JP2002169265A - フォトマスクブランクス及びフォトマスクブランクスの製造方法 - Google Patents

フォトマスクブランクス及びフォトマスクブランクスの製造方法

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JP2002169265A JP2000367837A JP2000367837A JP2002169265A JP 2002169265 A JP2002169265 A JP 2002169265A JP 2000367837 A JP2000367837 A JP 2000367837A JP 2000367837 A JP2000367837 A JP 2000367837A JP 2002169265 A JP2002169265 A JP 2002169265A
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光浩 暮石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膜応力による基板の反りの低減(膜応力の緩
和)や膜の密度や緻密性の向上を図ることができるフォ
トマスクブランクスの製造方法等を提供する。 【解決手段】 透明基板上へ遮光膜あるいは光半透過膜
を形成するフォトマスクブランクスの製造方法におい
て、前記遮光膜あるいは光半透過膜をスパッタ法によっ
て基板6上へ成膜すると同時に、成膜室内に別途具備し
たイオン生成器(以下、イオン源11)にて生成せしめ
たイオンを基板6上に堆積中の膜材料に照射することに
よって、遮光膜あるいは光半透過膜を形成することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路等
の製造に際して使用されるフォトマスク、その素材とし
てのフォトマスクブランクス及びその製造方法等に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体素子、IC、LSI等の半導体製
造において、半導体ウェハに微細パターンを転写する際
に使用されるフォトマスクの製造工程としては、通常、
合成石英ガラス等を精密研磨して得られる透明基板上
へ、スパッタリング等によって遮光膜あるいは半透過膜
などの膜を成膜する成膜工程、遮光膜などの膜上にレジ
スト膜をスピンコーティング法等により塗布するレジス
ト塗布工程、レジスト表面に電子線あるいはレーザ等を
照射してレジスト膜を選択的に露光する露光工程(描画
工程)、露光されたレジスト膜を所定の現像液で現像し
てレジストパターンを形成する現像工程、レジストパタ
ーンをマスクとして遮光膜などの膜のエッチングを行
い、所定の遮光膜パターン等を得るエッチング工程等を
経て行われる。この場合、成膜工程で得られた基板を一
般にフォトマスクブランクスと呼んでいる。ここで、遮
光膜の成膜工程においては、通常生産性の観点から、D
Cマグネトロンスパッタリング装置により、クロムター
ゲット等を用いた通常のDCマグネトロンスパッタ法、
もしくは窒素、酸素などのガスのうち少なくとも一種類
もしくは数種類のガスを導入することによって薄膜を形
成する反応性スパッタ法により作製している。
【0003】通常、光強度変調を利用することによって
パターン転写を行うフォトマスクの原板、すなわちバイ
ナリ型のフォトマスクブランクスには、遮光膜としてク
ロムもしくはクロム化合物が用いられており、遮光膜を
基板上へ成膜する方法としては、主にスパッタリング法
が適用されている。しかしながら、一般にスパッタリン
グ法によってクロム膜などの遮光膜を成膜した場合、遮
光膜は引っ張り応力を示し、これによって下地の透明基
板も含めたフォトマスクブランクス自体が反ってしま
い、露光時の焦点深度不足や設計不良を起こす可能性が
高くなるため、フォトマスクブランクスとしての品質の
低下につながってしまう。ここで、基板の反り量はTR
OPEL社製FM200などの光学干渉方式による平面
度測定器によって基板を測定し、このときの基板の平均
面からの最高点と最低点における高さの差(P−V値)
について成膜前後について測定を行い、成膜前後におけ
るP−V値の差分によって、成膜によって生じる基板の
反り量を定義する。つまり、(成膜後の基板の反り量)
−(成膜前の基板の反り量)=(成膜によって生じる基
板の反り量)と定義する。遮光膜の応力低減方法として
は、スパッタ成膜中に基板側にバイアスを印加すること
によってプラズマ中に存在するイオンを与える方法があ
る。しかしながら、フォトマスクブランクスのように比
較的大きな成膜面積で、しかも基板がガラスのような誘
電体の場合、面内で均一な効果を得ることが難しい。
【0004】一方、遮光膜としてクロム化合物薄膜、あ
るいは光半透過膜(位相シフタ膜)としてMoSiN、
MoSiON、SiON、SiNなどの化合物薄膜を成
膜する場合、通常DCマグネトロンスパッタリングなど
の反応性スパッタ法により作製するが、成膜時にターゲ
ット表面にも化合物が堆積してしまい放電が不安定にな
る(その結果異常放電によりがパーティクルが発生す
る)ため、フォトマスクブランクスに欠陥等が生じやす
いという問題がある。さらに、反応性スパッタ法は、通
常の非反応性DCマグネトロンスパッタ法に比べ、成膜
速度が遅いため生産性が悪いといった問題も生じる。D
Cマグネトロンスパッタ法の代わりに、RFマグネトロ
ンスパッタ法によって化合物ターゲットを用いて成膜し
た場合、成膜時のプラズマの広がりがDCマグネトロン
スパッタ法に比べ大きくなるため、チャンバ内部に膜が
堆積しやすく、結果としてパーティクルの発生源とな
り、フォトマスクブランクスに欠陥を生じさせやすいと
いった問題がある。
【0005】また、近年のマスクパターンにおける寸法
精度の要求から、パターン形成時のレジストと遮光膜の
薄膜化が必要となってくる。しかしながら、従来のDC
マグネトロンスパッタ法による薄膜形成方法では、クロ
ム膜の密度や緻密性がバルクの膜に比べて劣るため、結
果として光学濃度を十分とることができずに、薄膜化の
要求にこたえることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたものであり、フォトマスクブランクスに
生じる膜応力による基板の反りの低減(膜応力の緩和、
制御)を第一の目的とする。また、密度や緻密性の向上
による膜の薄膜化、特に遮光性の向上による遮光膜の薄
膜化や、緻密性向上による耐薬品性、耐光性の向上等を
第二の目的とする。さらに、反応性スパッタ法による化
合物遮光膜又は化合物光半透過膜の作製時における反応
性DCスパッタ法の場合の異常放電によるパーティクル
の低減や反応性RFスパッタ法の場合のパーティクルの
低減による膜欠陥の低減、及び、反応性促進(反応性助
長)による成膜速度の向上(生産性の向上)を第三の目
的とする。さらに、上記目的を考慮して作製された高品
質のフォトマスクブランクス及びフォトマスクの提供を
第四の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は以下の構成を有する。 (構成1) 透明基板上へ遮光膜あるいは光半透過膜を
形成するフォトマスクブランクスの製造方法において、
前記遮光膜あるいは光半透過膜をスパッタ法によって基
板上へ成膜すると同時に、成膜室内に別途具備したイオ
ン生成器にて生成せしめたイオンを基板に向けて照射す
ることによって、遮光膜あるいは光半透過膜を形成する
ことを特徴とするフォトマスクブランクスの製造方法。
【0008】(構成2) 構成1記載の方法により、基
板上に形成する遮光膜の膜応力を制御を行い、(成膜後
の基板の反り量)−(成膜前の基板の反り量)=(成膜
によって生じる基板の反り量)としたときの、成膜によ
って生じる基板の反り量を±0.1μm以下に抑えるこ
とを特徴とするフォトマスクブランクスの製造方法。
【0009】(構成3) 構成1又は2記載のイオン生
成器に成膜室外から直接不活性ガスを導入し、イオン生
成器によって前記不活性ガスをイオン化して基板へ向け
てイオンを照射することを特徴とするフォトマスクブラ
ンクスの製造方法。
【0010】(構成4) 構成1又は2記載のイオン生
成器に成膜室外から直接反応性ガスを導入し、イオン生
成器によって前記反応性ガスをイオン化して基板へ向け
てイオンを照射することを特徴とするフォトマスクブラ
ンクスの製造方法。
【0011】(構成5) 構成1から構成4のいずれか
に記載の方法によって作製されたことを特徴とするフォ
トマスクブランクス。
【0012】(構成6) 構成5記載のフォトマスクブ
ランクスを用いて作製したことを特徴とするフォトマス
ク。
【0013】
【作用】構成1によれば、遮光膜あるいは光半透過膜を
スパッタ法によって基板上へ成膜すると同時に、成膜室
内に別途具備したイオン生成器(以下、イオン源とい
う)にて生成せしめたイオンを基板へ向けて照射する
(基板上に堆積中の膜材料に照射する)ことによって、
薄膜の密度や緻密性を向上させることができる。これに
より、遮光膜では、密度や緻密性の向上による遮光性の
向上による遮光膜の薄膜化や、緻密性向上による耐薬品
性等の向上効果を得ることができる。また、光半透過膜
(位相シフタ膜)では、密度や緻密性の向上による光半
透過膜の薄膜化、緻密性向上による耐薬品性、耐光性等
の向上効果を得ることができる。これらの場合、イオン
源から照射するイオンの照射エネルギーを上げるに従い
密度や緻密性を大きくすることができる。また、構成1
によれば、スパッタ成膜中に基板に向けてイオン源より
イオンを直接照射することによって、膜の応力を制御す
ることが可能となる。これにより、遮光膜では、遮光膜
の応力を緩和又は制御することが可能となる。具体的に
は例えば、イオン照射なしにスパッタ成膜したCr膜は
引っ張り応力を有しているが、本発明のようにスパッタ
成膜中に基板に向けてイオン源よりイオンを直接照射
し、かつ照射エネルギーを制御することによって、引っ
張り応力を低減させ、ゼロに制御することもでき、さら
に圧縮応力側へ制御することもできる。また、光半透過
膜(位相シフタ膜)では、光半透過膜の応力を制御する
ことが可能となる。照射エネルギーは、後述する熱処理
を行わない場合にあっては、応力の低減効果と密度の向
上効果との兼ね合いで制御することが好ましい。さら
に、構成1によれば、反応性スパッタ法による化合物遮
光膜又は化合物光半透過膜の成膜工程において、スパッ
タ成膜中に基板に向けてイオン源よりイオンを直接照射
することによって、基板近傍にて反応を促進(助長)し
反応を効率よく行うことができるので、従来のイオン源
からイオンを照射しない反応性スパッタ法に比べ、成膜
速度が大きく、生産性を向上できる。本発明において、
イオン源の種類としては、膜質改善を目的とした高電流
密度、低エネルギーのイオンを照射するタイプのもの
で、RF型、エンドホール型、カウフマン型、ECR型
が好ましいが、特にこれらを限定するものではない。
【0014】構成2によれば、構成1の方法を用いるこ
とにより、基板上に形成する遮光膜の膜応力を制御を行
い、(成膜後の基板の反り量)−(成膜前の基板の反り
量)=(成膜によって生じる基板の反り量)としたとき
の、成膜によって生じる基板の反り量を±0.1μm以
下に抑えることが実現できる。
【0015】構成2では、構成1の方法を用いることに
より、基板上に形成する遮光膜あるいは光半透過膜の膜
応力を制御を行い、さらに熱処理又はレーザ照射処理を
施すことにより遮光膜あるいは光半透過膜の膜応力を制
御を行うことによって、(熱処理又はレーザ照射処理後
の基板の反り量)−(成膜前の基板の反り量)=(成膜
前に測定した反り状態からの変化量)としたときの、成
膜前に測定した反り状態からの変化量を±0.1μm以
下に抑えることが実現できる。具体的には例えば、イオ
ン源の照射エネルギーを変化させることにより、遮光膜
の膜応力を圧縮応力側に制御し、この膜に熱処理又はレ
ーザ照射処理を施すことにより遮光膜の膜応力を低減
し、ゼロ付近に制御できる。なお、イオン照射エネルギ
ーの制御は、ビーム加速電圧及びアノード電流で制御す
ることができる。また、例えば、光半透過膜の膜応力が
圧縮応力である場合に、この膜に熱処理又はレーザ照射
処理を施すことにより光半透過膜の膜応力を低減し、ゼ
ロ付近に制御できる。これらの場合、上述したような応
力低減効果との兼ね合いでイオン源の照射エネルギーを
制御する必要がなく、密度の向上だけを目指してイオン
源の照射エネルギーを制御できるので、より密度の向上
を図ることができる。なお、熱処理温度は、150℃以
上、200℃以上、250℃以上、300℃以上、35
0℃以上、380℃以上、550℃以上が好ましい。こ
の場合、熱処理温度が高ければ高い程内部応力は低減さ
れるが、透過率の変化量も増加する。なお、あまり温度
を高くすると、温度の上昇及び下降の時間が長くなるた
め、生産性が悪化するという問題がある。そのため、熱
処理温度は700℃以下であることが好ましい。熱処理
時間は、光半透過膜全体に熱が到達する時間であればよ
く、例えば1分以上で充分である。熱処理する雰囲気
は、酸素等の反応性雰囲気を含まないことが好ましい。
反応性雰囲気を含むと、熱処理により膜厚方向の組成が
変化してしまうからである。従って、好ましい雰囲気と
しては、窒素、アルゴン等の不活性ガスである。なお、
この熱処理は、透明基板上に光半透過膜を形成した後
(ブランクの状態)で行ってもよく、また光透過膜をパ
ターニングした後(マスクの状態)で行ってもよい。但
し、微細パターンを高温で熱処理すると、パターン形状
が悪化してしまう恐れがある。なお、ブランクの状態で
行うことにより、その後のレジストのべーク工程(20
0℃以下、例えば約180℃)における膜質変動を抑制
する効果もある。そのような効果を得ようとする場合
は、レジストのベーク温度よりも高い温度(例えば20
0℃以上)で熱処理することが好ましい。
【0016】構成3によれば、イオン生成器に成膜室外
から直接不活性ガスを導入し、イオン生成器により不活
性ガスをイオン化して基板に向けてイオンを照射するこ
とによって、スパッタ用ガス導入口からのみ不活性ガス
を導入する場合に比べ、不活性ガスイオンを効率良く基
板に向けて供給できるので、上述した膜応力の低減効果
及び膜密度の向上効果をより高めることができる。
【0017】構成4によれば、イオン生成器に成膜室外
から直接反応性ガスを導入し、イオン生成器により反応
性ガスをイオン化して基板に向けてイオンを照射するこ
とによって、スパッタ用ガス導入口からのみ反応性ガス
を導入する場合に比べ、反応性ガスイオンを効率良く基
板に向けて供給できるので、反応速度をより向上できる
と共に、上述した膜応力の低減効果及び膜密度の向上効
果をより高めることができ、膜の制御性も良い。また、
イオン源用ガス導入口からのみ反応性ガスを導入する場
合は、スパッタ用ガス導入口からのみ反応性ガスを導入
する場合に比べ、成膜室内に導入する反応性ガス導入量
の低減を図ることができ、この結果、ターゲット上の化
合物の生成を抑えることができるので、反応性DCスパ
ッタ法における異常放電の低減を図ることができ、ま
た、チャンバ内部に膜が堆積するのを抑えることができ
るので、反応性RFスパッタ法におけるパーティクルの
低減を図ることができ、これらによって膜欠陥の低減を
図ることができる。
【0018】構成5、6によれば、基板の反りの低減、
密度や緻密性の向上による膜の薄膜化、緻密性向上によ
る耐薬品性、耐光性の向上、反応性スパッタ法による化
合物遮光膜又は化合物光半透過膜の作製時における膜欠
陥の低減、などを考慮して作製された高品質のフォトマ
スクブランクス及びフォトマスクを提供できる。
【0019】
【実施例】実施例1 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。図1に示す装置は、一般的なDCマグネトロン
スパッタリング装置の真空チャンバ1内にイオン源11
を配置したものである。チャンバ1内には、φ6イン
チ、厚さ5mmのクロムターゲット5を配置したマグネ
トロンカソード3、大きさ6インチ角、厚さ0.25イ
ンチの合成石英基板6、さらにエンドホール型イオン源
11が配置されており、イオン源11は基板6へ向けて
イオンを照射するために適切な角度で配置されており、
このときのターゲット中心と基板表面中心とを結ぶ直線
の距離は23cmであり、イオン源と基板表面中心とを
結ぶ直線の距離は16cmである。また、到達真空度
は、排気ポンプによりチャンバ内を1×10-4Paまで
排気した。次にスパッタ用ガス導入口7、イオン源用ガ
ス導入口12よりアルゴンガスをそれぞれ導入し、チャ
ンバ1内を0.11Paにした。スパッタ用DC電源9
により300Wの電力をカソード3に印加した。同時に
イオン源11よりビーム加速電圧60V、アノード電流
0.8Aの条件(イオン源用アノード及びカソード電源
コントローラ13によって制御)で基板6へ向けてアル
ゴンイオンを照射し、膜厚80nmとなるように遮光膜
を成膜した。光学干渉計により基板の反り状態を調べた
結果、成膜前に測定した反り状態からの変化量((成膜
後の基板の反り量)−(成膜前の基板の反り量)=(成
膜によって生じる基板の反り量))は0.1μmであ
り、膜応力は引っ張り応力であった。さらに同様の条件
で、ビーム加速電圧80V、アノード電流1Aの照射条
件のみを変えて成膜した結果、成膜によって生じる基板
の反り量は0.1μmであり、膜応力は圧縮応力であっ
た。つまり、イオン源の照射条件を制御することによっ
て膜応力を引っ張り応力側から圧縮応力側に調整するこ
とができ、膜応力をゼロ又はゼロ付近に調整できた。
【0020】比較例1 実施例1に対して、実施例1のイオン源を用いない装置
構成において、到達真空度1×10-4Paまで排気し、
アルゴンガス導入したときの圧力が0.11Pa、スパ
ッタ用DC電源9により300Wの電力をカソード3に
印加し、膜厚80nmとなるように成膜を行った。成膜
によって生じる基板の反り量を実施例1と同様に測定し
たところ、0.5μmであり、膜応力は引っ張り応力で
あった。実施例1及び比較例1から、本発明によれば従
来に比べマスクブランクスの平面度を改善することがで
きることがわかる。
【0021】実施例2 実施例1と同様の装置構成にて、スパッタ用DC電源9
により600Wの電力をカソード3に印加し、同時にイ
オン源11によりビーム加速電圧80V、アノード電流
1Aの条件にて、基板6へ向けてイオンを照射して、光
学濃度(O.D.)が波長193nmで3となるように
成膜を行った結果、膜厚は41nmであった。また、前
記成膜条件にて、膜厚が1μmとなるように成膜を行
い、成膜前後における基板の重量を測定し、クロム膜の
密度を計算した結果、クロムの膜密度は7.1g/cm
3であった。なお、クロム膜の場合、バルク密度(7.
2g/cm3)の95〜100%が好ましく、特に98
%以上であればさらによい。
【0022】比較例2 実施例2に対して、実施例1のイオン源を用いない装置
構成において、到達真空度1×10-4Paとなるまで排
気を行い、アルゴンガス導入時のガス圧を0.11P
a、スパッタ用DC電源9により600Wの電力をカソ
ード3に印加し、光学濃度(O.D.)が波長193n
mで3となるように成膜を行った結果、膜厚は45nm
であった。また、前記成膜条件にて、膜厚が1μmとな
るように成膜を行い、成膜前後における基板の重量から
膜の密度を計算した結果、6.7g/cm3であった。
【0023】実施例3 実施例1と同様の装置構成及び成膜条件にて、大きさ6
インチ、厚さ0.25インチの合成石英基板6上にクロ
ム膜を膜厚65nmで作製した。続いて、クロム膜上
に、スパッタ用ガス導入口7よりアルゴンガスを50s
ccmを導入し、スパッタ用DC電源9により300W
の電力をカソード3に印加してスパッタ放電を起こすと
共に、このスパッタ放電中に、イオン源用ガス導入口1
2より窒素ガス4sccm、酸素ガス0.5sccmの
混合ガスを導入し、加速電圧160V、アノード電流1
Aの条件でイオン源11から基板6へ向けて窒素イオン
及び酸素イオンを照射して、反射防止膜を膜厚28nm
で形成した。DCマグネトロンスパッタ放電時を観察し
たところ、異常放電は観察されなかった。
【0024】比較例3 実施例3に対して、実施例1のイオン源を用いない装置
構成において、クロム膜を膜厚65nm作製し、さらに
反射防止層として実施例3と同等の反射防止効果を有す
る膜をイオン照射することなくDCマグネトロンスパッ
タ法により作製したところ、アルゴンガス38.4sc
cm、窒素ガス 10sccm、酸素ガス1.6scc
mのガス流量であった。さらに、放電中にターゲット近
傍にて異常放電が観察された。この結果、パーティクル
が膜の堆積した基板上へ付着し、品質の高いフォトマス
クブランクスを作製することができなかった。実施例3
及び比較例3から、イオン源用ガス導入口からのみ反応
性ガスを導入する場合は、スパッタ用ガス導入口からの
み反応性ガスを導入する場合に比べ、成膜室内に導入す
る反応性ガス導入量の低減を図ることができ、この結
果、ターゲット上の化合物の生成を抑えることができる
ので、反応性DCスパッタ法における異常放電の低減を
図ることができ、これによって膜欠陥の低減を図ること
ができることがわかる。
【0025】実施例4 実施例1と同様の装置構成でターゲット5としてシリコ
ンターゲットが配置された構成にて、大きさ6インチ、
厚さ0.25インチの合成石英基板6上に、スパッタ用
ガス導入口7よりアルゴンガス20sccmを導入し、
イオン源用ガス導入口12より窒素ガス5sccmを導
入することによってチャンバ1内のガス圧を0.1Pa
とし、カソード3に200Wの電力を印加してスパッタ
放電を起こすと共に、このスパッタ放電中に、窒素イオ
ンを加速電圧100V、アノード電流1.1Aの条件で
イオン源11から基板6へ向けてイオンを照射して、S
iN膜を波長193nmにおいて位相角180度となる
膜厚となるように成膜を行なった。成膜したSiN膜を
分光光度計を用いて測定を行なったところ、波長193
nmにおいて透過率は4.9%であった。なお、光半透
過膜としての透過率としては、3%〜20%が好適であ
る。
【0026】比較例4 実施例4に対して、実施例1のイオン源を用いない装置
構成においてクロムターゲットの代わりにシリコンター
ゲットを配置した構成において、スパッタ用ガス導入口
7より、アルゴンガス20sccm、窒素ガス5scc
mを導入し、スパッタ用DC電源9よりカソード3に2
00Wの電力を印加し、実施例4と同様に位相角が18
0度となるように膜厚を調節して成膜を行なった。分光
光度計により波長193nmにおける透過率を測定した
ところ、0.1%であった。したがって、透過率3%〜
20%の範囲外となるため不適であった。実施例4及び
比較例4から、イオン源用ガス導入口からのみ反応性ガ
スを導入する場合は、スパッタ用ガス導入口からのみ反
応性ガスを導入する場合に比べ、反応性ガスイオンを効
率良く基板に向けて供給でき、この結果、密度や緻密性
の向上による光半透過膜の透過率の改善を図ることがで
きることがわかる。
【0027】実施例5 実施例4と同様の装置構成において、大きさ6インチ、
厚さ0.25インチの合成石英基板6上に、スパッタ用
ガス導入口7よりアルゴンガス10sccm、イオン源
用ガス導入口12より窒素ガス5sccmをチャンバ1
内へそれぞれ導入し、チャンバ1内のガス圧を0.11
Paとした。DC電源9よりカソード3へ600Wの電
力を印加してスパッタ放電を起こすと共に、このスパッ
タ放電中に、窒素イオンを加速電圧150V、アノード
電流1.1Aの条件でイオン源11から基板6へ向けて
イオンを照射して、SiN膜を193nmにおいて位相
角180度となる膜厚となるように成膜を行なった。成
膜したSiN膜を分光光度計を用いて透過率、反射率を
測定して、これらの実験結果より波長193nmにおけ
る屈折率n、消衰係数kを求めた結果、n=2.6、k
=0.46であった。さらに、このときの成膜速度を調
べたところ、成膜速度は60nm/minであった。
【0028】比較例5 実施例5に対して、実施例4のイオン源を用いない装置
構成において、スパッタ用ガス導入口7より、アルゴン
ガス10sccm、窒素ガス10sccmのように位相
角と透過率が実施例5と同一となるように窒素流量を調
整して、それぞれ導入し、DC電源9よりカソード3に
200Wの電力を印加して実施例5と同じ位相角、透過
率を有するSiN膜を作製した。このときの成膜速度を
調べた結果、20nm/minである。実施例5及び比
較例5から、イオン源用ガス導入口からのみ反応性ガス
を導入する場合は、スパッタ用ガス導入口からのみ反応
性ガスを導入する場合に比べ、反応性ガスイオンを効率
良く基板に向けて供給でき、この結果、成膜速度を高め
生産性を高めることができることがわかる。また、実施
例5で得られた半透過膜は、比較例2で得られた半透過
膜に比べ、緻密性が高く、耐薬品性、耐光性に優れるも
のであった。さらに、実施例5で得られた半透過膜を熱
処理した場合、比較例2で得られた半透過膜に比べ、膜
の圧縮応力を低減することができた。
【0029】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、ターゲットは基板直下に対向させて配置で
きる。また、成膜室内に複数のターゲットを基板直下か
らオフセットさせて配置できる。さらに、基板は自転さ
せることができる。イオン源は基板に向けてイオンを照
射できる位置であればよい。DCスパッタに替えてRF
スパッタを行う装置を用いた場合であっても、イオン源
を配置し、同様の効果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、フォトマスクブランク
スに生じる膜応力による基板の反りの低減(膜応力の緩
和、制御)を図ることができる。また、密度や緻密性の
向上による膜の薄膜化、特に遮光性の向上による遮光膜
の薄膜化や、緻密性向上による耐薬品性、耐光性の向上
等を図ることができる。さらに、反応性スパッタ法によ
る化合物遮光膜又は化合物光半透過膜の作製時における
異常放電の低減やパーティクルの低減による膜欠陥の低
減、及び、反応性促進(反応性助長)による成膜速度の
向上(生産性の向上)を図ることができる。したがっ
て、従来のものにくらべ、より品質の高いフォトマスク
ブランクスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面は本発明の実施例を示すものであり、装置
内部の概略図を示す。
【符号の説明】
1: 真空チャンバー 2: アノード 3: マグネトロンカソード 4: バッキングプレート 5: ターゲット 6: 基板 7: スパッタ用ガス導入口 8: 排気口 9: スパッタ用DC電源 11: イオン源 12: イオン源用ガス導入口 13: イオン源用アノード及びカソード電源コントロ
ーラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上へ遮光膜あるいは光半透過膜
    を形成するフォトマスクブランクスの製造方法におい
    て、 前記遮光膜あるいは光半透過膜をスパッタ法によって基
    板上へ成膜すると同時に、成膜室内に別途具備したイオ
    ン生成器にて生成せしめたイオンを基板に向けて照射す
    ることによって、遮光膜あるいは光半透過膜を形成する
    ことを特徴とするフォトマスクブランクスの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法により、基板上に形
    成する遮光膜の膜応力を制御を行い、(成膜後の基板の
    反り量)−(成膜前の基板の反り量)=(成膜によって
    生じる基板の反り量)としたときの、成膜によって生じ
    る基板の反り量を±0.1μm以下に抑えることを特徴
    とするフォトマスクブランクスの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のイオン生成器に
    成膜室外から直接不活性ガスを導入し、イオン生成器に
    よって前記不活性ガスをイオン化して基板へ向けてイオ
    ンを照射することを特徴とするフォトマスクブランクス
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のイオン生成器に
    成膜室外から直接反応性ガスを導入し、イオン生成器に
    よって前記反応性ガスをイオン化して基板へ向けてイオ
    ンを照射することを特徴とするフォトマスクブランクス
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の方法によって作製されたことを特徴とするフォトマス
    クブランクス。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のフォトマスクブランクス
    を用いて作製したことを特徴とするフォトマスク。
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