JP2002143044A - 真空掃除機の吸入部組立体 - Google Patents

真空掃除機の吸入部組立体

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JP2002143044A JP2001218852A JP2001218852A JP2002143044A JP 2002143044 A JP2002143044 A JP 2002143044A JP 2001218852 A JP2001218852 A JP 2001218852A JP 2001218852 A JP2001218852 A JP 2001218852A JP 2002143044 A JP2002143044 A JP 2002143044A
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suction unit
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Byung-Jo Lee
炳 朝 李
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Samsung Gwangju Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸入部本体に伝えられる衝撃を緩和させられ
るように構造が改善された真空掃除機の吸入部組立体を
提供する。 【解決手段】 本発明に係る真空掃除機の吸入部組立体
は、掃除機本体について延長管を介して連結され、被掃
除面からホコリ及び異物が含まれた空気を吸い込むよう
に吸入口が設けられた吸入部本体と、吸入部本体が被掃
除面に沿って移動しているうちに所定妨害物に衝突する
時、その衝撃を緩和させる衝撃緩和手段とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は真空掃除機に係り、
さらに詳しくは被掃除面に沿って移動しつつホコリ及び
異物を含んだ空気を吸入する真空掃除機の吸入部組立体
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、アップライト型またはキャニス
タ型のような真空掃除機は、掃除機の本体に連結され被
掃除面に沿って移動する吸入部組立体を備える。前記掃
除機本体の内部はホコリフィルターが着脱自在に設けら
れる集塵室と、吸入力を提供するファンモータが設けら
れるファンモータ駆動室とに区分される。前記構成にお
いて、ファンモータが駆動されれば、吸入部組立体の吸
入口に強力な吸入力が発生する。この吸入力により被掃
除面に存するホコリ及び各種汚物を含んだ空気が掃除機
本体に吸い込まれる。このように吸い込まれた空気は掃
除機本体の集塵室に設けられたホコリフィルターを経由
して排出されるが、この時空気中に含まれた各種汚物は
前記ホコリフィルターで収去され、吸入空気はファンモ
ータ駆動室を経て外部に排出される。
【０００３】ところが、前記吸入部組立体は使用者によ
り前記被掃除面に沿って移動している途中で家具や上が
り框などの妨害物に衝突する場合がある。この場合、前
記吸入部組立体が破損されたり傷ついたりする。このよ
うなことを防ぐため、使用者は吸入部組立体を自由に移
動させ難い面倒さがある。
【０００４】一方、前記吸入部組立体は、被掃除面にく
っついた異物や汚された垢を拭き取るための雑巾が被掃
除面に対面して回転可能なように設けられる。ところ
が、この場合前記雑巾は所定の駆動手段により高速で回
転するので、前記雑巾の枠が吸入部組立体の外側に露出
されれば安全上の問題点がある。したがって、高速で回
転する雑巾から使用者の安全を確保することができる装
置が求められる。
【０００５】一方、通常の吸入部組立体は、被掃除面と
向かい合うその下部前方に吸入口を含む吸入路が設けら
れ、その吸入路を通じて被掃除面の汚物を吸い込む。
【０００６】しかし、使用者は一般に吸入部組立体を前
後に押したり引いたりしながら掃除を行うようになり、
よって吸入部組立体が前方に向けて移動する場合は異物
やホコリなどが前方に置かれた吸入路を通じて吸い込ま
れるが、後方に移動する場合は後方に置かれた汚物が前
方に位置した吸入路に達する時まで吸い込まれず掃除効
率が低下する短所があった。
【０００７】そして、前述したように雑巾が下部に被掃
除面と対向するように設けられた吸入部組立体の場合、
前記吸入部組立体が前方に移動する場合は雑巾の回転動
作が干渉されないが、吸入部組立体が後方に向けて移動
する場合は異物やホコリなどが雑巾に引っ掛かってその
回転動作が干渉される問題点がある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述したよう
な問題点を解決するために案出されたもので、その目的
は吸入部本体に伝えられる衝撃を緩和させられるように
構造が改善された真空掃除機の吸入部組立体を提供する
ところにある。
【０００９】そして、本発明の他の目的は、空気吸入流
路の構造を改善して掃除効率が向上した真空掃除機の吸
入部組立体を提供するところにある。
【００１０】また、本発明のさらに他の目的は、雑巾の
駆動から使用者の安全を確保することができるように構
造が改善された真空掃除機の吸入部組立体を提供すると
ころにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明に係る真空掃除機の吸入部組立体は、掃除
機本体に対して延長管を介して連結され、被掃除面から
ホコリ及び異物の含まれた空気を吸込むように吸入口が
設けられた吸入部本体と、吸入部本体が被掃除面に沿っ
て移動しているうちに所定妨害物に衝突する時、その衝
撃を緩和させる衝撃緩和手段とを含むことを特徴とす
る。
【００１２】ここで、前記衝撃緩和手段は、前記吸入部
本体の前記被掃除面に隣接した枠を包むように設けられ
る弾性部材を含み、前記弾性部材は前記吸入部本体の前
記延長管が結合される一側に対称になる前面枠を取り囲
むように設けられることが望ましい。
【００１３】一方、前記他の目的を達成するための本発
明に係る真空掃除機の吸入部組立体は、掃除機本体に対
して延長管を介して連結され、被掃除面からホコリ及び
異物の含まれた空気を吸い込むように吸入口が形成され
た吸入部本体を含む真空掃除機の吸入部組立体におい
て、吸入部本体の下部前方に形成されホコリの含まれた
空気が吸い込まれる第１吸入路と、吸入部本体の下部後
方に形成されホコリの含まれた空気が吸い込まれる第２
吸入路とを含むことを特徴とする。
【００１４】前記吸入部組立体は、前記第１吸入路と前
記第２吸入路との間に形成され、これらから吸い込まれ
る空気が前記延長管を介して排出されるようにガイドす
るガイド通路をさらに含むことが望ましい。
【００１５】また、前記吸入部本体の下部に雑巾が回転
可能に設けられ、前記吸入部本体の内側には前記雑巾を
駆動させるための回転駆動部が設けられる時は、前記回
転駆動部を挟んで前後方に各々前記第１吸入路と前記第
２吸入路が形成されることがさらに望ましい。
【００１６】そして、前記さらに他の目的を達成するた
めの本発明に係る真空掃除機の吸入部組立体は、掃除機
本体の駆動モータの駆動時生ずる吸入力により被掃除面
のホコリ及び異物の含まれた空気を吸い込むための吸入
口が設けられた吸入部本体と、吸入口に隣接して被掃除
面のくっついた異物を拭き取るように前記吸入部本体の
下部壁に回転可能に設けられた雑巾を備える掃除機の吸
入部組立体において、前記雑巾の外側を包むように前記
吸入部本体に設けられ、前記被掃除面に接触された雑巾
の側面枠が前記吸入部本体の外側に露出されることを防
止する雑巾カバー部を含むことを特徴とする。
【００１７】ここで、前記雑巾カバー部は、前記吸入部
本体の下部壁と向かい合う雑巾の上面を覆うように前記
下部壁から延び、前記雑巾の枠の形状に対応する円弧状
の枠を持つ蓋部と、前記円弧状の枠から前記被掃除面側
に延びて前記雑巾の側面枠を包む囲い部とを具備するこ
とが望ましい。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の実施例にともなう掃除機の吸入部組立体を詳細に
説明する。一方、前述した図面の参照符号と同じ参照符
号は同一構成要素を示し、その構成要素に対する詳細な
説明は省略する。
【００１９】図１は本発明の一実施例にともなう吸入部
組立体の採用された真空掃除機の概略的な斜視図であ
る。
【００２０】同図を参照するに、真空掃除機は掃除機本
体１と、前記掃除機本体１と延長管７の一端を連結する
連結ホース３と、前記延長管７の他端に動き可能に設け
られる吸入部組立体１０を具備する。前記延長管７には
作動スイッチを持つ取っ手５が設けられる。前記作動ス
イッチの操作により前記掃除機本体１に設けられるファ
ンモータ(図示せず)が駆動されれば、吸入部組立体１０
には強い吸入力が生ずる。
【００２１】前記吸入部組立体１０は、吸入部本体１１
と、前記吸入部本体１１が所定妨害物に衝突する時生ず
る衝撃を緩和させる衝撃緩和手段を具備する。この吸入
部本体１１の下部には被掃除面に存在するホコリ及び異
物の含まれた空気を吸い込むための吸入口(図示せず)が
形成される。
【００２２】前記衝撃緩和手段は、吸入部本体１１に設
けられる弾性部材１３を含む。前記弾性部材１３は、例
えば所定の厚さを持つゴム材質で形成される。そして、
掃除時、吸入部本体１１の被掃除面に隣接した枠１１ａ
が所定妨害物に主に衝突されることを勘案し、前記弾性
部材１３はその枠１１ａを包むように設けられることが
望ましい。また、前記弾性部材１３は吸入部本体１１の
前記延長管７が結合される後側枠に対称になる前面枠を
取り囲むように設けられることが一層望ましい。このよ
うな弾性部材１３はボンドなどの接着剤により枠１１ａ
に付着できる。また、弾性部材１３はネジまたはフック
部材により吸入部本体１１に設けられることもできる。
【００２３】以上説明した通り、吸入部本体１１に弾性
部材１３を設けることにより、掃除作業時、吸入部組立
体１０が家具や壁面などの妨害物と衝突する時発生する
衝撃が吸入部本体１１に全て伝えられない。したがっ
て、吸入部本体１１が破損されたり傷ついたりすること
を予防できる。特に、吸入部本体１１に電気または電子
部品（図示せず）が組み込まれている場合は、これら内
蔵部品を外部の衝撃から効率よく保護して掃除機の安全
性及び耐久性を向上させられる。
【００２４】図２ないし図４を参照するに、本発明の第
２実施例にともなう真空掃除機の吸入部組立体２０は、
延長管７により掃除機本体(図示せず)に連結される吸入
部本体２１と、前記吸入部本体２１に回転可能に設けら
れる雑巾３０及び衝撃緩和手段を具備する。
【００２５】前記吸入部本体２１は、図２に示した通
り、ベース部材２２と蓋部材２３を具備する。前記ベー
ス部材２２の下部壁２２ａには雑巾３０が被掃除面と向
かい合うように外側に露出され、回転可能なように設け
られる。ここで、前記雑巾３０は吸入部本体２１に回転
可能に設けられた回転体４１に着脱自在に支持される。
前記雑巾３０は円盤型の形状を持ち、バルクロファスナ
ー４２により回転体４１に結合される。また、吸入部組
立体２０の内側には前記回転体４１を駆動させるための
回転駆動部４０が設けられる。前記回転駆動部４０は吸
入部本体２１の内部に設けられる両方向回転モータ４３
と、前記両方向回転モータ４３の駆動力を回転体４１へ
伝達するためのウォーム４５と変換ギア４７及びこれを
取り囲むように設けられたカバー４９とを含む。前記両
方向回転モータ４３は延長管７の内部に設けられた電線
７ａを介してその延長管７の取っ手部５（図１参照）に
設けられる作動スイッチに連結される。前記作動スイッ
チの操作により前記両方向回転モータ４３が駆動され
る。両方向回転モータ４３の駆動により生じた駆動力は
ウォーム４５及びウォーム４５に噛み合った変換ギア４
７へ伝えられ、これに伴い前記変換ギア４７と結合され
た回転体４１が高速で回転するようになり、雑巾３０も
共に回転する。ここで、前記両方向回転モータ４３とウ
ォーム４５及び変換ギア４７は吸入部本体２１内でカバ
ー４９により掃除機本体１に吸い込まれる汚物を含んだ
空気から密閉される。また、前記カバー４９を取り外せ
れば、前記回転駆動部４０が外部に露出されメンテナン
スが可能になる。
【００２６】前述したように高速で回転する雑巾３０は
被掃除面にくっついた異物を拭き取る。ところが、図４
に示した通り、吸入部本体２１の下部壁２２ａに設けら
れた吸入口Ｈと雑巾３０が被掃除面に対面したまま被掃
除面の掃除作業が行われる時、前記雑巾３０の側面枠３
１が外側に露出されれば、高速で回転するようになる雑
巾３０が使用者の足やその他家具にぶつかって安全事故
を起こす恐れがある。この点を考慮して、吸入部本体２
１には外部に露出される雑巾３０の側面枠３１を包むた
めの雑巾カバー部２２ｄが設けられる。前記雑巾カバー
部２２ｄは下部壁２２ａと向かい合う雑巾３０の上部を
覆うように前記下部壁２２ａから延びた蓋部２２ｂと、
前記蓋部２２ｂから被掃除面側に延びて前記雑巾３０の
側面枠３１を包む囲い部２２ｃを具備する。前記蓋部２
２ｂは下部壁２２ａと一体に形成され、前記雑巾３０の
側面枠３１の形状に対応する円弧状の枠Ｌを持つ。前記
囲い部２２ｃは前記円弧状枠Ｌから被掃除面側に前記蓋
部２２ｂについて所定の高さで段差があるように延設さ
れる。このように形成された雑巾カバー部２２ｄは吸入
部本体２１の前面枠２０aに対称になる背面枠及び背面
枠部を成すようになる。また、前記囲い部２２ｃは雑巾
３０により拭き取られた異物が吸入部本体２１の外側に
跳ね出ることを防止できる。すなわち、雑巾３０の回転
力により移動する異物は囲い部２２ｃにより前記吸入口
Ｈに誘導される。したがって、前記雑巾カバー部２２ｄ
は雑巾３０が外部に露出されることを防止して安全事故
を予防できる機能と共に、異物を吸入口Ｈに誘導して掃
除効率を高める機能を持つ。
【００２７】前記衝撃緩和手段は、吸入部本体２１に設
けられる弾性部材５０を具備する。前記弾性部材５０
は、例えば弾性変形されるゴム材質で形成される。前記
弾性部材５０は吸入部本体２１が被掃除面に沿って移動
しているうちに家具または壁面及び上がり框などの妨害
物に衝突する時、その衝突による衝撃から吸入部本体２
１を保護するようになる。したがって、弾性部材５０は
吸入部本体２１の前面枠２０ａに設けられることが望ま
しい。
【００２８】図５ないし図７を参照するに、本発明の第
３実施例にともなう吸入部組立体２０は、ベース部材２
４と蓋部材２３とから構成される吸入部本体２１を具備
する。この吸入部本体２１の後方は延長管７が連結さ
れ、ベース部材２４の底面には一対の雑巾３０が着脱可
能に装着され、吸入部本体２１内には前記一対の雑巾３
０を同時に回転駆動させるための回転駆動部４０が設け
られる点においては前述した実施例の吸入部組立体２０
と同じ構成を持つ。
【００２９】一方、前記吸入部本体２１の後方縁部に
は、吸入部本体２１の底面と被掃除面間の摩擦を減らす
ための複数の転がりローラ２５が設けられ、前記回転駆
動部４０は前記雑巾３０を駆動させるための両方向回転
モータ４３、ウォーム４５、変換ギア４７とを含む。そ
して、前記回転駆動部４０には前記両方向回転モータ４
３とウォーム４５及び変換ギア４７を内側に含んで密閉
させるように設けられた別のカバー４９が含まれうる。
一方、前記変換ギア４７はベース部材２４の底面に形成
された回転体４１と結合されている。
【００３０】本実施例にともなう吸入部組立体２０は、
ベース部材２４の下部前方に空気の吸い込まれる第１吸
入路６０が形成され、前記回転駆動部４０を挟んでベー
ス部材２４の後方にも第１吸入路６０と対向する一対の
第２吸入路７０が形成される点に特徴がある。そして、
これら第１及び第２吸入路６０、７０から吸い込まれた
空気が後方の延長管７を介して排出されるようにガイド
するガイド通路７７が第１及び第２吸入路６０、７０間
に形成される。したがって、前記一対の第２吸入路７０
は前記吸入部本体２１と延長管７の連結部側に置かれ
る。
【００３１】前記第１吸入路６０は、図示の如く、ベー
ス部材２４の下面から所定の高さに突設された第１隔壁
６１と、前記第１隔壁６１の端部からベース部材２４の
前方に延設された第１カバー６２により画設され、ベー
ス部材２４の底面に形成されたスリット型の第１吸入口
６４と、前記ガイド通路７７と連通するように前記第１
隔壁６１に形成された第１排出口６３とを具備する。
【００３２】前記ガイド通路７７は、ベース部材２４の
下面から突設された一対のガイド隔壁７５により側壁が
区画され、前記回転駆動部４０のカバー４９により上面
が密閉される。
【００３３】前記第２吸入路７０は前記第１吸入路６０
と類似に、ベース部材２４の下面から所定の高さに突設
された第２隔壁７１と、前記第２隔壁７１の端部から下
部ベース部材２４の後方及びガイド通路７７のガイド隔
壁７５に延設された第２カバー７２で画設され、ベース
部材２４の底面に形成されたスリット型の第２吸入口７
９と、前記ガイド通路７７と連通するようにガイド隔壁
７５に形成された第２排出口７３とを具備する。
【００３４】前述した通りの構成を持つ本発明に係る吸
入部組立体２０によれば、真空掃除機が作動されれば、
掃除機本体に備わるファンモータ(図示せず)により生じ
た強い吸入力によって、被掃除面に存する異物及びホコ
リなどが空気と共に第１及び第２吸入口６４、７９に同
時に吸い込まれる。このように吸い込まれた異物などが
含まれた空気は第１及び第２排出口６３、７３を通じて
ガイド通路７７に流入される。その後、吸入部本体２１
の内側に流入された空気はガイド通路７７によりガイド
され延長管７を介して掃除機本体内の集塵室に排出され
る。かつ、吸入部本体２１の底面に装着された雑巾３０
は高速で回転することによって、被掃除面にくっついた
垢などを除去できるようになる。
【００３５】一方、使用者は吸入部組立体２０を前後に
押したり引いたりしながら掃除を行う。これに伴い、吸
入部組立体２０が前方に向けて移動する場合は異物やホ
コリなどが第１吸入路６０を通じて吸い込まれるので雑
巾３０の回転動作が干渉されず、吸入部組立体２０が後
方に向けて移動する場合も異物やホコリなどが第２吸入
路７０を通じて吸い込まれるので、雑巾３０の回転動作
が干渉されない。
【００３６】この時、前記雑巾３０は内部に水分を含有
できる繊維部材で形成され、必要に応じて使用者が濡れ
雑巾掃除もできる。
【００３７】前述したような第１吸入路６０と第２吸入
路７０を持つ吸入部組立体２０の構成は、前述した雑巾
３０及び回転駆動部４０が設けられない通常の吸入部組
立体(図１参照)にも適用できる。
【００３８】すなわち、図示されていないが、前記ガイ
ド通路７７が回転駆動部４０によってではなく、カバー
部材などの別の密閉手段により密閉され延長管７と連結
されるとすれば、通常の吸入部組立体にも第１吸入路６
０及び第２吸入路７０が設けられ掃除効率を向上できる
ことは当然である。
【００３９】また、本実施例に伴う吸入部組立体２０
は、前述した実施例のように、吸入部組立体２０が掃除
作業中被掃除面に沿って移動しているうちに所定妨害物
に衝突する場合に構えて吸入部組立体２０の前方枠に衝
撃緩和手段として弾性部材５０がさらに設けられ、前記
雑巾３０の駆動から使用者の安全を勘案して雑巾カバー
部２２ｄがさらに設けられることができることは当然で
ある。
【００４０】以上説明したように、本発明に係る真空掃
除機の吸入部組立体２０によれば、吸入部本体２１に衝
撃緩和用弾性部材を設けることで、吸入部組立体２０を
外部妨害物の衝突から保護することができる。したがっ
て、吸入部組立体２０を自由に使用できるようになって
掃除作業が容易になり、吸入部組立体２０の故障及び破
損を防止して寿命を延ばせるという長所がある。
【００４１】また、吸入部本体２１に雑巾カバー部を用
意することによって、高速で回転される雑巾３０による
安全事故を予防でき、雑巾３０により拭き取られる異物
を吸入口６４、７９に誘導して掃除効率を向上させられ
るという長所がある。
【００４２】一方、吸入部組立体２０の前後方に設けら
れた吸入路６０、７０を通じて被掃除面の汚物が吸い込
まれることによって、掃除作業時吸入部組立体２０が被
掃除面に沿って前後方に移動する時吸入部本体２１の前
後方の両方向に異物を吸い込むことが可能になるので、
掃除効率が向上される。
【００４３】また、吸入部組立体２０の下部に雑巾３０
が回転可能に設けられた場合は、掃除作業時吸入部組立
体２０が被掃除面に沿って前後方に移動する時に異物や
ホコリ等によって雑巾３０の回転動作が干渉されないの
で、雑巾の安定した動作を確保して雑巾を駆動する回転
駆動部４０の負荷を減少させられる。
【００４４】以上では本発明の特定の望ましい実施例に
ついて示しかつ説明した。しかし、本発明は前述した実
施例に限らず、特許請求の範囲において請求する本発明
の要旨を逸脱せず該当発明が属する技術分野において通
常の知識を持つ者ならば誰でも変形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例にともなう吸入部組立体が
採用された真空掃除機を示した斜視図である。
【図２】本発明の第２実施例にともなう真空掃除機の吸
入部組立体を示した斜視図である。
【図３】図２に示した吸入部組立体の概略的な分離斜視
図である。
【図４】図２に示した吸入部組立体の底面図である。
【図５】本発明の第３実施例にともなう吸入部組立体の
分離斜視図である。
【図６】図５のＩ−Ｉ線断面図である。
【図７】図５に示した吸入部組立体の底面図である。
【符号の説明】
１ 掃除機本体 ３ 連結ホース ５ 取っ手 ７ 延長管 ７ａ 電線 １０、２０ 吸入部組立体 １１、２１ 吸入部本体 １１ａ 枠 １３、５０ 弾性部材 ２０ａ 前面枠 ２２、２４ ベース部材 ２２ａ 下部壁 ２２ｂ 蓋部 ２２ｃ 囲い部 ２２ｄ 雑巾カバー部 ２３ 蓋部材 ２５ 転がりローラ ３０ 雑巾 ３１ 側面枠 ４０ 回転駆動部 ４１ 回転体 ４２ バルクロファスナー ４３ 両方向回転モータ ４５ ウォーム ４７ 変換ギア ４９ カバー ６０ 第１吸入路 ６１ 第１隔壁 ６２ 第１カバー ６３ 第１排出口 ６４ 第１吸入口 ７０ 第２吸入路 ７１ 第２隔壁 ７２ 第２カバー ７３ 第２排出口 ７５ ガイド隔壁 ７７ ガイド通路 ７９ 第２吸入口

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 掃除機本体に延長管を介して連結され、
    被掃除面からホコリ及び異物の含まれた空気を吸い込ま
    れるように吸入口が設けられた吸入部本体と、 前記吸入部本体が前記被掃除面に沿って移動しているう
    ちに所定妨害物に衝突する時、その衝撃を緩和させる衝
    撃緩和手段とを含むことを特徴とする真空掃除機の吸入
    部組立体。
  2. 【請求項２】 前記衝撃緩和手段は、前記吸入部本体の
    前記被掃除面に隣接した枠を包むように設けられる弾性
    部材を含むことを特徴とする請求項１に記載の真空掃除
    機の吸入部組立体。
  3. 【請求項３】 前記弾性部材は、前記吸入部本体の前記
    延長管が結合される一側に対称になる前面枠を包むよう
    に設けられることを特徴とする請求項２に記載の真空掃
    除機の吸入部組立体。
  4. 【請求項４】 前記弾性部材は、前記吸入部本体に接着
    剤により接着されることを特徴とする請求項２に記載の
    真空掃除機の吸入部組立体。
  5. 【請求項５】 掃除機本体に延長管を介して連結され、
    被掃除面からホコリ及び異物の含まれた空気を吸い込ま
    れるように吸入口が設けられた吸入部本体と、 前記吸入部本体の下部前方に形成され、ホコリの含まれ
    た空気が吸い込まれる第１吸入路と、 前記吸入部本体の下部後方に形成され、ホコリの含まれ
    た空気が吸い込まれる第２吸入路とを含むことを特徴と
    する真空掃除機の吸入部組立体。
  6. 【請求項６】 前記第１吸入路と前記第２吸入路との間
    に形成され、これらから吸い込まれる空気が前記延長管
    を介して排出されるようにガイドするガイド通路をさら
    に含むことを特徴とする請求項５に記載の真空掃除機の
    吸入部組立体。
  7. 【請求項７】 前記第２吸入路は、前記吸入部本体の下
    面に形成された吸入口と、前記ガイド通路の側壁に形成
    された排出口とを含むことを特徴とする請求項６に記載
    の真空掃除機の吸入部組立体。
  8. 【請求項８】 前記第２吸入路は前記吸入部組立体と前
    記延長管の連結部位の左右に夫々一つずつ一対に形成さ
    れることを特徴とする請求項７に記載の真空掃除機の吸
    入部組立体。
  9. 【請求項９】 前記吸入部本体の下面には雑巾が回転可
    能に設けられ、前記吸入部本体の内側には前記雑巾を駆
    動させるための回転駆動部が設けられることを特徴とす
    る請求項６に記載の真空掃除機の吸入部組立体。
  10. 【請求項１０】 前記第１吸入路と前記第２吸入路は前
    記回転駆動部を挟んで前記吸入部本体の下部前後方に各
    々形成され、前記ガイド通路は前記回転駆動部により上
    部が密閉されることを特徴とする請求項９に記載の真空
    掃除機の吸入部組立体。
  11. 【請求項１１】 前記吸入部本体が前記被掃除面に沿っ
    て移動しているうちに所定妨害物に衝突する時、その衝
    撃を緩和させる衝撃緩和手段をさらに含むことを特徴と
    する請求項５に記載の真空掃除機の吸入部組立体。
  12. 【請求項１２】 掃除機本体の駆動モータの駆動時生ず
    る吸入力により被掃除面のホコリ及び異物の含まれた空
    気を吸い込むための吸入口を持つ吸入部本体と、 前記吸入口に隣接して被掃除面のくっついた異物を拭き
    取るように前記吸入部本体の下部壁に回転可能に設けら
    れた雑巾と、 前記雑巾を回転駆動させるために前記吸入部本体の内部
    に設けられる回転駆動部と、 前記雑巾の外側を包むように前記吸入部本体に設けら
    れ、前記被掃除面に接触された雑巾の側面枠が前記吸入
    部本体の外側に露出されることを防止する雑巾カバー部
    とを含むことを特徴とする真空掃除機の吸入部組立体。
  13. 【請求項１３】 前記雑巾カバー部は、前記吸入部本体
    の下部壁と向かい合う雑巾の上面を覆うように前記下部
    壁から延び、前記雑巾の枠形状に対応する円弧状の枠を
    持つ蓋部と、前記円弧状の枠から前記被掃除面側に延び
    て前記雑巾の側面枠を包む囲い部とを備えることを特徴
    とする請求項１２に記載の真空掃除機の吸入部組立体。
  14. 【請求項１４】 前記吸入部本体が前記被掃除面に沿っ
    て移動しているうちに所定妨害物に衝突する時、その衝
    撃を緩和させる衝撃緩和手段をさらに含むことを特徴と
    する請求項１２に記載の真空掃除機の吸入部組立体。
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