JP2003290463A - パチンコ遊技機 - Google Patents
パチンコ遊技機Info
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Abstract
与する内側誘導レールを備えたパチンコ遊技機を提供す
る。 【解決手段】長尺状の板片よりなる内側誘導レール4a
を曲成加工して、該内側誘導レール4aに遊技領域2側
へと突出する突部7aを形成する。そして、該突部7a
を遊技部材として用いることで、内側誘導レール7aと
他の遊技部材を一体形成することとなり、単独部品の使
用を省くことができる。このように、部品点数を削減で
きたことで、製造工程の簡略化、遊技部材の取り付け作
業の簡素化が可能となる。
Description
レールを備えたパチンコ遊技機に関するものである。
導レール間の案内通路を経て、遊技球が打ち込まれる遊
技領域が形成される遊技盤を備える。前記誘導レール
は、長尺な金属や樹脂等を略円弧状に湾曲してなり、遊
技領域を囲むように配置されている。遊技領域には、図
柄表示装置、入賞装置等の遊技部材が付装される。
技領域上縁にかけて配設され、発射機構の打撃鎚により
発射レールから発射される遊技球を遊技領域の上方まで
案内する。内側誘導レールは、遊技領域の下縁から左縁
にかけて配置され、案内通路と遊技領域とを区画する。
また、従来構成にあっては、入賞することなく遊技領域
を通過し、内側誘導レール上に落下した遊技球は、凹凸
のない内側誘導レールに沿って、アウト口へと誘導され
ることとなる。
では、遊技領域における図柄表示装置の専有面積が拡大
傾向にあるが、その一方で、パチンコ遊技機の高機能化
に伴い、部品点数はさらに増加する傾向にある。このた
め、狭い領域に入賞装置等の遊技部材を配設する必要が
あり、配置設計が困難になりつつある。また、それに伴
い誘導レールの内側に、多くの遊技部品を密集させて取
り付ける作業は、面倒で時間と手間のかかるものとなっ
てきている。
であって、部品点数がより少なく、部品の取り付けが簡
単なパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
に配設された内外の誘導レール間に、発射装置から発射
された遊技球を遊技盤面上の遊技領域に案内する案内通
路を形成してなるパチンコ遊技機において、内側誘導レ
ールに、遊技領域側へ突出する突部を形成したことを特
徴とするパチンコ遊技機(請求項1)である。かかる構成
では、入賞装置、誘導装置等の遊技部材に、内側誘導レ
ールの突部を用いることで、単独部品のみで該遊技部材
を構成する場合より、部品点数を削減することができ
る。これにより、取り付け作業の簡素化や製造工程の簡
略化が可能となる。
へ遊技球を案内する球案内部をなしている構成(請求項
2)が提案される。ここでは、遊技盤面上には突部を形
成した内側レールを取り付けるだけで、該球通過孔と球
案内部とで入賞装置を構成することが可能となる。
の内方へ遊技球を誘導する誘導突部であるような構成
(請求項3)も提案される。従来では内側誘導レール上の
遊技球は入賞する見込みもなくアウト口に入るのみであ
るが、かかる構成では、誘導突部により遊技領域の内方
へと誘導することで、該遊技球には入賞する可能性が残
る。すなわち、遊技者は該遊技球に対して、より長く入
賞の期待を抱き続けることとなり、遊技を盛り上げる作
用がある。
始動装置等の遊技部材が具備する球入り口へ遊技球を誘
導する誘導突部であってもよい(請求項4)。これによ
り、誘導突部は内側誘導レール上の遊技球を直接、入賞
装置、図柄始動装置等の遊技部材が具備する球入り口へ
誘導するため、遊技者は該遊技球に対して入賞や図柄始
動への期待を一層強めることができ、遊技の興趣が増す
こととなる。
に突出する、複数の誘導突部を有する構成(請求項5)
も提案される。かかる構成では、レールに装飾性を備え
るとともに、遊技球に面白味のある動きをさせることが
可能となる。そのため遊技者はレールの外観、遊技球の
多様な動作を楽しむことができ、遊技が一層盛り上が
る。
内側誘導レールを曲成加工することにより形成されてい
る構成(請求項6)が提案される。かかる構成において
は、長尺材のプレス加工等の量産性に適する手段によ
り、簡易かつ低廉に突部を形成でき、より安価なパチン
コ遊技機を提供できる。
技機の第一実施形態を、図1〜3を参照して説明する。
本実施形態は、いわゆる第1種パチンコ遊技機に本発明
を適用したものである。本実施形態の遊技盤1は、略正
方形状の木製合板を主体とする。この遊技盤1には鋼製
の誘導レールが遊技盤面に固定されている。
内側誘導レール4aとで構成される。そして、それぞれ
のレールは、長尺状の鋼製板片を略円弧状に湾曲して遊
技盤面に固定することによりなる。外側誘導レール5と
内側誘導レール4aとは、遊技領域2を囲繞して区画す
るとともに、発射された遊技球を遊技領域へ案内する案
内通路3を両レール間で形成している。遊技領域2の下
縁には、アウト口6が内側誘導レール4aに内接するよ
うに開口している。また、内側誘導レール4aの発射端
には、発射位置への戻り球の進入を防止するファール球
止め部材9が設けられている。そして、遊技領域2の右
上縁には、過大な発射強度で発射された遊技球を遊技領
域2の中央方向に跳ね返るように配置される返しゴム部
材8が設けられている。
製装飾部材を有する図柄表示装置10が配置される。そ
して、該図柄表示装置10の直下位置には、内部を特別
図柄始動領域とするとともに、入賞口を兼ねた合成樹脂
製の普通電動役物11が配設されている。さらに、普通
電動役物11の下方には、大入賞口の開口部を開閉する
可動扉を有する樹脂製の変動入賞装置12が配設されて
いる。また、図柄表示装置10の左右の下部と、変動入
賞装置12の両側には、樹脂製の誘導装置13、14が
それぞれ配置されている。真鍮製の障害釘(図示せず)
も遊技盤面上に適宜配置されている。
施形態は突部が入賞装置17の球案内部をなすものであ
る。図1のように、遊技盤面には、内側誘導レール4a
に内接するように、左右一対の球通過孔15が開けられ
ている。一方、鋼製帯板片よりなる内側誘導レール4a
には、プレス加工により2箇所の突部7aが形成されて
おり、該突部7aはそれぞれ球通過孔15の下縁部に沿
って突出している。このようにして、突部7aは、落下
してきた遊技球を入賞装置17の球通過孔15へと案内
する球案内部をなしている。かかる構成では、曲成加工
した内側誘導レール4aをプレス加工するだけで、入賞
装置17の球案内部を製造でき、また、内側誘導レール
4aと一体として遊技盤面に取り付けることができるた
め、従来構成のように単独部品として玉案内部を製造
し、取り付ける必要がなくなる。さらに、突部7aは量
産に適しているため、より安価なパチンコ遊技機を提供
することが可能となる。
第2実施形態を示す。ここでは、図4のように、内側誘
導レール4bの誘導突部7bが、遊技領域の左縁部分
に、形成されている。かかる構成では、取り付け作業が
簡易で、低廉な誘導装置を構成できるとともに、従来構
成では入賞を期待できない内側誘導レール上の遊技球
を、誘導突部7bにより遊技領域2の内方へと誘導する
ため、該遊技球には入賞する可能性が残ることとなる。
そのため、遊技者は該遊技球に対して、より長く入賞を
期待することができ、遊技が一層盛り上がる。
り下方に誘導突部を形成すれば、より多くの遊技球が誘
導突部に落下することとなり、より多くの遊技球を誘導
突部により遊技領域の内方へと誘導することができる。
よる遊技球の誘導先に、図5に示すように入賞装置17
を配置して、誘導突部7cにより、遊技球を入賞装置1
7の球入り口18へと直接誘導するようにしてもよい。
これにより、内側誘導レール4c上の遊技球を直接入賞
装置17の球入り口18へと誘導することとなり、遊技
者は該遊技球に対して強い入賞期待をもつことができ
る。
示す。ここでは、図6のように、内側誘導レール4dの
長尺方向に沿って、左右対称に複数の誘導突部7dを鋸
歯上に突出させている。かかる構成では誘導突部7dを
鋸歯状にすることで、内側誘導レール4dの形状を楽し
げなものにすることができる。また、内側誘導レール4
dに沿って誘導突部7dへと落下してきた遊技球の幾つ
かは、複数の誘導突部7dにより多段的に誘導され 、
意外性のある複雑な作動をすることとなり、遊技者はそ
の変化に富んだ動きを楽しむことができる。
た。なお、本実施形態では外側誘導レールと内側誘導レ
ールは物理的に分離しているが、一つの板片を巻回する
ことにより、両レールを一体として形成することも可能
である。かかる場合においても外側誘導レールと内側誘
導レールは一つのレールの部位として把握でき、本発明
は適用できる。
外の誘導レール間に、発射装置から発射された遊技球を
遊技盤面上の遊技領域に案内する案内通路を形成してな
るパチンコ遊技機において、内側誘導レールに、遊技領
域側へ突出する突部を形成した(請求項1)から、突部が
遊技部材を構成することで、単独部品を用いるより部品
点数を削減でき、製造作業の簡素化、取り付け作業の簡
略化ができる。
技球を案内する球案内部である場合(請求項2)は、遊
技盤面に遊技球の通過する球通過孔を形成するのみで、
遊技盤面上に、簡易に入賞装置を構成することができ
る。このため、より安価なパチンコ遊技機を提供でき
る。
へ遊技球を誘導する誘導突部である場合(請求項3)に
は、遊技者はレール上の遊技球に対して、より長く入賞
を期待することができ、興趣の増したパチンコ遊技機を
提供することができる。
始動装置等の遊技部材が具備する球入り口へ遊技球を誘
導する誘導突部である場合(請求項4)には、遊技者は
内側誘導レール上の遊技球に対して、入賞や図柄始動へ
の強い期待を抱くこととなる。
ールの長尺方向に沿って、鋸歯状に、複数突出したもの
である場合(請求項5)には、該誘導突起により、遊技
球に意外性のある多様な作動を生じさせ、変化に富んだ
遊技形態を実現できる。また内側誘導レールは斬新な形
態となり、遊技者は遊技の外観を楽しむことができる。
内側誘導レールを曲成加工することにより形成する場合
(請求項6)には、簡易かつ低廉に突部を形成できる。
突部7aの斜視図である。
る。
誘導突部を形成した例における、遊技盤の正面図であ
る。
先を、入賞装置の球入り口とした例における、遊技盤の
正面図である。
おける遊技盤の正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】遊技領域周囲に配設された内外の誘導レー
ル間に、発射装置から発射された遊技球を遊技盤面上の
遊技領域に案内する案内通路を形成してなるパチンコ遊
技機において、 内側誘導レールに、遊技領域側へ突出する突部を形成し
たことを特徴とするパチンコ遊技機。 - 【請求項2】内側誘導レールの突部が、球通過孔へ遊技
球を案内する球案内部を構成している請求項1記載のパ
チンコ遊技機。 - 【請求項3】内側誘導レールの突部が、遊技領域の内方
へ遊技球を誘導する誘導突部である請求項1または請求
項2に記載のパチンコ遊技機。 - 【請求項4】内側誘導レールの突部が、入賞装置、図柄
始動装置等の遊技部材が具備する球入り口へ遊技球を誘
導する誘導突部である請求項1乃至請求項3のいずれか
に記載のパチンコ遊技機。 - 【請求項5】内側誘導レールの突部が、内側誘導レール
の長尺方向に沿って、鋸歯状に、複数突出した誘導突部
である請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のパチン
コ遊技機。 - 【請求項6】内側誘導レールの突部が、長尺な金属製の
内側誘導レールを曲成加工することにより形成されてい
る請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のパチンコ遊
技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002100478A JP2003290463A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | パチンコ遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002100478A JP2003290463A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | パチンコ遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003290463A true JP2003290463A (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=29241391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002100478A Withdrawn JP2003290463A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | パチンコ遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003290463A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006304911A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Heiwa Corp | パチンコ遊技機 |
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-
2002
- 2002-04-02 JP JP2002100478A patent/JP2003290463A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061120 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20070109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070328 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070403 |