JP6068823B2 - 自走式掃除機 - Google Patents

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Description

この発明は、自走式掃除機に関する。
自走式電子機器の一例である自走式掃除機は、例えば特許文献1のものが公知である。また、他の例である自走式空気清浄機は、例えば特許文献2のものが公知である。特許文献1には、本体前方の床面上の物体を検出する検出器と、該検出結果に基づいて前記本体の進行方向の前方を走行手段を基点として床面から持ち上げる持ち上げ手段とを備え、障害物を乗り越えることができる自走式掃除機が記載されている。これにより、電気コードや新聞紙のような障害物を乗り越えて掃除することができる。また、この自走式掃除機は、床面に段差があっても自走できるように、本体下端面が進行方向に対して傾斜した形状を有している。この傾斜により段差部を乗り越え易くしている。
また、特許文献2には、走行方向に開口した吸気口と、上方に開口した排気口を備え、また、駆動輪と前輪の間に掻き揚げ用ブラシを備える自走式空気清浄機が記載されている。この自走式空気清浄機は、部屋内を移動して清浄な空気を供給し、同時に掻き揚げブラシが床面の清掃を行なう。特許文献2の図1には、本体前面かつ全幅に渡ってバンパーが設けられ、バンパー下端から底面にかけて曲面形状を有するものが記載されている。
特開2006−155274号公報 特開2005−331128号公報
特許文献1の自走式掃除機は、持ち上げ手段を用いて本体の前端を持ち上げた状態で前進させることにより、電気コード等の固定されていない障害物に引っかかることなく、跨いで前進することができる。しかし、持ち上げ手段を実現するための複雑な構成を必要とする。また、段差を乗り越えやすいように本体下端面に傾斜を設けている。しかし、この傾斜部分が段差と接触するので、繰り返し走行するうちに段差の角部を傷めることになりかねない。さらに、本体の前端と傾斜部の前端と間に若干の段差がある。そのためスムーズに凹凸部上を滑って自走することができない場合が考えられる。
また、特許文献2の自走式空気清浄機は、本体前方のバンパーによって障害物との衝突を検出し、また筐体を保護する。前記バンパーの押圧および/または非接触センサにより前方の障害物を検知すると、走行を停止、後退、反転させてその障害物を回避して走行するように構成されている。
しかし、バンパーにより障害物を検知してその障害物を回避するものでは、例えばカーペットの端などある程度の段差は乗り越えて走行するようにしなければ、部屋中を清掃することはできない。よって、バンパーの下端は床面から所定の高さに設定される。バンパーの下端より低い段差は乗り越える。
そのため、自走式機器の底面を床面から離せば、段差に自走式機器の底面が衝突することなく、その段差を乗り越えやすくなる。端的な例は、底面をバンパーの下端よりも高くする構成であろう。しかし、例えば自走式掃除機は底面に吸込口を配して床面上の塵埃を吸込む必要があるところ、吸込口が床面から離れ過ぎると塵埃を効率よく吸込むことができない。また、自走式電子機器は、例えばベッドの下を走行して除菌、消臭、アレル物質の抑制等ができるよう一般的に全高を抑える必要があり、従って底面を高くすることが難しい場合がある。このような場合、前記特許文献1のような傾斜を持たせたりして段差を乗り越えやすくする対応が考えられる。
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、筐体下方の形状を工夫して、段差があってもそれらをスムーズに乗り越えることのできる自走式電子機器を提供するものである。
この発明は、上記課題を解決するため、筐体と、前記筐体の底面に配置され床面に接して前記筐体を走行させる駆動輪と、前記底面に配置され床面に接して前記筐体を支持する従動輪と、走行方向において前記筐体の前方下端部から前記底面へ連なるように配置される傾斜板とを備え、前記筐体は、走行方向に摺動可能なバンパーを有し、前記傾斜板は前端が、前記バンパーが後退したときにそのバンパーの前方下端部よりも後方に位置することを特徴とする自走式電子機器を提供する。
この発明の自走式電子機器は、筐体の前方下端部から前記底面に連なるように配置される傾斜板を備え、前記筐体が走行方向に摺動可能なバンパーを有し、前記傾斜板の前端が、バンパーが後退したときにそのバンパーの前方下端部よりも後方に位置するので、段差をスムーズに乗り越えることができる。
この発明の自走式電子機器に使用される傾斜板の説明図である。 この発明に対する比較例として、傾斜板がない従来の自走式電子機器の説明図である。 この発明の一態様である自走式イオン発生機の斜視図である。 図3に示される自走式イオン発生機から上部カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 図3に示される自走式イオン発生機の底面図である。 図3に示される自走式イオン発生機に備えられる各種傾斜板の説明図である。 図3に示される自走式イオン発生機のA−A矢視断面図である。 図3に示される自走式イオン発生機のB−B矢視断面図である。 図3に示される自走式イオン発生機のC−C矢視断面図である。 充電台に帰還した状態を示す図4対応図である。 図3に示される自走式イオン発生機を制御する制御部の構成を示すブロック図である。 図3に示される自走式イオン発生機のイオン発生部に設けられるイオン発生装置の概略的な構成を説明する説明図である。 この発明の異なる態様である自走式掃除機の斜視図である。 図13に示される自走式掃除機のA−A矢視断面図である。 図13に示される自走式掃除機の底面図である。 図13に示される自走式掃除機に備えられる各種傾斜板の説明図である。 筐体の蓋部が開放され集塵部が取り出された状態を示す図14対応図である。 図13に示される自走式掃除機の筐体の天板および制御基板等を取り外した分解状態を示す斜視図である。 図13に示される自走式掃除機の電気的な構成を示すブロック図である。
以下、この発明の実施形態を説明する前に、この発明の好ましい態様を幾つか述べておく。
この発明は、筐体と、前記筐体の底面に配置され床面に接して前記筐体を走行させる駆動輪と、前記底面に配置され床面に接して前記筐体を支持する従動輪と、走行方向において前記筐体の前方下端部から前記底面に連なるように配置される傾斜板と、前記傾斜板の後端部に配置されかつ前記駆動輪および従動輪よりも前方に配置される前方補助輪とを備え、前記前方補助輪は、下端が前記底面よりも低く、床面よりも高い位置にあり、前記傾斜板は、前方から後方へ向かうにつれて床面からの高さが低くなるように傾斜していることを特徴とする自走式電子機器である。
前記筐体は、走行方向に摺動可能なバンパーを前部に有し、前記傾斜板は前端が、前記バンパーが後退したときにそのバンパーの前方下端部よりも後方に位置していてもよい。このようにすれば、バンパーが後方へ摺動した状態でもそのバンパーよりも後方に傾斜板の前端が位置するので、傾斜板が障害物に接触して障害物あるいは傾斜板が損傷するのを回避することができる。
さらに、前記バンパーは、下端部が後方に折り曲げられた曲げ部を有し、前記曲げ部が前記前方下端部であってもよい。このようにすれば、バンパーの前方下端部と傾斜板の前端とがスムーズにつながった形状となり、バンパーの下端よりわずかに低い段差であっても傾斜板の傾斜に沿ってスムーズに前方補助輪へ導かれた後、前方補助輪が段差に乗り上げてスムーズに乗り越えることができる。
また、前記傾斜板は、前記筐体の前方中央部から左右に所定の幅で配置され、その幅の方向において前記傾斜板の床面からの高さは、両側の底面よりも低くなっていてもよい。このようにすれば、傾斜板を全幅に渡って形成しなくてもよく、また、段差が傾斜板に接することがあってもその両側の底面に接すことがなく、傾斜板の傾斜に沿って前方補助輪がスムーズに段差に乗り上げて段差を乗り越えることができる。
さらにまた、前記筐体は、平面視略円形であり、前記駆動輪は、走行方向において前記筐体の略中央に左右一対が配置され、前記従動輪は、前記駆動輪よりも後方に配置されていてもよい。
前記傾斜板は、前記筐体の底面と一体のものとして形成されてもよく、あるいは別体のものとして形成されてもよい。
また、前記自走式電子機器は、上方に気流を吹き出す自動式イオン発生機または自走式掃除機であってもよい。
この発明の好ましい態様は、ここで示した複数の態様のうち何れかを組み合わせたものも含む。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
以上の実施形態において、自走式電子機器は、平面視円形の筐体と、前記筐体の上面に形成した空気の吹出口と、前記筐体の底面に備えた筐体の進行方向中心線両側の駆動輪と、前記進行方向後方の後輪と、前記進行方向前方の前方補助輪と、前記筐体の内部に備えた前記駆動輪の駆動制御部および前記吹出口から空気の吹出しを制御する制御部と、前記筐体の前方下端部を前端の位置とし前方補助輪の付近で底面に連なる傾斜面に沿う傾斜板とを備えている。
その自走式電子機器の一例は、底面に吸込口を有し、吸込口と吹出口の間の筐体内にフィルタを備える掃除機である。図13にその外観の一例を示している。自走式電子機器の他の例は、底面または上面に吸込口を有し、吸込口と吹出口の間の筐体内にイオン発生素子を備えるイオン発生機である。図3にその外観の一例を示している。この発明において、自走式電子機器は、ユーザーの手を離れて自立的に走行し、掃除動作、空気清浄動作等の作業を行なう電子機器を意味する。
この発明に係る筐体は、平面視円形の筐体を備えるが、筐体は完全な円形だけを意味するのではなく、周囲に多少の凹凸を有するような、ほぼ円形や、長径部分と短径部分を有するような非円形も含む。また、吹出口が形成される筐体の上面は、頂上面だけでなく、筐体を上面、側面及び底面と分けた場合の上面を意味し、筐体の上方面を指す。また、空気の吹出口は、掃除機の場合、排気口であり、イオン発生機の場合、清浄空気の吹出し口である。また、駆動輪は自走式電子機器の直進走行、回転走行、後退走行を駆動する車輪である。また、駆動輪の駆動制御部は、自走式電子機器が掃除動作をする場合、または空気清浄動作をする場合、部屋内を隈なく走行するよう、また、障害物を避けて走行するように直進、回転、後退駆動を制御する。駆動輪は床面に凹凸があっても追従するようにサスペンション機構を介して筐体に取付けられている。また、左右1対の駆動輪と従動輪である後輪とによって筐体を3点支持し、自走式電子機器を安定に走行させる。駆動輪と後輪により筐体後方部分を支持するので、筐体の後方部分にバッテリーのような重量物を配置し、筐体の前方部分を軽量にすることができる。従って、筐体の前方部分を持ち上げやすくなり、容易に障害物を乗り越えることができる。
図1は、この発明の自走式電子機器に使用される傾斜板の説明図である。以下、傾斜板について説明する。図1に示すように、傾斜板104は、自走式電子機器100において、平面視円形の筐体101の進行方向において前方下端部102を前端の位置とし、前方補助輪103の外周前方部の付近で底面に連なる傾斜を有する。前方補助輪103は、自走式電子機器が置かれた床面Fを走行するとき、床面Fに接しないように床面Fから浮いている。また、筐体101の底面は、前方補助輪103の下端より上方にあるように形成されている。前方補助輪103が障害物を乗り上げると、筐体101の底面が障害物に接触しないようにしている。なお、図1において、蓋105、吸気口106、排気口107、駆動輪108、後輪109、バンパー111を示す。
この発明の傾斜板104は、進行方向中心線から両側に所定の幅を有する。望ましくは、前方補助輪103が接する床面Fより進行方向に30°または60°開いた扇形、または前方補助輪103が接する床面Fより進行方向に垂直方向の前方全面形状である。または、前方補助輪を含み、前方補助輪の幅の2乃至3倍の幅を有する長方形である。
筐体101の進行方向前方下端部102を前端の位置とし前方補助輪103の付近で底面に連なる傾斜面に沿った傾斜板104を備えることによって、自走式電子機器は進行方向前方に障害物Zが存在する場合も障害物Zを乗り越えて進行することができる。
図2は、比較例として、この発明の特徴である傾斜板がない自走式電子機器の説明図である。図2に示すように、筐体101の進行方向前方下端部102から前方補助輪103までの間に図1と比較して鈍角の段差Xがあると、段差Xが障害物Zに衝突して駆動輪108に対する大きな負荷となり、自走式電子機器100が障害物Zを乗り越えることが困難になる。
バンパー111は、通常実線で示すように、バネ、スプリング(図示しない)によって自走式電子機器の進行方向前方に筐体101から少し突出するように取付けられている。しかし、障害物に衝突したときは、点線で示すように筐体101のある後方へ摺動(変位)する。この発明の傾斜板104は、バンパー111が変位した位置(破線で示す符号111aの位置)において、バンパー111の前方下端部が傾斜板104の前端と一致するように形成されている。傾斜板104の後端は筐体101の底面に連なり、その後端部に前方補助輪103が配置されている。また、バンパー111は、筐体101の底面側に湾曲または折り曲げられている。傾斜板104の前端は、湾曲または折り曲げられたバンパー111の前方下端部が後退した位置と一致するように配置される。
また、この発明による以上の構成により図1において傾斜板104の先端が、筺体下面の前端まで延設された状態で設けられていることから、傾斜角度が緩やかになり段差との接触を軽減し、その段差を容易に、かつスムーズに乗り越えることができる。また、その傾斜板104の先端が、バンパー111が後退した位置まで延設されていても、バンパーにより障害物との衝突等を回避し、傾斜板先端が損傷、破損等から保護される。
<<自走式イオン発生機の全体構成>>
この発明に係る自走式イオン発生機について説明する。
図3はこの発明の実施形態に係る自走式イオン発生機の斜視図である。
図4は図3に示される自走式イオン発生機から上部カバーを取り外した状態を示す斜視図である。
図5は図3に示される自走式イオン発生機の底面図である。
図6は自走式電子機器に備えられる各種傾斜板の説明図である。
図7は図3に示される自走式イオン発生機のA−A矢視断面図である。
図8は図3に示される自走式イオン発生機のB−B矢視断面図である。
図9は図3に示される自走式イオン発生機のC−C矢視図である。
図10は充電台に帰還した状態を示す図7対応図である。
図11は図3に示される自走式イオン発生機を制御する制御部の構成を示すブロック図である。
図12はイオン発生部に搭載されるイオン発生装置の概略的な構成を示す説明図である。
図3〜9に示されるように、この発明の実施形態に係る自走式電子機器としての自走式イオン発生機1は、設置された場所の床面Fを自律走行しながら周囲の空気を吸気口3から吸引し、吸引した空気の一部をイオン発生素子4で、例えば電離処理して生成されたイオンを含む空気を排気口5から放出するものである。
自走式イオン発生機1は、円盤形の筐体2を備え、この筐体2の内部に、図7に示すように電力を蓄える充電式のバッテリー6、筐体2内に空気を吸引すると共に排気口5から空気を排出させる電動送風機7、筐体2内に導入された空気からほこりや異物を除去するフィルタ8、筐体2内に導入された空気を電離処理してイオンを発生するイオン発生素子4、吸気口3を開閉する吸気用蓋体9、吸気用蓋体9を駆動する吸気用蓋体駆動部10(図4参照)、排気口5を開閉する排気用蓋体11、排気用蓋体11を駆動する排気用蓋体駆動部12(図4参照)および各部を統合的に制御する制御部13が設けられている。制御部13は各種電子部品を実装した制御基板14によって構成されている。
また、筐体2の外部には、吸気口3を開閉する吸気用蓋体9、床面Fに対して筐体2を走行させる走行部としての一対の駆動輪15、筐体2の姿勢を安定させる前方補助輪16および後輪17が設けられている。以下、前方補助輪16が配置されている方を前方側、後輪17が配置されている方を後方側と称する。
筐体2は、シャシーを構成する平面視円形の底板2aおよび後方側板2bと、可動式のバンパーとして機能する前方側板2cと、後方側板2bおよび前方側板2cの上部を塞ぐ平面視円形の上部カバー2dとから主に構成されている。底板2aあるいは前方側板2c、または底板2aおよび前方側板2cの境界部分に、筐体の前方下端部を前端の位置とし前方補助輪16の付近で底面に連なる傾斜板Uが設けられる。前方側板2cは可動式のバンパーとして機能し、通常はバネ、スプリング(図示しない)によって、進行方向前方に突き出している。しかし、障害物に当たると、前方側板2cは後退し、衝撃を吸収する。前記傾斜板Uは、前方側板2cが後退した位置(例えば図1で破線で示した位置)において、前方側板2cの前方下端部を前端の位置とし前方補助輪16の付近で底面に連なるように形成されている。また、前方側板2cは、下方部が筐体底面側に湾曲または折り曲げられている場合、前記傾斜板Uは、湾曲または折り曲げられた前方側板2cの前方下端部を前端の位置とし前方補助輪16の付近で底面に連なるように設けられる。吸気口3は上部カバー2dの中心よりもやや後方側に形成され、排気口5は上部カバー2dの中心よりも前方側に形成されている。
吸気口3と排気口5は充電等の非稼働時には、ほこりや異物が吸気口3や排気口5から侵入することを防止するために、可動式の吸気用蓋体9および排気用蓋体11によってそれぞれ閉塞されている。そのため、吸気用蓋体9および排気用蓋体11は筐体2の内部に設けられた吸気用蓋体駆動部10および排気用蓋体駆動部12によってそれぞれ駆動される。
フィルタ8は、吸込口から吸い込まれた空気中に含まれる塵埃を分離し、塵埃を除去した空気を排気するものである。このフィルタ8は、メンテナンス等を行うためにも着脱可能に設けられている。そのため、底板2aに対し、図7に示すように取り外し可能な底蓋2eが設けられている。底蓋2eを外すことで先に説明した吸気された空気の流路の一部が開放され、その部分に設けられているフィルタ8を取り出すことができる。
また、イオン発生素子4は、例えば、放電により空気中の水分子を電離し、正イオンとしてH+(H2O)m(mは任意の自然数)、負イオンとしてO2―(H2O)n(nは任意の自然数)を生成する。このイオン発生素子4は、上述したようなイオンでなく、負イオンを生成するものでもよい。
一対の駆動輪15は、平面視円形の筐体2の中心を通る中心線Cと直角に交わる一対の回転軸15a(図5参照)に固定されており、一対の駆動輪15が同一方向に回転すると筐体2が進退し、一対の駆動輪15が互いに逆方向に回転すると筐体2が中心線Cの回りに回転する。
一対の回転軸15aは、図示しない一対のモータからそれぞれ個別に駆動力が得られるように図示しない動力伝達機構を介して接続され、各モータは筐体2の底板2aにサスペンション機構を介して固定されている。
前方補助輪16はローラからなり、自走式イオン発生機1の進路上に現れた段差を容易に乗り越えられるよう、筐体2の底板2aの前方側に床面Fから少し浮き上がるように回転可能に設けられている。
後輪17は自在車輪からなり、駆動輪15と共に床面Fに接地するよう、筐体2の底板2aの後方側に回転可能に設けられている。前方補助輪16及び後輪17は、モータのような駆動源に接続されず、従動輪となっている。
このように、自走式イオン発生機1は筐体2の前後方向の中間に一対の駆動輪15が配置され、前方補助輪16を床面Fから浮かせつつ自走式イオン発生機1の重量を一対の駆動輪と後輪によって支持できるよう、前後方向の重量が配分されている。
図5に示されるように、筐体2の底面において、前方補助輪16の前方には床面Fを検知する床面検知センサ18が配置され、一対の駆動輪15の前方にも同様の床面検知センサ19が配置されている。床面検知センサ18によって下り階段を検知すると、その検知信号が制御部13に送信され、制御部13が一対の駆動輪15を停止させるように制御する。また、床面検知センサ18が故障した場合でも、床面検知センサ19が下り階段を検知することにより一対の駆動輪15を停止させることができるため、自走式イオン発生機1の下り階段への落下が防止されている。また、床面検知センサ19が、下り階段を検知すると、その検知信号が制御部に送信され、制御部が駆動輪29に下り階段を回避して走行するように、即ち、自走式イオン発生機1を後退させるか、回転させるように制御してもよい。
また、筐体2の底面において、筐体2の前方下端部Tと前方補助輪16との間に傾斜板Uを設ける。傾斜板Uは、筐体2の前方側板2cまたは底板2aに傾斜を形成することによって設けることができる。傾斜板Uは、筐体2の前方下端部Tを前端の位置とし前方補助輪16の付近で底面に連なるように形成する。そして、傾斜板Uは、進行方向中心線から両側に所定の幅を有する。例えば、図6(a)に示すように、筐体2の前方補助輪16付近から進行方向前方に30°開いた扇形U1、または図6(b)に示すように、60°開いた扇形U2、または、図6(c)に示すように、前方補助輪16の回転軸に平行な直線とその直線より前方の下端部の円弧を外縁とする半円形状U3である。または、図6(d)に示すように、前方補助輪16を含み、前方補助輪の幅より大きく、例えば2倍の幅を有する長方形U4である。
なお、自走式イオン発生機1は、前進時に急停止しても後輪17が床面Fから浮き上がらないように前後方向の重量が配分されている。そのため、前進中に下り階段の手前で急停止しても前のめりに傾いて下り階段へ落下することはない。
また、駆動輪15は、急停止してもスリップしないよう、溝を有するゴムタイヤをホイールに嵌め込んだ構成とされている。
筐体2の後方側板2bの後端には、バッテリー6の充電を行なう充電端子20が設けられている。室内を自律走行しながらイオンを放出する自走式イオン発生機1は、バッテリー6の残量が閾値以下になった場合など、所定の条件となったとき図10に示されるように室内に設置されている充電台21に帰還する。これにより、充電台21に設けられた端子部22に充電端子20が接触し、バッテリー6の充電が行われる。商用電源(コンセント)に接続される充電台21は、通常、室内の側壁Sに沿って設置される。
バッテリー6は充電端子20を介して充電台21から充電され、制御部13、一対の駆動輪15を駆動する一対のモータ、イオン発生素子4、電動送風機7、各種センサ等の各要素に電力を供給する。
図11は本実施形態に係る自走式イオン発生機1を制御する制御部13の構成を示すブロック図である。図11に示されるように、制御部13は、演算処理を行なうCPU23、CPU23が行なう制御プログラムを格納したROM24、CPU23にワークエリアを提供するRAM25、CPU23の制御の下で自走式イオン発生機1の各種センサと制御信号の入出力を行なうI/Oポート26、CPU23の制御の下で自走式イオン発生機1に備えられた各種駆動部を駆動するドライバ回路27、CPU23の制御の下で各種情報を記憶する記憶部28などから構成されたマイクロコンピュータであり、自走式イオン発生機1を統合的に制御し、一連の自律走行とイオン放出運転を行なう。
制御部13は、ユーザーによる自走式イオン発生機1の動作に係る条件設定を操作パネル(図示省略)から受け付けて記憶部28に記憶させる。記憶部28は、自走式イオン発生機1の設置場所周辺の走行マップを記憶することができる。走行マップは、自走式イオン発生機1の走行経路や走行速度などといった走行に係る情報であり、予めユーザーによって記憶部28に記憶させるか、あるいは自走式イオン発生機1自体がイオン放出運転中に自動的に記録することができる。また、図示していないが、制御部13は、ユーザーのリモコン操作により、任意の位置へと走行するように制御することもできる。
臭いセンサ29は筐体2の外部周辺の臭いを検知する。臭いセンサ29としては、例えば、半導体式や接触燃焼式の臭いセンサを用いることができる。自走式イオン発生機1の外部周辺の臭いを検知するため、臭いセンサ29は筐体2から外部へ露出するように配置される。制御部13はI/Oポート26を介して臭いセンサ29と接続され、臭いセンサ29からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の臭い情報を得る。
湿度センサ30は筐体2の外部周辺の湿度を検知する。湿度センサ30としては、例えば、高分子感湿材料を用いた静電容量式や電気抵抗式の湿度センサを用いることができる。自走式イオン発生機1の外部周辺の相対湿度を検知するため、湿度センサ30は筐体2から外部へ露出するように配置される。制御部13はI/Oポート26を介して湿度センサ30と接続され、湿度センサ30からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の湿度情報を得る。
なお、記憶部28に記憶される走行マップには、自走式イオン発生機1が設置される設置場所における所定閾値以上の臭気が漂う箇所および所定閾値以上に湿気が高い箇所が特定箇所として予め記憶されていてもよい。このようにすれば、制御部13がこの特定箇所を筐体2の周辺環境に基づいて定めた箇所であると判断することができる。つまり、走行マップが、臭いセンサ29および湿度センサ30と同様に、筐体2の周辺環境を検知する環境検知装置としての役割を果たすことになる。
人感センサ31としては、例えば、赤外線、超音波、可視光等によって人の存在を検知する人感センサを用いることができる。自走式イオン発生機1の外部周辺の人の存在を検知するため、人感センサ31は筐体2から外部へ露出するように配置される。制御部13はI/Oポート26を介して人感センサ31と接続され、人感センサ31からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の人の存在情報を得る。
接触センサ32としては、例えば、自律走行時に自走式イオン発生機1が障害物と接触したことを検知するマイクロスイッチを用いることができる。本実施形態では、障害物との接触により変位する可動式の前方側板(例えばバンパーとして機能を備える)2cの動きを検知するために筐体2内で前方側板2cの近傍に配置される。制御部13はI/Oポート26を介して接触センサ32と接続され、接触センサ32からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の障害物の存在情報を得る。
例えば、自走式イオン発生機1は、走行領域の周縁に到達した場合や、進路上の障害物に衝突した場合、一対の駆動輪15が停止し、一対の駆動輪15を互いに逆方向に回転して向きを変える。これにより、自走式イオン発生機1は障害物を避けながら自律走行することができる。
また、充電等の非稼働時にほこりや異物が吸気口3や排気口5から侵入して自走式イオン発生機1が故障することを防止するため、制御部13はイオン発生部4の作動時に吸気口3と排気口5を開き、イオン発生素子4の非稼働時に吸気口3と排気口5を閉じるように吸気用蓋体駆動部10および排気用蓋体駆動部12をそれぞれ制御する。
このように構成された自走式イオン発生機1では、イオン放出運転の指令により、電動送風機7、イオン発生素子4および一対の駆動輪15の駆動が開始される。これにより、自走式イオン発生機1は所定の範囲を自律走行しながら周囲の空気を吸気口3から吸引し、イオン発生部素子4は生成したイオンを含む空気を排気口5から放出する。これにより、据え置き式や卓上式では十分にイオンを行き渡らせる箇所にも、自走式イオン発生機1の走行によってイオンを行き渡らせることが可能となり、空気中のカビ菌や浮遊菌を効率的に分解・除去、あるいは殺菌等をすることができる。
なお、自走式イオン発生機1は、環境検知装置である臭いセンサ29、湿度センサ30、走行マップおよび人感センサ31から得られる情報に基づいて独特のイオン放出運転を実行することもできる。例えば、自走式イオン発生機1は、環境検知装置が検知した周辺環境に基づいて特定箇所に一定時間留まり、排気口5からイオンを含む空気を集中的に放出するといった運転も可能である。
続いて図12を参照にこの発明に使用するイオン発生素子4の一構成例を説明する。該図は、イオン発生素子4の斜視図である。イオン発生素子4は排気経路に臨む複数のイオン放出部41a、41bを有している。このイオン放出部41a、41bは、イオン発生素子4の樹脂製筺体の一部を、例えば円形状に開口した開口部からなり、その開口部に対応して以下のイオン発生のための電極が設けられている。
つまり、各々のイオン放出部41a、41bには、共通の対向電極42と針状の放電電極43a、43bが各々設けられる。放電電極43a、43bは先端が尖った針電極であり、対向電極42は放電電極43a、43bの周囲を囲うように開口された共通の接地された電極である。
イオン発生素子4は、本体部分45に高圧電気発生回路が内蔵されており、側面(図7では底面)に設けられた2つの端子46を介してバッテリー6から電力が供給され、作動する。
本体部分45の高圧電気発生回路は、放電電極43a、43bに、交流波形またはインパルス波形から成る正または負の高電圧が印加される。前述のようにイオン発生素子4は複数の放電電極を持ち、例えば放電電極43aには、正のインパルス波形の高電圧が印加される。これにより、電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して主としてH+(H2O)mから成る正のクラスタイオンが生成される。
他の放電電極43bには、負のインパルス波形の高電圧が印加され、電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して主としてO2 -(H2O)nから成る負のクラスタイオンが生成される。ここで、m、nは任意の自然数である。
イオン生成され、空間に放出されたH+(H2O)mおよびO2 -(H2O)nは細菌の表面に付着し、化学反応して活性種であるH22または・OHを生成する。H22または・OHは極めて強力な活性を示すため、これらにより空気中の浮遊細菌を取り囲んで除去、あるいは殺菌することができる。ここで、・OHは活性種の1種であり、ラジカルのOHを示している。
以上のイオン発生素子4の構成は、正および負のイオンを同時に発生させる一例であり、一つの放電電極を設け、該放電電極に交流の高電圧を供給させることで、正または負のイオンを交互に発生させることも可能である。また、正負のイオンを生成させるものでなく、負のイオンを発生させるようなものでもよい。
<<自走式掃除機の全体構成>>
図13はこの発明の実施形態2に係る自走式掃除機の斜視図である。
図14は図13に示される自走式掃除機のA−A矢視断面図である。
図15は図13に示される自走式掃除機の底面図である。
図16は自走式掃除機に備えられる各種傾斜板の説明図である。
図17は筐体の蓋部が開放され集塵部が取り出された状態を示す図14対応図である。
図18は図13に示される自走式掃除機の筐体の天板および制御基板等を取り外した状態を示す斜視図である。
図19は図13に示される自走式掃除機の電気的な構成を示すブロック図である。
この発明に係る自走式掃除機(以下掃除ロボットと記す)201は、設置された場所の床面を自走しながら、床面上の塵埃を含む空気を吸い込み、塵埃を除去した空気を排気することにより床面上を掃除する掃除ロボットである。
掃除ロボット201は、円盤形の筐体202を備え、この筐体202の内部および外部に、回転ブラシ209、サイドブラシ210、集塵ボックス230、電動送風機222を有する送風部、一対の駆動輪229、後輪226および前方補助輪227、各種センサを含む制御部等の構成要素が設けられている。
この掃除ロボット201において、前方補助輪227が配置されている部分が前方部、後輪226が配置されている部分が後方部、集塵ボックス230が配置されている部分が中間部である。
筐体202は、前方部における中間部との境界付近の位置に形成された吸込口206を有する平面視円形の底板202aと、筐体202に対して集塵ボックス230を出し入れする際に開閉する蓋部203を中間部に有している天板202bと、底板202aおよび天板202bの外周部に沿って設けられた平面視円環形の側板202cとを備えている。また、底板202aには前方補助輪227、一対の駆動輪229および後輪226の下部を筐体2内から外部へ突出させる複数の孔部が形成され、天板202bにおける前方部と中間部との境界付近には排気口207が形成されている。なお、側板202bは、前後に二分割されており、側板前部はバンパーとして機能する。
底板202aと前方の側板202cの境界部分に、筐体の前方下端部を前端の位置とし前方補助輪227の付近で底面に連なる傾斜面に沿う傾斜板U(図14参照)を形成する。前方側板202cはバンパー機能を有しバネまたはスプリング(図示しない)によって筐体から突き出すように取付けられている。しかし、掃除ロボット201が自走中に障害物に当たると、前方側板202cは後退(変位)し、衝撃を吸収する。前記傾斜板Uは、後退した位置において、前方側板202cの前方下端部を前端の位置とし前方補助輪227の付近で底面に連なるように形成されている。また、前方側板202cの下方部が筐体底面側に湾曲または折り曲げられている場合、前記傾斜板Uは、湾曲または折り曲げられた前方側板202cの前方下端部を前端の位置とし前方補助輪227の付近で底面に連なるようになっている。傾斜板Uが前方から後方へ向かうにつれて床面Fとの距離が近づくようになめらかに傾斜しているので、掃除ロボット201が段差を通過するときに傾斜板Uが段差の角部に接触すると掃除ロボット201の前部を持ち上げるはたらきをする。よって、掃除ロボット201は段差をスムーズに乗り越えることができる。
また、図17に示されるように、筐体202の内部において、前方部に電動送風機222を有するモータユニット(送風部)220、排気路212、224を構成するハウジング221、排気路に配置されるイオン発生素子225(図18参照)等を収納する前方収納室R1を有し、中間部に集塵ボックス230を収納する中間収納室R2を有し、後方部に制御部の制御基板215、バッテリー214、充電端子204等を収納する後方収納室R3を有し、前方部と中間部との境界付近に吸引路211および排気路212を有している。吸引路211は吸込口206(図14参照)と中間収納室R2とを連通し、排気路212は中間収納室R2と前方収納室R1とを連通している。なお、これらの各収納室R1、R2、R3、吸引路211および排気路212は、筐体202の内部に設けられ、これらの空間を構成する仕切り壁239(図17参照)によって仕切られている。
一対の駆動輪229は、平面視円形の筐体202の中心を通る中心線Cと直角に交わる一対の回転軸に固定されており、一対の駆動輪229が同一方向に回転すると筐体202が進退し、各駆動輪229が逆方向に回転すると筐体2が中心線Cの回りに回転する。
一対の回転軸は、図示しない一対のモータからそれぞれ個別に回転力が得られるように連結されており、各モータは筐体の底板202aに直接またはサスペンション機構を介して固定されている。
前方補助輪227はローラからなり、進路上に現れた段差に接地し、筐体202が段差を容易に乗り越えられるよう、駆動輪229が接地する床面Fから少し浮き上がるよう筐体202の底板202aの一部に回転可能に設けられている。
後輪226は自在車輪からなり、駆動輪229が接地する床面Fと接地するよう筐体202の底板202aの一部に回転可能に設けられている。
このように、筐体202に対して前後方向中間に一対の駆動輪229を配置し、前方補助輪227を床面Fから浮かせ、掃除ロボット201の重量を一対の駆動輪229と後輪226によって支持できるよう、筐体202に対して前後方向に重量が配分されている。これにより、進路前方の塵埃を前方補助輪227によって遮ることなく吸込口206に導くことができる。
吸込口206は、床面Fに対面するよう筐体202の底面(底板202aの下面)に形成された凹部208の開放面である。この凹部208内には、筐体202の底面と平行な第1軸心廻りに回転する回転ブラシ209が設けられており、凹部208の左右両側には筐体202の底面と垂直な第2回転軸心廻りに回転するサイドブラシ210が設けられている。回転ブラシ209は、回転軸であるローラの外周面に螺旋状にブラシを植設することにより形成されている。サイドブラシ210は、回転軸の下端にブラシ束を放射状に設けることにより形成されている。回転ブラシ209の回転軸および一対のサイドブラシ210の回転軸は、筐体202の底板202aの一部に枢着されると共に、その付近に設けられた駆動モータM(図18参照)とプーリおよびベルト等を含む動力伝達機構を介して連結されている。
図15に示されるように、筐体202の底面と前方補助輪227との間には床面Fを検知する床面検知センサ213が配置され、左右の駆動輪229の側部前方には同様の床面検知センサ219が配置されている。床面検知センサ213によって下り階段を検知すると、その検知信号が制御部に送信され、制御部が左右の駆動輪229を停止するよう制御する。また、床面検知センサ213が故障した場合、床面検知センサ219が下り階段を検知して左右の駆動輪229を停止することができるため、掃除ロボット201の下り階段への落下が防止されている。また、床面検知センサ219が、下り階段を検知すると、その検知信号が制御部に送信され、制御部が駆動輪229に下り階段を回避して走行するように,後退又は回転するように制御してもよい。
図16は、図15の概略図面を示し、図16(a)に示されるように筐体202の底面において、筐体202の前方下端部Tと前方補助輪227との間に傾斜板Uを設ける。傾斜板Uは、筐体202の底板202aに傾斜を形成することによって設けることができる。傾斜板Uは、筐体202の前方下端部Tを前端の位置とし前方補助輪227の付近で底面に連なるように形成する。そして、傾斜板Uは、進行方向中心線から両側に所定の幅を有する。例えば、図16(a)に示すように、前方補助輪227付近から進行方向前方に30°開いた扇形U1、または図16(b)に示すように、60°開いた扇形U2、または、図16(c)に示すように、前方補助輪227の回転軸に平行な直線とその直線より前方の下端部の円弧を外縁とする半円形状U3である。または、図16(d)に示すように、前方補助輪227を含み、前輪の幅より大きく、例えば2倍の幅を有する長方形U4である。
制御基板215には、掃除ロボット201における駆動輪229、回転ブラシ209、サイドブラシ210、電動送風機222等の各要素を制御する制御回路が設けられている。
筐体202の側板202cの後端には、バッテリー214の充電を行なう充電端子204が設けられている。室内を自走しながら掃除する掃除ロボット201は、室内に設置されている充電台240に帰還する。これにより、充電台240に設けられた端子部241に充電端子204が接触し、バッテリー214の充電が行われる。商用電源(コンセント)に接続される充電台240は、通常、室内の側壁Sに沿って設置される。
バッテリー214は、充電端子204を介して充電台240から充電され、制御基板215、駆動輪229、回転ブラシ209、サイドブラシ210、電動送風機222、各種センサ等の各要素に電力を供給する。
集塵ボックス230は、通常、筐体202内における左右の駆動輪229の回転軸の軸心よりも上方の中間収納室R2内に収納されており、集塵ボックス230内に捕集された塵埃を廃棄する際は、図17に示されるように、筐体202の蓋部203を開いて集塵ボックス230を出し入れすることができる。
集塵ボックス230は、開口部を有する集塵容器231と、集塵容器231の開口部を覆うフィルタ部233と、フィルタ部233と集塵容器231の開口部とを覆うカバー部232とを備えている。カバー部232およびフィルタ部233は、集塵容器231の前側の開口端縁に回動可能に軸支されている。
集塵容器231の側壁前部には、集塵ボックス230が筐体202の中間収納室R2内に収納された状態において、筐体202の吸引路211と連通する流入路234と、筐体202の排気路212と連通する排出路235とが設けられている。
掃除ロボット201全体の動作制御を行なう制御部は、図19に示されるように、CPU215aおよびその他の図示しない電子部品で構成された制御回路を有する制御基板215と、走行マップ218aを記憶する記憶部218、電動送風機222を駆動するためのモータドライバ222a、駆動輪229の走行モータ251を駆動するためのモータドライバ251a、筐体202内の排気口207付近に回動可能に設けられたルーバー217およびそれを駆動するための制御ユニット217a、臭いセンサ252およびその制御ユニット252a、湿度センサ253およびその制御ユニット253a、人感センサ254およびその制御ユニット254a、接触センサ255およびその制御ユニット255a等を備えて構成される。
CPU215aは中央演算処理装置であり、記憶部218に予め記憶されたプログラムデータに基づいて、モータドライバ222a、251aおよび制御ユニット217aに個別に制御信号を送信し、電動送風機222、走行モータ251およびルーバー217を駆動制御して、一連の掃除運転およびイオン放出運転を行う。
また、CPU215aは、ユーザーによる掃除ロボット201の動作に係る条件設定を操作パネル(図示省略)から受け付けて記憶部218に記憶させる。この記憶部218は、掃除ロボット201の設置場所周辺の走行マップ218aを記憶することができる。走行マップ218aは、掃除ロボット201の走行経路や走行速度などといった走行に係る情報であり、予めユーザーによって記憶部218に記憶させるか、あるいは掃除ロボット201自体が掃除運転中に自動的に記録することができる。
臭いセンサ252は、筐体202の外部周辺の臭いを検知する。臭いセンサ252としては、例えば、半導体式や接触燃焼式の臭いセンサを用いることができる。掃除ロボット201の外部周辺の臭いを検知するために、例えば、筐体202の側板202cまたは天板202bから外部へ露出した状態で臭いセンサ252が配置される。CPU215aは制御ユニット252aを介して臭いセンサ252と接続されており、臭いセンサ252からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の臭い情報を得る。
湿度センサ253は、筐体202の外部周辺の湿度を検知する。湿度センサ253としては、例えば、高分子感湿材料を用いた静電容量式や電気抵抗式の湿度センサを用いることができる。掃除ロボット201の外部周辺の相対湿度を検知するために、例えば、筐体202の側板202cまたは天板202bから外部へ露出した状態で湿度センサ253が配置される。CPU215aは制御ユニット253aを介して湿度センサ253と接続されており、湿度センサ253からの出力信号に基づいて筐体202の外部周辺の湿度情報を得る。
なお、走行マップ218aには、掃除ロボット201が設置される設置場所における所定閾値以上の臭気が漂う箇所および所定閾値以上に湿気が高い箇所が特定箇所として予め記憶されていてもよい。このようにすれば、CPU215aがこの特定箇所を筐体202の周辺環境に基づいて定めた箇所であると判断することができる。つまり、走行マップ218aが、臭いセンサ252および湿度センサ253と同様に、筐体202の周辺環境を検知する環境検知装置としての役割を果たすことになる。
人感センサ254としては、例えば、赤外線、超音波、可視光等によって人の存在を検知する人感センサを用いることができる。掃除ロボット201の外部周辺の人の存在を検知するために、例えば、筐体202の側板202cまたは天板202bから外部へ露出した状態で人感センサ254が配置される。CPU215aは制御ユニット254aを介して人感センサ254と接続されており、人感センサ254からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の人の存在情報を得る。
接触センサ255は、掃除ロボット201が走行時に障害物と接触したことを検知するために、例えば、筐体202の側板202cの前部に配置される。CPU215aは制御ユニット255aを介して接触センサ255と接続されており、接触センサ255からの出力信号に基づいて筐体202の外部周辺の障害物の存在情報を得る。
このように構成された掃除ロボット201において、掃除運転の指令により、電動送風機222、イオン発生装置225、駆動輪229、回転ブラシ209およびサイドブラシ210が駆動される。これにより、回転ブラシ209、サイドブラシ210、駆動輪229および後輪226が床面Fに接地した状態で、筐体202は所定の範囲を自走しながら吸込口206から床面Fの塵埃を含む空気を吸い込む。このとき、回転ブラシ209の回転によって床面F上の塵埃は掻き上げられて吸込口206に導かれる。また、サイドブラシ210の回転によって吸込口206の側方の塵埃が吸込口206に導かれる。
吸込口206から筐体202内に吸い込まれた塵埃を含む空気は、図14の矢印A1に示されるように、筐体202の吸引路211を通り、集塵ボックス230の流入路234を通って集塵容器231内に流入する。集塵容器231内に流入した気流は、フィルタ部233を通過してフィルタ部233とカバー部232との間の空間に流入し、排出路235を通って筐体202の排気路212へ排出される。この際、集塵容器231内の気流に含まれる塵埃はフィルタ部233によって捕獲されるため、集塵容器231内に塵埃が堆積する。
集塵ボックス230から筐体202の排気路212へ流入した気流は、図14の矢印A2に示されるように前方収納室R1へ流入し、図18に示す第1排気路224aおよび第2排気路224bを流通する。第2排気路224bを流通する気流にはイオン発生素子225にて生成されたイオンが含まれる。そして、筐体2の上面に設けた排気口207から、図14の矢印A3に示されるように、後方の斜め上方にイオンを含む気流が排気される。これにより、床面F上の掃除が行われると共に、掃除ロボット201の排気に含まれるイオンによって室内の除菌および脱臭が行われる。このとき、排気口207から後方の斜め上方に向けて排気するので、床面Fの塵埃の巻き上げが防止され、室内の清浄度を向上することができる。なお、イオン発生装置225から放出されるイオンは、負イオンと正イオンのどちらか一方、又はその両方でもよい。負イオンと正イオンの両方を放出する場合、特に優れた空気の浄化、殺菌あるいは消臭の効果がある。
また、第2排気路224bを流通する気流の一部は、凹部208に導かれてもよい。このようにすれば、吸込口206から吸引路211に導かれる気流内にイオンが含まれるため、集塵ボックス230の集塵容器231内およびフィルタ部233の除菌および脱臭を行なうことができる。また、塵埃等を徐電し、集塵容器231等に静電的に吸着するのを抑制できる。
また、掃除ロボット201は、左右の駆動輪229が同一方向に正回転して前進し、同一方向に逆回転して後退し、互いに逆方向に回転することにより中心線Cを中心に旋回する。例えば、掃除ロボット201は、掃除領域の周縁に到達した場合および進路上の障害物に衝突した場合、駆動輪229が停止し、左右の駆動輪229を互いに逆方向に回転して向きを変える。これにより、掃除ロボット201は、設置場所全体あるいは所望範囲全体に障害物を避けながら自走することができる。
また、掃除ロボット201は、左右の駆動輪229と後輪226の3点で接地しており、前進時に急停止しても後輪226が床面Fから浮き上がらないようなバランスで重量配分されている。そのため、掃除ロボット201が前進中に下り階段の手前で急停止し、それによって掃除ロボット201が前のめりに傾いて下り階段へ落下するということが防止されている。なお、駆動輪229は、急停止してもスリップしないよう、溝を有するゴムタイヤをホイールに嵌め込んで形成されている。
また、集塵ボックス230が駆動輪229の回転軸の上方に配置されているため、集塵によって重量が増加しても掃除ロボット201の重量バランスが維持される。
掃除ロボット201は、環境検知装置である臭いセンサ252、湿度センサ253、走行マップ218aおよび人感センサ254から得られる情報に基づいて独特の動作を実行することができる。例えば、掃除ロボット201は、環境検知装置が検知した周辺環境に基づいて定めた特定箇所に一定時間留まり、排気口207からイオンを含む気流を放出することができる。
掃除ロボット201は、掃除が終了すると充電台240に帰還する。これにより、充電端子204が端子部241に接してバッテリー214が充電される。
また、掃除ロボット201は、充電台240に帰還した状態で電動送風機222およびイオン発生装置225を駆動することができる。これにより、排気口207から後方の斜め上方にイオンを含む気流が放出され、イオンを含む気流は側壁Sに沿って上昇し、室内の天井壁および対向する側壁に沿って流通する。この結果、イオンが室内全体に行き渡り、除菌効果や脱臭効果を向上させることができる。このように、掃除ロボット201は、イオン放出運転を単独で実行することも可能である。
掃除ロボット201の上面には操作部が設けられており、操作部によって掃除運転およびイオン放出運転を実行させることができる。また、筐体202内に受信部を設けると共に、受信部に指令信号を発信する送信機を設けてリモコン操作できるようにしてもよい。また、スマートフォンと呼ばれる携帯電話からインターネット回線および室内に設けたルーターを介して指令信号を掃除ロボット201に送信して遠隔操作できるようにしてもよい。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:自走式イオン発生機
2:筐体
2a:底板
2b:後方側板
2c:前方側板
2d:上部カバー
3:吸気口
4:イオン発生素子
41a,41b:イオン放出部
42:対向電極
43a,43b:放電電極
45:本体部分
46:端子
5:排気口
6:バッテリー
7:電動送風機
8:フィルタ
9:吸気用蓋体
10:吸気用蓋体駆動部
11:排気用蓋体
12:排気用蓋体駆動部
13:制御部
14:制御基板
15:駆動輪
15a:回転軸
16:前方補助輪
17:後輪
18,19:床面検知センサ
20:充電端子
21:充電台
22:端子部
23:CPU
24:ROM
25:RAM
26:I/Oポート
27:ドライバ回路
28:記憶部
29:臭いセンサ
30:湿度センサ
31:人感センサ
32:接触センサ
100:自走式電子機器
101:筐体
102:前方下端部
103:前方補助輪
104:傾斜板
105:蓋
106:吸気口
107:排気口
108:駆動輪
109:後輪
111:バンパー
201:掃除ロボット
202:筐体
202a:底板
202b:天板
202c:側板
203:蓋部
204:充電端子
206:吸込口
207:排気口
208:凹部
209:回転ブラシ
210:サイドブラシ
211:吸引路
212:排気路
213:床面検知センサ
214:バッテリー
215:制御基板
215a:CPU
217:ルーバー
217a:制御ユニット
218:記憶部
218a:走行マップ
219:床面検知センサ
220:モータユニット(送風部)
221:ハウジング
222:電動送風機
222a:モータドライバ
223:開口部
224a:第1排気路
224b:第2排気路
225:イオン発生装置
226:後輪
227:前方補助輪
229:駆動輪
230:集塵ボックス
231:集塵容器
232:カバー部
233:フィルタ部
234:流入路
235:排出路
239:仕切り壁
240:充電台
241:端子部
251:走行モータ
251a:モータドライバ
252:臭いセンサ
252a:制御ユニット
253:湿度センサ
253a:制御ユニット
254:人感センサ
254a:制御ユニット
255:接触センサ
255a:制御ユニット
R1:前方収納室
R2:中間収納室
R3:後方収納室

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体の底面に配置され床面に接して前記筐体を走行させる駆動輪と、
    前記底面に配置され床面に接して前記筐体を支持する従動輪と、
    走行方向において前記筐体の前方下端部から前記底面へ連なるように配置される傾斜板と
    前記傾斜板の後端部に配置されかつ前記駆動輪および前記従動輪よりも前方に配置される前方補助輪とを備え、
    前記筐体は、走行方向に摺動可能なバンパーを有し、
    前記傾斜板は前端が、前記バンパーが後退したときにそのバンパーの前方下端部よりも後方に位置し、
    前記前方補助輪は、下端が前記底面よりも低く、床面よりも高い位置にあることを特徴とする自走式掃除機
  2. 前記バンパーは、下端部が後方に折り曲げられた曲げ部を有し、前記曲げ部が前記前方下端部である請求項に記載の自走式掃除機
  3. 前記傾斜板は、前記筐体の前方中央部から左右に所定の幅で配置され、
    その幅の方向において前記傾斜板の床面からの高さは、両側の底面よりも低い請求項1または2に記載の自走式掃除機
  4. 前記傾斜板は、前記筐体の底面と一体または別体のものとして形成される請求項1〜の何れか一つに記載の自走式掃除機
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