JP2002142329A - 電気接続箱の電線切断部構造およびその電線切断方法 - Google Patents

電気接続箱の電線切断部構造およびその電線切断方法

Info

Publication number
JP2002142329A
JP2002142329A JP2000337566A JP2000337566A JP2002142329A JP 2002142329 A JP2002142329 A JP 2002142329A JP 2000337566 A JP2000337566 A JP 2000337566A JP 2000337566 A JP2000337566 A JP 2000337566A JP 2002142329 A JP2002142329 A JP 2002142329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
cutting
wire
electric
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000337566A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3901446B2 (ja
Inventor
Takayoshi Minoura
孝芳 箕浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2000337566A priority Critical patent/JP3901446B2/ja
Priority to GB0126545A priority patent/GB2369076B/en
Priority to DE2001154372 priority patent/DE10154372B4/de
Publication of JP2002142329A publication Critical patent/JP2002142329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3901446B2 publication Critical patent/JP3901446B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/22Bases, e.g. strip, block, panel
    • H01R9/226Bases, e.g. strip, block, panel comprising a plurality of conductive flat strips providing connection between wires or components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/026Multiple connections subassemblies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線切断穴の周囲を切断工具が通過できる程
度に絞って、その絞った内周部分に対応する位置で電線
を切断することにより、切断した電線の突出部分を短く
できる電気接続箱の電線切断部構造およびその電線切断
方法を提供する。 【解決手段】 電線26を布線する布線シート22の電
線切断箇所に、電線26を切断する切断工具30とこれ
の外周に嵌合する押え工具31を一側面側から挿入する
電線切断穴11を形成し、この電線切断穴11の他側面
側に差し渡された電線26を、押え工具31と、これに
対して電線26の反対側に配置された受け工具32とで
挟み固定した状態で、切断工具30を打ち込んで電線2
6を切断する。電線切断穴11の電線26配置側に、こ
れの周囲を内方に延長して電線26と押え工具31との
間に介在させ、その延長された内側開口13a幅を切断
工具30を通過させるに必要かつ最小限の寸法に形成し
た電線押え部13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱内に収
容される布線シートに電線を配線した後に、この電線の
任意箇所をパンチなどの切断工具およびダイスなどの受
け工具を用いて切断するようにした、電気接続箱の電線
切断部構造およびその電線切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジャンクションブロックなどの電気接続
箱では、バスバー回路間を接続する布線部分が何本もの
曲がりくねった電線で構成されて布線シート上に配線さ
れている。このため、それら多数の電線を布線するにあ
たって、1本づつ組み付けるのでは能率が悪いため、全
体の配線を切断することなく一筆書きの要領で連続させ
て布線し、その後、その一筆書き布線された電線を所定
箇所で切断することにより各回路に分割する方法があ
る。
【0003】このような一筆書き布線を部分的に切断す
る場合、従来では図6に示すように、布線シート1の電
線切断部位に予め電線切断穴2を形成しておき、布線さ
れた電線3はこの電線切断穴2の片面に差し渡し状態で
配置されるようになっている。そして、図7に示すよう
に、布線シート1を裏返してダイス4上に配線3を支持
させた状態で、前記電線切断穴2内にパンチ4aを打ち
込み、このパンチ4aの先端部で配線3を切断するよう
になっている。このとき、電線3の位置ずれを防止する
ため、パンチ4aの外周にストリッパ4bを挿入し、こ
のストリッパ4bの下端と前記ダイス4との間で電線3
を挟持するようになっている。
【0004】そして、配線3を切断した後にダイス4,
パンチ4a,ストリッパ4bを撤去することにより、切
断された電線3は、図8に示すように、電線切断穴2の
中央部分でパンチ4aの幅W1(図7参照)に対応する
間隔δをもって分離されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の電気接続箱の電線切断方法では、切断時に電線3
を固定するためにストリッパ4bを用い、このストリッ
パ4bとダイス4との間に電線3を挟み込んで保持する
ようになっている。このため、電線切断穴2の内幅W2
(図7参照)は、ストリッパ4bを挿入するに十分な幅
をもって形成される。勿論、このストリッパ4bの幅W
3(図7参照)は、これの中心部に配置されるパンチ4
aの幅W1よりも必然的に大きくなっている。
【0006】従って、切断された電線3は電線切断穴2
の周辺から内方に突出されることになり、その突出量X
1は、図7に示すように、ストリッパ4bの厚さaと、
ストリッパ4bと電線切断穴2の周辺との隙間bとが合
わさった量、つまり図9に示すようにX1=a+bとな
って、電線切断穴2の周辺から突出する突出部分3aの
突出量が大きくなってしまう。
【0007】このため、図10に示すように、ジャンク
ションブロックの製造工程などで誤って前記突出部分3
aに、これを電線切断穴2の内方への力が作用した場
合、この突出部分3aは、同図中破線に示すように、電
線切断穴2の内方に大きく折曲されてしまう。このと
き、図10に示すように、布線シート1の前記電線3を
布線した側とは反対面に、バスバーなどの他の回路5が
存在する場合、折曲された前記突出部分3aの先端が、
電線切断穴2の開口部2aを通してこの他の回路5に接
近し、場合によっては両者がショートしてしまう恐れが
ある。
【0008】そこで、本発明はかかる従来の課題を解決
すべく成されたもので、電線切断穴の周囲を切断工具が
通過できる程度に絞って、その絞った内周部分に対応す
る位置で電線を切断することにより、切断した電線の突
出部分を短くするようにした電気接続箱の電線切断部構
造およびその電線切断方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電線
を布線する布線シートの電線切断箇所に、電線を切断す
る切断工具およびこれの外周に嵌合する押え工具を一側
面側から挿入する電線切断穴を形成し、この電線切断穴
の他側面側に差し渡された電線を、前記押え工具と、こ
れに対して電線の反対側に配置された受け工具とで挟み
固定した状態で、前記切断工具を打ち込んで電線を切断
するようにした電気接続箱の電線切断部構造において、
前記電線切断穴の電線配置側に、これの周囲を内方に延
長して電線と前記押え工具との間に介在させ、その延長
された内側開口幅を前記切断工具を通過させるに必要か
つ最小限の寸法に形成した電線押え部を設けたことを特
徴とする。
【0010】この場合、電線切断穴の周囲を内方に延設
した電線押え部の内側開口で電線が切断されるが、この
電線押え部の内側開口幅は切断工具を通過させるに必要
かつ最小限の寸法に形成されているため、電線は電線押
え部の内側辺にほぼ対応する位置で切断されることにな
り、切断された電線の切断端部がこの電線押え部内側か
ら大きく突出するのが防止される。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の電気
接続箱の電線切断部構造において、前記電線押え部を、
前記電線切断穴の周囲から電線の配置側に所定量突出す
る周縁壁部の先端部に設けたことを特徴とする。
【0012】この場合、電線切断穴と電線が切断される
電線押え部との間に、周縁壁部の突出分の距離が存在す
るため、電線押え部の内側で切断された電線の端部と電
線切断穴の開口部とを大きく離隔することができる。
【0013】請求項3の発明は、電線を布線する布線シ
ートの電線切断箇所に、電線を切断する切断工具および
これの外周に嵌合する押え工具を一側面側から挿入する
電線切断穴が形成されており、この電線切断穴の他側面
側に差し渡された電線を、前記押え工具と、これに対し
て電線の反対側に配置された受け工具とで挟み固定した
状態で、前記切断工具を打ち込んで電線を切断するよう
にした電気接続箱の電線切断方法において、前記電線切
断穴の電線配置側に、これの周囲を内方に延長して、そ
の延長された内側開口幅を前記切断工具を通過させるに
必要かつ最小限の寸法に形成した電線押え部を設けてお
き、この電線押え部と前記受け工具との間に電線を挟む
とともに、この電線押え部を前記押え工具で押圧して電
線を固定し、次いで、前記切断工具を打ち込むことを特
徴とする。
【0014】この場合、請求項1の作用として述べたよ
うに、電線押え部の内側開口で電線が切断されるため、
切断された電線の切断端部がこの電線押え部内側から大
きく突出するのを防止できるのは勿論のこと、この電線
切断方法では、押え工具で電線を押圧する際に、この電
線が布線される布線シートと一体の前記電線押え部がこ
の電線に直接に当接して電線を固定するため、押え工具
の押圧力を付加した場合に、電線と布線シートとの相対
的なずれ防止機能が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1から図5は本発明に
かかる電気接続箱の電線切断部構造の一実施形態を示
し、図1は電線切断部構造での電線の切断工程を示す要
部断面図、図2は電線切断部構造の要部平面図、図3は
電線切断部構造の要部断面図、図4は電線切断部構造が
適用される電気接続箱の分解斜視図、図5は電線切断部
構造が適用された布線シートの底面図である。
【0016】本発明の電線切断部構造10は、図4に示
すように、電気接続箱としてのジャンクションブロック
20に内蔵されるバスバー21と一体の布線シート22
に適用される。即ち、このジャンクションブロック20
は、図4に示すように、前記バスバー21と、これの片
面側(図中上面側)を覆うメインカバー23と、このバ
スバー21の他面側(図中下面側)を覆うアンダーカバ
ー24とを備え、バスバー21を収容した状態でメイン
カバー23をアンダーカバー24に被せることにより、
メインカバー23の側壁23aの内側に形成される図示
省略した係合部が、アンダーカバー24の側壁24aの
外側に形成したロック爪24bに係合するようになって
いる。
【0017】前記メインカバー23の外側面(図中上
面)には、ミニヒューズ25を差し込むヒューズキャビ
ティ23bやリレーキャビティ23cなどの複数の部品
接続用コネクタが設けられる。前記バスバー21の裏側
には絶縁板21aを介してプラスチック製の前記布線シ
ート22が配置され、この布線シート22には図5に示
すように、電線26を連続して配線した一筆書き布線2
7が取り付けられる。この一筆書き布線27は布線シー
ト22に取付けられた後、前記電線切断部構造10に対
応した部分で切断される。なお、図4に示した一筆書き
布線27は、図5に示す電線切断箇所Aで切断された状
態が示されるが、実際はこの組付け段階では切断される
こと無く全体が連続した布線となる。
【0018】前記電線切断部構造10は、図1に示すよ
うに、電線26を布線する布線シート22の電線切断箇
所Aに、矩形状の電線切断穴11が形成されており、こ
の電線切断穴11の他側面22b側に電線26が差し渡
される。この電線切断穴11は、これの周囲から電線2
6の配置側に周縁壁部12が環状となって所定量h突出
しており、前記電線26はこの周縁壁部12の先端部に
跨って差し渡される。そして、前記電線切断箇所Aで電
線26を切断する際には、電線切断穴11の一側面22
a側から切断工具としてのパンチ30およびこれの外周
に嵌合する押え工具としてのストリッパ31を挿入する
一方、他側面22b側から受け工具としてのダイス32
を配置するようになっている。なお、前記電線切断穴1
1は矩形状に限ることはなく、また前記周縁壁部12
は、この電線切断穴11の形状に沿った形状とすればよ
い。
【0019】ここで、本実施形態ではこのような電線切
断部構造10にあって、前記電線切断穴11を電線26
配置側で絞って縮幅するようになっている。つまり、図
1に示すように、前記電線切断穴11の電線配置側(他
側面22b側)となる周縁壁部12の先端部に、これの
周囲を内方に延長して、電線26と前記ストリッパ31
との間に介在させる電線押え部13を一体に形成し、こ
の電線押え部13の内側開口13aの幅Wを、前記パン
チ30を通過させるに必要かつ最小限の寸法に形成して
ある。
【0020】そして、電線26の切断時は、前記電線押
え部13と前記ダイス32との間に電線26を挟んだ状
態で、この電線押え部13を電線切断穴11の内方から
前記ストリッパ31で押圧して電線26を固定し、次い
で、前記パンチ30を打ち込む。勿論、互いに嵌合され
るこれらパンチ30とストリッパ31は、軸方向の相対
移動が可能となっている。そして、パンチ30の打ち込
みにより、このパンチ30は電線押え部13の内側開口
13aを通過して、電線26をこのパンチ30とダイス
32との間に挟み込む状態で切断することになり、この
とき、電線26はパンチ30の幅W1(図1参照)をも
って切断される。
【0021】そして、電線26を切断した後は、前記パ
ンチ30、前記ストリッパ31および前記ダイス32を
撤去することにより、電線26の切断端部26aは、図
2および図3に示すように、電線押え部13の内側開口
13aを挟んで対向した状態で分離される。なお、図3
は図4に対して上下を逆として示してある。
【0022】以上の構成により本実施形態の電線切断部
構造10では、電線切断穴11を絞った電線押え部13
で電線26を押え、この状態で内側開口13a内に打ち
込まれるパンチ30で電線26を切断するようになって
いる。このとき、電線押え部13の内側開口13a幅W
はパンチ30を通過させるに必要かつ最小限の寸法に形
成されているため、電線26は電線押え部13の内側辺
13b,13cにほぼ対応する位置で切断されることに
なり、切断された電線26がこの電線押え部13の内側
から大きく突出するのが防止される。
【0023】つまり、本実施形態では図2に示すように
切断された電線26の切断端部26aの突出量X2に
は、従来のようにストリッパ31の厚さは関係しなくな
り、図1に示すように、パンチ30と電線押え部13の
内側開口13aとの間に形成される僅かの隙間bが加わ
るのみで、X2=bとなる。従って、この切断端部26
aの突出量X2は前記隙間b分の僅かとなり、この切断
端部26aが電線切断穴11内に倒れ込むのを防止、若
しくは著しく少なくできるようになる。
【0024】特に、本実施形態では図3に示すように、
電線切断穴11の周囲に周縁壁部12が突出され、この
周縁壁部12の先端部に前記電線押え部13が設けられ
るため、電線切断穴11の開口部11aと電線押え部1
3との間を大きく離隔して、この開口部11a側にバス
バーなどの他の回路21が存在する場合にも、この他の
回路21と電線26の切断端部26aとの間の距離Lを
大きく稼ぐことができる。従って、例え大きな外力によ
り切断端部26aが電線切断穴11内に折曲した場合に
も、この切断端部26aが前記他の回路21にショート
するのを確実に防止することができる。
【0025】また、本実施形態ではストリッパ31で電
線26を押圧する際に、この電線26が布線される布線
シート22と一体の電線押え部13が、この電線26に
直接に当接して電線26を固定するため、ストリッパ3
1の押圧力を付加した場合に、電線26が布線シート2
2に対して相対的にずれるのを防止する機能を高めるこ
とができる。このため、電線26を常に正確な位置で切
断できるため、片方の切断端部26aが長くなってしま
うなどの不具合を無くすことができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明の電線切断部構
造によれば、電線切断穴の電線配置側の周囲を内方に延
長した電線押え部を、電線と押え工具との間に介在させ
るとともに、その電線押え部の内側開口幅を切断工具を
通過させるに必要かつ最小限の寸法に形成したので、電
線を電線押え部の内側辺にほぼ対応する位置で切断する
ことができるため、切断された電線の切断端部がこの電
線押え部内側から大きく突出するのを防止することがで
きる。このため、この電線の切断端部が電線切断穴の内
方に倒れ込むのを防止して、この切断端部が電線切断穴
の反対側に配置される他の回路とショートするなどの不
具合を無くすことができる。
【0027】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の電気接続箱の電線切断部構造において、前記
電線押え部を、前記電線切断穴の周囲から電線の配置側
に所定量突出する周縁壁部の先端部に設けたので、電線
切断穴の開口部と電線の切断端部が位置する電線押え部
との間に、前記周縁壁部の突出分の距離が存在すること
になり、電線の切断端部と電線切断穴の開口部とを大き
く離隔して、他の回路とのショート防止効果をより高め
ることができる。
【0028】請求項3に記載の本発明の電気接続箱の電
線切断方法は、布線シートの電線切断穴を内方に延長し
て形成した電線押え部の内側開口幅を、切断工具を通過
させるに必要かつ最小限の寸法に形成し、電線の切断時
に、この電線押え部と受け工具との間に電線を挟むとと
もに、この電線押え部を前記押え工具で押圧して電線を
固定し、次いで、前記切断工具を打ち込むようにしたの
で、電線押え部の内側辺にほぼ対応する位置で切断する
ことができるため、切断された電線の切断端部がこの電
線押え部内側から大きく突出するのを防止できるのは勿
論のこと、押え工具で電線を押圧する際に、この電線が
布線される布線シートと一体の前記電線押え部がこの電
線に直接に当接して電線を固定するため、押え工具の押
圧力を付加した場合に、電線が布線シートに対して相対
的にずれるのを防止して、電線を常に正確な位置で切断
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電気接続箱の電線切断部構造の
一実施形態を示す電線の切断工程の要部断面図である。
【図2】本発明にかかる電気接続箱の電線切断部構造の
一実施形態を示す要部平面図である。
【図3】本発明にかかる電気接続箱の電線切断部構造の
一実施形態を示す要部断面図である。
【図4】本発明にかかる電気接続箱の電線切断部構造が
適用される電気接続箱の分解斜視図である。
【図5】本発明にかかる電気接続箱の電線切断部構造が
適用された布線シートの底面図である。
【図6】従来の電気接続箱の電線切断部構造の電線が切
断される前段階の斜視図である。
【図7】従来の電気接続箱の電線切断部構造の電線の切
断工程の要部断面図である。
【図8】従来の電気接続箱の電線切断部構造の電線を切
断した状態の斜視図である。
【図9】従来の電気接続箱の電線切断部構造の電線を切
断した状態の平面図である。
【図10】従来の電気接続箱の電線切断部構造の電線を
切断した状態の断面図である。
【符号の説明】
10 電線切断部構造 11 電線切断穴 12 周縁壁部 13 電線押え部 13a 内側開口 22 布線シート 26 電線 30 パンチ(切断工具) 31 ストリッパ(押え工具) 32 ダイス(受け工具)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を布線する布線シートの電線切断箇
    所に、電線を切断する切断工具およびこれの外周に嵌合
    する押え工具を一側面側から挿入する電線切断穴を形成
    し、この電線切断穴の他側面側に差し渡された電線を、
    前記押え工具と、これに対して電線の反対側に配置され
    た受け工具とで挟み固定した状態で、前記切断工具を打
    ち込んで電線を切断するようにした電気接続箱の電線切
    断部構造において、 前記電線切断穴の電線配置側に、これの周囲を内方に延
    長して電線と前記押え工具との間に介在させ、その延長
    された内側開口幅を前記切断工具を通過させるに必要か
    つ最小限の寸法に形成した電線押え部を設けたことを特
    徴とする電気接続箱の電線切断部構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気接続箱の電線切断
    部構造において、 前記電線押え部は、前記電線切断穴の周囲から電線の配
    置側に所定量突出する周縁壁部の先端部に設けられてい
    ることを特徴とする電気接続箱の電線切断部構造。
  3. 【請求項3】 電線を布線する布線シートの電線切断箇
    所に、電線を切断する切断工具およびこれの外周に嵌合
    する押え工具を一側面側から挿入する電線切断穴が形成
    されており、この電線切断穴の他側面側に差し渡された
    電線を、前記押え工具と、これに対して電線の反対側に
    配置された受け工具とで挟み固定した状態で、前記切断
    工具を打ち込んで電線を切断するようにした電気接続箱
    の電線切断方法において、 前記電線切断穴の電線配置側に、これの周囲を内方に延
    長して、その延長された内側開口幅を前記切断工具を通
    過させるに必要かつ最小限の寸法に形成した電線押え部
    を設けておき、この電線押え部と前記受け工具との間に
    電線を挟んだ状態で、この電線押え部を前記押え工具で
    押圧して電線を固定し、次いで、前記切断工具を打ち込
    むことを特徴とする電気接続箱の電線切断方法。
JP2000337566A 2000-11-06 2000-11-06 電気接続箱の電線切断部構造およびその電線切断方法 Expired - Fee Related JP3901446B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000337566A JP3901446B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 電気接続箱の電線切断部構造およびその電線切断方法
GB0126545A GB2369076B (en) 2000-11-06 2001-11-05 Electric wire cutting structure for junction box,method for cutting electric w ire,wiring sheet fabricated by this method,junction box using the wiring sheet
DE2001154372 DE10154372B4 (de) 2000-11-06 2001-11-06 Schnittstruktur für elektrische Leitungen für einen Anschlusskasten, Verfahren zum Schneiden elektrischer Leitungen, durch dieses Verfahren hergestellte Verdrahtungsschicht und Anschlusskasten, der die Verdrahtungsschicht verwendet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000337566A JP3901446B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 電気接続箱の電線切断部構造およびその電線切断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002142329A true JP2002142329A (ja) 2002-05-17
JP3901446B2 JP3901446B2 (ja) 2007-04-04

Family

ID=18812932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000337566A Expired - Fee Related JP3901446B2 (ja) 2000-11-06 2000-11-06 電気接続箱の電線切断部構造およびその電線切断方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3901446B2 (ja)
DE (1) DE10154372B4 (ja)
GB (1) GB2369076B (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2278075B (en) * 1990-11-06 1995-03-08 Yazaki Corp Electrical interconnection assembly
JP2921622B2 (ja) * 1992-07-28 1999-07-19 矢崎総業株式会社 配線板組立体の配線方法および配線装置
US6137054A (en) * 1994-01-25 2000-10-24 Yazaki Corporation Wire-circuit sheet and electric junction box thereof
US5653607A (en) * 1994-07-27 1997-08-05 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Electric connection casing
DE69517476T2 (de) * 1994-08-24 2001-03-01 Sumitomo Wiring Systems Verkabelungsvorrichtung eines elektrischen Anschlusskasten, Verfahren und Vorrichtung zur Bildung der Verkabelung

Also Published As

Publication number Publication date
GB0126545D0 (en) 2002-01-02
DE10154372A1 (de) 2002-05-16
GB2369076B (en) 2003-01-15
DE10154372B4 (de) 2004-11-11
GB2369076A (en) 2002-05-22
JP3901446B2 (ja) 2007-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4258972B2 (ja) 電気器具の箱形端子
JP3378175B2 (ja) 導線接続構造
JPH0965547A (ja) 電気接続箱の内部回路電線の布線構造
KR20100083413A (ko) 버스바조립체
US4846720A (en) Balun trans and feeder line connecting device of antenna matching adapter for television set
JPH0142587B2 (ja)
JP2002142329A (ja) 電気接続箱の電線切断部構造およびその電線切断方法
JP5754501B2 (ja) 中継コネクタ用端子製造方法
JP2007060900A (ja) リード線結線構造及びその形成方法
JP3541540B2 (ja) 圧接ジョイントコネクタを用いたワイヤハーネス
JP3109720B2 (ja) 電気接続箱
JP3916990B2 (ja) リード線結線構造
JPH0759285A (ja) 電動機の電気接続板及び電動機
JP2888140B2 (ja) 圧接端子を備えた電気接続箱
JP2007165058A (ja) タブ端子、その固定構造、その接続構造及び電気接続箱
JP2002008743A (ja) 電気接続装置
JP2004072934A (ja) 電気接続箱
JP4260357B2 (ja) 等長ライトアングルコネクタ及びその製造方法
KR200199694Y1 (ko) 커넥터용 프레스 금형장치
JP2002025673A (ja) 接続端子
JP2927188B2 (ja) 電気接続箱の配線構造
JP2940423B2 (ja) 電気接続箱
JPH0879941A (ja) 電気接続箱
JP4287600B2 (ja) 基板用圧接コネクタ付の絶縁基板
JPH039215Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061226

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees