JP2013230199A - 吸込口体、吸込具、自走式掃除機 - Google Patents

吸込口体、吸込具、自走式掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】被清掃面が傷つくことを防止しつつ吸込口の負圧を高めることができる吸込口体を提供すること。
【解決手段】吸込口体は、被清掃面と対向する底面と、前記底面に形成された塵埃を吸い込むための吸込口と、毛先が後方に向くように前記吸込口の側縁に設けられた起毛部材とを備える。
【選択図】図6

Description

この発明は掃除機の吸込口の構造に関する。
一般的な電気掃除機は、電動送風機を搭載した掃除機本体と、底に吸込口を有する吸込具と、これら掃除機本体と吸込具とを順に連結する接続ホース及び延長管と、より構成される。この吸込具は、上記延長管等に着脱可能に設けられ、異なる吸込口を有するものと交換可能になっている。
以上のような電気掃除機とは別に、吸込口を掃除機本体に備える自走式掃除機が実施に供されるようになった。この自走式掃除機は、障害物を避けて部屋全体を自走して掃除を行うものである。このような自走式掃除機は、吸込口を掃除面と対向して設けている。自走式掃除機は、一般的な電気掃除機とは異なり、自律して自走するため、商用電源からの供給でなく、充電池からの電源供給である。そのため、自走式掃除機の吸込口からの吸引力は、一般的な電気掃除機のような吸引を期待できない。
そのため、この発明に関連する先行技術としては、自走式掃除機の走行方向に対して後方側となる吸込口の縁に沿って可倒式のブレードを設け、掃除面の摩擦力が小さい場合にはブレードを掃除面に対して垂直に立たせて掃除効率を高め、掃除面の摩擦力が高い場合にはブレードを倒して自走式掃除機にかかる負荷を減少させるようにした自走式掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、この発明に関連する先行技術としては、自走式掃除機の走行方向に対して後方側となる吸込口の縁に沿ってブレードを設けると共に、吸込口の両側縁に前方へ向かうにしたがって互いに間隔が広くなるようにブレードを設けることにより、後方および側方への塵埃の散乱を防止するようにした自走式掃除機が知られている(例えば、特許文献2参照)。このように吸込口の走行方向の後方、および吸込口の両方にブレード等を設けることで吸込口からの吸引力を高める効果がある。
特開2008−132299号公報 特開2006−296684号公報
一般に、床面等の被清掃面に存在する塵埃を清掃する自走式掃除機は筐体の底面に塵埃を吸い込むための吸込口が形成されている。このような自走式掃除機は床面上を自律走行しながら底面に設けられた吸込口を被清掃面に沿って移動させ、吸込口から塵埃を含んだ空気を吸引するように構成されている。
しかしながら、自走式掃除機は充電式の蓄電池から供給される限られた電力で走行と吸引を行うため、消費電力の大きな送風機を設けることが難しく、従来の一般的な掃除機と比較して吸引力が弱いという問題があった。
このような問題を解決するため、特許文献2記載のように自走式掃除機の走行方向に沿った吸込口の側縁にもブレードを設け、吸込口に流入する空気を制限することにより、吸込口の負圧を高めることが考えられている。
しかしながら、走行方向に沿った吸込口の側縁にブレードを設けた場合、当該ブレードは被清掃面の同一箇所と対向または摺接する時間が長くなるため塵埃が挟まり易く、塵埃が挟まった状態で走行が継続されると被清掃面を傷つけてしまう恐れがある。
この発明は以上のような事情を考慮してなされたもので、吸込口の負圧を高めることができる吸込口体を提供するものである。
また、この発明の目的は、被掃除面が傷つくのを防止する吸込口体を提供するものである。
また、この発明は、上記の吸込口体を備える一般的な電気掃除機、また自走式掃除機を提供するものでもある。
この発明は、被清掃面と対向する底面と、前記底面に形成された塵埃を吸い込むための吸込口と、毛先が後方に向くように吸込口の側縁に設けられた起毛部材とを備える吸込口体である。
この発明によれば、吸込口の側縁に毛先が後方に向いた起毛部材が設けられるので、被清掃面が傷つくことを防止しつつ、吸込口の側縁から流入する空気を適度に制限して吸込口の負圧を高めることができる。
本発明の実施形態に係る吸込口体を備えた自走式掃除機の斜視図である。 図1に示される自走式掃除機のA−A矢視断面図である。 図1に示される自走式掃除機の底面側の斜視図である。 筐体の蓋部が開放され集塵装置が取り出された状態を示す図2対応図である。 図1に示される自走式掃除機の電気的な構成を示すブロック図である。 図1に示される自走式掃除機の底面に装着され吸込口を形成するボトムプレート単体の斜視図である。 図6に示されるボトムプレートのB−B矢視断面図である。 吸込口が床面と対向した状態を示す説明図である。 本発明による吸込口体を備えた吸込具の縦断面図である。 図9に示される吸込具の底面図である。
この発明による吸込口体は、被清掃面と対向する底面と、前記底面に形成された塵埃を吸い込むための吸込口と、毛先が後方に向くように前記吸込口の側縁に設けられた起毛部材とを備えることを特徴とする。
この発明による吸込口体において、起毛部材とは、起毛布(起毛生地)を必要な大きさと形状に裁断して得られた部材を意味し、この発明では毛先が一定の方向に向くものを好適に用いることができる。
この発明による吸込口体において、起毛部材は、毛先が斜め後方を向くように設けられていてもよい。
この発明による吸込口体は、吸込口の後方の縁に塵埃を捕捉する細長いブレード状の捕捉部材を備えていてもよい。
このような構成によれば、塵埃の散乱を防止できるだけでなく、吸引されなかった塵埃を吸込口の縁に留まらせて吸引の機会を増やすことができるので、掃除効率がより一層向上する。
なお、捕捉部材としては短冊状の起毛布や、短冊状の起毛ブラシを用いることができる。
吸込口の後方の縁に塵埃を捕捉する細長いブレード状の捕捉部材を備える上記構成において、この発明による吸込口体は、捕捉部材の両端が起毛部材とそれぞれ接していてもよい。
このような構成によれば、吸込口に流入する空気は吸込口の前方側からのみに実質的に制限されるので吸込口の負圧をより一層高めることができ、掃除効率がより一層向上する。
また、捕捉部材に捕捉された塵埃が捕捉部材の両端から後逸することも防止でき、吸引されなかった塵埃を確実に吸込口の縁に留まらせて吸引の機会を増やすことができる。
この発明は別の観点からみると、この発明による上述の吸込口体を、電気掃除機本体に対して着脱可能な吸込具を構成する筐体に設けた吸込具を提供するものでもある。
この発明はさらに別の観点からみると、この発明による上述の吸込口体を備えた自走式掃除機であって、前記吸込口体が該自走式掃除機の底面に着脱可能に設けられたボトムプレートからなる自走式掃除機を提供するものでもある。
この発明による上記の自走式掃除機において、ボトムプレートとは、吸込口に対応した開口を有し、自走式掃除機の底面に着脱可能に設けられて吸込口を形成する部材を意味する。
また、自走式とは、筐体の周囲の障害物を検知手段、筐体を走行させる走行手段、検知手段から得られた障害物の検知信号に基づいて走行手段を制御する制御部等を備え、ユーザーの操作によることなく制御部が走行および停止、並びに、走行方向を自ら判断して筐体を自律的に走行させる方式を意味する。また、ユーザーの操作により目的の位置へと自走することをも意味する。
筐体とは、吸引部、集塵部、制御部等を収容する自走式掃除機の本体を意味する。
走行部とは、被清掃面に対して筐体を走行させるための構成要素を意味し、例えば、モータ、減速機、駆動輪などから構成される。
吸引部とは、吸込口を介して塵埃を含んだ空気を吸引するための構成要素を意味し、例えば、吸込口に接続された吸引路、電動送風機などから構成される。
集塵部とは吸込口から吸引された塵埃を含む空気から塵埃を捕集するための構成要素を意味し、例えば、塵埃を含む空気から塵埃を捕集するフィルタ、フィルタに捕集された塵埃を一時的に収容する容器などから構成される。
制御部とは、走行部および吸引部を電子的に制御するマイクロコンピュータを意味し、例えば、演算処理を行うCPU、CPUが行う制御プログラムを格納したROM、CPUにワークエリアを提供するRAM、CPUの制御の下で各種センサと信号の入出力を行うI/Oポート、CPUの制御の下で各種駆動部を駆動するドライバ回路などから構成される。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態に係る吸込口体を備えた自走式掃除機について詳細に説明する。
〔自走式掃除機の説明〕
図1は本発明の実施形態に係る吸込口体を備えた自走式掃除機の斜視図、図2は図1に示される自走式掃除機のA−A矢視断面図、図3は図1に示される自走式掃除機の底面側の斜視図、図4は筐体の蓋部が開放され集塵装置が取り出された状態を示す図2対応図、図5は図1に示される自走式掃除機の電気的な構成を示すブロック図である。なお、この発明の実施形態の説明においては、自走式掃除機を吸込口体の適用例として説明するが、本発明による吸込口体は当然のこととして、一般的な電気掃除機にも適用できることは勿論である。
図1〜3に示されるように、本発明の実施形態に係る吸込口体を備えた自走式掃除機1は、設置された場所の床面(被清掃面)Fを主たる走行方向FWへ向かって自走しながら、床面F上の塵埃を含む空気を吸い込み、塵埃を除去した空気を排気することにより床面F上を掃除するように構成されている。
自走式掃除機1は、円盤状の筐体2を備え、この筐体2の内部および外部に、回転ブラシ9、サイドブラシ10、集塵装置(集塵部)30、電動送風機(吸引部)22、一対の駆動輪29、後輪26および前輪27、各種センサを含む制御部等の構成要素が設けられている。
この自走式掃除機1において、前輪27が配置されている部分が前方部、後輪26が配置されている部分が後方部、集塵装置30が配置されている部分が中間部である。
筐体2は、前方部における中間部との境界付近の位置に、吸込口体を構成する後述のボトムプレート60によって形成された吸込口6を有する平面視円形の底板2aと、筐体2に対して集塵装置30を出し入れする際に開閉する蓋部3を中間部に有している天板2bと、底板2aおよび天板2bの外周部に沿って設けられた平面視円環形の側板2cとを備えている。また、底板2aには前輪27、一対の駆動輪29および後輪26の下部を筐体2内から外部へ突出させる複数の孔部が形成され、天板2bにおける前方部と中間部との境界付近には排気口7が形成されている。なお、側板2cは、前後に二分割されており、側方前部はバンパーとして機能するように、変位可能に設けられている。
また、図4に示されるように、筐体2の内部において、前方部にモータユニット20、電動送風機22、イオン発生装置25(図5参照)等を収納する前方収納室R1を有し、中間部に集塵装置30を収納する中間収納室R2を有し、後方部に制御部の制御基板15、バッテリー14、充電端子4等を収納する後方収納室R3を有し、前方部と中間部との境界付近に吸引路11および排気路12を有している。吸引路11は吸込口6と中間収納室R2とを連通し、排気路12は中間収納室R2と前方収納室R1とを連通している。なお、これらの各収納室R1、R2、R3、吸引路11および排気路12は、筐体2の内部に設けられてこれらの空間を構成する仕切り壁39によって仕切られている。
一対の駆動輪29は、平面視円形の筐体2の中心を通る中心線Cと直角に交わる一対の回転軸(図示せず)に固定されており、一対の駆動輪29が同一方向に回転すると筐体2が進退し、各駆動輪29が逆方向に回転すると筐体2が中心線Cの回りに回転する。
一対の回転軸は、図示しない一対のモータからそれぞれ個別に回転力が得られるように連結されており、各モータは筐体の底板2aに直接またはサスペンション機構を介して固定されている。
前輪27はローラからなり、進路上に現れた段差に接地し、筐体2が段差を容易に乗り越えられるよう、駆動輪29が接地する床面Fから少し浮き上がるよう筐体2の底板2aの一部に回転可能に設けられている。
後輪26は自在車輪からなり、駆動輪29が接地する床面Fと接地するよう筐体2の底板2aの一部に回転可能に設けられている。
このように、筐体2に対して前後方向中間に一対の駆動輪29を配置し、前輪27を床面Fから浮かせ、自走式掃除機1の重量を一対の駆動輪29と後輪26によって支持できるよう、筐体2に対して前後方向に重量が配分されている。これにより、進路前方の塵埃を前輪27によって遮ることなく吸込口6に導くことができる。
吸込口6は、床面Fに対面するよう筐体2の底面(底板2aの下面)に形成された凹部8の開放面である。後述するように本実施形態ではこの凹部8に吸込口体を構成するボトムプレート60(図6参照)が嵌め入れられる。これにより、底板2aに形成された凹部8を含めて吸込口6が形成される。この吸込口6内には、筐体2の底面と平行な軸心廻りに回転する回転ブラシ9が設けられ、吸込口6の左右両側には垂直な回転軸心廻りに回転するサイドブラシ10が設けられている。
回転ブラシ9は、回転軸であるローラの外周面に螺旋状にブラシ9aを植設することにより形成されている。サイドブラシ10は、回転軸の下端にブラシ束を放射状に設けることにより形成されている。なお、回転ブラシ9の回転軸および一対のサイドブラシ10の回転軸は、筐体2の底板2aの一部に枢着されると共に、その付近に設けられた駆動モータ、該駆動モータとプーリおよびベルト等を含む動力伝達機構を介して連結されている。
また、自走式掃除機1の主たる走行方向FWに沿った吸込口6の側縁には床面Fから僅かに離間するように起毛部材70が設けられると共に、後方の縁には吸込口6で吸い込まれなかった塵埃を捕捉し塵埃の散乱を防止するためのブレード状の捕捉部材として起毛ブラシ65が設けられている。これら起毛部材70および起毛ブラシ65は、吸込口6に対応した開口を有するボトムプレート60に設けられている。このようなボトムプレート60を備えない場合には、吸込口6を構成するために底板2aに形成された凹部8の周囲に起毛部材70および起毛ブラシ65が直接設けられることになる。このボトムプレート60、並びに、起毛部材70および起毛ブラシ65については後で詳述する。
図3に示されるように、筐体2の底面と前輪27との間には床面Fを検知する床面検知センサ13が配置され、左右の駆動輪29の側部前方には同様の床面検知センサ19が配置されている。床面検知センサ13によって下り階段を検知すると、その検知信号が制御部に送信され、制御部は両駆動輪29が停止するよう制御する。また、床面検知センサ13が故障した場合、床面検知センサ19が下り階段を検知して両駆動輪29を停止することができるため、自走式掃除機1の下り階段への落下が防止されている。また、床面検知センサ19が、下り階段を検知すると、その検知信号が制御部に送信され、制御部が駆動輪29に下り階段を回避して走行するように制御してもよい。
制御基板15には、自走式掃除機1における駆動輪29、回転ブラシ9、サイドブラシ10、電動送風機22等の各要素を制御する制御回路が設けられている。
筐体2の側板2cの後端には、バッテリー14の充電を行う充電端子4が設けられている。室内を自走しながら掃除する自走式掃除機1は、室内に設置されている充電台40に帰還する。これにより、充電台40に設けられた端子部41に充電端子4が接触し、バッテリー14の充電が行われる。商用電源(コンセント)に接続される充電台40は、通常、室内の側壁Sに沿って設置される。
バッテリー14は、充電端子4を介して充電台40から充電され、制御基板15、駆動輪29、回転ブラシ9、サイドブラシ10、電動送風機22、各種センサ等の各要素に電力を供給する。
集塵装置30は、通常、筐体2内における両駆動輪29の回転軸29aの軸心よりも上方の中間収納室R2内に収納されており、集塵装置30内に捕集された塵埃を廃棄する際は、図4に示されるように、筐体2の蓋部3を開いて集塵装置30を出し入れすることができる。
集塵装置30は、図示しない開口部を有する集塵容器31と、集塵容器31の開口部を覆うフィルタ部33と、フィルタ部33と集塵容器31の開口部とを覆うカバー部32とを備えている。カバー部32およびフィルタ部33は、集塵容器31の前側の開口端縁に回動可能に軸支されている。
集塵容器31の側壁前部には、集塵装置30が筐体2の中間収納室R2内に収納された状態において、筐体2の吸引路11と連通する流入路34と、筐体2の排気路12と連通する排出路35とが設けられている。
自走式掃除機1全体の動作制御を行う制御部は、図5に示されるように、CPU15aおよびその他の図示しない電子部品で構成された制御回路を有する制御基板15(図2参照)と、走行マップ18aを記憶する記憶部18、電動送風機22を駆動するためのモータドライバ22a、駆動輪29の走行モータ51を駆動するためのモータドライバ51a、筐体2内の排気口7付近に回動可能に設けられたルーバー17およびそれを駆動するための制御ユニット17a、臭いセンサ52およびその制御ユニット52a、湿度センサ53およびその制御ユニット53a、人感センサ54およびその制御ユニット54a、接触センサ55およびその制御ユニット55a等を備えて構成される。
CPU15aは中央演算処理装置であり、記憶部18に予め記憶されたプログラムデータに基づいて、モータドライバ22a、51aおよび制御ユニット17aに個別に制御信号を送信し、電動送風機22、走行モータ51およびルーバー17を駆動制御して、一連の掃除運転およびイオン放出運転を行う。
また、CPU15aは、ユーザーによる自走式掃除機1の動作に係る条件設定を操作パネル(図示省略)から受け付けて記憶部18に記憶させる。この記憶部18は、自走式掃除機1の設置場所周辺の走行マップ18aを記憶することができる。走行マップ18aは、自走式掃除機1の走行経路や走行速度などといった走行に係る情報であり、予めユーザーによって記憶部18に記憶させるか、あるいは自走式掃除機1自体が掃除運転中に自動的に記録することができる。
臭いセンサ52は、筐体2の外部周辺の臭いを検知する。臭いセンサ52としては、例えば、半導体式や接触燃焼式の臭いセンサを用いることができる。掃除ロボット1の外部周辺の臭いを検知するために、例えば、筐体2の側板2cまたは天板2bから外部へ露出した状態で臭いセンサ52が配置される。CPU15aは制御ユニット52aを介して臭いセンサ52と接続されており、臭いセンサ52からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の臭い情報を得る。
湿度センサ53は、筐体2の外部周辺の湿度を検知する。湿度センサ53としては、例えば、高分子感湿材料を用いた静電容量式や電気抵抗式の湿度センサを用いることができる。自走式掃除機1の外部周辺の相対湿度を検知するために、例えば、筐体2の側板2cまたは天板2bから外部へ露出した状態で湿度センサ53が配置される。CPU15aは制御ユニット53aを介して湿度センサ53と接続されており、湿度センサ53からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の湿度情報を得る。
なお、走行マップ18aには、自走式掃除機1が設置される設置場所における所定閾値以上の臭気が漂う箇所および所定閾値以上に湿気が高い箇所が特定箇所として予め記憶されていてもよい。このようにすれば、CPU15aがこの特定箇所を筐体2の周辺環境に基づいて定めた箇所であると判断することができる。つまり、走行マップ18aが、臭いセンサ52および湿度センサ53と同様に、筐体2の周辺環境を検知する環境検知装置としての役割を果たすことになる。
人感センサ54としては、例えば、赤外線、超音波、可視光等によって人の存在を検知する人感センサを用いることができる。自走式掃除機1の外部周辺の人の存在を検知するために、例えば、筐体2の側板2cまたは天板2bから外部へ露出した状態で人感センサ54が配置される。CPU15aは制御ユニット54aを介して人感センサ54と接続されており、人感センサ54からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の人の存在情報を得る。
接触センサ55は、自走式掃除機1が走行時に障害物と接触したことを検知するために、例えば、筐体2の側板2cの前部に配置される。CPU15aは制御ユニット55aを介して接触センサ55と接続されており、接触センサ55からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の障害物の存在情報を得る。
このように構成された自走式掃除機1において、掃除運転の指令により、電動送風機22、必要に応じてイオン発生装置25、駆動輪29、回転ブラシ9およびサイドブラシ10が駆動する。これにより、回転ブラシ9、サイドブラシ10、駆動輪29および後輪26が床面Fに接地した状態で、筐体2は所定の範囲を自走しながら吸込口6から床面Fの塵埃を含む空気を吸い込む。このとき、回転ブラシ9の回転によって床面F上の塵埃は掻き上げられて吸込口6に導かれる。また、サイドブラシ10の回転によって吸込口6の側方の塵埃が吸込口6に導かれる。
吸込口6から筐体2内に吸い込まれた塵埃を含む空気は、図2の矢印A1に示されるように、筐体2の吸引路11を通り、集塵装置30の流入路34を通って集塵容器31内に流入する。集塵容器31内に流入した気流は、フィルタ部33を通過してフィルタ部33とカバー部32との間の空間に流入し、排出路35を通って筐体2の排気路12へ排出される。この際、集塵容器31内の気流に含まれる塵埃はフィルタ部33によって捕獲されるため、集塵容器31内に塵埃が堆積する。
集塵装置30から筐体2の排気路12へ流入した気流は、図2の矢印A2に示されるように前方収納室R1へ流入し、図示しない第1排気路および第2排気路を流通する。第1排気路を流通する気流には、先に説明したようにイオン発生装置25が駆動されることで、該イオン発生装置25にて生成されるイオン(プラズマクラスターイオン(登録商標))が含まれる。そして、筐体2の上面に設けた排気口7から、図2の矢印A3に示されるように、後方の斜め上方にフィルタ部33にて除塵された綺麗な空気が放出されると同時に、イオン発生装置25が駆動されることでイオンが排気される。これにより、床面F上の掃除が行われると共に、自走式掃除機1の排気に含まれるイオンによって室内の除菌および脱臭が行われる。このとき、排気口7から後方の斜め上方に向けて排気するので、床面Fの塵埃の巻き上げが防止され、室内の清浄度を向上することができる。
また、図示省略するが、第1排気路を流通する気流の一部は、凹部8に導かれてもよい。このようにすれば、吸込口6から吸引路11に導かれる気流内にイオンが含まれるため、集塵装置30の集塵容器31内およびフィルタ部33の除菌および脱臭を行うことができる。また、吸引した塵埃を徐電し集塵容器31内面に静電的に塵埃が吸着されるのを抑制できる。
また、自走式掃除機1は、左右の駆動輪29が同一方向に正回転すると主たる走行方向FWへ向かって前進し、同一方向に逆回転すると後退し、互いに逆方向に回転すると中心線Cを中心に旋回する。例えば、自走式掃除機1は、掃除領域の周縁に到達した場合および進路上の障害物に衝突した場合、駆動輪29が停止し、左右の駆動輪29を互いに逆方向に回転して向きを変える。これにより、自走式掃除機1は、設置場所全体あるいは所望範囲全体に障害物を避けながら自走することができる。
また、自走式掃除機1は、左右の駆動輪29と後輪26の3点で接地しており、前進時に急停止しても後輪26が床面Fから浮き上がらないようなバランスで重量配分されている。そのため、自走式掃除機1が前進中に下り階段の手前で急停止し、それによって自走式掃除機1が前のめりに傾いて下り階段へ落下するということが防止されている。なお、駆動輪29は、急停止してもスリップしないよう、溝を有するゴムタイヤをホイールに嵌め込んで形成されている。
また、集塵装置30が駆動輪29の回転軸29aの上方に配置されているため、集塵によって重量が増加しても掃除ロボット1の重量バランスが維持される。
自走式掃除機1は、環境検知装置である臭いセンサ52、湿度センサ53、走行マップ18aおよび人感センサ54から得られる情報に基づいて独特の動作を実行することができる。例えば、自走式掃除機1は、環境検知装置が検知した周辺環境に基づいて定めた特定箇所に一定時間留まり、排気口7からイオンを含む気流を放出することもできる。
自走式掃除機1は、掃除が終了すると充電台40に帰還する。これにより、充電端子4が端子部41に接してバッテリー14が充電される。
また、自走式掃除機1は、充電台40に帰還した状態で電動送風機22およびイオン発生装置25を駆動することができる。これにより、排気口7から後方の斜め上方にイオンを含む気流が放出され、イオンを含む気流は側壁Sに沿って上昇し、室内の天井壁および対向する側壁に沿って流通する。この結果、イオンが室内全体に行き渡り、除菌効果や脱臭効果を向上させることができる。このように、自走式掃除機1は、イオン放出運転を単独で実行することも可能である。つまり、自走式掃除機1がイオン発生機として機能することになる。
自走式掃除機1の上面には操作部が設けられており、操作部によって掃除運転およびイオン放出運転を実行させることができる。また、筐体2内に受信部を設けると共に、受信部に指令信号を発信する送信機を設けてリモコン操作できるようにしてもよい。また、スマートフォンと呼ばれる携帯電話からインターネット回線および室内に設けたルーターを介して指令信号を掃除ロボット1に送信して遠隔操作できるようにしてもよい。
〔ボトムプレート並びに起毛部材および起毛ブラシ(捕捉部材)の説明〕
図6は図1に示される自走式掃除機の底面に装着され吸込口体を構成するボトムプレート単体の斜視図、図7は図6に示されるボトムプレートのB−B矢視断面図である。
図2および図3に示されるように、自走式掃除機1の筐体2の底面に形成された吸込口6は、底板2aの凹部8に吸込口体を構成するボトムプレート60が嵌め入れられることにより形成されている。このボトムプレート60は、吸込口6に対応する部分が開口されており、以下この開口部を含めて吸込口6と記載して説明する。
図6に示されるようにボトムプレート60は、凹部8内に設けられた回転ブラシ9(図3参照)を軸回転可能に支持するための半円形の受け部61が両側に形成されている。また、ボトムプレート60は、後方側に弾性変形可能な係合部62を有しており、必要に応じて係合部62を弾性変形させて底板2a(図3参照)との係合を解くことにより底板2aから取り外せるように構成されている。
また、ボトムプレート60の前方側には、該ボトムプレート60を吸込口6に対応する位置に嵌め入れるための係止片64が複数、突出させて設けられている。この係止片64に対し、図示しないが底板2aには、係止片64を挿通し係止するための挿入孔が形成されている。したがって、係止片64を挿入孔に挿通し、上記係合部62にて底板2aに係合させることで、ボトムプレート60が底板2aの吸込口6の位置に嵌め入れられた状態で保持される。反対に、係合部62を弾性変形させ、底板2aとの係合を解除すれば、係止片64を底板2aより引き出すことで、ボトムプレート60を底板2aに対して取外すことができる。したがって、ボトムプレート60は、着脱可能に設けられている。
また、図6および図7に示されるように、ボトムプレート60には筆記具などの比較的大きな異物を吸い込んで回転ブラシ9(図3参照)などの駆動部品が損傷することを防止するため、吸込口6の前後方向に金属製のポール63が、適度の間隔を隔てて複数設けられている。
ポール63は吸込口6の前後方向にわたされているので、回転ブラシ9に植設されたブラシ9a(図3参照)はポール63をスムーズにすり抜けることができ、ポール63が回転ブラシ9の回転を妨げることはない。
自走式掃除機1(図1〜3参照)の主たる走行方法FWに沿った吸込口6の側縁には床面Fから僅かに離間するように起毛部材70が設けられている。なお、本実施形態において起毛部材70は床面Fから僅かに離間するように設けられるが、毛先71は床面Fと軽く接触していても構わない。
さらに、吸込口6の後方の縁には吸込口6で吸い込まれなかった塵埃を捕捉するために細長い短冊状の起毛ブラシ65が捕捉部材として設けられている。本実施形態において短冊状の起毛ブラシ65は取付部材66を介して吸込口6の後方の縁に沿って取り付けられている。
起毛ブラシ65は基端となる起毛ベース65aに多数のブラシ毛65bが植設された構成となっている。
取付部材66は起毛ブラシ65の先端65cが、該起毛ブラシ65の基端となる起毛ベース65aよりも吸込口6に近づくよう、起毛ブラシ65の起毛ベース65aを傾斜させて保持する保持面66aを有している。
つまり、取付部材66の保持面66aは起毛ブラシ65の先端65cが吸込口6に近づくように床面(被清掃面)F(図8参照)に対して傾斜している。
また、取付部材66は起毛ブラシ65のブラシ毛65bを吸込口6の方向へ付勢する付勢片66bを有しており、起毛ブラシ65の先端65cが床面Fに当接したときに、床面Fとの摩擦により起毛ブラシ65が反り返ることを防止している。
起毛ブラシ65を傾斜させて保持した取付部材66は、吸込口6の後方の縁に沿って形成された凹溝67に嵌め入れられ、これにより捕捉部材としての起毛ブラシ65が吸込口6の後方の縁に沿って取り付けられる。
このように、本実施形態では、取付部材66を介して起毛ブラシ65が取り付けられるので、長時間の使用により起毛ブラシ65が摩耗し、交換の必要が生じたとしても、ボトムプレート60から取付部材66を取り外して新しい起毛ブラシ65と交換することが可能となる。
つまり、本実施形態によれば、起毛ブラシ65を新しいものと交換するためにボトムプレート60全体を交換するといった無駄を省くことができ、メンテナンス性に優れたものとなる。
また、取付部材66側に起毛ブラシ65を傾斜させて取り付けるための保持面66aが形成されているので、取付部材66が取り付けられるボトムプレート60は従来通りの構造のものを採用でき、起毛ブラシ65を傾斜させて設けるために構造が複雑になるということもない。
さらに、起毛ブラシ65が取付部材66に対して取り外し可能とすることで、取付部材66を含めて交換することなく、ブラシ毛65bが植毛される起毛ベース65aを含む起毛ブラシ65単体で交換できる。そのため、経済性に富む。
また、吸込口6の側縁に設けられた起毛部材70は、起毛生地を短冊状に裁断して形成されたもので、接着等の手法により吸込口6の側縁に沿って固定されている。
起毛部材70は毛先71が吸込口6の縁に向くように、自走式掃除機1(図1〜3参照)の主たる走行方向FWに対して斜め後方に毛先71が癖付け、あるいは植毛されている。
これにより、自走式掃除機1の走行時に床面Fと接触した場合には摩擦が軽減され、走行負荷を増大させることなく、床面Fに柔軟に接することが可能となる。また、毛先71の方向は、起毛部材70が設けられた箇所においてサイドブラシ10(図1〜3参照)の回転方向とも一致するため、サイドブラシ10の回転を妨げることもない。
起毛部材70は、サイドブラシ10にて回収される塵埃が吸込口6へ確実に導入されるように、サイドブラシ10が回転する領域において床面Fから離間するように設けられる。
なお、起毛部材70については、床面F(掃除面)と離間するように設けることで説明した。しかし、起毛部材70は、自走式掃除機1の主たる走行方向FWに対して斜め後方を向くように毛先71が癖付け、また植毛されているため、仮に床面Fと接触するように設けても走行時の負荷を軽減できる。しかも、サイドブラシ10が塵埃を吸込口6へと導入する際、起毛部材70の毛先71の方向が、サイドブラシ10の回転方向(移動方向)と一致するため、塵埃の導入の妨げとなることも軽減される。
また、起毛部材70が設けられるボトムプレート60は、消耗品として取り扱う場合、上述したように底板2aに対して着脱可能に設けることが効果的である。しかも、該ボトムプレート60に、起毛部材70を設けることで、該起毛部材70の交換を同時に行えるようになる。
しかしながら、このボトムプレート60は、必ずしも底板2aに対して着脱可能である必要はなく、底板2aと一体であってもよい。
図8は吸込口が床面と対向した状態を示す説明図である。図8に示されるように、捕捉部材としての起毛ブラシ65は、先端65cが基端となる起毛ベース65aよりも吸込口6に近づくように傾斜しているので、捕捉した塵埃Dを吸込口6に近づけることができる。
これにより、起毛ブラシ65に捕捉された塵埃Dには電動送風機(吸引部)22(図2参照)により生み出された吸引力が作用し易くなり、捕捉された塵埃Dは回転ブラシ9の回転による掻き込み効果も加わって効率よく吸込口6から吸い込まれる。特に、回転ブラシ9と起毛ブラシ65とで挟持するようにして、塵埃を掻き込むことができる。
この場合、本発明の実施形態のように充電池を備える吸引力が強くない自走式掃除機であっても、吸引することが可能となる。
また、床面Fが溝を有するフローリングである場合、進行方向に向かって傾斜して取り付けられた起毛ブラシ65の先端65cがフローリングの溝にスムーズに入り込み、溝に溜まった塵埃Dをすくい上げるようにして効率よく捕捉できるという効果も得られる。
さらに、本実施形態では自走式掃除機1の主たる走行方向FWに沿った吸込口6の側縁に起毛部材70が設けられているので、吸込口6の側縁から流入する空気が適度に制限され、吸込口6の負圧が自走式掃除機1の走行に影響を及ぼさない程度に高められる。これにより、塵埃Dの吸引効率がより一層向上する。
また、本実施形態では、図6に示されるように起毛ブラシ65の両端が起毛部材70にそれぞれ接しているため、起毛ブラシ65に捕捉された塵埃Dが起毛ブラシ65の両端から後逸することもなく、捕捉された塵埃Dは負圧の高められた吸込口6から確実に吸い込まれ、掃除効率が向上する。
以上、自走式掃除機を例に本発明の実施形態に係る吸込口体について説明した。本発明に係る吸込口体は自走式掃除機に限らず、ユーザー自身が吸込口を移動させる通常の掃除機や携帯型の掃除機にも好適に利用できる。自走式掃除機でないユーザー主導の通常の掃除機については、空気を吸引するための吸引部である電動送風機、吸込んだ塵埃を集塵する集塵部を掃除機本体に設け、該本体と上述したような吸込口体を備えた吸込具とを延長管等を介して連結すればよい。
図9は本発明による吸込口体を備えた吸込具の縦断面図、図10は図9に示される吸込具の底面図である。
図9および図10に示されるように、上記吸込具100は、図示しない掃除機本体から延びる延長管に対して着脱可能な延管101と、延管101に接続された筐体102とを備えている。筐体102は上部筐体102aと本発明の吸込口体を構成する下部筐体102bとから構成されている。下部筐体102bの底面により上述の吸込口6(図3参照)に対応する吸込口106が形成されている。そして、ユーザーが吸込具100を床面Fに沿って移動させる際の移動方向に沿った吸込口106の両側縁には起毛部材107がそれぞれ設けられている。この起毛部材107については、上述の起毛部材70(図6参照)と同一であるため、その詳細な説明は省略する。
また吸込具100は、吸込口106の後方側の縁に捕捉部材である起毛ブラシ105が設けられている。起毛ブラシ105は、その先端105cが吸込口106、つまり回転ブラシ109に近づくように基端105aが傾斜した状態で取り付けられている。この起毛ブラシ105の取付構造については、上述の起毛ブラシ65(図7参照)と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上、詳細に説明したように、本発明による吸込口体は、少なくとも被清掃面に対向する吸込口と、吸込口の側方に設けられた起毛部材とから構成されている。この吸込口体は、自走式掃除機1によれば吸込口6に対応しており、着脱可能なボトムプレート60を含めて構成される。
また、一般的な電気掃除機においては、吸込具100の吸込口106と起毛部材107とから構成されている。そして、この吸込口体を備える吸込具100が、電気掃除機本体から延びる延長管に対して着脱可能に設けられる。
なお、吸込口体には、上述した起毛ブラシ65、105をさらに設けて構成してもよい。
1 自走式掃除機
2,102 筐体
2a 底板
6,206 吸込口
22 電動送風機
40 集塵装置
6,106 吸込口
9,109 回転ブラシ
9a ブラシ
22 電動送風機
40 集塵装置
60 ボトムプレート(吸込口体)
61 受け部
62 係合部
63 ポール
64 係止片
65,105 起毛ブラシ
65a 起毛ベース
65b ブラシ毛
65c,105c 先端
66 取付部材
66a 保持面
66b 付勢片
67 凹溝
70 起毛部材
71 毛先
100 吸込具
101 延管
105a 基端
F 床面(被清掃面)
FW 主たる走行方向

Claims (6)

  1. 被清掃面と対向する底面と、前記底面に形成された塵埃を吸い込むための吸込口と、毛先が後方に向くように前記吸込口の側縁に設けられた起毛部材とを備える吸込口体。
  2. 起毛部材は、毛先が斜め後方を向くように設けられてなる請求項1に記載の吸込口体。
  3. 吸込口の後方の縁に塵埃を捕捉する細長いブレード状の捕捉部材をさらに備える請求項1又は2に記載の吸込口体。
  4. 捕捉部材の両端が起毛部材とそれぞれ接する請求項3に記載の吸込口体。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の吸込口体を、電気掃除機本体に対して着脱可能な吸込具を構成する筺体に設けた吸込具。
  6. 請求項1から4のいずれか1つに記載の吸込口体を備えた自走式掃除機であって、前記吸込口体が該自走式掃除機の底面に着脱可能に設けられたボトムプレートからなる自走式掃除機。
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