JP2016066349A - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な数の医療データを低コストで効率良く収集する。
【解決手段】本発明に係る情報処理システムは、入力情報取得手段と登録手段と第1記憶手段とサービス提供手段と対価取得手段とを備える。入力情報取得手段は、ユーザ識別情報を含むユーザ情報と、医療データとを含む入力情報を取得する。登録手段は、無償の第1サービスを提供する対象として、入力情報に含まれるユーザ識別情報で識別されるユーザを登録する。第1記憶手段は、ユーザ情報と医療データとを対応付けて記憶する。サービス提供手段は、健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者に対して、ユーザ情報と医療データを利用した第2サービスを提供する。対価取得手段は、事業者から第2サービスの対価を取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
従来、健康診断の結果を示す情報、医師の診断書を示す情報、本人の病歴を示す情報、家族の病歴を示す情報、通院歴を示す情報、投薬履歴を示す情報、医療報酬の明細書であるレセプトを示す情報、血圧、体重および身長を含む生体情報などの医療データを個別に収集して蓄積・解析を行う技術が知られている。
例えば特許文献1には、医療データから、診断の根拠となるデータの関係を抽出する技術が開示されている。
しかしながら、個人情報である医療データの無償提供は拒否される可能性が高く、仮に対価の支払いを条件として医療データを入手する場合は、費用がかかり過ぎてしまう。そのため、解析に必要な数の医療データを低コストで効率良く収集することは困難であるという問題があった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データとを含む入力情報を取得する入力情報取得手段と、無償の第1サービスを提供する対象として、前記入力情報に含まれる前記ユーザ識別情報で識別される前記ユーザを登録する登録手段と、前記ユーザ情報と前記医療データとを対応付けて記憶する第1記憶手段と、健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者に対して、前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供手段と、前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得手段と、を備える情報処理システムである。
本発明によれば、十分な数の医療データを低コストで効率良く収集することができる。
図1は、実施形態のビジネスモデルの概要を説明するための図である。 図2は、実施形態のシステムの構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態の情報処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、情報処理部のハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、ユーザ情報の一例を示す図である。 図6は、ユーザ情報記憶手段に記憶される情報の一例を示す図である。 図7は、医療データ記憶手段に記憶される情報の一例を示す図である。 図8は、変形例の情報処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 図9は、医療データ記憶手段に記憶された情報の一例を示す図である。 図10は、広告配信条件記憶手段に記憶された情報の一例を示す図である。 図11は、広告データ記憶手段に記憶された情報の一例を示す図である。 図12は、ユーザへメール配信する広告の一例を示す図である。 図13は、情報処理システムの動作例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理システムおよび情報処理方法の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態によって実現されるビジネスモデルの概要を説明するための図である。無償の医療保険サービス(この例では請求項の「第1サービス」に対応しているが、これに限られるものではない)の提供を受けることを条件に、自身の健康状態を示す医療データを提供することに合意したユーザ(被保険者)は、定期的に(例えば毎年)、自身の医療データを仲介事業者に提供する。仲介事業者は、ユーザごとに、当該ユーザの医療データを評価し、病気が発症する可能性(リスク度)の高低に応じて保険金額を決める。また、詳しくは後述するが、仲介事業者は、ユーザを識別するユーザID(ユーザ識別情報)を含むユーザ情報を医療データとともに取得する。なお、ユーザIDは請求項の「ユーザ識別情報」に対応する。
ここでは、医療データは、健康診断の結果を示す情報、医師の診断書を示す情報、本人の病歴を示す情報、家族の病歴を示す情報、通院歴を示す情報、投薬履歴を示す情報、医療報酬の明細書であるレセプトを示す情報、血圧、体重および身長を含む生体情報(バイタルデータ)のうちの少なくとも1つを含む。また、ここでは、医療保険サービスとは、医療機関の受診により発生した医療費の少なくとも一部を被保険者に対して給付するサービスである。
また、仲介事業者は、取得したユーザ情報と医療データを利用して、健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者(図1の例では企業・病院)が販売する商品または提供する役務の広告をユーザ(被保険者)へ配信する広告サービス(この例では請求項の「第2サービス」に対応しているが、これに限られるものではない)を、当該事業者に対して提供し、当該事業者から対価を取得する。健康に関する商品としては、例えば、サプリメント、入浴剤、マッサージ器などの健康に関する製品が例示される。健康に関する役務としては、例えば、スポーツジムへの勧誘案内や申込み案内、人間ドックや健康診断サービスの案内や申込み案内などが例示される。なお、図1の例では、広告を閲覧したユーザが、広告対象の商品を購入すると、事業者は、その売上金額の一部を広告サービスの対価として仲介事業者に支払う形態であるが、対価の支払い形態は任意であり、これに限られるものではない。例えば広告を閲覧したユーザが、広告対象の商品または役務の説明会に参加した場合に、予め定められた金額を広告サービスの対価として仲介事業者に支払う形態であってもよい。
ここで、仲介事業者の狙いは、個人情報である医療データを低コストで効率良く収集することである。個人情報である医療データの無償提供は拒否される可能性が高いため、仲介事業者は、医療データと引き換えに無償の医療保険サービスをユーザ(被保険者)に提供することで、十分な数の医療データを収集することができる。また、収集した医療データを利用して、事業者が販売する商品または提供する役務の広告をユーザに配信する広告サービスを当該事業者に提供し、当該事業者から対価を得ることにより、医療保険サービスの費用を賄うことができる。これにより、十分な数の医療データを低コストで効率良く収集することができる。
図2は、本実施形態のシステム1000の構成の一例を示す図である。図2に示すように、本実施形態のシステム1000は、ユーザ(被保険者)が利用する端末2と、仲介事業者が有する情報処理システム1と、事業者(広告主)が利用するサーバ装置3とを含む。図2の例では、端末2と情報処理システム1は、第1のネットワーク4を介して接続され、サーバ装置3と情報処理システム1は、第2のネットワーク5を介して接続される。第1のネットワーク4と第2のネットワーク5は同一のネットワークであってもよいし、異なるネットワークであってもよい。なお、端末2およびサーバ装置3の各々の台数は任意であり、1台に限られるものではない。
以下、仲介事業者が有する情報処理システム1の機能を中心に説明する。図3は、情報処理システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、情報処理システム1は、情報処理部6と、ユーザ情報記憶手段30と、医療データ記憶手段40と、保険データベース70と、匿名化医療データ記憶手段100と、広告配信条件記憶手段120と、広告データ記憶手段140と、購買履歴記憶手段170とを有する。
この例では、情報処理部6は、ユーザ情報記憶手段30、医療データ記憶手段40、保険データベース70、匿名化医療データ記憶手段100、広告配信条件記憶手段120、広告データ記憶手段140、および、購買履歴記憶手段170の各々と直接接続されている。また、ここでは、端末2やサーバ装置3は、ユーザ情報記憶手段30、医療データ記憶手段40、保険データベース70、匿名化医療データ記憶手段100、広告配信条件記憶手段120、広告データ記憶手段140、および、購買履歴記憶手段170の各々に対してアクセスできないように設定されている(例えばファイアウォール等が設定されている)。
図3に示すように、情報処理部6は、入力情報取得手段10と、名寄せ手段20と、健康予報手段50と、登録手段60と、保険金算出手段80と、匿名化手段90と、広告配信条件作成手段110と、広告登録手段130と、サービス提供手段150と、購買管理手段160と、入金受付手段180と、を有する。
図4は、情報処理部6のハードウェア構成の一例を示す図である。この例では、情報処理部6は、1台のコンピュータ装置で構成され、CPU201と、ROM202と、RAM203と、表示部204と、操作部205と、I/F部206とを含む。CPU201は、情報処理部6の動作を統括的に制御する。ROM202は、プログラム等の各種のデータを保持する不揮発性のメモリである。RAM203は、CPU201のワークエリア(作業領域)として機能する揮発性のメモリである。表示部204は、各種の情報を表示するデバイスであり、例えば液晶型ディスプレイで構成され得る。操作部205は、各種の操作に用いられるデバイスであり、例えばキーボードやマウス等で構成され得る。I/F部206は、外部装置と接続するためのインターフェースである。
なお、ここでは、端末2およびサーバ装置3の各々のハードウェア構成も、図4の構成と同様である。
本実施形態では、上述の入力情報取得手段10、名寄せ手段20、健康予報手段50、登録手段60、保険金算出手段80、匿名化手段90、広告配信条件作成手段110、広告登録手段130、サービス提供手段150、購買管理手段160、および、入金受付手段180の各々の機能は、CPU201がROM202等に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上述の入力情報取得手段10、名寄せ手段20、健康予報手段50、登録手段60、保険金算出手段80、匿名化手段90、広告配信条件作成手段110、広告登録手段130、サービス提供手段150、購買管理手段160、および、入金受付手段180の各々の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)により実現されてもよい。
また、例えば情報処理部6は、複数台のコンピュータ装置で構成されてもよく、上述の入力情報取得手段10、名寄せ手段20、健康予報手段50、登録手段60、保険金算出手段80、匿名化手段90、広告配信条件作成手段110、広告登録手段130、サービス提供手段150、購買管理手段160、および、入金受付手段180の各々の機能が、複数台のコンピュータ装置の各々に任意に分散される形態であってもよい。
図3に戻り、情報処理システム1が有する各部の機能について説明する。入力情報取得手段30は、無償の医療保険サービスの提供を受けることを条件に、自身の医療データを提供することに合意したユーザ(被保険者)を識別するユーザIDを含むユーザ情報と、当該ユーザの健康状態を示す医療データとを含む入力情報を、第1のネットワーク4を介して、当該ユーザが使用する端末2から取得(受信)する。図5は、ユーザ情報の一例を示す図であり、図5に示すように、ユーザ情報は、ユーザIDと、端末2のメールアドレスと、住所とを含む情報である。なお、ユーザ情報には、メールアドレスはなくてもよい。
なお、入力情報の取得方法は任意であり、例えばユーザが、健康診断の結果等の医療データ、当該ユーザを識別するユーザID、自身が使用する端末2のメールアドレスおよび住所等が記載された用紙を提出し(例えば郵送によって提出してもよい)、その提出された用紙から入力情報を読み取ることで取得する形態であってもよい。この形態においては、例えば図8に示すように、情報処理システム1は、情報処理部6に接続される読取手段7をさらに有し、情報処理部6は、入力情報生成手段8をさらに有する。
読取手段7は、例えばスキャナ機能を有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)で構成されてもよく、ユーザが提出した用紙を光学的に読み取ってデジタルデータ(以下、「読み取りデータ」と称する場合がある)を生成する。
読取手段7により生成された読み取りデータは入力情報生成手段8に入力され、入力情報生成手段8は、読取手段7から入力された読み取りデータに基づいて、入力情報を生成する。そして、入力情報取得手段10は、入力情報生成手段8により生成された入力情報を取得する。
以上のように、入力情報取得手段10は、無償の医療保険サービスの提供を受けることを条件に、自身の医療データを提供することに合意したユーザごとに、ユーザ情報と医療データとを含む入力情報を取得する。
図3の説明を続ける。名寄せ手段20は、入力情報取得手段10により取得された入力情報の記載内容を統一するための処理(以下、「名寄せ処理」と称する場合がある)を実行する。なお、入力情報の記載内容が予め統一されている場合等においては、名寄せ手段20は不要である。名寄せ処理が施されたユーザ情報は、対応する医療データを特定可能な第1のキー情報に紐付けられてユーザ情報記憶手段30に記憶される。この例では、第1のキー情報は、後述の医療データ記憶手段40のうち、当該第1のキー情報に紐付けられたユーザ情報に対応する医療データが格納される場所を特定可能な情報である。図6は、ユーザ情報記憶手段30に記憶される情報の一例を示す図である。図6に示すように、第1のキー情報に紐付けられたユーザ情報は、ユーザIDと、端末2のメールアドレスと、住所と、第1のキー情報とを含む情報である。
また、名寄せ処理が施された医療データは、対応するユーザ情報を特定可能な第2のキー情報に紐付けられて医療データ記憶手段40に記憶される。この例では、第2のキー情報は、ユーザ情報記憶手段30のうち、当該第2のキー情報に紐付けられた医療データ(健康診断データ)に対応するユーザ情報が格納される場所を特定可能な情報である。図7は、医療データ記憶手段40に記憶される情報の一例を示す図である。図7に示すように、第2のキー情報に紐付けられた医療データ(健康診断データ)は、医療データIDと、当該医療データIDで識別される健康診断データと、病名IDと、リスク度と、第2のキー情報とを含む情報である。
なお、この例では、セキュリティを十分に確保するために、ユーザ情報と医療データとを別々の記憶手段に格納しているが、これに限らず、例えばユーザ情報と医療データとを対応付けて1つの記憶手段に格納する形態であってもよい。要するに、ユーザ情報と医療データとを対応付けて記憶する第1記憶手段(1または複数の第1記憶手段)が設けられる形態であればよい。図3の例では、ユーザ情報記憶手段30および医療データ記憶手段40の各々は、請求項の「第1記憶手段」に対応していると考えることができる。この例では、ユーザ情報記憶手段30および医療データ記憶手段40は、無償の医療保険サービスを提供する対象となるユーザを識別するユーザIDを含むユーザ情報と、医療データとを対応付けて記憶していると捉えることもできる。
健康予報手段50は、医療データ記憶手段40に記憶される医療データが更新(新たな医療データの登録も含む)されると、更新された医療データに基づいて、1以上の病気ごとに当該病気が発症する可能性を表すリスク度を示すリスク情報を算出し、算出したリスク情報を、該医療データに対応付けて医療データ記憶手段40に記憶する。図9は、医療データ記憶手段40に記憶された情報の一例を示す図である。図9に示すように、医療データ記憶手段40は、医療データIDと、当該医療データIDで識別される医療データ(例えば健康診断の結果等の種々のデータ)と、リスク情報とを対応付けて記憶する。図9の一例では、「5000001」を示す医療データIDに対して、当該医療データIDで識別される医療データと、「000001」を示す病名ID、および、当該病名IDで識別される病気のリスク度(図9の例では「100」)を示すリスク情報とが対応付けられている。説明の便宜上、図9の例では、リスク情報として、1つの病名IDと、当該病名IDで識別される病気のリスク度とが対応付けられている場合を例示しているが、これに限らず、例えば複数の病名IDごとに当該病名IDで識別される病気のリスク度が対応付けられていてもよい。
なお、リスク度の算出方法としては、公知の様々な技術を利用することができる。例えば「久山町研究」における各種疾病の発症予測モデルを利用してリスク度を算出する形態であってもよい。この例では、健康予報手段50は、請求項の「算出手段」に対応していると考えることができる。
登録手段60は、無償の医療保険サービスを提供する対象として、入力情報取得手段10により取得された入力情報に含まれるユーザIDで識別されるユーザを登録する。この例では、登録手段60は、名寄せ処理が施されたユーザ情報に含まれるユーザIDを、無償の医療保険サービスを提供する対象を識別する情報として、そのまま保険データベース70に登録する。保険金算出手段80は、保険データベース70に登録済みのユーザIDを読み出し、ユーザ情報記憶手段30および医療データ記憶手段40を参照して、その読み出したユーザIDに対応する医療データおよびリスク情報を医療データ記憶手段40から読み出す。そして、その読み出したリスク情報を元に保険金額を決定し、決定した保険金額とユーザIDとを紐付けて保険データベース70に記憶する。
匿名化手段90は、医療データ記憶手段40に記憶された医療データおよびリスク情報を匿名化する処理を行う。例えば医療データがユニークな情報を有していて、その医療データだけで個人を特定することができるような場合は、匿名化手段90は、その医療データと、その医療データに対応付けられたリスク情報を除外する処理(以下、「匿名化処理」と称する場合がある)を行い、医療データ記憶手段40に記憶された医療データおよびリスク情報のうち、匿名化処理の対象外の情報のみを匿名化医療データ記憶手段100に記憶する。なお、これに限らず、例えば上述の匿名化処理が行われない形態(匿名化手段90、匿名化医療データ記憶手段100が設けられない形態)であってもよい。
広告配信条件作成手段110は、匿名化医療データ記憶手段100に記憶された医療データおよびリスク情報を参照して、それらに含まれる病名ID(この例では、請求項の「病名識別情報」に対応)を、広告配信条件記憶手段120に記憶する。広告登録手段130は、広告サービスの提供を受ける広告主(健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者)からの指示に従って、病名IDに対応するリスク度の閾値(後述するように、当該病名IDで識別される病気に関連する商品または役務の広告を配信するための条件となる)を決定し、その決定したリスク度の閾値を、該病名IDに対応付けて広告配信条件記憶手段120に記憶する。この例では、広告主は、サーバ装置3に対して、病名IDに対応するリスク度の閾値を指示する指示情報を入力し、サーバ装置3は、当該指示情報を情報処理システム1へ送信する。広告登録手段130は、サーバ装置3から受信した当該指示情報に従って、病名IDに対応するリスク度の閾値を決定する。また、図10は、広告配信条件記憶手段120に記憶された情報の一例を示す図である。図10に示すように、広告配信条件記憶手段120は、広告配信条件を識別する広告配信条件IDと、病名IDと、リスク度の閾値とを対応付けて記憶する。
図3の説明を続ける。広告登録手段130は、広告主からの指示に従って、広告内容を示す情報を広告データ記憶手段140に記憶する。上記と同様に、広告主は、サーバ装置3に対して広告内容を指示する指示情報を入力し、サーバ装置3は、当該指示情報を情報処理システム1へ送信する。広告登録手段130は、サーバ装置3から受信した当該指示情報に従って、広告内容を示す情報を広告データ記憶手段140に登録する。図11は、広告データ記憶手段140に記憶された情報の一例を示す図である。図11に示すように、広告データ記憶手段140は、広告主が販売する商品または提供する役務の広告を識別する広告ID(この例では、請求項の「広告識別情報」に対応)と、当該広告主を識別する広告主IDと、広告配信条件IDと、健康に関する商品または健康に関する役務を識別する商品/役務ID(この例では、請求項の「商品/役務識別情報」に対応)とを対応付けて記憶する。
なお、例えば広告配信条件記憶手段120と広告データ記憶手段140とを統合した1つの記憶手段が設けられる形態であってもよい。要するに、事業者が販売する商品または提供する役務の広告を識別する広告識別情報(この例では広告ID)と、病気を識別する病名識別情報(この例では病名ID)と、リスク度の閾値とを対応付けて記憶する第2記憶手段(1または複数の第2記憶手段)が設けられる形態であればよい。図3の例では、広告配信条件記憶手段120および広告データ記憶手段140の各々は、請求項の「第2記憶手段」に対応していると考えることができる。
図3に示すサービス提供手段150は、健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者(広告主)に対して、ユーザ情報と医療データを利用した第2サービスを提供する。この例では、第2サービスは、事業者が販売する商品または提供する役務の広告をユーザ(被保険者)に配信する広告サービスであるが、これに限られるものではない。
図3に示すように、サービス提供手段150は、第1特定手段151と、第2特定手段152と、広告配信手段153とを有する。第1特定手段151は、医療データ記憶手段40に記憶された複数の医療データの中から、配信対象の広告IDに対応付けられた病名IDで識別される病気のリスク度の値が、該広告IDに対応付けられたリスク度の閾値以上であることを示すリスク情報に対応付けられた医療データを特定する。
第2特定手段152は、第1特定手段151により特定された医療データに対応付けられたユーザ情報を特定する。この例では、第2特定手段152は、医療データ記憶手段40に記憶された複数の第2のキー情報のうち、第1特定手段151により特定された医療データに紐付けられた第2のキー情報を特定する。そして、ユーザ情報記憶手段30のうち、その特定した第2のキー情報が示す場所に格納されたユーザ情報を、第1特定手段151により特定された医療データに対応付けられたユーザ情報として特定する。
広告配信手段153は、第2特定手段152により特定されたユーザ情報に含まれるユーザIDで識別されるユーザに対して、配信対象の広告IDで識別される広告を配信する。この例では、広告配信手段153は、第2特定手段152により特定されたユーザ情報に含まれるメールアドレスを宛先として、配信対象の広告IDで識別される広告が表示されるページのリンク先が記述された広告メールを送信する。この例では、広告配信手段153は、配信対象の広告IDに対応付けられた商品/役務IDを元に広告メールを生成する。図12は、ユーザへメール配信する広告の一例を示す図である。図12に示すように、ユーザ(××××様)に薬用入浴剤の広告を配信し、興味のあるユーザがURL(リンク先)をクリックした場合に、より詳細な説明があるWEBサイトに誘導され、商品の購入ができるようになっている。
ユーザ(被保険者)は、自身が使用する端末2で受信した図12に示した広告メールに記述されたリンク先をクリックすると、購買管理手段160が提供する販売サイト(この例ではWEBサイトを想定)に誘導される。購買管理手段160は、販売サイトを介して、ユーザからの商品の購入依頼を受け付けると、購買履歴記憶手段170に購入履歴を保存し、広告主が使用するサーバ装置3に対して購入依頼を通知する。この例では、購入依頼の通知を受けた広告主は、その売上金額の一部を広告サービスの対価として支払うことになり、入金受付手段180は、広告主からの入金を受け付ける。この例では、入金受付手段180は、請求項の「対価取得手段」に対応していると考えることもできる。
図13は、広告サービスを提供する場合の情報処理システム1の動作例を示すフローチャートである。まず、第1特定手段151は、広告データ記憶手段140に記憶された複数の広告IDのうちの何れかを、配信対象の広告IDとして選択する(ステップS1)。配信対象の広告IDの選択方法は任意であり、例えば広告データ記憶手段140に記憶された複数の広告IDの各々を上から順番に選択する方式でもよい。
次に、第1特定手段151は、広告データ記憶手段140を参照して、ステップS1で選択した配信対象の広告IDに対応付けられた広告配信条件IDを特定する(ステップS2)。次に、第1特定手段151は、広告配信条件記憶手段120を参照して、ステップS2で特定した広告配信条件IDに対応付けられた病名IDおよびリスク度の閾値を特定する(ステップS3)。
次に、第1特定手段151は、医療データ記憶手段40を参照して、ステップS2で特定した広告配信条件IDに対応付けられた病名IDで識別される病気のリスク度が、該広告配信条件IDに対応付けられたリスク度の閾値以上であることを示すリスク情報が対応付けられた医療データが存在するか否かを判断する(ステップS4)。ステップS4の結果が否定であって(ステップS4:No)、ステップS2で特定した広告配信条件IDに対応付けられた病名IDとリスク度の閾値との組み合わせが複数存在する場合は、他の組み合わせについてステップS4の判断が行われる。もし、ステップS4の結果が否定であって(ステップS4:No)、ステップS2で特定した広告配信条件IDに対応付けられた病名IDとリスク度の閾値との組み合わせが1つのみである場合は、ステップS1に戻り、次の配信対象の広告IDの選択が行われる。
一方、ステップS4の結果が肯定の場合(ステップS4:Yes)、第1特定手段151は、ステップS2で特定した広告配信条件IDに対応付けられた病名IDで識別される病気のリスク度が、該広告配信条件IDに対応付けられたリスク度の閾値以上であることを示すリスク情報が対応付けられた医療データを特定する。そして、第2特定手段152は、ユーザ情報記憶手段30および医療データ記憶手段40を参照して、第1特定手段151により特定された医療データに対応付けられたユーザ情報を特定する(ステップS5)。
次に、広告配信手段153は、ステップS5で特定したユーザ情報にメールアドレスが含まれているか否かを確認する(ステップS6)。ステップS6の結果が肯定の場合(ステップS6:Yes)、広告配信手段153は、広告データ記憶手段140を参照して、配信対象の広告IDに対応付けられた商品/役務IDを元に広告メールを作成する(ステップS7)。そして、広告配信手段153は、ステップS5で特定したユーザ情報に含まれるメールアドレスを宛先として広告メールを送信する(ステップS8)。
一方、ステップS6の結果が否定の場合(ステップS6:No)、広告配信手段153は、広告データ記憶手段140を参照して、配信対象の広告IDに対応付けられた商品/役務IDを元に広告用DM(ダイレクトメール)を生成する(ステップS9)。そして、広告配信手段153は、ステップS5で特定したユーザ情報に含まれる住所を宛先として広告用DMを郵送するための処理を実行する(ステップS10)。広告用DMを郵送するための処理としては、例えば配達業者への発注処理などが挙げられる。
以上に説明したように、本実施形態の情報処理システム1を有する仲介事業者は、医療データと引き換えに無償の医療保険サービスをユーザ(被保険者)に提供することで、十分な数の医療データを収集することができる。また、収集した医療データを利用して、健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者が販売する商品または提供する役務の広告をユーザに配信する広告サービスを当該事業者に提供し、当該事業者から対価を得ることにより、医療保険サービスの費用を賄うことができる。これにより、十分な数の医療データを低コストで効率良く収集することができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
上述の実施形態では、情報処理システム1を有する仲介事業者は、医療データと引き換えに無償の医療保険サービスをユーザ(被保険者)に提供する形態であるが、これに限らず、例えば仲介事業者は、医療データと引き換えに特典が付与された医療保険サービスをユーザ(被保険者)に提供する形態であってもよい。特典の態様は任意であるが、例えば健康状態が悪く、通常であれば医療保険サービスへ加入することが困難な個人であっても、有料での医療保険サービスへの加入を認めるといった特典でもよいし、医療保険サービスの料金の値引きといった特典でもよいし、医療保険サービス自体が、医療データを提供する個人に対してのみ特別に提供される形態のサービスであるといった特典でもよい。この場合、登録手段60は、特典が付与された第1サービス(この例では医療保険サービス)を提供する対象として、入力情報取得手段10により取得された入力情報に含まれるユーザIDで識別されるユーザを登録することになる。また、この場合、ユーザ情報記憶手段30および医療データ記憶手段40は、特典が付与された医療保険サービスを提供する対象となるユーザを識別するユーザIDを含むユーザ情報と、医療データとを対応付けて記憶していると捉えることもできる。
また、例えば上述の入力情報取得手段10や登録手段60などが設けられず、情報処理システム1が、ユーザ情報と、医療データと、無償の医療保険サービス(または特典が付与された医療保険サービス)を提供する対象であるか否かを示すフラグ情報とを対応付けて記憶する第1記憶手段(1または複数の第1記憶手段)を備える形態であってもよい。無償の医療保険サービス(または特典が付与された医療保険サービス)の提供を受けることを条件に、自身の医療データを提供することに合意したユーザ(被保険者)を識別するユーザIDに対しては、無償の医療保険サービス(または特典が付与された医療保険サービス)を提供する対象であることを示すフラグ情報が対応付けられることになる。
この場合でも、健康予報手段50は、上記第1記憶手段に記憶される医療データが更新されると、更新された医療データに基づいて、1以上の病気ごとに当該病気が発症する可能性を表すリスク度を示すリスク情報を算出し、算出したリスク情報を、該医療データに対応付けて上記第1記憶手段に記憶する。また、この場合、第1特定手段151は、上記第1記憶手段に記憶され、かつ、それぞれに対して、医療保険サービスを提供する対象であることを示すフラグ情報が対応付けられた複数の医療データの中から、配信対象の広告IDに対応付けられた病名IDで識別される病気のリスク度の値が、該広告IDに対応付けられたリスク度の閾値以上であることを示すリスク情報に対応付けられた医療データを特定することになる。
なお、上述した実施形態の情報処理システム1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等の不揮発性の記録媒体に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 情報処理システム
2 端末
3 サーバ装置
4 第1のネットワーク
5 第2のネットワーク
6 情報処理部
7 読取手段
8 入力情報生成手段
10 入力情報取得手段
20 名寄せ手段
30 ユーザ情報記憶手段
40 医療データ記憶手段
50 健康予報手段
60 登録手段
70 保険データベース
80 保険金算出手段
90 匿名化手段
100 匿名化医療データ記憶手段
110 広告配信条件作成手段
120 広告配信条件記憶手段
130 広告登録手段
140 広告データ記憶手段
150 サービス提供手段
151 第1特定手段
152 第2特定手段
153 広告配信手段
160 購買管理手段
170 購買履歴記憶手段
180 入金受付手段
1000 システム
特開2004−185547号公報

Claims (18)

  1. ユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データとを含む入力情報を取得する入力情報取得手段と、
    無償の第1サービスを提供する対象として、前記入力情報に含まれる前記ユーザ識別情報で識別される前記ユーザを登録する登録手段と、
    前記ユーザ情報と前記医療データとを対応付けて記憶する第1記憶手段と、
    健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者に対して、前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供手段と、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得手段と、を備える、
    情報処理システム。
  2. ユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データとを含む入力情報を取得する入力情報取得手段と、
    特典が付与された第1サービスを提供する対象として、前記入力情報に含まれる前記ユーザ識別情報で識別される前記ユーザを登録する登録手段と、
    前記ユーザ情報と前記医療データとを対応付けて記憶する第1記憶手段と、
    健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者に対して、前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供手段と、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得手段と、を備える、
    情報処理システム。
  3. 無償の第1サービスを提供する対象となるユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データとを対応付けて記憶する第1記憶手段と、
    健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者に対して、前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供手段と、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得手段と、を備える、
    情報処理システム。
  4. 特典が付与された第1サービスを提供する対象となるユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データとを対応付けて記憶する第1記憶手段と、
    健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者に対して、前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供手段と、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得手段と、を備える、
    情報処理システム。
  5. ユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データと、無償の第1サービスを提供する対象であるか否かを示すフラグ情報とを対応付けて記憶する第1記憶手段と、
    健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者に対して、前記第1サービスを提供する対象であることを示す前記フラグ情報に対応付けられた前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供手段と、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得手段と、を備える、
    情報処理システム。
  6. ユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データと、特典が付与された第1サービスを提供する対象であるか否かを示すフラグ情報とを対応付けて記憶する第1記憶手段と、
    健康に関する商品の販売または健康に関する役務の提供を行う事業者に対して、前記第1サービスを提供する対象であることを示す前記フラグ情報に対応付けられた前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供手段と、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得手段と、を備える、
    情報処理システム。
  7. 前記医療データに基づいて、1以上の病気ごとに当該病気が発症する可能性を表すリスク度を示すリスク情報を算出し、算出した前記リスク情報を、該医療データに対応付けて前記第1記憶手段に記憶する算出手段と、
    前記事業者が販売する商品または提供する役務の広告を識別する広告識別情報と、病気を識別する病名識別情報と、前記リスク度の閾値とを対応付けて記憶する第2記憶手段と、をさらに備え、
    前記サービス提供手段は、
    前記第1記憶手段に記憶された複数の前記医療データの中から、前記広告識別情報に対応付けられた前記病名識別情報で識別される病気の前記リスク度の値が、該広告識別情報に対応付けられた前記リスク度の閾値以上であることを示す前記リスク情報に対応付けられた前記医療データを特定する第1特定手段と、
    前記第1特定手段により特定された前記医療データに対応付けられた前記ユーザ情報を特定する第2特定手段と、
    前記第2特定手段により特定された前記ユーザ情報に含まれる前記ユーザ識別情報で識別される前記ユーザに対して、前記広告識別情報で識別される前記広告を配信する広告配信手段と、を備える、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記医療データに基づいて、1以上の病気ごとに当該病気が発症する可能性を表すリスク度を示すリスク情報を算出し、算出した前記リスク情報を、前記医療データに対応付けて前記第1記憶手段に記憶する算出手段と、
    前記事業者が販売する商品または提供する役務の広告を識別する広告識別情報と、病気を識別する病名識別情報と、前記リスク度の閾値とを対応付けて記憶する第2記憶手段と、をさらに備え、
    前記サービス提供手段は、
    前記第1記憶手段に記憶され、かつ、それぞれに対して、前記第1サービスを提供する対象であることを示す前記フラグ情報が対応付けられた複数の前記医療データの中から、前記広告識別情報に対応付けられた前記病名識別情報で識別される病気の前記リスク度の値が、該広告識別情報に対応付けられた前記リスク度の閾値以上であることを示す前記リスク情報に対応付けられた前記医療データを特定する第1特定手段と、
    前記第1特定手段により特定された前記医療データに対応付けられた前記ユーザ情報を特定する第2特定手段と、
    前記第2特定手段により特定された前記ユーザ情報に含まれる前記ユーザ識別情報で識別される前記ユーザに対して、前記広告識別情報で識別される前記広告を配信する広告配信手段と、を備える、
    請求項5または6に記載の情報処理システム。
  9. 前記ユーザ情報は、前記ユーザ識別情報で識別される前記ユーザのメールアドレスを含み、
    前記広告配信手段は、前記第2特定手段により特定された前記ユーザ情報に含まれるメールアドレスを宛先として、前記広告識別情報で識別される前記広告が表示されるページのリンク先が記述された広告メールを送信する、
    請求項7または8に記載の情報処理システム。
  10. 前記第2記憶手段は、前記広告識別情報と、前記病名識別情報と、健康に関する商品または健康に関する役務を識別する商品/役務識別情報とを対応付けて記憶し、
    前記広告配信手段は、前記広告識別情報に対応付けられた前記商品/役務識別情報を元に前記広告メールを生成する、
    請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 前記医療データは、
    健康診断の結果を示す情報、医師の診断書を示す情報、本人の病歴を示す情報、家族の病歴を示す情報、通院歴を示す情報、投薬履歴を示す情報、医療報酬の明細書であるレセプトを示す情報、血圧、体重および身長を含む生体情報のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1乃至10のうちの何れか1項に記載の情報処理システム。
  12. 前記第1サービスは医療保険サービスである、
    請求項1乃至11のうちの何れか1項に記載の情報処理システム。
  13. ユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データとを含む入力情報を取得する第1情報取得ステップと、
    無償の第1サービスを提供する対象として、前記入力情報に含まれる前記ユーザ識別情報で識別される前記ユーザを登録する登録ステップと、
    健康に関する商品の販売または役務の提供を行う事業者に対して、前記ユーザ情報と前記医療データとを対応付けて記憶する第1記憶手段に記憶された前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供ステップと、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  14. ユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データとを含む入力情報を取得する入力情報取得ステップと、
    特典が付与された第1サービスを提供する対象として、前記入力情報に含まれる前記ユーザ識別情報で識別される前記ユーザを登録する登録ステップと、
    健康に関する商品の販売または役務の提供を行う事業者に対して、前記ユーザ情報と前記医療データとを対応付けて記憶する第1記憶手段に記憶された前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供ステップと、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  15. 健康に関する商品の販売または役務の提供を行う事業者に対して、無償の第1サービスを提供する対象となるユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データとを対応付けて記憶する第1記憶手段に記憶された前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供ステップと、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  16. 健康に関する商品の販売または役務の提供を行う事業者に対して、特典が付与された第1サービスを提供する対象となるユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、 前記ユーザの健康状態を示す医療データとを対応付けて記憶する第1記憶手段に記憶された前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供ステップと、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  17. 健康に関する商品の販売または役務の提供を行う事業者に対して、ユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データと、無償の第1サービスを提供する対象であるか否かを示すフラグ情報とを対応付けて記憶する第1記憶手段に記憶された、前記第1サービスを提供する対象であることを示す前記フラグ情報に対応付けられた前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供ステップと、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  18. 健康に関する商品の販売または役務の提供を行う事業者に対して、ユーザを識別するユーザ識別情報を含むユーザ情報と、前記ユーザの健康状態を示す医療データと、特典が付与された第1サービスを提供する対象であるか否かを示すフラグ情報とを対応付けて記憶する第1記憶手段に記憶された、前記第1サービスを提供する対象であることを示す前記フラグ情報に対応付けられた前記ユーザ情報と前記医療データを利用した第2サービスを提供するサービス提供ステップと、
    前記事業者から前記第2サービスの対価を取得する対価取得ステップと、を含む、
    情報処理方法。
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