JP2002139502A - 分析データ提供方法及びシステム - Google Patents

分析データ提供方法及びシステム

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JP2002139502A
JP2002139502A JP2001236296A JP2001236296A JP2002139502A JP 2002139502 A JP2002139502 A JP 2002139502A JP 2001236296 A JP2001236296 A JP 2001236296A JP 2001236296 A JP2001236296 A JP 2001236296A JP 2002139502 A JP2002139502 A JP 2002139502A
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    • G16H10/40ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data for data related to laboratory analysis, e.g. patient specimen analysis
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臨床検査のための測定装置の購入負担を軽減
し、測定装置のユーザサポートを容易にする。 【解決手段】 臨床検査装置の測定機能と分析機能と
を、医療機関とサービス提供者とに分散させる。すなわ
ち、臨床検査の測定を医療機関の測定装置2で、測定デ
ータの分析を分析サーバ1で行う。このために、測定装
置2から分析サーバ1に、ネットワーク3を介して測定
データを送信する。また、分析サーバ1から出力端末4
に対し、ネットワーク3を介して分析データを送信す
る。サービス提供者は、測定装置2を医療機関に無償で
提供し、その代わりに分析サービスの利用料を医療機関
から徴収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臨床検査によって
分析データを得て、それを医療機関に提供する技術に関
する。
【0002】本発明において、測定装置は、生体検査や
検体検査のための測定を行い、測定データを出力する機
能を有する。また、分析装置は、前記測定装置で得られ
る測定データを分析し、分析データを出力する機能を有
する。検査装置は、前記測定装置及び前記分析装置の両
機能を兼備する。
【0003】
【従来の技術】病院などの医療機関では、患者の体調や
疾患を診断するために、臨床検査を行う。その臨床検査
は、被験者である患者から採取した血液や尿などの試料
に対する検体検査と、心電図検査や超音波検査など被験
者自身に直接行う生体検査とに大別される。これらの検
査に用いられる検査装置は、通常、被験者から採取した
試料や生体の変化を測定する測定部と、前記測定で得ら
れる測定データを分析する分析部とを含む。また、必要
に応じ、検査装置には表示部や試料処理部などが備えら
れる。このような検査装置の性能は、測定原理やその機
構的構成だけではなく、検査装置の動作を制御したり監
視するプログラムや測定データを分析するプログラムに
依存する部分も多い。従って、同じ検査装置であって
も、医療機関の必要に応じた機能を実現するための異な
るプログラムが搭載されていることが多い。これらのプ
ログラムは、最新のプログラムにバージョンアップされ
ていくのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】医療機関は、検査装置
を入手し、それを使用して臨床検査を行う。ところが、
医療環境の変化により依頼される検査項目が移り変わ
り、新たな検査項目について検査できるようにしなけれ
ばならないことがある。又、同じ検査項目でもより精度
の優れた検査方法が生まれ、その新たな検査方法にて検
査を実施できるようにしなければならないこともある。
しかし、そのような場合であっても、測定データを分析
するプログラムを変更することによって対応可能であ
り、検査装置全体を入れ替える必要がない場合もある。
【0005】ところが、従来の検査装置は、測定データ
を分析するプログラムを内部に備えている。このプログ
ラムを変更するためには、検査装置のサポートサービス
をする会社(以下、サポートサービス提供者という)に
プログラムのバージョンアップを依頼するか、そのプロ
グラムを入手して検査装置の使用者(以下、医療機関及
び検査装置の使用者をユーザという。)がインストール
することが必要である。これでは、ユーザが医療環境の
変化に柔軟に対応することが難しい。
【0006】さらに、ユーザは、臨床検査を行うために
検査装置を購入しなければならないが、検査装置は通常
かなり高額である。そのため、ユーザが装置購入費を検
査代によって回収するまでに、少なくとも2〜3年を要
している。従って、ユーザ自身で臨床検査を行うために
多額の初期投資を強いられ、ユーザへの経済的負担とな
っている。
【0007】一方、本発明が解決しようとする課題をサ
ポートサービス提供者の立場から考えてみる。検査装置
は、検査のニーズの多様化に対応させたプログラムバー
ジョンを種々備えることが一般的になっている。サポー
トサービス提供者は、ユーザが有する検査装置の種類の
みならず、各検査装置上で動作するプログラムバージョ
ンまでも管理しておかなければきめ細かいユーザサポー
トサービスを提供しにくいという問題がある。例えば、
あるバージョンのプログラムに不具合があることが判明
した場合、そのプログラムが搭載されている検査装置を
特定することができなければ、対応を円滑に行うことが
難しい。
【0008】本発明は、ユーザが、医療環境の変化に迅
速に対応できるようにすることを目的とする。また、本
発明は、サポートサービス提供者がユーザサポートをき
め細かく行えるようにすることを目的とする。
【0009】また、本発明は、ユーザの初期投資の負担
を軽減することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願第1発明は、下記A〜Gのステップをを含む分
析データ提供方法を提供する。 A:被験者の生体検査及び/または検体検査のための測
定を測定装置により行い、測定データを得る測定ステッ
プ、 B:前記測定データを、前記測定装置から分析装置にネ
ットワークを介して送信する第1送信ステップ、 C:前記測定データを前記分析装置が受信する第1受信
ステップ、 D:前記測定データの分析を前記分析装置が行う分析ス
テップ、 E:前記分析ステップで得られた分析データを、前記測
定装置または前記分析データを出力する出力装置に、前
記分析装置から前記ネットワークを介して送信する第2
送信ステップ、 F:前記測定装置または前記出力装置が前記分析データ
を受信する第2受信ステップ、 G:前記出力装置が前記分析データを出力する出力ステ
ップ。
【0011】ここで、測定装置で得られた測定データと
は、一次情報であり、ユーザがそのまま検査結果として
報告できるものではない。分析装置は、測定データをユ
ーザが検査結果として被験者に報告できる形態に変換す
る機能を有する。検査結果のことを分析データという。
【0012】この方法を適用したシステムについて、血
液の測定及び分析を例に取り説明する。血液を測定する
測定装置と分析データを出力する出力装置とは、医療機
関などのユーザに設置される。測定装置と出力装置と
は、実質的に1つのコンピュータを用いて実現しても良
いし、別々のコンピュータを用いて実現しても良い。一
方、分析装置は、測定装置から送られてくる血液の測定
データを分析するための分析プログラムがインストール
されたコンピュータにより実現される。このコンピュー
タは、分析データを提供するサービス提供者側に設置さ
れる。分析装置、測定装置および出力装置は、インター
ネット、公衆電話回線網、移動体通信網、ISDNなど
のネットワークで接続される。このように構成されたシ
ステムでは、ユーザ側では血液の測定及び分析データの
出力だけを行い、サービス提供者側では測定データの分
析だけを行う。なお、測定対象は試料に限られない。被
験者の測定データとして例えば心電図や胃電図の測定デ
ータを分析装置に送信し、その分析データを分析装置か
ら返すことも可能である。
【0013】本発明の方法を用いることにより、もしユ
ーザが新たな検査方法に対応する分析プログラムを必要
になったとしても、サービス提供者は分析装置の分析プ
ログラムをバージョンアップするだけでよい。従って、
ユーザは、サービス提供者からのプログラムの入手やイ
ンストール等に要する時間を省略でき、医療環境の変化
に迅速に対応することができる。一方、サービス提供者
は、ユーザサポートサービスのために、各ユーザに設置
された検査装置のプログラムをプログラム種別はおろか
バージョンまで管理しておかなければならないという負
担から解放される。
【0014】測定装置、測定データ、分析装置及び分析
データの具体例について、血液が凝固するまでの時間、
すなわち血液凝固時間の検査を例に取り説明する。この
検査は、血液を透明な容器に収容し、所定の試薬を添加
することによって、血液凝固時間を測定する検査であ
る。その測定及び分析方法としては、血液を収容した透
明な容器の両側に光源と受光部を配置し、受光部が受け
る光の強さ(以下、散乱光強度という)を時系列的に測
定し、得られた散乱光強度から血液凝固時間を計算によ
って求める方法が周知である。従って、測定装置は、透
明な容器を収容するための容器収容部と、光源と、受光
部と、散乱光強度を時系列的に測定するコンピュータと
を含んで構成される。この測定装置から得られる測定デ
ータは散乱光強度となる。測定データを分析する分析装
置は、散乱光強度から血液凝固時間を計算するコンピュ
ータである。分析装置から得られる分析データは、血液
凝固時間となる。
【0015】本願第2発明は、前記第1発明において、
前記第1送信ステップが、前記測定装置または前記出力
装置の通信アドレスを前記測定データと対応付けて送信
するステップを含む分析データ提供方法を提供する。
【0016】前述のシステムにおいて、測定装置と分析
装置とが多対1で対応する場合や、分析装置に分析デー
タ返信用の通信アドレスを持たせていない場合、測定装
置は分析データ返信用の通信アドレスを分析装置に通知
する。
【0017】本願第3発明は、下記A〜Dの手段をさら
に備える分析データ提供装置を提供する。 A:被験者の生体検査及び/または検体検査のための測
定を行い測定データを得る測定装置にネットワークを介
して接続するための接続手段、 B:前記接続手段を介し、前記測定データを前記測定装
置から受信する受信手段、 C:前記測定データの分析を行い、分析データを得る分
析手段、 D:前記分析データを、前記通信アドレス宛に、前記接
続手段を介して送信する送信手段。
【0018】この装置は、前記第1発明における分析装
置に相当する。本願第4発明は、前記第3発明におい
て、下記B1の要件をさらに有する分析データ提供装置
を提供する。 B1:前記受信手段は、前記測定装置または前記出力装
置の通信アドレスを、前記測定データと対応付けてさら
に受信する。
【0019】この装置は、前記第2発明における分析装
置に対応する。本願第5発明は、前記第3発明におい
て、下記B2及びD1の要件をさらに備える分析データ
提供装置を提供する。 B2:前記受信手段は、前記測定データと対応付けられ
た前記被験者の識別情報及び検査項目をさらに受信し、 D1:前記送信手段は、前記被験者の識別情報と検査項
目とを、前記分析データに対応付けてさらに送信する。
【0020】被験者の識別情報としては、各ユーザで用
いられる検体番号をあげることができる。検査項目と
は、血液検査、血液凝固検査、免疫検査、生理検査など
各種臨床検査の検査項目をいう。検査項目は必ずしも1
つでなくてもよく、同時に複数の検査項目が測定される
場合は複数の検査項目が送受信される。
【0021】本願第6発明は、前記第3発明において、
下記B3の要件をさらに備える分析データ提供装置を提
供する。 B3:前記受信手段は、前記測定データと対応付けられ
た、かつ前記測定装置の種別を特定する装置識別情報を
さらに受信する。
【0022】この装置において、前記分析手段は、下記
C1、C2、C3の手段を備えている。 C1:前記測定装置の種別毎に前記測定データの分析方
法を記憶する記憶手段、 C2:前記装置識別情報に基づいて前記測定装置の種別
を判断する判断手段、 C3:前記測定装置の種別に対応する分析方法を、前記
記憶している分析方法の中から選択し、前記測定データ
の分析に適用する選択手段。
【0023】測定装置の種別は、測定装置の種類や測定
装置を動作させる測定プログラムのバージョンを特定す
る。ユーザが使用する測定装置の種類やバージョンによ
り、測定データを分析するプログラムが異なってくる場
合があるからである。例えば、血球計数測定装置や血液
凝固測定装置など複数種類の測定装置が1ユーザに設け
られている場合が挙げられる。また例えば、1ユーザが
一種類の測定装置を複数台数用いており、装置により測
定原理や測定プログラムが異なるため、それらの測定デ
ータを分析するプログラムがそれぞれ異なる場合が挙げ
られる。
【0024】本願第7発明は、前記第3発明において、
下記E及びFの手段ををさらに備える分析データ提供装
置を提供する。E:前記第3発明に係る分析データ提供
装置の管理者と前記測定装置の管理者との間で交わされ
た測定データの分析に関する契約内容と、前記測定装置
の管理者が前記分析データ提供装置を利用した利用実績
とを記憶する実績記憶手段、F:前記契約内容と前記利
用実績に基づいて、前記測定装置の管理者への請求額を
決定する決定手段。
【0025】ここで、分析データ提供装置の管理者と
は、分析データを提供するサービス提供者である。測定
装置の管理者とはユーザである。サービス提供者は、測
定装置をユーザに無償で提供し、その代わりに分析デー
タ提供サービス(以下、単に分析サービスという)の使
用頻度に応じて課金する契約をユーザと締結する。ユー
ザにとっては、多額の初期投資をする必要がなく、また
医療環境の変動に対応しやすくなる。
【0026】例えば、測定装置が血液の凝固時間を測定
する装置である場合は、基本契約として100検体まで
は凝固基本3項目(APTT,PT,Fbg)の分析デ
ータ提供サービスを月額¥15000で提供する。検体
数が100を越えた場合、1検体あたり基本契約外とし
て¥200の追加料を課金する。また、基本契約外の項
目、例えばTTOについては、1検体あたり¥450で
分析サービスを提供する。
【0027】本願第8発明は、前記第3発明の分析デー
タ提供装置としてコンピュータを機能させるための分析
データ提供プログラムを提供する。このプログラムは、
下記A〜Dの手段として前記コンピュータを機能させ
る。 A:被験者の生体検査及び/または検体検査のための測
定を行い測定データを得る測定装置に、ネットワークを
介して接続するための接続手段、 B:前記測定データを、前記ネットワークを介して前記
測定装置から受信する受信手段、 C:前記測定データの分析を行い、分析データを得る分
析手段、 D:前記分析データを、前記測定装置または前記分析デ
ータを出力する出力装置に、前記ネットワークを介して
送信する送信手段。
【0028】この発明は、前記第3発明と同様の作用効
果を奏する。本願第9発明は、下記A〜C手段を備える
測定装置を提供する。 A:被験者の生体検査及び/または検体検査のための測
定を行い、測定データを得る測定手段、 B:前記測定データを分析して分析データを得る分析装
置に、ネットワークを介して接続するための第1接続手
段、 C:前記測定データを、前記第1接続手段を介して前記
分析装置に送信する第1送信手段。
【0029】この装置は、前記第1発明の方法を適用し
た前述のシステムにおける前記測定装置として機能す
る。本願第10発明は、前記第9発明において、下記C
1の要件を有する測定装置を提供する。 C1:前記第1送信手段は、前記測定装置または前記分
析データを出力する出力装置の通信アドレスを、前記測
定データと対応付けてさらに送信する。
【0030】この装置は、前記第3発明における測定装
置に対応する。本願第11発明は、前記第9発明におい
て、下記C2の要件を有する測定装置を提供する。 C2:前記第1送信手段が、前記被験者の識別情報と検
査項目とを、前記測定データと対応付けてさらに送信す
る。
【0031】本願第12発明は、前記第9発明におい
て、下記C3の要件を有する測定装置を提供する。 C3:前記第1送信手段が、前記測定装置の種別を示す
装置識別情報を、前記測定データと対応付けてさらに送
信する。
【0032】本願第13発明は、前記第9発明におい
て、下記D〜F手段をさらに備え、かつ前記第1送信手
段が、前記測定データと共に、前記分析データの送信先
として前記測定装置自身の通信アドレスを送信する測定
装置を提供する。 D:前記測定データを分析して得られる分析データを出
力するための出力装置に接続するための第2接続手段、 E:前記分析装置が前記測定データを分析して得た分析
データを、前記分析装置から受信する受信手段、 F:受信した前記分析データを、前記出力装置に前記第
2接続手段を介して送信する第2送信手段。
【0033】本願第14発明は、前記第9発明におい
て、下記要件Gををさらに備えた測定装置を提供する。 G:前記分析データを出力する出力手段。
【0034】この発明は、前記システムにおける測定装
置が出力装置と一体になった構成に相当する。本願第1
5発明は、前記第9発明の測定装置としてコンピュータ
を機能させる測定プログラムを提供する。このプログラ
ムは、下記A〜C手段として前記コンピュータを機能さ
せる。 A:被験者の生体検査及び/または検体検査のための測
定を行い、測定データを得る測定手段、 B:前記測定データを分析する分析装置に第1ネットワ
ークを介して接続するための第1接続手段、 C:前記測定データを、前記第1接続手段を介して前記
分析装置に送信する第1送信手段。
【0035】この発明は、前記第9発明と同様の作用効
果を奏する。本願第16発明は、被験者の生体検査及び
/または検体検査の結果を出力する出力装置を提供す
る。この出力装置は、下記A〜C手段を有している。 A:前記被験者の生体検査及び/または検体検査のため
の測定を行い測定データを得る測定装置または前記測定
データを分析して分析データを得る分析装置に接続する
ための接続手段、 B:前記分析データを、前記分析装置または前記測定装
置から前記接続手段を介して受信する受信手段、 C:前記分析データを出力する出力手段。
【0036】本発明に係る出力装置は、前述のシステム
における出力装置に相当する。出力装置は、分析データ
を、サーバから受信しても良いし、測定装置から受信し
ても良い。
【0037】本願第17発明は、前記第16発明におい
て、 B1:前記受信手段は、前記分析データに関連づけられ
た前記被験者の識別情報及び検査項目をさらに受信し、 C1:前記出力手段は、前記被験者の識別情報及び前記
検査項目を前記分析データと対応付けてさらに出力す
る、出力装置を提供する。
【0038】この装置を用いれば、ユーザは、何の検査
項目についての誰の分析結果であるかを容易に認識可能
となる。本願第18発明は、被験者の生体検査及び/ま
たは検体検査の結果を出力する出力装置としてコンピュ
ータを機能させる出力プログラムを提供する。この出力
プログラムは、下記A〜C手段として前記コンピュータ
を機能させる。 A:前記被験者の生体検査及び/または検体検査のため
の測定を行い測定データを得る測定装置または前記測定
データを分析して分析データを得る分析装置に接続する
ための接続手段、 B:前記分析データを、前記分析装置または前記測定装
置から前記接続手段を介して受信する受信手段、 C:前記分析データを出力する出力手段。
【0039】この発明は、前記第16発明と同様の作用
効果を奏する。
【0040】
【発明の実施の形態】<発明の概要>図1は、本発明に
かかる分析データ提供システムの概略構成を示す説明図
である。このシステムは、分析データの提供者(以下、
単にサービス提供者という)の分析サーバ1とユーザの
測定装置2とがインターネットなどのネットワーク3を
介して接続されることにより構成される。測定装置2と
しては、血球計数装置としてXE−2100(シスメッ
クス(株)製)の構成を変更した装置(以下、単に血球
計数装置という)、血液凝固測定装置としてCA−15
00(シスメックス(株)製)の構成を変更した装置
(以下、単に血液凝固測定装置という)、免疫凝集測定
装置としてPAMIA−50(シスメックス(株)製)
の構成を変更した装置(以下、単に免疫凝集測定装置と
いう)が例示されている。測定装置の構成については後
述する。
【0041】この分析データ提供システムでは、従来の
検査装置が有していた測定機能と分析機能とを、分析サ
ーバ1と測定装置2とに分散させる。具体的には、分析
サーバ1には各測定装置に対応する分析機能を、測定装
置2には測定機能を持たせる。
【0042】分析サーバ1は、各測定装置2から測定デ
ータを収集して分析し、分析データを各ユーザに返す。
分析データは、サービス提供者とユーザとの契約に従っ
て、有償でユーザへ提供される。サービス提供者とユー
ザとは、あらかじめ分析サービスの内容と金額とに関す
る契約を結んでおく。
【0043】本分析データ提供サービス(以下、単に分
析サービスという)において、測定装置及び試薬をユー
ザに無償で提供し、分析データを有償で提供すると好ま
しい。このようにすることで、ユーザが測定装置を購入
するにあたり、初期投資の負担をなくすことができる。
しかも、サービス提供者は、分析用プログラムに関して
は、分析サーバ1上で動作するプログラムだけをメンテ
ナンスすればよい。各ユーザは、ニーズに応じて契約内
容を変更したり、測定装置を取り替えたりしやすく、ニ
ーズの変化に合わせた分析サービスを受けることができ
る。
【0044】<第1実施形態例>次に、本発明にかかる
分析データ提供システムについて、実施形態例を挙げて
具体的に説明する。
【0045】(1)構成 (1―1)全体構成 図2は、本実施形態例にかかる分析データ提供システム
の全体構成図である。なお、図をわかりやすくするため
に、1つのユーザと分析サーバ1との関係を示してい
る。ユーザは、ネットワーク3に接続可能な複数の測定
装置2a,2b,2c,2dと、出力端末4とを有して
いる。測定装置2a〜2d及び出力端末4は、LANな
どのユーザネットワーク5により、ホスト6に接続され
ている。ホスト6は、測定装置2や出力端末4を制御
し、患者の検査結果や病歴、薬歴など患者に関する情報
を、患者データベース(以下、単に患者DBという)7
に格納する。
【0046】(1―2)分析サーバ1の構成 図3は、分析サーバ1、測定装置2及び出力端末4の詳
細な機能説明図である。この図では、測定装置2が血液
凝固測定装置である場合を例示している。分析サーバ1
は、パーソナルコンピュータなどを用いて実現可能であ
り、測定装置2からのデータを受信する第1受信部1
1、受信した測定データを分析する分析部12、分析デ
ータを出力端末4に送信する第2送信部13、及びユー
ザ毎に課金額を算出する課金部14を有している。分析
部12は、送信されてきた測定データの種類に応じて最
適な分析プログラムを後述するプログラムDB18から
選択し、測定データの分析を行う。
【0047】また、分析サーバ1は、ハードディスクに
ユーザデータベース(以下、単にユーザDBという)1
5、契約データベース(以下、単に契約DBという)1
6、検査データベース(以下、単に検査DBという)1
7及びプログラムデータベース(以下、単にプログラム
DBという)18を有している。ユーザDB15には、
各ユーザ毎の分析サービスの利用実績が格納される。契
約DB16には、各ユーザとサービス提供者との契約内
容が格納される。ユーザDB15及び契約DB16の詳
細については、後述する。検査DB17は、ニーズに応
じて設けられる。このDBには、分析サーバ1が受信す
る測定データやその分析データが蓄積される。サービス
提供者が測定装置や分析プログラムの提供者である場
合、自社製品の測定能や分析能をさらに改善、改良する
ために、蓄積されたデータを活用することができる。プ
ログラムDB18には、測定データを分析するための分
析プログラム群が格納されている。各プログラムには、
測定データを測定した測定装置の種別や、測定装置にイ
ンストールされている測定プログラムのバージョンなど
が対応付けられている。
【0048】(1―3)測定装置の構成 測定装置2は、検体検査や生体検査のための測定機能を
有する装置であればよく、特に限定されない。説明を容
易にするため、本実施形態では測定装置が血液凝固測定
装置である場合を例に取り、以下の説明を行う。
【0049】(1−3−1)本発明の測定装置の基とな
る従来の検査装置の一例 図18は、本発明に係る測定装置の一例である血液凝固
測定装置の基となっている検査装置CA−1500(シ
スメックス(株)製)の構成を示している。CA−15
00は、主に、試料調整部100と、測定部21と、制
御部102とから成る。
【0050】試料調整部100は液体吸引装置、試薬吸
引装置、キュベット移送装置等から成り、その動作は制
御部102で制御される。試料調整部100は、採血管
から血液を吸引し、キュベットと呼ばれる透明容器(以
下キュベットという)105に血液と試薬とを注入し、
キュベット105を測定部21に移動させる。なお、キ
ュベット105の詳細については、USP565853
2に記載されている。試薬の詳細についてはUSP59
28949に記載されている。
【0051】測定部21は、キュベット105を投入す
るキュベット投入部106と、キュベット投入部106
の両側に配置されるレーザダイオード(LED)107
と受光部108とを含む。受光部108は、フォトダイ
オード109と、マイクロコンピュータ110とからな
る。マイクロコンピュータ110は、フォトダイオード
109から得られる電流の強度を数値に変換した測定デ
ータを、所定期間おきに制御部102に送信する。測定
部21は、フォトダイオード109で受光する光の強度
を数値に変換した測定データを、所定期間おきに制御部
102に送信する。
【0052】制御部102は、主に入力部(タッチパネ
ル)120、出力部(液晶ディスプレイ)121、動作
制御部122、分析部123及びエラー判定部124か
らなる。動作制御部122、分析部123及びエラー判
定部124は、主にCPU、ROM、RAM及びハード
ディスクからなる。動作制御部122のROMには、試
料調整部100や測定部21の動作を制御する動作制御
プログラムがインストールされている。分析部123の
ROMには、分析プログラムがインストールされてい
る。分析プログラムは、測定部21から得られた光の強
度(測定データ)と入力部120からユーザによって入
力された入力データとに基づいて分析データを算出し、
出力部121に分析データを出力する。エラー判定部1
24のROMには、エラー判定プログラムがインストー
ルされている。エラー判定プログラムは、血液量の不足
や試料調整部100の異常のため血液を正常に吸引や測
定ができなかった場合に、出力部121にエラーメッセ
ージを表示する。
【0053】(1−3−2)本発明の測定装置の一例 図19は、前記CA−1500の構成を変更して本発明
の測定装置2に使用できる構成とした血液凝固測定装置
2の詳細な構成を示す。図中、図18と同様の機能及び
構成を有する要素については、同一の符号番号を付して
示している。
【0054】試料調整部100と測定部21とは、前記
と同様の機能及び構成を有している。制御部132は、
入力部(タッチパネル)120、出力部(液晶ディスプ
レイ)42、動作制御部122、加工部22、第2送信
部23及びエラー判定部24からなる。動作制御部12
2、加工部22及びエラー判定部24は、主にCPU、
ROM、RAM及びハードディスクからなる。第1送信
部23は、主にCPU、ROM、RAM、ハードディス
ク及びモデムからなる。
【0055】動作制御部122のROMには、試料調整
部100や測定部21の動作を制御する動作制御プログ
ラム(CA−1500と同一プログラムを使用でき
る。)がインストールされている。
【0056】加工部22のROMには、加工プログラム
がインストールされている。加工プログラムは、測定部
21から得られる測定データと入力部120からユーザ
によって入力されたデータに基づいて、後述するオリジ
ナルデータを作成する。
【0057】第1送信部23のROMには、送信プログ
ラムがインストールされている。送信プログラムは、モ
デム及びネットワーク3を介して分析サーバ1にオリジ
ナルデータを送信する。
【0058】エラー判定部24のROMには、エラー判
定プログラムがインストールされている。エラー判定プ
ログラムは、血液量の不足や試料調整部100の異常の
ため血液を正常に吸引や測定ができなかった場合に、加
工部22にオリジナルデータの生成を中止させる。ユー
ザが分析データを得ることができないにもかかわらず課
金されてしまうという不都合を回避するためである。エ
ラー判定部24は、加工部22にオリジナルデータの生
成を中止させるとともに、出力部42にエラーメッセー
ジを表示するよう構成してもよい。
【0059】測定装置2が分析サーバ1から分析データ
を受信するように本発明の分析データ提供システムを構
成する場合には、分析データを受信して出力部42に出
力する受信部(図示せず)を設けてもよい。受信部は、
CPU、ROM、RAM、ハードディスク及びモデムを
用いて構成することができる。受信部のROMには、分
析サーバ1から送信された分析データをモデムを介して
受信し、分析データを出力部42に表示する受信プログ
ラムをインストールする。
【0060】CA−1500に設けられている分析部1
23を測定装置2に設ける必要は必ずしもない。もし分
析部123を設けるのであれば、分析サーバ1に設ける
分析部12をより分析能力の高いものにするとよい。分
析サービスにユーザが加入する意欲を増加させることが
できるからである。
【0061】(1―4)出力端末の構成 出力端末4は、分析サーバ1から分析データを受信する
第2受信部41と、分析データをディスプレイやプリン
タに出力する出力部42とを有している。出力部42
は、複数の分析プログラムに対応する出力プログラムを
動作可能である。出力端末4は、測定装置2と同じコン
ピュータ上で実現しても良いし、別々のコンピュータで
実現しても良い。
【0062】(2)データベース (2―1)ユーザDB 図4は、ユーザDB15に蓄積される情報の概念説明図
である。この例では、ユーザDBには、ユーザID、ユ
ーザ名、担当者、契約内容、利用実績が蓄積されてい
る。
【0063】「ユーザID」は、本システム上でユーザ
を特定するための識別情報である。ユーザIDは、例え
ばサービス提供者とユーザとの契約時に、ユーザに1つ
割り当てられる。
【0064】「ユーザ名」はユーザである医療機関の名
称であり、「担当者」は本分析サービスに関する責任者
の部署や氏名である。「契約内容」は、契約DB16に
蓄積されている、ユーザとの契約内容を特定するための
識別情報である。
【0065】「利用実績」は、所定期間、例えば1月に
おける、ユーザの分析サービスの利用状況である。分析
サービスIDと分析サービスの利用件数とが蓄積されて
いる。分析サービスIDは、検査項目を特定するための
IDであり、各IDに含まれる検査項目は契約DB16
に記述されている。
【0066】ここに例示した情報以外にも、ユーザDB
15にはニーズに応じて他の情報が蓄積可能である。 (2―2)契約DB 図5は、契約DB16に蓄積される情報の概念説明図で
ある。この例では、契約DB16には、契約内容、分析
サービスID、検査項目、基本契約フラグ、基本単価及
び上限数が蓄積されている。
【0067】「契約内容」は、前記ユーザDBに用いら
れる「契約内容」と同様、ユーザと契約内容とを対応さ
せるための識別子である。例えば、前記図4のシスメッ
クス病院との契約内容は、「123−4567」で特定
される。
【0068】分析サービスID及び検査項目は、ユーザ
と契約している分析サービス内容を特定する。具体的に
は、分析サービスIDには、検査項目グループまたは1
つの検査項目が対応づけられる。例えばこの図では、
「BASIC」及び「C001」は、APTT、PT、
Fbgの各検査項目を分析することを示している。ま
た、「C002」は、TTOを分析することを示してい
る。
【0069】「基本契約フラグ」は、基本契約に含まれ
ているか否かを示す。凝固測定では、APTT、PT、
Fbgが最も一般的に行われる検査項目である。またこ
れらの項目についての1月の測定回数は、100回以下
であることが一般的である。このため、図5ではこれら
を基本契約とし、その他については基本契約に含めない
設定としている。もちろん、基本契約の設定はこれ以外
にも様々な形態をとることができる。なお、本例では、
基本契約に含まれている分析サービスについては、基本
契約外の分析サービスと比較して割安で分析サービスを
提供するという付加価値をつけている。
【0070】「基本単価」は、例えば1月ごとにユーザ
にサービス利用料を請求する場合は月額の基本料金、ま
たは1検体当たりの分析単価である。「上限数」は、基
本単価で設定されている価格で分析サービスを提供でき
る検体数である。この例では、同じ検査項目を対象とす
る「BASIC」及び「C001」で課金方法が異なっ
ている。すなわち、月額¥15000の対象となるのは
100検体までであり、それ以上は1検体当たり¥20
0で課金される。また、TTOについては、基本契約項
目よりも割高な1検体当たり¥450で課金される。T
TOの測定に使用される試薬が、APTT、PT、Fb
gの測定に使用される試薬より高価だからである。
【0071】ここに例示した情報以外にも、契約DB1
6にはニーズに応じて他の情報が蓄積可能である。 (3)データ 次に、分析サーバ1と測定装置2との間で送受信される
データについて、具体的に説明する。
【0072】(3―1)測定装置から分析サーバに送信
されるオリジナルデータ 図6(a)は、測定装置2から分析サーバ1へ送信され
るオリジナルデータに含まれる情報の概念説明図を示
す。以下に、このデータに含まれる各項目について説明
する。
【0073】(a)ユーザID ユーザIDは、測定データの送信元であるユーザを特定
するための識別情報である。分析サーバ1と接続可能な
ユーザが複数ある場合、ユーザIDは必要な情報であ
る。
【0074】(b)検体ID 検体IDは、ユーザが検体と分析データとの対応付けを
可能にするために必要な情報である。この例では各ユー
ザにおける検体IDをそのままオリジナルデータの検体
IDとして用いている。ユーザIDと検体IDとを組み
合わせることにより、分析サーバ1側でも検体を識別可
能だからである。
【0075】(c)装置ID 装置IDは、ユーザが自身の測定装置を識別するために
用いる識別情報である。装置IDと分析データとを対応
づけて検査DB17に蓄積しておけば、測定装置毎の分
析データの傾向を把握できるので好ましい。
【0076】(d)解析オーダ 解析オーダは、各測定装置において分析サーバ1に送信
されたオリジナルデータを特定するために、各オリジナ
ルデータに付与される識別情報である。例えば日時やシ
リアル番号が解析オーダとして用いられる。解析オーダ
は、必須ではないが、ユーザIDや検体ID以外にも送
信データを特定可能な情報であり、用いると好ましい。
【0077】(e)試料種別 試料種別には、検体の種別、例えば全血、血漿、尿、骨
髄などを特定する情報が記述される。本実施形態では測
定装置が血液凝固測定装置であるため、試料種別は血漿
である。また、生体検査の測定データを含むオリジナル
データにおいては、人、犬、猫などの生体種別を示す情
報が試料種別として記述される。
【0078】(f)検査項目 検査項目とは、ユーザが検査しようとする項目名であ
る。図6の例は、PTのみの検査を依頼する場合を示し
ている。また、例えばAPTT、PT、Fbgの凝固基
本3項目についての検査を依頼する場合は、検査項目は
「APTT、PT、Fbg」となる。なお、例えば「す
べての検体についてPTのみを測定する」という契約を
締結しておけば、検査項目の送信を省略することも可能
である。
【0079】(g)測定項目 測定項目は、検体の検査結果を決定するために必要とな
る場合がある項目である。1つの検査項目の検査結果を
提供するためには、複数の測定部から得られた測定デー
タが必要な場合がある。例えば、測定装置2として血球
計数装置であるXE−2100(シスメックス(株)
製)の構成を変更した装置を用いる場合、検査項目が白
血球5分類(リンパ球、単球、好中球、好酸球、好塩基
球)であれば、白血球4分類測定部によって得られるリ
ンパ球、単球、好中球及び好酸球の測定データと、好塩
基球測定部によって得られる好塩基球の測定データとに
基づいて、検査結果が提供される。この場合、検査項目
はリンパ球、単球、好中球、好酸球、好塩基球であり、
測定項目は白血球4分類測定及び好塩基球測定となる。
その逆に1つの測定データから複数の検査項目の検査結
果を提供できる場合もある。例えば前記血球計数装置で
は、赤血球測定部の測定によって、赤血球だけでなく血
小板も分析することができる。この場合、検査項目は赤
血球及び血小板であっても、測定項目は赤血球だけであ
る。図6に例示するオリジナルデータでは、検査項目及
び測定項目ともにPTである。XE−2100から本発
明に使用できる血球計数装置への構成の変更は、前述し
たCA−1500から本発明に使用できる血液凝固測定
装置への構成の変更と同様の変更で実現される。
【0080】(h)装置種別 装置種別には、検体や生体の変化を測定した測定装置の
種類、例えば商品番号や型式などが記述される。測定デ
ータの分析のために必要な情報である。
【0081】(i)装置バージョン 装置バージョンには、測定装置上で動作する測定プログ
ラムのバージョンが記述される。同じ装置種別であって
も、バージョンが異なれば、分析プログラムが異なる場
合があるからである。装置種別と装置バージョンとの組
み合わせを特定することにより、測定データの分析に用
いる分析プログラムを決定可能になる。
【0082】(j)返信アドレス 返信アドレスとは、分析データを送信すべき装置のネッ
トワーク上の通信アドレスである。
【0083】この例では、ユーザの出力端末4のe−m
ailアドレスが返信アドレスとして記述される。後述
するように、測定装置2のe−mailアドレスを返信
アドレスに用いることもできる。
【0084】測定装置2と分析サーバ1とを1対1で接
続する場合には、分析サーバ1は1台の測定装置2のみ
に分析データを送信することになる。この場合には、測
定装置2から分析サーバ1に返信アドレスを送信する必
要はない。分析サーバ1に測定装置2の返信アドレスを
あらかじめ記憶しておき、常にその返信アドレス宛に分
析データを送信すればよいからである。
【0085】分析サーバ1にユーザIDや装置ID等の
ユーザに関する情報と返信アドレスとを対応させて記憶
しておくこともできる。これによって分析サーバ1は、
測定装置2からユーザIDや装置IDを受信すれば分析
データを送信すべき返信アドレスを特定することができ
る。
【0086】(k)補正値 補正値とは、測定装置2により同じ試料を測定してもば
らつきが出るのを防ぐためのデータである。実際に測定
されたデータと補正値とが合成されることにより、正確
な分析が可能になる。補正値は、測定装置の状態や測定
試薬の違いによって、任意の測定装置にのみ設定され
る。
【0087】(l)測定データ 測定データには、測定装置2で測定されたデータそのも
のが記述される。図6(b)は、測定装置2が血液凝固
測定装置である場合の測定データの一例を示す説明図で
ある。測定データは、測定時間(秒)とその時の散乱光
強度(%)との組み合わせである。散乱光強度(%)
は、フォトダイオード109で得られた電流の強度をマ
イクロコンピュータ110で変換した数値である。
【0088】(3―2)分析サーバから出力端末に送信
される加工データ 図7は、分析サーバ1から出力端末4に送信される加工
データの概念説明図である。この図において、ユーザI
D、検体ID、装置ID、解析オーダ、及び装置種別
は、前述と同様である。分析データには、測定データの
分析データが記述される。前記PT測定の場合は、その
散乱光強度の時間変化を分析して凝固時間であるPT
(プロトロンビン時間)の秒数が記述される。PTの秒
数の算出方法については後述する。
【0089】(4)処理の流れ 次に、前記構成の分析データ提供システムにおいて、分
析サーバ1が行う処理の流れを、具体的に説明する。
【0090】(4―1)分析処理 図8は、分析サーバ1の分析部12が行う分析処理の流
れを示すフローチャートである。
【0091】ステップS1、S2:測定装置2は、測定
部21にセットされる検体を次々に測定し、オリジナル
データを分析サーバ1に送信する。分析サーバ1は、受
信したオリジナルデータ中の試料種別、測定項目、装置
種別及び装置バージョンに基づいて、測定データの分析
に用いる分析プログラムを選択する。
【0092】ステップS3:次いで、分析サーバ1は、
選択した分析プログラムを用いて測定データを分析す
る。ここで、測定データの分析の一例として、PTの秒
数の算出について詳述する。図6(b)に示す測定デー
タを得た分析サーバ1は、測定データを元に、図9に例
示するグラフを作成する。さらに、分析サーバ1は、散
乱光強度=50%となったときの時間を上記グラフから
算出する。図9の例ではこの時間が11秒であるため、
分析データ=11秒となる。
【0093】ところで、現在の臨床検査業界では、散乱
光強度=50%のときの時間を血液凝固時間として用い
ることが一般的である。しかし、時代の変遷により、例
えば散乱光強度=60%のときの時間を血液凝固時間と
して用いることが一般的になることも考えられる。この
ような場合でも、本発明のシステムであれば、分析サー
バ1がサービス提供者側にあるため、分析プログラムの
変更をユーザが実施する必要がなく、迅速な対応が可能
である。
【0094】ステップS4:分析サーバ1は、分析デー
タ及び前記所定のデータを含む加工データを作成し、返
信アドレス宛に送信する。この返信アドレスは、オリジ
ナルデータに含まれている。1つの加工データは、複数
の検査項目についての分析データを含む場合もあれば、
検査項目毎に送信される場合もある。
【0095】分析サーバ1は、ステップS2〜S4の処
理を、オリジナルデータを受信するたびに繰り返す。 (4―2)課金処理 図10は、分析サーバ1が行う課金処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【0096】ステップS11:分析サーバ1は、測定デ
ータの分析及び分析データの送信を行うと、以下の課金
処理を行う。 ステップS12:分析サーバ1は、加工データに含まれ
ているユーザIDに基づいて、課金すべきユーザを特定
する。
【0097】ステップS13:分析サーバ1は、契約D
B16を参照し、課金対象のユーザの契約内容を読み出
す。次いで、分析サーバ1は、課金対象のユーザのサー
ビス利用実績を、ユーザDB15から読み出す。
【0098】ステップS14:分析サーバ1は、加工デ
ータの検査項目と利用実績と契約内容とに基づいて、送
信した分析データがどの分析サービスIDに該当するか
を決定する。例えば、前記図4の利用実績と図5の契約
内容とに基づいて、図7に例示する分析データについて
判断する場合について説明する。送信した分析データの
検査項目がPTだけなので、分析サービスIDは次のよ
うに決定される。ユーザID「U−Sysmex」は、
基本3項目(APTT、PT、Fbg)についての分析
数が、月あたりの上限数100検体を既に超えている。
従って、前記分析データは、検査項目PTが合致する分
析サービスIDのうち、「C001」に該当すると決定
される。
【0099】また例えば、送信した分析データの検査項
目がAPTT、PT、Fbg及びTTOである場合を考
える。同様に前記図4及び図5に基づけば、送信した分
析データの基本3項目については、分析サービスIDは
「C001」となる。また、TTOについては、検体数
に関係なく、分析サービスIDは「C002」となる。
すなわち、送信した分析データが該当する分析サービス
IDは、「C001」及び「C002」と決定される。
【0100】ステップS15:分析サーバ1は、ユーザ
DB15を更新する。具体的には、分析データが該当す
る分析サービスIDの分析数をインクリメントする。例
えば分析データが「C001」に該当する場合、「C0
01」の分析数が1つ増加する。分析データが、「C0
01」及び「C002」に該当する場合、それぞれのI
Dに対応する利用回数が1つ増加する。分析サーバ1
は、加工データを送信するたびに、ステップS12〜S
15の処理を繰り返す。
【0101】ステップS16、S17:さらに、分析サ
ーバ1は、一定期間毎、例えば1月ごとにユーザ毎の課
金額の累計を計算して請求額を算出し、請求処理を行
う。 (4―3)請求処理の流れ (4−3−1)請求処理の流れの概要 図11は、分析サーバ1が一定期間毎に行う請求処理の
流れを示すフローチャートである。説明を容易にするた
めに、1月ごとに請求処理を行うものとして説明する。
【0102】ステップS21:分析サーバ1は、登録さ
れているいずれかのユーザを、請求額の計算対象に特定
する。また、総請求額を示す変数TA=0とする。 ステップS22:分析サーバ1は、ユーザDB15を参
照し、計算対象のユーザの利用実績に記述されているい
ずれかの分析サービスIDを、計算対象として特定す
る。
【0103】ステップS23:分析サーバ1は、特定し
た分析サービスIDが基本契約に含まれているか否か
を、契約DB16を参照して決定する。“Yes”と判
断するとステップS24に移行する。“No”と判断す
ると後述するステップS25に移行して追加料金を算出
する。
【0104】ステップS24:分析サーバ1は、基本契
約に含まれている分析サービスIDについて、その分析
サービスIDの基本単価を総請求額TAに加算する。 ステップS25,S26:分析サーバ1は、基本契約に
含まれていない分析サービスIDについて、その分析サ
ービスIDの基本単価に利用回数を乗じた額を追加料金
として算出する(S25)。基本単価は契約DB16を
参照して決定する。さらに分析サーバ1は、算出した追
加料金を、総請求額TAに加算する(S26)。
【0105】ステップS27:分析サーバ1は、計算対
象のユーザが該当する全ての分析サービスIDについて
利用金額を算出したか否かを判断する。“Yes”と判
断するとステップS28に移行する。“No”と判断す
るとステップS22に戻り、次の分析サービスIDにつ
いて利用金額を算出する。すなわち、分析サーバ1は、
ステップS22〜S26を繰り返し、利用されたすべて
の分析サービスIDについて利用金額を算出し、総請求
額TAを決定する。
【0106】ステップS28:分析サーバ1は、決定し
た総請求額TAを、ユーザと対応付けて一時的に保持す
る。図示していないが、ユーザDBに総請求額TAを書
き込んでも良い。
【0107】ステップS29:分析サーバ1は、すべて
のユーザについて、前記ステップS21〜S28の処理
を繰り返し、1月ごとの請求額を決定する。この後、分
析サーバ1は、ニーズに応じて所定の請求処理を行って
も良い。例えば、各ユーザ宛の請求書を発行したり、銀
行からの自動引き落としのための処理を行ったりする事
が考えられる。
【0108】(4−3−2)総請求額決定の流れの具体
例 例えば、ある1月のユーザの利用実績が前記図4、契約
内容が図5で示される場合、各分析サービスID毎の金
額及び総請求額は次のようになる。
【0109】ステップS21:分析サーバ1は、ユーザ
IDおよびユーザ名から請求額の計算対象をシスメック
ス病院と特定する。なお、総請求額を示す変数TAの初
期値は“0”である。
【0110】ステップS22:分析サーバ1は、ユーザ
DB15を参照し、シスメックス病院の利用実績に記述
されている分析サービスIDのうち、「BASIC」を
計算対象として特定する。
【0111】ステップS23:分析サーバ1は、ステッ
プS22で特定した分析サービスID「BASIC」が
基本契約に含まれているか否かを、契約DB16を参照
して決定する。「BASIC」は、基本契約に含まれて
いるので“Yes”と判断し、ステップS24に移行す
る。
【0112】ステップS24:分析サーバ1は、「BA
SIC」の基本単価¥15000を総請求額TA=0に
加算し、TA=15000とする。 ステップS27:分析サーバ1は、シスメックス病院が
該当する全ての分析サービスIDについて利用金額を算
出したか否かを判断する。ここでは、分析サービスID
のうち、「BASIC」しか利用金額を算出していない
状態であるため、“No”と判断し、ステップS22に
戻り、次の分析サービスIDについて利用金額を算出す
る。
【0113】ステップS22:分析サーバ1は、ユーザ
DB15を参照し、シスメックス病院の利用実績に記述
されている分析サービスIDのうち、「C001」を計
算対象として特定する。
【0114】ステップS23:分析サーバは、ステップ
S22で特定した分析サービスID「C001」が基本
契約に含まれているか否かを、契約DB16を参照して
決定する。「C001」は、基本契約に含まれていない
ので、“No”と判断し、ステップS25に移行する。
【0115】ステップS25、S26:分析サーバ1
は、「C001」の基本単価¥200に利用回数60回
を乗じて追加料金として¥200×60=¥12000
を算出する。基本単価は契約DB16を参照して決定す
る。さらに分析サーバ1は、算出した追加料金¥120
00を総請求額TA=15000に加算し、総請求額T
A=27000とする。
【0116】ステップS27:分析サーバ1は、シスメ
ックス病院が該当する全ての分析サービスIDについて
利用金額を算出したか否かを判断する。ここでは、分析
サービスIDのうち、「BASIC」と「C001」に
ついては利用金額が算出されているが、「C002」に
ついては利用金額が算出されていない。そのため、“N
o”と判断し、ステップS22に戻り、次の分析サービ
スIDについて利用金額を算出する。
【0117】ステップS22:分析サーバ1は、ユーザ
DB15を参照し、シスメックス病院の利用実績に記述
されている分析サービスIDのうち、「C002」を計
算対象として特定する。
【0118】ステップS23:分析サーバ1は、ステッ
プS22で特定した分析サービスID「C002」が基
本契約に含まれているか否かを、契約DB16を参照し
て決定する。「C002」は、基本契約に含まれていな
いので“No”と判断し、ステップS25に移行する。
【0119】ステップS25、S26:分析サーバ1
は、「C002」の基本単価¥450に利用回数37回
を乗じて追加料金として¥450×37=16650を
算出する。基本単価は契約DB16を参照して決定す
る。さらに分析サーバ1は、算出した追加料金¥166
50を総請求額TA=27000に加算し、総請求額T
A=43650とする。
【0120】ステップS27:分析サーバ1は、シスメ
ックス病院が該当する全ての分析サービスIDについて
利用金額を算出したか否かを判断する。ここでは、全て
の分析サービスIDについて利用金額を算出済みである
ため、“Yes”と判断し、ステップS28に移行す
る。なお、シスメックス病院への総請求額は¥4365
0/月である。
【0121】(5)分析データの表示例 図12は、出力端末4が出力する分析データの出力例で
ある。この図は、PT、APTT、Hbg、TT、HP
Tの凝固曲線及び分析データである。
【0122】分析データには、分析データである凝固時
間だけではなく、測定データを解析して得られた演算項
目の結果、監視して得られたエラーメッセージ、及びフ
ラッキングメッセージも付加情報として表示される。
【0123】<その他の実施形態例> (A)分析データ提供システムの他の構成例 図13は、他の実施形態例にかかる分析データ提供シス
テムの全体構成例である。図中、前記第1実施形態例と
同様の機能を有する構成要素には、同一の符号番号を付
して示している。この例では、患者DB7に代えてWW
Wサーバ8が設けられている。各ユーザにおける患者の
データは、このWWWサーバ8に蓄積される。ユーザ
は、ブラウザを用いてWWWサーバ8にアクセスするこ
とにより、患者の検査の分析データをウェブページ上で
参照することができる。
【0124】また、WWWサーバ8には、検査の分析デ
ータだけでなく、患者に関する他のデータも蓄積可能で
ある。例えば、患者毎のウェブページを作成し、検査結
果に加えて病歴、薬歴、会計データなどを、各患者のウ
ェブページに掲載する。ウェブページへのアクセスは、
パスワードやユーザIDなどの認証情報により制限す
る。
【0125】(B)課金体系は、前述のものに限られな
い。市場のニーズや個々のユーザのニーズにより、さま
ざまな課金体系を適用可能である。 (C)測定データ及び分析データの他の例 前記実施形態例では、測定装置2が血液凝固時間を測定
する装置である場合を例に取ったが、測定装置2は検体
検査や生体検査のためのデータを測定可能であれば特に
限定されない。例えば、測定装置2がPAMIA−50
の構成を変更した免疫凝集測定装置の場合、測定データ
及びその分析について説明する。PAMIA−50から
本発明に使用できる免疫凝集測定装置への構成の変更
は、前述したCA−1500から本発明に使用できる血
液凝固測定装置への構成の変更と同様の変更で実現され
る。
【0126】免疫凝集測定装置とは、採取した試料に試
薬を添加し、抗原抗体反応を起こさせ、凝集度を測定す
ることにより、抗原の濃度を測定する装置である。この
装置からは、測定時間と散乱光強度とが対になった測定
データが得られる。測定データの分析は以下のようにし
て行う。 a:得られた測定データから、図14に例示する粒度分
布図を得、粒度分布図から凝集度(=凝集粒子数/総粒
子数)を得る。粒度分布図の作成方法は、例えば、特開
平3−279842号公報に記載されている。 b:得られた凝集度を、既知の濃度を持つラテックス粒
子(キャリブレータ)によってあらかじめ作成されたグ
ラフにあてはめ、抗原の濃度、すなわち分析データを得
る。図15は検量線の一例を示す説明図である。なお、
試薬のロットが変更になった場合、検量線も再度作成す
る必要がある。
【0127】従来は、分析部12が検査装置内にあった
ため、検量線の作成もユーザが行わなければならなかっ
たが、本発明のシステムを用いれば、サービス提供者が
検量線の作成を行うことが可能となり、ユーザの負担が
軽減する。
【0128】<補足1>検量線の作成は、前述したよう
にサービス提供者が全て行うことも可能であるが、測定
装置毎の測定誤差を最小にするために以下の手順で作成
するのも良い。 a:測定装置2でキャリブレータの測定を行う。 b:測定装置2から分析サーバ1に、キャリブレータの
測定データとキャリブレータの情報(キャリブレータの
粒径、ロット番号)とを送信する。 c:分析サーバ1は、受信したキャリブレータの測定デ
ータとキャリブレータの情報(キャリブレータの粒径、
ロット番号)から、図15に例示する検量線を作成す
る。
【0129】<補足2>検量線は試薬ロット毎に作成す
る必要があるが、ユーザが使用する試薬と分析サーバ1
が所有している検量線とが一致しない場合も考えられ
る。これを防止するために、測定装置2から分析サーバ
1に測定データと共に試薬ロット番号を送信する。分析
サーバ1は、その試薬ロット番号と検量線とが一致して
いるかどうかを判定する。分析サーバ1は、両者が一致
していればそのまま分析を続け、一致していなければ、
「キャリブレータを測定して下さい」などのメッセージ
を表示するよう出力端末4に要求する。
【0130】(D)出力端末4の他の態様。 図16は、出力端末4と測定装置2とを1つのコンピュ
ータ端末で実現した構成を示す。図中、第1実施形態例
と同様の機能を有する構成要素は同一の符号を付して示
してある。
【0131】また、図17は、測定装置2と出力端末4
とをRS232Cなどの通信インターフェースで接続し
た構成を示す説明図である。図中、第1実施形態例と同
様の機能を有する構成要素は同一の符号を付して示して
ある。測定装置2は、分析サーバ1から加工データを受
信する第2受信部41と、出力端末4に加工データを転
送する転送部25とをさらに有している。出力端末4に
は、転送された加工データを受信する第3受信部43が
さらに設けられている。
【0132】なお、測定装置2と出力端末4とをネット
ワークで接続することもできる。 (E)前述した本発明の方法を実行するプログラム及び
そのプログラムを記録した記録媒体は、本発明に含まれ
る。ここで記録媒体としては、コンピュータが読み書き
可能なフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディス
ク、半導体メモリ、CD−ROM、DVD、光磁気ディ
スク(MO)、その他のものが挙げられる。
【0133】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが、医療環境の
変化に迅速に対応することができる。また、サービス提
供者がユーザサポートをきめ細かく行える。さらに、ユ
ーザが多額の初期投資をする必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分析データ提供システムの概略構成図。
【図2】第1実施形態例にかかる分析データ提供システ
ムの全体構成図。
【図3】分析サーバ及び測定装置の機能ブロック図。
【図4】ユーザDBに蓄積される情報の概念説明図。
【図5】契約DBに蓄積される情報の概念説明図。
【図6】(a)測定装置から分析サーバへ送信されるオ
リジナルデータの概念説明図。 (b)測定データの一例を示す説明図。
【図7】分析サーバから出力端末へ送信される加工デー
タの概念説明図。
【図8】分析処理の流れを示すフローチャート。
【図9】分析処理の一例(PTの分析)を示す説明図。
【図10】課金処理の流れを示すフローチャート。
【図11】請求処理の流れを示すフローチャート。
【図12】試料の分析データの出力例。
【図13】他の実施形態例にかかる分析データ提供シス
テムの全体構成図。
【図14】分析処理の一例(凝集度の分析)に用いられ
るグラフ。
【図15】検量線の一例を示す説明図。
【図16】出力端末の他の態様(出力端末と測定装置と
を1のコンピュータで実現した例)を示す説明図。
【図17】出力端末の他の態様(測定装置から分析デー
タを取得する構成例)を示す説明図。
【図18】図2のシステムにおける測定装置(血液凝固
測定装置)の基となるCA1500の構成図。
【図19】図2のシステムにおける測定装置(血液凝固
測定装置)の構成の一例を示す説明図。
【符号の説明】
21 測定部 42 出力部 100 試料調整部 102 制御部 105 キュベット 106 キュベット投入部 107 レーザダイオード 108 受光部 109 フォトダイオード 110 マイクロコンピュータ 120 入力部 121 出力部 122 動作制御部 123 分析部 124 エラー判定部 132 制御部
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月27日(2001.8.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被験者の生体検査及び/または検体検査の
    ための測定を測定装置により行い、測定データを得る測
    定ステップと、 前記測定データを、前記測定装置から分析装置にネット
    ワークを介して送信する第1送信ステップと、 前記測定データを前記分析装置が受信する第1受信ステ
    ップと、 前記測定データの分析を前記分析装置が行う分析ステッ
    プと、 前記分析ステップで得られた分析データを、前記測定装
    置または前記分析データを出力する出力装置に、前記分
    析装置から前記ネットワークを介して送信する第2送信
    ステップと、 前記測定装置または前記出力装置が前記分析データを受
    信する第2受信ステップと、 前記出力装置が前記分析データを出力する出力ステップ
    と、 を含む分析データ提供方法。
  2. 【請求項2】前記第1送信ステップは、前記測定装置ま
    たは前記出力装置の通信アドレスを前記測定データと対
    応付けて送信するステップを含む、請求項1に記載の分
    析データ提供方法。
  3. 【請求項3】被験者の生体検査及び/または検体検査の
    ための測定を行い測定データを得る測定装置に、ネット
    ワークを介して接続するための接続手段と、 前記接続手段を介し、前記測定データを前記測定装置か
    ら受信する受信手段と、 前記測定データの分析を行い、分析データを得る分析手
    段と、 前記分析データを、前記測定装置または前記分析データ
    を出力する出力装置に、前記接続手段を介して送信する
    送信手段と、 を備える分析データ提供装置。
  4. 【請求項4】前記受信手段は、前記測定装置または前記
    出力装置の通信アドレスを、前記測定データと対応付け
    てさらに受信する、請求項3に記載の分析データ提供装
    置。
  5. 【請求項5】前記受信手段は、前記測定データと対応付
    けられた前記被験者の識別情報及び検査項目をさらに受
    信し、 前記送信手段は、前記被験者の識別情報と検査項目と
    を、前記分析データに対応付けてさらに送信する、 請求項3に記載の分析データ提供装置。
  6. 【請求項6】前記受信手段は、前記測定データと対応付
    けられた、かつ前記測定装置の種別を特定する装置識別
    情報をさらに受信し、 前記分析手段は、 前記測定装置の種別毎に前記測定データの分析方法を記
    憶する記憶手段と、 前記装置識別情報に基づいて前記測定装置の種別を判断
    する判断手段と、 前記測定装置の種別に対応する分析方法を、前記記憶し
    ている分析方法の中から選択し、前記測定データの分析
    に適用する選択手段と、 を含む、請求項3に記載の分析データ提供装置。
  7. 【請求項7】前記請求項3に係る分析データ提供装置の
    管理者と前記測定装置の管理者との間で交わされた測定
    データの分析に関する契約内容と、前記測定装置の管理
    者が前記分析データ提供装置を利用した利用実績とを記
    憶する実績記憶手段と、 前記契約内容と前記利用実績に基づいて、前記測定装置
    の管理者への請求額を決定する決定手段と、 をさらに備える、請求項3に記載の分析データ提供装
    置。
  8. 【請求項8】前記請求項3に記載の分析データ提供装置
    としてコンピュータを機能させるための分析データ提供
    プログラムであって、 被験者の生体検査及び/または検体検査のための測定を
    行い測定データを得る測定装置に、ネットワークを介し
    て接続するための接続手段、 前記測定データを、前記ネットワークを介して前記測定
    装置から受信する受信手段、 前記測定データの分析を行い、分析データを得る分析手
    段、及び前記分析データを、前記測定装置または前記分
    析データを出力する出力装置に、前記ネットワークを介
    して送信する送信手段、 として前記コンピュータを機能させる分析データ提供プ
    ログラム。
  9. 【請求項9】被験者の生体検査及び/または検体検査の
    ための測定を行い、測定データを得る測定手段と、 前記測定データを分析して分析データを得る分析装置
    に、ネットワークを介して接続するための第1接続手段
    と、 前記測定データを、前記第1接続手段を介して前記分析
    装置に送信する第1送信手段と、 を備える測定装置。
  10. 【請求項10】前記第1送信手段は、前記測定装置また
    は前記分析データを出力する出力装置の通信アドレス
    を、前記測定データと対応付けてさらに送信する、請求
    項9に記載の測定装置。
  11. 【請求項11】前記第1送信手段は、前記被験者の識別
    情報と検査項目とを、前記測定データと対応付けてさら
    に送信する、請求項9に記載の測定装置。
  12. 【請求項12】前記第1送信手段は、前記測定装置の種
    別を示す装置識別情報を、前記測定データと対応付けて
    さらに送信する、請求項9に記載の測定装置。
  13. 【請求項13】前記測定データを分析して得られる分析
    データを出力するための出力装置に接続するための第2
    接続手段と、 前記分析装置が前記測定データを分析して得た分析デー
    タを、前記分析装置から受信する受信手段と、 受信した前記分析データを、前記出力装置に前記第2接
    続手段を介して送信する第2送信手段とをさらに備え、 前記第1送信手段は、前記測定データと共に、前記分析
    データの送信先として前記測定装置自身の通信アドレス
    を送信する、請求項9に記載の測定装置。
  14. 【請求項14】前記分析データを出力する出力手段をさ
    らに備えた請求項9に記載の測定装置。
  15. 【請求項15】前記請求項9に記載の測定装置としてコ
    ンピュータを機能させる測定プログラムであって、 被験者の生体検査及び/または検体検査のための測定を
    行い、測定データを得る測定手段、 前記測定データを分析する分析装置に、ネットワークを
    介して接続するための第1接続手段、及び前記測定デー
    タを、前記第1接続手段を介して前記分析装置に送信す
    る第1送信手段、 として前記コンピュータを機能させる測定プログラム。
  16. 【請求項16】被験者の生体検査及び/または検体検査
    の結果を出力する出力装置であって、 前記被験者の生体検査及び/または検体検査のための測
    定を行い測定データを得る測定装置または前記測定デー
    タを分析して分析データを得る分析装置に接続するため
    の接続手段と、 前記分析データを、前記分析装置または前記測定装置か
    ら前記接続手段を介して受信する受信手段と、 前記分析データを出力する出力手段と、 を備える出力装置。
  17. 【請求項17】前記受信手段は、前記分析データに関連
    づけられた前記被験者の識別情報及び検査項目をさらに
    受信し、 前記出力手段は、前記被験者の識別情報及び前記検査項
    目を、前記分析データと対応付けてさらに出力する、 請求項16に記載の出力装置。
  18. 【請求項18】被験者の生体検査及び/または検体検査
    の結果を出力する出力装置としてコンピュータを機能さ
    せる出力プログラムであって、 前記被験者の生体検査及び/または検体検査のための測
    定を行い測定データを得る測定装置または前記測定デー
    タを分析して分析データを得る分析装置に接続するため
    の接続手段、 前記分析データを、前記分析装置または前記測定装置か
    ら前記接続手段を介して受信する受信手段、及び前記分
    析データを出力する出力手段、 として前記コンピュータを機能させる出力プログラム。
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