JP2017131440A - 電気掃除機用の吸込口体および電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用の吸込口体および電気掃除機 Download PDF

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【課題】壁際の床面上にこびりついた塵埃やゴミを剥がし取ってきれいに清掃することができる電気掃除機用の吸込口体および電気掃除機を提供すること。【解決手段】床面に対向する集塵開口部を有する吸込口本体と、壁際の床面と摺接可能なように前記吸込口本体の前端部に設けられたブラシと、前記ブラシを保持しながら左右方向に往復動させるブラシ移動機構とを備えたことを特徴とする電気掃除機用の吸込口体。【選択図】図3

Description

本発明は、電気掃除機用の吸込口体および電気掃除機に関する。
従来、集塵開口部を有する吸込口体の本体ケースの前端に緩衝体を設けると共に、緩衝体の前面に左右方向に延びる複数の突出部を設けることにより、掃除中に室内の壁に本体ケースが衝突して破損するのを防止するよう構成された電気掃除機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、この電気掃除機は、複数の突出部が壁に当接した状態において、上方から突出部間に空気が流れ、この気流によって壁際の床面上にある塵埃やゴミを集塵開口部の方へ吸い込むように構成されている。
また、吸込口体の本体ケースの前端にバンパーを設けることにより、掃除中に室内の壁に本体ケースが衝突して破損するのを防止するよう構成された電気掃除機が提案されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、この電気掃除機は、バンパーと本体ケースとの間に気流を通す複数の吸気孔が形成されており、各吸気孔を通る気流によって壁際の床面上にある塵埃やゴミを集塵開口部の方へ吸い込むように構成されている。
しかしながら、壁際の床面上の塵埃やゴミ等のダストは湿気等によりこびりついている場合がある。このような場合には、前記のように吸込口体の前端部に気流を通しても床面にこびりついたダストを集塵開口部の方へ吸い込むことができないため、壁際をきれいに清掃することができなかった。
そこで、特許文献3および4では、前端部にブラシを設けた吸込口体を提案している。
特許文献3の場合、吸込口体の前端部の左右両側に固定ブラシ、回転ブラシまたは前後方向に揺動可能な揺動ブラシが設けられている。
特許文献4の場合、吸込口体の前端部に沿って左右方向に延びるブラシが設けられ、このブラシを超音波振動子によって振動させるよう構成されている。
特許第4040289号公報 特開2009−66351号公報 特開平8−196486号公報 特開2006−297050号公報
特許文献3の吸込口体では、吸込口体の前端部の左右両側にのみブラシが設けられ、前端部の左右両側の間の領域にはブラシが設けられていない。そのため、清掃時において、吸込口体を壁面に押し付けるだけでは、吸込口体の左右両側の間の領域では壁際の床面上にこびりついたダストの剥がし残しが生じてしまう。したがって、ユーザーが吸込口体を壁際に沿って左右方向に移動させてブラシをダストに擦りつける必要がある。
また、特許文献4の吸込口体では、吸込口体の前端部に沿って左右方向に長いブラシが設けられているものの、超音波振動子によるブラシの振動では壁際の床面上にこびりついたダストを剥がし取るには十分なブラッシング力が得られなかった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、壁際の床面上にこびりついた塵埃やゴミ等のダストを剥がし取ってきれいに清掃することができる電気掃除機用の吸込口体および電気掃除機を提供することを目的とする。
かくして、本発明によれば、床面に対向する集塵開口部を有する吸込口本体と、壁際の床面と摺接可能なように前記吸込口本体の前端部に設けられたブラシと、前記ブラシを保持しながら左右方向に往復動させるブラシ移動機構とを備えた電気掃除機用の吸込口体が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、掃除機本体と、この掃除機本体と接続された前記電気掃除機用の吸込口体とを備えた電気掃除機が提供される。
本発明の電気掃除機用の吸込口体によれば、壁際を清掃する際、機械的にブラシを左右方向に往復動させてユーザーの負担を軽減することができると共に、吸込口体の前端部全体に亘ってブラシが往復動して床面上にこびりついた塵埃やゴミ等のダストを剥がし取ってきれいに清掃することができる。
本発明における電気掃除機の実施形態1を示す概略斜視図である。 実施形態1の電気掃除機に用いられる吸込口体を示す斜視図である。 実施形態1における吸込口体の往復動機構部を示す説明図である。 実施形態1における吸込口体の前端部付近の概略左側断面図である。 実施形態1における往復動機構部のモータおよび動力伝達部の連結状態を示す説明図である。 実施形態1における吸込口体のブラシの動作を示す第1の説明図である。 図6(A)に引き続く第2の説明図である。 実施形態2における吸込口体の往復動機構部を示す説明図である。
(実施形態1)
図1は本発明における電気掃除機の実施形態1を示す概略斜視図であり、図2は実施形態1の電気掃除機に用いられる吸込口体を示す斜視図である。
この電気掃除機1は、集塵室および電動送風機等を有する掃除機本体2と、ホース3および延長ホース4を介して掃除機本体2と接続された吸込口体5とを備える。
ホース3のハンドル3aには操作部3bが設けられている。
操作部3bは、例えば、運転・停止スイッチ、吸引力の強弱スイッチ、吸込口体5に設けられた後述するブラシ52を駆動・停止させるON/OFFスイッチ等の複数のスイッチを有している。
本発明の特徴は吸込口体5であり、その他の構成は特に限定されないため、以下では主として吸込口体5について説明する。
図3は実施形態1における吸込口体の往復動機構部を示す説明図であり、図4は実施形態1における吸込口体の前端部付近の概略左側断面図であり、図5は実施形態1における往復動機構部のモータおよび動力伝達部の連結状態を示す説明図である。
図2〜5に示すように、吸込口体5は、全体の形状がT字形であり、床面Qに対向する集塵開口部51xを有する吸込口本体51と、吸込口本体51の前端部51aを覆うように設けられたブラシ52と、ブラシホルダ53および往復動機構部54を含むブラシ移動機構と、吸込口本体51の後端部51bにおける長手方向の中間位置に揺動可能に連結されて延長ホース4と接続される接続ホース部53とを有する。
吸込口本体51は、ベースフレーム部材51F1、前フレーム部材51F2、後フレーム部材51F3等を含む複数の樹脂製フレーム部材から構成されており、その前端部51a側の下部には前記集塵開口部51xが形成されると共に、集塵開口部51x内に回転ブラシ51rが回転可能に設けられている。なお、吸込口本体51は樹脂製に限定されない。
また、回転ブラシ51rの一端側の後方には回転ブラシ用モータM1が配置され、モータM1の出力軸と回転ブラシ51rのシャフト部の一端部にプーリー51p1、51p2が固定され、各プーリー51p1、51p2がベルト51p3にて張架されている。これにより、モータM1の回転力がプーリー51p1、ベルト51p3およびプーリー51p2を介して回転ブラシ51rに伝達されて、回転ブラシ51rが回転する。
また、吸込口本体51の下部には図示しない複数の車輪が設けられると共に、吸込口本体51の後端51bには接続ホース部53の先端が嵌め込まれる略球形の連結凹部51dが設けられている。なお、集塵開口部51xの後方近傍位置に配置された車輪(図示省略)は上下方向に揺動する可動式車輪であって、回転ブラシ51rの安全スイッチを兼ねている。すなわち、吸込口体5の吸込口本体51が床面Q上にあるときは前記車輪が吸込口本体51内に収納され、かつ回転ブラシ51rが回転する。一方、吸込口体5の吸込口本体51が床面Q上から浮き上がると、前記車輪が吸込口本体51の下面から突出し、かつ回転ブラシ51rの回転が停止して安全を確保する。
本発明の吸込口体5をさらに詳しく説明すると、吸込口本体51の前端部51aは、ベースフレーム部材51F1の前端部からなる。そして、ベースフレーム部材51F1の前端部51aの下部には、やや後方に切り欠かれて前記集塵開口部51xと繋がった前方開口部51yが設けられている。
さらに、このベースフレーム部材51F1の前端部51aの前面には、吸込口本体51の前端部51aの前面に沿って左右方向に延びる前記ブラシホルダ53が取り付けられると共に、室内の壁際の床面Qと摺接可能なようにブラシホルダ53内に前記ブラシ52が左右往復動可能に設けられている。なお、図4において、符号Wは壁面を表している。
ブラシ52は、ブラシ毛52aと、直方形の枠体52bとを有してなり、枠体52b内にブラシ毛52aの根元部が挿入され接着剤等によって固定されている。
ブラシホルダ53は、ブラシ52の枠体52bを長手方向にスライド可能に保持する枠形のホルダ本体53aと、ホルダ本体53aの上方開口部を覆う蓋体53bとを有してなり、ホルダ本体53a内に保持したブラシ52のブラシ毛52aの先端部を下方開口部53a1から外部へ突出させるように構成されている。なお、下方開口部53a1は、ブラシ52の枠体52bを落下させないよう枠体52bの幅よりも狭い幅寸法で形成されている。
前記往復動機構部54は、ブラシホルダ53にて保持されたブラシ52を左右方向に往復動させるものである。
この往復動機構部54は、ブラシホルダ53内に設けられてブラシ52を左右一方側へ付勢する付勢部材としてのコイルスプリング54aと、回転可能な出力軸を有するブラシ用モータM2と、このモータM2の出力軸の回転力をブラシ52の左右他方側(矢印B方向)への直線運動として伝達する動力伝達部54bとを有してなり、吸込口本体51の左右一方側(図3においては右側)に配置されている。なお、往復動機構部54は、カバー54cおよびブラシホルダ53の蓋部53bによって覆われる。
実施形態1の場合、図3に示すように、コイルスプリング54aは、ブラシホルダ53内の右側スペースに設けられており、ブラシ52を左側(矢印A方向)へ付勢している。なお、図3では、カバー54cおよび蓋部53bを取り外した状態の吸込口体5を示している。
図3と5に示すように、ブラシ用モータM2は、その出力軸が前方へ向くように吸込口本体51の右側スペースに収納されている。
動力伝達部54bは、ブラシ用モータM2の水平な出力軸に固定された第1ギア54b1と、この第1ギア54b1の前方に回転可能に設けられた垂直軸54b2と、垂直軸54b2によって貫通され固定される円板部54b31および円板部54b31の下面に垂設されて第1ギア54b1と噛合する第2ギア(冠歯車)54b32を有する回転板部54b3と、円板部54b31の上面の外周部に突設された円柱形の凸部54b4と、回転する凸部54b4と当接可能なようにブラシ52の枠体52bの上端面に固定された当接片54b5とを有する。
垂直軸54b2の両端は、例えば、吸込口本体51のベースフレーム部材51F1とカバー54cに設けられたボス部に回転可能に挿入保持される。
当接片54b5の先端は、ブラシホルダ53のホルダ本体53aおよびベースフレーム部材51F1の前端部51aに形成された切欠き53a1、51a1を通って回転板部54b3の方へ突出している。これらの切欠き53a1、51a1は、ブラシ52と共に当接片54b5が左右へ往復動する際に当接片54b5と干渉しない長さ寸法で形成されている。
このように構成された吸込口体5を備えた電気掃除機1を用いた室内の清掃時において、床面Q上の塵埃やゴミ等のダストは矢印G方向(図4参照)に回転する回転ブラシ51rによって集塵開口部51xへ掻き込まれて掃除機本体2内の集塵室へ吸引除去される。
図6(A)は実施形態1における吸込口体のブラシの動作を示す第1の説明図であり、図6(B)は図6(A)に引き続く第2の説明図である。
図4〜図6(B)に示すように、壁際を清掃する場合、ユーザーは吸込口体5の前端面を壁面Wに当接させ、かつ操作部3b(図1参照)を操作して往復動機構部54のブラシ用モータM2を駆動させる。このとき、ブラシ用モータM2の出力軸が回転することにより第1ギア54b1が回転し、第1ギア54b1と噛合する第2ギア54b32、円板部54b31および凸部54b4が垂直軸54b2を中心に時計回り(矢印C方向)に回転する。
凸部54b4が矢印C方向に回転すると、図3および図6(A)に示すように、凸部54b4がコイルスプリング54aの付勢力に抗して当接片54b5を押して矢印B方向(右側)に移動させる。これにより、当接片54b5と連結したブラシ52も矢印B方向に移動する。そして、回転する凸部54b4が当接片54b5の先端部に位置したところでブラシ52の矢印B方向への移動が停止し、さらに凸部54b4が回転することにより当接片54b5が凸部54b4から離れる。
すると、図6(B)に示すように、付勢部材54aの付勢力によってブラシ52が矢印A方向(左側)に移動する。このとき、ブラシ52の左側端部がブラシホルダ53内の左側端部に衝突することによりブラシ52の矢印A方向への移動が停止する。なお、ブラシ52の左側端部またはブラシホルダ53内の左側端部にクッション材を貼り付けておくことにより、ブラシ52およびブラシホルダ53の破損および衝突音の発生を抑制することができる。
そして、図3に示すように、回転する凸部54b4が再び当接片54b5に当接して図6(A)に示すようにブラシ52を矢印B方向に移動させ、図6(B)に示すよう当接片54b5が凸部54b4から離れるとブラシ52が矢印A方向に移動し、このようにブラシ52は左右方向へ往復動する。
したがって、壁際の床面Q上に湿気等によってこびりついた塵埃やゴミ等のダストD(図4参照)であっても、壁際に沿って往復動するブラシ52によって剥がし取られる。このとき、ブラシ52のブラシ毛52aは、壁面Wから所定距離L離れた床面領域を左右方向にブラッシングする。この所定距離Lは、一例として3〜15mmが挙げられるが、これに限定されるものではない。
そして、剥がし取られたダストDは吸込口本体51の前方開口部51yおよび集塵開口部51xを通って掃除機本体2内の集塵室内へ吸引除去される。そして、吸込口体5を壁面Wに沿って移動させることで壁際全体をきれいに清掃することができる。
(実施形態2)
図7は実施形態2における吸込口体の往復動機構部を示す説明図である。なお、図7において、図3中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態2の場合、吸込口体105の往復動機構部154は、往復直線運動可能な出力軸を有するリニアモータ154aと、リニアモータ154aの出力軸154a1とブラシ52とを連結する連結部材154bとを有してなる。なお、往復動機構部154は、カバー154cによって覆われている。
この場合、例えば、出力軸154a1を左右方向に向けた状態でリニアモータ154aを吸込口本体151の左右中間部に設置し、連結部材154bによって出力軸154a1とブラシ52とを連結する。なお、実施形態2において、その他の構成は実施形態1と同様である。
この構成によれば、例えば、リニアモータ154aの出力軸154a1が右方向(矢印B方向)に移動することによりブラシ52が同方向に移動し、リニアモータ154aの出力軸154a1が左方向(矢印B方向)へ移動することによりブラシ52が同方向に移動し、これを繰り返すことによりブラシ52が左右方向に往復動する。
実施形態3の構成の利点としては、リニアモータ154aの出力軸154a1の往復直線運動を連結部材154bにてブラシ52の往復直線運動として伝達することができるため、より簡素でエネルギー損失の少ない往復動機構部を得ることができる。さらに、吸込口体105の左右方向の長さを短くコンパクトにすることができる。
(実施形態3)
実施形態1では吸込口本体の左右一方側の端部に、モータおよび動力伝達部を有する往復動機構部を設けた場合を例示したが、実施形態2のように吸込口本体の左右中間部にブラシ用モータおよび動力伝達部を有する往復動機構部を設けてもよい。
この場合、図示省略するが、例えば、出力軸が水平前方へ突出するようにブラシ用モータを配置し、ブラシ用モータの出力軸の先端に軸心を中心に回転する突起部材を固定し、ブラシの左右中間付近の上端部に前記突起部材と当接可能なようにモータ側へ突出する円柱状の当接部材を固定し、ブラシの左右一方側の端部に付勢部材としてのコイルスプリングを設ける。
この構成によれば、回転する突起部材が下方位置に移動したときに当接部材と接触し、突起部材が左右一方側(例えば右側)へ移動することによりコイルスプリングの付勢力に抗して当接部材が左右一方側(例えば右側)へ押されてブラシが移動し、突起部材が上方へ移動して当接部材から離れると付勢部材によってブラシおよび当接部材が左右他方側(例えば左側)へ移動し、これを繰り返すことによってブラシが左右方向へ往復動する。
実施形態3の構成の利点としては、実施形態1よりも往復動機構部を簡素な構成としかつ吸込口体の左右方向の長さを短くコンパクトにすることができる。
(実施形態4)
実施形態1および2では、ブラシホルダ53を有するブラシ移動機構を例示したが、ブラシホルダ53を省略してもよい。この場合、例えば、実施形態2におけるリニアモータ154aの出力軸154a1の両端部とブラシ52の枠体52bの上端部の2箇所とを一対の連結部材154bにて連結する。
(実施形態5)
実施形態1では吸込口本体51の前端部51aに前方開口部51yを設けた場合を例示したが、前方開口部51yの部分は塞がれていてもよい。この場合、吸込口本体51の前端部51aの下端面に集塵開口部51xへ通じる前後方向の複数の溝部を設けてもよい。これにより、左右方向へ往復動するブラシ52によって剥ぎ取られたダストを複数の溝部に通して集塵開口部51xへ効率よく導くことができる。
(他の実施形態)
各実施形態における吸込口体の前端面(ブラシホルダ53または枠体52bの前端面)にクッション材を貼り付けてもよい。このようにすれば、壁際清掃時に吸込口体の前端面が直接壁面Wに衝突して破損するのを抑制できる。
(まとめ)
本発明の電気掃除機用の吸込口体は、床面に対向する集塵開口部を有する吸込口本体と、壁際の床面と摺接可能なように前記吸込口本体の前端部に設けられたブラシと、前記ブラシを保持しながら左右方向に往復動させるブラシ移動機構とを備えている。
本発明の電気掃除機用の吸込口体は、次のように構成されてもよく、それらが適宜組み合わされてもよい。
(1)前記往復動機構部は、前記ブラシを左右方向に往復動可能に保持するブラシホルダと、前記ブラシホルダ内に設けられて前記ブラシを左右一方側へ付勢する付勢部材と、回転可能な出力軸を有するモータと、前記モータの出力軸の回転力を前記ブラシの左右他方側への直線運動として伝達する動力伝達部とを有してもよい。
このようにすれば、簡素な構造の往復動機構部を低コストにて得ることができる。
(2)前記往復動機構部は、前記ブラシを左右方向に往復動可能に保持するブラシホルダと、往復直線運動可能な出力軸を有するリニアモータと、前記リニアモータの出力軸と前記ブラシとを連結する連結部材とを有してもよい。
このようにすれば、リニアモータの出力軸の往復直線運動を連結部材にてブラシの往復直線運動として伝達することができるため、より簡素でエネルギー損失の少ない往復動機構部を得ることができる。さらに、吸込口体の左右方向の長さを短くコンパクトにすることができる。
(3)前記吸込口本体の前端部は、前記集塵開口部と繋がった前方開口部を有してもよい。
このようにすれば、ブラシにて剥がし取った床面上の塵埃やゴミを効率よく集塵開口部へ送り込んで掃除機本体内へ集塵することができる。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1:電気掃除機
2:掃除機本体
5、105:吸込口体
51、151:吸込口本体
51a:前端部
51x:集塵開口部
51y:前方開口部
52:ブラシ
53:ブラシホルダ
54、154:往復動機構部
54a:コイルスプリング(付勢部材)
54b:動力伝達部
154a:リニアモータ
154a1:出力軸
154b:連結部材
2:ブラシ用モータ
Q:床面

Claims (5)

  1. 床面に対向する集塵開口部を有する吸込口本体と、壁際の床面と摺接可能なように前記吸込口本体の前端部に設けられたブラシと、前記ブラシを保持しながら左右方向に往復動させるブラシ移動機構とを備えたことを特徴とする電気掃除機用の吸込口体。
  2. 前記往復動機構部は、前記ブラシを左右方向に往復動可能に保持するブラシホルダと、前記ブラシホルダ内に設けられて前記ブラシを左右一方側へ付勢する付勢部材と、回転可能な出力軸を有するモータと、前記モータの出力軸の回転力を前記ブラシの左右他方側への直線運動として伝達する動力伝達部とを有してなる請求項1に記載の電気掃除機用の吸込口体。
  3. 前記往復動機構部は、前記ブラシを左右方向に往復動可能に保持するブラシホルダと、往復直線運動可能な出力軸を有するリニアモータと、前記リニアモータの出力軸と前記ブラシとを連結する連結部材とを有してなる請求項1に記載の電気掃除機用の吸込口体。
  4. 前記吸込口本体の前端部は、前記集塵開口部と繋がった前方開口部を有する請求項1〜3のいずれか1つに記載の電気掃除機用の吸込口体。
  5. 掃除機本体と、この掃除機本体と接続された請求項1〜4のいずれか1つに記載の電気掃除機用の吸込口体とを備えた電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021003679A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 株式会社 南組 壁面清掃装置および壁面の清掃方法

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