JP2001154227A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001154227A
JP2001154227A JP33841699A JP33841699A JP2001154227A JP 2001154227 A JP2001154227 A JP 2001154227A JP 33841699 A JP33841699 A JP 33841699A JP 33841699 A JP33841699 A JP 33841699A JP 2001154227 A JP2001154227 A JP 2001154227A
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camera
blur
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shake
unit
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JP33841699A
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Tatsuya Sato
佐藤  達也
Takashi Suzuki
崇 鈴木
Koji Ikegami
宏二 池上
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブレ検出動作の早期安定化、及び他の機能の動
作を効率よく行えるカメラを提供する。 【解決手段】カメラのブレ状態を検出/処理する機能を
制御するブレ検出制御部101と、被写体までの焦点状
態を検出/演算処理する機能を制御するAF制御部73
と、写真撮影のため撮影者が操作するカメラ操作部74
と、時間を計時する時間計時部72と、カメラ操作部7
4からの指示を受けて、時間計時部72による計時に基
づいて、各機能を時分割に動作させるカメラ機能制御部
71とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに関し、特
に、カメラのブレ状態を検出/処理する機能を有するカ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラのブレ状態を検出/処理する機能
を有するカメラは従来より知られている。例えば特開平
6−138529号公報は、ブレ検出及びブレ防止制御
のために、カメラ制御用のマイコンとは別にブレ制御用
のマイコンを有し、この2つのマイコン間で通信を行
い、それぞれの動作を同期を取りながら並行して行うカ
メラを開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開平6−138529号公報に記載のカメラでは2
つのマイコンを用いているので、コストアップと同時に
カメラの大型化につながるという問題がある。また、2
つのマイコン間で通信を行いながらカメラ全体の制御を
行うために制御ソフトが複雑になるが、これを解消する
ために高機能のマイコンが必要になってコストアップに
つながる。
【0004】そこで、1つのCPUにより時系列的にカ
メラの各機能の処理を行うことが考えられるが、機能に
よっては動作時間が異なったり、動作の初期とその後で
制御の必要頻度が異なる場合がある。例えば、ストロボ
充電の場合は充電が完了してしまえばジョブ終了になる
し、ブレ検出の場合は検出開始直後は検出系安定化のた
めに多くの時間を割り当てることが望ましい。このよう
に従来のカメラでは1個のCPUを用いてカメラの各機
能の処理を効率よく行うことができなかった。
【0005】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、ブレ検出機能
を動作させる撮影モードが選択された場合には、検出機
能の動作経過に応じて、ブレ検出機能動作に割り当てる
時間を変更することで、ブレ検出動作の早期安定化、及
び他の機能の動作を効率よく行えるカメラを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係るカメラは、カメラのブレ状態を
検出/処理する機能を制御するブレ検出制御部と、被写
体状態を検出/演算処理する機能を制御する被写体状態
検出制御部と、写真撮影のため撮影者が操作するカメラ
操作部と、時間を計時する時間計時部と、上記カメラ操
作部からの指示を受けて、上記時間計時部による計時に
基づいて、上記各機能を時分割に動作させるカメラ機能
制御部とを具備する。
【0007】また、第2の発明に係るカメラでは、第1
の発明において、上記カメラ機能制御部は、上記カメラ
操作部からの指示を受けて、上記時間計時部の時間計時
結果に応じて上記ブレ検出制御部の動作タイミングを決
定する。
【0008】また、第3の発明に係るカメラでは、第1
の発明において、上記ブレ検出制御部は、上記カメラ操
作部から指示を受けた後、上記時間計時部の時間計時結
果に応じて時分割動作中の動作時間が決定される。
【0009】また、第4の発明に係るカメラでは、第1
の発明において、上記カメラがストロボ発光を行う機能
を制御するストロボ制御部を有し、上記ストロボ制御部
によりストロボ発光のための充電を行っている最中は、
上記ブレ検出制御部、及び上記被写体状態検出制御部の
動作を禁止する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。本実施形態におけるブレ防止
方法(モード)は、ブレレベルの告知と、ブレの小さい
タイミングで露光動作を開始する露光タイミングの制御
からなる。ブレレベルの告知は、ブレモード設定時で露
光準備指示(1R)と露光開始指示(2R)との間に行
われ、像ブレ量のレベル告知を行う。像ブレ量は、ブレ
情報、焦点距離、露光時間に基づいて算出する。
【0011】一方、露光タイミングの制御は、2R後の
ミラーアップ完了時から開始し、ブレ予測結果に基づき
ゼロクロス点を判断して露光開始を許可する。本発明の
カメラでは、ブレモードの設定/解除が可能である。ブ
レモード設定に応じ、1R前からブレ検出を開始する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態の概念図であ
る。図1において、101はブレ検出制御部であり、公
知のブレ検出センサ(例えば角速度センサ)によりカメ
ラブレ状態を検出し、上記ブレセンサの出力からノイズ
等の不要周波数成分の除去、検出ブレ情報、焦点距離、
露光時間に基づく発生像ブレ量の演算、及び検出ブレ情
報からブレ状態を予測演算する動作を行う部分である。
73はAF制御部であり、撮影時のピント合わせのため
の測距動作(焦点検出動作)、及びフォーカシングレン
ズ繰り出しのための繰り出し量演算を行う。
【0013】45はストロボ制御部であり、ここではス
トロボ発光のための充電動作、充電状態チェック、発光
制御等を行う。71はカメラ機能制御部であり、上記し
た各機能制御部の動作状態をチェックして、各機能の動
作の許可/不許可、及び動作時間の管理を行う。72は
時間計時部であり、上記カメラ機能制御部71における
カメラの各機能の動作管理を行うための時間計時を行
う。
【0014】74はカメラ操作部であり、例えばカメラ
のレリーズボタンや、カメラの撮影モードを決定するた
めの操作を行う部分である。ここでの操作情報は、上記
カメラ機能制御部71に送られる。
【0015】上記した構成において、撮影者によりカメ
ラ操作部74が操作されると、その操作内容に応じてカ
メラ機能制御部71は関係する各機能の制御部に対し動
作指示を行う。この際、各機能の動作を撮影者の指示に
応じて並行して動作させても支障ない場合もあるが、並
行動作ができない場合や、並行動作を行うと機能上問題
がある場合や、十分に機能の性能を発揮できない場合が
考えられる。
【0016】例えば、ストロボ発光のための充電動作中
はカメラ内の電圧状態が不安定になるため、カメラのセ
ンシング動作(焦点検出、ブレ検出等)を控えたほうが
よい場合が考えられる。このような場合、カメラ機能制
御部71は各機能の動作状態に応じて各機能の並行動作
を禁止したり、各機能の動作時間の配分を変更すること
で、各機能の動作を最適に行うことが可能となる。な
お、具体的な動作は後述する。
【0017】図2は、本実施形態におけるカメラの主要
部分の構成図である。ブレ検出制御部101には、第1
のブレ検出センサ11、第2のブレ検出センサ12、第
1のブレ情報サンプリング部13、第2のブレ情報サン
プリング部14、第1のブレ演算部15、第2のブレ演
算部16、像ブレ演算部17、第1のブレ予測演算部1
8、そして第2のブレ予測演算部19が含まれる。ここ
で述べる、「第1」、「第2」とは、撮影光軸方向と垂
直な方向関係にある、例えば撮影画面の縦軸(X軸)、横
軸(Y軸)に対応したものである。上記第1及び第2の
ブレ検出センサ11,12としては公知の振動ジャイロ
(角速度センサ)等が考えられる。上記第1、及び第2
のブレ情報サンプリング部13,14としては、ワンチ
ップマイコン(CPU)のAD入力ポートや、汎用のA
Dコンバータ等が考えられる。
【0018】上記第1、及び第2のブレ演算部15,1
6は、サンプリングしたブレ状態データに対し、ブレと
は関係のないノイズ成分(DC成分、高周波ノイズ)除
去のためのハイパスフィルタ、ローパスフィルタ等のフ
ィルタ演算等を行うものである。2つの演算部15,1
6の出力は、像ブレ演算部17、第1のブレ予測演算部
18、第2のブレ予測演算部19に送られ、後述する処
理が行われる。なお、ブレ検出制御部101は、カメラ
全体の制御を行うカメラ制御手段(CPU)103の指
示により、ブレ検出・演算動作を行うようになってい
る。
【0019】像ブレ演算部17は、上記2つの演算部1
5、16からのブレ状態データ、焦点距離情報検出セン
サ60からの焦点距離情報、露光時間演算部33からの
露光時間情報を基に、現在の像ブレ量を演算するもので
ある。演算結果はカメラ制御手段(CPU)103に送
られ、更に例えばファインダ内に設けられている告知手
段105内の状態表示装置108により現在のブレレベ
ル状態が告知(表示)される。なお、告知手段105
は、上述したブレレベル情報の他、露光秒時や絞り値等
の撮影情報の告知も行う。
【0020】第1のブレ予測演算部18、第2のブレ予
測演算部19は、上記2つの演算部15、16の出力か
らブレ状態予測を所定の演算により行う。ここで述べる
「第1」、「第2」とは、撮影光軸方向と垂直な方向関
係にある、例えば撮影画面の縦軸(X軸)、横軸(Y軸)
に対応したものである。2つの上記予測演算部18,1
9は、図2中不図示の過去のブレ情報を記憶するブレ情
報の記憶部がそれぞれ含まれている。記憶された過去の
ブレ情報は、ブレ予測の演算で使用する。2つの上記ブ
レ予測演算部18,19では、記憶してある現在/過去
のブレ情報から少し先のブレ状態を演算により予測する
ものである。具体的には特開平5−204012号公報
に開示されているが、簡単に述べると、以下のような式
を用いて予測演算が行われる。
【0021】BLx(t+m)=Ka * BLx(t)+Kb * BLx(t−1
0)+Kc * BLx(t−20) ここで、BLx(t+m)は現在よりm[mSEC]先
の像面X軸方向のブレ状態値、BLx(t)は現在の像
面X軸方向のブレ状態値、BLx(t−10)は現在よ
り10[mSEC]前の像面X軸方向のブレ状態値、B
Lx(t−20)は現在より20[mSEC]前の像面
X軸方向のブレ状態値である。また、Ka,Kb,Kc
は予測演算の為の係数である。この演算により、現在と
それ以前の2点のブレ情報から少し先のブレ状態を予測
できる。式、係数自体は撮影画面のX軸対応分、Y軸対
応分も共通である。予測演算の結果は、露光開始判定手
段102に送られる。
【0022】露光開始判定手段102に含まれる露光開
始判定部20は、上記第1のブレ予測演算部18及び第
2のブレ予測演算部19の出力から、即ち手ブレ状態の
予測結果から、所定のアルゴリズムに基づいてブレ状態
が大きいか小さいかを判定し、ブレが小さい状態の時に
露光開始許可信号をカメラ制御手段(CPU)103に
対し出力するものである。
【0023】露光開始判定手段102には、前記カメラ
制御手段(CPU)103の指示を受けて、露光開始判
定部20における判定動作の制御、判定動作方法の変更
を行う部分も含まれる。具体的には、露光開始判定方法
変更部21に加えて、更に判定パラメータ設定部22、
発生遅延時間計時部23、遅延限界時間設定部24から
構成されている。判定パラメータ設定部22は、上記露
光開始判定部20での判定パラメータが設定されている
部分である。ここで設定されるパラメータは、例えばカ
メラの撮影画面X,Y2軸方向のブレ状態が所定時間内
に共にゼロレベルになったか否かの判定許可時間の情報
が設定されている。判定許可時間が大きく設定されてい
れば、露光開始許可発生の頻度が高くなり、小さければ
低くなる。
【0024】露光開始判定部20での露光開始判定は、
ブレが小さくなる時点で露光開始を許可するのが基本的
な考えであるが、ブレが小さくならない場合は露光開始
ができないことになる。このままでは、いつまでたって
も露光開始できず、撮影者はカメラが誤動作したものと
勘違いする恐れがある。よって、所定の時間が経過した
らブレ状態に関係なく露光開始タイミングの制御を停止
することが一般的である。また、上述した所定の時間に
達していなくても露光開始の許可がしやすいように、言
い替えれば遅延時間(レリーズタイムラグ)が短くなる
ように制御をすることが考えられる。具体的には、露光
開始タイミング制御を開始した時点からの時間に応じ
て、上記判定パラメータ設定部22に設定してある判定
のパラメータを変更するものである。
【0025】上記発生遅延時間計時部23は、露光開始
判定を行っている時間、即ち発生遅延時間を計時するも
のである。上記遅延限界時間設定部24は、上述した露
光開始判定を終了する所定の時間情報を設定するもので
ある。これらにより、露光開始判定を行っている時間が
所定時間経過した際は、上記第1のブレ予測演算部1
8、第2のブレ予測演算部19の出力、即ちブレの予測
結果に関係なく露光開始判定を停止し、露光開始(許
可)をカメラ制御手段(CPU)103に対し行う。
【0026】上記したように、カメラ制御手段(CP
U)103は、カメラ全体の制御を行うものであるが、
この中には前述したカメラ機能制御部71、及び時間計
時部72が含まれている。
【0027】31は被写体の輝度状態を測定する測光セ
ンサ、32はカメラ内に装填されたフィルムの感度を検
出するフィルム感度検出装置であり、これらの検出結果
を基に露光時間演算部33で適正露光時間が算出され
る。この情報は、撮影露光時間決定のための情報として
カメラ制御手段(CPU)103、及び像ブレ量演算の
ため前述した像ブレ演算部17に送られる。
【0028】34はカメラから被写体までの距離を測定
する測距(焦点検出)センサであり、35は測距(焦点
検出)結果を受けて、後述するフォーカシングレンズの
駆動量を算出する測距(焦点検出)演算部である。ここ
での演算結果は、フォーカシングレンズ駆動のため上記
カメラ制御手段(CPU)103に送られる。この測距
(焦点検出)演算部は、前述のAF制御部73に含まれ
る。
【0029】41は露光準備指示装置(1R)であり、
カメラの第1レリーズボタンに相当する。42は露光開
始指示装置(2R)であり、カメラの第2レリーズボタ
ンに相当する。43は撮影モード設定装置であり、カメ
ラに複数存在する撮影モード(露出、ストロボ、等)を
設定するものである。本実施形態における「ブレモー
ド」も、これにより設定される。44はズーム設定装置
であり、撮影光学系の焦点距離の指示を行うものであ
る。これら各手段での設定/指示情報は、各設定動作に
カメラが対応できるよう、上記カメラ制御手段(CP
U)103に送られる。
【0030】76はカメラの電源SWであるPWSW、
そして77は強制巻き戻し動作をカメラに行わせるため
のREW(リワインド)SWである。これら指示/設定
装置、及びSW(スイッチ)は前述のカメラ操作部74
に含まれる。
【0031】45はストロボ制御部であり、ストロボの
発光量や発光タイミングの決定、及び発光のための充電
制御や充電状態のチェックを行うものであり、カメラ制
御手段(CPU)103の指示を受けて動作するもので
ある。46は公知のキセノン管や反射傘等で構成される
ストロボ発光部である。
【0032】51は、シャッタ106を駆動するための
シャッタ駆動装置である。52は、クイックリターンミ
ラー53を駆動するためのミラー駆動装置である。54
は、クイックリターンミラー53の動作状態をモニタす
るためのミラー状態検出装置である。61は、絞り羽根
62を所定の状態にするための絞り駆動装置である。こ
れら各装置、及び部材は、カメラの露光動作の為に使用
されるものであり、露光手段104を構成している。5
5は、カメラに装填されたフィルムの巻上げ/巻戻しを
行うためのフィルム給送装置であり、アクチュエータや
スプール、スプロケットから構成される。
【0033】75は、前記測距(焦点検出)演算部35
での演算結果を受けてピント合わせのためのフォーカシ
ングレンズの駆動量を演算するレンズ駆動量演算部であ
る。このレンズ駆動量演算部75は、前述のAF制御部
73に含まれる。56は、ピント合わせのためフォーカ
シングレンズ57を駆動するレンズ駆動アクチュエータ
であり、上記測距(焦点検出)演算部35での演算結果
に基づきレンズ駆動を行う。
【0034】58は、変倍レンズ59を駆動するための
変倍レンズ駆動アクチュエータであり、上記ズーム設定
装置44の設定指示に基づき上記変倍レンズ59の駆動
を行う。60は、上記変倍レンズ59の位置状態から現
在の焦点距離状態を検出する焦点距離情報検出センサで
あり、公知のエンコーダで構成される。検出された情報
は、焦点距離状態確認の為に上記カメラ制御手段(CP
U)103、及び前述した像ブレ量演算の為に像ブレ演
算部17に送られる。
【0035】以上の構成を備えたカメラの動作のうち、
「ブレ防止機能」に関係する部分の動作を簡単に説明す
る。
【0036】まず、上記撮影モード設定装置43により
カメラの撮影モードがブレモードに設定される。これに
より、カメラ制御手段103の指示を受け上記ブレ検出
制御部101がONし、ブレ検出動作を開始する。ここ
で、ブレ検出動作以外の他の機能の動作との関係は、図
5及び図6を参照して後述する。
【0037】次に、上記露光準備指示装置(1R)4
1、即ちカメラの第1レリーズ信号が入力されると、A
E,AF,レンズ繰り出し等を行いカメラの撮影準備動
作を行う。これと同じタイミングで発生ブレレベルの告
知を行うために、上記状態表示装置108のブレレベル
の告知が行われる。次に、上記露光開始指示装置(2
R)42、即ちカメラの第2レリーズ信号が入力される
と、露光のための動作が行われる。SLRカメラの場合
を例にすると、上記ミラー駆動装置52は、上記クイッ
クリターンミラー53を駆動し、レンズからの入射光が
撮像面(フィルム)に到達できるようにする。ここで上
記ミラー状態検出装置54は、上記クイックリターンミ
ラー53の動作状態をモニタするための装置である。
【0038】この他、上記絞り羽根62が必要に応じた
絞り値となるよう、上記絞り駆動装置61により駆動さ
れる。上記のミラー、絞りが所定状態になったのを受け
て露光動作するために上記シャッタ駆動装置51により
シャッタ106が駆動(動作)される。所定の露光時間
経過後露光を終了し、上記のミラー、絞りは所定の位置
に駆動され、上記フィルム給送装置55のフィルム巻上
げ動作が行われ一連の露光動作が終了する。
【0039】本実施形態のカメラでは、この時にブレ防
止機能(露光開始判定機能)が動作する。具体的には、
前述のミラー動作完了からブレの検出動作に基づきブレ
状態を監視し、所定のアルゴリズムにてブレが小さくな
ったことを判断し、上記シャッタ106の動作を許可す
るものである。以後、この一連の動作のことを露光開始
タイミング制御とする。
【0040】図3は、本発明のカメラの外観を示した図
である。図3において、201はカメラボディ、202
は撮影レンズ、203はレリーズボタンである。また、
図2で説明した第1のブレ検出センサ11、及び第2の
ブレ検出センサ12は、図3に示すようなカメラ内部の
位置に配置されている。ここで、上記第1のブレ検出セ
ンサ11は図中のX軸と平行なX′軸に沿って配置さ
れ、像面Y軸方向の回転ブレ角速度(ωX)を検出す
る。また、上記第2のブレ検出センサ12は図中のY軸
と平行なY′軸に沿って配置され、像面X軸方向の回転
ブレ角速度(ωY)を検出する。
【0041】図4は、本実施形態におけるカメラのファ
インダ内に設けられている、図2で説明した状態表示装
置108の例を示した図である。図4において、204
はファインダ視野枠、205は測距枠である。ファイン
ダ視野枠204の下部に、状態表示装置108が設けら
れている。上記状態表示装置108は、露光時間、絞り
値、ストロボ発光の有無等を告知する撮影情報告知部2
06、合焦/非合焦状態を告知する合焦告知部207、
撮影モード設定装置43によりブレモードが設定されて
いるか否かを告知するブレモード告知部208、そし
て、図2における像ブレ演算部17での像ブレ量算出結
果に基づき、像ブレ状態のレベル告知を行うブレレベル
告知部209から構成されている。
【0042】なお、上述したブレレベル告知部109
は、図4の(a),(b),(c)に示すように、例え
ば3段階表示可能なものが考えられ、ブレが小さい場合
(例えば、フィルム面上で50μm以下)は(a)、中
間の場合(フィルム面上で50〜100μm)は
(b)、ブレが大きい場合(フィルム面上で100μm
以上)は(c)の様な形態での点灯告知が行われる。そ
の時の像ブレレベル状況に応じ、告知形態は変化する。
【0043】図5は本実施形態におけるカメラの動作概
要フローである。まずステップS01では、カメラのイ
ニシャライズ(初期化)を行う。ステップS02では、
1RON前のカメラ動作処理を行う。これは、露光準備
指示手段41のON操作(1RON)の前に、カメラの
撮影モードの設定、ズーム操作等に対応する処理、及び
AF関連動作、ストロボ関連動作、ブレ検出動作を行う
ものである。詳しくは、図6を参照して後述する。
【0044】ステップS12では、1R(露光準備指示
装置41)操作の有無を判断する。1RONでなければ
ステップS02に戻る。ステップS13では、測光セン
サ31により測光動作、及び露光時間演算部33による
露光時間演算(AE)を行う。ステップS14では測距
(焦点検出)センサ34により測距(焦点検出)動作、
及び測距(焦点検出)演算部35による演算(AF)を
行う。
【0045】ステップS15では、レンズ駆動アクチュ
エータ56によりフォーカシングレンズ57の駆動(L
D)を行う。ステップS16では、ステップS15での
LDがOKか否かの判断を行う。NGの場合は、ステッ
プS18以降で1ROFFの判断を行う。ステップS1
7では、LD動作OKを受けて合焦告知を行う。これ
は、図4中の合焦告知部207により行われる。その後
ステップS21に進む。
【0046】ステップS16にてLDがNGの場合は、
ステップS18にて非合焦告知を行う。これは、図4中
の合焦告知部107により行われる。ステップS19で
は、1R(露光準備指示装置41)操作の有無を判断す
る。1ROFFでなければOFFになるまでステップS
19の判断を繰り出す。ステップS20では、1ROF
Fを受けて、ステップS18での非合焦告知をOFFす
る。ステップS21では、ブレモードであるか否かの判
断を行う。ブレモードでない場合は、ステップS23に
進む。
【0047】またブレモードの場合にはステップS22
に進む。ステップS22では、ブレ告知処理を行う。こ
れは検出したブレ情報、焦点距離情報、露光時間情報を
基に、現在の像ブレ状態のレベル告知を行うものであ
る。詳しくは図9を用いて後述する。
【0048】ステップS23では、2R(露光開始指示
装置42)ONの判断を行う。ONの場合はステップS
28に進み、OFFの場合は、ステップS24に進む。
【0049】ステップS24では、1R(露光準備指示
装置41)操作の有無を判断する。1ROFFであれ
ば、ステップS25にて合焦/非合焦状態の告知や像ブ
レ状態のレベル告知をOFFし、その後ステップS02
に戻る。ステップS26では、ブレモードであるか否か
の判断を行う。ブレモードでない場合は、ステップS2
1に戻る。ステップS27では、ステップS22での
“ブレ告知処理”内でスタートしたブレ検出を一定周期
で行うためのサンプリングタイマが時計計時し、所定時
間経過したか否かの判断を行う。経過していない場合
は、ステップS27での判断を繰り返し、経過した場合
はステップS21に戻る。
【0050】また、ステップS23でONの場合はステ
ップS28に進む。ステップS28では、2RON操作
を受けて、合焦/非合焦状態の告知や像ブレ状態のレベ
ル告知をOFFする。ステップS29では、ミラー駆動
装置52によるクイックリターンミラー53のミラーア
ップ駆動、及び絞り駆動装置61による絞り羽根62の
駆動を行う。上記したことはSLRカメラの動作例だ
が、LSカメラの場合はレンズ駆動アクチュエータ56
によるフォーカシングレンズ57の駆動が行われること
になる。
【0051】ステップS30では、ステップS29で開
始した駆動動作が完了したか否かの判断を行う。これ
は、例えばミラー状態検出手段54の出力をチェックす
ることで行う。動作完了するまで、ここでの判断を繰り
返す。ステップS31では、ブレモードであるか否かの
判断を行う。ブレモードでない場合は、ステップS33
に進む。また、ステップS31でブレモードの場合には
ステップS32に進む。ステップS32では、ブレ状態
に基づく露光開始判定動作を行う。詳しくは図10を用
いて後述する。
【0052】ステップS33では、シャッタ106によ
る露光動作を行う。
【0053】ステップS34では、ミラー駆動装置52
によるクイックリターンミラー53のミラーダウン駆
動、絞り駆動装置61による絞り羽根62の絞り開放駆
動、及びフィルム給送装置55によるフイルム巻上げ駆
動を行う。上記したことはSLRカメラの場合だが、L
Sカメラの場合は、レンズ駆動アクチュエータ56によ
るフォーカシングレンズ57の初期位置への復帰動作が
行われる。
【0054】ステップS35では、ステップS34で開
始した各駆動動作が完了したか否かの判断を行う。動作
完了するまで、ここでの判断を繰り返す。
【0055】ステップS36では、1R(露光準備指示
装置41)操作の有無を判断する。1ROFFであれ
ば、ステップS02に戻る。ONであればOFFになる
までここでの判断を繰り返す。
【0056】図6、図7、図8は、カメラの第1レリー
ズ操作(1R)前の処理を行う部分のフロー図である。
【0057】ステップS101では、カメラのチェック
冶具からの通信要求があるか否かの判断を行う。これ
は、本文中不図示のカメラ内に設けられている通信接点
を介して外部(チェック冶具)と接続し、カメラ内の電
気的調整を行うものである。通信要求がある場合は、ス
テップS102にてチェック冶具通信要求を処理し、な
い場合はステップS103に進む。
【0058】ステップS103では、カメラのキー操作
(例えばレリーズボタンや撮影モードボタン等)があっ
たか否かの判断を行う。操作があった場合は、ステップ
S104で操作部材の操作が行われたことを受けて、カ
メラのスタンバイ状態(全機能停止)に移行するか否か
の目安になるスタンバイタイマの初期化・再スタートを
行う。その後、ステップS111に進む。
【0059】一方、ステップS103にてカメラのキー
操作がない場合は、ステップS105に進み前述したス
タンバイタイマで計時している時間が所定時間経過した
か否かの判断を行う。経過した場合はステップS106
に進み、経過していない場合は、ステップS111に進
む。
【0060】ステップS106では、スタンバイ状態移
行に先だち、スタンバイ状態からの復帰を許可するため
カメラ制御手段103の割り込み設定を行う。
【0061】ステップS107では、カメラをスタンバ
イ状態に移行する。ステップS108では、スタンバイ
状態から復帰するためのカメラ操作(キー操作)が発生
したか否かの判断を行う。発生していない場合は、発生
するまでステップS108を繰り返す。ここでのカメラ
操作は、カメラの電源SWをはじめとして撮影モード設
定手段43、ズーム設定手段44等の操作部材の操作を
含む。カメラ操作が発生した際は、ステップS109に
てカメラのスタンバイ状態を解除して通常動作状態とす
る。ステップS110では、ステップS106で設定し
た割り込み設定を解除する。その後、ステップS101
に進む。
【0062】ステップS111では、カメラの電源スイ
ッチ(PWSW)がOFFであるか否かの判断を行う。
ONの場合はステップS113に進み、OFFの場合は
ステップS112にて、マイコン内のメモリ/フラグ等
を所定の状態に設定し、その後ステップS101に戻
る。通常、電源SWをOFFした場合はステップS10
7へ進みスタンバイ状態に移行することになる。
【0063】ステップS113では撮影者によりフィル
ム巻き戻し指示(REWSW操作)があったか否か、も
しくは前駒の撮影が終了してフィルム巻き戻し要求が発
生したか否かを判断する。巻き戻し指示/要求があった
場合はステップS114、及びステップS115で巻き
戻し動作/巻き戻し完了判断を行った後にステップS1
16に進み、ない場合はそのままステップS116に進
む。
【0064】ステップS116では、ストロボ充電指示
があったか否かを判断する。ここでは、撮影モード設定
装置43の操作により撮影時ストロボ発光指示のための
充電指示があった場合や、後述する測光動作の測光結果
により撮影時ストロボ発光のための充電要求があった場
合を判断する。充電指示/要求がある場合はステップS
117に進み、ない場合はステップS122に進む。
【0065】ステップS117では、ストロボ充電状態
のチェックを行う。これはストロボ制御部45が行う。
例えば、充電コンデンサの印加電圧状態をチェックする
等の方法で行う。ステップS118では、ステップS1
17での充電状態チェックを受けて、充電状態がNG
(充電未完了)であるか否かの判断を行う。充電完了
(OK)の場合は、ステップS121に進み充電動作を
停止し、ステップS122にてその旨のフラグ:F_S
TCHGを“1”に設定する。これは、ストロボ充電中
ではない状態を意味するものである。NG(充電未完
了)の場合はステップS119に進み充電を行い(継続
し)、ステップS120でその旨のフラグ:F_STC
HGを“0”に設定する。これは、ストロボ充電状態で
あることを意味するものである。
【0066】ステップS123では、第1レリーズ操作
がされていないか否かの判断を行う。操作されている場
合は、図6のサブルーチンを抜けて前述の図5のところ
に戻る。
【0067】ステップS124では、測光センサ31に
よる被写体輝度の測光動作を行う。
【0068】ステップS125では、フイルム感度検出
手段32によるフイルム感度情報の検出を行う。
【0069】ステップS126では、ステップS124
での測光結果、及びステップS125でのフイルム感度
検出装置32でのフィルム感度検出結果を受けて、露光
時間の演算が行われる。
【0070】ステップS127ではフラグ:F_STC
HGが“1”か否かを判断する。これは、ノイズの関係
でストロボ充電中は後述するAFセンサでのセンシング
動作を行わないためである。フラグ状態が“0”(充電
中)の場合はステップS133に進み、フラグが
“1”、即ち充電中でない場合はステップS128に進
む。
【0071】ステップS128では、AF積分中である
か否かを判断する。積分中でない場合はステップS13
2にて積分動作を開始し、その後ステップS133に進
む。積分動作完了(所定積分時間経過)は、通常CPU
での割り込み処理により行なわれ、これにより積分動作
を完了させる。ここでステップS132に進むのは、カ
メラの電源SW:ON直後や、1駒撮影終了後などであ
る。
【0072】ステップS129では、AF積分が完了し
たか否かの判断を行う。完了していない場合は、ステッ
プS133に進む。完了した場合はステップS130に
て、AF演算(測距/焦点検出演算)、及びレンズ繰り
出し量演算(LD演算)が行われる。ここでAF演算、
及びレンズ繰り出し量演算を行うのは、撮影者が第1レ
リーズ操作(ON)を行った場合に瞬時にカメラを合焦
状態に移行させるためである。
【0073】ステップS131では、AF演算、及びレ
ンズ繰り出し量演算が終了したのを受けて、次の積分動
作をスタートさせる。なお、積分動作の完了は前述した
通りCPUでの割り込み処理により行われる。
【0074】図7に進んで、ステップS133では、カ
メラの撮影モードとしてのブレモードの操作(ON→O
FF,OFF→ON)があったか否かの判断を行う。モ
ード操作がない場合はステップS139に進み、現在ブ
レモードであるか否かの判断を行う。ブレモードである
場合は、ステップS141に進み、そうでない場合は後
述するステップS158に進む。
【0075】ステップS141では、ステップS139
での判断後にブレ検出系の初期化動作が終了しているか
否かを判断する。終了している場合は後述するステップ
S147に進み、そうでない場合はステップS136に
進む。
【0076】一方、ステップS133でモード操作があ
った場合にはステップS134に進む。ステップS13
4では、ステップS133で判断されたモード操作がモ
ードOFFからON操作であるか否かを判断する。ここ
でモードOFFからONの場合はステップS135に進
む。一方、モードONからOFFの場合は、ステップS
140にてブレ検出制御部101におけるブレ検出系の
動作を停止し、ステップS158に進む。
【0077】ステップS135ではフラグ:F_STC
HGが“0”か否かの判断を行う。ここで“0”の場合
はストロボ充電中であるため、ノイズの関係からブレ検
出動作を行うのは好ましくない。そこでステップS15
8に進む。一方フラグが“1”の場合はストロボ充電中
でないため、ステップS136に進む。
【0078】ステップS136では、ブレ検出系の起動
を開始して検出系の初期化を行う。検出系の初期化と
は、継続したブレ検出動作を行うにあたり、手ブレ以外
の不要周波数成分除去のための定数初期設定などを行う
ものである。
【0079】ステップS137では、フラグ:F_BL
INIを“0”に設定する。これは、ブレ検出系の初期
化後で所定の一定時間を経過していないことを意味する
ものである。ステップS138では、検出系初期化後の
経過時間を計時するためのタイマをスタートする。
【0080】ステップS143では、フラグ:F_BL
INIが“0”か否かの判断を行う。ここで“1”の場
合はステップS147に進む。
【0081】ステップS144では、前述のステップS
138でスタートしたタイマが所定時間経過したか否か
の判断を行う。経過していない場合はステップS147
に進む。
【0082】ステップS145では、所定時間経過した
のを受けてステップS138でスタートしたタイマ動作
を停止する。ステップS146では、ブレ検出系初期化
から所定の一定時間を経過したか否かを示すフラグ:F
_BLINIを“1”に設定する。ここで、“1”は所
定の一定時間を経過したことを意味するものである。
【0083】図8に進んで、ステップS147では、フ
ラグ:F_BLINIが“0”であるか否かの判断を行
う。“0”の場合はステップS149にて時間“A”を
設定し、“1”の場合はステップS150にて時間
“B”を設定しステップS151に進む。ここで、時間
“A”と時間“B”の関係であるが、ブレ検出系初期化
後の経過時間が短い場合は(時間A)は、経過時間が長
い場合(時間B)よりも長く設定してある。これは、後
述するステップS151〜ステップS154の一連のブ
レ検出処理動作を長い時間継続して行わせるようにする
ためであり、これによりブレ検出系起動直後の不安定な
ブレ検出動作を早期に安定化できるようにしている。
【0084】ステップS151では、像面X軸方向対応
のブレ情報サンプリングを行う。これは、第2のブレ検
出センサ12の出力を第2のブレ情報サンプリング部1
4でサンプリングする事で行う。ステップS152で
は、像面X軸方向対応のブレ演算処理(ブレとは関係な
い不要周波数成分の除去)を行う。これは、第2のブレ
演算部16により行われる。ステップS153では、像
面Y軸方向対応のブレ情報サンプリングを行う。これ
は、第1のブレ検出センサ11の出力を第1のブレ情報
サンプリング部13でサンプリングする事で行う。
【0085】ステップS154では、像面Y軸方向対応
のブレ演算処理(ブレとは関係ない不要周波数成分の除
去)を行う。これは、第1のブレ演算部15により行わ
れる。
【0086】ステップS155では、ステップS149
もしくはステップS150で設定された時間情報を読み
出す。ステップS156では、ステップS155で読み
出した時間情報が時間経過したか否かの判断を行う。経
過した場合はステップS157に進み、経過していない
場合はステップS151に戻る。
【0087】ステップS157では、ブレ告知処理を実
行する。この部分の詳細は図9を参照して後述する。
【0088】図7に戻って、ステップS158では、ズ
ーム設定装置44によるズーム設定操作のチェックを行
う。ステップS159では、ズーム設定操作があったか
否かの判断を行う。あった場合はステップS160に進
み、ない場合はステップS101に進む。
【0089】ステップS160では、ズーム設定動作が
Tele(望遠)操作か否かの判断を行う。Tele操
作の場合は、ステップS161にてズームのTele動
作を行い、Wide操作の場合は、ステップS162に
てズームのWide動作を行う。これらは、変倍レンズ
駆動アクチュエータ58、変倍レンズ59により行わ
れ、焦点距離状態は焦点距離情報検出センサ60により
検出される。
【0090】以上、1R前処理部分の動作例について述
べたが、いつ露光準備指示装置41(1R)の操作が行
われても各機能が対応できるよう、AE/AF機能のセ
ンシング、ブレ検出動作(モード設定時のみ)が行われ
ている。
【0091】図9は、本実施形態におけるブレ告知処理
を行う部分のフロー図である。ステップS201では、
ブレ検出周期タイマをスタートする。これは一定周期で
ブレ情報をサンプリング出来るようにするためである。
ここで、「一定周期」としての時間は例えば2mSEC
が考えられる。なお、ここでスタートしたタイマのチェ
ックは、図5のステップS27にて行われる。
【0092】ステップS202では、像面X軸方向対応
のブレ情報サンプリングを行う。これは、第2のブレ検
出センサ12の出力を第2のブレ情報サンプリング部1
4でサンプリングすることで行う。ステップS203で
は、像面X軸方向対応のブレ演算処理(ブレとは関係な
い不要周波数成分の除去)を行う。これは、第2のブレ
演算部16により行われる。
【0093】ステップS204では、像面Y軸方向対応
のブレ情報サンプリングを行う。これは、第1のブレ検
出センサ11の出力を第1のブレ情報サンプリング部1
3でサンプリングすることで行う。ステップS205で
は、像面Y軸方向対応のブレ演算処理(ブレとは関係な
い不要周波数成分の除去)を行う。これは、第1のブレ
演算部15により行われる。
【0094】ステップS206では、像ブレレベルの告
知変更周期が経過したか否かの判断が行われる。経過し
た場合はステップS207に、そうでない場合はRET
URNに進む。ここで、告知変更周期を判断している理
由は、ブレ状態に応じたレベル告知をリアルタイムで行
うと、告知(表示)のちらつきが気になり、撮影者にと
ってファインダ像観察の邪魔になりかねないためであ
る。告知変更周期としては、例えば100mSECが考
えられる。つまり、100mSECに1回だけブレレベ
ルの告知変更が行われることになる。なお、ここで時間
をチェックするためのタイマをスタートするタイミング
としては後述するステップS211や、図5中のステッ
プS17の直後(ただしブレモードの場合のみ)が挙げ
られる。
【0095】ステップS207では、像ブレ量演算のた
め露光時間演算部33での露光時間情報、焦点距離情報
検出センサ60での焦点距離情報の読み出しを行う。
【0096】ステップS208では、像ブレ量の演算を
行う。像ブレ量は、おおよそブレ(角速度)情報:ω
X,ωY[DEG/SEC]、焦点距離情報:f
[m]、露光時間情報:Texp[SEC]の積で算出
される。なお演算方法として、像面X,Y軸についてそ
れぞれ像ブレ量を算出し、各結果をベクトルの形で最終
的に像ブレ量として算出する方法があるが、これ以外の
方法でも構わない。以下に演算式の一例を示す。
【0097】 BX[m]=ωY[DEG/SEC]×f[m]×Texp[SEC] BY[m]=ωX[DEG/SEC]×f[m]×Texp[SEC] BZ[m]=SQRT(BX×BX+BY×BY) ステップS209では、ステップS208で算出された
像ブレ情報と予め定めておいた所定値との比較を行う。
そして、比較の結果に応じ現在の像ブレ状態のレベル分
け(判定)を行う。ステップS210では、ステップS
209での判定結果を受けて像ブレ情報のレベル告知を
行う。具体的には、図4のところで説明したような方法
が考えられる。
【0098】ステップS211では、ブレ告知更新周期
タイマをリセット・再スタートする。これにより、一定
周期毎のブレレベル告知動作を行う。
【0099】図10は、本実施形態における露光開始判
定部分のフローである。ステップS301では、これ以
降露光開始判定で使用するRAM(カウンタ)/フラグ
類のクリア(初期設定)を行う。すなわち、ブレ予測演
算用データ蓄積カウンタB_COUNTA=0、発生遅延時間カ
ウンタB_COUNTB=0、X方向ブレ状態フラグF_XFALG=
0(0:ブレ有り、1:ブレ小(ゼロ))、Y方向ブレ
状態フラグF_YFAG=0(0:ブレ有り、1:ブレ小(ゼ
ロ))、先幕走行開始許可フラグF_GOFLAG=0(0:許
可なし、1:許可する)とする。
【0100】ステップS302では、ブレ検出周期タイ
マをスタートする。これは一定周期でブレ情報をサンプ
リング出来るようにするためである。ステップS303
では、像面X軸方向対応のブレ情報サンプリングを行
う。これは、第2のブレ検出センサ12の出力を第2の
ブレ情報サンプリング部14でサンプリングすることで
行う。
【0101】ステップS304では、像面Y軸方向対応
のブレ情報サンプリングを行う。これは、第1のブレ検
出センサ11の出力を第1のブレ情報サンプリング部1
3でサンプリングすることで行う。ステップS305で
は、像面X軸方向対応のブレ演算処理を行う。これは、
第2のブレ演算部16で行う。
【0102】ステップS306では、像面Y軸方向対応
のブレ演算処理を行う。これは、第1のブレ演算部15
で行う。ステップS307では、像面X軸方向対応のブ
レ情報記憶を行う。これは、第2のブレ予測演算部19
の中で行う。ステップS308では、像面Y軸方向対応
のブレ情報記憶を行う。これは、第1のブレ予測演算部
18の中で行う。
【0103】ステップS309では、カウンタB_CO
UTNAの内容をインクリメントする。ステップS31
0では、上記カウンタの内容が所定値以上か否かを判断
する。即ち、第2のブレ予測演算部19、及び第1のブ
レ予測演算部18内に、所定数(時間)以上のブレ情報
が記憶されているか否かを判断する。所定値以上の場合
は、ステップS311に進む。そうでない場合は、後述
するステップS315に進む。
【0104】ステップS311では、像面X軸方向対応
のブレ予測演算を行う。これは第2のブレ予測演算部1
9で行われる。ステップS312では、像面Y軸方向対
応のブレ予測演算理を行う。これは、第1のブレ予測演
算部18で行われる。
【0105】ステップS313では、ゼロクロス判断処
理が行われる。詳しくは、図11、図12を用いて後述
する。この処理は露光開始判定部20で行われ、ここで
露光開始すべきであると判定された場合には、フラグF
_GOFLAGが“1”となる。
【0106】ステップS314では、フラグF_GOF
LAGが“1”か否かを判断する。“1”の場合は露光
開始するのでRETURNに進み、“1”でない場合は
ステップS315に進む。ステップS315では、カウ
ンタB_COUNTBの内容をインクリメントする。ス
テップS302から後述するステップS321までの処
理周期が一定時間であるとすると、発生遅延時間計時手
段23で時間計時しているのと同じことになる。
【0107】ステップS316では、カウンタB_CO
UNTBの内容が150以上か否かを判断する。これ
は、ステップS302から後述するステップS321ま
での一連の処理周期が2mSEC毎であるとすれば、露
光開始判定動作をスタートしてから300mSEC経過
したか否かを判断する事になる。ここでの時間に対応し
た情報は、遅延限界時間設定部24に設定されているも
のである。ここで、経過した(遅延限界がきた、露光開
始判定動作を終了すべき)と判断したら、RETURN
に進み露光を行う。経過していない場合はステップS3
18に進む。なお、本実施形態では、「150」という
値にしたが、この値(時間)に限定されるわけではな
く、他の値(時間)でもよい。
【0108】ステップS318では、カウンタB_CO
UNTBの内容が75以上か否かを判断する。これは、
ステップS302から後述するステップS321までの
一連の処理周期が2mSEC毎であるとすれば、露光開
始判定動作をスタートしてから150mSEC経過した
か否かを判断する事になる。ここで当該時間が経過して
いない場合は、後述するステップS321に進み、そう
でない場合はステップS319に進む。なお、本実施形
態では、「75」という値にしたが、この値(時間)に
限定されるわけではなく、他の値(時間)でもよい。
【0109】ステップS319では、B_COUNTB
の内容が75か否かを判断する。75の場合は、後述す
るステップS320に進み、そうでない場合はステップ
S321に進む。ここでこの判断を入れているのは、後
述するステップS320での露光開始判定許可時間の変
更を、1度だけ行うためである。
【0110】ステップS320では露光開始判定許可時
間の変更を行う。これは、判定パラメータ設定部22に
設定してある判定許可時間情報を変更(ここでは大き
く)するものである。これにより、露光開始タイミング
制御によりブレ軽減を行いつつも、露光開始許可を行い
易くし、結果として発生遅延時間が少しでも短くなるこ
とを想定している。
【0111】ステップS321では、ステップS302
でスタートしたブレ検出周期タイマが所定時間経過した
か否かを判断する。経過したらステップS302に戻
り、これまで図10で述べてきた一連の処理を繰り返し
行う。ここでのタイマ時間は例えば2mSECとか1m
SECが考えられる。
【0112】図11は、ゼロクロス判断のフロー図であ
る。ゼロクロス判断とは、像面X,Y軸対応のどちらか
一方のブレ情報がゼロレベル状態(速度=0)をクロス
(交差)してから、残りの一方が同様にゼロレベル状態
をクロスした場合に、露光開始許可を行うものである。
図11において、まず本フローをSTARTする。
【0113】ステップS401では、予測されたブレ状
態値(X)がゼロレベルをクロスしているか否かを第2
のブレ予測演算部19からの出力に基づいて判断する。
ここでは後述する図12に示される縦軸の±0レベル、
即ちブレ角速度がゼロになったか否かを判断する。クロ
スしていない場合は後述するステップS405に進む。
クロスしている場合はステップS402で、X方向ブレ
状態フラグ:F_XFLAGを“1”に設定する。
【0114】ステップS403では、Y方向のブレ状態
フラグ:F_YFLAGが“0”か否かを判断する。
“0”でない場合、即ち予測されたブレ状態値(Y)が
(後述する露光開始判定許可時間内に)ゼロをクロスし
ている状態であるか否かを判断する。“0”でない場
合、即ちクロスして“1”の場合は、後述するステップ
S414に進む。
【0115】ステップS404では、予測されたブレ状
態値(Y)がゼロレベルをクロスしていないのを受け
て、露光開始判定のためのタイマをリセット/スタート
する。ステップS405では、予測されたブレ状態値
(Y)がゼロレベルをクロスしているか否かを第1のブ
レ予測演算手段18からの出力に基づいて判断する。こ
こでは、図12に示される縦軸の±0レベル、即ちブレ
角速度がゼロになったか否かを判断する。クロスしてい
ない場合は後述するステップS409に進む。
【0116】クロスしている場合はステップS406
で、X方向ブレ状態フラグ:F_YFLAGを“1”に
設定する。ステップS407では、X方向のブレ状態フ
ラグ:F_XFLAGが“0”か否かを判断する。即ち
予測されたブレ状態値(X)が(後述する露光開始判定
許可時間内に)ゼロをクロスしている状態であるか否か
を判断する。“0”でない場合、即ちクロスして“1”
の場合は、後述するステップS414に進む。
【0117】一方、“0”の場合にはステップS408
に進む。ステップS408では、予測されたブレ状態値
(X)がゼロレベルをクロスしていないのを受けて、露
光開始判定のためのタイマをリセット/スタートする。
ステップS409では、判定パラメータ設定部22に設
定してある露光開始判定許可時間情報を読み出す。
【0118】ステップS410では、ステップS40
4、もしくはステップS408でスタートしたタイマの
時間が、読み出された露光開始判定許可時間以上になっ
たか否かの判断を行う。即ち、露光開始判定許可時間内
に予測されたブレ状態値(X),(Y)が共にゼロレベ
ルをクロスできたか否かを判断することになる。ここで
当該時間に到達している場合はRETURNに進む。
【0119】また、露光開始判定許可時間以上になった
場合はブレが大きい状態であると判断して、ステップS
411,ステップS412にてX,Yのブレ方向状態フ
ラグ:F_XFLAG,F_YFLAGを“0”にす
る。これは、ブレがゼロをクロスしていない状態を意味
する。
【0120】ステップS413では、ステップS40
4,ステップS408でスタートしたタイマをストップ
する。これは、ブレが小さい状態から離れているため、
もしくは後述する露光開始判定が終了したためである。
【0121】次に、上記したステップS403でY方向
フラグ:F_YFLAGが“1”だった場合、及びステ
ップS407でX方向フラグF_XFLAGが“1”だ
った場合について説明する。これらの判断がされるとい
うことは、X,Y共に予測されたブレ状態値が露光開始
判定時間内に共にゼロレベルをクロスしていることにな
り、露光開始すべきであると判断する。そこで、ステッ
プS414にて先幕走行開始許可フラグ:F_GOFL
AGを“1”に設定する。これにより、図5のステップ
S32にて露光開始が許可されることになる。その後ス
テップS413に進む。
【0122】図12は、図11で説明したゼロクロス判
断の動作例を波形で示したものであり、像面X軸方向の
ブレ状態値ωX、像面Y軸方向のブレ状態値ωYを同一
面上にプロットしてある。図中、縦軸は、ブレの角速度
[DEG/SEC]、横軸は時間:tである。
【0123】図12において、タイミング:Tの位置で
フラグ:F_GOFLAGを“1”に設定する事にな
る。タイミング:Tの前に、ωX、及びωYがそれぞれ
1回ずつ±0レベルをクロスしているが、時間幅:Δ
t、つまり露光開始判定許可時間内にもう一方が±0レ
ベルをクロスしていないため露光開始許可はされない。
【0124】以上、上記したように、本実施形態では、
一つの制御プロセッサ(CPU)でブレ検出機能制御、
及びカメラ全体の動作機能制御を行う場合において、第
1レリーズ操作処理前におけるカメラ各機能動作状況に
応じてブレ検出動作の処理時間/タイミングを変更して
いる。
【0125】具体的には、ブレ検出機能を動作させる撮
影モードが選択された場合には、検出機能の動作経過に
応じてブレ検出機能動作に割り当てる時間を変更してい
る。これにより、ブレ検出系動作の早期安定化が可能に
なり、他の機能動作との並行動作を効率よく行うことが
できる。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、ブレ検出機能を動作さ
せる撮影モードが選択された場合には、検出機能の動作
経過に応じて、ブレ検出機能動作に割り当てる時間を変
更するようにしたので、ブレ検出動作の早期安定化、及
び他の機能動作との並行動作を効率よく行えるカメラを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の概念図である。
【図2】本実施形態におけるカメラの主要部分の構成図
である。
【図3】本発明のカメラの外観を示した図である。
【図4】本実施形態におけるカメラのファインダ内に設
けられている状態表示装置108の例を示した図であ
る。
【図5】本実施形態におけるカメラの動作概要フローで
ある。
【図6】カメラの第1レリーズ操作前の処理を行う部分
のフロー図である。
【図7】カメラの第1レリーズ操作前の処理を行う部分
のフロー図である。
【図8】カメラの第1レリーズ操作前の処理を行う部分
のフロー図である。
【図9】本実施形態におけるブレ告知処理を行う部分の
フロー図である。
【図10】本実施形態における露光開始判定部分のフロ
ー図である。
【図11】本実施形態におけるゼロクロス判断のフロー
図である。
【図12】図11で説明したゼロクロス判断の動作例を
波形で示した図である。
【符号の説明】
11 第1のブレ検出センサ 12 第2のブレ検出センサ 13 第1のブレ情報サンプリング部 14 第2のブレ情報サンプリング部 15 第1のブレ演算部 16 第2のブレ演算部 17 像ブレ演算部 18 第1のブレ予測演算部 19 第2のブレ予測演算部 20 露光開始判定部 21 露光開始判定方法変更部 22 判定パラメータ設定部 23 発生遅延時間計時部 24 遅延限界時間設定部 31 測光センサ 32 フイルム感度検出装置 33 露光時間演算部 34 測距(焦点検出)センサ 35 測距(焦点検出)演算部 41 露光準備指示装置(1R) 42 露光準備指示装置(2R) 43 撮影モード設定装置 44 ズーム設定装置 45 ストロボ制御部 46 ストロボ発光部 51 シャッタ駆動装置 52 ミラー駆動装置 53 クイックリターンミラー 54 ミラー状態検出装置 55 フィルム給送装置 56 レンズ駆動アクチュエータ 57 フォーカシングレンズ 58 変倍レンズ駆動アクチュエータ 59 変倍レンズ 60 焦点距離情報検出センサ 61 絞り駆動装置 62 絞り羽根 71 カメラ機能制御部 72 時間計時部 73 AF制御部 74 カメラ操作部 75 レンズ駆動量演算部 76 PWSW 77 REWSW 101 ブレ検出制御部 102 露光開始判定手段 103 カメラ制御手段(CPU) 104 露光手段 105 告知手段 106 シャッタ 108 状態表示装置 201 カメラボディ 202 撮影レンズ 203 レリーズボタン 204 ファインダ視野枠 205 測距枠 206 撮影情報告知部 207 合焦告知部 208 ブレモード告知部 209 ブレレベル告知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池上 宏二 東京都渋谷区初台一丁目五三番六号 オリ ンパスシステムズ株式会社内 Fターム(参考) 2H053 AA03 AC00 AC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラのブレ状態を検出/処理する機能
    を制御するブレ検出制御部と、 被写体状態を検出/演算処理する機能を制御する被写体
    状態検出制御部と、 写真撮影のため撮影者が操作するカメラ操作部と、 時間を計時する時間計時部と、 上記カメラ操作部からの指示を受けて、上記時間計時部
    による計時に基づいて、上記各機能を時分割に動作させ
    るカメラ機能制御部と、を具備することを特徴とするカ
    メラ。
  2. 【請求項2】 上記カメラ機能制御部は、上記カメラ操
    作部からの指示を受けて、上記時間計時部の時間計時結
    果に応じて上記ブレ検出制御部の動作タイミングを決定
    することを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 上記ブレ検出制御部は、上記カメラ操作
    部から指示を受けた後、上記時間計時部の時間計時結果
    に応じて時分割動作中の動作時間が決定されることを特
    徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 上記カメラはストロボ発光を行う機能を
    制御するストロボ制御部を有し、 上記ストロボ制御部によりストロボ発光のための充電を
    行っている最中は、上記ブレ検出制御部、及び上記被写
    体状態検出制御部の動作を禁止することを特徴とする請
    求項1記載のカメラ。
JP33841699A 1999-11-29 1999-11-29 カメラ Withdrawn JP2001154227A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010033063A (ja) * 2009-09-14 2010-02-12 Nikon Corp デジタルカメラ
US8830343B2 (en) 2004-02-06 2014-09-09 Nikon Corporation Digital camera

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8830343B2 (en) 2004-02-06 2014-09-09 Nikon Corporation Digital camera
JP2010033063A (ja) * 2009-09-14 2010-02-12 Nikon Corp デジタルカメラ

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