JP2015112204A - 電気掃除機 - Google Patents

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篤史 前原
Atsushi Maehara
篤史 前原
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Abstract

【課題】ダストボックスを検知する検知センサがダストボックスから機械的に衝撃をうけないようにすること。
【解決手段】塵埃を吸引する吸引部と、吸引された塵埃を貯留するダストボックスと、ダストボックスを着脱可能に収容する収容室と、ダストボックスの収容室からの着脱を検知する検知センサと、前記検知部の出力をうけて吸引部を制御する制御部とを備え、前記検知センサが光学センサからなる電気掃除機。
【選択図】図6

Description

この発明は電気掃除機に関し、特にダストボックスを着脱できる電気掃除機に関する。
この発明の背景技術としては、電動送風機により塵埃を吸込み、吸込んだ塵埃を出し入れ自在なダストボックスに集塵すると共に、ダストボックスの有無を検知する検知センサとして、ダストボックスの挿入時にダストボックスが機械的に接触してオンになるマイクロスイッチを設け、ダストボックスを引出した時にマイクロスイッチをオフにし、電動送風機を停止するようにした電気掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−360480号公報
しかしながら、ダストボックスの有無を検知する検知センサとしてダストボックスの機械的な接触によりオン・オフするマイクロスイッチを使用する従来の電気掃除機では、検知センサがダストボックスから受ける機械的な衝撃により損傷し易く長期間の使用に耐えないという問題点があった。
この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、検知センサがダストボックスによる機械的な衝撃をうけることなくダストボックスの有無を検知することができる電気掃除機を提供するものである。
この発明は、塵埃を吸引する吸引部と、吸引された塵埃を貯留するダストボックスと、ダストボックスを着脱可能に収容する収容室と、ダストボックスの収容室からの着脱を検知する検知センサと、前記検知部の出力をうけて吸引部を制御する制御部とを備え、前記検知センサが光学センサからなる電気掃除機を提供するものである。
この発明によれば、ダストボックスの収容室からの着脱を検知する検知センサが光学センサから構成されるので、検知センサに機械的な衝撃を受けることなくダストボックスの有無を検知でき、検出センサの長寿命化を図ることができる。
この発明の第1〜3実施形態に係る自走式掃除機の上面側の斜視図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図1に示す自走式掃除機の底面側の斜視図である。 集塵装置を取り出した状態を示す図2対応図である。 図1に示す自走式掃除機の制御系を示すブロック図である。 図2のX部拡大図である。 図1に示す電気掃除機のダストボックスの斜視図である。 この発明の第4実施形態の図6対応図である。 図8に示す第4実施形態の動作説明図である。 図8に示す第4実施形態の要部構成説明図である。
この発明の電気掃除機は、塵埃を吸引する吸引部と、吸引された塵埃を貯留するダストボックスと、ダストボックスを着脱可能に収容する収容室と、ダストボックスの収容室からの着脱を検知する検知センサと、前記検知部の出力をうけて吸引部を制御する制御部とを備え、前記検知センサが光学センサからなることを特徴とする。
前記光学センサがダストボックスに光を照射する発光素子と、ダストボックスからの反射光を受光してもよい。
光学センサが仕切り壁を隔てて収容室外に設けられ、前記仕切り壁は前記発光素子と受光素子がダストボックスに対して光を授受する窓を備えてもよい。
前記仕切り壁は窓を塞ぐ透光性の防塵板を備えてもよい。
前記ダストボックスは、収容室への着脱時に前記防塵板を清掃するクリーニング部材を備えてもよい。
前記光学センサが、光を照射する発光素子と、前記発光素子に対向して設けられ前記発光素子から直接受光する受光素子と、ダストボックスの装着時に発光素子と受光素子間の光路を遮断する遮光部材とを備えてもよい。
前記遮光部材は揺動可能に支持された遮光板と、ダストボックスの収容室からの離脱時に前記光路を開放するように遮光板を移動させる付勢部材とを備え、ダストボックスは収容室への装着時に前記勢部材に抗して前記遮光板に前記光路を遮断させてもよい。
以下、図面に示す自走式掃除機の第1および第2実施形態を用いてこの発明の電気掃除機を説明する。これによってこの発明は限定されず、ユーザーが手動で移動させて用いるコードレス方式の電気掃除機なども含むものである。
第1実施形態
(1)自走式掃除機の構成
図1はこの発明の第1実施形態に係る自走式掃除機の上面斜視図、図2は図1のA−A矢視断面図、図3は図1に示される自走式掃除機の底面斜視図、図4は集塵装置が取り出された状態を示す図2対応図、図5は図1に示される自走式掃除機の制御系を示すブロック図である。
図1〜図3に示されるように、実施形態に係る自走式掃除機1は、設置された場所の床面(被清掃面)F(図2)を自走しながら、床面F上の塵埃を含む空気を吸い込み、塵埃を除去した空気を排気することにより床面上を掃除するように構成されている。
自走式掃除機1は、円盤状の筐体2を備え、この筐体2の内部および外部に、回転ブラシ9、サイドブラシ10、ダストボックス(以下、集塵装置という)30、電動送風機22、一対の駆動輪29、後輪26および前輪27、各種センサ、および制御部等の構成要素が設けられている。
この自走式掃除機1において、前輪27が配置されている部分が前方部、後輪26が配置されている部分が後方部、集塵装置30が配置されている部分が中間部である。
筐体2は、前方部における中間部との境界付近の位置に形成された吸込口6を有する平面視円形の底板2aと、筐体2に対して集塵装置30を出し入れする際に開閉する蓋部3を中間部に有している天板2bと、底板2aおよび天板2bの外周部に沿って設けられた側板2cとを備えている。
また、底板2aには前輪27、一対の駆動輪29および後輪26の下部を筐体2内から外部へ突出させる複数の孔部が形成され、天板2bにおける前方部と中間部との境界には排気口7が形成されている。なお、側板2cは、前後に二分割されており、側方前部はバンパーとして機能するように、変位可能に設けられている。
また、図1に示されるように、筐体2の天板2bにおける後方部には、電源スイッチ(押釦スイッチ)62と、ユーザーが操作する起動スイッチや後述する集塵量の満杯チェック用のスイッチやその他各種条件を入力するスイッチを備えた入力部(入力パネル)63と、集塵量の満杯の警報を表示したり、掃除機の状況を表示する表示部(表示パネル)64を備えている。
また、図4は集塵装置30を取り出した状態を示す図2対応図である。同図に示されるように、筐体2は、その内部において、前方部に電動送風機22を収納する前方収納室R1を有し、中間部に集塵装置30を収納する中間収納室R2を有する。
また、後方部に制御部の制御基板15、バッテリー14(蓄電池)、充電端子4等を収納する後方収納室R3を有し、前方部と中間部との境界付近に吸引路11および排気路12を有している。
吸引路11は吸込口6(図3)と中間収納室R2とを連通し、排気路12は中間収納室R2と前方収納室R1とを連通している。なお、これらの各収納室R1、R2、R3、吸引路11および排気路12は、筐体2の内部に設けられてこれらの空間を構成する仕切り壁39によって仕切られている。
一対の駆動輪29は、筐体2の中心を通る中心線C(図2)と直角に交わる一対の回転軸に固定されており、一対の駆動輪29が同一方向に回転すると筐体2が進退し、各駆動輪29が逆方向に回転すると筐体2が中心線Cの回りに回転する。
一対の駆動輪29の回転軸は、一対の駆動輪用モータからそれぞれ個別に回転力が得られるように連結されており、各モータは筐体の底板2aに直接またはサスペンション機構を介して固定されている。
前輪27はローラからなり、進路上に現れた段差に接地し、筐体2が段差を容易に乗り越えられるよう、駆動輪29が接地する床面F(図2)から少し浮き上がるよう筐体2の底板2aの一部に回転可能に設けられている。
後輪26は自在車輪からなり、駆動輪29が接地する床面Fと接地するよう筐体2の底板2aの一部に回転可能に設けられている。
このように、筐体2に対して前後方向中間に一対の駆動輪29を配置し、前輪27を床面Fから浮かせ、自走式掃除機1の重量を一対の駆動輪29と後輪26によって支持できるよう、筐体2に対して前後方向の重量が配分されている。これにより、進路前方の塵埃を前輪27によって遮ることなく吸込口6に導くことができる。
図3の吸込口6は、床面Fに対面するよう筐体2の底面(底板2a)に形成された凹部8の開放面であり、この凹部8に吸口体としてのボトムプレート60(図3参照)が嵌め入れられることにより吸込口6が形成される。この凹部8内には、筐体2の底面と平行な軸心の廻りに回転する回転ブラシ9が設けられ、凹部8の左右両側には底板2aに垂直な回転軸心の廻りに回転するサイドブラシ10が設けられている。
回転ブラシ9は、回転軸であるローラの外周面に螺旋状にブラシを植設することにより形成されている。サイドブラシ10は、回転軸の下端にブラシ束を放射状に設けることにより形成されている。
なお、回転ブラシ9の回転軸および一対のサイドブラシ10の回転軸は、筐体2の底板2aの一部に枢着されると共に、その付近に設けられた図示しないブラシ駆動モータ、および該ブラシ駆動モータの回転をプーリおよびベルト等を含む動力伝達機構を介して連結されている。
また、図3に示すように吸込口6の後方の縁には吸込口6で吸い込まれなかった塵埃を捕捉し塵埃の散乱を防止するためのブレード状の捕捉部材としての起毛ブラシ65が設けられている。
図3に示されるように、筐体2の底面と前輪27との間には床面を検知する床面検知センサ13が配置され、左右の駆動輪29の側部前方には同様の床面検知センサ19が配置されている。床面検知センサ13によって下り階段を検知すると、その検知信号が後述の制御部に送信され、制御部は両駆動輪29が停止するよう制御する。
また、床面検知センサ13が故障した場合、床面検知センサ19が下り階段を検知して両駆動輪29を停止することができるため、自走式掃除機1の下り階段への落下が防止されている。
また、床面検知センサ19が、下り階段を検知すると、その検知信号が制御部に送信され、制御部は駆動輪29が下り階段を回避して走行するように制御してもよい。
制御基板15(図2,図4)には、後述する制御系(図5)を構成する制御回路、つまり、自走式掃除機1を制御するマイクロコンピュータや、駆動輪29、回転ブラシ9、サイドブラシ10、電動送風機22等の各要素を駆動するモータドライバ回路などの制御回路が設けられている。
筐体2の側板2cの後端には、バッテリー14の充電を行う充電端子4が設けられている。室内を自走しながら掃除する自走式掃除機1は、室内に設置されている充電台40(図2)に帰還する。これにより、充電台40に設けられた端子部41に充電端子4が接触し、バッテリー14の充電が行われる。商用電源(コンセント)に接続される充電台40は、通常、室内の側壁Sに沿って設置される。
集塵装置30は、通常、筐体2内における両駆動輪29の回転軸の軸心よりも上方の中間収納室R2内に収納されており、集塵装置30内に捕集された塵埃を廃棄する際は、図4に示されるように、筐体2の蓋部3を開いて集塵装置30を出し入れすることができる。
集塵装置30は、開口部を有する本体31と、本体31の開口部を覆うフィルタ部33と、フィルタ部33と本体31の開口部とを覆うカバー部32とを備えている。カバー部32およびフィルタ部33は、本体31の前側の開口端縁に回動可能に軸支されている。
本体31の側壁前部には、集塵装置30が筐体2の中間収納室R2内に収納された状態において、筐体2の吸引路11と連通する流入路34と、筐体2の排気路12と連通する排出路35とが設けられている。
(2)集塵装置(ダストボックス)の検知センサ
図6は図2のX部拡大図、図7は集塵装置30の斜視図である。これらの図に示すように、後方収納室R3内に設けられた制御基板15には、集塵装置30の中間収納室R2への着脱(有無)を検知するための光学センサ77として反射型フォトセンサを構成する発光素子70と受光素子71とが搭載されている。
一方、集塵装置30は、発光素子70の照射光を受光素子71へ反射光として反射するための反射板72を備える。中間収納室R2と後方収納室R3の間の仕切り壁39は、その照射光と反射光を通過させる窓73を備える。
また、窓73は中間収納室R2側が透光性の防塵板75により塞がれている。ここで、反射板72には樹脂製又は金属製のミラーなどが用いられ、防塵板75には透明樹脂板などが用いられる。
そして、中間収納室R2内に集塵装置30が装着されたときには、発光素子70の照射光は窓73と防塵板75を介して反射板72に到達し、反射板72で反射して防塵板75と窓73を介して受光素子71に受光される。中間収納室R2から集塵装置30が除去されている場合には、発光素子70の照射光は受光素子71に受光されない。
従って、集塵装置30の有無が光学センサ77により検知され、集塵装置30が除去されているときには、電動送風機22は駆動しないようになっている。
このように、ダストボックスの収容室からの着脱を検知する検知センサが光学センサから構成されるので、検知センサに機械的な衝撃を受けることなくダストボックスの有無を検知できるため、ダストボックスの出し入れに伴う制御基板15への負荷をなくすることができ、検出センサの長寿命化を図ることができる。
また、ダストボックスのある中間収納室R2と制御基板15が設置されている後方収納室R3が空間的につながっていないので、埃が光学センサに付着することによる誤動作を防止することができる。
(3)制御系と動作
自走式掃除機1全体の駆動制御を行う制御系は、図5に示すように、CPU51、ROM52、RAM53からなるマイクロコンピュータを備える制御部54、2つの駆動輪29をそれぞれ駆動するための駆動輪用モータ55,56を制御するモータドライバ回路57、回転ブラシ9およびサイドブラシ10を駆動するブラシ駆動モータ58を制御するモータドライバ回路59、電動送風機22に組込まれた直流モータ69とバッテリー14との接続をON・OFFするスイッチング素子68、直流モータ69に流れる電流、つまり電機子電流Iaを検出するシャント抵抗器61、電源スイッチ62、各種センサ67を駆動制御するセンサ制御ユニット66、入力部63および表示部64を備える。各種センサ67は、床面検知センサ13,19や、集塵装置30の有無を検知する光学センサ77などを含む。
なお、直流モータ69には、永久磁石励磁直流モータが用いられる。
電源スイッチ62がONになると、バッテリー14の出力電力は、モータドライバ回路57およびモータドライバ回路59へそれぞれ供給されると共に、制御部54、入力部63、表示部64、センサ制御ユニット66へもそれぞれ供給される。
そして、制御部54のCPU51は中央演算処理装置であり、入力部63とシャント抵抗器61と各種センサ67から受けた信号を、ROM52に予め記憶されたプログラムに基づいて演算処理し、モータドライバ回路57,59、スイッチング素子68、表示部64などへ出力するようになっている。
なお、RAM53は、入力部63からユーザーにより入力される各種指令および自走式掃除機1の各種動作条件や各種センサ67およびシャント抵抗器61の出力などを一時的に記憶するようになっている。
また、RAM53は、自走式掃除機1の走行マップを記憶することができる。走行マップは、自走式掃除機1の走行経路や走行速度などといった走行に係る情報であり、予めユーザーによってRAM53に記憶させるか、あるいは自走式掃除機1自体が掃除運転中に自動的に記録することができる。
このように構成された自走式掃除機1において、ユーザから入力部63を介して掃除運転が指令されると、最初に集塵装置30の有無が確認され、集塵装置30が装着されていると、電動送風機22、駆動輪29、回転ブラシ9およびサイドブラシ10が駆動する。
これにより、回転ブラシ9、サイドブラシ10、駆動輪29および後輪26が床面Fに接地した状態で、筐体2は所定の範囲を自走しながら吸込口6から床面Fの塵埃を含む空気を吸い込む。このとき、回転ブラシ9の回転によって床面F上の塵埃は掻き上げられて吸込口6に導かれる。また、サイドブラシ10の回転によって吸込口6の側方の塵埃が吸込口6に導かれる。
吸込口6から筐体2内に吸い込まれた塵埃を含む空気は、図2の矢印A1に示されるように、筐体2の吸引路11を通り、集塵装置30の流入路34を通って集塵装置の本体31内に流入する。本体31内に流入した気流は、フィルタ部33を通過してフィルタ部33とカバー部32との間の空間に流入し、排出路35を通って排気路12へ排出される。この際、本体31内の気流に含まれる塵埃はフィルタ部33によって捕獲されるため、本体31内に塵埃が堆積する。
集塵装置30から排気路12へ流入した気流は、図2の矢印A2に示されるように前方収納室R1へ流入し、図示しない第1排気路および第2排気路を流通する。そして、筐体2の上面に設けた排気口7から、図2の矢印A3に示されるように、後方の斜め上方にフィルタ部33にて除塵された綺麗な空気として放出される。
これにより、床面F上の掃除が行われる。このとき、排気口7から後方の斜め上方に向けて排気するので、床面Fの塵埃の巻き上げが防止され、室内の清浄度を向上することができる。
また、自走式掃除機1は、前述のように、左右の駆動輪29が同一方向に正回転して前進し、同一方向に逆回転して後退し、互いに逆方向に回転することにより中心線Cを中心に旋回する。
例えば、自走式掃除機1は、掃除領域の周縁に到達した場合および進路上の障害物に衝突した場合、駆動輪29が停止し、左右の駆動輪29を互いに逆方向に回転して向きを変える。これにより、自走式掃除機1は、設置場所全体あるいは所望範囲全体に障害物を避けながら自走することができる。
また、自走式掃除機1は、左右の駆動輪29と後輪26の3点で接地しており、前進時に急停止しても後輪26が床面Fから浮き上がらないようなバランスで重量配分されている。そのため、自走式掃除機1が前進中に下り階段の手前で急停止し、それによって自走式掃除機1が前のめりに傾いて下り階段へ落下するということが防止されている。なお、駆動輪29は、急停止してもスリップしないよう、溝を有するゴムタイヤをホイールに嵌め込んで形成されている。
また、集塵装置30が駆動輪29の回転軸の上方に配置されているため、集塵によって重量が増加しても自走式掃除機1の重量バランスが維持される。
自走式掃除機1は、掃除が終了すると充電台40(図2)に帰還する。これにより、充電端子4が端子部41に接してバッテリー14が充電される。
第2実施形態
また、図6と図7に示すように集塵装置30は反射板72の下方に防塵板75の表面を清掃するためのクリーニング部材76を備えることができる。
クリーニング部材76は、フェルトや起毛布又はマイクロファイバークロスのような材料からなり、集塵装置30の中間収納室への着脱時に、防塵板75の表面に接触して防塵板75に付着した塵を拭き取るようになっている。
また、クリーニング部材76は、集塵装置30が中間収納室R2に収納されたとき、集塵装置30と中間収納室R2の仕切り壁39の間に挟まることにより、集塵装置30の振動による位置ずれを抑制することができる。
第3実施形態
また、図6に示すように中間収納室R2の仕切り壁39の上部にスポンジゴムのような弾性材料からなるクリーニング部材76aを備え、集塵装置30の着脱時にクリーニング部材76aが反射板72の表面に接触して反射板72に付着した塵を拭き取るようにしてもよい。
第4実施形態
図8は、第2実施形態の光学センサ77aを示す図6対応図である。図9は、図8に示す光学センサ77aの動作を示す説明図、図10は、光学センサ77a周辺の構成説明図である。その他の構成および動作は、第1実施形態と同等であるので、説明を省略する。
これらの図に示すように、光学センサ77aは、光学センサ77と同様に後方収納室R3内の制御基板15に搭載され、互いに対向して透過型フォトセンサ、つまり、フォトインタラプタを構成する発光素子70aと受光素子71a(図10)を備えている。
また、後方収納室R3の天井部には支持部79(図10)が設けられ、発光素子70aから受光素子71aに向う光を遮光するための揺動式の遮光板78が支軸80を介して支持部79に揺動可能に支持されている。
そして、支軸80から遮光板78へ渡るように設けられたつる巻きバネ81(図10)により、遮光板78は図8において支軸80を中心に時計方向に回動するように付勢されている。
中間収納室R2と後方収納室R3の間の仕切り壁39に窓73aが設けられており、図9に示すように、中間収納室R2から集塵装置30が除去される場合には、遮光板78は時計方向に回動し、光学センサ77aから離れてその一部が窓73aから中間収納室R2内に露出する。この時、遮光板78は発光素子70aと受光素子71aから離れるので、発光素子70aから発光した光は受光素子71aに受光される。
一方、図8に示すように、中間収納室R2内に集塵装置30が装着されたときには、遮光板78は集塵装置30によって反時計方向に押し戻される。この時、遮光板78は光学センサ77aの発光素子70aと受光素子71aの間に介在し、発光素子77aから受光素子71aへの光が遮断される。このようにして、集塵装置30の有無が光学センサ77aにより検知される。
1 自走式掃除機
2 筐体
2a 底板
2b 天板
2c 側板
3 蓋部
4 充電端子
6 吸込口
7 排気口
8 凹部
9 回転ブラシ
10 サイドブラシ
11 吸引路
12 排気路
13 床面検知センサ
14 バッテリー(蓄電池)
15 制御基板
19 床面検知センサ
22 電動送風機
26 後輪
27 前輪
29 駆動輪
30 ダストボックス(集塵装置)
31 本体
32 カバー部
33 フィルタ部
34 流入路
35 排出路
39 仕切り壁
40 充電台
41 端子部
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 制御部
55 駆動輪用モータ
56 駆動輪用モータ
57 モータドライバ回路
58 ブラシ駆動モータ
59 モータドライバ回路
60 ボトムプレート
61 シャント抵抗器
62 電源スイッチ
63 入力部(入力パネル)
64 表示部(表示パネル)
65 起毛ブラシ
66 センサ制御ユニット
67 各種センサ
68 スイッチング素子
69 直流モータ
70,70a 発光素子
71,71a 受光素子
72 反射板
73,73a 窓
75 防塵板
76,76a クリーニング部材
77,77a 光学センサ
78 遮光板
79 支持部
80 支軸
81 つる巻きバネ
R1 前方収納室
R2 中間収納室
C 中心線
F 床面
S 側壁
R3 後方収納室

Claims (5)

  1. 塵埃を吸引する吸引部と、吸引された塵埃を貯留するダストボックスと、ダストボックスを着脱可能に収容する収容室と、ダストボックスの収容室からの着脱を検知する検知センサと、前記検知部の出力をうけて吸引部を制御する制御部とを備え、前記検知センサが光学センサからなる電気掃除機。
  2. 前記光学センサがダストボックスに光を照射する発光素子と、ダストボックスからの反射光を受光する受光素子からなる請求項1記載の電気掃除機。
  3. 光学センサが仕切り壁を隔てて収容室外に設けられ、前記仕切り壁は前記発光素子と受光素子がダストボックスに対して光を授受する窓を備える請求項2記載の電気掃除機。
  4. 前記仕切り壁は窓を塞ぐ透光性の防塵板を備える請求項3記載の電気掃除機。
  5. 前記ダストボックスは、収容室への着脱時に前記防塵板を清掃するクリーニング部材を備える請求項4記載の電気掃除機。
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