JP2002151078A - 非水電解質二次電池用正極活物質及びその製造法 - Google Patents
非水電解質二次電池用正極活物質及びその製造法Info
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Abstract
維持し、且つ、高温下での充放電サイクル特性が改善さ
れた非水電解質二次電池を得ることができる正極活物質
を提供する。 【解決手段】 コバルト酸リチウム粒子粉末の粒子表面
の一部に酸化チタン及び/又はチタン酸リチウムが被覆
されており、前記酸化チタン及び/又はチタン酸リチウ
ムの被覆量がコバルト酸リチウム粒子粉末中のコバルト
に対しTiとして2.0〜4.0mol%である非水電
解質二次電池用正極活物質は、コバルト酸リチウム粒子
を分散させた水溶液のpHを調整し、次いでチタニウム
塩を添加して、微細な水酸化チタニウムコロイドをコバ
ルト酸リチウム粒子の粒子表面に吸着させた後、ろ過、
水洗、乾燥して水酸化チタニウムコロイドを吸着させた
コバルト酸リチウム粒子粉末を得、次いで、該コバルト
酸リチウム粒子粉末を酸化雰囲気中で熱処理して得られ
る。
Description
放電容量を維持し、且つ、高温下での充放電サイクル特
性が改善された非水電解質二次電池を得ることができる
正極活物質を提供する。
のポータブル化、コードレス化が急速に進んでおり、こ
れらの駆動用電源として小型、軽量で高エネルギー密度
を有する二次電池への要求が高くなっている。このよう
な状況下において、充放電電圧が高く、充放電容量も大
きいという長所を有するリチウムイオン二次電池が注目
されている。
のリチウムイオン二次電池に有用な正極活物質として
は、スピネル型構造のLiMn2O4、岩塩型構造のL
iMnO2、LiCoO2、LiCo1−XNi
XO2、LiNiO2等が一般的に知られており、なか
でもLiCoO2は高い充放電電圧と充放電容量を有す
る点で優れているが、更なる特性改善が求められてい
る。
する装置はその使用に伴って高温になるため、二次電池
として高温下での充放電サイクル特性に優れることが要
求される。また、LiCoO2は高い電圧で作動するこ
とができるが、高電圧のため電解液との反応が起こりや
すく、充放電サイクル特性が低下しやすい。
優れたLiCoO2が要求されている。
性改善のために、コバルト酸リチウム粒子表面をチタン
化合物で被覆する方法(特開平4−329267号公
報、特開平8−102332号公報、特開平2000−
200605号公報等)、コバルト酸リチウム粒子中に
チタンを含有させる方法(特開平6−44974号公報
等)、正極活物質としてコバルト酸リチウム粒子粉末と
リチウムチタン複合酸化物(LiTi2O4)との混合
物を用いる方法(特開平7−288124号公報)が知
られており、また、コバルト酸リチウム粒子表面を、リ
ン、ホウ素、酸化ジルコニウム、酸化サマリウムなどで
被覆する方法(特許第3054829号公報、特許第3
044812号公報、特許第2855877号公報、特
許第3003431号公報等)が知られている。
極活物質は現在最も要求されいるところであるが、未だ
得られていない。
には、コバルト酸リチウム粒子表面をチタンカップリン
グ剤で表面処理した後、熱処理する方法が記載されてい
るが、添加したチタン原子がコバルト酸リチウム粒子の
内部方向に拡散して表面近傍にチタン添加表面層が形成
されるため、電解液との反応を抑制する効果を得ること
ができず、高温下での充放電サイクル特性が十分とは言
い難いものである。また、カップリング剤は高価なため
工業的生産性に優れるとは言い難いものである。
コバルト酸リチウム粒子表面の一部にチタン酸化物など
の低活性酸化物を分散保持させることが記載されている
が、コバルト酸リチウム粒子表面に保持されているチタ
ン酸化物の結合力が弱いので、高温下での充放電サイク
ル特性が十分とは言い難いものである。
にはコバルト酸リチウム粒子表面にチタン粒子及び/又
はチタン化合物粒子を付着させる方法が記載されている
が、コバルト酸リチウム粒子とチタン化合物粒子とを乾
式混合した場合には、チタン化合物粒子の混合が不均一
となり付着するチタン化合物粒子の偏在箇所が発生する
ため、高温下での充放電サイクル特性が十分とは言い難
いものである。
ウムコバルト酸化物とチタン酸化物との混合物を焼成し
てLi1.4(Co0.7Ti0.3)2O4を得る方
法が記載されているが、初期充放電容量が低下し、ま
た、電解液との反応を抑制する効果が得られないため、
高温下での充放電サイクル特性が十分とは言い難いもの
である。
コバルト酸リチウム粒子粉末とリチウムチタン複合酸化
物(LiTi2O4)との混合物を正極活物質として用
いる方法が記載されているが、リチウムチタン酸複合酸
化物を存在させるだけでは、電解液との反応を抑制する
効果が得られないため、高温下での充放電サイクル特性
が向上するとは言い難いものである。
(リン、ホウ素、酸化ジルコニウム、酸化サマリウムな
ど)で被覆した場合には、電解液との反応を抑制するこ
とが困難なため、高温下での充放電サイクル特性が十分
とは言い難いものである。
且つ、高温下での充放電サイクル特性に優れた正極活物
質を得ることを技術的課題とする。
りの本発明によって達成できる。
粉末の粒子表面の一部に酸化チタン及び/又はチタン酸
リチウムが被覆されており、前記酸化チタン及び/又は
チタン酸リチウムの被覆量がコバルト酸リチウム粒子粉
末中のコバルトに対しTiとして2.0〜4.0mol
%であることを特徴とする非水電解質二次電池用正極活
物質である。
を分散させた水溶液のpHを調整し、次いでチタニウム
塩を添加して、微細な水酸化チタニウムコロイドをコバ
ルト酸リチウム粒子の粒子表面に吸着させた後、ろ過、
水洗、乾燥して水酸化チタニウムコロイドを吸着させた
コバルト酸リチウム粒子粉末を得、次いで、該コバルト
酸リチウム粒子粉末を酸化雰囲気中で熱処理することを
特徴とする前記非水電解質二次電池用正極活物質の製造
法である。
〜700℃であることを特徴とする前記非水電解質二次
電池用正極活物質の製造法である。
通りである。
べる。
チウム粒子粉末の粒子表面の一部が酸化チタン及び/又
はチタン酸リチウムで被覆されている。
チタン酸リチウムはコバルト酸リチウム粒子粉末の粒子
表面の一部を被覆しており、酸化チタン及び/又はチタ
ン酸リチウムがコバルト酸リチウム粒子粉末の粒子表面
全体を被覆した場合には、初期放電容量が低下する。酸
化チタン及び/又はチタン酸リチウムの含有量はTi換
算でコバルト酸リチウム粒子粉末のコバルトに対して
2.0〜4.0mol%である。2.0mol%以下の
場合にはサイクル容量維持率向上の効果が小さく、4.
0mol%を超える場合には初期放電容量が著しく低下
する。好ましくは2.1〜3.5mol%、より好まし
くは2.2〜3.0mol%である。
1.0〜10μmが好ましい。平均粒子径が1.0μm
未満の場合には、充填密度の低下や電解液との反応性が
増加するため好ましくない。10μmを超える場合に
は、工業的に生産することが困難となる。
は0.1〜1.5m2/gが好ましい。BET比表面積
値が0.1m2/g未満の場合には、工業的に生産する
ことが困難となる。1.5m2/gを超える場合には充
填密度の低下や電解液との反応性が増加するため好まし
くない。
長が2.81〜2.82Å、c軸長が14.045〜1
4.065Åであることが好ましい。
ついて述べる。
チウム粒子を分散させた水溶液にアルカリ塩を添加し、
次いで、チタニウム塩を添加して微細な水酸化チタニウ
ムコロイドをコバルト酸リチウムの粒子表面に吸着さ
せ、ろ過、水洗、乾燥して水酸化チタニウムコロイドを
吸着させたコバルト酸リチウム粒子粉末を得、次いで、
該コバルト酸リチウム粒子粉末を酸化雰囲気中において
500〜700℃で熱処理することで得られる。
末は、通常の方法で得られるものであって、例えば、リ
チウム化合物とコバルト化合物を混合して加熱処理して
得る固相法や、溶液中でリチウム化合物とコバルト化合
物を反応させてコバルト酸リチウム粒子を得る湿式法の
いずれの方法で得られたものでもよい。
径が1.0〜10μm、BET比表面積値が0.1〜
1.5m2/g、Li/Co比が0.95〜1.05、
格子定数がa軸長2.81〜2.82Å、c軸長14.
045〜14.065Åであることが好ましい。
水酸化カリウム、水酸化リチウム等を用いることができ
る。殊に、水酸化リチウムを用いた場合には、添加量と
水洗度合いを調整することで、リチウムイオンを含有す
る水酸化チタニウムコロイドを得ることができ、熱処理
を経ることでチタン酸リチウム又はチタン酸リチウムと
酸化チタンとの混合物とすることができる。
を添加する。
チタン等を用いることができる。
ウム粒子粉末のコバルトに対して2.0〜4.0mol
%であることが好ましい。
液のpHを10.0〜12.0にすることが好ましい。
水溶液のpHが前記範囲外の場合には微細な水酸化アル
ミニウムコロイドを生成・吸着させることが困難とな
る。
り、好ましくは大気中である。熱処理温度としては、5
00〜700℃であることが好ましい。500℃未満の
場合には水酸化チタニウム水和物が残存し、700℃を
超える場合には、粒子間の焼結が進行したり、チタン原
子がコバルト酸リチウム粒子の内部方向に拡散するため
好ましくない。保持時間は、1〜5時間が好ましい。1
時間より短い場合には分解反応が不十分であり、5時間
より長い場合には生産性とコストの面から好ましくな
い。
造する場合には、常法に従って、導電剤と結着剤とを添
加混合する。導電剤としてはアセチレンブラック、カー
ボンブラック、黒鉛等が好ましく、結着剤としてはポリ
テトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン等が好
ましい。
を製造する場合には、前記正極、負極及び電解質から構
成される。
ウム/アルミニウム合金、リチウム/スズ合金、グラフ
ァイトや黒鉛等を用いることができる。
ンと炭酸ジエチルの組み合わせ以外に、炭酸プロピレ
ン、炭酸ジメチル等のカーボネート類や、ジメトキシエ
タン等のエーテル類の少なくとも1種類を含む有機溶媒
を用いることができる。
リチウム以外に、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸リ
チウム等のリチウム塩の少なくとも1種類を上記溶媒に
溶解して用いることができる。
二次電池は、初期放電容量が140〜150mAh/
g、60℃での50サイクル後の容量維持率が97%以
上であり、過充電試験における充放電容量が低い。
次の通りである。
ついては、粉末X線回折(RIGAKU Cu−Kα
40kV 40mA)を用いた。また、前記粉末X線回
折の各々の回折ピークから格子定数を計算した。
(セイコー電子工業製 SPS4000)を用いた。
って正極、負極及び電解液を調製しコイン型の電池セル
を作製して評価した。
アセチレンブラック及び結着剤のポリフッ化ビニリデン
を重量比で85:10:5となるように精秤し、乳鉢で
十分に混合してからN−メチル−2−ピロリドンに分散
させて正極合剤スラリーを調整した。次に、このスラリ
ーを集電体のアルミニウム箔に150μmの膜厚で塗布
し、150℃で真空乾燥してからφ16mmの円板状に
打ち抜き正極板とした。
mの円板状に打ち抜いて負極を作製した。
チルとの体積比50:50の混合溶液に電解質として六
フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を1モル/リット
ル混合して電解液とした。
雰囲気のグローブボックス中でSUS316製のケース
を用い、上記正極と負極の間にポリプロピレン製のセパ
レータを介し、さらに電解液を注入してCR2032型
のコイン電池を作製した。
二次電池の充放電試験を行った。測定条件としては、6
0℃の温度下で、正極に対する電流密度を0.2mA/
cm2とし、カットオフ電圧が3.0Vから4.25V
の間で充放電を繰り返した。また、過充電試験について
は20℃の温度下で4.95Vまで充電を行った。
のモル比が1:1となるよう所定量の炭酸リチウムと酸
化コバルトを十分に混合し、酸化雰囲気下、900℃で
10時間焼成してコバルト酸リチウム粒子粉末を得た。
平均長軸径が8.0μm、BET比表面積値が0.6m
2/g、格子定数がa軸2.817Å、c軸14.05
7Åであった。
水溶液中に分散させ、水酸化リチウムを投入した。次
に、コバルトに対して2.5mol%のチタニウムを含
有する四塩化チタンを投入して、溶液のpHを12付近
まで調整し、水洗、乾燥工程を経ることで、粒子表面に
リチウムイオンを含む微細な水酸化チタニウムコロイド
が吸着したコバルト酸リチウムを得た。次いで、得られ
た水酸化チタンコロイドが吸着したコバルト酸リチウム
粒子を酸化雰囲気下、500℃で5時間焼成することに
より正極活物質を得た。
0μm、BET比表面積値が0.5m2/g、格子定数
がa軸2.816Å、c軸14.049Å、チタンの含
有量がコバルトに対して2.20mol%であった。チ
タン含有量は添加量に対してほぼ全量が残存しており、
且つ、焼成後の格子定数が被覆処理前と比較して変化し
ないことから、チタンはコバルト酸リチウムの格子中に
ドープされることなく、粒子表面上にチタン酸リチウム
の状態で存在するものと推定できる。また、図1及び2
に示すように、得られた正極活物質は処理前のコバルト
酸リチウム粒子粉末のX線回折の回折パターンと同様で
あることから、酸化チタン及び/又はチタン酸リチウム
は単相で存在することなく、コバルト酸リチウム粒子の
表面に被覆されているものと推定できる。
電池は、初期放電容量が150mAh/g、60℃での
50サイクル後の容量維持率が97%/50cycl
e、過充電試験が250mAh/gであった。
正極活物質は、コバルト酸リチウム粒子表面の一部を酸
化チタン及び/又はチタン酸リチウムで被覆することに
よって、二次電池としての初期放電容量を保持したま
ま、且つ、高温下での充放電サイクル特性に優れるとい
う点である。
ルト酸リチウム粒子表面に直接微細な水酸化チタニウム
コロイドを生成・吸着させて、次いで、酸化雰囲気中で
熱処理することにより、微細な酸化チタン粒子及び/又
はチタン酸リチウム粒子をコバルト酸リチウム粒子の粒
子表面の一部に化学的に結合させている。
タン粒子又はチタン酸リチウム粒子を乾式混合しただけ
の場合には、混合が不均一であったり互いの粒子が単な
る物理吸着にすぎないため本発明の効果は得られない。
また、水酸化チタニウム又はチタン酸リチウムと混合し
た後で熱処理した場合にも、均一な混合状態とならない
ため本発明の効果が得られない。
のは、本来のコバルト酸リチウム粒子が有する初期放電
容量を低下させない範囲で酸化チタン及び/又はチタン
酸リチウムを含有させたことによる。
は、コバルト酸リチウム粒子の粒子表面の一部が酸化チ
タン及び/又はチタン酸リチウムで被覆した正極活物質
を用いることにより、高温時(60℃)又は4.8V以
上の高電位で予想される粒子表面部のCo(IV)と電
解液の反応(酸化分解)が抑制されるためである。
外は前記発明の実施の形態と同様にして正極活物質を製
造し、次いでコイン型電池を製造した。
極活物質の諸特性及びコイン型電池の電池特性を表2に
示す。
た。比較例2及び3では熱処理を行わなかった。比較例
4では熱処理条件を900℃で行った。
コイン電池の電池特性は、初期放電容量が140mAh
/g以上を保持し、60℃での50サイクル後の容量維
持率が97%以上と高いレベルにある。さらに、過充電
試験においても被覆処理前の充電容量と比較するとその
値が減少しており、正極活物質の粒子表面と電解液との
反応抑制が示唆される。
被覆しただけでは、過充電容量に極端な減少が確認され
るものの、同時に初期放電容量も125mAh/g付近
と低く、サイクル容量維持率についても改善効果が見ら
れない。
で、二次電池としての初期放電容量を維持し、且つ、高
温特性が改善された非水電解質二次電池を得ることがで
きる。
酸リチウム粒子粉末のX線回折パターン
回折パターン
Claims (3)
- 【請求項1】 コバルト酸リチウム粒子粉末の粒子表面
の一部に酸化チタン及び/又はチタン酸リチウムが被覆
されており、前記酸化チタン及び/又はチタン酸リチウ
ムの被覆量がコバルト酸リチウム粒子粉末中のコバルト
に対しTiとして2.0〜4.0mol%であることを
特徴とする非水電解質二次電池用正極活物質。 - 【請求項2】 コバルト酸リチウム粒子を分散させた水
溶液のpHを調整し、次いでチタニウム塩を添加して、
微細な水酸化チタニウムコロイドをコバルト酸リチウム
粒子の粒子表面に吸着させた後、ろ過、水洗、乾燥して
水酸化チタニウムコロイドを吸着させたコバルト酸リチ
ウム粒子粉末を得、次いで、該コバルト酸リチウム粒子
粉末を酸化雰囲気中で熱処理することを特徴とする請求
項1記載の非水電解質二次電池用正極活物質の製造法。 - 【請求項3】 熱処理の温度が500℃〜700℃であ
ることを特徴とする請求項2記載の非水電解質二次電池
用正極活物質の製造法。
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JP2000347083A JP4973826B2 (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 非水電解質二次電池用正極活物質の製造法、非水電解質二次電池 |
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