JP2002161480A - 透湿性防水布帛 - Google Patents
透湿性防水布帛Info
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Abstract
の耐摩擦性が良好であり、さらに衣服とした場合に発汗
によって衣服内側の湿度が上昇して不快な状態になった
時の放汗処理能力に優れた透湿性防水布帛を提供する。 【解決手段】 布帛の片面に無孔質のウレタン樹脂膜か
らなる透湿性樹脂層を形成させた透湿性防水布帛におい
て、前記透湿性樹脂層上に、30℃、相対湿度90%で
の吸湿率が40%以上の親水性ウレタン樹脂を主成分と
し、高吸放湿性および吸湿発熱性を有する有機微粒子を
含有する表面保護樹脂を乾燥質量で0.5〜10g/m
2塗布したものであることを特徴とする透湿性防水布帛
である。
Description
湿性を有すると共に、表面の耐摩擦性が良好であり、さ
らに衣服とした場合に発汗によって衣服内側の湿度が上
昇した時の放汗処理能力に優れた透湿性防水布帛に関す
るものである。
ては、繊維材料からなる織物や編物などの布帛上に直接
ウレタン樹脂溶液を塗布し、これを乾燥して無孔膜の透
湿性樹脂層を形成するコーティング法や、離型紙の上に
ウレタン樹脂製の無孔膜を形成させ、その上に接着層と
してウレタン樹脂を塗布・乾燥し、さらにその上に布帛
を重ねて熱圧着するラミネート法が知られている。
層を内側(人体側)にして衣服などに利用されるが、着
用した際や、洗濯の際などに起こるこすれによって透湿
性樹脂層が損傷するのを防止するため、該透湿性樹脂層
の表面にウレタン樹脂を主成分とする樹脂被膜を形成さ
せることも行われている。
て、快適性の指標となる透湿性は、一定条件下で布帛を
通過する水分量を測定するいわば定常状態での測定法で
あり、発汗によって衣服内側(人体側)の湿度が異常に
上昇し、不快な状態になった場合の対応については考慮
されていない。通常の運動状態を想定すると、ほとんど
の場合運動量は刻々変化するため、運動に伴う発汗も併
せて変化するのが普通である。このため、従来の透湿性
防水布帛では、比較的軽度の運動状態では快適性を保て
るものであっても、発汗量が急増した場合には蒸れを感
じて不快となる欠点を有していた。
解決すべくなされたものであり、その目的は、優れた耐
水度と透湿性を有すると共に、表面の耐摩擦性が良好で
あり、さらに衣服とした場合に発汗によって衣服内側の
湿度が急上昇した時の放汗処理能力に優れた透湿性防水
布帛を提供することにある。
発明の透湿性防水布帛とは、布帛の片面に無孔質のウレ
タン樹脂膜からなる透湿性樹脂層を形成させた透湿性防
水布帛において、前記透湿性樹脂層上に、30℃、相対
湿度90%での吸湿率が40%以上の親水性ウレタン樹
脂を主成分とし、高吸放湿性および吸湿発熱性を有する
有機微粒子を含有する表面保護樹脂を乾燥質量で0.5
〜10g/m2塗布したものであるところに要旨を有す
る。
ル系重合体にヒドラジン系化合物処理により架橋構造を
導入したアクリロニトリル系架橋重合体、あるいは2以
上の重合性ビニル基を有する化合物を共重合成分として
架橋構造を導入したアクリロニトリル系架橋重合体のニ
トリル基を加水分解により塩型カルボキシル基に化学変
換せしめたものであって、該塩型カルボキシル基を1.
0mmol/g以上有するものであることが好ましい。
これにより製造した衣服において、発汗時に衣服内側
(人体側)の湿度を低減できるものであることが好まし
く、10℃、相対湿度50%の測定環境において、下記
に示す発汗シミュレーション装置によって測定した下式
(1)で表される湿度差ΔHが3%RH以上であること
が推奨される。 ΔH = H0 − Hs ・・・(1) ここで、 Hs:布帛の片面に透湿性樹脂層を形成させ、さらに上
記表面保護樹脂を塗布した上記透湿性防水布帛を用いた
ときの表面保護樹脂塗布側の湿度(%RH), H0:布帛の片面に透湿性樹脂層を形成させた透湿性防
水布帛を用いたときの透湿性樹脂層側の湿度(%RH) である。また、発汗シミュレーション装置および測定条
件は以下の通りである。
る基体および産熱体からなる産熱発汗機構,発汗孔に水
を供給するための送水機構,産熱体の温度を制御する産
熱制御機構,温湿度センサー,から構成される。基体は
黄銅製で面積120cm2であり、発汗孔が6個設けら
れており、面状ヒーターからなる産熱体により一定温度
に制御される。送水機構にはチューブポンプを用いて一
定水量を基体の発汗孔に送り出す。基体表面に厚み0.
1mm〜0.6mmのポリエステルマルチフィラメント
織物からなる模擬皮膚を貼り付けることによって発汗孔
から吐出された水を基体表面に広げ、発汗状態を作り出
す。本基体の周囲には高さ1cmの外枠が設けられてお
り、試料(布帛)を基体から1cm離れた位置にセット
できる。温湿度センサーは基体と試料(布帛)との間の
空間に設置され、基体が発汗状態の時の「基体と試料と
外枠で囲まれた空間」の湿度を測定する。
(g/m2)/hrである。
たもの(および表面保護樹脂を塗布したもの)を測定試
料として用いる。測定試料の透湿性樹脂層側(表面保護
樹脂塗布側)にポリ塩化ビニル製の非透湿フィルムを設
け、試料への透湿を遮断する。この試料の透湿性樹脂層
側の面(非透湿フィルム側)を擬似皮膚側に向けて配置
し、温湿度センサーによって衣服内湿度の予備測定を開
始する。非透湿フィルムにより蒸れが発生し、湿度が9
5%に達した時点で非透湿フィルムを抜き取り、本測定
を開始する。測定時間は2分間とし、湿度の値は2秒ご
とに記録する。上記HsおよびH0は、いずれも本測定の
測定時間中に得られる湿度の最小値とする。
の通り、これにより製造した衣服を着用した際に、発汗
して衣服内(人体側)の湿度が上昇し、不快な状態にな
った場合の対応については考慮されておらず、軽度の運
動状態では快適性を保てるものであっても、発汗量が急
増した場合には蒸れを感じて不快となる欠点を有してい
た。
して高吸放湿性および吸湿発熱性を有する有機微粒子
(以下、単に「有機微粒子」ということがある)に着目
した。これを透湿性防水布帛の人体側に付与すること
で、発汗量が増大した際に該粒子の吸湿が速やかに起こ
り、吸湿された水分が透湿性防水布帛の外側(人体の反
対側)へ放出されるので、衣服内側の湿度(該布帛の人
体側の湿度)を低減することができる。
樹脂層の原料となる溶液中に分散させ、該溶液を布帛上
に塗布・乾燥して透湿性樹脂層を形成させると、布帛間
隙に該粒子が侵入し、その効果や布帛本来の機能が損な
われる場合もある。また、このような構成では、透湿性
防水布帛の耐水度を高めることができない。さらに、有
機微粒子が分散した透湿性樹脂溶液が布帛中に浸透し過
ぎることで、該溶液が乾燥して形成された透湿性樹脂層
から有機微粒子が突出し過ぎて、有機微粒子の脱落が生
じたり、この脱落によって透湿性樹脂層に欠陥が生じる
といったことも懸念される。
水布帛においては、透湿性樹脂層保護のため、その表面
に保護樹脂層を設けることが行われている。本発明者ら
はそこに着目し、透湿性樹脂層ではなく、その上に設け
る表面保護樹脂中に上記の有機微粒子を含有させた結
果、布帛本来の機能を損なうことなく、該有機微粒子の
奏する効果を有効に発揮させることが可能となり、本発
明を完成するに至ったのである。なお、上記の有機微粒
子は、衣服内側の湿度の低減のみならず、透湿性防水布
帛表面の耐摩擦性向上にも寄与し得る。
には、ポリエステル系合成繊維、ポリアミド系合成繊
維、ポリアクリロニトリル系合成繊維、レーヨン,アセ
テートなどの半合成繊維、木綿,ウールなどの天然繊
維、から得られる織物、編物、不織布などが挙げられ
る。これらの布帛には、予め撥水処理を施しても良い。
この処理は、透湿性樹脂層を形成するウレタン樹脂や、
接着剤に用いるウレタン樹脂が布帛中に浸透する程度を
調整するために行うものである。撥水剤としてはフッ素
系、シリコン系などのものが使用できる。
のウレタン樹脂膜からなる透湿性樹脂層を形成する。無
孔質のウレタン樹脂膜に用いられるウレタン樹脂は親水
性のものであり、従来公知の透湿性ウレタン樹脂を用い
ることができる。この場合、親水性の一液型の樹脂で
も、あるいはイソシアネートで硬化させる二液型の樹脂
でも良く、特に限定されるものではない。二液型の場合
に用いられる硬化用イソシアネートは、透湿性および耐
候性の観点から、芳香族系のものよりも脂肪族系のもの
の方が好ましい。
エチレングリコール変性ウレタンを含むエーテル系ウレ
タン樹脂溶液などが挙げられ、より具体的には、ポリエ
チレングリコール、変性ポリエチレングリコール、エチ
レングリコールおよび4,4'−ジフェニルメタンジイソ
シアネートからなるポリウレタン樹脂であって、該樹脂
中のオキシエチレン基含有量が30〜60質量%であ
り、鎖伸長剤であるエチレングリコールの含有量が5〜
15質量%であるポリウレタン樹脂の25〜35質量%
ジメチルホルムアミド溶液などを用いることができる。
や各種性能を向上させる観点から、種々の添加剤、例え
ば酸化チタンなどを添加することも可能である。
・乾燥して無孔質のウレタン樹脂膜を得る。塗布方法は
特に限定されず、離型紙上に均一な厚みで樹脂溶液を塗
布できる方法であれば良い。具体的には、ナイフコータ
ー、コンマコーター、ロールコーターなどを用いたコー
ティング方法が採用できる。乾燥方法も特に限定され
ず、例えばエアーオーブンなどを用いて100〜150
℃程度で乾燥する方法などが用いられる。
ウレタン樹脂膜としての厚みが1μm以上、好ましくは
3μm以上、さらに好ましくは5μm以上となるように
することが推奨される。塗布量が上記範囲を下回ると、
透湿性樹脂層として必要とされる耐水度を維持できな
い。他方、透湿性樹脂層が厚すぎると透湿性が低下する
ため、塗布量の上限は、上記厚みが30μm以下、好ま
しくは25μm以下、さらに好ましくは20μm以下と
なるようにすることが推奨される。
ウレタン樹脂膜上に、布帛とのラミネートの際に接着剤
となるウレタン樹脂層を形成させる。この接着剤には、
従来から透湿性防水布帛に採用されている二液硬化型ウ
レタン樹脂が使用できる。接着剤に用いる硬化用のイソ
シアネートとしては、透湿性保持の観点から芳香族系の
ものよりも脂肪族系のものの方が好ましい。
体例としては、ポリエステルエーテル系のウレタン樹脂
であって、オキシエチレン基含有量が20〜30質量%
であるポリウレタン樹脂のトルエン/メチルエチルケト
ン/ジメチルホルムアミド混合溶媒溶液(固形分40〜
60質量%)などが挙げられるが、これに限定されるも
のではない。
接着剤を塗布する方法としては特に限定されず、例えば
ナイフコーター、コンマコーター、ロールコーターなど
を用いてウレタン樹脂膜全面に塗布する方法や、グラビ
アロールを用いて点状に塗布する方法などが採用でき
る。
せる。貼り合わせ方法としては、接着剤塗布後にそのま
ま布帛を重ね合わせ、その後乾燥するウエットラミネー
ト法を用いても、あるいは接着剤を塗布後乾燥させ、そ
の後に布帛を重ねて貼り合わせるドライラミネート法を
用いても良い。この後離型紙から剥離して、無孔質のウ
レタン樹脂膜からなる透湿性樹脂層を形成させた布帛が
得られる。なお、上記のラミネート法のほかに、直接布
帛上に上記のウレタン樹脂溶液を塗布・乾燥させて、無
孔質のウレタン樹脂膜からなる透湿性樹脂層を形成させ
ることも可能である。
脂を塗布する。表面保護樹脂の主成分としては、良好な
透湿性が必要とされるため、30℃、相対湿度90%で
の吸湿率が40%以上の親水性ウレタン樹脂でなければ
ならない。このようなウレタン樹脂であればいわゆる一
液型の樹脂であっても、イソシアネートで硬化させる二
液型の樹脂であっても良く、特に限定されるものではな
い。本発明では上述した通り、有機微粒子を表面保護樹
脂中に含有させることでその耐摩擦性の向上をも図るこ
ととしているため、上記透湿性樹脂層に用いるものと同
じウレタン樹脂などが使用可能である。
湿発熱性を有する有機微粒子を含有させる。この有機微
粒子の原料となる「アクリロニトリル系架橋重合体」と
は、少なくとも重合性ビニル基とニトリル基を有する化
合物、具体的にはアクリロニトリルなどに、必要に応じ
て他の共重合単量体を加えた共重合単量体組成物を共重
合したアクリロニトリル系重合体にヒドラジン系化合物
処理により架橋構造を導入したもの、あるいは該共重合
単量体組成物に、さらに架橋構造を形成する共重合成分
として2以上の重合性ビニル基を有する化合物を加え、
これを共重合する段階で架橋構造を導入したものを意味
する。上記の他の共重合単量体としてはハロゲン化ビニ
ル、ハロゲン化ビニリデン、アクリル酸エステル、メタ
クリル酸エステル、p−スチレンスルホン酸塩などのス
ルホン酸含有モノマーおよびその塩、アクリル酸などの
カルボン酸含有モノマーおよびその塩、アクリルアミ
ド、スチレン、酢酸ビニルなどが使用できる。また、2
以上の重合性ビニル基を有する化合物としては、ジビニ
ルベンゼンやトリアリルイソシアヌレートなどが好まし
く用いられる。この他、ヒドラジン系化合物としてはヒ
ドラジン;水加ヒドラジン、硫酸ヒドラジン、塩酸ヒド
ラジン、硝酸ヒドラジン、臭素酸ヒドラジン、ヒドラジ
ンカーボネートなどのヒドラジン塩類;エチレンジアミ
ン、硫酸グアジニン、塩酸グアジニン、硝酸グアジニ
ン、リン酸グアジニン、メラミンなどのヒドラジン誘導
体などが挙げられる。これらの他の共重合単量体、2以
上の重合性ビニル基を有する化合物およびヒドラジン系
化合物は夫々単独で,あるいは二種以上を同時に使用で
きる。
は、例えば、アクリロニトリルを50質量%以上含有す
る共重合単量体組成物を共重合したアクリロニトリル系
重合体にヒドラジン系化合物により架橋構造を導入した
アクリロニトリル系架橋重合体、あるいはアクリロニト
リルを50質量%以上含有し、さらに2以上の重合性ビ
ニル基を有する化合物などを含有する共重合単量体組成
物を共重合したアクリロニトリル系架橋重合体のニトリ
ル基を加水分解により塩型カルボキシル基に化学変換せ
しめたものであって、該塩型カルボキシル基を1.0m
mol/g含有するものなどが挙げられる。より具体的
には、(a)アクリロニトリルを85質量%以上含有す
る共重合単量体組成物を共重合したアクリロニトリル系
重合体に、窒素含有量の増加が1.0〜15.0質量%
となるようにヒドラジン系化合物処理により架橋構造を
導入したアクリロニトリル系架橋重合体の残存している
ニトリル基を加水分解により塩型カルボキシル基に化学
変換せしめたものであって、該塩型カルボキシル基を
1.0mmol/g以上有する有機微粒子、(b)アク
リロニトリルを50質量%以上含有し、さらにジビニル
ベンゼンまたはトリアリルイソシアヌレート、および他
の共重合単量体を含有する共重合単量体組成物を共重合
して架橋構造を導入したアクリロニトリル系架橋重合体
のニトリル基を加水分解により塩型カルボキシル基に化
学変換せしめたものであって、該塩型カルボキシル基を
2.0mmol/g以上含有する有機微粒子、などが挙
げられる。
含有量の増加」とは、原料となるアクリロニトリル系重
合体中の窒素含有量(質量%)と、該樹脂にヒドラジン
系化合物処理による架橋構造導入した後の窒素含有量
(質量%)の差を意味する。この窒素含有量が上記範囲
を下回ると、加水分解工程において有機微粒子が溶解
し、塩型カルボキシル基を導入することができない。他
方、上記範囲を超えるとニトリル基の1.0mmol/
g以上を塩型カルボキシル基に変換できない。また、ア
クリロニトリル系重合体にヒドラジン系化合物による架
橋を導入する方法は、該架橋による窒素含有量の増加が
1.0〜15.0質量%となる手段である限り特に限定
されないが、ヒドラジン系化合物濃度1〜80質量%、
温度50〜120℃で0.2〜10時間処理する手段が
工業的に好ましい。
の手触りにざらざら感を生じさせないようにするため、
平均で5μm以下とすることが望ましい。なお、表面保
護樹脂中にこのような粒径の有機微粒子を含有させるに
は、種々の方法を採用することができる。例えば、粉砕
して上記の粒径とした有機微粒子を表面保護樹脂溶液に
添加・分散する方法や、樹脂溶液中に粒径の大きなもの
を添加後、湿式分散する過程で微粒子とする方法などが
挙げられる。また、有機微粒子は、表面保護樹脂の固形
分100質量部中、5質量部以上、60質量部以下含有
させることが好ましい。有機微粒子が上記下限を下回る
とその効果が不十分となる。好ましくは10質量部以上
が推奨される。他方、有機微粒子が上記上限を超える
と、表面保護樹脂の強度が低下し、透湿性防水布帛の外
観も悪化する。好ましくは50質量部以下が推奨され
る。
樹脂溶液を、上記透湿性樹脂層上に塗布・乾燥して、本
発明の透湿性防水布帛とする。塗布方法としては、例え
ばグラビアロールによる方法など従来公知のものが採用
できる。塗布量は乾燥質量で0.5〜10g/m2であ
ることが必要である。塗布量が上記範囲を下回ると表面
保護樹脂による効果が十分に発揮されない。好ましくは
1g/m2以上である。他方、塗布量が上記範囲を超え
ると布帛の風合いが硬化する。好ましくは6g/m2以
下である。
によって得られるΔHが3%RH以上、好ましくは5%
RH以上、さらに好ましくは7%以上であることが推奨
される。ΔHの値が上記範囲を下回るものは、衣服内側
(人体側)の湿度の低減効果を有しているとはいえず、
本発明の目的を達成し得るものではない。
応じてフッ素系、シリコン系などの撥水剤を用いて撥水
処理を行い、加えてしわ取り、規格調整のための仕上セ
ットを行って製品とする。また、本布帛に対し、風合い
調整のためのペーパーカレンダー処理を行っても良い。
る。ただし、下記実施例は本発明を制限するものではな
く、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施するこ
とは全て本発明の技術的範囲に包含される。なお、以下
に示す「%」および「部」は、特に断らない限り質量基
準である。
り行った。
0.09mmの厚みで塗布し、125℃で乾燥後剥離し
て、無孔質のウレタン樹脂膜を得る。これを100℃で
3時間減圧乾燥してその絶乾質量を測定後、30℃、相
対湿度90%の雰囲気中に12時間放置した後の吸湿後
質量を測定し、下記計算式によって算出する。 吸湿率(%)={(吸湿後質量−絶乾質量)/絶乾質
量}×100
吸湿発熱性を有する有機微粒子の粒径 防湿性防水布帛の表面を走査型電子顕微鏡(トプコン社
製ABT−32)を用いて1000倍で写真撮影し、こ
れから縦20μm、横20μm分の画像を選び、各微粒
子の粒径を直接測定してその平均値を求める。
およびB−1法(酢酸カリウム法)によって測定する。
単位は24時間に換算して表示する。
る。
試験機)を用い、透湿性防水布帛表面に綿布を200g
の荷重で100回擦過した後の表面状態を目視で観察
し、下記の基準に従って評価する。 ○:表面に全く傷がついていない。 △:表面に、わずかにこすれた傷が見える。 ×:表面全体にはっきりと傷が見える。
従ってHs,H0を測定し、上記(1)式によって算出す
る。
機微粒子の製造]アクリロニトリル450部、アクリル
酸メチル40部、p−スチレンスルホン酸ソーダ15部
および水1180部をオートクレーブに仕込み、重合開
始剤としてジ−tert−ブチルパーオキサイドを単量
体全量に対して0.5%添加した後密閉し、次いで撹拌
しながら150℃で20分間重合させ、反応終了後、撹
拌を継続しながら約90℃まで冷却し、平均粒子径0.
5μm(光散乱光度計で測定)の原料微粒子の水分散体
を得た。この水分散体に浴中濃度が35%になるように
ヒドラジンを加えて102℃で2.5時間架橋処理を行
い、次いで浴中濃度が10%となるようにNaOHを加
えて102℃で5時間加水分解処理を行った。これを流
水中で透析、脱塩、乾燥して高吸放湿性および吸湿発熱
性を有する有機微粒子を得た。この有機微粒子の窒素増
加量は3.3%、塩型カルボキシル基4.3mmol/
g、65%RHでの水分率は45%、平均粒子径は52
μmであった。
溶液を調製した; ポリエチレングリコール変性ウレタンを含む エーテル系ウレタン樹脂溶液(固形分29%) 100部 上記有機微粒子 11.6部 ジメチルホルムアミド 30部 トルエン 30部 始めに上記ウレタン樹脂溶液に有機微粒子を添加し、ジ
メチルホルムアミドを添加後ビーズミルで分散させ、有
機微粒子の平均粒径を3μmとした。その後トルエンを
加えて調製したウレタン樹脂溶液を、離型紙上に塗布・
乾燥後剥離して得られた樹脂膜で測定した吸湿率は41
%であり、非常に大きな吸湿性を有していた。
タン樹脂溶液を調製した。その組成は下記の通りであ
る; ポリエチレングリコール変性ウレタンを含む エーテル系ウレタン樹脂溶液(固形分29%) 100部 メチルエチルケトン 65部 白顔料 7部 得られた樹脂溶液を離型紙上に厚みが0.09mmとな
るように塗布し、125℃で乾燥して無孔質のウレタン
樹脂膜を得た。このウレタン樹脂膜上に下記組成の接着
剤溶液を厚みが0.10mmとなるように塗布し、12
5℃で乾燥した。その後ナイロンオックスフォードを重
ねて貼り合わせ、熱プレスで温度125℃、圧力118
kPa(1.2kgf/cm2)の条件で熱圧着した。 接着剤用ウレタン樹脂溶液組成 ポリエステルエーテル系ウレタン樹脂溶液(固形分41%) 100部 トルエン 30部 メチルエチルケトン 10部 タケネートWD−725 (武田薬品工業製親水基含有脂肪族系イソシアネート) 9部 硬化触媒H1215(大日精化製) 0.5部。
層上に、上記の表面保護樹脂溶液をグラビアロールを用
いて塗布し、120℃で乾燥した。さらにこの表面保護
樹脂側をアサヒガードAG5690(フッ素系撥水剤:
旭硝子株式会社製)を用いて撥水処理を、次いで140
℃で仕上げセットを行い、本発明の透湿性防水布帛を得
た。この透湿性防水布帛について上記の各測定・評価を
行った。結果を表1に示す。
湿性防水布帛を得た。これを上記の各測定・評価に供し
た。結果を表1に示す。
は、実施例と同様にして透湿性防水布帛を得た。これを
上記の各測定・評価に供した。結果を表1に示す。
護樹脂をグラビアロールを用いて塗布後乾燥して透湿性
防水布帛を得た。これでは、布帛表面が完全に覆われて
いないため、耐水度が0kPaとなり、実用性がない。
エンを添加しないものを透湿性樹脂層溶液とし、さらに
表面保護樹脂を塗布しなかった他は、実施例と同様にし
て透湿性防水布帛を得た。この場合、耐水度が19.6
kPaと低く、実用性がない。
上に表面保護樹脂を塗布しているにもかかわらず、該表
面保護樹脂の無い比較例1の透湿性防水布帛と同程度の
透湿度を有している。表面保護樹脂中に高吸放湿性およ
び吸湿発熱性を有する有機微粒子を有しない比較例2の
透湿性防水布帛では透湿度が低下していることから、実
施例の透湿性防水布帛においては、表面保護樹脂を塗布
することによる透湿性の低下を、上記有機微粒子が抑制
していることが分かる。
値が、比較例2の透湿性防水布帛のそれよりも大きい。
よって、実施例の透湿性防水布帛から得られる衣服で
は、有機微粒子の効果により、発汗時に衣服内部(人体
側)の湿度を低減し得る。なお、比較例1の透湿性防水
布帛について、ΔHの値がないのは、これにより測定し
た湿度がΔHの算出の基準であるH0となるからであ
る。
有機微粒子による表面の耐摩擦性向上効果も確認でき
る。
性防水布帛は、比較例1および2のものと変わらず良好
である。
た比較例3、透湿性樹脂層に有機微粒子を含有させ、表
面保護樹脂を用いなかった比較例4の各透湿性防水布帛
では、既述の通り、いずれも耐水度が低く、実用的なレ
ベルではない。
湿性樹脂層上に、高吸放湿性および吸湿発熱性を有する
有機微粒子を含有する表面保護樹脂を塗布する構成を採
用することによって、優れた透湿性と耐水度を有すると
共に、耐摩擦性も良好な透湿性防水布帛を提供すること
ができた。このような透湿性防水布帛から得られる衣服
は、上記の有機微粒子によって、発汗量の増大によって
衣服内側(人体側)の湿度が上昇しても、これを低減で
きるといった優れた放汗処理能力を有する。また、有機
微粒子を表面保護樹脂中に分散させたことにより、布帛
中へ該樹脂が浸透することがないため、有機微粒子が突
出し過ぎる懸念もない。さらに有機微粒子が布帛中に侵
入する恐れもないことから、その効果や布帛本来の機能
も損なわれることはない。
Claims (4)
- 【請求項1】 布帛の片面に無孔質のウレタン樹脂膜か
らなる透湿性樹脂層を形成させた透湿性防水布帛におい
て、 前記透湿性樹脂層上に、 30℃、相対湿度90%での吸湿率が40%以上の親水
性ウレタン樹脂を主成分とし、高吸放湿性および吸湿発
熱性を有する有機微粒子を含有する表面保護樹脂を乾燥
質量で0.5〜10g/m2塗布したものであることを
特徴とする透湿性防水布帛。 - 【請求項2】 前記高吸放湿性および吸湿発熱性を有す
る有機微粒子が、アクリロニトリル系重合体にヒドラジ
ン系化合物処理により架橋構造を導入したアクリロニト
リル系架橋重合体のニトリル基を加水分解により塩型カ
ルボキシル基に化学変換せしめたものであって、該塩型
カルボキシル基を1.0mmol/g以上有するもので
ある請求項1に記載の透湿性防水布帛。 - 【請求項3】 前記高吸放湿性および吸湿発熱性を有す
る有機微粒子が、2以上の重合性ビニル基を有する化合
物を共重合成分として架橋構造を導入したアクリロニト
リル系架橋重合体のニトリル基を加水分解により塩型カ
ルボキシル基に化学変換せしめたものであって、該塩型
カルボキシル基を1.0mmol/g以上有するもので
ある請求項1に記載の透湿性防水布帛。 - 【請求項4】 10℃、相対湿度50%の測定環境にお
いて、下記2条件下に発汗シミュレーション装置で測定
した各湿度H0,Hsの湿度差ΔHが3%RH以上である
請求項1〜3のいずれかに記載の透湿性防水布帛。ここ
で Hs:布帛の片面に透湿性樹脂層を形成させ、さらに上
記表面保護樹脂を塗布した上記透湿性防水布帛を用いた
ときの表面保護樹脂塗布側の湿度(%RH), H0:布帛の片面に透湿性樹脂層を形成させた透湿性防
水布帛を用いたときの透湿性樹脂層側の湿度(%RH) である。
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