JP2002177499A - 釘組立体およびそれを使用するパチンコ機 - Google Patents
釘組立体およびそれを使用するパチンコ機Info
- Publication number
- JP2002177499A JP2002177499A JP2000376118A JP2000376118A JP2002177499A JP 2002177499 A JP2002177499 A JP 2002177499A JP 2000376118 A JP2000376118 A JP 2000376118A JP 2000376118 A JP2000376118 A JP 2000376118A JP 2002177499 A JP2002177499 A JP 2002177499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nails
- nail
- nail assembly
- game area
- pachinko machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊技盤の遊技領域に植立される多数の釘の組
立ておよび分離を迅速且つ容易にする釘組立体およびそ
れを使用するパチンコ機を提供すること。 【解決手段】 パチンコ機の遊技領域20内に植立される
多数の釘40の少なくとも一部、特に連続して植立される
複数の釘を釘組立体42、44として、適当な合成樹脂によ
り一括成型される。このような釘組立体42、44を、例え
ば鏡像関係の対として複数個設け、パチンコ機の遊技領
域20の所定位置に組み付ける。
立ておよび分離を迅速且つ容易にする釘組立体およびそ
れを使用するパチンコ機を提供すること。 【解決手段】 パチンコ機の遊技領域20内に植立される
多数の釘40の少なくとも一部、特に連続して植立される
複数の釘を釘組立体42、44として、適当な合成樹脂によ
り一括成型される。このような釘組立体42、44を、例え
ば鏡像関係の対として複数個設け、パチンコ機の遊技領
域20の所定位置に組み付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機に関し、
特に遊技球発射装置から遊技球が打ち込まれる遊技領域
に植立される多数の釘の一部を構成する釘組立体および
それを使用するパチンコ機に関する。
特に遊技球発射装置から遊技球が打ち込まれる遊技領域
に植立される多数の釘の一部を構成する釘組立体および
それを使用するパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機は、大衆娯楽の1つとして広
く普及しており、種々のタイプが提案されている。典型
的なパチンコ機の遊技盤10は、図3に示すように略正方
形であり、内部に略円形の遊技領域20を有する。この遊
技領域20内には、ガイドレール21、センターケース22、
複数の入賞口23〜25、始動ゲート26、始動口27、大入賞
口28およびアウト口29が設けられている。また、センタ
ーケース22内には、特別図柄表示装置30および普通図柄
表示装置32が配置されている。また、遊技領域20内の全
面にわたり、多数の釘40が複雑な幾何学模様に植立され
ている。
く普及しており、種々のタイプが提案されている。典型
的なパチンコ機の遊技盤10は、図3に示すように略正方
形であり、内部に略円形の遊技領域20を有する。この遊
技領域20内には、ガイドレール21、センターケース22、
複数の入賞口23〜25、始動ゲート26、始動口27、大入賞
口28およびアウト口29が設けられている。また、センタ
ーケース22内には、特別図柄表示装置30および普通図柄
表示装置32が配置されている。また、遊技領域20内の全
面にわたり、多数の釘40が複雑な幾何学模様に植立され
ている。
【0003】遊技球を遊技球発射装置(図示せず)から
ガイドレール21に沿って遊技領域20内に打ち込むことに
より、遊技が開始する。打ち込まれた遊技球は、遊技領
域20内を釘40等に衝突しながら径路を複雑に変えて流下
する。流下する遊技球が入賞口23〜25の何れかに入賞す
ると、賞球払出装置(図示せず)から、所定個数の賞球
が遊技者に払い出される。また、遊技球が始動ゲート26
に入賞すると、センターケース22内の普通図柄表示装置
32を変動させて、「当り」になると、始動口27の入口部
の電動役物27Aを開放して、遊技球の始動口27への入賞
を容易にする。一方、遊技球が始動口27へ入賞すると、
特別図柄表示装置30の表示図柄の変動を制御して、遊技
を演出表示する。「大当り」の場合には、大入賞口28が
一定時間開放して、遊技球の入賞を容易にし、遊技者に
有利な遊技状態となる。
ガイドレール21に沿って遊技領域20内に打ち込むことに
より、遊技が開始する。打ち込まれた遊技球は、遊技領
域20内を釘40等に衝突しながら径路を複雑に変えて流下
する。流下する遊技球が入賞口23〜25の何れかに入賞す
ると、賞球払出装置(図示せず)から、所定個数の賞球
が遊技者に払い出される。また、遊技球が始動ゲート26
に入賞すると、センターケース22内の普通図柄表示装置
32を変動させて、「当り」になると、始動口27の入口部
の電動役物27Aを開放して、遊技球の始動口27への入賞
を容易にする。一方、遊技球が始動口27へ入賞すると、
特別図柄表示装置30の表示図柄の変動を制御して、遊技
を演出表示する。「大当り」の場合には、大入賞口28が
一定時間開放して、遊技球の入賞を容易にし、遊技者に
有利な遊技状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】遊技盤10の遊技領域20
の全面に植立された多数の釘40は、上述のように遊技領
域20内を流下する遊技球と衝突して、その流下径路を複
雑にして遊技性を高めるものである。図3から明らかな
ように、極めて多数の釘40が、複雑な幾何学模様に遊技
盤10の遊技領域20の全面に植立されている。また、この
遊技盤10は、一般に木材により形成され、金属製の多数
の釘40を植立している。そこで、遊技盤10、特に遊技領
域20の製造組立に大変な労力を必要とすると共にリサイ
クル時にも、これら多数の釘40を遊技盤10から抜き去る
必要があるので労力を必要とするという課題があった。
の全面に植立された多数の釘40は、上述のように遊技領
域20内を流下する遊技球と衝突して、その流下径路を複
雑にして遊技性を高めるものである。図3から明らかな
ように、極めて多数の釘40が、複雑な幾何学模様に遊技
盤10の遊技領域20の全面に植立されている。また、この
遊技盤10は、一般に木材により形成され、金属製の多数
の釘40を植立している。そこで、遊技盤10、特に遊技領
域20の製造組立に大変な労力を必要とすると共にリサイ
クル時にも、これら多数の釘40を遊技盤10から抜き去る
必要があるので労力を必要とするという課題があった。
【0005】そこで、本発明は、従来の遊技機が有する
課題を解決するために考えられたものであり、遊技盤の
遊技領域に植立される多数の釘を、簡単に組立て且つリ
サイクル時には遊技盤から分離可能にする釘組立体およ
びそれを使用するパチンコ機を提供することを目的とし
ている。
課題を解決するために考えられたものであり、遊技盤の
遊技領域に植立される多数の釘を、簡単に組立て且つリ
サイクル時には遊技盤から分離可能にする釘組立体およ
びそれを使用するパチンコ機を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の釘組立体は、自
由落下する金属球と衝突してこの金属球を反発すること
により、金属球の流下径路を変更するものであって、複
数本の釘を予め決められたパターン状に配置し、合成樹
脂により一体成型することを特徴とする。本発明の釘組
立体の好適な実施形態によると、合成樹脂により一体形
成される複数の釘のパターンを鏡像関係に配置した対と
して用意する。上述した合成樹脂の比較的薄い基部を有
し、この基部には複数の取付孔が形成される。
由落下する金属球と衝突してこの金属球を反発すること
により、金属球の流下径路を変更するものであって、複
数本の釘を予め決められたパターン状に配置し、合成樹
脂により一体成型することを特徴とする。本発明の釘組
立体の好適な実施形態によると、合成樹脂により一体形
成される複数の釘のパターンを鏡像関係に配置した対と
して用意する。上述した合成樹脂の比較的薄い基部を有
し、この基部には複数の取付孔が形成される。
【0007】また、本発明による釘組立体を使用するパ
チンコ機は、複数の入賞口および始動口等が設けられ多
遊技領域に打ち込まれる遊技球と衝突して反発し、遊技
球の流下径路を変更する多数の釘が植立されたものであ
って、多数の釘のうち、少なくとも連続して植立される
複数の釘を一体にまとめた1個以上の釘組立体を設け、
遊技領域に組み付ける。本発明の釘組立体を使用するパ
チンコ機の好適な実施形態によると、釘組立体は、複数
の釘を合成樹脂により一体成型して形成する。釘組立体
は、遊技領域の上部または始動口の近傍の一方または両
方に組み付けられる。さらに、釘組立体は、鏡像関係に
形成された1対または複数対を遊技領域に組み付けられ
る。
チンコ機は、複数の入賞口および始動口等が設けられ多
遊技領域に打ち込まれる遊技球と衝突して反発し、遊技
球の流下径路を変更する多数の釘が植立されたものであ
って、多数の釘のうち、少なくとも連続して植立される
複数の釘を一体にまとめた1個以上の釘組立体を設け、
遊技領域に組み付ける。本発明の釘組立体を使用するパ
チンコ機の好適な実施形態によると、釘組立体は、複数
の釘を合成樹脂により一体成型して形成する。釘組立体
は、遊技領域の上部または始動口の近傍の一方または両
方に組み付けられる。さらに、釘組立体は、鏡像関係に
形成された1対または複数対を遊技領域に組み付けられ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による釘組立体およ
びそれを使用するパチンコ機の好適な実施形態の構成お
よび動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
びそれを使用するパチンコ機の好適な実施形態の構成お
よび動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明による釘組立体を使用する
パチンコ機の好適な実施形態の遊技盤の正面図である。
なお、説明の便宜上、図3を参照して上述した従来例の
構成要素と対応する構成要素には、同様の参照符号を使
用することとする。
パチンコ機の好適な実施形態の遊技盤の正面図である。
なお、説明の便宜上、図3を参照して上述した従来例の
構成要素と対応する構成要素には、同様の参照符号を使
用することとする。
【0010】図1に示すパチンコ機の遊技盤10は、略円
形の遊技領域20に、ガイドレール21、センターケース2
2、複数の入賞口23〜25、始動ゲート26、始動口27、大
入賞口28およびアウト口29を有する。また、センターケ
ース22内には、特別図柄表示装置30および普通図柄表示
装置32が設けられていること、図3を参照して上述した
従来技術と同様である。さらに、これら各構成要素21〜
32の構成および機能は、図3を参照して上述した従来技
術の対応する構成要素と同様であるので、詳細説明は省
略することとする。
形の遊技領域20に、ガイドレール21、センターケース2
2、複数の入賞口23〜25、始動ゲート26、始動口27、大
入賞口28およびアウト口29を有する。また、センターケ
ース22内には、特別図柄表示装置30および普通図柄表示
装置32が設けられていること、図3を参照して上述した
従来技術と同様である。さらに、これら各構成要素21〜
32の構成および機能は、図3を参照して上述した従来技
術の対応する構成要素と同様であるので、詳細説明は省
略することとする。
【0011】また、遊技領域20の全面にわたり、多数の
釘40が植立されている。しかし、本発明のパチンコ機に
あっては、遊技領域20の全面に植立される多数の釘40の
少なくとも一部分を釘組立体42A、42B、44Aおよび44
Bに置換している点が特徴である。遊技領域20は、一般
的に左右対称に構成されている。従って、釘40も左右対
称に植立されているが、これら釘40の密度は遊技領域20
の全面にわたり一様ではない。換言すると、遊技領域20
の一部分(領域)には、多の部分よりも高密度(例えば
連続して)に釘40が植立されている。そこで、このよう
に高密度で植立された釘を有する部分を、本発明による
釘組立体42A、42B、44A、44Bに置換し、遊技盤10の
遊技領域の所定部分に一括して組み付けている。
釘40が植立されている。しかし、本発明のパチンコ機に
あっては、遊技領域20の全面に植立される多数の釘40の
少なくとも一部分を釘組立体42A、42B、44Aおよび44
Bに置換している点が特徴である。遊技領域20は、一般
的に左右対称に構成されている。従って、釘40も左右対
称に植立されているが、これら釘40の密度は遊技領域20
の全面にわたり一様ではない。換言すると、遊技領域20
の一部分(領域)には、多の部分よりも高密度(例えば
連続して)に釘40が植立されている。そこで、このよう
に高密度で植立された釘を有する部分を、本発明による
釘組立体42A、42B、44A、44Bに置換し、遊技盤10の
遊技領域の所定部分に一括して組み付けている。
【0012】第1対の釘組立体42A、42Bは、遊技領域
20の上部、特にセンターケース22の上方左右に略水平方
向に組み付けられている。これら第1対の釘組立体42
A、42Bは、それぞれ7〜8本の釘が4列に連続して植
立されている。従って、この特定例では、第1対の釘組
立体42Aまたは42Bは、合計約30本の釘が比較的狭い
領域に植立されている。一方、第2対の釘組立体44A、
44Bは、センターケース22と始動口27間であって、始動
口27の上方左右に組み付けられている。これら第2対の
釘組立体44A、44Bは、途中が途切れた2列の連続した
釘が植立されており、この特定実施形態では、それぞれ
17本の釘を含んでいる。
20の上部、特にセンターケース22の上方左右に略水平方
向に組み付けられている。これら第1対の釘組立体42
A、42Bは、それぞれ7〜8本の釘が4列に連続して植
立されている。従って、この特定例では、第1対の釘組
立体42Aまたは42Bは、合計約30本の釘が比較的狭い
領域に植立されている。一方、第2対の釘組立体44A、
44Bは、センターケース22と始動口27間であって、始動
口27の上方左右に組み付けられている。これら第2対の
釘組立体44A、44Bは、途中が途切れた2列の連続した
釘が植立されており、この特定実施形態では、それぞれ
17本の釘を含んでいる。
【0013】次に、図2を参照して、上述した釘組立体
42、44の詳細構成を説明する。図2は、上述した釘組立
体44Aの詳細構成を示す斜視図である。この釘組立体44
Aの特定実施形態は、連続した5本ずつの釘を含む合計
10本の第1列の釘441、この第1列の釘441と略平行に
配置され、5本および2本の連続した合計7本の釘から
なる第2列の釘442およびこれら2列の釘441、442をま
とめて固定する比較的薄い合成樹脂の基部(ベース)44
3により構成される。これら第1列の釘441および第2列
の釘442の列内および列間には、遊技球が通過可能な間
隙が設けられているのが好ましい。また、合成樹脂の基
部443には、例えば4隅に4個の取付孔444が形成され、
遊技盤10の遊技領域内の所定位置に釘またはその他の固
定手段により組み付け可能にする。合成樹脂の基部443
は、流下する遊技球がこの基部443に衝突しないよう十
分薄く形成する必要がある。
42、44の詳細構成を説明する。図2は、上述した釘組立
体44Aの詳細構成を示す斜視図である。この釘組立体44
Aの特定実施形態は、連続した5本ずつの釘を含む合計
10本の第1列の釘441、この第1列の釘441と略平行に
配置され、5本および2本の連続した合計7本の釘から
なる第2列の釘442およびこれら2列の釘441、442をま
とめて固定する比較的薄い合成樹脂の基部(ベース)44
3により構成される。これら第1列の釘441および第2列
の釘442の列内および列間には、遊技球が通過可能な間
隙が設けられているのが好ましい。また、合成樹脂の基
部443には、例えば4隅に4個の取付孔444が形成され、
遊技盤10の遊技領域内の所定位置に釘またはその他の固
定手段により組み付け可能にする。合成樹脂の基部443
は、流下する遊技球がこの基部443に衝突しないよう十
分薄く形成する必要がある。
【0014】上述した本発明による釘組立体44A等は、
金型内に2列の釘441、442を固定し、溶融した適当な合
成樹脂を、適当な圧力下で金型内に流入させ、合成樹脂
による一体成型により形成可能である。なお、図1中に
示す他方の釘組立体44Aおよび第1対の釘組立体42A、
42Bについても、同様に形成可能である。ここで、各対
の釘組立体42、44は、釘の配置が鏡像関係である点を除
き同様構成である。
金型内に2列の釘441、442を固定し、溶融した適当な合
成樹脂を、適当な圧力下で金型内に流入させ、合成樹脂
による一体成型により形成可能である。なお、図1中に
示す他方の釘組立体44Aおよび第1対の釘組立体42A、
42Bについても、同様に形成可能である。ここで、各対
の釘組立体42、44は、釘の配置が鏡像関係である点を除
き同様構成である。
【0015】上述のような釘組立体42、44を使用するこ
とにより、約20〜30本の釘を、例えば4本の固定釘
により遊技領域20内の所定位置に簡単に組み付け可能で
ある。特に、複数の釘が相互に連続して植立される場合
には、人手による作業が困難であるが、本発明のように
釘組立体42、44を使用すると、簡単に実現可能であるの
で特に有効である。また、リサイクルのために遊技盤10
から釘40を抜去または分解する場合にも、組立時と同様
に一括処理が可能である。なお、本明細書中で、釘と
は、金属または金属の性質を有する棒(ピン)状部材を
意味し、必ずしも一般的な直径の大きい頭部を有する釘
を意味するものではない。
とにより、約20〜30本の釘を、例えば4本の固定釘
により遊技領域20内の所定位置に簡単に組み付け可能で
ある。特に、複数の釘が相互に連続して植立される場合
には、人手による作業が困難であるが、本発明のように
釘組立体42、44を使用すると、簡単に実現可能であるの
で特に有効である。また、リサイクルのために遊技盤10
から釘40を抜去または分解する場合にも、組立時と同様
に一括処理が可能である。なお、本明細書中で、釘と
は、金属または金属の性質を有する棒(ピン)状部材を
意味し、必ずしも一般的な直径の大きい頭部を有する釘
を意味するものではない。
【0016】以上、本発明による釘組立体およびそれを
使用するパチンコ機の好適な実施形態の構成および動作
を説明した。しかし、このような実施形態は、本発明の
単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではな
い。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じ
て種々の変形変更が可能である。例えば、釘組立体は、
左右に分割することなく一体に構成しても良い。また、
遊技領域20を縦または横方向に複数に分割して遊技領域
20内の全ての釘を複数の釘組立体により構成しても良い
こと勿論である。さらに、釘組立体は、釘等によらず、
例えば接着剤等の周知の組み付け手段により遊技盤の遊
技領域の所定位置に組み付けても良い。
使用するパチンコ機の好適な実施形態の構成および動作
を説明した。しかし、このような実施形態は、本発明の
単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではな
い。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じ
て種々の変形変更が可能である。例えば、釘組立体は、
左右に分割することなく一体に構成しても良い。また、
遊技領域20を縦または横方向に複数に分割して遊技領域
20内の全ての釘を複数の釘組立体により構成しても良い
こと勿論である。さらに、釘組立体は、釘等によらず、
例えば接着剤等の周知の組み付け手段により遊技盤の遊
技領域の所定位置に組み付けても良い。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の釘組立体およびそれを使用するパチンコ機による
と、次のような実用上の顕著な効果が得られる。即ち、
多数の釘を含む釘組立体を使用することにより、複数の
釘を一括して遊技領域に組み付けまたは抜去(分離)可
能である。複数の釘は、予め金型内で位置決め整列され
るので、人手による植立の場合のような誤差が少なく均
一化が実現可能である。さらに、合成樹脂により一体成
型することにより、連続して複数本の釘の植立が人手に
よる場合より一層容易且つ正確に可能である。さらに、
本発明の釘組立体を使用すると、人手による釘の調整が
きわめて困難になるので、パチンコ機ごとの入賞確率を
均一化することができる。
明の釘組立体およびそれを使用するパチンコ機による
と、次のような実用上の顕著な効果が得られる。即ち、
多数の釘を含む釘組立体を使用することにより、複数の
釘を一括して遊技領域に組み付けまたは抜去(分離)可
能である。複数の釘は、予め金型内で位置決め整列され
るので、人手による植立の場合のような誤差が少なく均
一化が実現可能である。さらに、合成樹脂により一体成
型することにより、連続して複数本の釘の植立が人手に
よる場合より一層容易且つ正確に可能である。さらに、
本発明の釘組立体を使用すると、人手による釘の調整が
きわめて困難になるので、パチンコ機ごとの入賞確率を
均一化することができる。
【図1】本発明による釘組立体を使用するパチンコ機の
好適な実施形態の遊技盤の正面図である。
好適な実施形態の遊技盤の正面図である。
【図2】本発明による釘組立体の好適な実施形態の構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】典型的な遊技機の遊技盤の正面図である。
10 遊技盤 20 遊技領域 22 センターケース 23〜25 入賞口 27 始動口 42A、42B 第1対の釘組立体 44A、44B 第2対の釘組立体 441 第1釘列 442 第2釘列 443 合成樹脂基部 444 組み付け孔
Claims (7)
- 【請求項1】 自由落下する金属球と衝突して該遊技球
を反発することにより、該金属球の流下径路を変更する
ものであって、 複数本の釘を予め決められたパターン状に配置し、合成
樹脂により一体成型することを特徴とする釘組立体。 - 【請求項2】 前記合成樹脂により一体成型される複数
の釘のパターンを鏡像関係に配置した対として用意する
ことを特徴とする請求項1に記載の釘組立体。 - 【請求項3】 前記合成樹脂の比較的薄い基部を有し、
該基部には複数の取付孔が形成されていることを特徴と
する請求項1または2に記載の釘組立体。 - 【請求項4】 複数の入賞口および始動口等が設けられ
た遊技領域に打ち込まれる遊技球と衝突して反発し、前
記遊技球の流下径路を変更する多数の釘が植立されたパ
チンコ機において、 前記多数の釘のうち、少なくとも連続して植立される複
数の釘を一体にまとめた1個以上の釘組立体を設け、前
記遊技領域に組み付けることを特徴とする釘組立体を使
用するパチンコ機。 - 【請求項5】 前記釘組立体は、複数の釘を合成樹脂に
より一体成型して形成することを特徴とする請求項4に
記載の釘組立体を使用するパチンコ機。 - 【請求項6】 前記釘組立体は、前記遊技領域の上部ま
たは前記始動口の近傍の一方または両方に組み付けられ
ることを特徴とする請求項4または5に記載の釘組立体
を使用するパチンコ機。 - 【請求項7】 前記釘組立体は、鏡像関係に形成された
1または複数対を前記遊技領域に組み付けられることを
特徴とする請求項4、5または6に記載の釘組立体を使
用するパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000376118A JP2002177499A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 釘組立体およびそれを使用するパチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000376118A JP2002177499A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 釘組立体およびそれを使用するパチンコ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002177499A true JP2002177499A (ja) | 2002-06-25 |
Family
ID=18845027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000376118A Pending JP2002177499A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 釘組立体およびそれを使用するパチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002177499A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002336485A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-26 | Heiwa Corp | パチンコ機 |
JP2008161467A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Sansei R & D:Kk | 弾球遊技機 |
JP2009279189A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Kyoraku Sangyo Kk | 樹脂製遊技盤ユニット、及びパチンコ遊技機 |
-
2000
- 2000-12-11 JP JP2000376118A patent/JP2002177499A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002336485A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-26 | Heiwa Corp | パチンコ機 |
JP4711540B2 (ja) * | 2001-05-14 | 2011-06-29 | 株式会社平和 | パチンコ機 |
JP2008161467A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Sansei R & D:Kk | 弾球遊技機 |
JP4485513B2 (ja) * | 2006-12-28 | 2010-06-23 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 弾球遊技機 |
JP2009279189A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Kyoraku Sangyo Kk | 樹脂製遊技盤ユニット、及びパチンコ遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4375650B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2002177499A (ja) | 釘組立体およびそれを使用するパチンコ機 | |
JP2008023031A (ja) | 入賞装置及び遊技機 | |
JPH0553687U (ja) | パチンコ機における障害釘装置 | |
JP2003210694A (ja) | 遊技機 | |
JP2005046269A (ja) | パチンコ機 | |
JP2007000195A (ja) | 遊技機 | |
JP2001252406A (ja) | 遊技機 | |
JPH11151350A (ja) | 弾球遊技機用遊技盤 | |
JP4618877B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2003000829A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2892776B2 (ja) | パチンコ遊技機の役物装置 | |
JP5103656B2 (ja) | 遊技機 | |
JPH04354960A (ja) | 弾球遊技機用遊技盤 | |
JP2003181057A (ja) | パチンコ機 | |
JPH10314391A (ja) | パチンコ機の盤面部品 | |
JPH04325175A (ja) | パチンコ機 | |
JPH0768016A (ja) | パチンコ機の盤面側構造 | |
JPH0633967Y2 (ja) | パチンコ式遊技機の遊技装置 | |
JP5077710B2 (ja) | 遊技機 | |
JPH11333068A (ja) | パチンコゲーム機 | |
JPH0428620Y2 (ja) | ||
JP2003024545A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JPH0755255B2 (ja) | 多量放出式パチンコ機 | |
JPH05192436A (ja) | パチンコ機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |