JP2002179506A - 顆粒状水和剤 - Google Patents

顆粒状水和剤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水中崩壊性及び懸垂性に優れ、長期間保存し
ても安定であり、かつ造粒性が良好である顆粒状水和剤
を提供すること。 【解決手段】 農薬活性成分、リグニンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩及び水溶性
無機塩を含有することを特徴とする顆粒状水和剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中崩壊性及び懸
垂性に優れ、かつ保存安定性、造粒性等が良好な顆粒状
水和剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】水で希釈して散布するタイプの
農薬製剤としては、乳剤、水和剤、フロアブル剤等があ
る。しかし、乳剤は、有機溶剤を用いるため、引火性、
毒性、刺激性等の点で問題がある。また、フロアブル剤
は、懸濁状の粘稠な液体製剤であり、容器から取り出し
にくく容器に残るため、その廃棄に問題がある。更に、
水和剤は、農薬原体を無機鉱物質粉末などと共に粉砕さ
れた微粉末であるため、水に懸濁させて散布液を調製す
る際に微粉が舞い上がり、作業者の健康上好ましくな
い、計量が不便である等の欠点がある。そこで近年、水
和剤の特性を生かしつつ水和剤の上記欠点を解消した顆
粒状の水和剤が提案されている(特許第2575009
号参照)。
【0003】しかし、上記提案されている顆粒状水和剤
も、水中崩壊性、分散性、懸垂性の点で依然として問題
があり、これらの欠点を改良するため、デンプン及び水
溶性無機塩を配合する方法(特公昭53−12577号
公報)、糖類、ナフタレンスルホン酸系界面活性剤及び
リン酸アルカリ金属塩を配合する方法(特公昭63−3
8004号公報)等の改良法が提案されているが、充分
な効果は得られていない。また、担体としてカオリン系
クレーを用いた製剤(特開平3−264502号公
報)、珪藻土を用いた製剤(特開平6−128102号
公報)も提案されているが、上記欠点を十分に解消する
に至っていない。
【0004】更にまた、農薬活性成分に製剤の0.1〜
10重量%のアニオン型界面活性剤及びベントナイトを
配合した粒状農薬水和剤が提案されているが(特許第2
575009号)、製造が困難であり、更に保存中に懸
垂性が劣化するという問題を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、顆粒状水
和剤について、その水中崩壊性及び懸垂性を改良すべく
鋭意研究した結果、今回、農薬活性成分に、リグニンス
ルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩及び水溶性無機塩を配合することにより、水中崩壊性
及び懸垂性に優れ、かつ保存安定性、造粒性等が良好な
顆粒状水和剤が得られることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0006】かくして、本発明は、農薬活性成分、リグ
ニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸塩及び水溶性無機塩を含有することを特徴とする
顆粒状水和剤、殊に、水和剤の重量を基準にして、農薬
活性成分5〜80重量%、リグニンスルホン酸塩5〜2
0重量%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩
0.5〜5重量%及び水溶性無機塩5〜80重量%を含
んでなることを特徴とする顆粒状水和剤を提供するもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の顆粒状水和剤に配合しう
る農薬活性成分としては、常温で固体の農薬活性成分が
好ましく、例えば、殺虫剤、殺菌剤、除草剤、植物成長
調節剤等が挙げられ、これらの化合物は単独でまたは2
種以上混合して用いることができる。農薬活性成分とし
て具体的に例示すれば、次のものを挙げることができる
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0008】2,3−ジクロロ−4−(1−メチルシク
ロヘキシルカルボニルアミノ)フェノール(一般名:フ
ェンヘキサミド)、1−(4−クロロベンジル)−1−
シクロペンチル−3−フェニル尿素(一般名:ペンシク
ロン)、プロピレンビスジチオカルバミン酸亜鉛(一般
名:プロピネブ)、N−(ジクロルフルオルメチルチ
オ)−N′,N′−ジメチル−N−フェニルスルファミ
ド(一般名:ジクロルフルアニド)、N−(ジクロルフ
ルオルメチルチオ)−N′,N′−ジメチル−N−p−
トリルスルファミド(一般名:トルフルアニド)、1−
(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−2−シアノイミ
ノ−チアゾリジン(一般名:チアクロプリド)、1−
(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニトロイミ
ダゾリジン−2−イリデンアミン(一般名:イミダクロ
プリド)、6−メチルキノキサリン−2,3−ジチオカ
ーボネート(一般名:キノメチオナート)、1−(4−
クロロフェノキシ)−3,3−ジメチル−1−(1,2,
4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノン(一般
名:トリアジメホン)、all−rac−1−(ビフェ
ニル−4−イルオキシ)−3,3−ジメチル−1−(1
H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−
オール(一般名:ビテルタノール)、(RS)−1−p
−クロロフェニル−4,4−ジメチル−3−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イルメチル)ペンタン−3
−オール(一般名:テブコナゾール)、4−(2,2−
ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)
ピロール−3−カルボニトリル(一般名:フルジオキソ
ニル)、1,1′−イミニオジ(オクタメチレン)ジグ
アニジニウム(一般名:イミノクタジン)、及びそのト
リアセテート(一般名:イミノクタジントリアセテー
ト)又はトリス(アルキルベンゼンスルホナート)(一
般名:イミノクタジントリス(アルベシレート)、な
ど。
【0009】上記の如き農薬活性成分の製剤中の配合割
合は、農薬活性成分の種類等に応じて広い範囲にわたり
変えることができるが、一般には、製剤の重量を基準に
して、5〜80重量%、好ましくは10〜70重量%の
範囲内とすることができる。
【0010】本発明の顆粒状水和剤に配合されるリグニ
ンスルホン酸塩の代表例としては、例えば、リグニンス
ルホン酸ナトリウムを挙げることができ、その配合割合
は一般に、製剤の重量を基準にして、5〜20重量%、
好ましくは7〜15重量%の範囲内とすることができ
る。また、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩
としては、例えば、アルキル部分が炭素数6〜20のア
ルキル、好ましくは炭素数10〜16のアルキルのも
の、またエチレンオキサイドの付加モル数が約2〜約1
00モル、好ましくは約2〜約50モルの範囲内にある
ものを挙げることができ、そしてその配合割合は、一般
に製剤の重量を基準にして0.5〜5重量%、好ましく
は1〜4重量%の範囲内とすることができる。
【0011】さらに、本発明の顆粒状水和剤に配合され
る水溶性無機塩の代表例としては、例えば、硫酸カリウ
ムを挙げることができる。そして水溶性無機塩の配合割
合は、一般に、5〜80重量%、好ましくは10〜60
重量%の範囲内とすることができる。
【0012】本発明の顆粒状水和剤には、上記の各成分
に加え、必要に応じて、粉砕助剤として、例えば、10
重量%以下の少量のホワイトカーボン、焼成ケイソウ
土、珪石微粉等を添加してもよい。
【0013】本発明の顆粒状水和剤には、更に助剤とし
て、場合により、例えば、担体助剤、造粒性改良剤、分
解防止剤、安定剤、防腐剤、着色剤等の添加剤を適宜含
有させることもできる。
【0014】本発明の顆粒状水和剤は、一般に、粒径が
0.3mm〜1.5mm、好ましくは0.5mm〜1mm
の範囲内の大きさにすることができる。
【0015】本発明の顆粒状水和剤は、例えば、通常の
押し出し造粒法によって調製することができる。具体的
には例えば、以上に述べた顆粒状水和剤の構成成分を水
と共に混練した後、押し出し造粒機を用いて造粒するこ
とによって製造することができる。練合の際用いる水の
量は厳密に制限されるものではないが、全重量に対して
通常5〜30%、好ましくは10〜25%の範囲内とす
ることができる。
【0016】本発明の顆粒状水和剤は通常の方法で包装
することができ、その包装容器としては、例えば、水溶
性のフィルムの袋、防湿クラフト紙の袋等を例示するこ
とができるが、これらに限定されるものでない。また、
包装容器中に乾燥剤を封入してもよい。
【0017】以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。なお、実施例中%は重量%を示す。
【0018】
【実施例】 実施例1 イミダクロプリド微粉砕物 20.0% ペンシクロン微粉砕物 40.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 10.0% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 2.5% 焼成ケイソウ土微粉砕物 8.0% 硫酸カリウム微粉砕物 19.5% 以上の粉末を混合機を用いて均一に混合した後、水20
重量%を加えて混練し、ついで口径0.5mmのスクリ
ーンを装着した押し出し造粒機を用いて造粒する。乾燥
後、目開きが0.2mmから1.0mmの篩を用いて整粒
し、顆粒状水和剤を得る。
【0019】以下の実施例2〜7及び比較例1〜6にお
いて、記載の処方を用いる以外、実施例1と同様の方法
で顆粒状水和剤を得ることができる。 実施例2 イミダクロプリド微粉砕物 20.0% フェンヘキサミド微粉砕物 40.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 10.0% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 2.5% 焼成ケイソウ土微粉砕物 8.0% 硫酸カリウム微粉砕物 19.5% 実施例3 ペンシクロン微粉砕物 25.0% テブコナゾール微粉砕物 25.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 10.0% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 2.5% 焼成ケイソウ土微粉砕物 8.0% 硫酸カリウム微粉砕物 29.5% 実施例4 ペンシクロン微粉砕物 50.0% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 4.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 11.0% ホワイトカーボン 3.0% 硫酸カリウム微粉砕物 32.0% 実施例5 チアクロプリド微粉砕物 20.0% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 2.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 16.0% 焼成ケイソウ土微粉砕物 6.0% 硫酸カリウム微粉砕物 56.0% 実施例6 プロピネブ微粉砕物 60.0% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 3.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 16.0% 焼成ケイソウ土微粉砕物 8.0% 硫酸カリウム微粉砕物 13.0% 実施例7 トルフルアニド微粉砕物 50.0% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 2.5% リグニンスルホン酸ナトリウム 12.0% ホワイトカーボン 3.0% ベントナイト微粉末 5.0% 硫酸カリウム微粉砕物 27.5% 比較例1 イミダクロプリド微粉砕物 20.0% ペンシクロン微粉砕物 40.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 10.0% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 2.5% 焼成ケイソウ土微粉砕物 8.0% タルク 19.5% 比較例2 イミダクロプリド微粉砕物 20.0% フェンヘキサミド微粉砕物 40.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 10.0% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 2.5% 焼成ケイソウ土微粉砕物 8.0% タルク 19.5% 比較例3 ペンシクロン微粉砕物 25.0% テブコナゾール微粉砕物 25.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 10.0% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 2.5% 焼成ケイソウ土微粉砕物 8.0% タルク 29.5% 比較例4 イミダクロプリド微粉砕物 20.0% ペンシクロン微粉砕物 40.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 10.0% ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテル硫酸塩 2.5% 焼成ケイソウ土微粉砕物 8.0% 硫酸カリウム 19.5% 比較例5 イミダクロプリド微粉砕物 20.0% フェンヘキサミド微粉砕物 40.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 10.0% ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテル硫酸塩 2.5% 焼成ケイソウ土微粉砕物 8.0% 硫酸カリウム微粉砕物 19.5% 比較例6 ペンシクロン微粉砕物 25.0% テブコナゾール微粉砕物 25.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 10.0% ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテル硫酸塩 2.5% 焼成ケイソウ土微粉砕物 8.0% 硫酸カリウム微粉砕物 29.5% 試験例1 造粒性試験:原末(液体成分を除いてあらかじめ混合粉
砕した活性成分及び他の固体成分)に、水及び各供試例
(実施例又は比較例)における液体成分を加えて万能混
合ミキサーで混練する。混練後、造粒機(DG−Ll
型、不二パウダル製)に混練物を手投入し、造粒時の負
荷をアンペアメーターで判断する(造粒機のシャフト回
転数は40rpmで、混練物を投入していない時、アン
ペアメーターは1.6アンペアを示し、混練物投入後負
荷が大きい場合、5アンペアを超えるとストップしてし
まう)。アンペアが低いほど造粒性が良好である。
【0020】原末に加える水の量は、実施例1〜3及び
比較例4〜6は原末に対して20%、比較例1〜3は原
末に対して18%とした。
【0021】評価を次のとおり行なった。
【0022】 結果を後記第1表にまとめて示す。 試験例2 水中崩壊性試験:試料2.0gを正確に秤量する。秤量
した試料を、20℃の3度硬水1000mlを入れた1
000ml共栓付メスシリンダーに投入する。投入後、
30秒間静置する。次いで、2秒間に反転1回のペース
で、メスシリンダーの反転を行い、顆粒状水和剤が完全
に崩壊するまでの反転回数を測定する。ただし、メスシ
リンダーの反転回数は20回を最大とする。水中崩壊性
はシリンダーの反転回数が少ないほど良好であることを
意味する。測定は、顆粒状水和剤調製直後と、40℃で
1ケ月及び2ケ月保存後に行った。
【0023】評価を次のとおり行なった。
【0024】 結果を後記第1表にまとめて示す。 試験例3 懸垂性試験:試料0.5gを正確に秤量する。秤量した
試料を、20℃の3度硬水250mlを入れた250m
l共栓付メスシリンダーに投入し、1分間静置する。メ
スシリンダーを1分間に30回はげしく倒立・攪拌させ
たのち、20℃の恒温槽中に15分間静置する。静置
後、25mlのホールピペットを用いて液の中央部から
検液を採取し、検液中の農薬活性成分をガスクロマトグ
ラフィーまたは液体クロマトグラフィーで定量する。懸
垂率は下記の式により求める。懸垂性は懸垂率(%)の
値が高いほど(最高100%)良好であることを意味す
る。測定は、顆粒状水和剤調製直後と、40℃で1ケ月
及び2ケ月保存後に行った。
【0025】 懸垂率(%)=[(A×10)/B]×100 Aは採取した検液中の農薬活性成分量を表わし、Bは試
料が均一に分散した場合の理論値(最初の試料中の農薬
活性成分量)を表わす。
【0026】評価を次のとおり行なった。
【0027】 結果を後記第1表にまとめて示す。 試験例4 汚れ試験:各製剤の散布後乾いてから、対象作物(ナ
ス、トマト、ブドウ等)の果菜及び果実の汚れの程度を
目視で観察した。
【0028】評価を次のとおり行なった。
【0029】 結果を下記第1表にまとめて示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】上記第1表に示す結果から明らかなとお
り、本発明の顆粒状水和剤は、造粒性、水中崩壊性及び
懸垂性に優れ、かつ果実、果菜等の汚れも起こさないも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 43/653 A01N 43/653 C 43/78 43/78 F 47/14 47/14 C 47/30 47/30 B 51/00 51/00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農薬活性成分、リグニンスルホン酸塩、
    ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩及び水溶性
    無機塩を含有することを特徴とする顆粒状水和剤。
  2. 【請求項2】 農薬活性成分5〜80重量%、リグニン
    スルホン酸塩5〜20重量%、ポリオキシエチレンアル
    キルエーテル硫酸塩0.5〜5重量%及び水溶性無機塩
    5〜80重量%から成る請求項1に記載の顆粒状水和
    剤。
  3. 【請求項3】 農薬活性成分が、2,3−ジクロロ−4
    −(1−メチルシクロヘキシルカルボニルアミノ)フェ
    ノール、1−(4−クロロベンジル)−1−シクロペン
    チル−3−フェニル尿素、プロピレンビスジチオカルバ
    ミン酸亜鉛、N−(ジクロルフルオルメチルチオ)−
    N′,N′−ジメチル−N−フェニルスルファミド、N
    −(ジクロルフルオルメチルチオ)−N′,N′−ジメ
    チル−N−p−トリルスルファミド、1−(6−クロロ
    −3−ピリジルメチル)−2−シアノイミノ−チアゾリ
    ジン、1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−
    ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン、6−メチ
    ルキノキサリン−2,3−ジチオカーボネート、1−
    (4−クロロフェノキシ)−3,3−ジメチル−1−
    (1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノ
    ン、all−rac−1−(ビフェニル−4−イルオキ
    シ)−3,3−ジメチル−1−(1H−1,2,4−トリ
    アゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(RS)−
    1−p−クロロフェニル−4,4−ジメチル−3−(1
    H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)ペンタ
    ン−3−オール、4−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベ
    ンゾジオキソール−4−イル)ピロール−3−カルボニ
    トリル、並びに1,1′−イミニオジ(オクタメチレ
    ン)ジグアニジニウム及びそのトリアセテート又はトリ
    ス(アルキルベンゼンスルホナート)よりなる群から選
    ばれる少なくとも1種の化合物である請求項1又は2に
    記載の顆粒状水和剤。
  4. 【請求項4】 水溶性無機塩が硫酸カリウムである請求
    項1〜3のいずれかに記載の顆粒状水和剤。
  5. 【請求項5】 押し出し造粒法により製造された請求項
    1〜4のいずれかに記載の顆粒状水和剤。
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