JPH0489017A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は電気掃除機に係り、さらに詳しくは、電気掃除
機の床用吸込具の改良に関するものである。

［従来の技術］ 第５図は電気掃除機の従来の床用吸込具の一例を示す断
面図、第６図は、第５図の底面図である。

両図において、（１）は電気掃除機の床用吸込具である
。（２）は床用吸込具（１）の上ケース、（３）は上ケ
ース（２）に取付けられたバッファ、（４）は上ケース
（２）の下部にネジ止めされた下ケースで、これら上ケ
ース（２）　　バッファ（３）及び下ケース（４）によ
り吸込具本体ケース（５）を構成する。

（６）は床用吸込具（１）の底面、（７）は底面（６）
の中央部に設けられた吸込口、（８）は吸込口（７）の
後側及び左右に接着剤により接着された起毛布である。

（９）は床用吸込具（１）に電気掃除機の吸込バイブ、
ホース（図示せず）を接続するため、本体ケース（５）
の後部に取付けられた接続管、（ｌＯ）は接続管（９）
を吸込具本体ケース（５）に係止するための抜は止めで
ある。

次に、作用について説明する。接続管（９）に電気掃除
機のパイプを接続したのち、電源スィッチを閉成して電
気掃除機の吸引を開始すると、本体ケース（５）の底面
（６）に設けられた吸込口（７）より接続管（９）内部
に向かって気流が発生する。いま、床用吸込具（１）の
底面（６）を床面に接触させると、底面（６）の前側の
起毛布（８）の配設・されていない部分Ａと床面との間
に隙間が形成され、ここに風路が形成される。風路が形
成されたことにより、床面にあるゴミは床用吸込具（１
）の前側より吸込口（７）、接続管（９）の内部を通っ
て移動し、掃除機本体の紙袋内に収集される。床用吸込
具（１）を前後に移動すると、床面と接触している起毛
布（８）により床面の拭き掃除が同時におこなわれる。

［発明か解決しようとする課題］ 上記のように構成した電気掃除機の従来の床用吸込具に
おいては、起毛布か汚れた場合は、床用吸込具を丸洗い
しなければならす、この場合乾燥か容易ではなかった。

また、床用吸込具の底面の形状及び材質が１種類に限定
されているため、被掃除面の種類によっては、床用吸込
具の吸込力、操作力等の掃除性能か必ずしも良好ではな
かった。

本発明は上記のような課題を解決するためになされたも
ので、電機掃除機の床用吸込具の底面の汚れた部分を容
易に洗浄できるとともに、各種の被掃除面に対しても良
好な掃除性能か得られる床用吹込具を備えた電気掃除機
を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る電気掃除機は、床用吸込具の底面板の一部
又は全部を着脱自在に構成したものである。

［作　用］ 床用吸込具の底面板の一部または全部を床用吸込具から
取外して起毛布等の汚れた部分を洗浄し、洗浄が終った
ときは再び底面板を床用吸込具に装着する。また、被掃
除面か床用吸込具の底面と合わないときは、底面板の一
部または全部を取外して被掃除面に適合したものと交換
する。

［実施例コ 第１図は本発明実施例の要部断面図、第２図は一部を断
面で示した第１図の正面図、第３図はその底面図である
。なお、第５図、第６図の従来例と同−又は相当部分に
は同し符号を付し、説明を省略する。図において、（１
１）は上ケース（２）に例えばねじにより固定された下
ケースである。（１３）は上ケース（２）に設けた穴（
１２）内に図の左右方向に摺動可能に装着されたノブで
、下面には先端部に係止爪（１５）を有する係止片（１
４）が突設されている。（１６）はノブ（１３）の係止
片（１４）にこれとほぼ直交して取付けられたばね座（
１６）で、上ケース（２）との間にはばね（１７）が介
装されており、ばね座（１６）、したがってノブ（１３
）を常時及矢印方向に押圧している。

（１８）は平面はぼＵ字状の底面板（ホルダ）で、下面
には接着剤等により起毛布（８）が取付けられている。

（１９）は底面板（１８）から立設された係止部で、先
端部には係止爪（２０）が設けられており、この係止部
（１９）は下ケース（１１）に設けた貫通穴（ｌｌａ）
らケース本体（５）内に挿入されている。

次に、上記のように構成した本発明の詳細な説明する。

なお、床用吸込具（１）の吸込作用については、第５図
、第６図の従来例で説明した通りである。掃除のくり返
しにより起毛布（８）か汚れたときは、上ケース（２）
に嵌合したノブ（１３）を指先で押して矢印方向に摺動
させる。これによりノブ（１３）の係止爪（１５）と底
面板（１８）の係止爪（２０）との係合が解除されるの
で、底面板（１８）を本体ケース（５）から下方に引き
出すことにより取外すことができる。このようにして取
外した底面板（１８）を起毛布（８）と共に洗浄し、起
毛布（８）の汚れを除去する。

洗浄が終ったときは、底面板（１８）の係止部（１９）
を下ケース（１１）の貫通穴（ｌｌａ）に挿入して押上
げれば、係止爪（２０）は自動的に係止爪（１５）と係
合し、底面板（１８）を本体ケース（５）の所定の位置
に装着することができる。

第４図は本発明の他の実施例の底面図である。

本実施例においては、起毛布（８）に代えて車輪（２１
）を取付けた床面板（１８ａ）を本体ケース（５）に着
脱自在に装着したものである。周知のように、起毛布（
８）を備えた床用吸込具（１）でカーペットを掃除する
と、カーペットの摩擦力か大きいため操作性が悪いが、
本実施例に示すような車輪（２１）を備えた底面板（１
８ａ）と交換すれば、掃除の際の操作力を大幅に軽減す
ることができる。

このように、本発明においては、被掃除面に適した構造
、材質の底面板を適宜選択して取付けることができる。

なお、上記の実施例では、底面板全部を着脱可能に構成
した場合について説明したが、底面板の一部を着脱しう
るようにしてもよい。

［発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明は、床用吸込具
の下面に設けた床面板を着脱自在に構成したので、起毛
布を備えた床用吸込具の底部を容易に洗浄できるばかり
でなく、被掃除面に適した底面板を選択して適宜交換で
きるなど、実施による効果大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の断面図、第２図は一部を断面で
示した第１図の正面図、第３図はその底面図、第４図は
本発明の他の実施例の底面図、第５図は電気掃除機の従
来の床用吸込具の一例を示す断面図、第６図はその底面
図である。 図において、（１）は床用吸込具、（２）は上ケース、
（７）は吸込口、（８）は起毛布、（１１）は下ケース
、（１３）はノブ、（１５）、（２０）は係止爪、（１
８）は底面板、（２１）は車輪である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 床用吸込具を被掃除面に当接し、本体に設けた送風機の
   作用により被掃除面のごみ等を吸引する電気掃除機にお
   いて、 前記床用吸込具の下面に設けられ起毛布等が取付けられ
   た底面板の一部又は全部を、前記床用吸込具に対して着
   脱自在としたことを特徴とする電気掃除機。