JP2002156676A - ブレ検出機能付き撮影装置 - Google Patents

ブレ検出機能付き撮影装置

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JP2002156676A
JP2002156676A JP2000353144A JP2000353144A JP2002156676A JP 2002156676 A JP2002156676 A JP 2002156676A JP 2000353144 A JP2000353144 A JP 2000353144A JP 2000353144 A JP2000353144 A JP 2000353144A JP 2002156676 A JP2002156676 A JP 2002156676A
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Tatsuya Sato
佐藤  達也
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非使用時の電流消費を抑制しつつ、瞬時にブレ
の検出動作が実行できるブレ検出機能付き撮影装置を提
供する。 【解決手段】本発明のブレ検出機能付き撮影装置では、
スタンバイ移行決定部7が、撮影モード設定部4による
設定撮影モード状態に応じて、撮影装置を低消費電力モ
ードに移行させるか否かを判断する時間を変更すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに加わる手
ブレ状態を検出し、その検出結果に応じてブレ状態のレ
ベル告知(表示)を行い、ブレの小さい状態で撮影動作
(露光動作)を開始することでブレによる影響を抑え
る、ブレ検出機能付き撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影時に加わる手ブレ状態を検出
し、当該手ブレによる影響を軽減するブレ検出機能付き
撮影装置に関する種々の技術が開示されている。
【0003】即ち、例えば特開平7−244324号公
報では、ブレ検出・補正制御を撮影装置のメインCPU
とは異なるブレCPUで行い、ブレ補正モード選択時は
ブレCPU、ブレセンサのスタンバイ状態への移行を禁
止する撮影装置が開示されている。この技術は、上記処
理により、起動から出力が安定するまでに時間を必要と
するブレ検出センサ出力を常時使用可能とし、例えばカ
メラのレリーズボタンの一気押し等にも対応するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、撮影装置がスタンバイ状態に移行しないた
め、カメラのパワーSWがONであれば、使用されてい
ない場合であっても数十mA程度の電流を消費し続け
る。この電力消費を防ぐためには、パワーSWをこまめ
にON/OFFする必要があり、操作が煩雑になってい
た。
【0005】一方、上記した撮影装置の電流消費を避け
るために、ブレ関係以外のカメラシステムのスタンバイ
状態への移行と同時にブレシステム(ブレCPU)をス
タンバイ状態(STOP状態)に移行させることも考え
られる。
【0006】しかしながら、この場合は、ブレセンサ出
力の管理、即ちブレ状態の把握ができなくなるため、次
にブレCPUの制御下で所定動作を行う事を所望とする
場合に、ブレ検出センサ及びブレ検出系が安定する為に
長時間を要することから、迅速に使用を開始できないこ
と等が問題となっていた。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、非使用時の電流消費を抑
制しつつ、瞬時にブレの検出動作が実行できるブレ検出
機能付き撮影装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様では、撮影装置のブレ状態を検
出するブレ検出センサと、上記ブレ検出センサにおける
ブレ検出動作を制御するブレ検出制御部と、上記ブレ検
出制御部の制御出力に基づき撮影装置のブレ防止を行う
ブレ防止機能部と、上記ブレ防止機能部の機能を用いた
撮影動作を行うことを撮影モードとして設定する撮影モ
ード設定部と、撮影装置の使用者による撮影装置の操作
・設定動作を入力する操作設定入力部と、上記操作設定
入力部の入力動作からの経過時間を計時する時間計時部
と、上記操作設定入力部からの操作設定情報、及び上記
時間計時部での時間計時出力に基づき、撮影装置を低消
費電力モードに移行させるか否かを決定するスタンバイ
移行決定部と、を具備し、上記スタンバイ移行決定部
は、上記撮影モード設定部による設定撮影モード状態に
応じて、撮影装置を低消費電力モードに移行させるか否
かを判断する時間を変更することを特徴とするブレ検出
機能付き撮影装置が提供される。
【0009】第2の態様では、撮影装置のブレ状態を検
出するブレ検出センサと、上記ブレ検出センサ出力から
ブレ状態を判断するブレ状態判断部と、上記ブレ状態判
断部の判断結果に基づき撮影装置のブレ防止を行うブレ
防止機能部と、撮影装置の使用者による撮影装置の操作
・設定動作を入力する操作設定入力部と、上記操作設定
入力部の入力動作の経過時間を計時する時間計時部と、
上記時間計時部での時間計時出力に基づき、撮影装置を
低消費電力モードに移行させるか否かを決定するスタン
バイ移行決定部と、を具備し、上記スタンバイ移行決定
部は、上記ブレ状態判断部の判断結果に応じて、撮影装
置を低消費電力モードに移行させるか否かを判断する時
間を変更することを特徴とするブレ検出機能付き撮影装
置が提供される。
【0010】第3の態様では、撮影装置のブレ状態を検
出するブレ検出センサと、上記ブレ検出センサにおける
ブレ検出動作を制御するブレ検出制御部と、上記ブレ検
出制御部の制御出力に基づき撮影装置のブレ防止を行う
ブレ防止機能部と、撮影装置全体の制御を行う撮影装置
制御部と、上記ブレ防止機能部の機能を用いた撮影動作
を行うことを撮影モードとして設定する撮影モード設定
部と、撮影装置での撮影動作を行うために操作される操
作キーと、上記撮影装置制御部内に設けられ、上記撮影
モード設定部、及び上記操作キーからの入力を受け付け
る操作設定入力部と、上記撮影装置制御部内に設けら
れ、上記操作設定入力部の入力動作からの経過時間を計
時する第1の時間計時部と、上記撮影装置制御部内に設
けられ、上記操作設定入力部からの操作設定情報、及び
上記第1の時間計時部での時間計時出力に基づき、撮影
装置を低消費電力モードに移行させるか否かを決定する
第1の動作状態設定部と、上記ブレ検出制御部内に設け
られ、上記第1の動作状態設定部からの指示に基づき、
上記ブレ検出制御部の動作状態を決定する第2の動作状
態設定部と、上記ブレ検出制御部内に設けられ、上記第
2の動作状態設定部が上記第1の動作状態設定部からの
指示を受けてからの時間を計時する第2の時間計時部
と、を具備し、上記第1の動作状態設定部は、上記第1
の時間計時部の時間計時結果に基づき、上記撮影装置制
御部を低消費電力モードに移行させるか否かを決定し、
上記第2の動作状態設定部は、上記第2の時間計時部の
時間計時結果に基づき、上記ブレ検出制御部を低消費電
力モードに移行させるか否かを決定する、ことを特徴と
するブレ検出機能付き撮影装置が提供される。
【0011】第4の態様では、撮影装置のブレ状態を検
出するブレ検出センサと、上記ブレ検出センサにおける
ブレ検出動作を制御するブレ検出制御部と、上記ブレ検
出制御部の制御出力に基づき撮影装置のブレ防止を行う
ブレ防止機能部と、撮影装置全体の制御を行う撮影装置
制御部と、上記ブレ防止機能部の機能を用いた撮影動作
を行うことを撮影モードとして設定する撮影モード設定
部と、撮影装置での撮影動作を行うために操作される操
作キーと、上記撮影装置制御部内に設けられ、上記撮影
モード設定部、及び上記操作キーからの入力を受け付け
る操作設定入力部と、上記撮影装置制御部内に設けら
れ、上記操作設定入力部の入力動作からの経過時間を計
時する第1の時間計時部と、上記撮影装置制御部内に設
けられ、上記操作設定入力部からの操作設定情報、及び
上記第1の時間計時部での時間計時出力に基づき、撮影
装置及び上記ブレ検出制御部を低消費電力モードに移行
させるか否かを決定する第1の動作状態設定部と、上記
ブレ検出制御部内に設けられ、上記第1の動作状態設定
部からの指示に基づき、上記ブレ検出センサの動作状態
を決定する第2の動作状態設定部と、上記ブレ検出制御
部内に設けられ、上記第2の動作状態設定部が上記第1
の動作状態設定部からの指示を受けてからの時間を計時
する第2の時間計時部と、を具備し、上記第1の動作状
態設定部は、上記第1の時間計時部の時間計時結果に基
づき、上記撮影装置制御部及び上記ブレ検出制御部を低
消費電力モードに移行させるか否かを決定し、上記第2
の動作状態設定部は、上記第2の時間計時部の時間計時
結果に基づき、上記ブレ検出センサを停止するか否かを
決定する、ことを特徴とするブレ検出機能付き撮影装置
が提供される。
【0012】上記第1乃至第4の態様によれば以下の作
用が奏される。
【0013】即ち、本発明の第1の態様では、ブレ検出
センサにより撮影装置のブレ状態が検出され、ブレ検出
制御部により上記ブレ検出センサにおけるブレ検出動作
が制御され、ブレ防止機能部により上記ブレ検出制御部
の制御出力に基づき撮影装置のブレ防止が行われ、撮影
モード設定部により上記ブレ防止機能部の機能を用いた
撮影動作を行うことを撮影モードとして設定され、操作
設定入力部により撮影装置の使用者による撮影装置の操
作・設定動作が入力され、時間計時部により上記操作設
定入力部の入力動作からの経過時間が計時され、スタン
バイ移行決定部により上記操作設定入力部からの操作設
定情報、及び上記時間計時部での時間計時出力に基づ
き、撮影装置を低消費電力モードに移行させるか否かが
決定され、上記スタンバイ移行決定部により、上記撮影
モード設定部による設定撮影モード状態に応じて、撮影
装置を低消費電力モードに移行させるか否かを判断する
時間が変更される。
【0014】第2の態様では、ブレ検出センサにより撮
影装置のブレ状態が検出され、ブレ状態判断部により上
記ブレ検出センサ出力からブレ状態が判断され、ブレ防
止機能部により上記ブレ状態判断部の判断結果に基づき
撮影装置のブレ防止が行われ、操作設定入力部により撮
影装置の使用者による撮影装置の操作・設定動作が入力
され、時間計時部により上記操作設定入力部の入力動作
の経過時間が計時され、スタンバイ移行決定部により上
記時間計時部での時間計時出力に基づき、撮影装置を低
消費電力モードに移行させるか否かが決定され、上記ス
タンバイ移行決定部により、上記ブレ状態判断部の判断
結果に応じて、撮影装置を低消費電力モードに移行させ
るか否かを判断する時間が変更される。
【0015】第3の態様では、ブレ検出センサにより撮
影装置のブレ状態が検出され、ブレ検出制御部により上
記ブレ検出センサにおけるブレ検出動作が制御され、ブ
レ防止機能部により上記ブレ検出制御部の制御出力に基
づき撮影装置のブレ防止が行われ、撮影装置制御部によ
り撮影装置全体の制御が行われ、撮影モード設定部によ
り上記ブレ防止機能部の機能を用いた撮影動作を行うこ
とを撮影モードとして設定され、操作キーにより撮影装
置での撮影動作を行うための操作がされ、上記撮影装置
制御部内に設けられた操作設定入力部により、上記撮影
モード設定部、及び上記操作キーからの入力が受け付け
られ、上記撮影装置制御部内に設けられた第1の時間計
時部により上記操作設定入力部の入力動作からの経過時
間が計時され、上記撮影装置制御部内に設けられた第1
の動作状態設定部により、上記操作設定入力部からの操
作設定情報、及び上記第1の時間計時部での時間計時出
力に基づき、撮影装置を低消費電力モードに移行させる
か否かが決定され、上記ブレ検出制御部内に設けられた
第2の動作状態設定部により、上記第1の動作状態設定
部からの指示に基づき、上記ブレ検出制御部の動作状態
が決定され、上記ブレ検出制御部内に設けられた第2の
時間計時部により、上記第2の動作状態設定部が上記第
1の動作状態設定部からの指示を受けてからの時間が計
時され、特に、上記第1の動作状態設定部により、上記
第1の時間計時部の時間計時結果に基づき、上記撮影装
置制御部を低消費電力モードに移行させるか否かが決定
され、上記第2の動作状態設定部により、上記第2の時
間計時部の時間計時結果に基づき、上記ブレ検出制御部
を低消費電力モードに移行させるか否かが決定されるこ
とになる。
【0016】第4の態様では、ブレ検出センサにより撮
影装置のブレ状態が検出され、ブレ検出制御部により上
記ブレ検出センサにおけるブレ検出動作が制御され、ブ
レ防止機能部により上記ブレ検出制御部の制御出力に基
づき撮影装置のブレ防止が行われ、撮影装置制御部によ
り撮影装置全体の制御が行われ、撮影モード設定部によ
り上記ブレ防止機能部の機能を用いた撮影動作を行うこ
とが撮影モードとして設定され、操作キーにより撮影装
置での撮影動作を行うための操作がなされ、上記撮影装
置制御部内に設けられた操作設定入力部により、上記撮
影モード設定部、及び上記操作キーからの入力が受け付
けられ、上記撮影装置制御部内に設けられた第1の時間
計時部により上記操作設定入力部の入力動作からの経過
時間が計時され、上記撮影装置制御部内に設けられた第
1の動作状態設定部により、上記操作設定入力部からの
操作設定情報、及び上記第1の時間計時部での時間計時
出力に基づき、撮影装置及び上記ブレ検出制御部を低消
費電力モードに移行させるか否かが決定され、上記ブレ
検出制御部内に設けられた第2の動作状態設定部によ
り、上記第1の動作状態設定部からの指示に基づき、上
記ブレ検出センサの動作状態が決定され、上記ブレ検出
制御部内に設けられた第2の時間計時部により、上記第
2の動作状態設定部が上記第1の動作状態設定部からの
指示を受けてからの時間が計時され、特に、上記第1の
動作状態設定部により、上記第1の時間計時部の時間計
時結果に基づき、上記撮影装置制御部及び上記ブレ検出
制御部を低消費電力モードに移行させるか否かが決定さ
れ、上記第2の動作状態設定部により、上記第2の時間
計時部の時間計時結果に基づき、上記ブレ検出センサを
停止するか否かが決定される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0018】図1(a)乃至(c)は本発明のブレ検出
機能付き撮影装置の概念図である。
【0019】先ず、図1(a)に示される構成のブレ検
出機能付き撮影装置では、ブレ検出センサ1の出力は、
ブレ検出制御部(以下、BCPUと称する)2の入力に
接続されており、該BCPU2は、スタンバイ移行決定
部7、ブレ防止機能部3に接続されている。更に、この
スタンバイ移行決定部7は、撮影モード設定部4や操作
設定入力部5、時間計時部6と電気的に接続されてい
る。
【0020】このような構成において、上記ブレ検出セ
ンサは振動ジャイロや角速度センサ等で構成されてお
り、BCPU2の制御の下、撮影装置のブレ状態を検出
するものである。上記ブレ防止機能部3は、上記ブレ検
出制御部2の制御出力に基づき撮影装置のブレ防止のた
めの動作、即ちブレレベル表示やブレが小さい時に露光
動作を開始させるタイミング制御等を行うものである。
上記撮影モード設定部4は、上記ブレ防止機能部3の機
能を用いた撮影動作を行うことをブレモードとして設定
するものである。操作設定入力部5は、使用者による撮
影装置の操作・設定動作を入力するものである。上記時
間計時部6は、上記操作設定入力部5の入力動作からの
経過時間を計時するものである。
【0021】上記スタンバイ移行決定部7は、上記操作
設定入力部5からの操作設定情報及び上記時間計時部6
での時間計時出力に基づき撮影装置を低消費電力モード
に移行させるか否かを決定するものである。このスタン
バイ移行決定部7は、特に、上記撮影モード設定部4に
よる設定撮影モード状態に応じて撮影装置を低消費電力
モードに移行させるか否かを判断する時間(長/短)を
変更する。
【0022】これに対して、図1(b)に示される構成
のブレ検出機能付き撮影装置では、ブレ検出センサ1の
出力はブレ状態判断部8の入力に接続されており、該ブ
レ状態判断部8の出力はブレ防止機能部3、スタンバイ
移行決定部7の入力に接続されている。そして、当該ス
タンバイ移行決定部7は、BCPU2、操作設定入力部
5、時間計時部6と電気的に接続されている。
【0023】このような構成において、ブレ検出センサ
1は、撮影装置のブレ状態を検出するものである。ブレ
状態判断部8は、上記ブレ検出センサ1の出力からブレ
状態を判断するものである。上記ブレ防止機能部3は、
上記ブレ状態判断部8の判断結果に基づき撮影装置のブ
レ防止動作、例えばブレレベル表示やブレが小さい時に
露光動作を開始させるタイミング制御を行うためのもの
である。上記操作設定入力部5は、撮影装置の使用者に
よる撮影装置の操作・設定動作を入力するものである。
上記時間計時部6は、上記操作設定入力部5の入力動作
の経過時間を計時するものである。
【0024】そして、上記スタンバイ移行決定部7は、
上記時間計時部6での時間計時出力に基づき、撮影装置
を低消費電力モードに移行させるか否かを決定するもの
である。ここで、特に、上記スタンバイ移行決定部7
は、上記ブレ状態判断部8の判断結果、即ちブレ状態の
大小に応じて、撮影装置を低消費電力モードに移行させ
るか否かを判断する時間を変更する。
【0025】一方、図1(c)に示される構成のブレ検
出機能付き撮影装置では、ブレ検出センサ1の出力は、
BCPU2の入力に接続されており、該BCPU2の出
力は撮影装置制御部(以下、MCPUと称する)10の
入力に接続されている。このMCPU10の出力は、ぶ
れ防止機能部3の入力に接続されている。上記BCPU
2には、第の時間計時部14と第2の動作状態設定部1
3が内蔵されている。
【0026】上記MCPU10には、第1の時間計時部
12と第1の動作状態設定部11、操作設定入力部5が
内蔵されている。撮影モード設定部4と操作キー9の出
力は、それぞれ操作設定入力部5の入力に接続されてい
る。
【0027】このような構成において、ブレ検出センサ
1は、撮影装置のブレ状態を検出するものである。BC
PU2は、上記ブレ検出センサ1におけるブレ検出動作
を制御するものである。ブレ防止機能部3は、上記BC
PU2の制御出力に基づき撮影装置のブレ防止を行うも
のである。MCPU10は、撮影装置全体の制御を行う
ものである。撮影モード設定部4は、上記ブレ防止機能
部3の機能を用いた撮影動作を行うことを撮影モードと
して設定するものである。
【0028】上記操作キー9は、撮影装置での撮影動作
を行うために操作されるものである。操作設定入力部5
は、上記MCPU10内に設けられ、上記撮影モード設
定部4及び上記操作キー9からの入力を受け付けるもの
である。
【0029】上記第1の時間計時部12は、上記MCP
U10内に設けられ、上記操作設定入力部5の入力動作
からの経過時間を計時するものである。第1の動作状態
設定部11は、上記MCPU10内に設けられ、上記操
作設定入力部5からの操作設定情報及び上記第1の時間
計時部12での時間計時出力に基づき、撮影装置を低消
費電力モードに移行させるか否かを決定するものであ
る。
【0030】上記第2の動作状態設定部13は、上記B
CPU2内に設けられ、上記第1の動作状態設定部11
からの指示に基づき、上記BCPU2の動作状態を決定
するものである。そして、上記第2の時間計時部14
は、上記BCPU2内に設けられ、上記第2の動作状態
設定部13が上記第1の動作状態設定部11からの指示
を受けてからの時間を計時するものである。
【0031】ここで、特に、上記第1の動作状態設定部
11は、上記第1の時間計時部12の時間計時結果に基
づき、上記MCPU10を低消費電力モードに移行させ
るか否かを決定し、上記第2の動作状態設定部13は、
上記第2の時間計時部14の時間計時結果に基づき、上
記BCPU2を低消費電力モードに移行させるか否かを
決定する。この結果、MCPU10がBCPU2より先
にスタンバイ状態に移行し、その後、BCPU2がスタ
ンバイ状態に移行することになる。
【0032】尚、MCPU10がBCPU2より先にス
タンバイ状態に移行すればよいので、必ずしも第1の時
間と第2の時間が異なる時間である必要はない。
【0033】次に図2及び図3は、本発明の第1の実施
の形態に係るブレ検出機能付き撮影装置の構成を示すブ
ロック図である。尚、図2はBCPU2周辺の構成を詳
細に示しており、図3はMCPU10周辺の構成を詳細
に示している。
【0034】先ず、図2を参照して、BCPU2周辺の
構成を説明する。
【0035】図2において、ブレ検出センサ(X)21
の出力は、サンプリング部(X)23、信号処理部
(X)25を介して、像ブレ量演算部27、露光開始判
定部31の一の入力にそれぞれ接続されている。同様
に、ブレ検出センサ(Y)22の出力は、サンプリング
部(Y)24、信号処理部(Y)26を介して、像ブレ
量演算部27、露光開始判定部31の他の入力にそれぞ
れ接続されている。
【0036】上記像ブレ量演算部27には、焦点距離情
報記憶部28、露光時間情報記憶部29も接続されてお
り、その出力は、像ブレレベル決定部30を介して、第
2の通信部33の入力に接続されている。上記露光開始
判定部31の出力は、露光開始指示出力部32を介し
て、第2の通信部33の入力に接続されている。
【0037】尚、上記焦点距離情報記憶部28、露光時
間情報記憶部29の出力は、第2の通信部33の入力に
も、それぞれ接続されている。
【0038】以上のほか、第2の通信部33は、第2の
動作状態設定部13にも接続されており、該第2の動作
状態設定部13の出力は、第2の時間計時部14と給電
切換部34にも接続されている。この給電切換部34の
出力は、上記ブレ検出センサ(X)21、ブレ検出セン
サ(Y)22に接続されている。
【0039】このような構成において、ブレ検出センサ
(X)21のセンサ信号は、サンプリング部(X)23
にてサンプリングされた後、信号処理部(X)25にて
フィルタ処理が施され、像ブレ量演算部27、露光開始
判定部31に入力される。
【0040】同様に、ブレ検出センサ(Y)22のセン
サ信号は、サンプリング部(Y)24にてサンプリング
された後、信号処理部(Y)26にてフィルタ処理が施
され、像ブレ量演算部27、露光開始判定部31に入力
される。
【0041】上記像ブレ量演算部27では、上記信号処
理部(X)25,(Y)26を介して得た信号のほか、
焦点距離情報記憶部28からの焦点距離情報、露光時間
情報記憶部29からの露光時間情報に基づいて、像ブレ
量演算(ベクトル演算)をする。
【0042】そして、像ブレレベル決定部30では、上
記ベクトル演算結果と所定のレベルとが比較され、像ブ
レレベルが決定され、その出力は第2の通信部33、第
1の通信部49を介してMCPU10側に送られること
になる。
【0043】上記露光開始判定部31では、上記信号処
理部(X)25,(Y)26を介して得た信号に基づい
て露光開始タイミングが判定され、その判定結果に基づ
いて、露光開始指示出力部32が露光開始指示信号を第
2の通信部33、第1の通信部49を介してMCPU1
0に送信する。
【0044】第2の時間計時部14では、第2の時間に
ついてタイマがカウントされ、第2の動作状態設定部1
3では、上記第2の時間計時部14の計時に基づいて、
第2の動作状態を設定し、その情報に基づいて、給電切
換部34がブレ検出センサ(X)21、(Y)22への
給電を制御する。
【0045】この他、BCPU2のみが低消費電力モー
ドに移行し、ブレセンサ21,22はONにしておく手
法も採れる。更に、使用されない時間が経過した際はブ
レセンサ21,22をOFFすることもできる。
【0046】次に、図3を参照して、MCPU10周辺
の構成を説明する。
【0047】図3において、上記BCPU2の第2の通
信部33は、MCPU10側の第1の通信部49と通信
自在に接続されている。AEセンサ44、フィルム感度
検出部45の出力は、露光時間情報検出部46の入力に
接続されており、この露光時間情報検出部46と焦点距
離情報検出部47の出力は、撮影情報記憶部48を介し
て、第1の通信部49の入力に接続されている。
【0048】第1の通信部49の出力は、ブレ防止機能
制御部50を介して、露光装置52、ブレ状態告知部5
1の入力に接続されている。さらに、第1の通信部49
は第1の動作状態設定部11、操作設定入力部5と通信
自在に接続されている。この第1の動作状態設定部11
は第1の時間計時部12と接続されており、操作設定入
力部5には、撮影モード設定部4、撮影準備指示部(1
R)41、撮影開始指示部(2R)42、操作キー9、
ズーム操作部43が接続されている。
【0049】このほか、MCPU10には、AFセンサ
53、ストロボ発光部54、フィルム給送モータ55、
フォーカシングレンズ駆動モータ56、ズームモータ5
7、絞り駆動モータ58が接続されている。
【0050】このような構成において、AFセンサ44
の出力と、フィルム感度検出部45の検出したフィルム
感度情報を受けて、露光時間情報検出部46にて露光時
間情報が検出される。この露光時間情報と、焦点距離情
報検出部47にて検出された焦点距離情報は、撮影情報
記憶部48に記憶される。
【0051】上記ブレ防止機能制御部50では、第1の
通信部49を介して得た情報に基づいて、露光装置5
2、ブレ状態告知部51を駆動制御する。
【0052】上記第1の動作状態設定部11では、第1
の時間計時部12の出力と、操作設定入力部5の出力と
を受け、第1の動作状態を設定する。
【0053】この第1の動作状態設定部11の出力信号
及び操作設定入力部5の出力信号は、第1の通信部49
を介して、BCPU2側に送られる。
【0054】このように、本実施の形態に係るブレ検出
機能付き撮影装置では、ブレをブレ検出センサで検出し
た情報、撮影焦点距離情報、露光時間情報に基づいて像
ブレ量を演算し、発生ブレレベルの状態分けを行い、そ
の結果を表示することで撮影者に注意を促している。
【0055】また、撮影開始指示動作(第2レリーズO
N)以降は、ブレ検出センサの出力を基に発生ブレの状
態が小さいか否かを判断し、ブレの小さい状態で撮影動
作(露光動作)を開始するようにしている。
【0056】以上より、撮影時に問題となる「ブレ」の
軽減を行っている。
【0057】以下、図4及び図5のフローチャートを参
照して、第1の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮影
装置のMCPU10の動作を説明する。
【0058】このシーケンスに入ると、先ずMCPU1
0により各種変数等がイニシャライズされ(ステップS
1)、続いて、初期設定としてフラグF_BLMODが
1に設定される(ステップS2)。このフラグF_BL
MODは、ブレモードOFF時には「1」に、ブレモー
ドON時には「0」に設定される。
【0059】続いて、MCPU10によりブレモードへ
の設定操作の有無が判断される(ステップS3)。ここ
で、ブレモードへの設定操作がなければ、ステップS9
に移行し、ブレモードへの設定操作がなされると、続い
て、実際にブレモードに設定されているか否かが判断さ
れることになる(ステップS4)。
【0060】このステップS4にて、ブレモードに設定
されていない場合には、フラグF_BLMODが1に設
定された後(ステップS7)、ステップS8に進む。一
方、ブレモードに設定されている場合には、フラグF_
BLMODが0に設定され(ステップS5)、BCPU
2に対してブレシステム起動指示がなされる(ステップ
S6)。続くステップS8では、スタンバイタイマがリ
スタートされる。
【0061】続いて、MCPU10により、キー操作が
なされているか否かが判断される(ステップS9)。こ
こで、キー操作がなければステップS12に進み、キー
操作がなされていれば各キーに対応した動作を行い(ス
テップS10)、スタンバイタイマをリスタートし(ス
テップS11)、ステップS12に進む。
【0062】続いて、MCPU10によりフラグF_B
LMODが0であるか否かが判断される(ステップS1
2)。ここで、フラグF_BLMODが1であればステ
ップS15に移行し、F_BLMODが0であれば、焦
点距離情報検出部47により焦点距離情報が、露光時間
情報検出部46により露光時間情報が検出され(ステッ
プS13)、該情報はBCPU2に送出される(ステッ
プS14)。
【0063】続いて、MCPU10によりフラグF_B
LMODが0であるか否かが判断される(ステップS1
5)。ここで、フラグF_BLMODが1であればスタ
ンバイタイマが所定時間B以上経過しているか否かが判
断され(ステップS18)、所定時間B以上経過してい
なければステップS26に移行し、所定時間B以上経過
していればステップS19に移行する。
【0064】上記ステップS15にて、フラグF_BL
MODが0である場合には、スタンバイタイマが所定時
間A以上経過しているか否かが判断され(ステップS1
6)、所定時間A以上経過していなければステップS2
6に移行し、所定時間A以上経過していれば、BCPU
2に対してブレシステム停止指示を行う(ステップS1
7)。この例では、上記所定時間Aを2分、上記所定時
間Bを30秒としているが、これに限定されることな
く、A>Bの関係にあればよい。
【0065】続いて、MCPU10によりスタンバイタ
イマが停止され(ステップS19)、スタンバイモード
に移行され(ステップS20)、キー操作の有無が判断
される(ステップS21)。ここで、操作キー9による
キー操作がなされるまで待機し、キー操作がなされる
と、スタンバイが解除される(ステップS22)。
【0066】続いて、MCPU10によりフラグF_B
LMODが0であるか否かが判断される(ステップS2
3)。ここで、フラグF_BLMODが1である場合に
はステップS25に移行し、フラグF_BLMODが0
である場合には、BCPU2に対してブレシステムの起
動指示を行い(ステップS24)、スタンバイタイマを
スタートさせた後(ステップS25)、上記ステップS
3に戻り、上述したような動作を繰り返すことになる。
【0067】一方、ステップS26に移行すると、MC
PU10により1stレリーズがONされているか否か
が判断される(ステップS26)。ここで、1stレリ
ーズがONされている場合には、スタンバイタイマを停
止し(ステップS27)、AE、AFを行う(ステップ
S28,S29)。
【0068】これに対して、上記ステップS26にて、
1stレリーズがONされていない場合には、上記ステ
ップS3に戻り、上記動作を繰り返す。
【0069】次に、ステップS30では、MCPU10
によりフラグF_BLMODが0であるか否かが判断さ
れる(ステップS30)。ここで、フラグF_BLMO
Dが1である場合にはステップS34に進み、フラグF
_BLMODが0である場合にはBCPU2に対してブ
レレベル情報要求指示を行い(ステップS31)、BC
PU2によりブレレベル情報を受信し(ステップS3
2)、当該情報に基づいてブレ状態告知部51によりブ
レレベル告知を行う(ステップS33)。このブレレベ
ル告知の態様については後述する。
【0070】続いて、MCPU10により2ndレリー
ズがONされたか否かが判断される(ステップS3
0)。ここで、2ndレリーズがONされていない場合
には、1stレリーズがOFFされているか否かが判断
され(ステップS35)、1stレリーズがOFFされ
ていない場合には上記ステップS30に戻り、上記動作
を繰り返し、1stレリーズがOFFされている場合に
は、フラグF_BLMODが0であるか否かが判断され
る(ステップS36)。
【0071】そして、上記ステップS36において、フ
ラグF_BLMODが1であればステップS38に移行
し、フラグF_BLMODが0であればブレレベル告知
を停止し(ステップS37)、スタンバイタイマをリス
タートし(ステップS38)、上記ステップS3に戻
り、上記動作を繰り返す。
【0072】一方、上記ステップS34にて、2ndレ
リーズがONされた場合には、フラグF_BLMODが
0であるか否かが判断される(ステップS39)。ここ
で、フラグF_BLMODが1である場合にはステップ
S41に移行し、フラグF_BLMODが0である場合
にはブレ状態告知部51によるブレレベル告知が停止さ
れる(ステップS40)。続いて、ミラーアップ動作が
行われ(ステップS41)、絞り込み動作が行われる
(ステップS42)。
【0073】そして、MCPU10により、ミラー、絞
り動作が完了したか否かが判断され(ステップS4
3)、完了すると、フラグF_BLMODが0であるか
否かが判断される(ステップS44)。ここで、フラグ
F_BLMODが1である場合にはステップS51に進
み、フラグF_BLMODが0である場合にはステップ
S45以降の処理に進むことになる。
【0074】ステップS45では、BCPU2に対して
露光開始判定の指示がなされ、次いでディレイタイマが
スタートされる(ステップS46)。
【0075】そして、BCPU2からの露光開始信号が
受信されると(ステップS47)、露光開始信号である
か否かが判断され(ステップS48)、露光開始信号で
はない場合には、MCPU10によりディレイタイマが
所定時間経過しているか否かが判断される(ステップS
49)。そして、ディレイタイマが所定時間経過してい
なければ上記ステップS47に戻り、所定時間経過して
ればステップS50にてディレイタイマを停止すること
になる。
【0076】続いて、露光装置52による露光が開始さ
れ(ステップS51)、適正露光時間が経過したか否か
が判断され(ステップS52)、適正露光時間が経過す
ると、露光が終了される(ステップS53)。
【0077】次いで、ミラーダウン動作が行われ(ステ
ップS54)、絞り開放動作が行われ(ステップS5
5)、シャッタチャージが行われ(ステップS56)、
フィルム巻上げが行われる(ステップS57)。
【0078】こうして、2ndレリーズ、1stレリー
ズが共にオンされると(ステップS58,S59)、ス
タンバイタイマをリスタートして(ステップS60)、
上記ステップS3に戻ることになる。
【0079】ここで、上記ブレレベル告知表示の態様
は、図9に示される。
【0080】即ち、図9(a)に示されるように、撮影
画面枠61の中央には測距点62が設けられ、その下部
には撮影情報表示部63が設けられている。そして、こ
の撮影情報表示部63内には、撮影条件表示部64、ブ
レ軽減モード表示部65、ブレレベル情報表示部66が
設けられている。
【0081】そして、図9(b)に示されるように、ブ
レレベル情報表示部66は、ブレのレベルが大きくなる
ほど、点灯数を増すような構成となっている。さらに、
図9(c)に示されるように、ブレ軽減モード表示部6
5を変化させることで、モード設定の有無を示唆するこ
ともできる。
【0082】次に、図6のフローチャートを参照して、
第1の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮影装置のB
CPU2側の動作を詳細に説明する。
【0083】本シーケンスでは、先ずBCPU2はイニ
シャライズを行った後(ステップS101)、BCPU
2をストップ状態とし(ステップS102)、通信ライ
ンチェックを行う(ステップS103)。そして、MC
PU10からのシステム起動指示があるか否かを判断す
る(ステップS104)。ここで、MCPU10からの
システム起動指示がなければ上記ステップS102に戻
る。
【0084】一方、システム起動指示があれば、BCP
U2をRUN状態にして(ステップS105)、ブレシ
ステムを起動し(ステップS106)、ブレ検出系を初
期化し(ステップS107)、サンプリングタイマをス
タートさせ(ステップS108)、再び通信ラインチェ
ックを行う(ステップS109)。
【0085】次いで、BCPU2によりブレシステム停
止指示があるか否かが判断される(ステップS11
0)。ここで、ブレシステム停止指示がある場合には、
ブレシステムを停止し(ステップS111)、BCPU
2をストップ状態とし(ステップS112)、上記ステ
ップS102に戻る。一方、上記ステップS110に
て、ブレシステム停止指示がない場合には、BCPU2
は、焦点距離情報、露光時間情報の送信があるか否かを
判断し(ステップS113)、当情報の送信があれば当
該情報を記憶し(ステップS114)、上記ステップS
109に戻る。
【0086】一方、焦点距離情報、露光時間情報の送信
がなければ、露光開始判定指示があるか否かを判断する
(ステップS115)。ここで、当該指示があれば、詳
細は後述するサブルーチン「ブレ検出」を実行し(ステ
ップS116)、例えば特開平5−204012号公報
に開示されている技術によりブレ予測演算を行い(ステ
ップS117)、例えば特開平10−48681号公報
に開示されている技術により露光開始判定を行い(ステ
ップS118)、露光開始信号を出力するか否かが判断
される(ステップS119)。上記ステップS118で
は、図12に示されるような関係に基づいて、露光開始
判定を行う。同図において、縦軸はブレ角速度[DEG
/SEC]を示し、横軸は時間を示している。図中、Δ
tは露光開始許可判定時間であり、Tは露光開始許可タ
イミングである。
【0087】ここで、露光開始信号を出力すべき場合に
は、露光開始信号を出力し(ステップS120)、上記
ステップS109に戻る。
【0088】上記ステップS115において、露光開始
判定指示がなければ、続いて、ブレレベル情報送出指示
があるか否かを判断する(ステップS121)。ここ
で、当該露光開始判定指示がなければ、詳細は後述する
サブルーチン「ブレ検出」を実行し(ステップS12
1)、上記ステップS109に戻る。
【0089】一方、上記ステップS121において、露
光開始判定指示があった場合、詳細は後述するサブルー
チン「ブレ検出」を実行し(ステップS122)、焦点
距離情報、露光時間情報の読み込みを行い(ステップS
123)、像ブレ量演算を行い(ステップS124)、
ブレレベルを決定し(ステップS125)、ブレレベル
情報を出力し(ステップS126)、上記ステップS1
09に戻る。
【0090】尚、上記ステップS124では、図7に示
されるように、像ブレ量wx,wyを想定した場合に、
フィルム面のx方向のブレ量Δxはwy・f・SSによ
り算出され、フィルム面のy方向のブレ量Δyはwx・
f・SSにより算出され、xとyによるベクトル量は上
記Δxの二乗とΔyの二乗の和の平方根により求められ
る。
【0091】ここで、図8のフローチャートを参照し
て、上記サブルーチン「ブレ検出」の動作を詳細に説明
する。
【0092】このサブルーチンに入ると、サンプリング
タイマが所定時間(例えば、1〜2msec)を経過し
ているか否かを判断し、当該所定時間経過すると(ステ
ップS131)、サンプリングタイマをリスタートし
(ステップS132)、ブレ情報のサンプリングを行い
(ステップS133)、所定の信号処理演算(X)
(Y)を行い(ステップS134)、リターンする。
【0093】このように、第1の実施の形態では、上記
したブレ軽減機能を使用する撮影モードが選択されてい
る際には、ブレ検出センサ出力、ブレ検出系の安定する
時間の間は正確なブレ検出動作ができなくなることを可
能な限り避けるため、且つブレ検出動作を行っている間
に電流消費が行われ続けることを防止するために、撮影
装置がスタンバイ状態に移行するまでの時間を長くして
いる。
【0094】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0095】尚、基本構成は第1の実施の形態(図2,
3)と同様であるので、同一構成については同一符号を
もって特徴的な動作のみを説明する。
【0096】以下、図9のフローチャートを参照して、
第2の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮影装置の動
作を詳細に説明する。尚、ここでは、図4と同一処理に
ついては同一符号を付して説明を省略し、異なる処理を
中心に説明する。
【0097】ステップS14まで、図4と同様の処理を
行った後、BCPU2へブレレベル情報要求指示を行う
(ステップS141)。続いて、BCPU2からのブレ
レベル情報を受信し(ステップS142)、焦点距離情
報、露光時間情報を除去し(ステップS143)、カメ
ラブレ状態値を記憶する(ステップS144)。
【0098】次いで、MCPU10は、フラグF_BL
MODが0であるか否かを判断する(ステップS1
5)。ここで、フラグF_BLMODが1である場合に
は、スタンバイタイマが所定時間B以上であるか否かを
判断し(ステップS148)、所定時間B以上である場
合には、ステップS18に移行し、所定時間B以上でな
い場合には、図4のステップS26以降の処理と同様の
処理を実行する。
【0099】上記ステップS15にて、フラグF_BL
MODが0である場合には、カメラブレ状態値を読み込
み(ステップS145)、続いて、カメラブレ状態値が
所定値以上であるか否かを判断し(ステップS14
6)、所定値以上である場合(ブレが大きい)には、所
定値A以上であるか否かを判断する(ステップS1
6)。ここで、所定値A以上である場合には、ステップ
S17に進み、所定値A以上でない場合には、図4のス
テップS26以降の処理と同様の処理を実行する。
【0100】上記ステップS146にて、カメラブレ状
態値が所定値以上でない(ブレが小さい)と判断した場
合には、スタンバイタイマが所定時間C以上であるか否
かを判断する(ステップS147)。ここで、所定値C
以上である場合には、ステップS17に進み、所定値C
以上でない場合には、図4のステップS26以降の処理
と同様の処理を実行することになる。
【0101】こうして、ブレシステム停止指示を行い
(ステップS17)、スタンバイタイマを停止し(ステ
ップS18)、以下、図4のステップS20以降の処理
と同様の処理を実行することになる。
【0102】このように、第2の実施の形態では、ブレ
状態が小さい場合は、撮影装置が非使用状態と予想し、
スタンバイ状態に移行するまでの時間を通常より短く設
定することとしている。
【0103】次に、第3の実施の形態について説明す
る。
【0104】尚、基本構成は、第1の実施の形態(図
2,3)と同様であるので、同一構成については同一符
号をもって特徴的な動作のみを説明する。
【0105】以下、図10(a)のフローチャートを参
照して、第3の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮影
装置のMCPUの処理を詳細に説明する。
【0106】尚、ここでは、図4と同一処理については
同一符号を付して説明を省略し、異なる処理を中心に説
明する。
【0107】図4のステップS12と同一の判断を行
い、「N」で分岐した場合、及びステップS14と同一
の処理の後は、MCPU10は、スタンバイタイマが所
定時間B以上であるか否かを判断する(ステップS15
1)。ここで、所定時間B以上でない場合には、図4の
ステップS26の処理と同様の処理を行う。
【0108】一方、スタンバイタイマが所定時間B以上
である場合には、フラグF_BLMODが0であるか否
かを判断する(ステップS152)。ここで、フラグF
_BLMODが0である場合には、ブレシステム遅延停
止指示を行い(ステップS153)、ステップS19以
降の処理に進む。
【0109】次に、図10(b)のフローチャートを参
照して、第3の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮影
装置のBCPU2の処理を詳細に説明する。
【0110】尚、ここでは、図4と同一処理については
同一符号を付して説明を省略し、異なる処理を中心に説
明する。
【0111】図6のステップS110と同一の判断を行
い、「N」に分岐すると、BCPU2では、ブレシステ
ム遅延停止指示があるか否かが判断されることになる
(ステップS161)。ここで、ブレシステム遅延停止
指示があると判断された場合には、システム遅延タイマ
をスタートさせ(ステップS162)、システム遅延タ
イマが所定時間を経過しているか否かを判断する(ステ
ップS165)。ここで、所定時間を経過していれば、
システム遅延タイマを停止し(ステップS166)、ブ
レシステムを停止し(ステップS167)、BCPU2
をストップ状態とし(ステップS168)、図6のステ
ップS102と同様の処理を行う。
【0112】上記ステップS161において、ブレシス
テム遅延停止指示がない場合には、ブレシステム起動指
示があるか否かを判断し(ステップS163)、ブレシ
ステム起動指示がなければ、図6のステップS113と
同様の処理を行い、一方、ブレシステム起動指示があれ
ば、システム遅延タイマを停止し(ステップS16
4)、ステップS165に移行することになる。
【0113】このように、第3の実施の形態では、BC
PU2とブレ以外のMCPU10でのスタンバイ状態に
移行するまでの時間に差を設け、BCPU2がスタンバ
イ状態(CPU:STOP状態)に移行する時間をMC
PUがスタンバイ状態に移行するまでの時間より長くし
ている。
【0114】尚、ブレセンサへの通電がオンになったよ
うな端子設定でBCPUをスリープ状態に移行させ、更
に所定時間経過した場合には、ブレセンサ自体への給電
をOFFすることも手法として考えられる。
【0115】以上説明したように、本発明によれば、ブ
レ軽減機能を有する撮影装置において、ブレ軽減モード
の際は、撮影装置のスタンバイ移行までの時間を通常よ
り長くしている。これにより、一気押しなどの瞬時動作
に対応できるブレ検出機能を実現できる。また、本発明
では、その時のブレの状態に応じてスタンバイ移行時間
を変更している。ブレの小さい状態の際には、撮影装置
が静止している可能性が高いため、通常よりもスタンバ
イ移行までの時間を短くしている。これにより、撮影装
置の非使用時の消費電流を抑えることが可能となる。
【0116】尚、本発明の上記実施の形態には、以下の
発明が含まれる。
【0117】(1)撮影装置のブレ状態を検出するブレ
検出センサと、上記ブレ検出センサにおけるブレ検出動
作を制御するブレ検出制御部と、上記ブレ検出制御部の
制御出力に基づき撮影装置のブレ防止を行うブレ防止機
能部と、上記ブレ防止機能部の機能を用いた撮影動作を
行うことを撮影モードとして設定する撮影モード設定部
と、撮影装置の使用者による撮影装置の操作・設定動作
を入力する操作設定入力部と、上記操作設定入力部の入
力動作からの経過時間を計時する時間計時部と、上記操
作設定入力部からの操作設定情報、及び上記時間計時部
での時間計時出力に基づき、撮影装置を低消費電力モー
ドに移行させるか否かを決定するスタンバイ移行決定部
と、を具備し、上記スタンバイ移行決定部は、上記撮影
モード設定部による設定撮影モード状態に応じて、撮影
装置を低消費電力モードに移行させるか否かを判断する
時間を変更することを特徴とするブレ検出機能付き撮影
装置。
【0118】(2)撮影装置のブレ状態を検出するブレ
検出センサと、上記ブレ検出センサ出力からブレ状態を
判断するブレ状態判断部と、上記ブレ状態判断部の判断
結果に基づき撮影装置のブレ防止を行うブレ防止機能部
と、撮影装置の使用者による撮影装置の操作・設定動作
を入力する操作設定入力部と、上記操作設定入力部の入
力動作の経過時間を計時する時間計時部と、上記時間計
時部での時間計時出力に基づき、撮影装置を低消費電力
モードに移行させるか否かを決定するスタンバイ移行決
定部と、を具備し、上記スタンバイ移行決定部は、上記
ブレ状態判断部の判断結果に応じて、撮影装置を低消費
電力モードに移行させるか否かを判断する時間を変更す
ることを特徴とするブレ検出機能付き撮影装置。
【0119】(3)撮影装置のブレ状態を検出するブレ
検出センサと、上記ブレ検出センサにおけるブレ検出動
作を制御するブレ検出制御部と、上記ブレ検出制御部の
制御出力に基づき撮影装置のブレ防止を行うブレ防止機
能部と、撮影装置全体の制御を行う撮影装置制御部と、
上記ブレ防止機能部の機能を用いた撮影動作を行うこと
を撮影モードとして設定する撮影モード設定部と、撮影
装置での撮影動作を行うために操作される操作キーと、
上記撮影装置制御部内に設けられ、上記撮影モード設定
部、及び上記操作キーからの入力を受け付ける操作設定
入力部と、上記撮影装置制御部内に設けられ、上記操作
設定入力部の入力動作からの経過時間を計時する第1の
時間計時部と、上記撮影装置制御部内に設けられ、上記
操作設定入力部からの操作設定情報、及び上記第1の時
間計時部での時間計時出力に基づき、撮影装置を低消費
電力モードに移行させるか否かを決定する第1の動作状
態設定部と、上記ブレ検出制御部内に設けられ、上記第
1の動作状態設定部からの指示に基づき、上記ブレ検出
制御部の動作状態を決定する第2の動作状態設定部と、
上記ブレ検出制御部内に設けられ、上記第2の動作状態
設定部が上記第1の動作状態設定部からの指示を受けて
からの時間を計時する第2の時間計時部と、を具備し、
上記第1の動作状態設定部は、上記第1の時間計時部の
時間計時結果に基づき、上記撮影装置制御部を低消費電
力モードに移行させるか否かを決定し、上記第2の動作
状態設定部は、上記第2の時間計時部の時間計時結果に
基づき、上記ブレ検出制御部を低消費電力モードに移行
させるか否かを決定する、ことを特徴とするブレ検出機
能付き撮影装置。
【0120】(4)撮影装置のブレ状態を検出するブレ
検出センサと、上記ブレ検出センサにおけるブレ検出動
作を制御するブレ検出制御部と、上記ブレ検出制御部の
制御出力に基づき撮影装置のブレ防止を行うブレ防止機
能部と、撮影装置全体の制御を行う撮影装置制御部と、
上記ブレ防止機能部の機能を用いた撮影動作を行うこと
を撮影モードとして設定する撮影モード設定部と、撮影
装置での撮影動作を行うために操作される操作キーと、
上記撮影装置制御部内に設けられ、上記撮影モード設定
部、及び上記操作キーからの入力を受け付ける操作設定
入力部と、上記撮影装置制御部内に設けられ、上記操作
設定入力部の入力動作からの経過時間を計時する第1の
時間計時部と、上記撮影装置制御部内に設けられ、上記
操作設定入力部からの操作設定情報、及び上記第1の時
間計時部での時間計時出力に基づき、撮影装置及び上記
ブレ検出制御部を低消費電力モードに移行させるか否か
を決定する第1の動作状態設定部と、上記ブレ検出制御
部内に設けられ、上記第1の動作状態設定部からの指示
に基づき、上記ブレ検出センサの動作状態を決定する第
2の動作状態設定部と、上記ブレ検出制御部内に設けら
れ、上記第2の動作状態設定部が上記第1の動作状態設
定部からの指示を受けてからの時間を計時する第2の時
間計時部と、を具備し、上記第1の動作状態設定部は、
上記第1の時間計時部の時間計時結果に基づき、上記撮
影装置制御部及び上記ブレ検出制御部を低消費電力モー
ドに移行させるか否かを決定し、上記第2の動作状態設
定部は、上記第2の時間計時部の時間計時結果に基づ
き、上記ブレ検出センサを停止するか否かを決定する、
ことを特徴とするブレ検出機能付き撮影装置。
【0121】(5)上記第2の動作状態設定部は、少な
くとも上記第1の動作設定部が上記撮影装置制御部を低
消費電力モードに移行させた後に、上記ブレ検出制御部
を低消費電力モードに移行させることを特徴とする上記
(3)、(4)に記載のブレ検出機能付き撮影装置。
【0122】(6)上記ブレ防止機能部は、上記ブレ検
出センサの出力に基づく撮影装置で発生しているブレの
状態レベル情報を告知することを特徴とする上記(1)
乃至(3)に記載のブレ検出機能付き撮影装置。
【0123】(7)上記ブレ防止機能部は、上記ブレ検
出センサの出力に基づき撮影装置で発生しているブレが
所定レベル以下の状態の時に撮影動作を開始することを
特徴とする上記(1)乃至(3)に記載のブレ検出機能
付き撮影装置。
【0124】
【発明の効果】本発明によれば、非使用時の電流消費を
抑制しつつ、瞬時にブレの検出動作が実行できるブレ検
出機能付き撮影装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレ検出機能付き撮影装置の概念図で
ある。
【図2】第1の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮影
装置のBCPU2周辺の構成を示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮影
装置のMCPU10周辺の構成を示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮影
装置のMCPU10の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図5】第1の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮影
装置のMCPU10の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図6】第1の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮影
装置のBCPU2側の動作を詳細に説明するフローチャ
ートである。
【図7】像ブレ量演算について詳述するための図であ
る。
【図8】サブルーチン「ブレ検出」の動作を詳細に説明
するフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮影
装置の動作を詳細に説明するフローチャートである。
【図10】第3の実施の形態に係るブレ検出機能付き撮
影装置の動作を詳細に説明するフローチャートである。
【図11】ブレレベル告知表示の態様を示す図である。
【図12】露光開始判定について詳細に説明するための
図である。
【符号の説明】
1 ブレ検出センサ 2 ブレ検出制御部 3 ブレ防止機能部 4 撮影モード設定部 5 操作設定入力部 6 時間計時部 7 スタンバイ移行決定部 8 撮影モード設定部 9 操作キー 10 撮影装置制御部 11 第1の動作状態設定部 12 第1の時間計時部 13 第2の動作状態設定部 14 第2の時間計時部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影装置のブレ状態を検出するブレ検出
    センサと、 上記ブレ検出センサにおけるブレ検出動作を制御するブ
    レ検出制御部と、 上記ブレ検出制御部の制御出力に基づき撮影装置のブレ
    防止を行うブレ防止機能部と、 上記ブレ防止機能部の機能を用いた撮影動作を行うこと
    を撮影モードとして設定する撮影モード設定部と、 撮影装置の使用者による撮影装置の操作・設定動作を入
    力する操作設定入力部と、 上記操作設定入力部の入力動作からの経過時間を計時す
    る時間計時部と、 上記操作設定入力部からの操作設定情報、及び上記時間
    計時部での時間計時出力に基づき、撮影装置を低消費電
    力モードに移行させるか否かを決定するスタンバイ移行
    決定部と、を具備し、上記スタンバイ移行決定部は、上
    記撮影モード設定部による設定撮影モード状態に応じ
    て、撮影装置を低消費電力モードに移行させるか否かを
    判断する時間を変更することを特徴とするブレ検出機能
    付き撮影装置。
  2. 【請求項2】 撮影装置のブレ状態を検出するブレ検出
    センサと、 上記ブレ検出センサ出力からブレ状態を判断するブレ状
    態判断部と、 上記ブレ状態判断部の判断結果に基づき撮影装置のブレ
    防止を行うブレ防止機能部と、 撮影装置の使用者による撮影装置の操作・設定動作を入
    力する操作設定入力部と、 上記操作設定入力部の入力動作の経過時間を計時する時
    間計時部と、 上記時間計時部での時間計時出力に基づき、撮影装置を
    低消費電力モードに移行させるか否かを決定するスタン
    バイ移行決定部と、を具備し、上記スタンバイ移行決定
    部は、上記ブレ状態判断部の判断結果に応じて、撮影装
    置を低消費電力モードに移行させるか否かを判断する時
    間を変更することを特徴とするブレ検出機能付き撮影装
    置。
  3. 【請求項3】 撮影装置のブレ状態を検出するブレ検出
    センサと、 上記ブレ検出センサにおけるブレ検出動作を制御するブ
    レ検出制御部と、 上記ブレ検出制御部の制御出力に基づき撮影装置のブレ
    防止を行うブレ防止機能部と、 撮影装置全体の制御を行う撮影装置制御部と、 上記ブレ防止機能部の機能を用いた撮影動作を行うこと
    を撮影モードとして設定する撮影モード設定部と、 撮影装置での撮影動作を行うために操作される操作キー
    と、 上記撮影装置制御部内に設けられ、上記撮影モード設定
    部、及び上記操作キーからの入力を受け付ける操作設定
    入力部と、 上記撮影装置制御部内に設けられ、上記操作設定入力部
    の入力動作からの経過時間を計時する第1の時間計時部
    と、 上記撮影装置制御部内に設けられ、上記操作設定入力部
    からの操作設定情報、及び上記第1の時間計時部での時
    間計時出力に基づき、撮影装置を低消費電力モードに移
    行させるか否かを決定する第1の動作状態設定部と、 上記ブレ検出制御部内に設けられ、上記第1の動作状態
    設定部からの指示に基づき、上記ブレ検出制御部の動作
    状態を決定する第2の動作状態設定部と、 上記ブレ検出制御部内に設けられ、上記第2の動作状態
    設定部が上記第1の動作状態設定部からの指示を受けて
    からの時間を計時する第2の時間計時部と、を具備し、 上記第1の動作状態設定部は、上記第1の時間計時部の
    時間計時結果に基づき、上記撮影装置制御部を低消費電
    力モードに移行させるか否かを決定し、 上記第2の動作状態設定部は、上記第2の時間計時部の
    時間計時結果に基づき、上記ブレ検出制御部を低消費電
    力モードに移行させるか否かを決定する、ことを特徴と
    するブレ検出機能付き撮影装置。
  4. 【請求項4】 撮影装置のブレ状態を検出するブレ検出
    センサと、 上記ブレ検出センサにおけるブレ検出動作を制御するブ
    レ検出制御部と、 上記ブレ検出制御部の制御出力に基づき撮影装置のブレ
    防止を行うブレ防止機能部と、 撮影装置全体の制御を行う撮影装置制御部と、 上記ブレ防止機能部の機能を用いた撮影動作を行うこと
    を撮影モードとして設定する撮影モード設定部と、 撮影装置での撮影動作を行うために操作される操作キー
    と、 上記撮影装置制御部内に設けられ、上記撮影モード設定
    部、及び上記操作キーからの入力を受け付ける操作設定
    入力部と、 上記撮影装置制御部内に設けられ、上記操作設定入力部
    の入力動作からの経過時間を計時する第1の時間計時部
    と、 上記撮影装置制御部内に設けられ、上記操作設定入力部
    からの操作設定情報、及び上記第1の時間計時部での時
    間計時出力に基づき、撮影装置及び上記ブレ検出制御部
    を低消費電力モードに移行させるか否かを決定する第1
    の動作状態設定部と、 上記ブレ検出制御部内に設けられ、上記第1の動作状態
    設定部からの指示に基づき、上記ブレ検出センサの動作
    状態を決定する第2の動作状態設定部と、 上記ブレ検出制御部内に設けられ、上記第2の動作状態
    設定部が上記第1の動作状態設定部からの指示を受けて
    からの時間を計時する第2の時間計時部と、を具備し、 上記第1の動作状態設定部は、上記第1の時間計時部の
    時間計時結果に基づき、上記撮影装置制御部及び上記ブ
    レ検出制御部を低消費電力モードに移行させるか否かを
    決定し、 上記第2の動作状態設定部は、上記第2の時間計時部の
    時間計時結果に基づき、上記ブレ検出センサを停止する
    か否かを決定する、ことを特徴とするブレ検出機能付き
    撮影装置。
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