を、前記ユーザに提示するサービス提示部と、
前記データ購入者が購入する前記測定結果について、前記ユーザへ支払う報酬を決定する報酬決定部と、をさらに有することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項8に記載の情報管理システムであって、
前記測定コスト情報は、前記健康情報項目を測定するために必要な金銭的コストを示し、
前記報酬決定部は、前記健康情報項目に定められた測定結果の単価と、前記データ購入者が購入する測定結果の量とに基づいて、前記健康情報項目ごとの前記報酬を決定し、
前記測定コスト算出部は、前記金銭的コストと前記報酬とに基づいて、前記健康情報項目ごとの前記測定コストを算出することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項9に記載の情報管理システムであって、
前記測定コスト算出部は、前記金銭的コストから前記報酬を減算した結果を、前記測定コストとして算出することを特徴とする情報管理システム。 - 情報を受け付ける情報管理システムによる情報管理方法であって、
前記情報管理システムは、プロセッサ、及び、記憶部を有し、
前記記憶部は、健康を示す指標である健康情報項目をユーザが測定するために必要となる前記ユーザの負担を示す測定コスト情報を保持し、
前記方法は、
前記プロセッサが、前記健康情報項目ごとに前記ユーザによって測定された測定結果を受け付け、前記受け付けた測定結果を前記記憶部に登録する健康情報登録手順と、
前記プロセッサが、少なくとも一つの健康情報項目を含む健康情報項目の複数の組み合わせを取得し、前記測定コスト情報に基づいて、前記取得した組み合わせに含まれる健康情報項目ごとの測定コストを算出する測定コスト算出手順と、
前記プロセッサが、前記取得された複数の組み合わせに含まれる健康情報項目ごとの前記測定結果に基づいて、前記健康情報項目に関する測定が前記ユーザの健康に寄与するかを示す健康度を算出する健康度算出手順と、
前記プロセッサが、前記算出された測定コストと前記算出された健康度とに基づいて、前記取得された組み合わせごとの推奨スコアを算出する推奨スコア算出手順と、
前記プロセッサが、前記ユーザに推奨する健康情報項目の組み合わせを、前記算出された推奨スコアに基づいて出力する提示手順と、を含むことを特徴とする情報管理方法。 - 請求項11に記載の情報管理方法であって、
前記方法は、
前記プロセッサが、前記複数の健康情報項目の優先度を受け付け、前記受け付けた優先度を前記記憶部に登録する優先度登録手順と、
前記プロセッサが、前記受け付けた優先度に基づいて前記健康情報項目の複数の組み合わせを生成する組み合わせ生成手順と、をさらに含み、
前記測定コスト算出手順は、前記プロセッサが、前記生成された複数の組み合わせを取得する手順を含むことを特徴とする情報管理方法。 - 請求項12に記載の情報管理方法であって、
前記組み合わせ生成手順は、
前記プロセッサが、第1の健康情報項目を含む第1の組み合わせを生成する手順と、
前記プロセッサが、前記生成した第1の組み合わせに、前記第1の健康情報項目より前記受け付けた優先度が低い第2の健康情報項目を加えることによって、第2の組み合わせを生成する手順と、を含むことを特徴とする情報管理方法。 - 請求項11に記載の情報管理方法であって、
前記測定コスト算出手順は、前記プロセッサが、前記測定コスト情報に基づいて、前記健康情報項目を測定するために必要な測定時間、及び、前記健康情報項目を測定するために必要な金銭的コストの、少なくとも一つを用いて前記測定コストを算出する手順を含むことを特徴とする情報管理方法。 - コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、
前記コンピュータは、
記憶部と、
健康を示す指標である健康情報項目をユーザが測定するために必要となる前記ユーザの負担を示す測定コスト情報と、を有し、
前記コンピュータに、
前記健康情報項目ごとに前記ユーザによって測定された測定結果を受け付け、前記受け付けた測定結果を前記記憶部に登録する健康情報登録手順と、
少なくとも一つの健康情報項目を含む健康情報項目の複数の組み合わせを取得し、前記測定コスト情報に基づいて、前記取得した組み合わせに含まれる健康情報項目ごとの測定コストを算出する測定コスト算出手順と、
前記取得された複数の組み合わせに含まれる健康情報項目ごとの前記測定結果に基づいて、前記健康情報項目に関する測定が前記ユーザの健康に寄与するかを示す健康度を算出する健康度算出手順と、
前記算出された測定コストと前記算出された健康度とに基づいて、前記取得された組み合わせごとの推奨スコアを算出する推奨スコア算出手順と、
前記ユーザに推奨する健康情報項目の組み合わせを、前記算出された推奨スコアに基づいて出力する提示手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2018136729A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 日新ビジネス開発株式会社 | 仮想通貨付与システム |
JP2020077318A (ja) * | 2018-11-09 | 2020-05-21 | Arteryex株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム |
JP2020091919A (ja) * | 2020-03-11 | 2020-06-11 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 食品情報提供システム、装置、方法及びプログラム |
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