JP2002148679A - カメラ用フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

カメラ用フォーカルプレンシャッタ

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JP2002148679A
JP2002148679A JP2000349333A JP2000349333A JP2002148679A JP 2002148679 A JP2002148679 A JP 2002148679A JP 2000349333 A JP2000349333 A JP 2000349333A JP 2000349333 A JP2000349333 A JP 2000349333A JP 2002148679 A JP2002148679 A JP 2002148679A
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shutter base
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blades
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真人 清田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機能・性能の異なるシャッタに用いることの可
能なシャッタ地板を備えたカメラ用フォーカルプレンシ
ャッタを提供すること。 【解決手段】シャッタ地板1には、先羽根用駆動部材3
4,後羽根用駆動部材35,セット部材40,補助セッ
ト部材38などの回転部材の取付けに必要な孔1q,1
r,1h,1dが形成されている。そして、それらの孔
1q,1r,1h,1dは、各駆動部材34,35の場
合のように、金属製の軸34a,35aを軸受けするた
めのスリーブ36,37を圧入するようにすることも、
各セット部材40,38の場合のように、合成樹脂製の
回転部材を回転可能に嵌合させるための金属製の軸を挿
入し、シャッタ地板1にかしめるようにすることも、各
回転部材に合成樹脂材料で一体成形した軸部を、回転可
能に嵌合させるようにすることも可能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムを使用す
るカメラにもデジタルカメラにも用いることのできるカ
メラ用のフォーカルプレンシャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のフォーカルプレンシャッタは、シ
ャッタ羽根を二つ(先羽根(群)と後羽根(群))備え
ていて、それらを、シャッタ地板,中間板,補助地板と
称されている3枚の板部材で構成された二つの羽根室に
別々に配置している。また、デジタルカメラ用のフォー
カルプレンシャッタの中には、シャッタ羽根を一つしか
備えていないものがあるが、その場合には、上記のうち
の二つの地板だけで一つの羽根室を構成するようにして
いる。そして、いずれの場合にも、各シャッタ羽根は、
一端をシャッタ地板に枢着された二つのアームに対し、
1枚以上の羽根を枢支することによって、平行四辺形の
リンク機構を応用した機構として構成されているのが普
通である。
【0003】そして、シャッタ地板には、露光開口の一
方の側方領域において、所定の間隔をあけて支持板が取
り付けられており、それらのシャッタ地板と支持板との
間には、駆動部材やセット部材などの回転部材が配置さ
れている。そのうち、駆動部材は、上記した二つのアー
ムの一方を往復作動させることによって、シャッタ羽根
に露光開口の開閉作動を行わせるものであり、シャッタ
羽根を二つ備えているシャッタの場合には、別々に二つ
備えるものである。そして、その駆動部材は、露光作動
時には、駆動ばねの付勢力によって急速に回転させられ
るようになっている。
【0004】また、セット部材は、一回の撮影が終了す
ると、次の撮影に備えて、駆動部材を駆動ばねの付勢力
に抗してセット位置まで回転させるためのものであり、
駆動部材を二つ備えている場合にも、通常は、一つのセ
ット部材が略それらの間の位置に配置されていて、両方
の駆動部材を各々のセット位置まで回転させ得るように
なっている。更に、仕様によっては、シャッタ地板の隅
位置に、上記のセット部材とリンクを介して連結されて
いる補助セット部材が回転可能に設けられていて、カメ
ラ本体側の部材は、その補助セット部材を回転させるこ
とによって、セット部材を回転させるようにしたものも
ある。そして、実用新案登録第2521235号公報に
は、上記のような二つの駆動部材(後幕レバー2,先幕
レバー9)と、セット部材(セットレバー16)と、補
助セット部材(チャージ部材22)とを全て備えたフォ
ーカルプレンシャッタが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シャッタ地
板に対して、上記のような駆動部材,セット部材,補助
セット部材等の回転部材を取り付けるには、シャッタ地
板と共に回転軸を合成樹脂材料で一体成形し、その回転
軸に対して回転部材を回転可能に嵌合させるようにする
方法がある。しかしながら、この方法は、比較的薄い板
面に、細長い複数の回転軸を垂直に形成することになる
ので、その垂直性が確実に得られるようにするために
は、金型が高価になったり、高度の成形加工技術が必要
になるという問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、合
成樹脂製のシャッタ地板に孔をあけておき、その孔に対
して金属製の回転軸を挿入してかしめた後、その回転軸
に対して駆動部材,セット部材,補助セット部材等の回
転部材を回転可能に嵌合させることも、その孔に対し
て、その回転部材と合成樹脂で一体成形された回転軸を
回転可能に挿入することも、その孔に対して、その回転
部材と一体化された金属製の回転軸を軸受けするための
スリーブを圧入することも可能にしたカメラ用フォーカ
ルプレンシャッタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカメラ用フォーカルプレンシャッタは、
シャッタ地板に枢着されている複数のアームに1枚以上
の羽根を枢支してなる一つのシャッタ羽根と、前記シャ
ッタ地板に往復回転可能に取り付けられていて撮影に際
してはセット位置から回転して前記シャッタ羽根を露光
作動させる駆動部材と、前記シャッタ地板に回転可能に
取り付けられていて撮影終了後には前記シャッタ羽根を
伴わせ前記駆動部材をセット位置へ復帰させるセット部
材と、を備えていて、前記シャッタ地板には、前記駆動
部材に回転可能に嵌合する金属製の回転軸を挿入してか
しめることも、前記駆動部材と合成樹脂で一体成形され
た回転軸を回転可能に挿入することも、前記駆動部材と
一体化された金属製の回転軸を軸受けするためのスリー
ブを圧入することも可能な孔が形成されているようにす
る。
【0008】また、本発明のカメラ用フォーカルプレン
シャッタにおいては、更に、シャッタ地板に枢着されて
いる複数のアームに1枚以上の羽根を枢支してなる第2
のシャッタ羽根と、前記シャッタ地板に往復回転可能に
取り付けられていて撮影に際してはセット位置から回転
して前記第2のシャッタ羽根を露光作動させる第2の駆
動部材と、を備えていて、撮影終了後には、前記セット
部材が、前記各シャッタ羽根を伴わせ前記二つの駆動部
材をセット位置へ復帰させるように構成してもよい。
【0009】そして、その場合、前記シャッタ地板に、
前記第2の駆動部材に回転可能に嵌合する金属製の回転
軸を挿入してかしめることも、前記第2の駆動部材と合
成樹脂で一体成形された回転軸を回転可能に挿入するこ
とも、前記第2の駆動部材と一体化された金属製の回転
軸を軸受けするためのスリーブを圧入することも可能な
孔が形成されているようにすると、より好適なものとな
る。
【0010】また、本発明のカメラ用フォーカルプレン
シャッタにおいては、前記シャッタ地板に、前記セット
部材に回転可能に嵌合する金属製の回転軸を挿入してか
しめることも、前記セット部材と合成樹脂で一体成形さ
れた回転軸を回転可能に挿入することも、前記セット部
材と一体化された金属製の回転軸を軸受けするためのス
リーブを圧入することも可能な孔が形成されているよう
にしてもよい。
【0011】更に、本発明のカメラ用フォーカルプレン
シャッタにおいては、更に、前記シャッタ地板に回転可
能に取り付けられ前記セット部材をリンクを介して回転
させ得る第2のセット部材が備えられていて、前記シャ
ッタ地板には、前記第2のセット部材に回転可能に嵌合
する金属製の回転軸を挿入してかしめることも、前記第
2のセット部材と合成樹脂で一体成形された回転軸を回
転可能に挿入することも、前記第2のセット部材と一体
化された金属製の回転軸を軸受けするためのスリーブを
圧入することも可能な孔が形成されているようにしても
よい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図示した
三つの実施例によって説明する。尚、図1はカメラに組
み込まれた状態において被写体側から視た第1実施例の
平面図であって露光作動終了直後の状態を示したもので
ある。図2は第1実施例における各部材の重なり状態を
示した断面図であり、図3は第1実施例の平面図の一部
を示したものであってセット状態を示したものである。
また、図4は第2実施例における各部材の重なり状態を
示した断面図である。更に、図5は第3実施例の平面図
の一部を示したものであって露光作動終了直後の状態を
示したものであり、図6は第3実施例における各部材の
重なり状態を示した断面図である。また、これらの図面
においては、各実施例で共通する部材及び部位には、同
じ符号を付けてあり、構成の説明においては、被写体側
を表面側と称し、フィルム面等の結像面側を背面側と称
することにする。
【0013】[第1実施例]先ず、本実施例の構成を説
明する。図1において、シャッタ地板1は、合成樹脂製
であって、その略中央部に長方形を横長にした開口部1
aが形成されている。また、図2に示すように、シャッ
タ地板1の背面側には、所定の間隔を空けて、中間板2
と補助地板3が順に取り付けられており、シャッタ地板
1と中間板2との間に後羽根の羽根室を形成し、中間板
2と補助地板3との間に先羽根の羽根室を形成してい
る。そして、中間板2と補助地板3にも、開口部1aと
類似の開口部が形成されていて、通常は、それらの三つ
の開口部を重ね合わせて露光開口を規制するようにして
いるが、本実施例においては、開口部1aの形状が露光
開口を規制しているものとして説明する。
【0014】図1において、開口部1aの左側には、円
弧状の二つの長孔1b,1cが形成されており、それら
の下方端部には、平面形状が略C字状をした周知の緩衝
部材4,5が取り付けられている。また、開口部1aの
左下方位置には円形の孔1dが形成されている。更に、
シャッタ地板1の表面側には、二つの柱1e,1f(図
2参照)が一体成形によって形成されており、それらの
先端には、支持板6とプリント配線板7とが、ビス8,
9によって取り付けられている。そして、図1において
は、その支持板6を一点鎖線で示しているが、プリント
配線板7の図示は省略されている。尚、支持板6につい
ては、詳しく後述する。
【0015】更に、シャッタ地板1の表面側には軸1g
が立設されているが、この軸1gは金属製であって、図
2から分かるように、その一端を、シャッタ地板1に形
成された孔に挿入した後、シャッタ地板1にかしめられ
ている。そして、この軸1gの先端部に設けられた小径
部は、支持板6とプリント配線板7に形成された孔に挿
入されている。また、シャッタ地板1の背面側には、図
1に示すように、四隅に軸1i,1j,1k,1mが立
設されているが、これらは、上記した中間板2と補助地
板3を取り付けるためのものである。更に、シャッタ地
板1の背面側には、図2に示すように、金属製の軸1
n,1pが立設されているが、それらの軸1n,1pは
シャッタ地板1に形成された孔に圧入されている。
【0016】上記の支持板6は、比較的薄い金属製の板
材で製作されている。そして、この支持板6には、シャ
ッタ地板1側に折り曲げられた沢山の折曲部が設けられ
ていて、それらの折曲部の一部には、特開平9−133
944号公報に記載されている方法に準じて、先羽根用
電磁石10と後羽根用電磁石11が取り付けられてい
る。また、これらの電磁石10,11は、図面を見やす
くするため、図1では一点鎖線で示され、図2では省略
されているが、それらの鉄芯部材10a,11aは、上
記の各公報の記載からも分かるように、実際にはコ字状
をしていて、二つの磁極部の一方にはコイル10b,1
1bを巻回したボビンを嵌装している。更に、図1に示
された二つの折曲部6a,6bは、ラチェット爪として
形成されており、後述する二つのラチェット部材の回転
止めを行なうためのものである。
【0017】支持板6には、ラチェット部材12,13
が回転可能に取り付けられている。しかし、その取り付
け構成は、本発明とは直接関係がないので、図示と説明
を省略する。そして、各ラチェット部材12,13は、
外周面に歯部12a,13aを形成し、回転中心部に軸
方向に貫通した孔12b,13bを形成しているが、そ
れらの歯部12a,13aには、上記の折曲部6a,6
bの先端が噛合している。また、周知であるが、各ラチ
ェット部材12,13には、後述する各駆動ばねの一部
を受け入れる凹部が形成されていて、そこには該駆動ば
ねのばね掛け部が形成されている。
【0018】シャッタ地板1の表面側には、合成樹脂製
の先羽根用駆動部材14と後羽根用駆動部材15が回転
可能に取り付けられている。そして、本実施例のシャッ
タは、どちらかというと低コスト対応のシャッタとして
構成されているため、各駆動部材14,15は、図2に
示されているように、ラチェット部材12,13の孔1
2b,13bに回転可能に嵌合させる軸部14a,15
aと、シャッタ地板1の孔1q,1rに回転可能に嵌合
させる軸部14b,15bと、二つの羽根室内に延伸し
ていてそれらの先端を補助地板3の孔3a,3bに回転
可能に嵌合させる軸部14c,15cとを、一体成形に
て形成している。
【0019】また、各駆動部材14,15は、被押動部
14d,15dと、駆動ピン14e,15eと、取付部
14f,15fとを有している。それらのうち、駆動ピ
ン14e,15eは、背面側に設けられており、根元部
の断面形状が円形をし、先端部の断面形状が砲弾型をし
ている。そして、その根元部が緩衝部材4,5に当接し
得るようになっていて、先端部は長孔1b,1cを貫通
し、シャッタ地板1の背面側に突き出ている。また、取
付部14f,15fの内部には、図示していないばねを
介在させて鉄片部材16,17が取り付けられている
が、その具体的な取付け構成は周知であって、且つ本発
明とは直接関係がないので、その詳細な説明を省略す
る。
【0020】各駆動部材14,15と各ラチェット部材
12,13との間には、各々駆動ばね18,19が掛け
られている。そして、各駆動ばね18,19は各駆動部
材14,15を、図1において時計方向へ回転させるよ
うに付勢している。そのため、その付勢力は、ラチェッ
ト部材12,13に対しては反時計方向へ回転させるよ
うに作用しているが、その反時計方向への回転は、上記
した折曲部6a,6bによって阻止されるようになって
いる。尚、このような構成は周知であるが、製作時に折
曲部6a,6bに係合するラチェット歯を選択すること
によって、各駆動ばね18,19の付勢力が調整できる
ようになっている。
【0021】また、上記したシャッタ地板1の軸1gに
は、合成樹脂製のセット部材20が回転可能に取り付け
られている。このセット部材20は、図1においては、
図示していない復帰ばねの付勢力によって、反時計方向
へ回転するように付勢されているが、その回転を図示し
ていないストッパによって阻止されている。以下、セッ
ト部材20については、この位置を初期位置と称するこ
とにする。また、このセット部材20は、押動部20
a,20bと、被押動部20cとを有していて、図1に
おいて時計方向へ回転したとき、押動部20aは先羽根
用駆動部材14の被押動部14dを押し、押動部20b
は後羽根用駆動部材15の被押動部15dを押すように
なっている。尚、本実施例におけるセット部材20は、
シャッタ地板1の孔1hに挿入してからかしめられた金
属製の軸1gに取り付けられているが、各駆動部材1
4,15と同様に、二つの軸部を一体成形で形成し、そ
れらを、シャッタ地板1に形成された孔1hと、支持板
6に形成された孔とで、回転可能に軸受けするようにし
ても差し支えなく、そのようにした場合には、より低コ
スト化が可能になる。
【0022】次に、シャッタ地板1の背面側に配置され
ている先羽根と後羽根の構成を説明するが、図1におい
ては、図面を見やすくするためと、従来の構成と特に異
なる構成をしているわけではないことから、それらの一
部の図示が省略されている。先ず、先羽根は、二つのア
ーム21,22と、それらの長さ方向に順に枢支された
4枚の羽根23,24,25,26とで構成され、アー
ム21,22の最先端に枢支されている羽根26がスリ
ット形成羽根となっている。また、アーム21は、図2
に示されている先羽根用駆動部材14の軸部14cに回
転可能に取り付けられ、アーム22は、同じく図2に示
されている軸1nに回転可能に取り付けられている。そ
して、周知のように、先羽根用駆動部材14の駆動ピン
14eが、アーム21に形成されている孔に嵌合してい
る。
【0023】他方、後羽根は、二つのアーム27,28
と、それらの長さ方向に順に枢支された4枚の羽根2
9,30,31,32とで構成され、アーム27,28
の最先端に枢支されている羽根32がスリット形成羽根
となっている。また、アーム27は、図2に示されてい
る後羽根用駆動部材15の軸部15cに回転可能に取り
付けられ、アーム28は、図2に示されている軸1pに
回転可能に取り付けられている。そして、後羽根用駆動
部材15の駆動ピン15eが、アーム27に形成されて
いる孔に嵌合している。尚、図2においては、先羽根の
羽根23〜26と後羽根の羽根29〜32は、図示を省
略されている。また、図1においては、上記の軸1n,
1pの配置位置が示されていないが、周知のように、先
羽根及び後羽根は平行四辺形のリンク機構として構成さ
れるものであるから、各駆動部材14,15の回転軸位
置と結ぶ線分が、各羽根の二つの枢支部を結ぶ線分と平
行且つ同長となる位置に配置されていることは言うまで
もない。
【0024】次に、本実施例の作動を簡単に説明する。
図1は、露光作動終了直後の状態を示している。従っ
て、先羽根用駆動部材14は、駆動ばね18によって時
計方向へ回転するように付勢されているが、駆動ピン1
4eが緩衝部材4に当接していることによって、この停
止状態が維持されている。そして、先羽根の4枚の羽根
23〜26は重畳され、開口部1aの下方位置に格納さ
れている。他方、後羽根用駆動部材15は、駆動ばね1
9によって時計方向へ回転するように付勢されている
が、駆動ピン15eが緩衝部材5に当接していることに
よって、停止状態が維持されている。そして、後羽根の
4枚の羽根29〜32は展開され、開口部1aを覆って
いる。
【0025】本実施例のセット作動は、図示していない
カメラ本体側の部材がセット部材20を時計方向へ回転
させることによって行なわれる。即ち、カメラ本体側の
部材がセット部材20の被押動部20cを押し、図示し
ていない復帰ばねの付勢力に抗して時計方向へ回転させ
ると、先ず、セット部材20の押動部20aが先羽根用
駆動部材14の被押動部14dを押し、駆動ばね18の
付勢力に抗して反時計方向へ回転させていく。また、こ
の回転によって、先羽根用駆動部材14の駆動ピン14
eがアーム21を反時計方向へ回転させ、先羽根の4枚
の羽根23〜26を展開させつつ上方へ移動させてい
く。
【0026】その後、先羽根のスリット形成羽根26
と、後羽根のスリット形成羽根32との重なり量が所定
量に達すると、セット部材20の押動部20bが被押動
部15dを押し、後羽根用駆動部材15を反時計方向へ
回転させていく。そのため、駆動ピン15eがアーム2
7を反時計方向へ回転させ、後羽根の4枚の羽根29〜
32を重畳させつつ上方へ移動させていく。そして、そ
の後、各駆動部材14,15に取り付けられた鉄片部材
16、17が、各電磁石10,11の鉄芯部材10a,
11aに接触した直後に、セット部材20の回転が停止
され、セット作動が終了する。
【0027】このようにして行なわれたセット作動の終
了状態、即ちセット状態が図3に示されている。そし
て、このとき、後羽根の4枚の羽根29〜32は重畳状
態となって開口部1aの上方位置に格納されており、先
羽根の4枚の羽根23〜26は展開状態となって開口部
1aを覆っているが、図3においては、それらの図示が
省略されている。また、セット部材20は、次の撮影が
行なわれるまで、この状態を維持されている。
【0028】次の撮影に際して、カメラのレリーズボタ
ンが押されると、先ず、各電磁石10,11のコイル1
0b,11bに通電され、鉄片部材16,17が吸着保
持される。次に、図示していないカメラ本体側の部材
が、セット部材20の被押動部20cに対する押圧力を
解いていくと、セット部材20は、図示していない復帰
ばねの付勢力によって反時計方向へ回転され、初期位置
へ復帰する。
【0029】その後、最初に先羽根用電磁石10のコイ
ル10bに対する通電が断たれ、所定時間後に後羽根用
電磁石11のコイル11bに対する通電が断たれる。そ
のため、先羽根用駆動部材14と後羽根用駆動部材15
が、各々の駆動ばね18,19の付勢力によって相次い
で急速に時計方向へ回転させられ、各駆動ピン14e,
15eによって、各アーム21,27を時計方向へ回転
させることになる。そのため、先羽根のスリット形成羽
根26と後羽根のスリット形成羽根32とで形成される
スリットにより、結像面の露光が行なわれていくことに
なる。
【0030】そして、露光作動を先に開始した先羽根用
駆動部材14は、その作動の終了段階で、駆動ピン14
eが、長孔1bの下端部に取り付けられている緩衝部材
4に当接して停止させられる。続いて、後羽根用駆動部
材15も、その作動の終了段階になると、駆動ピン15
eが、長孔1cの下端部に取り付けられている緩衝部材
5に当接して停止させられる。従って、その停止状態に
おいては、先羽根の4枚の羽根23〜26は重畳されて
開口部1aの下方位置に格納され、後羽根の4枚の羽根
29〜32は展開されて開口部1aを覆った状態となる
が、その露光作動終了直後の状態が、図1に示された状
態である。
【0031】[第2実施例]次に、図4を用いて第2実
施例を説明するが、本実施例の構成は、殆どが第1実施
例の場合と同じである。そのため、シャッタ地板1も、
部品単体としては、第1実施例のシャッタ地板1と全く
同じ形状・寸法をしていて、回転部材を取り付けるため
に用意されている孔1d,1h,1q,1rも、当然の
ことながら、第1実施例の場合と全く同じ位置で同じ大
きさに形成されている。そして、このシャッタ地板1の
形状・寸法については、後述する第3実施例においても
全く同じである。このことは、言い換えると、シャッタ
地板1については、上記した第1実施例の構成にも、本
実施例の構成にも、第3実施例の構成にも使用すること
が可能であって、それらの機能・性能の異なるシャッタ
に共通部品として製作されているということである。
【0032】そのようなことから、図4においては、第
1実施例と全く同じ部材,部位には同じ符号を付け、そ
れらについての説明を省略することとし、一部の異なる
構成についてだけ説明することにする。上記のように、
第1実施例は、低コスト対応のシャッタであった。その
ため、先羽根用駆動部材14と後羽根用駆動部材15と
は、軸部14a,14b,14c及び15a,15b,
15cを、合成樹脂で一体成形していた。ところが、高
速で且つ頻繁に作動させても長期にわたって安定した作
動を確保できるようにするためには、他の構成の駆動部
材を採用する必要がある。そのため、本実施例において
は、高耐久性の要求に対応するために、第1実施例の場
合とは異なる先羽根用駆動部材34と後羽根用駆動部材
35とが採用されている。
【0033】本実施例における先羽根用駆動部材34と
後羽根用駆動部材35とは、合成樹脂製の本体の回転中
心部に軸方向に貫通している孔を設け、そこに金属製の
軸34a,35aを圧入して製作されている。各駆動部
材34,35のその他の形状は、第1実施例の駆動部材
14,15と全く同じである。そのため、図4に示され
ているように、各駆動部材34,35は、被押動部34
d,35dと、駆動ピン34e,35eと、取付部34
f,35fとを有している。他方、シャッタ地板1の孔
1q,1rには、軸受け用に金属製のスリーブ36,3
7が圧入されているが、孔1q,1rに挿入後、シャッ
タ地板1にかしめるようにしても差し支えない。そし
て、各駆動部材34,35は、軸34a,35aの一端
をラチェット部材12,13の孔12b,13bに嵌合
させ、軸34a,35aの他端をスリーブ36,37に
嵌合させている。
【0034】このように、本実施例のシャッタは、各駆
動部材34,35が金属製の軸34a,35aを有して
いて、それらが金属製のスリーブ36,37と嵌合する
ように構成されているので、高速回転をさせるのに適し
ていて、且つ耐久性に優れたものとなっている。従っ
て、第1実施例のシャッタよりもグレードの高いシャッ
タであるが、シャッタ地板1は、このような性能の異な
るシャッタに対して共通に使用できるものとなってい
る。尚、このような構成の説明からも分かるように、本
実施例の作動は第1実施例の場合と同じようにして行な
われるものであるから、重複を避けるために、その説明
を省略する。
【0035】[第3実施例]次に、図5及び図6を用い
て第3実施例を説明するが、本実施例の構成は、第2実
施例の構成と共通している点が多く、上記したように、
シャッタ地板1も、部品単体としては、第1実施例及び
第2実施例のシャッタ地板1と全く同じ形状・寸法をし
ている。要するに、シャッタ地板1は、構成の異なる複
数のシャッタに対し、共通に使用することができるよう
に設計されているということである。そのようなことか
ら、図5及び図6においては、第1実施例及び第2実施
例と全く同じ部材,部位には同じ符号を付け、それらに
ついての説明を省略することとし、構成の異なる点につ
いてだけ説明することにする。
【0036】本実施例のシャッタも、第2実施例と同様
に、高速性と耐久性においては、第1実施例のものより
も優れている。そのため、先羽根用駆動部材34及び後
羽根用駆動部材35の構成と、それらの軸受け構成は、
第2実施例の場合と全く同じである。そして、本実施例
の構成が、上記の二つの実施例と異なる点は、セット機
構の構成にある。即ち、図6から分かるように、シャッ
タ地板1の孔1dには、金属製の軸1sの一端が挿入さ
れ、シャッタ地板1にかしめられている。そして、他端
は、支持板6の折曲部6cに形成された孔に嵌合されて
いる。
【0037】上記の軸1sには、合成樹脂製の補助セッ
ト部材38が回転可能に取付けられているが、この補助
セット部材38には、図示していないカメラ本体側の部
材によって操作される被押動部38aが形成されてい
る。また、補助セット部材38には孔が設けられてい
て、その孔に金属製の軸38bを圧入することによって
リンク39の一端が回転可能に取付けられている。更
に、本実施例のセット部材40は、合成樹脂製であっ
て、金属製の軸1gに回転可能に取り付けられており、
各駆動部材34,35の被押動部34d,35dを押す
押動部40a,40bのほか軸部40cを有している。
【0038】そして、その軸部40cには、上記のリン
ク39の他端にかしめられているスリーブ41が、回転
可能に嵌合されている。また、補助セット部材38は、
図5において、図示していない復帰ばねによって反時計
方向へ回転するように付勢されているが、そのような復
帰ばねは、上記の二つの実施例のように、セット部材4
0に掛けるようにしても差し支えない。更に、セット部
材40の初期位置は、復帰ばねの付勢力によって反時計
方向へ回転される補助セット部材38を、図示していな
いストッパによって停止させることによって位置決めし
ても構わない。
【0039】このように、本実施例は、上記の二つの実
施例のように、図示していないカメラ側の部材が、直
接、セット部材20を回転させるのではなく、間接的に
回転させるようにした構成である。そして、上記の二つ
の実施例の構成を採用するか、本実施例の構成を採用す
るかは、カメラの設計仕様によって決められる。そのた
め、このような仕様は、当然のことながら、低コスト対
応の第1実施例の場合にも要求されることがある。従っ
て、そのような要求があっても、それに応じられるよう
にするために、第1実施例の場合にも、孔1dの形成さ
れたシャッタ地板1が採用されている。
【0040】尚、そのような要求があったとき、第1実
施例に、本実施例の補助セット部材38をそのまま採用
しても差し支えないが、各駆動部材34,35と同様
に、孔1dにはスリーブを取り付け、合成樹脂製の補助
セット部材に圧入された金属製の軸を、該スリーブに対
し回転可能に嵌合させるようにしてもよいし、第1実施
例の各駆動部材14,15と同様に、軸部を一体成形で
形成し、その軸部を孔1dに対し回転可能に嵌合させる
ようにしても差し支えない。
【0041】このような構成の説明からも分かるよう
に、本実施例の作動は第1実施例の場合と殆ど同じであ
る。即ち、図5は本実施例の露光作動終了直後の状態を
示したものであるが、この状態で、図示していないカメ
ラ本体側の部材が、補助セット部材38の被押動部38
aを押し、図示していない復帰ばねの付勢力に抗して時
計方向へ回転させると、セット部材40は、リンク39
を介して時計方向へ回転させられるようになっている。
そして、その後は、第1実施例の作動説明に準じてセッ
ト作動と露光作動が行われることになるので、重複を避
けるために、その後の説明は省略する。
【0042】尚、上記の各実施例は、露光作動の開始直
前の状態において、各駆動部材が電磁石の吸引力によっ
て直接保持されているようにした、所謂ダイレクトタイ
プと称されているシャッタに本発明を適用したものであ
る。しかしながら、本発明は、セット状態においては、
各駆動部材を、係止部材によって機械的に係止してお
き、露光作動の開始時には、各電磁石によって作動を可
能にさせられる部材が、その係止部材による係止を解く
ようにした、所謂係止タイプと称されているシャッタに
も適用することができるし、露光時間を機械的に制御す
るシャッタにも適用することが可能である。
【0043】また、上記の各実施例は、何れも、先羽根
と後羽根という二つのシャッタ羽根を備えているため、
先羽根用駆動部材と後羽根用駆動部材とを備えている。
このようなシャッタは、フィルムを用いるカメラにも使
用することが可能であるが、デジタルカメラにも使用す
ることが可能である。また、デジタルカメラに使用され
るシャッタの場合には、一つのシャッタ羽根しか備えて
いないものがあり、しかも、その場合であっても、1枚
の羽根しか有していないものがある。従って、そのよう
な場合には、当然のことながら、駆動部材は一つしか備
えられていないことになるが、本発明は、そのようなシ
ャッタにも適用することが可能である。更に、本発明
は、二つの駆動部材の一方を、シャッタ地板と一体成形
されている軸に対し回転可能に取り付けたものにも適用
することが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、合成樹
脂製のシャッタ地板に三つ又は四つの孔をあけておき、
それらの孔に対して、金属製の回転軸を挿入してかしめ
た後、その回転軸に対して駆動部材,セット部材,補助
セット部材等の回転部材を回転可能に嵌合させること
も、その回転部材と合成樹脂で一体成形された回転軸を
回転可能に挿入することも、その回転部材と一体化され
た金属製の回転軸を軸受けするためのスリーブを圧入す
ることも可能にしたから、そのシャッタ地板を、機能・
性能の異なる種々のシャッタに使用することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラに組み込まれた状態において被写体側か
ら視た第1実施例の平面図であって露光作動終了直後の
状態を示したものである。
【図2】第1実施例における各部材の重なり状態を示し
た断面図である。
【図3】第1実施例の平面図の一部を示したものであっ
てセット状態を示したものである。
【図4】第2実施例における各部材の重なり状態を示し
た断面図である。
【図5】第3実施例の平面図の一部を示したものであっ
て露光作動終了直後の状態を示したものである。
【図6】第3実施例における各部材の重なり状態を示し
た断面図である。
【符号の説明】
1 シャッタ地板 1a 開口部 1b,1c 長孔 1d,1h,1q,1r,3a,3b,12b,13b
孔 1e,1f 柱 1g,1i,1j,1k,1m,1n,1p,1s,3
4a,35a,38b 軸 2 中間板 3 補助地板 4,5 緩衝部材 6 支持板 6a,6b,6c 折曲部 7 プリント配線板 8,9 ビス 10 先羽根用電磁石 10a,11a 鉄芯部材 10b,11b コイル 11 後羽根用電磁石 12,13 ラチェット部材 12a,13a 歯部 14,34 先羽根用駆動部材 14a,14b,14c,15a,15b,15c,4
0c 軸部 14d,15d,20c,34d,35d,38a 被
押動部 14e,15e,34e,35e 駆動ピン 14f,15f,34f,35f 取付部 15,35 後羽根用駆動部材 16,17 鉄片部材 18,19 駆動ばね 20,40 セット部材 20a,20b,40a,40b 押動部 21,22,27,28 アーム 23,24,25,26,29,30,31,32 羽
根 36,37,41 スリーブ 38 補助セット部材 39 リンク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタ地板に枢着されている複数のア
    ームに1枚以上の羽根を枢支してなる一つのシャッタ羽
    根と、前記シャッタ地板に往復回転可能に取り付けられ
    ていて撮影に際してはセット位置から回転して前記シャ
    ッタ羽根を露光作動させる駆動部材と、前記シャッタ地
    板に回転可能に取り付けられていて撮影終了後には前記
    シャッタ羽根を伴わせ前記駆動部材をセット位置へ復帰
    させるセット部材と、を備えていて、前記シャッタ地板
    には、前記駆動部材に回転可能に嵌合する金属製の回転
    軸を挿入してかしめることも、前記駆動部材と合成樹脂
    で一体成形された回転軸を回転可能に挿入することも、
    前記駆動部材と一体化された金属製の回転軸を軸受けす
    るためのスリーブを圧入することも可能な孔が形成され
    ていることを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャ
    ッタ。
  2. 【請求項2】 シャッタ地板に枢着されている複数のア
    ームに1枚以上の羽根を枢支してなる第2のシャッタ羽
    根と、前記シャッタ地板に往復回転可能に取り付けられ
    ていて撮影に際してはセット位置から回転して前記第2
    のシャッタ羽根を露光作動させる第2の駆動部材と、を
    備えていて、撮影終了後には、前記セット部材が、前記
    各シャッタ羽根を伴わせ前記二つの駆動部材をセット位
    置へ復帰させるようにしていることを特徴とする請求項
    1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  3. 【請求項3】 前記シャッタ地板に、前記第2の駆動部
    材に回転可能に嵌合する金属製の回転軸を挿入してかし
    めることも、前記第2の駆動部材と合成樹脂で一体成形
    された回転軸を回転可能に挿入することも、前記第2の
    駆動部材と一体化された金属製の回転軸を軸受けするた
    めのスリーブを圧入することも可能な孔が形成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のカメラ用フォーカ
    ルプレンシャッタ。
  4. 【請求項4】 前記シャッタ地板に、前記セット部材に
    回転可能に嵌合する金属製の回転軸を挿入してかしめる
    ことも、前記セット部材と合成樹脂で一体成形された回
    転軸を回転可能に挿入することも、前記セット部材と一
    体化された金属製の回転軸を軸受けするためのスリーブ
    を圧入することも可能な孔が形成されていることを特徴
    とする請求項1乃至3の何れかに記載のカメラ用フォー
    カルプレンシャッタ。
  5. 【請求項5】 前記シャッタ地板に回転可能に取り付け
    られ前記セット部材をリンクを介して回転させ得る第2
    のセット部材が備えられていて、前記シャッタ地板に
    は、前記第2のセット部材に回転可能に嵌合する金属製
    の回転軸を挿入してかしめることも、前記第2のセット
    部材と合成樹脂で一体成形された回転軸を回転可能に挿
    入することも、前記第2のセット部材と一体化された金
    属製の回転軸を軸受けするためのスリーブを圧入するこ
    とも可能な孔が形成されていることを特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載のカメラ用フォーカルプレンシ
    ャッタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017116897A (ja) * 2015-12-27 2017-06-29 日本電産コパル株式会社 フォーカルプレンシャッタ、及び撮像装置

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WO1992001977A1 (en) * 1990-07-20 1992-02-06 Citizen Watch Company, Ltd. Watch of hands indication type
JP2000205212A (ja) * 1999-01-19 2000-07-25 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 締結ピン構造
JP2000284340A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Nidec Copal Corp カメラ用フォーカルプレンシャッタ

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