JPH05158216A - 位相シフトマスクの製造方法 - Google Patents

位相シフトマスクの製造方法

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JPH05158216A
JPH05158216A JP3321796A JP32179691A JPH05158216A JP H05158216 A JPH05158216 A JP H05158216A JP 3321796 A JP3321796 A JP 3321796A JP 32179691 A JP32179691 A JP 32179691A JP H05158216 A JPH05158216 A JP H05158216A
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phase shift
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phase
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Tomohito Kitamura
智史 北村
Shinya Kiyota
伸也 清田
Yuichi Fukushima
祐一 福島
Fuminobu Noguchi
文信 野口
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Toppan Printing Co Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面平滑性に優れ基板との間に内部歪みが生
じ難い位相シフト層を成膜できる位相シフトマスクの製
造方法を提供すること。 【構成】 透明基板と、この基板に形成され透光部と遮
光部とで構成される遮光膜パターンと、この遮光膜パタ
ーンの透光部に選択的に形成された位相シフト層とを備
える位相シフトマスクの製造方法であって、上記位相シ
フト層をイオン放電下において反応性蒸着を行うイオン
・アシスト蒸着装置100にて行うことを特徴とし、更
に、成膜する位相シフト層の膜厚制御をこの位相シフト
層を透過させた透過光量に基づき行うことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投影露光装置で使用す
るフォトマスクに係り、特に、パターンを通過する露光
光に位相差を与えて高解像度のパターン転写を可能にす
る位相シフトマスクの製造方法の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の位相シフトマスクとしては、特
開昭62−50811号公報や特開昭62−59296
号公報等に記載されているものが知られている。
【0003】すなわち、この位相シフトマスクは図14
に示すように透明基板aと、この基板a上に形成され透
光部bと遮光部cとで構成される遮光膜パターンdと、
この遮光膜パターンdの透光部bに選択的に形成された
位相シフト層eとでその主要部が構成され、位相シフト
層が形成されてない透光部b1を通過する露光光L1
と、上記透光部b1に対し遮光膜cを挟んで隣合う透光
部であって位相シフト層eが形成された透光部b2を通
過する露光光L2との位相差を、例えばλ/2(=18
0゜)だけシフトさせることにより、回折作用で遮光膜
cの影の部分まで回り込んだ露光光を干渉させて相殺す
るようにしたものである。
【0004】ところで、上記位相シフト層eを成膜する
手段として、従来、高温蒸着法やスパッタリング法等が
適用されている。すなわち、これ等の成膜方法はチャン
バ内に一対の電極を設置し、これ等電極間でプラズマを
発生させると共に陰極上に配置された蒸着材料(ターゲ
ット)をこのプラズマ中のイオンではじき飛ばし、対向
する陽極上に配置された透明基板上に蒸着材料を成膜す
る方法であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記高温蒸着
法にて成膜された蒸着膜はその化学的結合力が弱いため
皮膜の充填密度が低く、図13(B)の電子顕微鏡拡大
図より明らかなように蒸着粒径が大きくなってその表面
平滑性が悪い欠点があり、その分、光学特性が劣り位相
シフトマスクとして十分機能しない問題点があった。
【0006】更に、高温蒸着法は高温条件下においてな
されるため上記透明基板と蒸着膜間でその熱膨張率差に
対応した歪みが生じ、この内部歪みと上記化学的結合力
の弱さと相俟って蒸着膜が基板から剥がれ易くなる問題
点があり、かつ光学歪みの原因となり位相シフトマスク
として十分機能しない問題点があった。
【0007】また、高温蒸着法やスパッタリング法等に
おいては蒸着膜の膜厚制御をその蒸着経過時間に基づき
行っているため膜厚分布や膜厚が不安定で再現性がな
く、従って、上記位相シフト層を精度良く形成すること
が困難な問題点があった。
【0008】特に、位相シフトマスクにおいては、上述
したように位相シフト層が形成されてない透光部b1を
通過する露光光L1と位相シフト層eが形成された透光
部b2を通過する露光光L2との位相差を一定量シフト
させ遮光膜cの影の部分まで回り込んだ露光光を干渉さ
せて相殺する方式であるため、位相シフト層の僅かな欠
陥や膜厚変化がその機能に大きく影響を及ぼす問題点が
あった。
【0009】本発明はこの様な問題点に着目してなされ
たもので、その課題とするところは、表面平滑性に優れ
しかも基板との間に内部歪みが生じ難い位相シフト層を
成膜できる位相シフトマスクの製造方法を提供し、更
に、その膜厚分布や膜厚制御を高精度で行える位相シフ
トマスクの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1に係る
発明は、透明基板と、この基板に形成され透光部と遮光
部とで構成される遮光膜パターンと、この遮光膜パター
ンの透光部に選択的に形成された位相シフト層、とを備
える位相シフトマスクの製造方法を前提とし、上記位相
シフト層を、従来の高温蒸着法やスパッタリング法に代
えてイオン放電下において反応性蒸着を行うイオン・ア
シスト蒸着法にて成膜することを特徴とするものであ
る。
【0011】尚、この手段で成膜された位相シフト層の
光透過率はその膜厚に正確に比例する。従って、位相シ
フト層の透過光量を測定することによりその膜厚を求め
ることが可能となる。
【0012】請求項2に係る発明はこの様な技術的根拠
に基づき完成されたもので請求項1に係る発明を前提と
し、成膜される位相シフト層に対し光照射してこの位相
シフト層を透過した光を測定し、その透過光量に基づき
上記位相シフト層の膜厚制御を行うことを特徴とするも
のである。
【0013】
【作用】請求項1に係る発明によれば、従来の高温蒸着
法やスパッタリング法に代え、活性ガス、不活性ガス等
イオン放電下において反応性蒸着を行うイオン・アシス
ト蒸着法により位相シフト層を形成しており、成膜前に
上記活性ガス又は不活性ガスで遮光膜パターン用皮膜が
形成された基板表面をたたくことにより基板クリーニン
グを行うことが可能となり、かつ、蒸着材料がイオン化
されていることからその化学的結合力が強まりこれに伴
って皮膜の充填密度が高くかつ蒸着粒径も小さくなるた
め表面平滑性良好な位相シフト層の形成が可能となる。
【0014】また、上記イオン・アシスト蒸着法は、例
えば50℃以下の低温条件下で成膜が可能なため、形成
された位相シフト層と基板間に内部歪みが生じ難く、従
って、位相シフト層の基板からの剥離現象を防止できる
と共に光学歪みをも防止することが可能となる。
【0015】他方、請求項2に係る発明によれば、成膜
する位相シフト層の膜厚制御をこの位相シフト層を透過
した透過光量に基づき行っているため、蒸着経過時間に
基づきその制御を行う従来法に較べて位相シフト層の膜
厚制御の精度向上が図れる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0017】この実施例に適用されたイオン・アシスト
蒸着装置100は、図1に示すように一側面に排気口2
を備える蒸着チャンバー1と、この蒸着チャンバー1内
の下方側に配置されて蒸着チャンバー1内にアルゴンガ
ス等の不活性ガスと酸素ガス等の活性ガスを供給するイ
オン銃3と、同じく蒸着チャンバー1内の下方側に配置
され蒸着源40であるSiO2 を装着した電子銃4と、
これ等イオン銃3と電子銃4の上部側に設けられ不活性
ガスと活性ガスからなる混合ガス、及び、蒸着源40の
供給を停止させる開閉シャッター5と、上記蒸着チャン
バー1内の上方側に配置され遮光膜パターン用皮膜が形
成された複数の透明基板6を保持する回転自在な基板取
付け治具7とでその主要部が構成されている。
【0018】また、このイオン・アシスト蒸着装置10
0には、透明基板6に成膜された蒸着膜に対し光照射し
てその透過光量を測定する光量測定手段8と、この光量
測定手段8からの検出信号に基づきイオン・アシスト蒸
着装置100全体のシステムを制御する制御手段9とを
備えている。
【0019】まず、上記光量測定手段8は、蒸着チャン
バー1外の底面側に配置され上記基板取付け治具7に保
持された透明基板6に向けて光照射する投光器81と、
透明基板6に成膜された蒸着膜を透過した光をモニター
するモニター部82と、この透過光の光路を90゜変更
させるミラー83と、フィルター84を介し上記透過光
が入射される受光部85と、この受光部85に入射され
た透過光量を測定する受光量測定器86とで構成されて
いる。
【0020】他方、上記制御手段9は図2に示すような
マイクロコンピュータシステムからなり、上記光量測定
手段8の受光量測定器86からの出力信号が入力インタ
フェース90を介して制御部へ入力されるようになって
いる。そして、この制御部はシステム全体を統括処理す
るCPU91と、このCPU91との間でデータの教授
を行うRAM92と、上記CPU91に一連の処理ステ
ップを与えるROM93からなり、上記ROM93に
は、図3にフローチャートで示すように受光量測定器8
6からの信号に基づいて上記イオン・アシスト蒸着装置
100全体のシステムを制御するプログラムが予め格納
されており、上記CPU91は入力インタフェース90
を介して与えられたデータに基づき上記プログラムを実
行し、出力インタフェース94を介して蒸着チャンバー
1内のイオン銃3、電子銃4、並びに各シャッター5へ
制御用の信号を送出すると共に、光量測定手段8の投光
器81へも制御用の信号を送出するようになっている。
【0021】次に、図1と図3に示すフローチャートに
基づいてこのイオン・アシスト蒸着装置100の作動を
説明する。
【0022】まず、蒸着チャンバー1内の基板取付け治
具7に遮光膜パターン用皮膜が形成された複数枚の透明
基板6をセットし、かつ、上記排気口2から蒸着チャン
バー1内の空気を排気して初期の内部圧力に設定した
後、スタートボタンを操作すると上記制御手段9はこの
オン動作信号を判別しイオン銃3と電子銃4をオン動作
させる(ステップ1〜2)。この動作により0.3〜
0.5kg/cm2 の圧力をかけられたアルゴンガスと
酸素ガスの混合ガスがイオン銃3から蒸着チャンバー1
内に放出されると共に蒸着源40の予備加熱がなされて
いる電子銃4から電子が放出される。
【0023】次に、電子銃4上に設置されている開閉シ
ャッター5が開放(すなわちオフ動作する)されて蒸着
源40のSiO2 が蒸着チャンバー1内に放出されると
共、これと同期して上記イオン銃3の開閉シャッター5
も開放(すなわちオフ動作する)され、蒸着チャンバー
1内に放出されたSiO2ガスに対しアルゴンガスと酸
素ガスの混合ガスが作用してSiO2 ガスをイオン化す
る一方(ステップ3)、イオン化されたSiO2 が上記
透明基板6面に成膜され、かつ、開閉シャッター5の開
放動作と同期して光量測定手段8の投光器81もオン動
作し透明基板6の蒸着面へ向け光照射する(ステップ
4)。
【0024】上記蒸着膜を透過した光はモニター部82
でモニターされ、ミラー83により光路を変更されかつ
フィルター84を介して受光部85に入射された後、受
光量測定器86にてその透過光量が測定される。そし
て、この透過光量の値と予め設定されている基準光量
(すなわち蒸着膜の設定膜厚により決定される)の値と
が比較回路にて比較され、上記透過光量が基準光量値と
同一若しくはこの値より小さくなったことを判別すると
(ステップ5)上記投光器81がオフ動作する一方、開
閉シャッター5はオン動作してシャッターを閉止する。
また、これと同期して上記電子銃4及びイオン銃3もオ
フ動作してSiO2 ガス並びに混合ガスの放出が停止さ
れる。
【0025】そして、この実施例に係る製造方法にてS
iO2 の蒸着膜を成膜した場合、以下に示すような利点
を有している。まず、成膜前に上記アルゴンガス又は酸
素ガスで遮光膜パターン用皮膜が形成されている基板6
表面をたたくことにより基板6のクリーニングを行うこ
とが可能となり、かつ、蒸着材料であるSiO2 がイオ
ン化されていることからその化学的結合力が強まりこれ
に伴って皮膜の充填密度が高くかつ蒸着粒径も小さくな
る(図13A参照)ため、表面平滑性良好な位相シフト
層の形成が可能となる利点を有している。また、この製
造方法の温度条件は50℃以下と低温なため、形成され
た位相シフト層と基板6間に内部歪みが生じ難く、従っ
て、位相シフト層の基板6からの剥離現象を防止できる
と共に光学歪みをも防止することが可能となる利点を有
している。しかも、成膜される位相シフト層の膜厚制御
をこの位相シフト層を透過した透過光量に基づき行って
いるため、従来法に較べて位相シフト層の膜厚制御の精
度向上が図れる利点を有している。
【0026】従って、経時的に劣化し難くしかも高い精
度の位相シフトマスクとして機能する位相シフトマスク
を確実に製造することが可能となる。
【0027】以下、このイオン・アシスト蒸着装置10
0を用いて位相シフトマスクを製造する方法例を具体的
に説明する。
【0028】まず、図4に示すようにクロムから成る遮
光層10が成膜されている石英ガラス基板11上に電子
線レジストであるポリブテンスルホン(チッソ社製)1
2を約5000オングストロームの厚さとなるよう塗布
した後、ラスタースキャン型電子線描画装置を用い、加
速電圧10KV,ドーズ量約2μC/cm2 にて描画を
行いかつ専用現像液にて現像処理して図5に示すような
レジストパターン13を形成した。
【0029】次いで、所定のベーク、デスカム処理を行
った後、硝酸セリウムアンモニウムと過塩素酸の水溶液
にて上記レジストパターン13から露出する遮光層10
をエッチングして開口部14を形成し(図6参照)、か
つ、上記レジストパターン13を剥離除去し、更に、上
記イオン・アシスト蒸着装置100を用い下記条件でそ
の全面に膜厚4000オングストローム(±100オン
グストローム)のSiO2 の位相シフト層用皮膜15を
成膜した(図7参照)。
【0030】すなわち、上記イオン銃3としてカウフマ
ン型のものを用い、イオン銃にAr90容量%/O2
0容量%の混合ガスを一定量3sccmで導入した。蒸
着チャンバー1内の内部圧力を1×10-5Torr,温
度を45℃で一定に保ち、蒸着速度2オングストローム
/秒,約60eVのイオン・アシストの下でSiO2
蒸着を行っている。
【0031】次に、図8に示すように上記位相シフト層
用皮膜15上にネガ型の電子線レジスト(シプレイマイ
クロエレクトロニクス社製 商品名SAL−601 R
E7)20を約10000オングストロームの厚さとな
るようスピンコートし、かつ、所定のベーク処理を行っ
た。
【0032】次いで、電子線描画装置を用い上記開口部
14を除く遮光層(すなわち遮光膜パターン用皮膜)1
0のその上に位相シフト層を設ける必要のない部位に対
応する電子線レジスト20を加速電圧10KV,ドーズ
量約2.5μC/cm2 にて除去し、所定のベーク処理
を行った後専用現像液にて現像処理して図9に示すよう
なレジストパターン21を形成した。
【0033】そして、上記レジストパターン21をマス
キングパターンとしこのマスクから露出する位相シフト
層用皮膜15を平行平板型リアクティブエッチング装置
にてC2 6 とO2 のエッチャントガスを用い、パワー
100Wで15分間エッチング処理を行った後(図10
参照)、このエッチング処理により露出するに至った遮
光層10を上記平行平板型リアクティブエッチング装置
にてCl2 とO2 のエッチャントガスを用い、パワー1
00Wで10分間エッチング処理を行って遮光膜パター
ン19を形成した(図11参照)。
【0034】次いで、残留するレジストパターン21を
剥離除去し、洗浄を行い、図12にすように石英ガラス
基板11上に遮光膜パターン19と位相シフト層29と
が形成された位相シフトマスク30を求めた。
【0035】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、成膜前に
活性ガス又は不活性ガスで遮光膜パターン用皮膜が形成
された基板表面をたたくことにより基板クリーニングを
行うことが可能となり、かつ、蒸着材料がイオン化され
ていることからその化学的結合力が強まりこれに伴って
皮膜の充填密度が高くかつ蒸着粒径も小さくなるため表
面平滑性良好な位相シフト層の形成が可能となる。
【0036】また、イオン・アシスト蒸着法は、例えば
50℃以下の低温条件下で成膜が可能なため形成された
位相シフト層と基板間に内部歪みが生じ難く、位相シフ
ト層の基板からの剥離現象を防止できると共に光学歪み
をも防止することが可能となる。
【0037】従って、経時的に劣化し難くしかも機能に
優れた位相シフトマスクを提供できる効果を有してい
る。
【0038】特に、位相シフトマスクにおいてはその位
相シフト層に僅かな欠陥や化学的変化があっても位相ず
れや干渉の異常発生、消滅が起こり易いため、本発明の
効果は顕著である。
【0039】他方、請求項2に係る発明によれば、成膜
する位相シフト層の膜厚制御をこの位相シフト層を透過
した透過光量に基づき行っているため、従来法に較べ位
相シフト層における膜厚制御の精度向上が図れる。
【0040】従って、経時的に劣化し難く更に機能に優
れた位相シフトマスクを提供できる効果を有している。
【0041】特に、干渉作用を利用した位相シフトマス
クにおいては位相シフト層の僅かな膜厚の変化がその作
用に重大な影響を及ぼすため、上記発明の効果は顕著で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で利用されたイオン・アシスト蒸着装置
の構成説明図。
【図2】上記蒸着装置に組み込まれた制御手段を示すブ
ロック図。
【図3】上記蒸着装置の作動ステップを示すフローチャ
ート。
【図4】実施例に係る位相シフトマスクの製造工程図。
【図5】実施例に係る位相シフトマスクの製造工程図。
【図6】実施例に係る位相シフトマスクの製造工程図。
【図7】実施例に係る位相シフトマスクの製造工程図。
【図8】実施例に係る位相シフトマスクの製造工程図。
【図9】実施例に係る位相シフトマスクの製造工程図。
【図10】実施例に係る位相シフトマスクの製造工程
図。
【図11】実施例に係る位相シフトマスクの製造工程
図。
【図12】実施例に係る位相シフトマスクの製造工程
図。
【図13】(A)は実施例に係るSiO2 膜表面の電
子顕微鏡拡大図、(B)は従来の蒸着法に係るSiO2
膜表面の電子顕微鏡拡大図。
【図14】従来例に係る位相シフトマスクの断面図。
【符号の説明】
19 遮光膜パターン 29 位相シフト層 30 位相シフトマスク 100 イオン・アシスト蒸着装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 文信 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板と、 この基板に形成され透光部と遮光部とで構成される遮光
    膜パターンと、 この遮光膜パターンの透光部に選択的に形成された位相
    シフト層、 とを備える位相シフトマスクの製造方法において、 上記位相シフト層を、イオン放電下において反応性蒸着
    を行うイオン・アシスト蒸着法にて成膜することを特徴
    とする位相シフトマスクの製造方法。
  2. 【請求項2】成膜される位相シフト層に対し光照射して
    この位相シフト層を透過した光を測定し、その透過光量
    に基づき上記位相シフト層の膜厚制御を行うことを特徴
    とする請求項1記載の位相シフトマスクの製造方法。
JP3321796A 1991-12-05 1991-12-05 位相シフトマスクの製造方法 Pending JPH05158216A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002169265A (ja) * 2000-12-01 2002-06-14 Hoya Corp フォトマスクブランクス及びフォトマスクブランクスの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002169265A (ja) * 2000-12-01 2002-06-14 Hoya Corp フォトマスクブランクス及びフォトマスクブランクスの製造方法

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