JP5937877B2 - 自走式掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、自走式掃除機に関する。より詳しくは、筐体の底面にサイドブラシを備えた自走式掃除機に関する。
自走式掃除機として、特許文献1には、下面に吸込口を有する自走可能な筐体と、吸込口に回転可能に設けられたメインブラシと、筐体の底面に回転可能に設けられたサイドブラシとを備え、室内のフローリング、絨毯、畳といった床面を走行しながら塵埃を集塵する自走式掃除機が提案されている。
前記サイドブラシは、筐体の底面に設けられた回転軸に取り付けられるブラシ基台と、ブラシ基台に斜め下方へ向かって放射状に植設された複数のブラシ束とを有し、回転することにより筐体の側方の塵埃を内側へ集めるように構成されている。
特表2009−518074号公報
前記従来の自走式掃除機は、フローリング上に絨毯が敷かれある程度の段差があっても乗り越えることができる前方のキャスタ車輪および後方の一対の駆動車輪を備えているが、次の問題が生じる場合がある。
すなわち、キャスタ車輪がフローリングから絨毯の上に乗り上げた後、サイドブラシが回転しながら絨毯の位置まで移動すると、ブラシ束の先端部がフローリングと絨毯の間の隙間に深く入り込み、サイドブラシの回転が停止すると共に、サイドブラシの引っ掛かりによって自走式掃除機の前進が妨げられる。この結果、サイドブラシや駆動車輪の駆動モータの回転が停止(ロック)し、過負荷防止のためにこれらの駆動モータの停止制御が行われ自走式掃除機による清掃作業が中断してしまう。
このようなサイドブラシの引っ掛かりによる清掃作業の中断は、ユーザーが自走式掃除機を絨毯の上に載せてやることで解消できるが、ユーザーが自走式掃除機によって掃除している部屋に居ない場合や家を留守にしている場合は、ユーザーがその状況に気付いて対処するまで掃除作業が中断したままになる。
本発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであり、サイドブラシの引っ掛かりによる清掃作業の中断を防止することができる自走式掃除機を提供するものである。
本発明によれば、底面に吸込口を有する自走可能な筐体と、回転可能として筐体の底面における前記吸込口の側方に設けられたサイドブラシとを備え、
前記サイドブラシは、回転するブラシ基台と、該ブラシ基台に植設され床面に接触する先端部を有するブラシ束とを備え、
前記筐体は、その底面における前記サイドブラシの前方側に前記ブラシ束と接触可能なように下方へ突出するサイド凸部を有した自走式掃除機が提供される。
本発明の自走式掃除機は、清掃時にサイドブラシの駆動モータに過負荷を掛けることなく、サイドブラシの引っ掛かりによる清掃作業の中断が防止され、自走式掃除機による信頼性の高い清掃作業を確実に行うことができる。
本発明の実施形態に係る自走式掃除機の斜視図である。 図1に示される自走式掃除機のA−A矢視断面図である。 図1に示される自走式掃除機の概略底面図である。 筐体の蓋部が開放され集塵部が取り出された状態を示す図2対応図である。 図1に示される自走式掃除機の電気的な構成を示すブロック図である。 図1に示される自走式掃除機におけるサイドブラシの回転状態を示す第1の説明図である。 図6(A)に引き続く第2の説明図である。 図6(B)に引き続く第3の説明図である。 図7(A)に引き続く第4の説明図である。 図1に示される自走式掃除機が厚い絨毯を乗り上がる状態を示す第1の説明図である。 図8(A)に引き続く第2の説明図である。 サイドブラシの回転が阻止される状況を説明するための説明図である。
図1は本発明の実施形態に係る自走式掃除機の斜視図であり、図2は図1に示される自走式掃除機のA−A矢視断面図であり、図3は図1に示される自走式掃除機の概略底面図であり、図4は筐体の蓋部が開放され集塵部が取り出された状態を示す図2対応図であり、図5は図1に示される自走式掃除機の電気的な構成を示すブロック図である。以下、「自走式掃除機」を「掃除ロボット」と言う場合がある。
本発明に係る掃除ロボット(自走式掃除機)1は、設置された場所の床面を自走しながら、床面上の塵埃を含む空気を吸い込み、塵埃を除去した空気を排気することにより床面上を掃除する掃除ロボットである。
掃除ロボット1は、円盤形の筐体2を備え、この筐体2の内部および外部に、回転ブラシ9、サイドブラシ10、集塵ボックス30、電動送風機22、一対の駆動輪29、後輪26および前輪27、各種センサを含む制御部等の構成要素が設けられている。
この掃除ロボット1において、前輪27が配置されている部分が前方部、後輪26が配置されている部分が後方部、集塵ボックス30が配置されている部分が中間部である。
筐体2は、前方部における中間部との境界付近の位置に形成された吸込口6を有する平面視円形の底板2aと、筐体2に対して集塵ボックス30を出し入れする際に開閉する蓋部3を中間部に有している天板2bと、底板2aおよび天板2bの外周部に沿って設けられた平面視円環形の側板2cとを備えている。また、底板2aには前輪27、一対の駆動輪29および後輪26の下部を筐体2内から外部へ突出させる複数の孔部が形成され、天板2bにおける前方部と中間部との境界付近には排気口7が形成されている。なお、側板2cは、前後にほぼ二分され、前方の側板前部には衝突時の衝撃を緩和するように機能するバンパー部材が設けられている。
また、図4に示されるように、筐体2の内部において、前方部にモータユニット20、電動送風機22、図4には図示しないイオン発生装置25(図5参照)等を収納する前方収納室R1を有し、中間部に集塵ボックス30を収納する中間収納室R2を有し、後方部に制御部の制御基板15、バッテリー14、充電端子4等を収納する後方収納室R3を有し、前方部と中間部との境界付近に吸引路11および排気路12を有している。吸引路11は吸込口6と中間収納室R2とを連通し、排気路12は中間収納室R2と前方収納室R1とを連通している。なお、これらの各収納室R1、R2、R3、吸引路11および排気路12は、筐体2の内部に設けられてこれらの空間を構成する仕切り壁39によって仕切られている。
一対の駆動輪29は、平面視円形の筐体2の中心を通る中心線Cと直角に交わる一対の回転軸に固定されており、一対の駆動輪29が同一方向に回転すると筐体2が進退し、各駆動輪29が逆方向に回転すると筐体2が中心線Cの廻りに回転する。
一対の回転軸は、図示しない一対のモータからそれぞれ個別に回転力が得られるように連結されており、各モータは筐体の底板2aに直接またはサスペンション機構を介して固定されている。
前輪27はローラからなり、進路上に現れた段差に接地し、筐体2が段差を容易に乗り越えられるよう、駆動輪29が接地する床面Fから少し浮き上がるよう筐体2の底板2aの一部に回転自在に設けられている。
後輪26は自在車輪からなり、駆動輪29が接地する床面Fと接地するよう筐体2の底板2aの一部に回転自在に設けられている。
このように、筐体2に対して前後方向中間に一対の駆動輪29を配置し、前輪27を床面Fから浮かせ、掃除ロボット1の重量を一対の駆動輪29と後輪26によって支持できるよう、筐体2に対して前後方向に重量が配分されている。これにより、進路前方の塵埃を前輪27によって遮ることなく吸込口6に導くことができる。
吸込口6は、床面Fに対面するよう筐体2の底面2a1(底板2aの下面)に形成された凹部8の開放面である。この凹部8内には、筐体2の底面2a1と平行な水平軸心廻りに回転する回転ブラシ9が設けられており、凹部8の左右両側には筐体2の底面2a1と垂直な垂直軸心P廻りに回転するサイドブラシ10が設けられている。回転ブラシ9は、回転軸であるローラの外周面に螺旋状にブラシを植設することにより形成されている。なお、垂直軸心Pは、垂直として説明しているが、必ずしも垂直である必要はない。例えば10度前後の傾きを有しても構わない。
一方、サイドブラシ10は、図6等に示すように回転軸Psの下端に放射状に設けられた複数本のブラシ束10bを有している。回転ブラシ9の回転軸および一対のサイドブラシ10の回転軸Psは、筐体2の底板2aの一部に枢着されると共に、その付近に設けられた図示してない駆動モータとプーリおよびベルト等を含む動力伝達機構を介して独立的に連結されている。なお、サイドブラシ10およびその周辺構造について詳しくは後述する。
図3に示されるように、筐体2の底面2a1と前輪27との間には床面Fを検知する床面検知センサ13が配置され、左右の駆動輪29の側部前方には同様の床面検知センサ19が配置されている。床面検知センサ13によって下り階段を検知すると、その検知信号が制御部に送信され、制御部が両駆動輪29が停止するよう制御する。また、床面検知センサ13が故障した場合、床面検知センサ19が下り階段を検知して両駆動輪29を停止することができるため、掃除ロボット1の下り階段への落下が防止されている。また、床面検知センサ19が、下り階段を検知すると、その検知信号が制御部に送信され、制御部が駆動輪29に下り階段を回避して走行するように制御してもよい。
制御基板15には、掃除ロボット1における駆動輪29、回転ブラシ9、サイドブラシ10、電動送風機22等の各要素を制御する制御回路が設けられている。
筐体2の側板2cの後端には、バッテリー14の充電を行う充電端子4が設けられている。室内を自走しながら掃除する掃除ロボット1は、室内に設置されている充電台40に帰還する。これにより、充電台40に設けられた端子部41に充電端子4が接触し、バッテリー14の充電が行われる。商用電源(コンセント)に接続される充電台40は、通常、室内の側壁Sに沿って設置される。
バッテリー14は、充電端子4を介して充電台40から充電され、制御基板15、駆動輪29、回転ブラシ9、サイドブラシ10、電動送風機22、各種センサ等の各要素に電力を供給する。
集塵ボックス30は、通常、筐体2内における両駆動輪29の回転軸の軸心よりも上方の中間収納室R2内に収納されており、集塵ボックス30内に捕集された塵埃を廃棄する際は、図4に示されるように、筐体2の蓋部3を開いて集塵ボックス30を出し入れすることができる。
集塵ボックス30は、開口部を有する集塵容器31と、集塵容器31の開口部を覆うフィルタ部33と、フィルタ部33と集塵容器31の開口部とを覆うカバー部32とを備えている。カバー部32およびフィルタ部33は、集塵容器31の前側の開口端縁に回動可能に軸支されている。
集塵容器31の側壁前部には、集塵ボックス30が筐体2の中間収納室R2内に収納された状態において、筐体2の吸引路11と連通する流入路34と、筐体2の排気路12と連通する排出路35とが設けられている。
掃除ロボット1全体の動作制御を行う制御部は、図5に示されるように、CPU15aおよびその他の図示しない電子部品で構成された制御回路を有する制御基板15と、走行マップ18a等を記憶する記憶部18、電動送風機22を駆動するためのモータドライバ22a、駆動輪29の走行モータ51を駆動するためのモータドライバ51a、筐体2内の排気口7付近に回動可能に設けられたルーバー17およびそれを駆動するための制御ユニット17a、臭いセンサ52およびその制御ユニット52a、湿度センサ53およびその制御ユニット53a、人感センサ54およびその制御ユニット54a、接触センサ55およびその制御ユニット55a等を備えて構成される。
なお、この発明のサイドブラシ10を回転駆動するための駆動モータについても、図示していないがモータ駆動部(ドライバ)を介して制御部(CPU)15aにて制御されている。また、回転ブラシ9についても、上記駆動モータにて回転駆動される。サイドブラシ10は、先に説明したようにプーリおよびベルト等を含む動力伝達機構を介して駆動される構成である。
CPU15aは中央演算処理装置であり、記憶部18に予め記憶されたプログラムデータに基いて、モータドライバ22a、51a、回転ブラシの駆動モータのモータドライバおよび制御ユニット17aに個別に制御信号を送信し、電動送風機22、走行モータ51、駆動モータおよびルーバー17を駆動制御して、一連の掃除運転およびイオン放出運転を行う。
また、CPU15aは、ユーザーによる掃除ロボット1の動作に係る条件設定を操作パネル(図示省略)から受け付けて記憶部18に記憶させる。この記憶部18は、掃除ロボット1の設置場所周辺の走行マップ18aを記憶することができる。走行マップ18aは、掃除ロボット1の走行経路や走行速度などといった走行に係る情報であり、予めユーザーによって記憶部18に記憶させるか、あるいは掃除ロボット1自体が掃除運転中に自動的に記録することができる。
臭いセンサ52は、筐体2の外部周辺の臭いを検知する。臭いセンサ52としては、例えば、半導体式や接触燃焼式の臭いセンサを用いることができる。掃除ロボット1の外部周辺の臭いを検知するために、例えば、筐体2の側板2cまたは天板2bから外部へ露出した状態で臭いセンサ52が配置される。CPU15aは制御ユニット52aを介して臭いセンサ52と接続されており、臭いセンサ52からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の臭い情報を得る。
湿度センサ53は、筐体2の外部周辺の湿度を検知する。湿度センサ53としては、例えば、高分子感湿材料を用いた静電容量式や電気抵抗式の湿度センサを用いることができる。掃除ロボット1の外部周辺の相対湿度を検知するために、例えば、筐体2の側板2cまたは天板2bから外部へ露出した状態で湿度センサ53が配置される。CPU15aは制御ユニット53aを介して湿度センサ53と接続されており、湿度センサ53からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の湿度情報を得る。
なお、走行マップ18aには、掃除ロボット1が設置される設置場所における所定閾値以上の臭気が漂う箇所および所定閾値以上に湿気が高い箇所が特定箇所として予め記憶されていてもよい。このようにすれば、CPU15aがこの特定箇所を筐体2の周辺環境に基づいて定めた箇所であると判断することができる。つまり、走行マップ18aが、臭いセンサ52および湿度センサ53と同様に、筐体2の周辺環境を検知する環境検知装置としての役割を果たすことになる。
人感センサ54としては、例えば、赤外線、超音波、可視光等によって人の存在を検知する人感センサを用いることができる。掃除ロボット1の外部周辺の人の存在を検知するために、例えば、筐体2の側板2cまたは天板2bから外部へ露出した状態で人感センサ54が配置される。CPU15aは制御ユニット54aを介して人感センサ54と接続されており、人感センサ54からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の人の存在情報を得る。
接触センサ55は、掃除ロボット1が走行時に障害物と接触したことを検知するために、例えば、筐体2の側板2cの前部に配置される。CPU15aは制御ユニット55aを介して接触センサ55と接続されており、接触センサ55からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の障害物の存在情報を得る。
このように構成された掃除ロボット1において、掃除運転の指令により、電動送風機22、イオン発生装置25、駆動輪29、回転ブラシ9およびサイドブラシ10が駆動する。なお、イオン発生装置25は必要に応じて駆動される。これにより、回転ブラシ9、サイドブラシ10、駆動輪29および後輪26が床面Fに接地した状態で、筐体2は所定の範囲を自走しながら吸込口6から床面Fの塵埃を含む空気を吸い込む。このとき、回転ブラシ9の回転によって床面F上の塵埃は掻き上げられて吸込口6より内部に取り込まれる。また、サイドブラシ10の回転によって吸込口6の側方の塵埃が吸込口6に導かれる。
吸込口6から筐体2内に吸い込まれた塵埃を含む空気は、図2の矢印A1に示されるように、筐体2の吸引路11を通り、集塵ボックス30の流入路34を通って集塵容器31内に流入する。集塵容器31内に流入した気流は、フィルタ部33を通過してフィルタ部33とカバー部32との間の空間50に流入し、排出路35を通って筐体2の排気路12へ排出される。この際、集塵容器31内の気流に含まれる塵埃はフィルタ部33によって捕獲されるため、集塵容器31内に塵埃が堆積する。
集塵ボックス30から筐体2の排気路12へ流入した気流は、図2の矢印A2に示されるように前方収納室R1へ流入し、図示しない第1排気路および第2排気路を流通する。第1排気路を流通する気流にはイオン発生装置25が駆動されることで生成されたイオン(プラズマクラスターイオン)が含まれる。そして、筐体2の上面に設けた排気口7から、図2の矢印A3に示されるように、後方の斜め上方に排気されるときにイオン発生装置25にて生成されたイオンも同時に放出される。これにより、床面F上の掃除が行われると共に、掃除ロボット1の排気に含まれるイオンによって室内の除菌および脱臭が行われる。このとき、排気口7から後方の斜め上方に向けて排気するので、床面Fの塵埃の巻き上げが防止され、室内の清浄度を向上することができる。
また、図示省略するが、第1排気路を流通する気流の一部は、凹部8に導かれてもよい。このようにすれば、吸込口6から吸引路11に導かれる気流内にイオンが含まれるため、集塵ボックス30の集塵容器31内およびフィルタ部33の除菌および脱臭を行うことができる。
また、掃除ロボット1は、左右の駆動輪29が同一方向に正回転して前進し、同一方向に逆回転して後退し、互いに逆方向に回転することにより中心線Cを中心に旋回する。例えば、掃除ロボット1は、掃除領域の周縁に到達した場合および進路上の障害物に衝突した場合、駆動輪29が停止し、左右の駆動輪29を互いに逆方向に回転して向きを変える。これにより、掃除ロボット1は、設置場所全体あるいは所望範囲全体に障害物を避けながら自走することができる。
また、掃除ロボット1は、左右の駆動輪29と後輪26の3点で接地しており、前進時に急停止しても後輪26が床面Fから浮き上がらないようなバランスで重量配分されている。そのため、掃除ロボット1が前進中に下り階段の手前で急停止し、それによって掃除ロボット1が前のめりに傾いて下り階段へ落下するということが防止されている。なお、駆動輪29は、急停止してもスリップしないよう、溝を有するゴムタイヤをホイールに嵌め込んで形成されている。
また、集塵ボックス30が駆動輪29の回転軸の上方に配置されているため、集塵によって重量が増加しても掃除ロボット1の重量バランスが維持される。
掃除ロボット1は、環境検知装置である臭いセンサ52、湿度センサ53、走行マップ18aおよび人感センサ54から得られる情報に基づいて独特の動作を実行することができる。例えば、掃除ロボット1は、環境検知装置が検知した周辺環境に基づいて定めた特定箇所に一定時間留まり、排気口7からイオンを含む気流を放出することができる。
掃除ロボット1は、掃除が終了すると充電台40に帰還する。これにより、充電端子4が端子部41に接してバッテリー14が充電される。
また、掃除ロボット1は、充電台40に帰還した状態で電動送風機22およびイオン発生装置25を駆動することができる。これにより、排気口7から後方の斜め上方にイオンを含む気流が放出され、イオンを含む気流は側壁Sに沿って上昇し、室内の天井壁および対向する側壁に沿って流通する。この結果、イオンが室内全体に行き渡り、除菌効果や脱臭効果を向上させることができる。このように、掃除ロボット1は、イオン放出運転を単独で実行することも可能である。
掃除ロボット1の上面には操作部が設けられており、操作部によって掃除運転およびイオン放出運転を実行させることができる。また、筐体2内に受信部を設けると共に、受信部に指令信号を発信する送信機を設けてリモコン操作できるようにしてもよい。また、スマートフォンと呼ばれる携帯電話からインターネット回線および室内に設けたルーターを介して指令信号を掃除ロボット1に送信して遠隔操作できるようにしてもよい。
<サイドブラシおよびその周辺構造>
図6(A)は図1に示される自走式掃除機におけるサイドブラシの回転状態を示す第1の説明図であり、図6(B)は図6(A)に引き続く第2の説明図であり、図7(A)は図6(B)に引き続く第3の説明図であり、図7(B)は図7(A)に引き続く第4の説明図である。なお、図6(A)〜図7(B)は、図3に示される自走式掃除機のB−B矢視断面図でもある。
本発明の掃除ロボット1は、前記のように、自走可能な筐体2の底面2a1に対し垂直軸心P廻りに回転可能として筐体2の底面2a1における吸込口6の左右側方に設けられた前記サイドブラシ10を備える。
このサイドブラシ10は、垂直軸心P廻りに回転するブラシ基台10aと、ブラシ基台10aから斜め下方へ複数本放射状に突出した可撓性のブラシ束10bとを備える。
さらに詳しく説明すると、筐体2の底面2a1のサイドブラシ取付位置には垂直軸心P廻りに回転可能な回転軸Psが突出している。この回転軸Psは、先に説明したように筐体2内に設けられた図示しない回転ブラシ駆動用あるいは回転ブラシ駆動用のモータとプーリおよびベルト等を含む動力伝達機構を介して連結されることにより回転駆動される。このとき、サイドブラシ10は、図3中の矢印R1、R2に示すように、後方から前方へ向かって、かつ外側から内側へ向かって回転する。
サイドブラシ10は、筐体2の底面2a1と垂直な軸心P上に回転可能に設けられた前記回転軸Psに着脱可能に取り付けられるブラシ基台10aと、ブラシ基台10aに放射状に植設された複数のブラシ束10bとを有している。
ブラシ束10bは、ブラシ基台10aに植設された根本部10b1と、垂直軸心Pに対して斜め下方に突出する中間部10b2と、床面Fに接触する先端部10b3とを有する。本実施形態では、ブラシ基台10aの下面に等間隔(中心角度60°)で同じ長さの6本個のブラシ束10bが植設された場合を例示しているが、ブラシ束10bの本個数は6本個に限定されず、例えば、3〜5本個でもよい。なお、図3において、サイドブラシ10における6本個のブラシ束10bのうち、後述の垂直面Es1およびねじりガイド面Es2に接触している3本個のブラシ束10bは目視方向に湾曲しているため短く見えるように図示されている。
さらに、筐体2は、その底面2a1における一対のサイドブラシ10の前方側に近接する位置にブラシ束10bと接触可能なように下方へ突出するサイド凸部Esを有すると共に、その底面2a1における吸込口6の周囲に下方へ突出するセンター凸部Ecを有している。そして、センター凸部Ecとその左右両側に配置された一対のサイド凸部Esとが連続状に繋がっている。
センター凸部Ecは、吸込口6の開口面を床面Fに近接させて塵埃を効率よく吸引できるようにする目的で設けられている。つまり、開口面より床面Fに突出するように設けられる回転ブラシ6にて、塵埃を吸引路11内部に掻き込めるようにするためでもある。
一方、サイド凸部Esは、サイドブラシ10の回転時において、ブラシ束10bの中間部10b2がサイド凸部Esを乗り越えるように摺接することにより垂直軸心Pと平行に近づくように撓ませ、かつ中間部10b2がサイド凸部Esを乗り越えた後に前記撓みが解消されるように作用する。これにより、例えば、フローリングの床面Fと絨毯J1との間の隙間にブラシ束10bが深く入り込んで引っ掛かり、その結果、サイドブラシ10の回転が停止するという不具合を防止することができる。なお、これについて詳しくは後述する。
サイド凸部Esは、前側だけで、後部側には設けられていない。これにより、サイドブラシ10bの先端部10cが床面と十分に接触することができ、回転により床面Fの塵埃を効率よく吸込口6へと掻き寄せることができる。
また、サイド凸部Esは、サイドブラシ10との摺接部分に、サイドブラシ10の中間部10b2と接触する垂直軸心Pとほぼ平行な垂直面Es1を有すると共に、この垂直面Es1と筐体2の底面2a1との間にこれらと連続的に接続するねじりガイド面Es2を有している。すなわち、ねじりガイド面Es2の傾斜角度は、筐体2の底面2a1からサイド凸部Esの垂直面Es1まで0〜90°の範囲で連続的に変化している。これにより、回転するブラシ束10bがねじりガイド面Es2を摺接しながら垂直面Es1に誘導される。なお、本実施形態では、底面2a1に対する垂直面Es1の角度が90°の場合を例示したが、垂直面Es1は底面2a1に対して実質的に垂直であればよく、85〜95°程度でもよい。
なお、上記垂直面Es1は、ほぼ垂直形状で説明したが、多少傾斜するようにしてもよいことはもちろんである。そのため、垂直面Es1については、サイド凸部Esへと底面2a1から垂下する垂下面である。この発明においては、サイドブラシ10の前面(前方)側に、上述したサイド凸部Esを設けることで、目的を達成できる。
また、センター凸部Ecおよび左右一対のサイド凸部Esは、それらの前方側に、前方から後方へ向かうにつれて段階的に下方(床面F側)へ傾斜する傾斜面Ef1、Ef3を有すると共に、センター凸部Ecの後方側には前方から後方に向かうにつれて連続的に上方(底面2a1側)へ傾斜する傾斜面を有している。そして、サイド凸部Esの垂直面Es1とセンター凸部Ecの後方側の傾斜面とは連続的に接続されている。なお、本実施形態では、平坦面Ef2を挟んで底面2a1側の傾斜面Ef1とサイド凸部Esの頂部(最下部)側の傾斜面Ef2が2段階で設けられた場合を例示しているが、平坦面Ef2を省略し、底面2a1からサイド凸部Esの頂部まで連続状の傾斜面を設けてもよい。
次に、図3、図6(A)〜図7(B)を参照しながら、清掃時に掃除ロボット1が床面F上の絨毯J1に乗り上げる際のサイドブラシ10の引っ掛かり防止作用について説明する。なお、図6(A)〜図7(B)では、ブラシ束10bの回転移動の説明を容易とするために、サイドブラシ10には1本のブラシ束10bのみ図示している。また、図6(A)〜図7(B)では、図3における右側のサイドブラシ10を図示している。
その前に、図9を用いて、この発明によるサイド凸部Esを設けないときに、例えば、サイドブラシ10が絨毯J1の端部J1aに引っ掛かって乗り上げられない状態を説明する。
図9において、掃除ロボット1がサイドブラシ10を回転させながら床面Fに敷かれた絨毯J1に達すると、サイドブラシ10が床面Fに十分に接触される状態で絨毯J1の下面に潜り込むように回転する。掃除ロボット1が進行することで、サイドブラシ10の一つのブラシ束10bは、さらに絨毯J1の下面に深く入り込み、絨毯J1の端部J1aでブラシ束10bの根元部10b1付近が圧接され、サイドブラシ10の回転負荷が増大する。これによりサイドブラシ10の回転が阻止され、駆動モータの回転が停止(ロック)される。つまり、サイドブラシ10のブラシ束10bが回転し、絨毯J1下面を抜け出る前に、上述した状況を作り出し、回転が阻止される。
これに対し、この発明におけるサイド凸部Esを設けることで以下の説明の通り、上述した状況を解消できる。
まず、図3および図6(A)に示すように、掃除ロボット1がサイドブラシ10を回転させながらフローリングの床面F上を矢印Q方向に前進する。このとき、垂直軸心P廻りに回転するブラシ束10bの先端部10b3が床面Fと十分に接触し、床面F上を掃いて塵埃を吸込口6側へ集めている。
そして、図6(B)に示すように、ブラシ束10bは回転しながら床面F上に敷かれた絨毯J1に接近し、図7(A)に示すように、ブラシ束10bの先端部10b3が床面Fと絨毯J1との間の隙間Gに入り込む場合がある。このとき、矢印R1方向に回転するブラシ束10bの中間部10b2は、筐体2の底面2a1側からサイド凸部Esのねじりガイド面Es2の方へ移動し、ねじりガイド面Es2に摺接しながら垂直面Es1へ誘導される。
これにより、ブラシ束10bの中間部10b2はサイド凸部Esにより下方へ湾曲し、ブラシ束10bは全体的にS字形に湾曲する。このとき、S字形に湾曲したブラシ束10bの先端部10b3が床面Fと絨毯J1との間の隙間Gに入り込む寸法Lは、図9に示されたように延びたままブラシ束10bの先端部10b3が隙間Gに入り込む寸法よりも短くなっている。換言すると、サイド凸部Esの作用により、ブラシ束10bの先端部10b3が床面Fと絨毯J1との間の隙間Gに深く入り込むことがない。しかも、絨毯J1の端部J1aでブラシ束10が圧接される前に、回転が維持されたブラシ束10は絨毯J1の下面を抜け出る。
したがって、ブラシ束10bの先端部10b3が隙間Gに入り込んだとしても、図7(B)に示すように、ブラシ束10bが回転することにより先端部10b3が隙間Gから容易に抜け出ることができる。このとき、サイドブラシ10の駆動モータに過負荷が掛かることはない。また、絨毯J1の端部からある程度の距離までサイドブラシ10が接近すると、ブラシ束10bは隙間Gに入り込まずに絨毯J1の端部J1a上をなぞるように回転する。
この結果、サイドブラシ10の回転および掃除ロボット1の前進が維持され、掃除ロボット1は絨毯J1を乗り上がって清掃作業を継続する。この場合、絨毯J1の厚みが、床面Fから掃除ロボット1のサイド凸部Esまでの距離よりも薄いため、サイド凸部Esが絨毯J1の端部J1aに当たらない。
図8(A)は図1に示される自走式掃除機が厚い絨毯を乗り上がる状態を示す第1の説明図であり、図8(B)は図8(A)に引き続く第2の説明図である。
絨毯J2の厚みが、床面Fから掃除ロボット1のサイド凸部Esまでの距離よりも厚い場合、掃除ロボット1が絨毯J2の方に向かって前進すると、サイドブラシ10が絨毯J2の端部J2aの位置まで移動する前に、端部J2aがサイド凸部Esおよびセンター凸部Ecに衝突し、掃除ロボット1が前進できなくなることが想定される。
そこで、本発明の掃除ロボット1は、センター凸部Ecおよび左右一対のサイド凸部Esの前方側に、前方から後方へ向かうにつれて段階的に下方へ傾斜する傾斜面Ef1、Ef3が設けられている。すなわち、図8(A)に示すように、掃除ロボット1が前進して傾斜面Ef1、Ef3に厚い絨毯J2の端部J2aが当たると、図8(B)に示すように、傾斜面Ef1、Ef3が端部J2aを滑り上がり、センター凸部Ecおよび左右一対のサイド凸部Esが絨毯J2に乗り上がる。このとき、サイドブラシ10は図6(A)〜図7(B)で説明した動きをするため、ブラシ束10bの先端部10b3が床面Fと絨毯J2の間の隙間に入り込んでも容易に抜け出ることができ、掃除ロボット1全体が厚い絨毯J2に乗り上がって清掃作業を継続する。
また、本発明の掃除ロボット、つまり自走式掃除機1によれば、サイド凸部Esの作用によりサイドブラシ10の引っ掛かりが防止されているため、ブラシ束10bの根本部10b1から中間部10b2に亘って筒部材を被せてブラシ束を補強する必要もなくなる。そのため、部品点数が増加せず、サイドブラシ10をの構成を簡素化し安価に製造できる。
さらに、本発明の自走式掃除機によれば、コンパクトなブラシ基台10aに複数のブラシ束10bを放射状に植設することができるため、清掃すべき床面Fにおけるブラシ基台10aの周辺領域のみならず下方領域もブラシ束10bにて掃くことができ、サイドブラシによる掃きムラを低減することができる。
(他の実施形態)
前記実施形態では、センター凸部Ecと左右一対のサイド凸部Esとが連続的に繋がった場合を例示したが、センター凸部Ecと左右一対のサイド凸部Esとは分離していてもよい。また、センター凸部Ecは省略されていてもよい。
また、以上説明したようにサイドブラシ10は、両側に設ける事例を説明した。このサイドブラシ10は、一方側にのみ設けられる場合もあり、そのような場合には、サイド凸部Esは、一方側にのみ設ければよい。
(まとめ)
以上説明したように本発明の自走式掃除機が構成されている。そこで、本発明の理解を高めるために以下に本発明をまとめる。
本発明の自走式掃除機は、底面に吸込口を有する自走可能な筐体と、回転可能として筐体の底面における前記吸込口の側方に設けられたサイドブラシとを備え、
前記サイドブラシは、前記回転するブラシ基台と、該ブラシ基台に植設され床面に接触する先端部を有するブラシ束とを備え、
前記筐体は、その底面における前記サイドブラシの前方側に前記ブラシ束と接触可能なように下方へ突出するサイド凸部を有する。
本発明の自走式掃除機は、前記構成を備えていればよく、例えば、吸込口に回転ブラシ(メインブラシ)を設けて清掃効率を高めてもよく、さらに以下のように構成されてもよい
(1)前記サイド凸部は、前記筐体の底面に対し垂直方向に垂下する垂下面を有してもよい。
このようにすれば、サイドブラシが前方側でサイド凸部の垂下面に沿って大きく撓むことができるため、サイドブラシの引っ掛かり防止効果を高めることができる。
(2)前記サイドブラシは、後方から前方へ向かって、かつ外側から内側へ向かって回転してもよく、前記サイド凸部は、前記垂下面と前記底面との間にこれらと連続的に接続するねじりガイド面を有し、回転する前記ブラシ束が前記サイド凸部の前記ねじりガイド面を摺接しながら前記垂下面に誘導されるように構成されてもよい。
このようにすれば、回転するサイドブラシとサイド凸部との摩擦抵抗を低減し、サイドブラシをスムーズに回転させることができる。
(3)前記筐体は、その底面における前記吸込口の周囲に下方へ突出するセンター凸部をさらに有してもよく、前記センター凸部と前記サイド凸部とが連続状に繋がっていてもよい。
このようにすれば、センター凸部にて吸込口を床面に接近させて吸引効率を高めるのに有利であり、かつ筐体の底面形状の簡素化および製作の容易化に繋がる。
(4)前記センター凸部および前記サイド凸部は、前方から後方へ向かうにつれて段階的または連続的に下方へ傾斜する傾斜面を有していてもよい。
このようにすれば、フローリングと絨毯の段差部分にセンター凸部およびサイド凸部が当たっても、自走式掃除機が段差部分を容易に乗り越えることができる。
(5)前記サイドブラシが、前記吸込口の左右側方に一対配置されており、前記サイド凸部が、左右一対のサイドブラシの前方側に設けられていてもよい。
このようにすれば、サイドブラシの引っ掛かり防止を行いながら清掃効率を高めることができる。
1 掃除ロボット(自走式掃除機)
2 筐体
2a 底板
2a1 底面
6 吸込口
9 回転ブラシ
10 サイドブラシ
10a ブラシ基台
10b ブラシ束
30 集塵ボックス
Ec センター凸部
Ef1、Ef3 傾斜面
Es サイド凸部
Es1 垂下面(垂直面)
Es2 ねじりガイド面
F 床面
J1、J2 絨毯
P 垂直軸心
Ps 回転軸

Claims (6)

  1. 底面に吸込口を有する自走可能な筐体と、回転可能として筐体の底面における前記吸込口の側方に設けられたサイドブラシとを備え、
    前記サイドブラシは、前記回転するブラシ基台と、該ブラシ基台に植設され床面に接触する先端部を有するブラシ束とを備え、
    前記筐体は、その底面における前記サイドブラシの前方側に前記ブラシ束と接触可能なように下方へ突出するサイド凸部を有した自走式掃除機。
  2. 前記サイド凸部は、前記筐体の底面に対し垂直方向に垂下する垂下面を有する請求項1に記載の自走式掃除機。
  3. 前記サイドブラシは、後方から前方へ向かって、かつ外側から内側へ向かって回転し、
    前記サイド凸部は、前記垂下面と前記底面との間にこれらと連続的に接続するねじりガイド面を有し、
    回転する前記ブラシ束が前記サイド凸部の前記ねじりガイド面を摺接しながら前記垂下面に誘導されるように構成された請求項2に記載の自走式掃除機。
  4. 前記筐体は、その底面における前記吸込口の周囲に下方へ突出するセンター凸部をさらに有し、
    前記センター凸部と前記サイド凸部とが連続状に繋がっている請求項1〜3のいずれか1つに記載の自走式掃除機。
  5. 前記センター凸部および前記サイド凸部は、前方から後方へ向かうにつれて段階的または連続的に下方へ傾斜する傾斜面を有している請求項4に記載の自走式掃除機。
  6. 前記サイドブラシが、前記吸込口の左右側方に一対配置されており、
    前記サイド凸部が、左右一対のサイドブラシの前方側に設けられている請求項1〜5のいずれか1つに記載の自走式掃除機。
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