JPH04354960A - 弾球遊技機用遊技盤 - Google Patents
弾球遊技機用遊技盤Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
技機に使用される遊技盤に関し、さらに詳しくは合成樹
脂の成形体を基盤とする遊技盤に関するものである。
は、木製合板の基盤に絵柄を印刷した合成樹脂フィルム
からなる化粧板を張り合せたものが使用されている。こ
のような遊技盤では、前記化粧板の貼付されている側が
遊技面となり、その遊技面には多数の釘が頭部を一定の
高さに突出させた状態で打ち込まれている。
等の材質が異なるため、前記釘の打ち込み具合を均等化
することが困難である。また、遊技面を洗浄する際に前
記釘を打ち込んだ穴などから浸み込む水分や空気中の湿
度によって木製の基盤が変形したり、前記化粧板が剥離
することがあるとの不都合があった。さらに、前記遊技
機で電飾効果を得るためには、基盤が木製であって光を
透過しないので、予め設けられた孔部にランプなどを取
着しなければならず遊技面の設計が制約されていた。
に合成樹脂からなる成形体で遊技盤の基盤を形成するこ
とが考えられている。前記基盤に用いられる合成樹脂と
しては、比較的大きな硬度を有していて傷が付きにくい
こと、−40〜23℃という広い温度範囲で衝撃強さに
大きな変化が見られないこと、寸法安定性、絶縁性に優
れ温度・湿度の影響を殆ど受けないこと、成形性、着色
性に優れていることなどから、アクリロニトリル・ブタ
ジエン・スチレン樹脂(ABS樹脂)が好適であり、A
BS樹脂製の基盤は射出成形により製造されることが一
般的である。
脂製の成形体からなる基盤に釘を打つと、前記成形体の
厚さが十分でないときには釘を保持する力が十分得られ
ず、打ち込まれた釘が不安定になったり、打込部に亀裂
が生じ基盤自体の強度が低減する虞れがある。
に打ちこめるとともに、打ち込まれた釘を適正な力で保
持することができる合成樹脂の成形体からなる遊技盤を
提供することを目的とする。また、本発明は釘の配置を
一定にして量産に適した遊技盤を提供することをも目的
とする。
樹脂からなる成形体を基盤とし、該基盤の遊技面側から
釘を打ち込む孔部を有するボスを、該基盤の裏面に一体
的に形成したことを特徴とする。
た状態で打ち込まれた釘が貫通しない厚さに形成されて
いることを特徴とする。
向けて、好ましくは3〜5°傾けて形成されていること
を特徴とする。
断面の中心軸線上にあることを特徴とする。
から裏側まで貫通していることを特徴とする。
合成樹脂としてABS樹脂が好適である。
の裏側にボスが設けられており、該ボスは釘を打ち込む
孔部を有しているので、釘の打込みが容易になるととも
に、釘の打ち込み部と孔部との接触面積が大きくなり孔
部に嵌挿された釘が適正な力で保持される。前記ボスは
、釘が頭部を所定の高さに突出させた状態で打ち込まれ
ているときには貫通しない厚さに形成されているので、
打ち込まれた釘が基盤の裏側に突き出して配線などを妨
げることがない。
に形成することにより、該孔部に嵌挿された釘は遊技面
側で遊技面に対して斜め上方に突出し、釘に遊技球が当
たった際に遊技球が跳ね返る方向をコントロールしやす
くなる。
面の中心軸線上にあることにより、ボスの各部で樹脂が
均等に収縮するので、均一な強度のボスが得られる。
ら裏側まで貫通して形成することにより、嵌挿された釘
を裏側から押しだせるので、打ち込み時に曲がったり折
れたりした釘の抜き取りが容易になる。
技機の一例を示す正面図、図2は本実施例の遊技盤の遊
技面側を示す斜視図、図3は図2の遊技盤の裏面側を示
す斜視図、図4はボスを遊技盤の垂直方向に切る説明的
断面図である。
示しないガラス扉が備えられ、ガラス扉の内部にほぼ矩
形の遊技盤2が備えられている。前記ガラス扉は遊技者
には開閉できないようにされており、遊技者は直接遊技
盤2に触れることはできない。
れた円形の遊技面4が設けられており、遊技者がパチン
コ遊技機1の正面の右側下部に設けられた打球ハンドル
5を操作すると、遊技盤2の裏側に取り付けた発射装置
から遊技球が発射され、ガイドレール3に沿って遊技面
4に打ち出されるようになっている。遊技面4上には打
ち出された遊技球の案内手段として多数の釘6が配置さ
れる一方、複数の可変入賞装置が配置されている。前記
可変入賞装置は、遊技球の入賞に関して、遊技者に不利
な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変換される可
変入賞装置であり、このような可変入賞装置は公知のも
のである。
射された遊技球が始動口に入賞することにより別遊技が
できるようにしたものであり、前記可変入賞装置には、
遊技球が入ると所定個数(例えば13個)の賞品球を払
い出す一般入賞口7と遊技球が入ると所定個数(例えば
7個)の賞品球を払い出すとともに別遊技の始動口とな
る特定入賞口8とが備えられている。一般入賞口7L、
7R、7Cは遊技面4の左右及び中央に配置され、特定
入賞口8L、8Rは遊技面3の左右に配置されている。
7R及び特定入賞口8L、8Rに挟まれる部分には、前
記特定入賞口8に遊技球が入賞することにより始動され
る別遊技に使用される可変表示装置9が設けられ、その
下方に、別遊技の結果が特定の表示態様になった時に開
く扉を備えた変動入賞装置10が設けられている。
S樹脂製の基盤21と、絵柄が印刷されて基盤表面に張
り合わされた化粧板22とからなる。化粧板22の表面
には、遊技面を形成する枠体23及び遊技球を案内する
ガイドレール3が備えられており、中央に遊技面4が形
成される。そして、遊技面4上には打ち出された遊技球
の案内手段として多数の釘6が、化粧板22の上から打
ち込まれて配置される。
入賞口8、可変表示装置9、及び変動入賞装置10を取
り付けるための開口部24、25、26及び27が予め
設けられている。
の裏面は周囲に枠体31が形成された箱型となっており
、箱型の内部には釘6が打ち込まれる孔部を有する断面
円形の多数のボス32が、基盤21と一体的に成形され
て設けられている。また、箱形の中央部には、その中心
が基盤21の反対側の面に形成される円形の遊技面4の
中心に一致する円環状の補強リブ33a、33bが基盤
21と一体的に成形されて設けられており、開口部24
、25、26及び27の周囲など補強されていることが
好ましい箇所には、補強リブ34が基盤21と一体的に
成形されて設けられている。
込まれる孔部41を有しており、孔部41は基盤21及
びボス32を貫通している。ボス32は、仮想線で示す
釘6が裏側まで貫通しない厚さに形成されている。この
とき、釘6は基盤21の遊技面側に張り合わされた化粧
板22の上から、頭部を所定の高さに突出させた状態で
孔部41に打ち込まれている。
向けて形成されており、孔部41の中心軸線と遊技面の
法線とのなす角θが3〜5°になるようにされている。
やや細く形成されており、遊技面側の開口部の径r1
が 1.8mm、裏側の開口部の径r2 が1.75m
mである円錐状に形成されている。そして、孔部41の
容積の中心Gは、前記ボス32の円形断面の中心軸線上
に位置している。
でボス32を前記の厚さに形成するとボス32部分はか
なりの強度となるが、孔部41を設けることにより、釘
6を容易に打ち込むことができるようになる。基盤21
は木製基盤と異なり各部の強度が均一であり、釘6を打
ち込む位置に前記孔部41を有するボス32を設けてお
くことにより、多数の釘6を均一な力で打ち込むことが
できる。従って、釘6はボス32の位置に合わせて打ち
込めばよく、従来のように熟練した作業員がともすれば
恣意的に釘6の配置を決定しがちであるとの弊害を排除
して、多数の釘6が同一の配置になっている遊技盤を量
産することができる。
、釘6をその頭部が所定の高さで突出した状態で孔部4
1に打ち込んだときに釘6の先端が裏側に突き抜けるこ
とがなく、従って釘6の先端が配線等の邪魔になること
がない。
しており、且つ、開口部が前記の径に形成されているの
で、打ち込まれた釘6との間に十分な接触面が形成され
、釘6を確実に保持することができる。釘6は前述のよ
うに遊技球を案内するために設けられているものである
ので、遊技球の当たる頻度の高い位置にある釘、例えば
遊技面の最上部に位置するいわゆる天釘は、他の位置の
釘よりも強く保持されることが望ましい。このような場
合には、孔部41の径を調節することにより釘6を保持
する力を調整するようにしてもよい。
向けて前記角度で傾けて形成されているので、打ち込ま
れた釘6はその頭部が遊技面から斜め上方に突出した状
態で保持され、遊技球が当たった際に遊技球が跳ね返る
方向を容易にコントロールすることができる。
貫通して形成されているので、打込時に曲がったり折れ
たりした釘6を裏側から押し出して抜き去ることができ
る。
円形断面の中心軸線上に位置するように形成されている
ので、射出成型の際にボス32の各部で樹脂が均等に収
縮し、各部の強度が均一なボス32が得られる。
のように円錐状にすることにより、射出成型の際に金型
の脱型が容易になる。
32を貫通するように形成しているが、孔部41は打ち
込まれた釘6を確実に保持することができる深さがあれ
ばよく、裏側の開口部はなくてもよい。
ち込む位置の裏側に孔部を有するボスを設けたので、合
成樹脂からなる遊技盤の基盤であるにもかかわらず、釘
を容易に打ち込むことができるとともに、打ち込まれた
釘を確実に保持することができる。
ので、所定の位置にボスを形成した基盤を大量に製造す
ることができ、ボスの位置に合わせて多数の釘を均一な
力で打ち込むことにより、釘の配置が同一になっている
遊技盤を量産することができる。
させた状態で打ち込まれているときには貫通しない厚さ
に形成されているので、打ち込まれた釘が基盤の裏側に
突き抜けることを防止することができる。
うに形成されているので、打ち込まれた釘が遊技面側で
遊技面に対して斜め上方に突出し、釘に遊技球が当たっ
た際に遊技球が跳ね返る方向を容易にコントロールする
ことができる。
ボスの円形断面の中心軸線上に位置するように形成され
ているので、射出成型の際にボスの各部で樹脂が均等に
収縮し、各部の強度が均一なボスを得ることができる。
から裏側まで貫通して形成されているので、打ち込み時
に曲がったり折れたりした釘を裏側から押し出して容易
に抜き取ることができる。
技機の正面図。
す斜視図。
4…遊技面、5…打球ハンドル、6…釘、7L,7R,
7C…一般入賞口、8L,8R…特定入賞口、9…可変
表示装置、10…変動入賞装置、21…基盤、22…化
粧板、23…枠体、24,25,26,27…開口部、
31…枠体、32…ボス、33a,33b…円環状補強
リブ、34…補強リブ、41…孔部。
Claims (5)
- 【請求項1】合成樹脂からなる成形体を基盤とし、該基
盤の遊技面側から釘を打ち込む孔部を有するボスを、該
基盤の裏面に一体的に形成したことを特徴とする弾球遊
技機用遊技盤。 - 【請求項2】前記ボスが、頭部を所定の高さに突出させ
た状態で打ち込まれた釘が貫通しない厚さに形成されて
いることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機用遊技
盤。 - 【請求項3】前記孔部が前記遊技面側から斜め下方に向
けて形成されていることを特徴とする請求項1記載の弾
球遊技機用遊技盤。 - 【請求項4】前記孔部の中心が前記ボスの円形断面の中
心軸線上にあることを特徴とする請求項1記載の弾球遊
技機用遊技盤。 - 【請求項5】前記孔部が前記基盤の遊技面側から裏側ま
で貫通していることを特徴とする請求項1記載の弾球遊
技機用遊技盤。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12988891A JP2732724B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 弾球遊技機用遊技盤 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04354960A true JPH04354960A (ja) | 1992-12-09 |
JP2732724B2 JP2732724B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=15020829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12988891A Expired - Lifetime JP2732724B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 弾球遊技機用遊技盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2732724B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006192187A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Aiwa Raito:Kk | 遊技盤及び遊技盤の成形方法 |
JP2011193953A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Adachi Light Co Ltd | 樹脂製遊技盤 |
JP2013085804A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2014023718A (ja) * | 2012-07-26 | 2014-02-06 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014023717A (ja) * | 2012-07-26 | 2014-02-06 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP12988891A patent/JP2732724B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006192187A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Aiwa Raito:Kk | 遊技盤及び遊技盤の成形方法 |
JP2011193953A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Adachi Light Co Ltd | 樹脂製遊技盤 |
JP2013085804A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2014023718A (ja) * | 2012-07-26 | 2014-02-06 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014023717A (ja) * | 2012-07-26 | 2014-02-06 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2732724B2 (ja) | 1998-03-30 |
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