JP2002145313A - チューブ状に於ける開閉自由機構器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 線材等を結束しつつ保護するものとしてボタ
ン式やファスナー式のもの等を使用ししているが、両方
ともに長尺に使用する場合にはボタンがなかなか、かん
合し得なかったりファスナー式においては専用工具を用
いなければ開閉できない為、短時間で脱着できる開閉器
具の提供すること。製品作成する上で一種類でかん合で
きるので投資は最小限で済み又、その着脱には専用工具
を必要とせず開閉することが可能な開閉器具の提供をす
る事。 【解決手段】 線材等を結束及び保護することを目的と
し短時間に着脱自在とした構造とする。シート状の両端
に二並行又はそれ以上のオス又はメス機構の裏側に目印
となる本体と色の異なる線や点又は溝を有し尚かつより
脱着しやすくする為そのオス、メス機構のかん合部より
外側の持ち手となるシート部を引っ張るだけで脱着を可
能とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明に属する技術分野】本発明は線材に対し、工具を
必要とせず簡単な作業で束線、保護し開閉時に静電気等
を起こさずクリーンルームにも使用を可能とするチュー
ブ状の両端の一方にオス、メス機構（左右比対称）を有
する開閉自由機構器具である。 【０００２】 【従来の技術】従来、被覆電線や並列電線を束線し保護
するチューブ状の開閉器具としては、 【図Ａ】に示すものがあり、専用工具を用いなければ開
閉が不可能であった。又 【図Ｂ】に示す開閉器具に於いては開閉時に静電気が起
き、尚かつマジックのメス部の起毛が落ちてしまう為ク
リーンルームでの使用が出来なかった。又 【図Ｃ】に示す開閉器具に於いては、ホックとホックの
間が空いている為、機密性に欠けていることと長距離を
かん合させることに多大な時間を費やす等の欠点があっ
た。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記 【図Ａ】に示したチューブ状の開閉器具では専用工具を
用いなければ開閉が出来ず、装脱着に長時間掛かってし
まうこと。又 【図Ｂ】 【図Ｃ】に示したチューブ状の開閉器具では工具は不用
だが 【図Ｂ】に於いてマジックのメス部の起毛が落ちる為ク
リーンルームでの使用が出来ないこと。又 【図Ｃ】に於いてホックとホックの間があいている為、
機密性を保てない又ホックを多数かん合することに長時
間掛かってしまう問題があった。 【０００４】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものでありいかに短時間で配線を確実に束線又は保護す
る為に装着出来又配線の増減を生じた場合に於いても短
時間で脱着出来、尚かつその装脱着には専用工具を用い
ず簡易に行えることを目的とする。 【０００５】 【問題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
させる為にエンビ又はエコ素材の又はナイロンポリアミ
ドのシート状の両端に片側二並行又はそれ以上のオス、
片側二並行又はそれ以上のメス機構を有しかん合する事
に線材を結束又は保護し又、より短時間に装着する為に
二並行又はそれ以上のオス、メス機構のシート状の裏側
に目的となる本体と色の異なる線や点又は溝を有し、尚
かつオス、メス機構のかん合部より外側に取っ手となる
余白部を有することにより着脱を、より短時間に行える
ことが出来る。 【０００６】これにより装置を低コストで生産出来ると
供に収納する配線の出入りにも迅速に対応することを可
能とする。 【０００７】 【発明の実施の形態】本発明の 【請求項１】記載の発明は開閉自由であることを前提と
した配線部材であり、片側二並行又はそれ以上のオス、
メス機構を有し結合するだけで容易に装着出来ると言う
作用を有する。 【０００８】本発明の 【請求項２】記載の発明は二並行又はそれ以上のオス、
メス機構の裏側に目印となる本体との色の異なる線や
点、又は溝を有することによりより容易に装着でき、又
更にオス、メス機構の結合部より外側に持ち手となるシ
ート部を有することにより、配線の増減時の取り外しに
迅速に対応できると言う作用を有する。 【０００９】上下対称とする為シート状にした両端は並
行又はそれ以上であっても全く同形を使用し、従来のよ
うに異形の成形型を二つ作成する事によりチューブ状に
する場合にかん合する機能を有する。 【００１０】 【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。

【図面の簡単な説明】 【図１】 本発明の第１の実施の形態に係る、チューブ
状に於ける開閉自由機構器具の断面図。 【図２】 前記第１の実施の形態に係る、開閉自由機構
器具の平面図。 【図Ａ】 従来品 ジッパータイプ 【図Ｂ】 従来品 マジックテープ（登録商標）タイプ 【図Ｃ】 従来品 ホックタイプ 【符号の説明】 １１ 配線保持部 １２ マジックオス部又はメス部 １３ ホックオス部 １４ ホックメス部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０２Ｇ 3/04 Ｈ０２Ｇ 3/04 Ｋ Ｆターム(参考） 3E085 BA02 BB02 BC07 BD03 BG02 3H023 AA04 AC31 AD01 AD54 3J022 DA12 EC13 EC22 FA05 GA03 GB45 HA03 HB02 HB06 3J037 AA10 BA02 BB02 BB04 5G357 DA06 DD01 DD14

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 エンビ又はエコ素材のシート状の両端に
   片側二平行又はオス、片面それ以上のメスの機構を有
   し、かん合する事ににより線材等を保護するチューブ状
   に対しての開閉自由機構器具。 【請求項２】 着脱自在であることを特徴とし装着に際
   しシート状の両端に有する片側オス、片側メス機構をか
   ん合しやすくする為に平行又はそれ以上のオス又はメス
   機構の裏側に、目印となる本体と色の異なるかん線や
   点、又は溝を有しなおかつ取り外しに際し、より作業し
   やすくする為オス、メス機構のかん合部より外側には、
   持ち手となるシート部を有する 【請求項１】記載の開閉機構。