JPWO2008069123A1 - 農薬粒状組成物 - Google Patents

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Abstract

塩基性無機鉱物質粒核に親油性液体を接着剤として用いてネライストキシン系農薬活性成分と安定剤のリン酸との混合物をコーティングさせることにより得られる農薬粒状組成物は、ネライストキシン系農薬活性成分の安定性に優れたものである。

Description

本発明は水田、畑等で発生する害虫を効率よく防除するネライストキシン系農薬活性成分を含有する農薬粒状組成物に関する。さらに詳しくは、ネライストキシン系農薬活性成分を塩基性の無機鉱物質粒状物に安定にコーティングさせた農薬粒状組成物に関する。
ネライストキシン系農薬活性成分としては、チオシクラムシュウ酸塩(以下TCHO)、カルタップ塩酸塩、ベンスルタップ等が挙げられる。これらは接触毒、食毒として作用し、また水面施用でも効果を示す殺虫剤で残効も期待できる。鱗翅目、鞘翅目害虫のほかチャノキイロアザミウマ、ヨコバイ類、イネシンガレセンチュウなどに有効であり、薬害のおそれは少ない(非特許文献1)。
ネライストキシン系農薬活性成分は化学的にはアルカリの条件下で加水分解を受け、不安定であることが知られている(非特許文献2)。そのため、ネライストキシン系農薬活性成分含有粒状組成物の粒核として炭酸カルシウムをはじめとする塩基性無機鉱物質を使用することは忌避されるべきこととして当然のごとく認識されてきており、塩基性無機鉱物質を使用した粒状組成物は知られていない。
製剤中におけるネライストキシン系農薬活性成分の安定性向上を狙った製剤として常温で固体のろう状物質で被覆した製剤(特許文献1)が知られていた。
また、ネライストキシン系農薬活性成分の中で唯一ベンスルタップについては塩基性条件下で安定に製剤化した報告が見られる。例えば、炭酸カルシウムを増量剤としたベンスルタップ固形製剤に関する報告(特許文献2)や、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウムなどの塩基性酸化物を含有することで製剤中のベンスルタップを安定化できた報告(特許文献3)などがある。
日本植物防疫協会編、「農薬ハンドブック(1998年版)」 日本植物防疫協会 平成10年12月15日 P.123−125 C.D.S トムリン編、「ペスティサイドマニュアル」 第13版 BCPC 2003年 P.967−968(C.D.S Tomlin,The Pesticide Manual,Thirteenth Edition,BCPC 2003 P.967−968) 佐々木満ら編、「日本の農薬開発」日本農薬学会 2003年 P.117−130 特許第2696354号明細書(第6欄第2行) 特開平6−312902号公報(第3頁) 特許第2706655号明細書(第10欄第32行)
しかしながら、TCHO及びカルタップ塩酸塩については塩基性条件下で安定に製剤化した例は報告されておらず、ネライストキシン系農薬活性成分全般について、安定な製剤処方は未だ見出されていなかった。
農薬粒状組成物を製造しようとした場合、増量剤として使用しうる塩基性無機鉱物質、例えば炭酸カルシウムは、安全性が高く安価であるが、塩基性条件下で不安定なネライストキシン系農薬活性成分の製剤化に用いることはできなかった。
本発明者らは、農園芸分野の粒状組成物に使用され得る種々の増量剤、賦形剤、安定剤を用いて検討した結果、上記のようにネライストキシン系農薬活性成分がアルカリ条件下で分解することが公知であるにも関わらず、炭酸カルシウムをはじめとする塩基性無機鉱物質粒核にネライストキシン系農薬活性成分を安定にコーティングさせることができることを見出した。すなわち、炭酸カルシウムをはじめとする塩基性無機鉱物質粒核に親油性の液体を接着剤として用いてネライストキシン系農薬活性成分と安定剤のリン酸との混合物をコーティングさせることで塩基性無機鉱物質粒核を増量剤として用いても安定な粒状組成物が得られることを見出した。
即ち、本発明は、
(1)農薬活性成分としてネライストキシン系農薬活性成分、増量剤として塩基性無機鉱物質粒核を含む無機鉱物質粒核、接着剤として親油性液体及び安定剤としてリン酸を含有する農薬粒状組成物、
(2)ネライストキシン系農薬活性成分がチオシクラムシュウ酸塩(以下、TCHOと表す。)又はカルタップ塩酸塩である上記(1)記載の農薬粒状組成物、
(3)親油性液体が流動パラフィンである上記(1)又は(2)記載の農薬粒状組成物、
(4)更に固結防止剤を含有する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の農薬粒状組成物、
(5)無機鉱物質粒核65〜98重量%、ネライストキシン系農薬活性成分1.0〜20.0重量%、親油性液体0.5〜10重量%、リン酸0.05〜0.5重量%、固結防止剤0〜2重量%を含有する上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の農薬粒状組成物、
(6)無機鉱物質粒核に、親油性液体を接着剤として用いて、ネライストキシン系農薬活性成分及びリン酸がコーティングされている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の農薬粒状組成物、
(7)無機鉱物質粒核と親油性液体を混合した組成物に、ネライストキシン系農薬活性成分及びリン酸を添加、混合してコーティングして得られる上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の農薬粒状組成物、
(8)固結防止剤を、ネライストキシン系農薬活性成分及び/又はリン酸に混合して用いる上記(6)又は(7)に記載の農薬粒状組成物、
(9)無機鉱物質粒核に親油性液体を混合し、次いで、ネライストキシン系農薬活性成分及びリン酸を添加、混合してコーティングすることを含む上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の農薬粒状組成物の製造方法、
(10)固結防止剤を、ネライストキシン系農薬活性成分及び/又はリン酸に混合して用いる上記(9)に記載の農薬粒状組成物の製造方法。
農薬粒状組成物中のネライストキシン系農薬活性成分は、炭酸カルシウムを代表とする塩基性無機鉱物質粒核を増量剤として使用しているにもかかわらず親油性液体と安定剤としてリン酸を併用することにより長期間安定である。
本発明の粒状組成物中で使用されるネライストキシン系農薬活性成分はTCHO、カルタップ塩酸塩、ベンスルタップ等が挙げられ、好ましくはTCHO、カルタップ塩酸塩である。これらのネライストキシン系農薬活性成分は、公知の方法(特開昭51−136689号公報、特公昭45−18847号公報、前記非特許文献3参照。)で合成が可能である。本発明の農薬粒状組成物にはこれらの農薬活性成分を単独又は2種以上を併用してもよい。農薬粒状組成物中のネライストキシン系農薬活性成分の含有割合は、通常1.0〜20.0重量%、好ましくは2.0〜10.0重量%程度である。
ネライストキシン系農薬活性成分以外にも、本発明の農薬粒状組成物においては以下の農薬活性成分も、ネライストキシン系農薬活性成分に対して化学的安定性の面で影響を与えない範囲であれば1種類以上併用することができる。具体的には、例えば次のようなものが挙げられるが、これに限定されるものではない。例えば殺虫活性成分としては、BPMC(2−sec−ブチルフェニル−N−メチルカーバメート)、MIPC(2−イソプロピルフェニル−N−メチルカーバメート)、NAC(1−ナフチル−N−メチルカーバメート)、ニテンピラム((E)−N−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−エチル−N’−メチル−2−ニトロビニリデンジアミン)、ピラクロホス((RS)−〔O−1−(4−クロロフェニル)ピラゾール−4−イル〕=O−エチル=S−プロピル=ホスホロチオエート)、ブプロフェジン(2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロピル−5−フェニル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−1,3,5−チアジアジン−4−オン)、フルシトリネート((RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル=(S)−2−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−3−メチルブチラート)、メソミル(S−メチル−N−〔(メチルカルバモイル)オキシ〕チオアセトイミデート)、エトフェンプロックス(2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル=3−フェノキシベンジル=エーテル)、XMC(3,5−キシリル−N−メチルカーバメート)、ジノテフラン((RS)−1−メチル−2−ニトロ−3−(テトラヒドロ−3−フリルメチル)グアニジン)、アセタミプリド((E)−N−〔(6−クロロ−3−ピリジル)メチル〕−N’−シアノ−N−メチルアセトアミジン)、チアメトキサム(3−(2−クロロ−1,3−チアゾール−5−イルメチル)−5−メチル−1,3,5−オキサジアジナン−4−イリデン(ニトロ)アミンなどが挙げられる。殺菌活性成分としては、IBP(O,O−ジイソプロピル−S−ベンジルチオホスフェート)、トリシクラゾール(5−メチル−1,2,4−トリアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール)、フサライド(4,5,6,7−テトラクロロフタリド)、バリダマイシン、プロベナゾール(3−アリルオキシ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド)、フェリムゾン((Z)−2’−メチルアセトフェノン=4,6−ジメチルピリミジン−2−イルヒドラジン)、フルトラニル(α,α,α−トリフルオロ−3’−イソプロポキシ−O−トルアニリド)、フラメトピル((RS)−5−クロロ−N−(1,3−ジヒドロ−1,1,3−トリメチルイソベンゾフラン−4−イル)−1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボキサミド、ペンシクロン(1−(4−クロロベンジル)−1−シクロペンチル−3−フェニル尿素、ジクロメジン(6−(3,5−ジクロロ−4−メチルフェニル)−3(2H)−ピリダジノン)、カスガマイシン一塩酸塩などが挙げられる。
本発明で増量剤として使用される無機鉱物質粒核に含まれる塩基性無機鉱物質粒核は、具体的には炭酸カルシウム、タルク、酸化カルシウムなどが挙げられ、中でも大量に入手可能な炭酸カルシウムが望ましい。上記の塩基性無機鉱物質粒核を単独あるいは二種以上混合してもよい。本発明では、塩基性無機鉱物質粒核に例えば海砂、石英や珪砂などの塩基性以外の無機鉱物質粒核が混在していてもよい。本発明で使用される無機鉱物質粒核に含まれる塩基性無機鉱物質粒核は通常5〜100重量%の中の任意の値を取ることができる。
通常、無機鉱物質粒核に農薬活性成分をコーティングして得られる農薬粒状組成物は、粒径の小さい粒核にコーティングされる農薬活性成分重量の粒核に対する割合が大きくなり、反対に粒径の大きい粒核は農薬活性成分重量の粒核に対する割合が小さく、両者の農薬活性成分含量に差が生じて含量分析の際しばしば分析結果のばらつきを生じて品質管理の障害となる。従って、本発明で使用される無機鉱物質粒核の粒度分布は通常0.05〜2.0mm、好ましくは0.06〜1.7mmである。無機鉱物質粒核の使用量は組成物中、通常、65〜98重量%、好ましくは75〜95重量%である。
本発明の農薬粒状組成物において、接着剤として使用される親油性液体としては、流動パラフィン(例、モレスコホワイト60、モレスコホワイト40、モレスコホワイト30:商標;松村石油化学研究所)、石油留分、動植物油などが挙げられ、通常、粘度が68mm/s(40℃)以下のものから選ぶことができ、好ましくは1.5〜20mm/s(40℃)、より好ましくは1.75〜13mm/s(40℃)のものを使用することができる。これらを単独にあるいは二種以上混合して使用することができるが、これらに限定されるものではない。親油性液体の農薬粒状組成物中の含有量は、通常、0.5〜10重量%、好ましくは1.0〜5.0重量%程度である。
本発明の農薬粒状組成物において、安定剤として用いられるリン酸は工業用グレード(75%)以上が好ましい。リン酸の添加量は組成物中で、通常、0.05〜0.5重量%の範囲であり、好ましくは0.1〜0.3重量%である。リン酸の添加方法は特に定められていないが、
(1)ネライストキシン系農薬活性成分とリン酸を混合してプレミックスを調製する、
(2)無機鉱物質粒核にネライストキシン系農薬活性成分を接着させた後にリン酸を添加する、
(3)無機鉱物質粒核に接着剤(親油性液体)を添加した後、ネライストキシン系農薬活性成分を接着させる前にリン酸を単独で添加する、
(4)リン酸と下記の固結防止剤(ホワイトカーボン等)を1:1の割合で混合したものを添加する、
といった方法が好ましい。
本発明の農薬粒状組成物において、ネライストキシン系農薬活性成分の保管時における固結を防止するため、固結防止剤としてホワイトカーボン(例、Sipernat22S:商標;Degussa)、珪藻土、ステアリン酸マグネシウム、酸化アルミニウム、二酸化チタン、クレー、バーミキュライト、軽石などを必要に応じて使用することも可能である。粒核にコーティングする粉体にはネライストキシン系農薬活性成分だけでなく上記のような粉体を加えることもできる。
この固結防止剤は、農薬粒状組成物中、通常、0〜2重量%、好ましくは0.2〜0.7重量%の範囲で使用される。
本発明の農薬粒状組成物には界面活性剤を添加することもできる。界面活性剤の具体的な例としては、農薬製剤に通常使用されるノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン系界面活性剤及び両性界面活性剤が一般的に挙げられる。例えば、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンフェニルエーテルポリマー、ポリオキシエチレンアルキレンアリールフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー等のノニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルサルフェート、リグニンスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤、アルキルベタイン、第四級アンモニウム塩等のカチオン系界面活性剤及び両性界面活性剤が挙げられる。
本発明の農薬粒状組成物は、通常、ミキサーで無機鉱物質粒核と親油性液体をよく混合した後にネライストキシン系農薬活性成分を含む粉体とリン酸を添加し、ミキサーでよく混合してコーティングすることで得られる。ネライストキシン系農薬活性成分を含む粉体とリン酸は任意の添加順序で添加することができる。
具体的には、
(1)無機鉱物質粒核に親油性液体を混合し、次いでリン酸を添加し、その後にネライストキシン系農薬活性成分を含む粉体を加えて混合しコーティング粒剤を得る、
(2)無機鉱物質粒核と親油性液体の混合物に、リン酸を固結防止剤(ホワイトカーボン等)に吸着させた粉体を添加し、その後にネライストキシン系農薬活性成分を含む粉体を加えて混合しコーティング粒剤を得る、
(3)無機鉱物質粒核に親油性液体を混合し、次いでネライストキシン系農薬活性成分を含む粉体を加えて混合し、コーティングを行った後にリン酸を加えてコーティング粒剤を得る、
(4)無機鉱物質粒核に親油性液体を混合し、次いでネライストキシン系農薬活性成分を含む粉体を加えて混合し、コーティングを行った後にリン酸を固結防止剤(ホワイトカーボン等)に吸着させた粉体を添加してコーティング粒剤を得る、
(5)無機鉱物質粒核に親油性液体を混合し、次いでネライストキシン系農薬活性成分とリン酸を含む粉体を加えて混合しコーティング粒剤を得る、
といった方法があり、いずれの方法でも当該農薬粒状組成物を得ることができる。
本発明の農薬粒状組成物は、田面、畑の土壌に直接散布することで農作物を加害する害虫に対して殺虫効果を発揮する。
次に、実施例、試験例を用いて本発明を詳細に説明するが、本発明はそれに限定されるものではない。実施例中、「部」は全て重量部を表す。
実施例1
TCHO 95.0部、Sipernat22S 5.0部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。Sipernat22S 50部、リン酸 50部をよく混合し、リン酸プレミックスを調製する。塩基性無機鉱物質粒核(硅粒混在珪砂、粒度分布:0.5〜1.7mm、pH(10%):9.5) 93.3部、モレスコホワイト60 1.5部をコンクリートミキサーでよく混合した後、TCHOプレミックス 5.0部、リン酸プレミックス0.2部を加えて15分混合し目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のTCHO4%粒状組成物を得た。
実施例2
TCHO 95.0部、Sipernat22S 5.0部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。Sipernat22S 50部、リン酸 50部をよく混合し、リン酸プレミックスを調製する。塩基性無機鉱物質粒核(硅粒混在珪砂、粒度分布:0.5〜1.7mm、pH(10%):9.5) 93.1部、モレスコホワイト60 1.5部をコンクリートミキサーでよく混合した後、TCHOプレミックス 5.0部、リン酸プレミックス 0.4部を加えて15分混合し目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のTCHO4%粒状組成物を得た。
実施例3
TCHO 95.0部、Sipernat22S 5.0部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。Sipernat22S 50部、リン酸 50部をよく混合し、リン酸プレミックスを調製する。塩基性無機鉱物質粒核(硅粒混在珪砂、粒度分布:0.5〜1.7mm、pH(10%):9.5) 93.0部、モレスコホワイト60 1.4部をコンクリートミキサーでよく混合した後、TCHOプレミックス 5.0部、リン酸プレミックス 0.6部を加えて15分混合し目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のTCHO4%粒状組成物を得た。
実施例4
TCHO 95.0部、Sipernat22S 5.0部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。Sipernat22S 50部、リン酸 50部をよく混合し、リン酸プレミックスを調製する。塩基性無機鉱物質粒核(硅粒混在珪砂、粒度分布:0.5〜1.7mm、pH(10%):9.5) 92.9部、モレスコホワイト60 1.3部をコンクリートミキサーでよく混合した後、TCHOプレミックス 5.0部、リン酸プレミックス 0.8部を加えて15分混合し目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のTCHO4%粒状組成物を得た。
実施例5
TCHO 95.0部、Sipernat22S 5.0部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。Sipernat22S 50部、リン酸 50部をよく混合し、リン酸プレミックスを調製する。塩基性無機鉱物質粒核(硅粒混在珪砂、粒度分布:0.5〜1.7mm、pH(10%):9.5) 92.7部、モレスコホワイト60 1.3部をコンクリートミキサーでよく混合した後、TCHOプレミックス 5.0部、リン酸プレミックス 1.0部を加えて15分混合し目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のTCHO4%粒状組成物を得た。
実施例6
TCHO 91.4部、Sipernat22S 6.7部、リン酸 1.9部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。中性無機鉱物質粒核(竹折砿業所製岐阜産珪砂、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):6.4) 88.3部、炭酸カルシウム粒核(日東粉化工業製広島産硅粒、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):9.7) 5.0部をコンクリートミキサーに投入しよく混合した後、モレスコホワイト60 1.5部を投入してさらに混合する。最後にTCHOプレミックス 5.2部を加えて15分混合し目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のTCHO4%粒状組成物を得た。
実施例7
TCHO 91.4部、Sipernat22S 6.7部、リン酸 1.9部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。中性無機鉱物質粒核(竹折砿業所製岐阜産珪砂、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):6.4) 83.3部、炭酸カルシウム粒核(日東粉化工業製広島産硅粒、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):9.7) 10.0部をコンクリートミキサーに投入しよく混合した後、モレスコホワイト60 1.5部を投入してさらに混合する。最後にTCHOプレミックス 5.2部を加えて15分混合し目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のTCHO4%粒状組成物を得た。
実施例8
TCHO 91.4部、Sipernat22S 6.7部、リン酸 1.9部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。中性無機鉱物質粒核(竹折砿業所製岐阜産珪砂、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):6.4) 73.3部、炭酸カルシウム粒核(日東粉化工業製広島産硅粒、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):9.7) 20.0部をコンクリートミキサーに投入しよく混合した後、モレスコホワイト60 1.5部を投入してさらに混合する。最後にTCHOプレミックス 5.2部を加えて15分混合し目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のTCHO4%粒状組成物を得た。
実施例9
TCHO 91.4部、Sipernat22S 6.7部、リン酸 1.9部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。中性無機鉱物質粒核(竹折砿業所製岐阜産珪砂、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):6.4) 43.3部、炭酸カルシウム粒核(日東粉化工業製広島産硅粒、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):9.7) 50.0部をコンクリートミキサーに投入しよく混合した後、モレスコホワイト60 1.5部を投入してさらに混合する。最後にTCHOプレミックス 5.2部を加えて15分混合し目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のTCHO4%粒状組成物を得た。
実施例10
TCHO 91.4部、Sipernat22S 6.7部、リン酸 1.9部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。中性無機鉱物質粒核(竹折砿業所製岐阜産珪砂、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):6.4) 18.3部、炭酸カルシウム粒核(日東粉化工業製広島産硅粒、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):9.7) 75.0部をコンクリートミキサーに投入しよく混合した後、モレスコホワイト60 1.5部を投入してさらに混合する。最後にTCHOプレミックス 5.2部を加えて15分混合し目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のTCHO4%粒状組成物を得た。
実施例11
TCHO 91.4部、Sipernat22S 6.7部、リン酸 1.9部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。炭酸カルシウム粒核(日東粉化工業製広島産硅粒、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):9.7) 93.3部をコンクリートミキサーに投入しよく混合した後、モレスコホワイト60 1.5部を投入してさらに混合する。最後にTCHOプレミックス 5.2部を加えて15分混合し目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のTCHO4%粒状組成物を得た。
実施例12
カルタップ塩酸塩 83.3部、Sipernat22S 10.8部、リン酸 5.9部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してカルタップ塩酸塩プレミックスを調製する。炭酸カルシウム粒核(日東粉化工業製広島産硅粒、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):9.7) 93.0部、モレスコホワイト60 1.9部をコンクリートミキサーでよく混合した後、カルタップ塩酸塩プレミックス 5.1部を加えて15分混合して目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、本発明のカルタップ塩酸塩4%粒状組成物を得た。
比較例1
TCHO 95.0部、Sipernat22S 5.0部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。塩基性無機鉱物質粒核(硅粒混在珪砂、粒度分布:0.5〜1.7mm、pH(10%):9.5) 93.5部、モレスコホワイト60 1.5部をコンクリートミキサーでよく混合した後、TCHOプレミックス 5.0部を加えて15分混合して目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、比較用のTCHO4%粒状組成物を得た。
比較例2
TCHO 91.4部、Sipernat22S 6.7部、リン酸 1.9部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。炭酸カルシウム粒核(日東粉化工業製広島産硅粒、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):9.7) 93.3部、PEG−400 1.5部をコンクリートミキサーでよく混合した後、TCHOプレミックス 5.2部を加えて15分混合して目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、比較用のTCHO4%粒状組成物を得た。
比較例3
TCHO 93.1部、Sipernat22S 6.9部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してTCHOプレミックスを調製する。炭酸カルシウム粒核(日東粉化工業製広島産硅粒、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):9.7) 93.5部、PEG−400 1.5部をコンクリートミキサーでよく混合した後、TCHOプレミックス 5.0部を加えて15分混合して目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、比較用のTCHO4%粒状組成物を得た。
比較例4
カルタップ塩酸塩 83.3部、Sipernat22S 10.8部、リン酸 5.9部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してカルタップ塩酸塩プレミックスを調製する。炭酸カルシウム粒核(日東粉化工業製広島産硅粒、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):9.7) 93.0部、PEG−400 1.9部をコンクリートミキサーでよく混合した後、カルタップ塩酸塩プレミックス 5.1部を加えて15分混合して目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、比較用のカルタップ塩酸塩4%粒状組成物を得た。
比較例5
カルタップ塩酸塩 94.4部、Sipernat22S 5.6部をよく混合し、ハンマーミルで粉砕してカルタップ塩酸塩プレミックスを調製する。炭酸カルシウム粒核(日東粉化工業製広島産硅粒、粒度分布:0.5〜1.0mm、pH(10%):9.7) 94.0部、モレスコホワイト60 1.5部をコンクリートミキサーでよく混合した後、カルタップ塩酸塩プレミックス 4.5部を加えて15分混合して目開き0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、比較用のカルタップ塩酸塩4%粒状組成物を得た。
比較例6(特許文献3をTCHOに応用)
TCHO 4.7部、デキストリン 8.0部、ニューカルゲンBX−C 5.0部、酸化マグネシウム 25部、クレー 57.3部をよく混合した後、水12部を加えてよく混練し、混練物を押出造粒機(スクリーン径1.0mm)で造粒し、湿式形成物を得る。これを乾燥後、整粒して0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、比較用のTCHO4%粒剤を得た。
比較例7(特許文献3をカルタップ塩酸塩に応用)
カルタップ塩酸塩 4.2部、デキストリン 8.0部、ニューカルゲンBX−C 5.0部、酸化マグネシウム 25部、クレー 57.8部をよく混合したのに、水12部を加えてよく混練し、混練物を押出造粒機(スクリーン径1.0mm)で造粒し、湿式形成物を得る。これを乾燥後、整粒して0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、比較用のカルタップ塩酸塩4%粒剤を得た。
比較例8(特許文献2をTCHOに応用)
TCHO 4.7部、セロゲン7A 3.2部、ニューカルゲンBX−C 0.54部、炭酸カルシウム粉末 91.5部をよく混合した後、水12部を加えてよく混練し、混練物を押出造粒機(スクリーン径1.0mm)で造粒し、湿式形成物を得る。これを乾燥後、整粒して0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、比較用のTCHO4%粒剤を得た。
比較例9(特許文献2をカルタップ塩酸塩に応用)
カルタップ塩酸塩 4.2部、セロゲン7A 3.2部、ニューカルゲンBX−C 0.54部、炭酸カルシウム粉末 92.0部をよく混合した後、水12部を加えてよく混練し、混練物を押出造粒機(スクリーン径1.0mm)で造粒し、湿式形成物を得る。これを乾燥後、整粒して0.5〜1.7mmの篩で篩い分け、比較用のカルタップ塩酸塩4%粒剤を得た。
試験例(安定性試験)
各実施例及び比較例で得られた農薬粒状組成物を用いて安定性の比較を下記の通り行った。
農薬粒状組成物50gをアルミ袋に入れ密封し、54℃恒温器内に保存し、2週間及び4週間後の有効成分の保存安定性を調べた。試験結果を以下に示す(表1−3)。尚、表中のA.I.は有効成分を、Cartapはカルタップ塩酸塩を意味する。
Figure 2008069123

Figure 2008069123

Figure 2008069123
表1及び2の結果から明らかなように、本願発明の農薬粒状組成物は、塩基性無機鉱物質粒核を増量剤として使用しているにもかかわらず、粒状組成物内のTCHOが安定であった。無機鉱物質粒核としての炭酸カルシウムの含有量が高い場合においても、粒状組成物内の農薬活性成分が安定であった。表3の結果から明らかなように、リン酸を含まない場合(比較例1)、TCHOの安定性が損なわれた。また、親油性液体(流動パラフィン)の代わりに水溶性液体のPEG−400を接着剤として用いた場合(比較例2,3)においては、リン酸の添加の有無にかかわらず農薬活性成分の分解が著しかった。TCHOで見られた上述の傾向はカルタップ塩酸塩においても同様に見ることができた(実施例12、及び比較例4,5)。ベンスルタップの安定化に関する特許をTCHO及びカルタップ塩酸塩に応用すると(比較例6〜9)両農薬活性成分共に分解が著しかった。従って、塩基性無機鉱物質を使用してもベンスルタップが安定である公知の製剤処方であっても、同じネライストキシン系農薬活性成分であるTCHOやカルタップ塩酸塩に単純に応用できるものではないことが分かる。
炭酸カルシウムをはじめとする塩基性無機鉱物質粒核に親油性液体を接着剤として用いてネライストキシン系農薬活性成分と安定剤のリン酸との混合物をコーティングさせることにより、塩基性無機鉱物質粒核を増量剤として用いて、ネライストキシン系農薬活性成分の安定性に優れた農薬粒状組成物が得られる。

Claims (10)

  1. 農薬活性成分としてネライストキシン系農薬活性成分、増量剤として塩基性無機鉱物質粒核を含む無機鉱物質粒核、接着剤として親油性液体及び安定剤としてリン酸を含有する農薬粒状組成物。
  2. ネライストキシン系農薬活性成分がチオシクラムシュウ酸塩(以下、TCHOと表す。)又はカルタップ塩酸塩である請求項1記載の農薬粒状組成物。
  3. 親油性液体が流動パラフィンである請求項1又は請求項2記載の農薬粒状組成物。
  4. 更に固結防止剤を含有する請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の農薬粒状組成物。
  5. 無機鉱物質粒核65〜98重量%、ネライストキシン系農薬活性成分1.0〜20.0重量%、親油性液体0.5〜10重量%、リン酸0.05〜0.5重量%、固結防止剤0〜2重量%を含有する請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の農薬粒状組成物。
  6. 無機鉱物質粒核に、親油性液体を接着剤として用いて、ネライストキシン系農薬活性成分及びリン酸がコーティングされている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の農薬粒状組成物。
  7. 無機鉱物質粒核と親油性液体を混合した組成物に、ネライストキシン系農薬活性成分及びリン酸を添加、混合してコーティングして得られる請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の農薬粒状組成物。
  8. 固結防止剤を、ネライストキシン系農薬活性成分及び/又はリン酸に混合して用いる請求項6又は請求項7に記載の農薬粒状組成物。
  9. 無機鉱物質粒核に親油性液体を混合し、次いで、ネライストキシン系農薬活性成分及びリン酸を添加、混合してコーティングすることを含む請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の農薬粒状組成物の製造方法。
  10. 固結防止剤を、ネライストキシン系農薬活性成分及び/又はリン酸に混合して用いる請求項9に記載の農薬粒状組成物の製造方法。
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