JP2002170601A - 車両用電源装置 - Google Patents

車両用電源装置

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JP2002170601A JP2000365008A JP2000365008A JP2002170601A JP 2002170601 A JP2002170601 A JP 2002170601A JP 2000365008 A JP2000365008 A JP 2000365008A JP 2000365008 A JP2000365008 A JP 2000365008A JP 2002170601 A JP2002170601 A JP 2002170601A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温時に電池出力を向上させるため、電池セ
ル列を構成する複数の電池セル間の温度差が少ない車両
用電源装置を提供する。 【解決手段】 複数の電池セル46が厚み方向に積層さ
れて構成された電池セル列28の一方の端に、ヒーター
ダクト36の第1ダクト部36aを配設する。このよう
にすれば、車外からの冷気がヒーターダクト36の第1
ダクト部36aにより遮蔽されて、第1ダクト部36a
が形成されている側の端の電池セル46の温度低下が抑
制されることから、電池セル列28を構成する複数の電
池セル46間の温度差が減少する。なお、第1ダクト部
36a内は空気により満たされており、空気の熱伝導率
はグラスウール等の固体の保温材の熱伝導率よりも低い
ため、電池セル46間の温度差は従来の保温材を用いた
場合よりも少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電池セルが
整列させられた電池セル列を備えた車両用電源装置に関
し、特に、その電池セル列を保温する保温構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車、ハイブリッド車などには、
比較的大容量の電源装置が用いられる。たとえば、特開
2000−233648号公報に記載されたバッテリが
それである。上記バッテリすなわち電源装置は、複数の
電池セルを備え、その電池セルを直列に接続することに
より高電圧を発生させる。
【0003】上記電源装置は複数の電池セルを備えるの
で、複数の電池セルが長手方向に整列させられることに
よって電池セル列が構成されることが多い。また、上記
電源装置には、通常、電池セルの電圧・電流を監視する
ためのコンピューターや回路保護のためのリレーなどの
複数の電気制御回路部品、および電池セルを冷却するた
めの冷却空気を流通させるためのダクトが設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電池セルが長手方向に
整列させられた電池セル列が車両に搭載され、冬期に電
池セル列が外気温により冷却される場合、長手方向中央
付近に位置する電池セルは両側に存在する複数の電池セ
ルが保温材として機能することから、電池セル列の長手
方向における電池セルの温度分布を調べると、図1に示
すように、長手方向端側の電池セルほど温度が低くな
り、両端の電池セルのうち温度が低い側の電池セルの温
度と中央の電池セルの温度とはΔT2 の温度差が生じ
る。
【0005】また、特開2000−233648号公報
に記載されたバッテリは車両の幅方向において左右対照
であるが、前述のように、電源装置には複数の電気制御
回路部品およびダクトが備えられるので、電池セルの長
手方向の一方の端の構造と他方の端の構造とを同じにで
きない場合が多い。たとえば、前記電気制御回路部品が
電池セル列の長手方向の一方の端に集中して配置される
場合がある。冬期に電池セル列が外気温により冷却され
る場合、前記電気制御回路部品が電池セル列の長手方向
の一方の端に集中して配置されていると、その電気制御
回路部品が保温材として機能することから、電池セル列
の長手方向の両端の電池セルの温度を比較すると、図1
に示すように、電気制御回路部品が配置されている側の
電池セルの温度は、他方の端の電池セルの温度よりもΔ
T1 だけ高くなる。なお、図1では電気制御回路部品が
配置されている側の端を左端とし他方の端を右端として
いる。
【0006】ところで、低温時に電池出力を向上させる
ためには電池セル間の温度差を少なくする必要がある。
すなわち、前記ΔT1 およびΔT2 を小さくする必要が
ある。そのため、従来は、放熱しやすい側の端にグラス
ウール等の固体の保温材を貼りつけていた。しかし、上
記従来の保温材は、車両搭載上の制約から比較的薄くせ
ざるを得ず、その保温効果は十分ではなかった。
【0007】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、電池セル列を構成す
る複数の電池セル間の温度差が少ない車両用電源装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、複数の電池セルが長
手方向に整列させられた電池セル列を備えた車両用電源
装置であって、前記電池セル列の長手方向の端に、車外
からの冷気を遮蔽する遮蔽空間が形成されていることに
ある。
【0009】
【発明の効果】このようにすれば、車外からの冷気が遮
蔽空間により遮蔽されて、遮蔽空間が形成されている側
の端の電池セルの温度低下が抑制されることから、電池
セル列を構成する複数の電池セル間の温度差が減少す
る。
【0010】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記車両用電源
装置は、前記電池セル列の長手方向の端であって前記遮
蔽空間が形成されている側とは反対側の端に、該電池セ
ル列を制御するための電気制御回路部品が配置されてい
る。このようにすれば、電気制御回路部品は熱容量が大
きいことから、その電気制御回路部品により、前記遮蔽
空間が形成されている側とは反対側の端の電池セルの温
度低下も抑制される。従って、電池セル列を構成する複
数の電池セル間の温度差が一層減少する。
【0011】また、好適には、前記遮蔽空間はヒーター
ダクト内の空間である。ヒーターダクトは車両に予め設
けられていることから、このようにすれば、遮蔽空間を
構成するための新たな部品が不要となる利点がある。ま
た、冬期には、通常、ヒータが作動させられて車両が運
転されることから、ヒーターダクトが設けられている側
の電池セルがそのヒータダクトからの熱により加温され
るので、ヒーターダクトが設けられている側の電池セル
の温度と電池セル列の中央の電池セルの温度との温度差
が一層少なくなる。
【0012】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の好適な実施
の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。図2は、本
発明の電池パック10(すなわち車両用電源装置)を備
えた車両12の要部を説明する斜視図である。車両12
は、電気自動車或いはハイブリッド自動車である。
【0013】図2に示すように、車両12後部には、ベ
ンチ型後部座席32(図4)を支持する座席下カバーパ
ネル14がフロアパネル30(図4)上にその長手方向
が車両12の幅方向となるように固設されており、座席
下カバーパネル14とフロアパネル30との間に、車両
12の幅方向に延びる長手状の電池収容空間16が形成
されている。
【0014】座席下カバーパネル14は、一枚の金属板
材からプレス加工された逆U字状断面を備えた長手状部
材であって、ベンチ型後部座席32が載置される略水平
な床壁14aと、その床壁14aの前側縁から略垂直方
向下側に向かう前側壁14bと、その床壁14aの後側
縁から略垂直方向下側に向かう第1後側壁14cと、そ
の第1後側壁14cの下側縁から水平方向後ろ側へ向か
う連結壁14dと、その連結壁14dにより第1後側壁
14cと連結され連結壁14dの後側縁から垂直方向下
方に向かう第2後側壁14eとから構成されている。
【0015】仕切板18は、長手板状部材であって、そ
の前側縁部が座席下カバーパネル14の連結壁14d上
に載置されることにより、仕切板18とフロアパネル3
0との間に収納室20が形成される。
【0016】上記座席下カバーパネル14の床壁14a
には、その長手方向左端であって車両12の前側端に合
成樹脂製カバー22が取り付けられており、その合成樹
脂製カバー22には、電池収容空間16内に車室の空気
を導入するための複数本のスリット24が設けられてい
る。
【0017】電池パック10は長手状であり、座席下カ
バーパネル14下に形成された電池収容空間16内にお
いてその長手方向が車両12の幅方向と平行な状態でフ
ロアパネル30上に配置されている。上記電池パック1
0は、その全体がアッパーケース26に覆われており、
そのアッパーケース26の下側に電池セル列28が構成
されている。
【0018】図3は、上記座席下カバーパネル16およ
び電池パック10のアッパーケース26を取り外した状
態における車両12後部の平面図であり、図4は、図3
のA−A線視断面図である。図4に示すように、略平板
状のフロアパネル30上に前記座席下カバーパネル14
が固設されることにより前記電池収容空間16が形成さ
れ、座席下カバーパネル14上にベンチ型後部座席32
が配置される。なお、このベンチ型後部座席32は、座
席下カバーパネル14の前側壁14aの前側に倒置させ
ることができるようになっている。
【0019】図3および図4に示すように、電池収容空
間16内には、電池パック10、ヒーターユニット3
4、ヒーターダクト36、送風ファン38、排気ダクト
40、インバーター装置42が収容されている。なお、
図4では排気ダクト40を省略している。
【0020】電池パック10は、電池収容空間16内に
おいて一対の後輪ハウジング45間に配置されており、
平板状の電池セル46が厚み方向に積層させられること
により構成された電池セル列28と、その電池セル列2
8が固設される長手状のロアーケース48を備えてい
る。上記電池セル列28は長手方向両端に一対のエンド
プレート50、50が積層され、その一対のエンドプレ
ート50、50間の距離が拘束ロッド52により固定さ
れている。また、上記ロアーケース48の長手方向一方
の端には電気制御回路モジュール54が配設されてい
る。この電気制御回路モジュール54は、部品収容ケー
ス56内に、電池セル46の充電状態を監視するバッテ
リーコンピュータ58や電池セル列28を含む高電圧回
路の接続・遮断を行なうリレー60等を集中的に配設し
たものである。
【0021】ヒーターユニット34は、図示しないエン
ジン冷却水を熱源としてヒーターダクト36へ温風を送
風するために熱交換器34aおよびファン34b等を備
えて構成されている。ヒーターダクト36は、ファン3
4bの吹き出し口に接続され、そのファン36bから車
両12の長手方向前側に向かう第1ダクト部36aとそ
の第1ダクト部36aに対して略垂直な第2ダクト部3
6bとからなる。上記第1ダクト部36aは、前記電気
制御回路モジュール54が配設されている側とは反対側
の電池セル列28の端において、その電池セル列28に
隣接し且つ電池セル列28の長手方向に略垂直となるよ
うに配設されている。また、その第1ダクト部36aの
断面形状は、図5に示すように、互いに平行な一対の垂
直壁と、互いに平行な一対の水平壁とを有する五角形で
あり、車両12の幅方向に平行な方向の長さは、最も短
い部分(最上部)で電池セル46の厚み方向長さの約
1.2倍、最も長い部分(最下部)で電池セル46の厚
み方向長さの約4倍の長さとされている。この第1ダク
ト部36aは、電池セル列28の長手方向の端において
車外と直接連通しない略閉じられた空間を形成すること
から、第1ダクト部36a内の空間が遮蔽空間として機
能する。
【0022】第2ダクト部36bは、電池セル列28の
長手方向に平行にその電池セル列28に沿うように配設
されている。また、第2ダクト部36bの断面形状は、
幅方向長さが第1ダクト部36aのそれよりも短くされ
る代わりに垂直方向長さが第1ダクト部36aのそれよ
りも長くされており、それにより第2ダクト部36bの
断面積と第1ダクト部36aの断面積とは等しくされて
いる。また、第2ダクト部36bの図示しない前側面に
は、図示しないヒータ吹き出し口が複数設けられてお
り、さらに、座席下カバーパネル14の前側壁14aに
も図示しないヒータ吹き出し口が設けられており、その
座席下カバーパネル14のヒータ吹き出し口から温風が
車室へ吹き出されるようになっている。
【0023】送風ファン38は、電気制御回路モジュー
ル54を介して電池セル列28の長手方向の端に隣接す
る位置に配設されており、送風ファン38の吸入口38
aには、冷却空気とともに電池収容空間16に導入され
る塵が送風ファン38に導入されるのを防止するための
カバー62が設けられている。排気ダクト40は、一方
の端が、電気制御回路モジュール54の上部において電
池セル列28に向けて開口するように配置されている。
前記インバーター装置42は、電池セル列28により発
生させられた直流高電圧を交流100Vに変換する装置
である。
【0024】図5は、図3のB−B視断面図であって、
送風ファン38により導入された空気の流れを説明する
ための図である。合成樹脂カバー22に設けられたスリ
ット24から電池収容空間16に導入された冷却空気
は、図5に示すように、送風ファン38により、部品収
容ケース56下面とロアーケース48との間に形成され
た空気導入路64を通って電池セル列28の下部に導入
され、さらに、電池セル46間の隙間、電池セル列28
の上部を通って排気ダクト40へと導入される。
【0025】上記のように構成された車両12を、寒冷
地において屋外に一晩放置すると、電池セル46は外気
の流入により冷却される。そのように、自然に電池セル
46が冷却される場合、各電池セル46の温度は一様で
はなく、電池セル列28の配列の中央ほど温度は高くな
る。これは、電池セル列28は全長が長くその長手方向
が車両12の幅方向に平行に配列されていることから、
電池セル列28の両端側ほどボディー側面に近いため、
および、電池セル列28の中央付近では両側に積層され
た電池セル46が保温材(或いは断熱材)として機能す
るためである。
【0026】しかしながら、本実施例では、電池セル列
28の長手方向の一方の端にヒーターダクト36の第1
ダクト部36aが配設されている。従って、車外からの
冷気がヒーターダクト36の第1ダクト部36aにより
遮蔽されて、第1ダクト部36aが形成されている側の
端の電池セル46の温度低下が抑制されることから、電
池セル列28を構成する複数の電池セル46間の温度差
が減少する。なお、第1ダクト部36a内は空気により
満たされており、空気の熱伝導率はグラスウール等の固
体の保温材の熱伝導率よりも低いため、電池セル46間
の温度差は従来の保温材を用いた場合よりも少なくな
る。
【0027】また、本実施例では、ヒーターダクト36
の第1ダクト部36aとは反対側の電池セル列28の端
に、電気制御回路モジュール54が配設されている。こ
の電気制御回路モジュール54は熱容量が大きいことか
ら、その電気制御回路モジュール54により、ヒーター
ダクト36の第1ダクト部36aが形成されている側と
は反対側の端の電池セル46の温度低下も抑制される。
従って、電池セル列28を構成する複数の電池セル46
間の温度差が一層減少する。
【0028】また、本実施例では、ヒーターダクト36
の第1ダクト部36a内の空間が遮蔽空間として機能し
ているので、遮蔽空間を構成するための新たな部品が不
要となる利点がある。また、冬期には、通常、ヒータが
作動させられて車両12が運転されるので、ヒーターダ
クト36の第1ダクト部36aが設けられている側の電
池セル46がヒータダクト36の第1ダクト部36aか
らの熱により加温されるので、ヒーターダクト36の第
1ダクト部36aが設けられている側の電池セル46の
温度と電池セル列28の中央の電池セル46の温度との
温度差が一層少なくなる。
【0029】図6は、ヒーターダクト36の第1ダクト
部36aによる冷気遮蔽効果を説明する図である。な
お、図6では、前記電気制御回路モジュール54が配設
されている側の端を左端とし、他方の端を右端としてい
る。右端に上記ヒーターダクト36の第1ダクト部36
a等の遮蔽空間を構成するための部材が設けられていな
い場合には、右端の電池セル46の方が左端の電池セル
46よりも放熱し易いため各電池セル46の温度分布は
曲線aのようになり、右端の電池セル46の温度は左端
の電池セル46の温度よりもΔT1 だけ低い。それに対
して、本実施例のように右端の電池セル46に隣接する
ように第1ダクト部36aが設けられている場合には、
ヒーターが作動されなくても、曲線bに示すように、各
電池セル46間の温度差は小さくなり、両端の電池セル
46の温度差はΔT1 ’(<ΔT1)となる。ヒーター
が作動させられる場合は、右端の電池セル46の温度は
さらに上昇し、曲線cに示すように、電池セル列28の
配列の中央よりも右側の電池セル46の温度はさらに上
昇し、配列の中央の電池セル46と右端の電池セル46
の温度差はさらに少なくなる。
【0030】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明は他の態様においても適用される。
【0031】たとえば、前述の実施例では、ヒーターダ
クト36の第1ダクト部36a内の空間が、本来の機能
である温風を通す管路として機能するとともに、車外か
らの冷気を遮蔽するための遮蔽空間としても機能してい
たが、その第1ダクト部36aに代えて、上記遮蔽空間
としてのみ機能する空間を構成するための部材が、電池
セル列28の端に配置されてもよい。
【0032】また、前述の実施例の電池セル46は平板
状であっが、電池セルは丸型等の他の形状であってもよ
い。
【0033】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加
えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電源装置が外気により冷却された場合の
各電池セルの温度分布を示す図である。
【図2】本発明の電池パック(車両用電源装置)を備え
た車両の要部を説明する斜視図である。
【図3】図2の座席下カバーパネルおよび電池パックの
アッパーケースを取り外した状態における車両後部の平
面図である。
【図4】図3のA−A線視断面図である。
【図5】図3のB−B視断面図であって、送風ファンに
より導入された空気の流れを説明するための図である。
【図6】ヒーターダクトの第1ダクト部による冷気遮蔽
効果を説明する図である。
【符号の説明】
10:車両用電源装置 28:電池セル列 36:ヒーターダクト 36a:第1ダクト部 46:電池セル 58:バッテリーコンピュータ(電気制御回路部品) 60:リレー(電気制御回路部品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60K 9/00 D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電池セルが長手方向に整列させら
    れた電池セル列を備えた車両用電源装置であって、 前記電池セル列の長手方向の端に、車外からの冷気を遮
    蔽する遮蔽空間が形成されていることを特徴とする車両
    用電源装置。
  2. 【請求項2】 前記電池セル列の長手方向の端であって
    前記遮蔽空間が形成されている側とは反対側の端に、該
    電池セル列を制御するための電気制御回路部品が配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の車両用電源
    装置。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽空間がヒーターダクト内の空間
    であることを特徴とする請求項2記載の車両用電源装
    置。
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