JP3703934B2 - 電気自動車のバッテリ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気自動車のバッテリ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車のバッテリとしては、例えば特開平7−47892号公報に示されているように、リチウムイオン等を構成主材料として熱伝導性の良いケーシングで被覆し、円柱状に形成して耐圧性を高めた高性能バッテリセルを用いたものが知られている。
【0003】
このバッテリは嵩高とならないように前述の円柱状のバッテリセルの複数個をバッテリケース内に横置きに配設して構成され、このバッテリの複数個を例えば車体のフロア下側に固定されるバッテリフレーム内に密閉格納して用いられる。
【0004】
このように複数個のバッテリセルをバッテリケース内に収納して構成されたバッテリはバッテリフレーム内に密閉格納されるため、前記バッテリケースの上,下壁にはそれぞれ複数個の通気口を形成する一方、バッテリフレーム内には前後方向に冷却空気を流通させ、該バッテリフレーム内に導入される冷却空気をバッテリケースの上,下壁の下側通気口から上側通気口へ向けて流通させて該バッテリケース内のバッテリセルを冷却するようにしている。
【0005】
また、前述のバッテリの個々にはバッテリケース内の複数個のバッテリセルの充放電管理や電圧検知および均等充電等を行うためのバッテリセルコントロールユニットが付設されるが、このバッテリセルコントロールユニットは内蔵した制御素子や配線を保護するため密閉構造にされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述のようにバッテリに付設するバッテリセルコントロールユニットは密閉構造とするが、該バッテリセルコントロールユニット内に配設されるバイパス抵抗やパワートランジスタ等の制御素子は発熱性があるため、バッテリセルコントロールユニット全体の発熱を抑制するためには、大きなユニットケーシングを用いてバッテリコントロールユニットの内部空間を拡大する必要があり、従ってバッテリセルコントロールユニットが大型化してその配設レイアウトに支障を来してしまう。
【0007】
そこで、本発明はバッテリセルコントロールユニットの冷却効果が得られ、該バッテリセルコントロールユニットを小型、薄板状化することができて、バッテリケース上面に装着した場合にバッテリの嵩高さを可及的に小さく抑えることができて、バッテリ搭載レイアウトを容易にすることができる電気自動車のバッテリ構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1にあっては、複数個の柱状のバッテリセルを横置きに配設したバッテリケースの上,下壁にそれぞれ複数個の通気口が形成され、バッテリフレーム内に密閉格納されて該バッテリフレーム内に導入される冷却空気を前記上,下壁の下側通気口から上側通気口へ向けて上下方向に流通させて内部のバッテリセルを冷却するようにしたバッテリであって、かつ、前記バッテリケースの上壁には、ユニットケースの下側ベースを熱の良導体からなる放熱板として形成したバッテリセルコントロールユニットを、前記上壁の通気口から流出する冷却空気が吹き当る位置に該上壁から適宜の間隔をおいて離間状態に固設配置したことを特徴としている。
【0009】
請求項2にあっては、請求項1に記載のユニットケースの下側ベースの下面には、バッテリフレーム内をバッテリ上側に沿って一方向に流れる冷却空気の流通方向に沿って、複数条の放熱フィンを設けたことを特徴としている。
【0010】
請求項3にあっては、請求項1,2に記載のユニットケースの下側ベース面上には、配線基板を該下側ベース面から適宜の間隔をおいて離間状態に固設すると共に、発熱性の制御素子をこの配線基板の下面に離間状態に設けて前記下側ベース面に直接当接して固設したことを特徴としている。
【0011】
請求項4にあっては、請求項1〜3に記載のバッテリコントロールユニットを、バッテリケース内の複数個のバッテリセルとそれぞれ電気接続するハーネスの配索長さを均等にできるバッテリケース上壁の中央位置に設けたことを特徴としている。
【0012】
【発明の効果】
請求項1によれば、バッテリケースの上壁には通気口から流出する冷却空気が吹き当る部位に、バッテリセルコントロールユニットを離間状態に固設配置してあるため、該通気口から流出する冷却空気によってバッテリセルコントロールユニットを積極的に冷却することができる。
【0013】
しかも、この通気口から流出する冷却空気が吹き当るバッテリセルコントロールユニットのユニットケースの下側ベースは熱の良導体からなる放熱板として形成してあるから、バッテリセルコントロールユニット内の熱交換を活発に行わせることができて冷却効果を著しく高めることができる。
【0014】
この結果、バッテリセルコントロールユニットは発熱を抑えるためにユニットケースを大きくして内部空間を拡大する必要がなく、該バッテリセルコントロールユニットを小型、薄板状化することができ、従って、バッテリの嵩高さを可及的に小さく抑えることができてバッテリの搭載レイアウトを容易にすることができる。
【0015】
請求項2によれば、請求項1の効果に加えて、ユニットケースの下側ベースの下面には複数条の放熱フィンを設けてあるため、下側ベースの放熱面積を拡大できてバッテリセルコントロールユニットの冷却効果をより一層高めることができる。
【0016】
しかも、この放熱フィンはバッテリを密閉格納したバッテリフレーム内を、該バッテリ上側に沿って一方向に流れる冷却空気の流通方向に沿って形成してあるため、このバッテリ上側に沿う冷却空気の流通損失を回避することができて、バッテリケース上壁の通気口からの冷却空気の流出をスムーズに行わせることができ、従って、バッテリセルの冷却性能を些かも損なうことがない。
【0017】
請求項3によれば、請求項1,2の効果に加えて、発熱性の制御素子は配線基板の下面に離間状態に設けて、該配線基板を下側ベース面上に該下側ベース面から適宜の間隔をおいて離間状態に固設してあるため、配線基板が発熱性の制御素子からの熱影響を全く受けることはなく、従って、該配線基板の電気的性能を些かも損なうことはない。
【0018】
しかも、発熱性の制御素子は放熱板である下側ベース面に直接当接して固定してあるので、該制御素子を積極的に冷却することができて、ユニットケース内の昇温を可及的に小さく抑えることができる。
【0019】
請求項4によれば、請求項1〜3の効果に加えて、バッテリセルコントロールユニットとバッテリセル内の複数個のバッテリセルとをそれぞれ電気接続するハーネスの配索長さを均等にできるため、該ハーネスによる電圧降下のバラツキを減少することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。
【0021】
図3〜5において、1はフロアパネル14の下面のフロア骨格部材14aに固設されるバッテリフレームを示し、該バッテリフレーム1は前,後フレーム2,3と左右の側部フレーム4,4および底板5を備えている。
【0022】
底板5上にはその中央部分に前,後フレーム2,3に亘って高さの低いセンターメンバ6を接合配置してある一方、側部フレーム4,4の内周部には該センターメンバ6と同じ高さで棚部4aを形成してあり、これらセンターメンバ6および棚部4a,4a上に複数本のロアビーム7,7を左右方向に接合配置してある。
【0023】
また、後部フレーム3の内周部には前記ロアビーム7と同じ高さで図外の棚部を形成してあり、これらロアビーム7,7間および該後部フレーム3の棚部上に後述する複数個のバッテリ15を前後方向および左右方向に当接させて搭載支持し、各隣接するバッテリ15,15の隅部間でボルト・ナット9により前記センターメンバ6および側部フレーム4の棚部4aと後部フレーム3の棚部に締結固定し、これらバッテリ15と底板5との間に通風路8を形成するようにしている。
【0024】
前記フレーム2の略下半部にはその略全幅寸法に亘って上向きに開口したエアインレット10を接続してあり、該エアインレット10から冷却空気としての外気を取り入れて、該冷却空気を通風路8に前方より導入するようにしてある。
【0025】
また、この前部フレーム2の内周部にロアビーム7と同じ高さで棚部2aを形成してあり、この棚部2aと最前部のロアビーム7とに跨ってジャンクションボックス11を最前列のバッテリ15と当接させた状態で配置して、前述と同様にボルト・ナット9により締結固定してある。
【0026】
12はバッテリフレーム1の上縁部にクリップ,ボルト・ナット等の止着部材13によって固定されて、バッテリ15およびジャンクションボックス11を密閉格納するアッパカバーで、その後側部には図外のファンを備えた空気排出口を形成してあって、後述するように通風路8に導入された冷却空気を各バッテリ15に上下方向に流通させてバッテリフレーム1とアッパカバー12とで密閉された上部空間に導出させ、該空気排出口から外部へ排出するようにしてある。
【0027】
15は平面方形状に形成したバッテリを示し、図1,2に示すようにリチウムイオン等を構成主材料として熱伝導性の良いケーシングで被覆し、円柱状に形成して耐圧性を高めた高性能バッテリセル16と、このバッテリセル16の複数個を横置きにして上下方向に多段状に収納したバッテリケース17とからなっている。
【0028】
バッテリケース17の上,下壁にはそれぞれ複数個の通気口18を形成してあり、前述のようにバッテリフレーム1の下側の通風路8に前方より導入された冷却空気を、下側の通気口18から上側の通気口18へ向けて上下方向に流通させ、内部のバッテリセル16を積極的に冷却し得るようにしてある。
【0029】
バッテリ15はその上面の左右方向の一側端部に一対の外側端子19を突出配置してあり、これらバッテリ15,15は例えばこの一対の外側端子19が側部フレーム4側となるように各一側に揃えて搭載し、隣接するバッテリ15,15の外側端子19,19を強電ブスバー20で直列に電気接続すると共に、最前列のバッテリ15,15と前記ジャンクションボックス11とを同様に強電ブスバー20で直列に電気接続してある。
【0030】
21はバッテリケース17内の複数個のバッテリセル16の充放電管理や電圧検知および均等充電等を行うため各バッテリ15に付設した平面方形状のバッテリセルコントロールユニットで、該バッテリセルコントロールユニット21はバッテリケース17の上壁の通気口18から流出する冷却空気が吹き当る部位、例えば本実施形態にあっては上壁の中央部位に該上壁から適宜の間隔をおいて離間状態に固設配置してある。
【0031】
このバッテリセルコントロールユニット21は図6,7に示すようにユニットケース22で保護されていて、該ユニットケース22は配線基板25を取付ける下側ベース23と、該下側ベース23に嵌合して周縁フランジ23a,24a同志を密接させて締結固定し、前記配線基板25を密封するアッパケース24とを備えている。
【0032】
下側ベース23は熱の良導体、例えばアルミ材で形成してあり、バッテリセルコントロールユニット21はこの下側ベース23とアッパケース24の周縁フランジ23a,24aの前後側部の中央部分をボルト31により締結固定してサブッセンブリしてあって、前記重合密接した周縁フランジ23a,24aの左右側部の複数ヶ所でバッテリケース17の上壁面に突設した複数個のボス部30上にボルト32によって締結固定してある。
【0033】
配線基板25には各種制御素子のうち、バイパス抵抗やパワートランジスタ等の発熱性の制御素子26をそれらの端子26aを介して該配線基板25の下面に離間状態にろう付け固定してある。
【0034】
この配線基板25はその周縁部の複数ヶ所で下側ベース23面上にスペーサ27を介して該下側ベース23面から適宜の間隔をおいてビス28により締結固定してあって、前記発熱性の制御素子26は下側ベース23面に直接当接して、配線基板25に設けた作業孔25aを通して該下側ベース23面にビス29により締結固定してある。
【0035】
また、前記下側ベース23の下面には複数条の放熱フィン33を設けてある。
【0036】
この放熱フィン33はバッテリケース17の上壁の通気口18から流出して、バッテリフレーム1内の上部空間をバッテリ15の上側に沿って前方から後側の空気排出口に向けて流れる冷却空気の流通方向に沿うように下側ベース23の下面に前後方向に形成してある。
【0037】
バッテリセルコントロールユニット21の左右側部の中央部には電圧検知用のユニット側のハーネス34を引出してあると共に、それらの端部のコネクタ34aをバッテリケース17の上壁に突設したボス部35上にボルト36により固定したコネクタブラケット37に固定してある。
【0038】
バッテリセル16は本実施形態ではバッテリケース17内に上下2段に各4本づつ計8本収納配置してあり、前側2列の4本のバッテリセル16と、後側2列の4本のバッテリセル16とを各1組の制御単位として、それらの各一端の正極側端子および他端の負極側端子にそれぞれ接続した電圧検知用のセル側のハーネス38を、バッテリケース17の上壁の左右両側部中央位置に設けた引出口39から引出して、それらの端部のコネクタ38aを前記ユニット側のハーネス34のコネクタ34aに接続して、ハーネス34,34の配索長さ、およびハーネス38,38の配索長さをそれぞれ均等にしてある。
【0039】
以上の実施形態の構造によれば、バッテリフレーム1内の下側の通風路8に前方から導入される冷却空気は、各バッテリ15のバッテリケース17の上,下壁に設けた下側通気口18から上側通気口18へ向けて流通し、バッテリケース17内の各バッテリセル16を積極的に冷却することができる。
【0040】
各バッテリ15内を上下方向に流通した冷却空気はバッテリフレーム1内の上部空間に抜けて、前方から後方へ向かう流れとなって後側の図外の空気排出口から外部へ排出される。
【0041】
ここで、各バッテリ15のバッテリセルコントロールユニット21は、バッテリケース17の上壁の通気口18から流出する冷却空気が吹き当る位置に、該上壁から離間状態に固設配置してあり、しかも、この冷却空気が吹き当るユニットケース22の下側ベース23はアルミ材等の熱の良導体で形成して放熱板として形成してあるため、バッテリセルコントロールユニット21を積極的に冷却することができ、該バッテリセルコントロールユニット21内の熱交換を放熱板としての下側ベース23により活発に行わせて冷却効果を著しく高めることができる。
【0042】
この結果、バッテリセルコントロールユニット21は発熱を抑えるためにユニットケース22を大きくして内部空間を拡大する必要がなく、該バッテリセルコントロールユニット21を小型、薄板状化することができる。
【0043】
従って、バッテリセルコントロールユニット21をバッテリ15の上面に付設しても、バッテリ15の嵩高さを可及的に小さく抑えることができてバッテリ15の搭載レイアウトを容易にすることができ、例えば前述のようにバッテリ15の複数個をバッテリフレーム1に密閉格納してフロア下側に搭載する場合に、フロア地上高が大きくなるのを回避できて乗降性および居住性を損なうことがない。
【0044】
また、本実施形態にあっては前述のバッテリセルコントロールユニット21の下側ベース23の下面には、複数条の放熱フィン33を設けてあるため、下側ベース23の放熱面積を拡大できてバッテリセルコントロールユニット21の冷却効果をより一層高めることができる。
【0045】
しかも、この放熱フィン33は前述のようにバッテリケース17の上壁の通気口18から流出して、バッテリフレーム1内の上部空間を各バッテリ15の上側に沿って前方から後側の空気排出口に向けて流れる冷却空気の流通方向に沿うように下側ベース23の下面に前後方向に形成してあるから、このバッテリ15の上側に沿う冷却空気の流通損失を回避することができて、バッテリケース17の上壁の通気口18からの冷却空気の流出をスムーズに行なわせることができ、従って、バッテリセル16の冷却性能を些かも損なうことがない。
【0046】
また、バッテリセルコントロールユニット21の発熱性の制御素子26は配線基板25の下面に離間状態に配設して、該配線基板25をスペーサ27により下側ベース23面上に適宜の間隔をおいて離間状態に固設してあるため、配線基板25が発熱性の制御素子26からの熱影響を全く受けることがなく、従って、該配線基板25の電気的性能を些かも損なうことはない。
【0047】
そして、特に本実施形態では前記発熱性の制御素子26は、ユニットケース22の放熱板である下側ベース23面に直接当接して固定してあるので、該制御素子26を積極的に冷却することができて、ユニットケース22内の昇温を可及的に小さく抑えることができる。
【0048】
一方、このようなバッテリセルコントロールユニット21の冷却効果とは別に、該バッテリセルコントロールユニット21はバッテリケース17内の複数個のバッテリセル16とそれぞれ電気接続するハーネス34と34、およびハーネス38と38の配索長さを均等にできるバッテリケース17の上壁の中央位置に配設してあるから、これらハーネス34,34およびハーネス38,38の配索長さの均等化によってこれらハーネス34,38による電圧降下のバラツキをなくして、バッテリセル16の電気的な制御精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図。
【図2】同実施形態の平面図。
【図3】同実施形態のバッテリを搭載したバッテリフレームの平面図。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図。
【図5】図3のB−B線に沿う断面図。
【図6】バッテリセルコントロールユニットの分解斜視図。
【図7】図6のC−C線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 バッテリフレーム
15 バッテリ
16 バッテリセル
17 バッテリケース
18 通気口
21 バッテリセルコントロールユニット
22 ユニットケース
23 下側ベース
25 配線基板
26 制御素子
33 放熱フィン
34,38 ハーネス

Claims (4)

  1. 複数個の柱状のバッテリセルを横置きに配設したバッテリケースの上,下壁にそれぞれ複数個の通気口が形成され、バッテリフレーム内に密閉格納されて該バッテリフレーム内に導入される冷却空気を前記上,下壁の下側通気口から上側通気口へ向けて上下方向に流通させて内部のバッテリセルを冷却するようにしたバッテリであって、かつ、前記バッテリケースの上壁には、ユニットケースの下側ベースを熱の良導体からなる放熱板として形成したバッテリセルコントロールユニットを、前記上壁の通気口から流出する冷却空気が吹き当る位置に該上壁から適宜の間隔をおいて離間状態に固設配置したことを特徴とする電気自動車のバッテリ構造。
  2. ユニットケースの下側ベースの下面には、バッテリフレーム内をバッテリ上側に沿って一方向に流れる冷却空気の流通方向に沿って、複数条の放熱フィンを設けたことを特徴とする請求項1記載の電気自動車のバッテリ構造。
  3. ユニットケースの下側ベース面上には、配線基板を該下側ベース面から適宜の間隔を置いて離間状態に固設すると共に、発熱性の制御素子をこの配線基板の下面に離間状態に設けて前記下側ベース面に直接当接して固設したことを特徴とする請求項1,2記載の電気自動車のバッテリ構造。
  4. バッテリセルコントロールユニットを、バッテリケース内の複数個のバッテリセルとそれぞれ電気接続するハーネスの配索長さを均等にできるバッテリケース上壁の中央位置に設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電気自動車のバッテリ構造。
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