JP2002172590A - カッティング機 - Google Patents

カッティング機

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JP2002172590A
JP2002172590A JP2000348345A JP2000348345A JP2002172590A JP 2002172590 A JP2002172590 A JP 2002172590A JP 2000348345 A JP2000348345 A JP 2000348345A JP 2000348345 A JP2000348345 A JP 2000348345A JP 2002172590 A JP2002172590 A JP 2002172590A
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cutting
cut
cutter
cutter blade
amount
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Application number
JP2000348345A
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English (en)
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Hideko Sumimura
日出子 住村
Hisao Shimizu
久夫 清水
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚い被切断物を完全に切断でき、切断位置が
所定の位置からずれないカッティング機を提供する。 【解決手段】 被切断物8が載置される載置台6と、被
切断物8を切断するカッタ刃を有するカッタ14と、被
切断物8に対してカッタ14を相対的にX軸方向および
Y軸方向に移動させる駆動部34と、カッタ14をZ軸
方向に沿って移動させる昇降部とを備え、カッタ刃の切
り込み量を調節し、カッタ刃による切り込み動作を複数
回行うものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカッティング機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は例えば、本出願人
により特願平11−336217号にて出願されてい
る。この出願によると、被切断物を切断するカッタ刃を
有するカッタと、カッタをX軸方向およびY軸方向に移
動させる駆動部と、カッタをZ軸に沿って移動させる昇
降部とが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記装置で
は、厚紙(例えば、厚さが200ミクロン)等の切断が
不十分である(即ち、厚紙を完全に切断できない)第1
の欠点が有る。本発明者がその原因を究明したところ、
通常、カッタ刃の切り込み量(被切断物の表面からカッ
タ刃の刃先までの距離)は80ミクロンに設定されてい
る。
【0004】これは、通常使われる被印刷物は普通紙
(例えば、厚さが60〜80ミクロン)が多く、この普
通紙の厚さに応じて、カッタ刃の切り込み量が設定され
ているためである。
【0005】上記欠点を解消するために、本発明者は、
カッタ刃の切り込み量を200ミクロンに設定し、切断
を試みた。しかし、この様に、厚紙の切り込み量(20
0ミクロン)に応じて、大きな力を必要とするため、紙
送りやカッタ刃に対して、厚紙からの反力が大きくな
る。その結果、厚紙の反力に負けて、切断位置が所定の
位置からずれたり、カッタ刃が破損する第2の欠点が有
る。
【0006】そこで、本発明はこの様な従来の欠点を考
慮して、厚い被切断物を完全に切断でき、切断位置が所
定の形状から、ずれないカッティング機を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の本発明では、被切断物が載置される載置
台と、前記被切断物を切断するカッタ刃を有するカッタ
と、前記被切断物に対して前記カッタを相対的にX軸方
向およびY軸方向に移動させる駆動部と、前記カッタを
Z軸に沿って移動させる昇降部とを備え、前記カッタ刃
の切り込み量を調節し、前記カッタ刃による切り込み動
作を複数回行う。
【0008】請求項2の本発明では、前記カッタ刃の総
切り込み量を浅くして、前記カッタ刃は前記被切断物の
所定の形状を1回目に切り込んだ後に、前記カッタ刃の
総切り込み量を深くして、前記カッタ刃は前記所定の形
状を2回目に切り込む。
【0009】請求項3の本発明では、前記カッタ刃によ
る複数段の総切り込み量を段階的に深く設定し、前記カ
ッタ刃は、各前記総切り込み量にて、前記被切断物の所
定の形状を複数回切り込み、前記所定の形状に切断す
る。
【0010】請求項4の本発明では、前記カッタ刃の単
独切り込み量を浅くして、前記カッタ刃は前記被切断物
を所定の形状にて1回目に切り込んだ後に、前記カッタ
刃の単独切り込み量を深くして、前記カッタ刃は前記被
切断物を前記所定の形状にて2回目以降に切り込む。
【0011】請求項5の本発明では、前記カッタ刃によ
る複数段の単独切り込み量を段階的に深く設定し、前記
カッタ刃は、前記被切断物を前記所定の形状にて切り込
む。
【0012】請求項6の本発明では、前記昇降部をし
て、前記カッタ刃の切り込み量を可変させる制御部を設
け、操作部を設け、前記操作部に入力された回数に従っ
て、前記制御部は、各々の前記総切り込み量又は前記単
独切り込み量を決定する。
【0013】請求項7の本発明では、前記昇降部をし
て、前記カッタ刃の切り込み量を可変させる制御部と、
前記被切断物の厚さを検知する紙センサとを設け、前記
被切断物の厚さに応じて、前記制御部は各々の前記総切
り込み量又は前記単独切り込み量を決定する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図1ないし図5に従い、
本発明の実施の形態に係るカッティング機1を説明す
る。図1は、カッティング機1の斜視図、図2はカッテ
ィング機1の要部断面図、図3はカッティング機1のブ
ロック図、図4はカッティング機1の動作を説明するた
めのフローチャート、図5は図4に続くフローチャート
である。
【0015】これらの図に於て、本体2は例えば、左側
板3と、右側板4と、上板5と、載置台6と、下板7等
から構成されている。上板5は例えば、断面が略コ字状
に形成され、左側板3と、右側板4を各々固定する様に
設けられている。
【0016】下板7は、断面が略コ字状に形成され、左
側板3と、右側板4を各々固定する様に、設けられてい
る。載置台6は断面が略平板状に形成され、小ネジ(図
示せず)等により、下板7上に固定されている。被切断
物8は、載置台6上に載置されている。
【0017】キャリッジ9は例えばプラスチックから成
り、上方が開放した略凹状に形成されている。キャリッ
ジ9の後方側には、軸受けが形成されている。シャフト
10は例えば、金属製の丸棒であり、その両端は各々、
左側板3および右側板4に固定されている。シャフト1
0は、キャリッジ9の軸受けに挿入されている。
【0018】駆動ベルト(図示せず)はループ状に形成
され、シャフト10と略平行に位置する様に設けられ、
歯車(図示せず)は駆動ベルトの内歯と噛合う様に、設
けられている。この歯車に形成された孔に、キャリッジ
モータ(図示せず)の軸が挿入され固定されている。
【0019】キャリッジ9の後面側は駆動ベルトに固定
され、キャリッジモータが回転する事により、キャリッ
ジ9は主走査方向(X1−X2方向)に移動する。この
様にキャリッジ9と、シャフト10と、駆動ベルトと、
歯車と、キャリッジモータ等により、キャリッジ送り機
構11が構成されている。
【0020】容器12は各々、例えば箱状に形成されキ
ャリッジ9内に配置されている。容器16には、例え
ば、黒色インクと、イエローインクと、マジェンタイン
クと、シアンインクが充填されている各ケース(図示せ
ず)が収納されている。
【0021】印字ヘッド13(実際には4個あるが、図
1では1個のみを図示)は、例えば直方体状のものであ
り、主走査方向(X1−X2)に、互いに離れて位置し
ている。各印字ヘッド13は、例えば各々、副走査方向
(Y1−Y2)に沿って、64個のオリフィス(図示せ
ず)が形成されている。各オリフィスの途中の側壁には
各々、圧電素子(図示せず)が設けられ、各オリフィス
の先端は絞られ、64個のオリフィス毎に各入口部(合
計4個)が設けられている。4個の入口部は各々チュー
ブを介して、黒色インク用ケースと、イエローインク用
ケースと、マジェンタインク用ケースと、シアンインク
用ケースに接続されている。
【0022】各印字ヘッド13は、容器12の下部に固
定され、キャリッジ9の底面には開口部が形成されてい
る。各印字ヘッド13に設けられた各オリフィスから、
インクは適宜、上記開口部を通り、被切断物(例えば紙
等)8上に吐出される様に、構成されている。これらの
容器12と、印字ヘッド13等により、印刷部が構成さ
れている。
【0023】カッタ14は例えば、胴体15と、カッタ
刃16と、ピポットベアリング17と、磁石18と、バ
ネ19と、上ホルダ20と、下ホルダ21と、ベアリン
グ22等により構成されている。
【0024】胴体15は例えば、上方が開放した略凹状
に形成され、底部に孔が形成されている。上ホルダ20
は例えば、上方が開放した略凹状に形成され、底部に孔
が形成されている。上ホルダ20の上部に形成されたフ
ランジは、胴体15の上端に固定され、上ホルダ20は
胴体15の内部に収納されている。
【0025】磁石18は、その下部が逆凹状に形成さ
れ、上ホルダ20の上部に挿入され、固定されている。
ピポットベアリング17は、磁石18に形成された上記
逆凹状部に挿入され、固定されている。ベアリング22
は、上ホルダ20の下部に挿入され、固定されている。
【0026】下ホルダ21は例えば、上方が開放した略
凹状に形成され、底部に透孔23が形成されている。バ
ネ19は、下ホルダ21の上部に形成されたフランジ
と、上ホルダ20の底面との間に配置されている。
【0027】カッタ刃16の一端は刃先24が形成さ
れ、他端はピポットベアリング17に挿着され、中間部
はベアリング22にて案内されている。カッタ刃16
と、ピポットベアリングは共に磁性体である。磁石18
の磁力により、カッタ刃16はピポットベアリング17
に引き付けられ、カッタ刃16は円周方向(A1−A
2)に回転自在に構成されている。また、胴体15の適
所には、ラック(平歯車)25が形成されている。
【0028】これらの部品により、カッタ14は構成さ
れている。この様に、カッタ14に設けられたカッタ刃
16は被切断物8を切断するものである(図2を参
照)。
【0029】カッタホルダ26は、一端が円筒状に形成
され、他端が平板状に形成されている。カッタホルダ2
6の他端は、キャリッジ9に固定されている。カッタ1
4を構成する胴体15は、カッタホルダ26の円筒部に
挿入される事により、Z1−Z2方向に移動可能に構成
されている。
【0030】昇降部27は、カッタモータ(図示せず)
と、モータ軸28と、台29と、歯車30等から構成さ
れている。カッタモータは例えばステッピングモータ等
から成り、そのモータ軸28は、歯車30に形成された
孔に挿入され、固定されている。歯車30は、カッタ1
4に形成されたラック25と噛合う様に構成されてい
る。カッタモータを固定する台29は、小ネジ(図示せ
ず)等により、キャリッジ9に固定されている。
【0031】上記構成により、カッタモータに所定の正
電圧が印加されると、モータ軸28は時計回り(B1方
向)に回転する。その結果、歯車30もB1方向に回転
し、ラック25はZ2方向へ移動し、カッタ14および
カッタ刃16はZ2方向へ移動する。
【0032】また、カッタモータに所定の負電圧が印加
されると、モータ軸28は反時計回り(B2方向)に回
転する。その結果、歯車30もB2方向に回転し、ラッ
ク25はZ1方向へ移動し、カッタ14およびカッタ刃
16はZ1方向へ移動する。この様に、昇降部27は、
カッタ14をZ軸(Z1−Z2方向)に沿って移動させ
る。
【0033】紙送り機構31は例えば、ローラ32と、
駆動ローラ(図示せず)と、歯車(図示せず)と、送紙
モータ(図示せず)等から構成されている。ローラ32
は長尺の円柱状に形成され、載置台6の適所に形成され
た開口部33の上方に配置されている。
【0034】駆動ローラは長尺の円柱状に形成され、開
口部33の下方に配置されている。駆動ローラは歯車を
介して、送紙モータにより駆動される。
【0035】この様にして、送紙モータが通電される
と、駆動ローラは回転する。その結果駆動ローラとロー
ラ32に挟まれた被切断物8は、副走査方向(Y1方
向)へ搬送される。即ち、紙送り機構31は、被切断物
8に対して、カッタ14を相対的にY軸方向に移動させ
る。
【0036】また上述した様に、キャリッジ送り機構1
1を構成するキャリッジモータに所定の正電圧が印加さ
れると、モータ軸に固定された歯車は時計回りに回転
し、上記歯車と噛合う駆動ベルトは時計回りに回転す
る。その結果、上記駆動ベルトに固定されたキャリッジ
9はX2方向へ移動し、キャリッジ9に固定されたカッ
タ14もX2方向へ移動する。
【0037】また、上記キャリッジモータに所定の負電
圧が印加されると、モータ軸に固定された歯車は反時計
回りに回転し、この歯車と噛合う駆動ベルトは反時計回
りに回転する。その結果、この駆動ベルトに固定された
キャリッジ9と、キャリッジ9に固定されたカッタ14
は共に、X1方向へ移動する。
【0038】この様に、キャリッジ送り機構11は、被
切断物8に対して、カッタ14を相対的にX軸方向(X
1−X2方向)へ移動させる。また、キャリッジ送り機
構11と、紙送り機構31とを合せて、駆動部34と呼
ぶ。上述の様に、駆動部34は被切断物8に対して、カ
ッタ14を相対的にX軸方向およびY軸方向に移動させ
る。
【0039】給紙皿35は例えば、上方が開放した略凹
状に形成され、上板5の後方に固定され、被切断物8が
収納されている。排紙皿36は例えば、上方が開放した
略凹状に形成され、下板7の前方に固定されている(図
1参照)。
【0040】次に、図3のブロック図に従い、カッティ
ング機1の電気的構成を説明する。図3に於て、制御部
37は例えばCPU等から成る。紙センサ38は例えば
単数又は複数のホトカプラ等から成り、被切断物8の先
端位置を検知したり、被切断物8の厚さを検知するもの
である。
【0041】パソコン39は例えば、インタフェース回
路40を介して、制御部37に接続されている。操作部
41は例えば、電源スイッチと、回数(切り込み回数)
設定キー等が設けられている。
【0042】使用者が上記電源スイッチを押すと、制御
部37の制御動作が開始する。上記回数設定キーはアッ
プキーとダウンキー等から成り、使用者が例えば、上記
アップキーを3回押すと、「3回」が入力されたことに
なる。
【0043】表示部42は例えば液晶表示装置等から成
り、電源スイッチが押された事(運転状態)を示す表示
や、切り込み回数等を表示する。
【0044】記憶部43は例えば、ROMとRAM(共
に図示せず)等から成る。ROMは例えば、制御部37
自身の制御動作を定めた制御プログラムを記憶してい
る。RAMは例えば、プリントデータ(印刷データ)
と、カットデータ等を記憶している。
【0045】この様にして、記憶部43と、印字ヘッド
13と、昇降部27と、インタフェース回路40と、紙
センサ38と、操作部41と、表示部42と、紙送り機
構31と、キャリッジ送り機構11は各々、制御部37
に接続されている。以上の部品により、このカッティン
グ機1は構成されている。
【0046】次に、図1ないし図5に従い、このカッテ
ィング機1の第1の制御動作を説明する。最初に、使用
者は被切断物8(例えば、厚さが500ミクロンの厚
紙)を給紙皿35上に設定する。そして使用者は、操作
部41のアップキーを3回押し切り込み回数「3回」を
入力し、電源スイッチを押したとする。
【0047】その結果、制御部37は制御動作を開始
し、ホームポジション検出を行なう(図4のS1)。即
ち、制御部37は、紙送り機構31の送紙モータを通電
させ、被切断物8をY1方向へ搬送させる。紙センサ3
8が被切断物8の先端が所定の位置に達した事を検知す
ると、制御部37は送紙モータの通電を停止する。そし
て制御部37は、キャリッジ送り機構11を構成するキ
ャリッジモータに、所定の正電圧を印加する。その結
果、キャリッジ9およびカッタ14はX2方向へ移動し
所定の位置(ホームポジション)で停止する。
【0048】次に、制御部37は記憶部43から印刷デ
ータ(プリントデータ)を読込む(図4のS2)。ま
た、パソコン39から、印刷データを直接に読込んでも
良い。
【0049】そして、制御部37は、1行分を印刷させ
る(図4のS3)。即ち、制御部37は、キャリッジ送
り機構11を構成するキャリッジモータを通電させ、キ
ャリッジ9を所定の左端から右端へ移動させる。制御部
37は上記動作と共に、各印刷ヘッド13に設けられた
各々の圧電素子に対し電圧を印加し、インク液を適宜吐
出させ、1行分の印刷を行なう。
【0050】次に、制御部37は印刷データが終了した
か否かを判定する(図4のS4)。もしも、制御部37
がステップS4の判定を否定すれば、制御部37は、紙
送り機構31をして、被切断物8を1行分、搬送させる
(図4のS5)。
【0051】制御部37は、上記ステップS3、S4、
S5を繰返す。そして、印刷データの出力が終了する
と、制御部37はステップS4を肯定する。
【0052】次に制御部37は、記憶部43からカット
データを読込む(図4のS6)。カットデータとは、カ
ット位置の座標(X軸、Y軸)と、カッタ刃16がアッ
プしているかダウンしているかの状態を示す信号であ
る。
【0053】そして制御部37は、切り込み量の分割指
定を行なう(図4のS7)。即ち、操作部41に入力さ
れた回数(切り込み回数であり、例えば3回)に従い、
制御部37は、例えば、1回目の総切り込み量が200
ミクロン、2回目の総切り込み量が400ミクロン、3
回目の総切り込み量が500ミクロンとなる様に、各々
の総切り込み量を決定する。
【0054】次に制御部37は、カッタダウン量の更新
を行なう(S8)。即ち制御部37は1回目の総切り込
み量(即ち、被切断物8の表面から、被切断物8内に切
り込んだカッタ刃16の刃先24までの距離)が200
ミクロンになる様に、データを更新する。なお、本明細
書に於て、総切り込み量とは、被切断物8の表面から、
被切断物8内に切り込んだカッタ刃16の刃先24まで
の距離の事を示す。
【0055】そして、制御部37は、キャリッジ9およ
びカッタ14を元のホームポジションの位置に戻す(図
4のS9)。上記動作は、印刷した位置と、カットする
位置を一致させるためである。
【0056】次に制御部37は、キャリッジ送り機構1
1および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
0)。即ち、制御部37は、キャリッジ送り機構11の
キャリッジモータと、紙送り機構31の送紙モータを通
電させる。
【0057】そして、制御部37は、上述のカットデー
タに於て、ある位置(X座標、Y座標)に位置している
カッタ刃16がカッタダウン位置か否かを判定する(図
5のS11)。もしも、上記位置が、カットデータに於
けるカッタアップ位置ならば制御部37は、ステップS
11を否定し、ステップS10とS11を繰り返す。
【0058】もしも、上記位置が、カットデータに於け
るカッタダウン位置ならば、制御部37は、ステップS
11を肯定する。次に制御部37は、カッタ14をダウ
ンさせる(図5のS12)。即ち、制御部37は、昇降
部27を構成するカッタモータ(例えばステッピングモ
ータ)に所定の正電圧を所定の第1パルス数だけ印加す
る。
【0059】その結果、モータ軸28はB1方向に回転
し、歯車30もB1方向に回転し、ラック25はZ2方
向へ移動し、カッタ14およびカッタ刃16はZ2方向
へ、所定の距離だけ移動する。この様にして、1回目の
総切り込み量200ミクロンが実際に設定される。
【0060】次に、制御部37は、キャリッジ送り機構
11および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
3)。そして、制御部37は、ある位置に位置している
カッタ刃16がカッタアップ位置か否かを判定する(図
5のS14)。
【0061】もしも、上記位置が、カットデータに於け
るカッタダウン位置ならば、制御部37は、ステップS
14を否定し、ステップS13とS14を繰り返す。
【0062】即ち、上記ステップS13とS14に於
て、カッタ刃16は総切り込み量200ミクロンにて被
切断物8内に切り込みながら、被切断物8に対して、相
対的にX軸方向およびY軸方向に移動する。
【0063】この様に、1回目の切り込みに於て、カッ
タ刃16の総切り込み量(200ミクロン)を浅く設定
しながら、カッタ刃16は、カットデータに従い、被切
断物8を、所定の形状にて、1回目の切り込みを行な
う。もちろん、この時、被切断物8は、切断されていな
く、切り込みを入れられた状態である。
【0064】上記1回目の切り込み動作を終了すると、
制御部37はステップS14を肯定する。次に、制御部
37はカッタ14をアップさせ(図5のS15)、カッ
タ14を被切断物8から所定の距離だけ上方に位置させ
る。
【0065】そして制御部37はカットデータが終了か
否かを判定する(図5のS16)。もしも、カットデー
タが終了していなければ、制御部37は、ステップS1
0からS16までの動作を繰り返す。もしも、カットデ
ータが終了していれば、制御部37は、ステップS16
を肯定する。
【0066】次に制御部37は、カット終了か否かを判
定する(図5のS17)。上記説明では、操作部41に
入力された切り込み回数は3回であり、実際に切り込み
動作をしたのは1回であるので、制御部37はステップ
S17を否定する。以上のステップにより、1回目の切
り込み動作を終了する。そして制御部37は、ステップ
S8の直前に戻る。
【0067】次に制御部37は、カッタダウン量の更新
を行なう(図5のS8)。即ち制御部37は、2回目の
総切り込み量が400ミクロンになる様に、調節する。
また、2回目の切り込みに於ては、1回目の総切り込み
量200ミクロンより深い総切り込み量400ミクロン
になる様に、データを更新する。
【0068】そして制御部37は、キャリッジ9および
カッタ14を、元のホームポジションの位置に戻す(図
5のS9)。次に制御部37は、キャリッジ送り機構1
1および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
0)。
【0069】そして制御部37は、カッタ刃16がカッ
タダウン位置か否かを判定する(図5のS11)。もし
も、カッタ刃16の現在位置が、カットデータに於ける
カッタダウン位置ならば、制御部37はステップS11
を肯定する。
【0070】次に、制御部37は、カッタ14をダウン
させる(図5のS12)。即ち、制御部37は、昇降部
27を構成するカッタモータに、所定の正電圧を、所定
の第2パルス数だけ印加する。
【0071】その結果、モータ軸28はB1方向に回転
し、歯車30もB1方向に回転し、ラック25はZ2方
向へ移動し、カッタ14およびカッタ刃16はZ2方向
へ、所定の距離だけ移動する。この様にして、2回目の
総切り込み量400ミクロンが実際に設定される。即
ち、制御部37は、昇降部27をして、カッタ刃16の
総切り込み量を可変させる様に、制御する。
【0072】そして制御部37は、キャリッジ送り機構
11および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
3)。次に制御部37は、ある位置に位置しているカッ
タ刃16がカッタアップ位置か否かを判定する(図5の
S14)。
【0073】もしも、上記位置が、カットデータに於け
るカッタダウン位置ならば、制御部37は、ステップS
14を否定し、ステップS13とS14を繰り返す。
【0074】即ち、上記ステップS13とS14に於
て、カッタ刃16は総切り込み量400ミクロンにて、
被切断物8内に切り込みながら、被切断物8に対して、
相対的にX軸方向およびY軸方向に移動する。
【0075】この様に、2回目の切り込みに於て、カッ
タ刃16の総切り込み量(400ミクロン)を深く設定
しながら、カッタ刃16は、カットデータに従い、被切
断物8を、所定の形状にて、2回目の切り込みを行な
う。
【0076】上記2回目の切り込み動作を終了すると、
制御部37はステップS14を肯定する。次に、制御部
37はカッタ14をアップさせる(図5のS15)。
【0077】そして制御部37はカットデータが終了か
否かを判定する(図5のS16)。もしも、カットデー
タが終了していなければ、制御部37は、ステップS1
0からS16までの動作を繰り返す。もしも、カットデ
ータが終了していれば、制御部37は、ステップS16
を肯定する。
【0078】次に制御部37は、カット終了か否かを判
定する(図5のS17)。上記説明では、操作部41に
入力された切り込み回数は3回であり、実際に切り込み
動作をしたのは2回であるので、制御部37はステップ
S17を否定する。以上のステップにより、2回目の切
り込み動作を終了する。そして制御部37は、ステップ
S8の直前に戻る。
【0079】次に制御部37は、カッタダウン量の更新
を行なう(図5のS8)。即ち制御部37は、3回目の
総切り込み量が500ミクロンになる様に、調節する。
また、3回目の切り込みに於ては、1回目の総切り込み
量200ミクロンと2回目の総切り込み量400ミクロ
ンより深い総切り込み量500ミクロンになる様にデー
タを更新する。
【0080】そして制御部37は、キャリッジ9および
カッタ14を、元のホームポジションの位置に戻す(図
5のS9)。次に制御部37は、キャリッジ送り機構1
1および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
0)。
【0081】そして制御部37は、カッタ刃16がカッ
タダウン位置か否かを判定する(図5のS11)。もし
も、カッタ刃16の現在位置が、カットデータに於ける
カッタダウン位置ならば、制御部37はステップS11
を肯定する。
【0082】次に、制御部37は、カッタ14をダウン
させる(図5のS12)。即ち、制御部37は、昇降部
27を構成するカッタモータに、所定の正電圧を、所定
の第3パルス数だけ印加する。
【0083】その結果、モータ軸28はB1方向に回転
し、歯車30もB1方向に回転し、ラック25はZ2方
向へ移動し、カッタ14およびカッタ刃16はZ2方向
へ、所定の距離だけ移動する。この様にして、3回目の
総切り込み量500ミクロンが実際に設定される。即
ち、制御部37は、昇降部27をして、カッタ刃16の
総切り込み量を可変させる様に、制御する。
【0084】そして制御部37は、キャリッジ送り機構
11および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
3)。次に制御部37は、ある位置に位置しているカッ
タ刃16がカッタアップ位置か否かを判定する(図5の
S14)。
【0085】もしも、上記位置が、カットデータに於け
るカッタダウン位置ならば、制御部37は、ステップS
14を否定し、ステップS13とS14を繰り返す。
【0086】即ち、上記ステップS13とS14に於
て、カッタ刃16は総切り込み量500ミクロンにて、
被切断物8内に切り込みながら、被切断物8に対して、
相対的にX軸方向およびY軸方向に移動する。
【0087】この様に、3回目の切り込みに於て、カッ
タ刃16の総切り込み量(500ミクロン)を深く設定
しながら、カッタ刃16は、カットデータに従い、被切
断物8を、所定の形状にて、3回目の切り込みを行な
う。
【0088】上記3回目の切り込み動作を終了すると、
制御部37はステップS14を肯定する。次に、制御部
37はカッタ14をアップさせる(図5のS15)。
【0089】そして制御部37はカットデータが終了か
否かを判定する(図5のS16)。もしも、カットデー
タが終了していなければ、制御部37は、ステップS1
0からS16までの動作を繰り返す。もしも、カットデ
ータが終了していれば、制御部37は、ステップS16
を肯定する。
【0090】次に制御部37は、カット終了か否かを判
定する(図5のS17)。上記説明では、操作部41に
入力された切り込み回数は3回であり、実際に切り込み
動作をしたのは3回であるので、制御部37はステップ
S17を肯定する。以上のステップにより、3回目の切
り込み動作を終了し、被切断物8を所定の形状に切断す
る。この様に、印刷および切断動作を終了する。
【0091】以上述べた様に、制御部37の第1の制御
動作の特徴を以下にまとめる。制御部37はカッタ刃1
6による複数段の総切り込み量を段階的に深く設定する
(S7とS8とS12を参照)。即ち、1回目の切り込
み時に、200ミクロンの総切り込み量に設定する。2
回目の切り込み時に400ミクロンの総切り込み量に設
定する。3回目の切り込み時に、500ミクロンの総切
り込み量に設定する。
【0092】そして、カッタ刃16は各総切り込み量に
て、被切断物8を所定の形状にて複数回切り込み、所定
の形状に切断する様に、制御部37は制御する。
【0093】即ち、1回目の切り込み時に、カッタ刃1
6は200ミクロンの総切り込み量にて、所定の形状に
て(カットデータに従う)、被切断物8を切り込む。次
に、2回目の切り込み時に、カッタ刃16は400ミク
ロンの総切り込み量にて、所定の形状にて、被切断物8
を切り込む。
【0094】続いて、3回目の切り込み時に、カッタ刃
16は500ミクロンの総切り込み量にて、所定の形状
にて、被切断物8を切り込む。この様にして、3回の切
り込み動作により、カッタ刃16は、所定の形状にて、
被切断物8を完全に切断する事ができる。
【0095】上記動作をまとめる。制御部37は、カッ
タ刃16の総切り込み量を調節し、カッタは6による切
り込み動作を複数回、行わせる。
【0096】なお、上述の説明において、紙送り機構1
1により、被切断物8をY軸方向に移動させる様に述べ
た。しかし、本発明はこれに限定される事なく、被切断
物8を載置台6上に静止させ、カッタ14を固定するキ
ャリッジ9をY軸方向に移動させる駆動手段(図示せ
ず)を設けても良い。
【0097】また、上述の説明において、制御部37
は、操作部41に入力された切り込み回数に従って、各
々の総切り込み量を決定していた。しかし、本発明はこ
れに限定される事なく、紙センサ38が検知した被切断
物8の厚さ(例えば、500ミクロン)に応じて、各々
の総切り込み量(例えば、1回目の総切り込み量が20
0ミクロン、2回目の総切り込み量が400ミクロン、
3回目の総切り込み量が500ミクロン)にて、各々、
切り込み動作する様に、制御しても良い。
【0098】なお、上述の説明では、印字ヘッド13と
カッタ14を固定したキャリッジ9は単一のものとして
示したが、印字ヘッド13を固定する第1キャリッジ
と、カッタ14を固定する第2キャリッジを別々に設
け、第1、第2キャリッジを別々に駆動(移動)させて
も良い。
【0099】次に、図1ないし図5に従い、このカッテ
ィング機1の第2の制御動作を説明する。最初に、使用
者は被切断物8(例えば、厚さが500ミクロンの厚
紙)を給紙皿35上に設定する。そして使用者は、操作
部41のアップキーを3回押し切り込み回数「3回」を
入力し、電源スイッチを押したとする。その結果、制御
部37は制御動作を開始し、ホームポジション検出を行
なう(図4のS1)。
【0100】次に、制御部37は記憶部43から印刷デ
ータ(プリントデータ)を読込む(図4のS2)。ま
た、パソコン39から、印刷データを直接に読込んでも
良い。そして、制御部37は、1行分を印刷させる(図
4のS3)。
【0101】次に、制御部37は印刷データが終了した
か否かを判定する(図4のS4)。もしも、制御部37
がステップS4の判定を否定すれば、制御部37は、紙
送り機構31をして、被切断物8を1行分、搬送させる
(図4のS5)。
【0102】制御部37は、上記ステップS3、S4、
S5を繰返す。そして、印刷データの出力が終了する
と、制御部37はステップS4を肯定する。次に制御部
37は、記憶部43からカットデータを読込む(図4の
S6)。
【0103】そして制御部37は、切り込み量の分割指
定を行なう(図4のS7)。即ち、操作部41に入力さ
れた回数(切り込み回数であり、例えば3回)に従い、
制御部37は、例えば、1回目の単独切り込み量が10
0ミクロン、2回目の単独切り込み量が200ミクロ
ン、3回目の単独切り込み量が200ミクロンとなる様
に各々の単独切り込み量を決定する。
【0104】次に制御部37は、カッタダウン量の更新
を行なう(S8)。即ち制御部37は1回目の単独切り
込み量が100ミクロンになる様に、データを更新す
る。なお本明細書に於て、1回目の単独切り込み量と
は、被切断物8の表面から、被切断物8内に1回目に切
り込んだカッタ刃16の刃先24までの距離を示す。N
回目(Nは2以上の整数)の単独切り込み量とは(N−
1)回目の切込時に於ける刃先24の位置から、N回目
の切込時に於ける刃先24の位置までの距離を示す。
【0105】そして、制御部37は、キャリッジ9およ
びカッタ14を元のホームポジションの位置に戻す(図
4のS9)。
【0106】次に制御部37は、キャリッジ送り機構1
1および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
0)。
【0107】そして、制御部37は、上述のカットデー
タに於て、ある位置(X座標、Y座標)に位置している
カッタ刃16がカッタダウン位置か否かを判定する(図
5のS11)。もしも、上記位置が、カットデータに於
けるカッタアップ位置ならば制御部37は、ステップS
11を否定し、ステップS10とS11を繰り返す。
【0108】もしも、上記位置が、カットデータに於け
るカッタダウン位置ならば、制御部37は、ステップS
11を肯定する。次に制御部37は、カッタ14をダウ
ンさせる(図5のS12)。
【0109】その結果、モータ軸28はB1方向に回転
し、歯車30もB1方向に回転し、ラック25はZ2方
向へ移動し、カッタ14およびカッタ刃16はZ2方向
へ、所定の距離だけ移動する。この様にして、1回目の
単独切り込み量100ミクロンが実際に設定される。
【0110】次に、制御部37は、キャリッジ送り機構
11および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
3)。そして、制御部37は、ある位置に位置している
カッタ刃16がカッタアップ位置か否かを判定する(図
5のS14)。
【0111】もしも、上記位置が、カットデータに於け
るカッタダウン位置ならば、制御部37は、ステップS
14を否定し、ステップS13とS14を繰り返す。
【0112】即ち、上記ステップS13とS14に於
て、カッタ刃16は単独切り込み量100ミクロンにて
被切断物8内に切り込みながら、被切断物8に対して、
相対的にX軸方向およびY軸方向に移動する。
【0113】この様に、1回目の切り込みに於て、カッ
タ刃16の単独切り込み量(100ミクロン)を浅く設
定しながら、カッタ刃16は、カットデータに従い、被
切断物8を、所定の形状にて、1回目の切り込みを行な
う。もちろん、この時、被切断物8は、切断されていな
く、切り込みを入れられた状態である。
【0114】上記1回目の切り込み動作を終了すると、
制御部37はステップS14を肯定する。次に、制御部
37はカッタ14をアップさせ(図5のS15)、カッ
タ14を被切断物8から所定の距離だけ上方に位置させ
る。
【0115】そして制御部37はカットデータが終了か
否かを判定する(図5のS16)。もしも、カットデー
タが終了していなければ、制御部37は、ステップS1
0からS16までの動作を繰り返す。もしも、カットデ
ータが終了していれば、制御部37は、ステップS16
を肯定する。
【0116】次に制御部37は、カット終了か否かを判
定する(図5のS17)。上記説明では、操作部41に
入力された切り込み回数は3回であり、実際に切り込み
動作をしたのは1回であるので、制御部37はステップ
S17を否定する。以上のステップにより、1回目の切
り込み動作を終了する。そして制御部37は、ステップ
S8の直前に戻る。
【0117】次に制御部37は、カッタダウン量の更新
を行なう(図5のS8)。即ち制御部37は、2回目の
単独切り込み量が200ミクロンになる様に、調節す
る。また2回目の切り込みに於ては、1回目の単独切り
込み量100ミクロンより深い単独切り込み量200ミ
クロンになる様に、データを更新する。
【0118】そして制御部37は、キャリッジ9および
カッタ14を、元のホームポジションの位置に戻す(図
5のS9)。次に制御部37は、キャリッジ送り機構1
1および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
0)。
【0119】そして制御部37は、カッタ刃16がカッ
タダウン位置か否かを判定する(図5のS11)。もし
も、カッタ刃16の現在位置が、カットデータに於ける
カッタダウン位置ならば、制御部37はステップS11
を肯定する。
【0120】次に、制御部37は、カッタ14をダウン
させる(図5のS12)。その結果、モータ軸28はB
1方向に回転し、歯車30もB1方向に回転し、ラック
25はZ2方向へ移動し、カッタ14およびカッタ刃1
6はZ2方向へ、所定の距離だけ移動する。この様にし
て、2回目の単独切り込み量200ミクロンが実際に設
定される。即ち、制御部37は、昇降部27をして、カ
ッタ刃16の単独切り込み量を可変させる様に、制御す
る(この時、2回目の総切り込み量は300ミクロンで
ある)。
【0121】そして制御部37は、キャリッジ送り機構
11および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
3)。次に制御部37は、ある位置に位置しているカッ
タ刃16がカッタアップ位置か否かを判定する(図5の
S14)。
【0122】もしも、上記位置が、カットデータに於け
るカッタダウン位置ならば、制御部37は、ステップS
14を否定し、ステップS13とS14を繰り返す。
【0123】即ち、上記ステップS13とS14に於
て、カッタ刃16は単独切り込み量200ミクロンに
て、被切断物8内に切り込みながら、被切断物8に対し
て、相対的にX軸方向およびY軸方向に移動する。
【0124】この様に、2回目の切り込みに於て、カッ
タ刃16の単独切り込み量200ミクロン(総切り込み
量300ミクロン)を深く設定しながら、カッタ刃16
は、カットデータに従い、被切断物8を、所定の形状に
て、2回目の切り込みを行なう。
【0125】上記2回目の切り込み動作を終了すると、
制御部37はステップS14を肯定する。次に、制御部
37はカッタ14をアップさせる(図5のS15)。
【0126】そして制御部37はカットデータが終了か
否かを判定する(図5のS16)。もしも、カットデー
タが終了していなければ、制御部37は、ステップS1
0からS16までの動作を繰り返す。もしも、カットデ
ータが終了していれば、制御部37は、ステップS16
を肯定する。
【0127】次に制御部37は、カット終了か否かを判
定する(図5のS17)。上記説明では、操作部41に
入力された切り込み回数は3回であり、実際に切り込み
動作をしたのは2回であるので、制御部37はステップ
S17を否定する。以上のステップにより、2回目の切
り込み動作を終了する。そして制御部37は、ステップ
S8の直前に戻る。
【0128】次に制御部37は、カッタダウン量の更新
を行なう(図5のS8)。即ち制御部37は、3回目の
単独切り込み量が200ミクロンになる様に、調節す
る。また3回目の切り込みに於ては、1回目の単独切り
込み量100ミクロンより深い単独切り込み量200ミ
クロンになる様にデータを更新する。
【0129】そして制御部37は、キャリッジ9および
カッタ14を、元のホームポジションの位置に戻す(図
5のS9)。次に制御部37は、キャリッジ送り機構1
1および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
0)。
【0130】そして制御部37は、カッタ刃16がカッ
タダウン位置か否かを判定する(図5のS11)。もし
も、カッタ刃16の現在位置が、カットデータに於ける
カッタダウン位置ならば、制御部37はステップS11
を肯定する。
【0131】次に、制御部37は、カッタ14をダウン
させる(図5のS12)。その結果、モータ軸28はB
1方向に回転し、歯車30もB1方向に回転し、ラック
25はZ2方向へ移動し、カッタ14およびカッタ刃1
6はZ2方向へ、所定の距離だけ移動する。この様にし
て、3回目の単独切り込み量200ミクロンが実際に設
定される。即ち、制御部37は、昇降部27をして、カ
ッタ刃16の単独切り込み量を可変させる様に、制御す
る。
【0132】そして制御部37は、キャリッジ送り機構
11および紙送り機構31を動作させる(図5のS1
3)。次に制御部37は、ある位置に位置しているカッ
タ刃16がカッタアップ位置か否かを判定する(図5の
S14)。
【0133】もしも、上記位置が、カットデータに於け
るカッタダウン位置ならば、制御部37は、ステップS
14を否定し、ステップS13とS14を繰り返す。
【0134】即ち、上記ステップS13とS14に於
て、カッタ刃16は単独切り込み量200ミクロンに
て、被切断物8内に切り込みながら、被切断物8に対し
て、相対的にX軸方向およびY軸方向に移動する。
【0135】この様に、3回目の切り込みに於て、カッ
タ刃16の単独切り込み量200ミクロン(総切り込み
量500ミクロン)を深く設定しながら、カッタ刃16
は、カットデータに従い、被切断物8を、所定の形状に
て、3回目の切り込みを行なう。
【0136】上記3回目の切り込み動作を終了すると、
制御部37はステップS14を肯定する。次に、制御部
37はカッタ14をアップさせる(図5のS15)。
【0137】そして制御部37はカットデータが終了か
否かを判定する(図5のS16)。もしも、カットデー
タが終了していなければ、制御部37は、ステップS1
0からS16までの動作を繰り返す。もしも、カットデ
ータが終了していれば、制御部37は、ステップS16
を肯定する。
【0138】次に制御部37は、カット終了か否かを判
定する(図5のS17)。上記説明では、操作部41に
入力された切り込み回数は3回であり、実際に切り込み
動作をしたのは3回であるので、制御部37はステップ
S17を肯定する。以上のステップにより、3回目の切
り込み動作を終了し、被切断物8を所定の形状に切断す
る。この様に、印刷および切断動作を終了する。
【0139】以上述べた制御部37の第2の制御動作の
特徴を、以下にまとめる。制御部37は、カッタ刃16
による複数段の単独切り込み量を段階的に深く設定す
る。(S7、S8、S12を参照)。即ち、1回目の切
り込み時に、100ミクロンの単独切り込み量に設定す
る。2回目の切り込み時に200ミクロンの単独切り込
み量に設定する。3回目の切り込み時に、200ミクロ
ンの単独切り込み量に設定する。
【0140】そして、カッタ刃16は各単独切り込み量
にて、被切断物8を所定の形状にて複数回切り込み、所
定の形状に切断する様に、制御部37は制御する。
【0141】即ち、1回目の切り込み時に、カッタ刃1
6は100ミクロンの単独切り込み量にて、所定の形状
にて(カットデータに従う)、被切断物8を切り込む。
次に、2回目の切り込み時に、カッタ刃16は1回目よ
りも深い200ミクロンの単独切り込み量にて、所定の
形状にて、被切断物8を切り込む。
【0142】続いて、3回目の切り込み時に、カッタ刃
16は200ミクロンの単独切り込み量にて、所定の形
状にて、被切断物8を切り込む。この様にして、3回の
切り込み動作により、カッタ刃16は、所定の形状に
て、被切断物8を完全に切断する事ができる。なお、1
回目、2回目、3回目の各単独切り込み量を100ミク
ロン、180ミクロン、220ミクロンの様に、段階的
に深く設定し、被切断物8を所定の形状にて、各々、切
り込ませても良い。
【0143】また、上述の説明において、制御部37
は、操作部41に入力された切り込み回数に従って、各
々の単独切り込み量を決定していた。しかし、本発明は
これに限定される事なく、紙センサ38が検知した被切
断物8の厚さ(例えば、500ミクロン)に応じて、各
々の単独切り込み量(例えば、1回目の単独切り込み量
が100ミクロン、2回目の単独切り込み量が200ミ
クロン、3回目の単独切り込み量が200ミクロン)に
て、各々、切り込み動作する様に、制御しても良い。
【0144】
【発明の効果】請求項1の本発明では、被切断物が載置
される載置台と、前記被切断物を切断するカッタ刃を有
するカッタと、前記被切断物に対して前記カッタを相対
的にX軸方向およびY軸方向に移動させる駆動部と、前
記カッタをZ軸方向に沿って移動させる昇降部とを備
え、前記カッタ刃の切り込み量を調節し、前記カッタ刃
による切り込み動作を複数回行うものとする。この様
に、カッタ刃の切り込み量を調節し、複数回切り込み動
作する事により、比較的厚い被切断物に対して、段階的
に切り込み、被切断物を完全に、かつ無理なく切断する
事ができる。
【0145】請求項2の本発明では、前記カッタ刃の総
切り込み量を浅くして、前記カッタ刃は前記被切断物の
所定の形状を1回目に切り込んだ後に、前記カッタ刃の
総切り込み量を深くして、前記カッタ刃は、前記所定の
形状を2回目に切り込む構成とする。この構成により、
厚い被切断物に対して、複数回の切り込み動作を行うの
で1回毎の切り込み線が所定の形状からずれる事がな
い。
【0146】請求項3の本発明では、前記カッタ刃によ
る複数段の総切り込み量を段階的に深く設定し、前記カ
ッタ刃は各前記総切り込み量にて、前記被切断物の所定
の形状を複数回切り込み、前記所定の形状にて切断する
構成とする。この構成により厚い被切断物に対して、比
較的小さい総切り込み量にて複数の切り込み動作を行
う。その結果、1回毎の切り込み動作において、被切断
物からの反力が小さいので、カッタ刃の破壊を防止する
事ができる。
【0147】請求項4の本発明では、前記カッタ刃の単
独切り込み量を浅くして、前記カッタ刃は前記被切断物
を所定の形状にて1回目に切り込んだ後に、前記カッタ
刃の単独切り込み量を深くして、前記カッタ刃は前記被
切断物を所定の形状にて2回目以降に切り込む構成とす
る。この様に、1回目の単独切り込み量を最も小さくし
て2回目以降は単独切り込み量を増やす事により、最も
大きな力を必要とする1回目の切り込み時に於て、紙送
りやカッター刃に対する負担を軽くする事ができる。
【0148】請求項5の本発明では、前記カッタ刃によ
る複数段の単独切り込み量を段階的に深く設定し、前記
カッタ刃は、前記被切断物を前記所定の形状にて切り込
む構成とする。この様に、1回目の単独切り込み量を小
さくして、2回目以降は徐々に単独切り込み量を増やす
事により、最も大きな力を必要とする1回目の切り込み
時に於て、紙送りやカッター刃に対する負担を軽くする
事ができる。そして、2回目以降の切り込みは、単独切
り込み量を増やして、1回目の切り込み位置をなぞる様
にして、被切断物を切り込む。その結果、2回目以降の
切り込み時に於ても、紙送りやカッター刃に対する負担
を軽くする事ができる。
【0149】請求項6の本発明では、前記昇降部をし
て、前記カッタ刃の切り込み量を可変させる制御部を設
け操作部を設け、前記操作部に入力された回数に従っ
て、前記制御部は、各々の総切り込み量又は前記単独切
り込み量を決定するものとする。この様に、使用者が操
作部に対し、自分の希望する回数(切り込み回数)を入
力し、その回数により、各々の総切り込み量又は単独切
り込み量を決定する。その結果、使用者が好む種々の切
断形態(例えば少ない回数に設定する事により、切断時
間を短くする、又は、多い回数に設定する事により、1
回毎の切り込み時におけるカッタ刃の負担を少なくする
等)を選択する事ができる。
【0150】請求項7の本発明では、前記昇降部をし
て、前記カッタ刃の切り込み量を可変させる制御部と、
前記被切断物の厚さを検知する紙センサとを設け、前記
被切断物の厚さに応じて、前記制御部は各々の総切り込
み量又は前記単独切り込み量を決定するものとする。こ
の様に、被切断物の厚さに応じて、自動的に各々の総切
り込み量又は単独切り込み量を決定するので使用者によ
る切り込み回数の入力の手間が省ける。更に、制御部
は、切断形態(上記請求項4に係る発明の効果で述べ
た)として、最善のモード(カッタ刃の負担を少なく、
かつ切断時間を短くするモード)を選択する事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカッティング機1の
斜視図である。
【図2】上記カッティング機1の要部断面図である。
【図3】上記カッティング機1のブロック図である。
【図4】上記カッティング機1の主要な動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】図4に続くフローチャートである。
【符号の説明】
6 載置台 8 被切断物 14 カッタ 34 駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 久夫 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2C070 AA06 AB08 AC07 AC17 DD07 DD09 3C024 AA02 3C027 GG05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断物が載置される載置台と、前記被
    切断物を切断するカッタ刃を有するカッタと、前記被切
    断物に対して前記カッタを相対的にX軸方向およびY軸
    方向に移動させる駆動部と、前記カッタをZ軸に沿って
    移動させる昇降部とを備え、前記カッタ刃の切り込み量
    を調節し、前記カッタ刃による切り込み動作を複数回行
    う事を特徴とするカッティング機。
  2. 【請求項2】 前記カッタ刃の総切り込み量を浅くし
    て、前記カッタ刃は前記被切断物の所定の形状を1回目
    に切り込んだ後に、前記カッタ刃の総切り込み量を深く
    して、前記カッタ刃は前記所定の形状を2回目に切り込
    む事を特徴とする請求項1のカッティング機。
  3. 【請求項3】 前記カッタ刃による複数段の総切り込み
    量を段階的に深く設定し、前記カッタ刃は、各前記総切
    り込み量にて、前記被切断物の所定の形状を複数回切り
    込み、前記所定の形状に切断する事を特徴とする請求項
    1のカッティング機。
  4. 【請求項4】 前記カッタ刃の単独切り込み量を浅くし
    て、前記カッタ刃は前記被切断物を所定の形状にて1回
    目に切り込んだ後に、前記カッタ刃の単独切り込み量を
    深くして、前記カッタ刃は前記被切断物を前記所定の形
    状にて2回目以降に切り込む事を特徴とする請求項1の
    カッティング機。
  5. 【請求項5】 前記カッタ刃による複数段の単独切り込
    み量を段階的に深く設定し、前記カッタ刃は、前記被切
    断物を前記所定の形状にて切り込む事を特徴とする請求
    項4のカッティング機。
  6. 【請求項6】 前記昇降部をして、前記カッタ刃の切り
    込み量を可変させる制御部を設け、操作部を設け、前記
    操作部に入力された回数に従って、前記制御部は、各々
    の前記総切り込み量又は前記単独切り込み量を決定する
    事を特徴とする請求項2乃至請求項5に記載のカッティ
    ング機。
  7. 【請求項7】 前記昇降部をして、前記カッタ刃の切り
    込み量を可変させる制御部と、前記被切断物の厚さを検
    知する紙センサとを設け、前記被切断物の厚さに応じ
    て、前記制御部は各々の前記総切り込み量または前記単
    独切り込み量を決定する事を特徴とする請求項2乃至請
    求項5に記載のカッティング機。
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