JP2002145143A - 自動二輪車のシート設置構造 - Google Patents
自動二輪車のシート設置構造Info
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- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J1/00—Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
- B62J1/12—Box-shaped seats; Bench-type seats, e.g. dual or twin seats
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J1/00—Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
- B62J1/14—Separate pillions
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J1/00—Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
- B62J1/28—Other additional equipment, e.g. back-rests for children
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J25/00—Foot-rests; Knee grips; Passenger hand-grips
- B62J25/08—Passengers hand-grips
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K2202/00—Motorised scooters
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タンデムシートを備えた自動二輪車につい
て、同乗者の大きさや人数やシート後方に載せる荷物の
大きさなどが変わっても、また、乗り方の好みが異なっ
ていても、常にそれに応じた最適なシートポジションを
得ることができるようにする。 【解決手段】 別体の前シート３Ｆと後シート３Ｒによ
るタンデムシート３を備えた自動二輪車１において、前
シート３Ｆと後シート３Ｒのそれぞれを、部材２１，２
２および部材２６，２７等を介して、独自に車体前後方
向で移動可能に且つ所定の移動位置で位置決め可能に取
り付ける。
て、同乗者の大きさや人数やシート後方に載せる荷物の
大きさなどが変わっても、また、乗り方の好みが異なっ
ていても、常にそれに応じた最適なシートポジションを
得ることができるようにする。 【解決手段】 別体の前シート３Ｆと後シート３Ｒによ
るタンデムシート３を備えた自動二輪車１において、前
シート３Ｆと後シート３Ｒのそれぞれを、部材２１，２
２および部材２６，２７等を介して、独自に車体前後方
向で移動可能に且つ所定の移動位置で位置決め可能に取
り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車におけ
るシートの設置構造に関し、特に、別体の前シートと後
シートによるタンデムシートを備えた自動二輪車におけ
る前後各シートの設置構造に関する。
るシートの設置構造に関し、特に、別体の前シートと後
シートによるタンデムシートを備えた自動二輪車におけ
る前後各シートの設置構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】アメリカンタイプやスクータータイプで
大型の自動二輪車では、少なくとも２人が座れるような
タンデムシートが一般的に使用されており、このタンデ
ムシートには、全体を一つのシートとして連続的に形成
したものだけでなく、比較的大きな前シートと比較的小
さな後シートを別体として形成したものがあって、シー
トの下方をヘルメット等の物品の収納部としたものでは
開閉する蓋板部と共に動くようにシートが可動的に設置
されてはいるものの、何れにしても、前シートと後シー
トが別体であるタンデムシートでも、全体が一つのシー
トであるタンデムシートと同様に、その前シートと後シ
ートは車両に対して常にシートポジションが一定位置で
あるように設置されている。
大型の自動二輪車では、少なくとも２人が座れるような
タンデムシートが一般的に使用されており、このタンデ
ムシートには、全体を一つのシートとして連続的に形成
したものだけでなく、比較的大きな前シートと比較的小
さな後シートを別体として形成したものがあって、シー
トの下方をヘルメット等の物品の収納部としたものでは
開閉する蓋板部と共に動くようにシートが可動的に設置
されてはいるものの、何れにしても、前シートと後シー
トが別体であるタンデムシートでも、全体が一つのシー
トであるタンデムシートと同様に、その前シートと後シ
ートは車両に対して常にシートポジションが一定位置で
あるように設置されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のタンデムシートを備えた自動二輪車では、全体
を一つのシートとして連続的に形成したものは勿論のこ
と、前シートと後シートを別体に形成したものでも両方
のシートポジションが常に一定であるため、運転者と同
乗者の座る位置やシート後方の荷物を載せるスペースが
機種により決まっていて、同乗者の大きさや人数やシー
ト後方に載せる荷物の大きさなどが変わったり、或い
は、乗り方の好み（例えば、運転者と同乗者が密着して
乗りたいか又は離れて乗りたいか等）が異なったりする
と、それに応じた最適なシートポジションを得ることが
できないというような問題がある。
な従来のタンデムシートを備えた自動二輪車では、全体
を一つのシートとして連続的に形成したものは勿論のこ
と、前シートと後シートを別体に形成したものでも両方
のシートポジションが常に一定であるため、運転者と同
乗者の座る位置やシート後方の荷物を載せるスペースが
機種により決まっていて、同乗者の大きさや人数やシー
ト後方に載せる荷物の大きさなどが変わったり、或い
は、乗り方の好み（例えば、運転者と同乗者が密着して
乗りたいか又は離れて乗りたいか等）が異なったりする
と、それに応じた最適なシートポジションを得ることが
できないというような問題がある。
【０００４】本発明は、上記のような問題の解消を課題
とするものであり、具体的には、タンデムシートを備え
た自動二輪車について、同乗者の大きさや人数やシート
後方に載せる荷物の大きさなどが変わっても、また、乗
り方の好みが異なっていても、常にそれに応じた最適な
シートポジションを得ることができるようにすることを
課題とするものである。
とするものであり、具体的には、タンデムシートを備え
た自動二輪車について、同乗者の大きさや人数やシート
後方に載せる荷物の大きさなどが変わっても、また、乗
り方の好みが異なっていても、常にそれに応じた最適な
シートポジションを得ることができるようにすることを
課題とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、別体の前シートと後シートによ
るタンデムシートを備えた自動二輪車において、前シー
トと後シートのそれぞれを、独自に車体前後方向で移動
可能に且つ所定の移動位置で位置決め可能に取り付ける
ことを特徴とするものであって、そのような構成によ
り、運転者と同乗者が座る位置や荷物を載せるスペース
の大きさ等に合わせて、或いは、乗り方の好みに合わせ
て、前シートと後シートのそれぞれの位置を変えること
で、同乗者の大きさや人数や荷物の大きさなどが変わっ
ても、また、乗り方の好みが異なっても、常にそれに応
じた最適なシートポジションを得られるようにしてい
る。
課題を解決するために、別体の前シートと後シートによ
るタンデムシートを備えた自動二輪車において、前シー
トと後シートのそれぞれを、独自に車体前後方向で移動
可能に且つ所定の移動位置で位置決め可能に取り付ける
ことを特徴とするものであって、そのような構成によ
り、運転者と同乗者が座る位置や荷物を載せるスペース
の大きさ等に合わせて、或いは、乗り方の好みに合わせ
て、前シートと後シートのそれぞれの位置を変えること
で、同乗者の大きさや人数や荷物の大きさなどが変わっ
ても、また、乗り方の好みが異なっても、常にそれに応
じた最適なシートポジションを得られるようにしてい
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動二輪車のシー
ト設置構造の一実施形態について、図面に基づいて説明
する。なお、図１は、本実施形態に係る自動二輪車の全
体を側面視で示し、図２は、図１に示した自動二輪車の
上面視での状態を示し、図３は、前シートを車体側に取
り付けるための各部材を示し、図４は、後シートを車体
側に取り付けるための各部材を示し、図５（Ａ），
（Ｂ）は、グラブバーを所定の回動角度で位置決めする
ための機構の各例を示し、図６（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）
と図７（Ｄ），（Ｅ），（Ｆ）は、図１に示した自動二
輪車のタンデムシートやグラブバーの使用状態が異なる
各例をそれぞれ示すものである。
ト設置構造の一実施形態について、図面に基づいて説明
する。なお、図１は、本実施形態に係る自動二輪車の全
体を側面視で示し、図２は、図１に示した自動二輪車の
上面視での状態を示し、図３は、前シートを車体側に取
り付けるための各部材を示し、図４は、後シートを車体
側に取り付けるための各部材を示し、図５（Ａ），
（Ｂ）は、グラブバーを所定の回動角度で位置決めする
ための機構の各例を示し、図６（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）
と図７（Ｄ），（Ｅ），（Ｆ）は、図１に示した自動二
輪車のタンデムシートやグラブバーの使用状態が異なる
各例をそれぞれ示すものである。
【０００７】本実施形態の自動二輪車は、図１に示すよ
うに、ハンドル２とシート３の間に低くて広いステップ
４が形成されているスクータータイプの自動二輪車であ
って、自動二輪車１の車体の前部には、ハンドル２から
ステアリングシャフト５を介してフロントフォーク６に
連なるステアリング部分が、ステアリングシャフト５を
回動軸として回動可能に設置され、左右のフロントフォ
ーク６の下端部の間には前輪７が回転可能に軸着されて
いる。
うに、ハンドル２とシート３の間に低くて広いステップ
４が形成されているスクータータイプの自動二輪車であ
って、自動二輪車１の車体の前部には、ハンドル２から
ステアリングシャフト５を介してフロントフォーク６に
連なるステアリング部分が、ステアリングシャフト５を
回動軸として回動可能に設置され、左右のフロントフォ
ーク６の下端部の間には前輪７が回転可能に軸着されて
いる。
【０００８】また、ステアリング部分の後方には、低い
位置で両足が載置できる広いステップ４が形成され、ス
テップ４に続く車体の後部には、ハンドル２を握った運
転者が座る比較的大きな前シート３Ｆと、運転しない同
乗者が座る比較的小さな後シート３Ｒとが、別体の二つ
のシートによるタンデムシート３として設置されている
と共に、後シート３Ｒに座った同乗者が走行時に掴んだ
り、停車時に車体の後部を持ち上げたりする時に掴むた
めの略Ｕ字状のグラブバー８が、その両端部を後シート
３Ｒの左右両側で車体フレームに取り付けた状態で設置
されている。
位置で両足が載置できる広いステップ４が形成され、ス
テップ４に続く車体の後部には、ハンドル２を握った運
転者が座る比較的大きな前シート３Ｆと、運転しない同
乗者が座る比較的小さな後シート３Ｒとが、別体の二つ
のシートによるタンデムシート３として設置されている
と共に、後シート３Ｒに座った同乗者が走行時に掴んだ
り、停車時に車体の後部を持ち上げたりする時に掴むた
めの略Ｕ字状のグラブバー８が、その両端部を後シート
３Ｒの左右両側で車体フレームに取り付けた状態で設置
されている。
【０００９】そして、前シート３Ｆと後シート３Ｒから
なるタンデムシート３の下方には、エンジンとトランス
ミッションとエアクリーナー等を一体化した動力系ユニ
ット９が、スイングアームとして機能するように、油圧
緩衝器とコイルスプリングからなるクッションユニット
１０を介装させた状態で、車体フレームに対して揺動可
能に設置されていて、動力系ユニット９の後端には後輪
１１が片持ち状に軸着されている。
なるタンデムシート３の下方には、エンジンとトランス
ミッションとエアクリーナー等を一体化した動力系ユニ
ット９が、スイングアームとして機能するように、油圧
緩衝器とコイルスプリングからなるクッションユニット
１０を介装させた状態で、車体フレームに対して揺動可
能に設置されていて、動力系ユニット９の後端には後輪
１１が片持ち状に軸着されている。
【００１０】なお、この自動二輪車１では、図１に示す
ように、前輪７を操舵するときの回動軸となるステアリ
ングシャフト５に対して、ステアリング操作を行うため
のハンドル２が、ステアリングシャフト５の回動軸線よ
りも車体前方に大きくオフセットするように、斜め前方
に延びる連結パイプ１２を介してステアリングシャフト
５の上端部に一体的に連結されており、また、ステアリ
ング部分の後方に形成されるステップ４は、その後端部
分４ｂがその前方の部分４ａよりも高くなるように２段
に形成され、且つ、図２に示すように、ステップ４の幅
が前部と後部で変化したものとなっている。
ように、前輪７を操舵するときの回動軸となるステアリ
ングシャフト５に対して、ステアリング操作を行うため
のハンドル２が、ステアリングシャフト５の回動軸線よ
りも車体前方に大きくオフセットするように、斜め前方
に延びる連結パイプ１２を介してステアリングシャフト
５の上端部に一体的に連結されており、また、ステアリ
ング部分の後方に形成されるステップ４は、その後端部
分４ｂがその前方の部分４ａよりも高くなるように２段
に形成され、且つ、図２に示すように、ステップ４の幅
が前部と後部で変化したものとなっている。
【００１１】ところで、上記のようなスクータータイプ
の自動二輪車１において、タンデムシート３の前シート
３Ｆと後シート３Ｒは、従来からスクータータイプの自
動二輪車においてシートを取り付けている部分（即ち、
車体フレームやそれに固定された部材、或いは、シート
の下方を物品の収納部としたものでは、収納部の蓋部と
して車体フレームに一端側が回動可能に軸支されている
部材）に対して取り付けられるのではあるが、そのよう
な車体側のシート取付部分に対して、単に固定的に取り
付けられるのではなく、それぞれが独自に車体前後方向
で移動可能に且つ所定の移動位置で位置決め可能に取り
付けられている。
の自動二輪車１において、タンデムシート３の前シート
３Ｆと後シート３Ｒは、従来からスクータータイプの自
動二輪車においてシートを取り付けている部分（即ち、
車体フレームやそれに固定された部材、或いは、シート
の下方を物品の収納部としたものでは、収納部の蓋部と
して車体フレームに一端側が回動可能に軸支されている
部材）に対して取り付けられるのではあるが、そのよう
な車体側のシート取付部分に対して、単に固定的に取り
付けられるのではなく、それぞれが独自に車体前後方向
で移動可能に且つ所定の移動位置で位置決め可能に取り
付けられている。
【００１２】また、本実施形態では、タンデムシート３
の後シート３Ｒは、上記のように車体前後方向で位置変
え可能となっているだけでなく、その前端側を回動中心
として回動可能なように取り付けられており、更には、
後シート３Ｒの左右両側で車体フレームに取り付けられ
るグラブバー８は、車体フレームに対して単に固定的に
取り付けられるのではなく、回動可能に且つ所定の回動
角度で位置決め可能に取り付けられている。
の後シート３Ｒは、上記のように車体前後方向で位置変
え可能となっているだけでなく、その前端側を回動中心
として回動可能なように取り付けられており、更には、
後シート３Ｒの左右両側で車体フレームに取り付けられ
るグラブバー８は、車体フレームに対して単に固定的に
取り付けられるのではなく、回動可能に且つ所定の回動
角度で位置決め可能に取り付けられている。
【００１３】具体的には、例えば、タンデムシート３の
前シート３Ｆについては、図３に示すように、車体前後
方向に延びる左右一対のレール部材２１を車体側のシー
ト取付部分に固着し、また、このレール部材２１に案内
されて車体前後方向に摺動する左右一対の摺動部材２２
を、その取付部２２ａにより前シート３Ｆの下面側に固
着すると共に、車体前後方向に沿って複数の係合孔２３
ａ，２３ｂ，２３ｃを設けた位置決め部材２３を一方の
レール部材２１に一体的に結合して、この一方のレール
部材２１に対応する一方の摺動部材２２に対して、位置
決め部材２３の係合孔２３ａ，２３ｂ，２３ｃの何れか
と選択的に係脱可能な係合部材２４を、その操作部２４
ａによって任意に動かせるように取り付けている。
前シート３Ｆについては、図３に示すように、車体前後
方向に延びる左右一対のレール部材２１を車体側のシー
ト取付部分に固着し、また、このレール部材２１に案内
されて車体前後方向に摺動する左右一対の摺動部材２２
を、その取付部２２ａにより前シート３Ｆの下面側に固
着すると共に、車体前後方向に沿って複数の係合孔２３
ａ，２３ｂ，２３ｃを設けた位置決め部材２３を一方の
レール部材２１に一体的に結合して、この一方のレール
部材２１に対応する一方の摺動部材２２に対して、位置
決め部材２３の係合孔２３ａ，２３ｂ，２３ｃの何れか
と選択的に係脱可能な係合部材２４を、その操作部２４
ａによって任意に動かせるように取り付けている。
【００１４】それにより、摺動部材２２を介してレール
部材２１により案内された状態で、前シート３Ｆを車体
側のシート取付部分に対して車体前後方向に移動させる
ことができると共に、摺動部材２２側の係合部材２４を
レール部材２１側の位置決め部材２３の係合孔２３ａ，
２３ｂ，２３ｃの何れかと選択的に係合させることによ
り、前シート３Ｆを所定の移動位置で固定して位置決め
することができる。
部材２１により案内された状態で、前シート３Ｆを車体
側のシート取付部分に対して車体前後方向に移動させる
ことができると共に、摺動部材２２側の係合部材２４を
レール部材２１側の位置決め部材２３の係合孔２３ａ，
２３ｂ，２３ｃの何れかと選択的に係合させることによ
り、前シート３Ｆを所定の移動位置で固定して位置決め
することができる。
【００１５】また、タンデムシート３の後シート３Ｒに
ついては、図４に示すように、車体前後方向に延びる左
右一対のレール部材２６を車体側のシート取付部分に固
着し、また、このレール部材２６に案内されて車体前後
方向に摺動する左右一対の摺動部材２７を、その前端部
に形成した軸支部２７ａで後シート３Ｒの前端部に回動
可能に連結すると共に、車体前後方向に沿って複数の係
合孔２８ａ，２８ｂ，２８ｃを設けた位置決め部材２８
を一方の摺動部材２７に一体的に結合して、この一方の
摺動部材２７に対応する一方のレール部材２６に対し
て、位置決め部材２８の係合孔２８ａ，２８ｂ，２８ｃ
の何れかと選択的に係脱可能な係合部材２９を、その操
作部２９ａによって任意に動かせるように取り付けてい
る。
ついては、図４に示すように、車体前後方向に延びる左
右一対のレール部材２６を車体側のシート取付部分に固
着し、また、このレール部材２６に案内されて車体前後
方向に摺動する左右一対の摺動部材２７を、その前端部
に形成した軸支部２７ａで後シート３Ｒの前端部に回動
可能に連結すると共に、車体前後方向に沿って複数の係
合孔２８ａ，２８ｂ，２８ｃを設けた位置決め部材２８
を一方の摺動部材２７に一体的に結合して、この一方の
摺動部材２７に対応する一方のレール部材２６に対し
て、位置決め部材２８の係合孔２８ａ，２８ｂ，２８ｃ
の何れかと選択的に係脱可能な係合部材２９を、その操
作部２９ａによって任意に動かせるように取り付けてい
る。
【００１６】それにより、摺動部材２７を介してレール
部材２６により案内された状態で、後シート３Ｒを車体
側のシート取付部分に対して車体前後方向に移動させる
ことができ、更に、後シート３Ｒをその前端部を回動中
心として車体前後方向に回動させることができると共
に、レール部材２６側の係合部材２９を摺動部材２７側
の位置決め部材２８の係合孔２８ａ，２８ｂ，２８ｃの
何れかと選択的に係合させることにより、後シート３Ｒ
を所定の移動位置で固定して位置決めすることができ
る。
部材２６により案内された状態で、後シート３Ｒを車体
側のシート取付部分に対して車体前後方向に移動させる
ことができ、更に、後シート３Ｒをその前端部を回動中
心として車体前後方向に回動させることができると共
に、レール部材２６側の係合部材２９を摺動部材２７側
の位置決め部材２８の係合孔２８ａ，２８ｂ，２８ｃの
何れかと選択的に係合させることにより、後シート３Ｒ
を所定の移動位置で固定して位置決めすることができ
る。
【００１７】また、グラブバー８については、両端部が
車体側（車体フレーム）に回動可能に軸支されているＵ
字状のグラブバー８の一方の端部において、図５（Ａ）
に示すように、軸３１を中心に回動するグラブバー８の
端部側方に、車体側に回動不能に固定された別部材の位
置決め用ギア３２を配設し、この位置決め用ギア３２と
係脱可能な係合部材３３を、グラブバー８の側に中間部
が軸支されたアーム部材３４の一端側に設けたり、或い
は、図５（Ｂ）に示すように、軸３１を中心に回動する
グラブバー８の端部に位置決め用ギア３２を一体的に形
成し、この位置決め用ギア部３２と係脱可能な係合部材
３３を、車体側の一定位置に中間部が軸支されたアーム
部材３４の一端側に設けている。
車体側（車体フレーム）に回動可能に軸支されているＵ
字状のグラブバー８の一方の端部において、図５（Ａ）
に示すように、軸３１を中心に回動するグラブバー８の
端部側方に、車体側に回動不能に固定された別部材の位
置決め用ギア３２を配設し、この位置決め用ギア３２と
係脱可能な係合部材３３を、グラブバー８の側に中間部
が軸支されたアーム部材３４の一端側に設けたり、或い
は、図５（Ｂ）に示すように、軸３１を中心に回動する
グラブバー８の端部に位置決め用ギア３２を一体的に形
成し、この位置決め用ギア部３２と係脱可能な係合部材
３３を、車体側の一定位置に中間部が軸支されたアーム
部材３４の一端側に設けている。
【００１８】それにより、回動軸３１を回動中心として
グラブバー８を任意の角度に回動させてから、アーム部
材３４の他端側の操作レバー部分３４ａで操作して、ア
ーム部材３４の一端側の係合部材３３を位置決め用ギア
３２に係合させることにより、任意の角度に回動させた
グラブバー８を、その回動位置で固定して位置決めする
ことができる。
グラブバー８を任意の角度に回動させてから、アーム部
材３４の他端側の操作レバー部分３４ａで操作して、ア
ーム部材３４の一端側の係合部材３３を位置決め用ギア
３２に係合させることにより、任意の角度に回動させた
グラブバー８を、その回動位置で固定して位置決めする
ことができる。
【００１９】上記のようにタンデムシート３の前シート
３Ｆと後シート３Ｒのそれぞれの位置が独自に変更可能
で、タンデムシート３の後シート３Ｒがその前端側を回
動中心として回動可能で、グラブバー８の角度が変更可
能となっている本実施形態の自動二輪車１では、前シー
ト３Ｆと後シート３Ｒとグラブバー８は、図１に示すよ
うな基本的な使用状態だけでなく、図６（Ａ），
（Ｂ），（Ｃ）と、図７（Ｄ），（Ｅ），（Ｆ）とにそ
れぞれ示すような各使用状態に適宜変更することができ
る。
３Ｆと後シート３Ｒのそれぞれの位置が独自に変更可能
で、タンデムシート３の後シート３Ｒがその前端側を回
動中心として回動可能で、グラブバー８の角度が変更可
能となっている本実施形態の自動二輪車１では、前シー
ト３Ｆと後シート３Ｒとグラブバー８は、図１に示すよ
うな基本的な使用状態だけでなく、図６（Ａ），
（Ｂ），（Ｃ）と、図７（Ｄ），（Ｅ），（Ｆ）とにそ
れぞれ示すような各使用状態に適宜変更することができ
る。
【００２０】すなわち、基本的な使用状態では、図１に
示すように、通常の位置にある前シート３Ｆの後側に後
シート３Ｒが連続して配置されている状態で、後シート
３Ｒの後方に小さな荷物を載置できるスペースが確保さ
れていて、図６（Ａ）に示すように、後シート３Ｒの後
方に小さな収納ボックス１５を設置したり、或いは、図
６（Ｂ）に示すように、グラブバー８を後シート３Ｒの
後方に倒すことで、後シート３Ｒへの乗り降りを容易に
することができる。
示すように、通常の位置にある前シート３Ｆの後側に後
シート３Ｒが連続して配置されている状態で、後シート
３Ｒの後方に小さな荷物を載置できるスペースが確保さ
れていて、図６（Ａ）に示すように、後シート３Ｒの後
方に小さな収納ボックス１５を設置したり、或いは、図
６（Ｂ）に示すように、グラブバー８を後シート３Ｒの
後方に倒すことで、後シート３Ｒへの乗り降りを容易に
することができる。
【００２１】そして、図６（Ｃ）に示すように、後シー
ト３Ｒを後方に移動させると共に、グラブバー８を前方
に回動させて起立させることで、前シート３Ｆに座る運
転者と後シート３Ｒに座る同乗者とが離れてゆったりと
乗ることができると共に、グラブバー８を運転者の背も
たれ部と同乗者のグリップ部とに兼用させることができ
る。
ト３Ｒを後方に移動させると共に、グラブバー８を前方
に回動させて起立させることで、前シート３Ｆに座る運
転者と後シート３Ｒに座る同乗者とが離れてゆったりと
乗ることができると共に、グラブバー８を運転者の背も
たれ部と同乗者のグリップ部とに兼用させることができ
る。
【００２２】また、図７（Ｄ）に示すように、後シート
３Ｒを前方に回動させて起立させると共に、起立させた
後シート３Ｒを後方から支えるように、グラブバー８を
前方に回動させて起立させた状態で、後シート３Ｒを同
乗者の背もたれ部として、大きめの前シート３Ｆに運転
者と同乗者が詰めて座ることにより、後シート３Ｒの後
方のスペースを拡げて、後シート３Ｒの後方に中程度の
荷物を載置することができる。
３Ｒを前方に回動させて起立させると共に、起立させた
後シート３Ｒを後方から支えるように、グラブバー８を
前方に回動させて起立させた状態で、後シート３Ｒを同
乗者の背もたれ部として、大きめの前シート３Ｆに運転
者と同乗者が詰めて座ることにより、後シート３Ｒの後
方のスペースを拡げて、後シート３Ｒの後方に中程度の
荷物を載置することができる。
【００２３】また、図７（Ｅ）に示すように、前シート
３Ｆを前方に移動させ、後シート３Ｒも前方に移動させ
ると共に、後シート３Ｒを前方に回動させて起立させ、
起立させた後シート３Ｒを後方から支えるように、グラ
ブバー８を大きく前方に倒すことにより、後シート３Ｒ
を背もたれ部として前シート３Ｆに運転者が座り、その
運転者の前に小さな子供を前シート３Ｆに座らせて乗せ
ることができると共に、後シート３Ｒの後方のスペース
を大きく拡げて、後シート３Ｒの後方に大きな荷物を載
置することができる。
３Ｆを前方に移動させ、後シート３Ｒも前方に移動させ
ると共に、後シート３Ｒを前方に回動させて起立させ、
起立させた後シート３Ｒを後方から支えるように、グラ
ブバー８を大きく前方に倒すことにより、後シート３Ｒ
を背もたれ部として前シート３Ｆに運転者が座り、その
運転者の前に小さな子供を前シート３Ｆに座らせて乗せ
ることができると共に、後シート３Ｒの後方のスペース
を大きく拡げて、後シート３Ｒの後方に大きな荷物を載
置することができる。
【００２４】また、図７（Ｆ）に示すように、後シート
３Ｒを通常の位置から移動させることなく、前シート３
Ｆだけを前方に大きく移動させ、グラブバー８を前方に
大きく回動させて前シート３Ｆと後シート３Ｒの間に倒
すことにより、前シート３Ｆに座った運転者の前に小さ
な子供を前シート３Ｆに座らせて乗せることができ、後
シート３Ｒに同乗者が座って、更に、後シート３Ｒの後
方に小さな荷物を載置することができる。
３Ｒを通常の位置から移動させることなく、前シート３
Ｆだけを前方に大きく移動させ、グラブバー８を前方に
大きく回動させて前シート３Ｆと後シート３Ｒの間に倒
すことにより、前シート３Ｆに座った運転者の前に小さ
な子供を前シート３Ｆに座らせて乗せることができ、後
シート３Ｒに同乗者が座って、更に、後シート３Ｒの後
方に小さな荷物を載置することができる。
【００２５】なお、本実施形態では、図１に示すよう
に、ステアリング操作を行うためのハンドル２が、ステ
アリングシャフト５の回動軸線よりも車体前方に大きく
オフセットするように設置されていることで、メーター
類がハンドル２の後側に配置されていても、ハンドル２
の周りを覆うカバー部材をシート３側に大きく突出させ
るようなことがないことから、上記のように前シート３
Ｆを前方に移動させても、シート前方の空間部が狭くな
り過ぎて困るということはない。
に、ステアリング操作を行うためのハンドル２が、ステ
アリングシャフト５の回動軸線よりも車体前方に大きく
オフセットするように設置されていることで、メーター
類がハンドル２の後側に配置されていても、ハンドル２
の周りを覆うカバー部材をシート３側に大きく突出させ
るようなことがないことから、上記のように前シート３
Ｆを前方に移動させても、シート前方の空間部が狭くな
り過ぎて困るということはない。
【００２６】上記のように使用状態を様々に変更できる
本実施形態の自動二輪車のシート設置構造によれば、運
転者と同乗者が座る位置や荷物を載せるのに必要なスペ
ースの大きさに合わせて、前シートと後シートのそれぞ
れの位置を変えることにより、同乗者の大きさや人数や
荷物の大きさが変わっても、また、乗り方の好みが異な
っても、常にそれに応じた最適なシートポジションを得
ることができる。
本実施形態の自動二輪車のシート設置構造によれば、運
転者と同乗者が座る位置や荷物を載せるのに必要なスペ
ースの大きさに合わせて、前シートと後シートのそれぞ
れの位置を変えることにより、同乗者の大きさや人数や
荷物の大きさが変わっても、また、乗り方の好みが異な
っても、常にそれに応じた最適なシートポジションを得
ることができる。
【００２７】以上、本発明の自動二輪車のシート設置構
造の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の
ような実施形態に限られるものではなく、例えば、スク
ータータイプの自動二輪車に限らず、アメリカンタイプ
の自動二輪車などに対しても適用可能なものであり、ま
た、前シートと後シートのそれぞれを所定位置に移動さ
せて位置決めするための具体的な構造や、グラブバーを
任意の角度で位置決めするための具体的な構造な構造に
ついては、上記の実施形態に示したような構造に限ら
ず、その他の適宜の構造により実施することも可能であ
る等、適宜設計変更可能なものであることは言うまでも
ない。
造の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の
ような実施形態に限られるものではなく、例えば、スク
ータータイプの自動二輪車に限らず、アメリカンタイプ
の自動二輪車などに対しても適用可能なものであり、ま
た、前シートと後シートのそれぞれを所定位置に移動さ
せて位置決めするための具体的な構造や、グラブバーを
任意の角度で位置決めするための具体的な構造な構造に
ついては、上記の実施形態に示したような構造に限ら
ず、その他の適宜の構造により実施することも可能であ
る等、適宜設計変更可能なものであることは言うまでも
ない。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したような本発明の自動二輪車
のシート設置構造によれば、タンデムシートの前シート
と後シートの位置をそれぞれ独自に変更することで、同
乗者の大きさや人数や荷物の大きさが変わっても、ま
た、乗り方の好みが異なっても、常にそれに応じた最適
なシートポジションを得ることができる。
のシート設置構造によれば、タンデムシートの前シート
と後シートの位置をそれぞれ独自に変更することで、同
乗者の大きさや人数や荷物の大きさが変わっても、ま
た、乗り方の好みが異なっても、常にそれに応じた最適
なシートポジションを得ることができる。
【図１】本発明のシート設置構造が適用されている自動
二輪車の一例を示す側面図。
二輪車の一例を示す側面図。
【図２】図１に示した自動二輪車の上面図。
【図３】図１に示した自動二輪車のタンデムシートの前
シートを車体側に取り付けるための各部材を示す分解斜
視図。
シートを車体側に取り付けるための各部材を示す分解斜
視図。
【図４】図１に示した自動二輪車のタンデムシートの後
シートを車体側に取り付けるための各部材を示す分解斜
視図。
シートを車体側に取り付けるための各部材を示す分解斜
視図。
【図５】図１に示した自動二輪車のグラブバーを所定の
回動角度で位置決めするための機構の具体的な各例
（Ａ），（Ｂ）をそれぞれ示す側面図。
回動角度で位置決めするための機構の具体的な各例
（Ａ），（Ｂ）をそれぞれ示す側面図。
【図６】図１に示した自動二輪車のタンデムシートやグ
ラブバーの使用状態が異なる各例（Ａ），（Ｂ），
（Ｃ）をそれぞれ示す側面図。
ラブバーの使用状態が異なる各例（Ａ），（Ｂ），
（Ｃ）をそれぞれ示す側面図。
【図７】図１に示した自動二輪車のタンデムシートやグ
ラブバーの使用状態が異なる各例（Ｄ），（Ｅ），
（Ｆ）をそれぞれ示す側面図。
ラブバーの使用状態が異なる各例（Ｄ），（Ｅ），
（Ｆ）をそれぞれ示す側面図。
１ 自動二輪車 ３ タンデムシート ３Ｆ （タンデムシートの）前シート ３Ｒ （タンデムシートの）後シート ８ グラブバー
Claims (3)
- 【請求項１】 別体の前シートと後シートによるタンデ
ムシートを備えた自動二輪車において、前シートと後シ
ートのそれぞれが、独自に車体前後方向で移動可能に且
つ所定の移動位置で位置決め可能に取り付けられている
ことを特徴とする自動二輪車のシート設置構造。 - 【請求項２】 タンデムシートの左右両側で両端部が取
り付けられた略Ｕ字状のグラブバーが、回動可能に且つ
任意の回動位置で位置決め可能に取り付けられているこ
とを特徴とする請求項１に記載の自動二輪車のシート設
置構造。 - 【請求項３】 タンデムシートの後シートが、その前端
側を回動中心として回動可能に取り付けられていること
を特徴とする請求項１又は２に記載の自動二輪車のシー
ト設置構造。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000341281A JP2002145143A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 自動二輪車のシート設置構造 |
| CNB011228318A CN1269681C (zh) | 2000-11-09 | 2001-07-09 | 摩托车的车座设置结构 |
| TW092210007U TWM245134U (en) | 2000-11-09 | 2001-10-05 | Seat setting structure for motorcycle |
| EP05015091A EP1584546B1 (en) | 2000-11-09 | 2001-11-09 | Tandem seat arrangement for a vehicle |
| EP01126787A EP1205379B1 (en) | 2000-11-09 | 2001-11-09 | Tandem seat arrangement for a vehicle |
| ES05015091T ES2357958T3 (es) | 2000-11-09 | 2001-11-09 | Dispositivo de asiento en tándem para vehículo. |
| ES01126787T ES2262596T3 (es) | 2000-11-09 | 2001-11-09 | Un dispositivo de asiento en tamdem para vehiculo. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000341281A JP2002145143A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 自動二輪車のシート設置構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002145143A true JP2002145143A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18816045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000341281A Pending JP2002145143A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 自動二輪車のシート設置構造 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (2) | EP1205379B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002145143A (ja) |
| CN (1) | CN1269681C (ja) |
| ES (2) | ES2357958T3 (ja) |
| TW (1) | TWM245134U (ja) |
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| JP2004276754A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Shirouma Science Co Ltd | 自転車等の座席移動調整装置 |
| JP2005112314A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-28 | Honda Motor Co Ltd | 車体後部構造 |
| US7147281B2 (en) | 2003-05-09 | 2006-12-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle seat structure |
| US7621362B2 (en) | 2004-03-17 | 2009-11-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Longitudinally slidable seat structure for two- or three-wheeled vehicle |
| US8025326B2 (en) * | 2005-07-12 | 2011-09-27 | Polaris Industries Inc. | Adjustable seating assemblies for vehicles |
| JP2015131556A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のリアシート周辺構造 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6968917B2 (en) | 2000-09-13 | 2005-11-29 | Bombardier Recreational Products Inc. | ATV with improved driver positioning and/or multi passenger capacity |
| EP1490257A1 (en) * | 2001-11-13 | 2004-12-29 | Bombardier Recreational Products Inc. | Atv with improved driver positioning and single or multiple passenger capacity |
| JP4478485B2 (ja) * | 2004-03-17 | 2010-06-09 | 本田技研工業株式会社 | 二・三輪車両用前後スライド可能シート構造 |
| JP4571033B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2010-10-27 | 本田技研工業株式会社 | 車両の燃料タンク配置構造 |
| US8215694B2 (en) * | 2008-10-07 | 2012-07-10 | Polaris Industries Inc. | ATV having arrangement for a passenger |
| CN101712271B (zh) * | 2008-10-08 | 2013-01-02 | 光阳工业股份有限公司 | 摩托车后座垫调整装置 |
| JP5399171B2 (ja) * | 2009-08-28 | 2014-01-29 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のバックレスト構造 |
| DE102011007526B4 (de) | 2011-04-15 | 2018-11-22 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Motorrad mit einer Motorradsitzbank |
| DE102011078268B4 (de) * | 2011-06-29 | 2021-11-25 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Zweirad, insbesondere Motorrad oder Motorroller |
| JP2013035305A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-21 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
| ITPD20130330A1 (it) * | 2013-12-03 | 2015-06-04 | Gianluca Bozzolan | Sistema per agevolare la salita a bordo dei motoveicoli, a due o piu' ruote, mediante sella e carenatura suddivise in parti fisse e mobili |
| CN104875819A (zh) * | 2015-05-19 | 2015-09-02 | 泰州市建业车件制造有限公司 | 一种多功能摩托车座架 |
| CN105329343A (zh) * | 2015-11-23 | 2016-02-17 | 厦门厦杏摩托有限公司 | 一种摩托车靠背坐垫机构 |
| DE102019120892A1 (de) * | 2019-08-02 | 2021-02-04 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Haltevorrichtung für ein Neigefahrzeug |
| JP7118196B2 (ja) * | 2020-03-30 | 2022-08-15 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
| CN113200110B (zh) * | 2021-04-28 | 2022-05-20 | 浙江绿驹车业有限公司 | 一种多功能乘员扶手结构 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1115212A (fr) * | 1954-12-01 | 1956-04-20 | Selle biplace à double position du siège arrière et barre d'appui escamotable, pour motocyclettes et autres véhicules | |
| FR1125764A (fr) * | 1955-06-02 | 1956-11-07 | Accessoires Scooters Motos Soc | Perfectionnements aux selles bi-place pour motocycles |
| US3822917A (en) * | 1972-05-22 | 1974-07-09 | S George | Adjustable backrest for a seat for cycles |
| JPS5926377A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-10 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のシ−ト装置 |
| CH659980A5 (it) * | 1983-09-14 | 1987-03-13 | Renzo Ricci | Sella biposto per motocicli, scooters e veicoli similari con parte posteriore adattabile a schienale. |
| US4570998A (en) * | 1984-11-19 | 1986-02-18 | Hughes Jerry J | Motorcycle backrest seat |
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| DE19647464A1 (de) * | 1996-11-16 | 1998-05-20 | Bayerische Motoren Werke Ag | Fahrzeugsitz |
| US5713629A (en) * | 1996-12-26 | 1998-02-03 | Plackis; Thomas | Convertible motorcycle seats |
-
2000
- 2000-11-09 JP JP2000341281A patent/JP2002145143A/ja active Pending
-
2001
- 2001-07-09 CN CNB011228318A patent/CN1269681C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-05 TW TW092210007U patent/TWM245134U/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-11-09 EP EP01126787A patent/EP1205379B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-09 ES ES05015091T patent/ES2357958T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-09 ES ES01126787T patent/ES2262596T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-09 EP EP05015091A patent/EP1584546B1/en not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
| ES2262596T3 (es) | 2006-12-01 |
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| TWM245134U (en) | 2004-10-01 |
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| EP1584546A2 (en) | 2005-10-12 |
| EP1584546B1 (en) | 2011-01-19 |
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