JPH07194559A - オンライン医療診断支援システム - Google Patents

オンライン医療診断支援システム

Info

Publication number
JPH07194559A
JPH07194559A JP35349993A JP35349993A JPH07194559A JP H07194559 A JPH07194559 A JP H07194559A JP 35349993 A JP35349993 A JP 35349993A JP 35349993 A JP35349993 A JP 35349993A JP H07194559 A JPH07194559 A JP H07194559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
information
medical
inspection
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35349993A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Moriyama
昌樹 森山
Morikuni Takigawa
守国 滝川
Joji Sakamoto
丈治 坂本
Minoru Ono
稔 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GETZ KK
Washi Kosan Co Ltd
Original Assignee
GETZ KK
Washi Kosan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GETZ KK, Washi Kosan Co Ltd filed Critical GETZ KK
Priority to JP35349993A priority Critical patent/JPH07194559A/ja
Publication of JPH07194559A publication Critical patent/JPH07194559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査機器のメーカーや種類にとらわれず、大
容量の医療データを効率的に管理・検索し、自由なデー
タ表示機能と画像解析機能を持たせる。 【構成】 来院者のID情報に対応して、各医療機器1
〜3から出力される検査データを基に診断処理、画像処
理を行ってモニタ16画面上に表示し、ドクターが診断
行為を行うドクターステーション部、該ステーション部
での診断結果を出力するペリフェラルステーション部、
各医療機器からの出力信号をデータ変換し、ID情報と
共に転送するLANインターフェース部8〜11、およ
び前記各部と通信回線で接続されたホストコンピータ1
3とを備え、ホストコンピータはシステム立上げ時には
各LANインターフェースにそれぞれのLANインター
フェース用の医療機器との通信のためのプログラムとI
D情報読取装置4〜7を制御するプログラムを提供し、
システム駆動時にはLANインターフェースから転送さ
れる各医療検査結果のデータをID情報を基に管理す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種医療機器から出力
される測定データ、画像データをネットワーク上に取り
込み、データ管理、データ編集、データ出力等をリアル
タイムで行うオンライン医療診断支援システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、医療の現場においては、個々の検
査機器の自動化が飛躍的に進歩している。それに伴い得
られる医療データの発生数は年々増加し、膨大な医療デ
ータの効率的な管理と有効的な利用が急務となってい
る。一方、総合的な医療診断システムの自動化は、大型
コンピュータやワークステーションが必要なためコスト
がかかり過ぎたり、医療機器製造メーカー各社のインタ
ーフェース、データフォーマットの違いや、多様な医療
機関のニーズに対応できないなどにより、オンライン化
をする上で様々な問題点を抱えている。このような状況
の中、これからの総合的な診断支援システムとして、検
査機器のメーカーや種類にとらわれず、大容量の医療デ
ータを効率的に管理・検索し、自由なデータ表示機能と
画像解析機能を持ち、かつユーザーインターフェースに
優れたシステムの登場が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外部に測定
データ(検査データ)を出力可能な仕様を備えた医療機
器からの出力データを診断用のコンピュータへ記憶し、
コンピュータで制御するCRT(モニタ)上にデータを
展開し、診断を行うシステムにおいて、オフラインシス
テムの場合は各医療機器からの出力データ(測定デー
タ)をFD(フロッピー・ディスク)やMO(光磁気デ
ィスク)、ICカード等の記憶素子へ記録し、これらの
メディアを検査担当者、又は患者が診断用のコンピュー
タまで持ち運び、CRT上でデータを展開し、診断を行
う。
【0004】このようなシステムでは、検査データが記
憶されたMO,FD、ICカード等の記憶素子を検査担
当者、又は患者が管理し、診断用のコンピュータまで、
持ち運ぶ必要がある。またMO,FD等の記憶素子は、
画像はどの検査データなどの膨大なデータ量によって
は、数枚、数十枚になることもあり、これらを管理する
検査担当者、又は患者の負担は大となる。更に、病院の
検査順、検査体制によっては、MO,FD等の記憶素子
が混乱し、患者の検査データが取り間違えられて扱われ
る懸念がある。これらの諸問題を解決するために次のオ
ンラインシステムが開発された。このオンラインシステ
ムは、パソコンをターミナルとし、ホストに診断用のコ
ンピュータを位置付けたLANシステムにより構成され
る。図10にLANシステムのブロック図を示す。
【0005】医療機器Aは、デジタル交換を必要とする
出力信号、例えば、アナログ信号、ビデオ信号を出力す
る医療機器である。ここで、インターフェースI/Fは
デジタル変換を実行するのに必要な装置すべて指す。例
えば、医療機器Aがレントゲンであった場合のI/Fは
レントゲンフィルムスキャナー、デジタル交換装置を指
す。ターミナルTと位置付けたパソコンは、周辺装置に
HDD(ハードディスク装置),FDD(フロッピー・
ディスク装置),CD−ROM読込/書込装置(R/
W),MO等を備え、これから読み取ったプログラムで
I/Fを制御する。
【0006】医療機器Bは、ターミナルT(パソコン)
へ直接データを出力できる出力フォーマットを持った医
療機器である。この場合は、医療機器Bからの出力信号
はI/Fを介せず、ターミナル(パソコン)へ直接転送
される。このシステムでは、先に述べたオンラインシス
テムと違い、MO,CD−ROM,FD等を検査担当
者、又は患者が管理して、持ち運ぶ必要はなく、又、タ
ーミナルからID番号、名前等の情報を入力することで
検査データの混乱という問題点も解決される。
【0007】しかし、従来のオンラインシステムではデ
ータの運搬の煩わしさは解決したが、IDカードデータ
の統一がないため患者毎のデータの収集がしにくい。ま
たデータサーバーの管理が繁雑で実用的でない。さらに
検査機器の変更に対して、メインのプログラムをそっく
り変更する必要があり、メインテナンスが容易でないな
どの問題については未解決のままである。本発明の目的
は、検査機器のメーカーや種類にとらわれず、大容量の
医療データを効率的に管理・検索し、自由なデータ表示
機能と画像解析機能を持ち、かつユーザーインターフェ
ースに優れた医療診断支援システムを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載された本発明のオンライン医療診断
支援システムは来院者の個有情報を記録したカード(I
Dカード)を発行するIDカード発行部と、検査項目を
入力する受付処理部と、複数のモニタ、操作部、ID情
報読取装置、これらを制御するコンピュータで構成さ
れ、各医療機器から送られてくる検査データをID情報
に基づいて診断処理、画像処理を行い、前記モニタの画
面上に表示するドクターステーション部と、前記ドクタ
ーステーション部での診断結果を出力するペリフェラル
ステーション部と、各種医療機器毎にID情報読取装置
が設置され、それぞれの医療機器から出力されるさまざ
まな形式の信号をコンピュータに取り込めるようデジタ
ル信号に変換し、該変換されたデータをID情報と共に
転送するLANインターフェース部と、上記各部と通信
回線で接続され、システム立ち上げ時に、各LANイン
ターフェースにそれぞれのLANインターフェース用の
医療機器との通信のためのプログラムとID情報読取装
置を制御するプログラムを提供し、システム駆動時には
前記LANインターフェースから転送される各医療検査
結果の数値データ、画像データ等のデータをID情報を
基に管理するホストコンピータとを具備する構成にあ
る。
【0009】また請求項2に記載された発明は、上記請
求項1に記載の発明において、各医療機器からの数値デ
ータ、画像データや診断結果を他ネットワークとの間で
通信するための通信部を備えた構成にある。また請求項
3に記載された発明は、上記請求項1に記載の発明にお
いて、ドクターステーション部は診断処理、画像処理の
結果を表示させる画面を、任意のモニタへ切替えるマル
チモニタリング機能を備えた構成にある。また請求項4
に記載された発明は、上記請求項1または3記載の発明
において、ドクターステーション部はモニタ画面上に表
示された診断画像に対して、注目すべき部位にマークを
付け、保存するマーキング機能を備えた構成にある。ま
た請求項5に記載された発明は、上記請求項1に記載の
発明において、各医療機器毎に設置されたID情報読取
装置は挿入されたIDカードから読み取ったID情報に
対応した検査項目が当該医療機器による検査対象外のと
き、検査開始前に挿入されたIDカードを排出する機能
を備えた構成にある。
【0010】また請求項6に記載された発明は、上記請
求項1に記載の発明において、ペリフェラルステーショ
ン部はモニタ、操作部、ID情報読取装置、これらを制
御するコンピータを備えた構成にある。さらに請求項7
に記載された発明は、上記請求項1に記載の発明におい
て、ドクターステーション部は情報ファイルを格納する
記憶手段を備え、前記情報ファイルに診断結果を保存す
ると共に、ペリフェラルステーション部は前記情報ファ
イルから読出した診断結果を、定形の目視可能な記録物
に出力し、自動作成する機能を備えた構成にある。
【0011】
【発明の作用と効果】請求項1に記載の本発明のシステ
ムによれば、各医療機器をネットワークで接続するの
に、専用のインターフェース機器とID情報読取装置を
備えており、医療機器特有のデータ等でも高速かつ正確
に通信できる。ID情報読取装置と対になっているた
め、データ等の入れ替る危険性が全くなく、高い信頼性
が得られる。LANインターフェースに対して、その都
度実行プログラムをダウンロードするため、設置場所の
変更や機器の変更に容易に対応できる。そして、ホスト
コンピータ(サーバー)に対して、ID情報をもとに個
人データとして、まとめ外部記憶するため保存が容易か
つサーバの容量が少なくてすむ。
【0012】また請求項2に記載の発明によれば、各医
療機器からの数値データ、画像データや診断結果を他ネ
ットワークとの間で通信することにより、データの共用
化が図れ、重複した検査や診断が避けられる。また請求
項3に記載の発明によれば、マルチモニタリング機能を
備えたことにより、1つのモニタスクリーンによるマル
チウィンドウとは異なり、様々な診断結果を同時に複数
表示できるため、受診者に分かり易く説明できる環境と
スムーズな操作が実現される。また請求項4に記載の発
明によれば、マーキング機能を備えたことにより、診断
結果や診断所見の基礎になった診断部位が、マークによ
り一目で理解でき、またマークを付けて保存することに
より、後の診断に役立たせることができる。
【0013】また請求項5に記載の発明によれば、医療
機器に付属するID情報読取装置にIDカードを挿入し
たとき、検査対象のときはIDカードの挿入状態が維持
されるが、検査対象外のときはIDカードの読取りが拒
否され、装置がら排出される。このようにID情報読取
装置に挿入したIDカードの状態によって検査対象であ
るか否かを判別できる。さらに請求項7に記載の発明に
よれば、診断結果を保存した情報ファイルから患者に渡
す診断説明書やカルテ、あるいはスライド等の目視可能
な記録物に記録し、自動的に作成することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のリアルタイム医療診断支援システ
ムのハードウエア構成を示す。図1において、本システ
ムはIDカード番号読取り/データ転送装置4〜7、L
ANインターフェース8〜11、IDカード発行装置1
2、ホストコンピュータ13、診断部ターミナルコンピ
ュータ部30、出力ターミナルコンピュータ40、通信
部50、および受付処理装置60、問診・手入力検査機
器用入力装置70から構成されている。
【0015】IDカード番号読取り/データ転送装置4
〜7は、図2に示すように、各種医療機器1〜3から出
力される測定データをLANインターフェース8〜11
内のメモリに格納するキャプチャリングキーと、格納さ
れた測定データをLANインターフェース8〜11から
ホストコンピュータへ転送するトランスファーキーと、
LANインターフェース内のメモリに格納された測定デ
ータの取り消し(消去)を行うデリートキーを備え、I
Dカードの番号を読取る機能を備えている。LANイン
ターフェース8〜11は、各種医療機器1〜3から出力
されるさまざまな形式の信号をコンピュータに取り込め
るようデジタル信号に変換し、ホストコンピュータ(L
AN制御用サーバー)13へデータをID情報と共に転
送する機能を備えている。
【0016】IDカード発行装置12は、来院者(患
者)一人一人に個有の番号(以下ID番号)を与え、そ
の番号を記録、記憶したカード(以下IDカード)を発
行する機能と、来院者(患者)の情報をホストコンピュ
ータ11へ転送する機能を備えている。ホストコンピュ
ータ13は、システム立ち上げ時に、各LANインター
フェース8〜11にそれぞれのLANインターフェース
用の医療機器との通信のためのプログラムとIDカード
番号読取り/データ転送装置4〜7を制御するプログラ
ムを提供し、システム駆動時にはLANインターフェー
ス8〜11から送られてくる各医療検査結果の数値デー
タ、画像データをID番号を基に管理する。診断部ター
ミナルコンピュータ部30は、複数のCRT(モニタ)
16と操作部17、ID番号読取装置18、これらを制
御するコンピュータ14で構成され、各医療機器から送
られてくる検査データをID情報に基づいて診断処理、
画像処理を行い、前記モニタ16の画面上に表示する。
【0017】出力部ターミナルコンピュータ部40は、
CRT19、操作部20、ID番号読取装置21を備
え、診断部30から送られる診断結果を各出力機22〜
24、例えば、カラーコピー機、カラープリンター、C
D−ROMライター、光磁気、ディスク、スライドコピ
ー等への出力を制御するコンピータ15で構成される。
通信部50は、各医療機器からの数値データ、画像デー
タや診断結果を他ネットワークへISDMを介して、転
送し、又は、転送される機能をもっている。受付処理装
置60は、来院した際に診断に必要な検査項目を入力
し、ターミナルLANを介して検査項目データをID情
報と共にホストコンピュータに転送する。
【0018】次に上記各部を詳細に説明する。 (1)IDカード発行装置 来院者(患者)一人一人に個有の番号を与え、その番号
を記憶、記録したカードを発行する装置。IDカードへ
の記憶は、予めカードに印刷されてある。磁気テープへ
数字を書き込むことで行われる。この場合の読取装置
は、磁気テープに書き込まれている内容を読取ることが
出来る装置である。又、記録はIDカードに凸の、又は
凹のエンボスを施こすことで行われる。この場合の読取
り装置は、凸、又は凹で表わされた数字、記号の読取り
が可能な装置である。当然、IDカードへの記憶、記録
をどの方式で行うかによって、各医療機器に対応してい
るIDカード番号読取り/データ転送装置の読取り方法
も決まってくる。
【0019】(2)ID番号読取り/データ転送装置
(以下、カードリーダー) オンラインに必要なそれぞれの医療機器1台にこの装置
「カードリーダー」がそれぞれ設置される。この装置
は、IDカードからID番号を読取り、その番号で、対
応している医療機器からの測定データや検査結果を(デ
ータを番号で管理するように)ホストコンピュータへ転
送する。カードリーダーの制御は、システム立ち上げ時
にLANインターフェースが、ホストコンピュータ内に
存在するそれぞれの医療機器に対応した機器との通信プ
ログラム、データ変換プログラムとカードリーダー制御
プログラムを読出し、その読出しプログラムによって行
われる。例えば、来院者(患者)の検査順路の変更によ
っては、IDカードの番号の任意回数読取りによる誤読
取り防止や、測定データ転送の手順間違えを防ぐため、
一つの医療機器の測定データが転送終了するまで、カー
ドリーダー内にIDカードを保持し続けるよう制御する
ことが必要となる。又、操作者のうっかりミスを防ぐた
めには、トランスファーキーを任意の回数押さなけれ
ば、LANインターフェースのデータをホスト側へ転送
しない。また数秒間、デリートキーを押し続けなけれ
ば、データの消去は行われないなどの制御が必要とな
る。ホスト側からカードリーダー装置の制御プログラム
をLANインターフェースが読み込むことで、以上のよ
うな誤差操作防止の制御が容易に可能となる。
【0020】(3)LANインターフェース(LAN
I/F) LAN I/Fは、アナログLAN I/F、デジタル
LAN I/F、およびビデオLAN I/Fの3種類
がある。アナログLAN I/Fはアナログ信号をデジ
タル信号に変換する機能を備えたLANインターフェー
スである。デジタルLAN I/Fは各々の医療機器か
ら出力されるデジタルデータを任意のコンピュータでア
クセスできるように変換する機能を備えたLANインタ
ーフェースである。ビデオLAN I/Fは各種画像信
号をデジタル化する機能を備えたLANインターフェー
スである。各LAN I/Fは、ホストコンピュータが
立ち上ると同時に立ち上り、LAN I/Fがそれぞれ
に対応している医療機器の出力データの変換プログラム
と、各医療機器に対応しているカードリーダーを制御す
るプログラム、検査機器との通信プログラムを読み込
む。カードリーダーは、それぞれのLAN I/F内の
メモリに読み込まれたカードリーダー制御プログラムに
よって制御される。ホストコンピュータで各LANイン
ターフェース、カードリーダーのプログラムを管理する
ことによって医療機器の変更、追加、来院者の導線の変
更、追加、操作者の誤差操作防止のための操作手順の変
更等などが容易にできる。例えば、何台かの医療機器の
交換が必要となった場合、LANインターフェース、カ
ードリーダー独自にプログラムを備えている場合、新医
療機器の出力信号に応じたハード、ソフトの設計が必要
となる。ソフトの変更はホストコンピュータ内の各プロ
グラムを変更、追加することで、すべてのLANインタ
ーフェース、カードリーダーの機能の仕様変更、追加が
容易にできる。
【0021】(4)ホストコンピュータ(LAN制御用
サーバー) カードリーダーと各LAN I/Fの制御、データ変換
プログラムを管理し、更に、各医療機器からの測定デー
タを格納、管理する。又、診断部ターミナルコンピュー
タ、出力部ターミナルコンピュータへのデータの入出力
を管理する役割を果たす装置。
【0022】(5)診断部ターミナルコンピュータ 1台、もしくは複数台のCRTとID番号読取装置、診
断の結果を入力する入力装置、これらを制御するコンピ
ュータで構成され、ホストコンピュータから転送されて
くる特定のデータを任意の表現でCRT上に展開し、更
にCRT上で編集が行えるソフト(機能)を備えた診断
部ターミナルコンピュータを備えている。
【0023】(6)出力部ターミナルコンピュータ 診断を終了した来院者のID番号「ID番号読取装置」
で読取り、その番号のデータ、つまりは診断結果のデー
タを任意の書式で各種出力機器から出力させ、資料を作
成する。又、記録をして、光磁気ディスク、CD−RO
Mへの格納を行う。
【0024】(7)出力部/入力部 出力部ターミナルコンピュータで制御可能な入出力周辺
機器として、カラーコピー機、光ディスク、カラープリ
ンター、MOディスク、CDーROM、イメージスキャ
ナー、フィルムスキャナーが装備される。
【0025】(8)通信部 ISDNの通信網を利用することで、他院で測定された
データをこれまで述べてきた診断部ターミナルコンピュ
ータ、出力部ターミナルコンピュータ上で展開し、診断
又は検討が行われる。診断結果は、通信部コンピュータ
内の格納され、管理される。又、このデータは、ISD
Nが利用できる体勢で、このシステムがアクセスできる
システムを持つ他院へ通信することが可能である。この
機能により、数人の医者による検討、診断がリアルタイ
ムで可能となる。又、ホストコンピュータ内で管理され
ているデータとの比較、検討も容易に行うことができ
る。
【0026】次に本システムを機能ブロックにより大き
く分けると、図3に示すように、ドクターステーション
部、ペリフェラルステーション部、アクティブLANお
よびサーバーによって構成されている。図3において、
ドクターステーション部は各検査機器からオンラインで
得られた検査データを記録、モニタを使ったドクターに
よる診断、結果説明、さらにプリントアウトデータの自
動作成まで全ての操作を行う。これらを実現するため、
ドクターステーション部は検者選択、診断処理、画像処
理、メニュー表示、診断行為、ズーム、画質調整、マー
キングなどの機能を有し、IDカードにより受診者情報
や検査項目情報、およびMOディスクやCD−ROMな
どのメディアに記録された各種検査機器からの検査デー
タに基づいて処理が実行される。すなわち、受診者情報
の入力により表示されるメニーから検査項目を選択し、
実行すると、選択された検者に対応したメディアに記録
された検査データを取り込み、診断処理や画像処理が行
われ、その結果が複数のモニタ画面に同時表示、あるい
は切替えによってモニタ画面に表示される。
【0027】ドクターは、モニタ画面に表示される診断
結果や画像を見ながら診療行為がなされる。特に、画像
処理にて得られる画像診断では、診療部位を画面上で拡
大(ズーム)したり、他の診療部位に切り替えたり、あ
るいは同じ診療部位を異なった角度から見たり、画像を
回転させたり等の操作を行いながら診断が進められ、ま
たは受診者には診断結果の説明が行われる。また注目す
る診断部位についてはマーキング機能を用いてマーカを
付けたり、また診断結果の内容を識別するために、複数
色のマーカが用意されており、その部位に付けられたマ
ーカの色によって医学的所見が判別できる。これらの診
断情報は、後の医療診断で利用できるように、マーカと
共にメディアに保存される。
【0028】図4〜6はドクターステーション部の機能
を実現するためのソフトウエア構成を示す。図4におい
て、検者選択機能部では検査データ機能部に対して、I
DカードをIDカード読取り装置にて読み取って入力
し、またはキーボードからIDを入力し、あるいは検査
の進行に見合って検査一覧から入力する。検査データ機
能部では、入力されたID情報に基づいてサーバー、M
Oディスク、CD−ROMから検査データを取得し、診
断機能部にデータを転送する。診断機能部は、選択され
た検査項目に従って、検査データに基づいて診断に必要
な数値や画像を処理する診断処理機能と画面表示された
画像の操作を行うための画像処理機能を備えている。
【0029】診断処理は、図5に示すようにメニュー画
面表示機能、画面表示機能、および診断機能を備えてい
る。すなわち、表示されたメニュー画面から検査項目を
選択すると、当該検査項目に関連した画像が表示され、
また数値で表される検査項目に対して検査値と標準値が
それぞれ表示される。ドクターは、画面表示された画像
や数値を見て、診断を行う。診断機能部には、診断行為
を支援するため、検査値と標準値を自動的に比較し、そ
の結果からドクターの判断ができるようにするための標
準値自動比較機能、診断結果を選択する診断結果選択機
能、診断結果を総合的に検討し、その判断結果を選択す
る診断所見選択機能、および診断結果や診断所見以外
に、ドクターの見解や意見を記録するためのコメント入
力機能を有する。
【0030】画像処理は、図6に示すように、ズーム
(Zoom)機能、画質調整機能、マーキング機能、表
示機能、および特殊機能を備えている。すなわち、診断
処理において、画面表示された画像を、見易くするため
の画像の拡大、例えば任意拡大、2倍、4倍、8倍、1
6倍の操作を可能にしている。また画像調節機能により
表示された画像をカラー表示したり、コントラストや明
るさを調節することができ、またマーキング機能により
診断対象画像に対して診断結果や診断所見の基礎となっ
た診断部位をマークにより指し示す。このマークは、診
断結果、診断所見、あるいは診断説明において、診断部
位毎の判別を容易するため複数色、例えば7色が用意さ
れている。本例のマークは、矢印付きで、その指し示す
方向が4方向から行えるように、4方向選択機能を有す
る。さらにマーク保存機能により診断部位に付されたマ
ークを選択により保存することができる。このように診
断部位に付けたマークを保存しておくことにより、後の
診断に役立たせることができる。
【0031】また表示機能は、任意画像切替機能、画像
画面自動配列機能、立体画像回転機能、およびマルチモ
ニタ機能を備えている。すなわち、任意画像切替機能に
より1つの画面に複数の診断部位が複数分割されて画面
表示されている場合において、ある診断部位を注目した
いとき当該画面を選択し、アクティブ状態にして必要に
応じてズーム機能により拡大画面にすることができる。
当然、アクティブ状態の画面にてマーキング機能により
マークを付けることもできる。画像画面自動配列機能に
より、画像データを送ってくる医療機器毎に、送られて
くる画面の数が予め定められているので、その画面の数
に応じた画像データを処理してモニタ画面上に配列す
る。立体画像回転機能は、特殊機能にて生成された立体
画像を回転させるもので、回転方向の反転、回転速度の
切替、1こま送り、任意の位置での停止等ができる。
【0032】マルチモニタ機能は、複数のモニタ画面間
の切替えを行うもので、あるモニタ画面に表示されてい
る内容を、別のモニタ画面に表示させることができる。
例えば、ある検査項目を診断処理した結果、複数の画像
が得られたとき、1つのモニタ画面を複数に分割して表
示される。これらの個々の画面を同時に拡大して相互に
関連させて見たいときに、マルチモニタ機能により必要
な画像を他のモニタに表示させ、そのモニタにおいてズ
ーム機能を用いて画像拡大する。これにより、複数のモ
ニタ画面に異なる画像を拡大表示させ、画像相互に関連
させた診断が迅速かつ適確にできる。特殊機能は、部分
画像解析機能、立体画像生成機能、およびトピックス機
能を備えている。すなわち、部分画像解析機能は注目す
べき診断部位を他と識別し易くするためグレイスケール
処理を施す。
【0033】立体画像生成機能は、例えばMRAにより
得られた血管像影データから3次元の血管立体画像を生
成するもので、前記表示機能の中で立体画像回転が選択
されたときに用いられる。トピックス機能は、モニタ画
面に表示されている複数画像の中から任意に選択し、そ
の選択された画像について記録や出力を行う。このよう
に画像処理に於ける各機能は、画面上に設けられたアイ
コン等の機能操作手段やキーボード入力により、適宜切
替/選択して実行することができると共に、前記実行に
よってオープンされるウインドウからアクセスすること
ができる。
【0034】ペリフェラルステーション部は、選択され
た検者に対応した検査データや診断結果データのバック
アップを行うため、光ディスクやCD−ROMライタへ
の保存や、受診者がもち帰る受診結果ドキュメントのプ
リントアウトを行う出力処理機能部、入力ディバイスに
より取り込まれた検査データや診断結果データ、画像デ
ータを基づいて出力部のモニタに表示させたり、スライ
ドを作成したり、前回の診断によるデータがある場合は
そのデータを保存したり等を行う入力処理機能、および
病院間でデータ通信を行うためのデータ通信(ISD
N)機能部を備えている。
【0035】図7はペリフェラルステーションのソフト
ウエア構成を示す。検者選択機能は、ドクターステーシ
ョン部にある検者選択機能と同一であり、ここではID
カードやID入力等により検者が特定されるとそのID
情報に基づいて出力処理、入力処理、およびISDN処
理の各機能が動作する。出力処理機能部では検査データ
機能によりサーバーから検査データや診断結果データを
取り込み、該データをプリントアウトおよび/または保
存するための処理を行って出力ディバイスに出力する。
出力ディバイスでは、診断結果をカラーコピーによりプ
リント出力したり、またMOディスクやCD−ROMに
データを記憶させて保存したりする。
【0036】入力処理機能部では、MOディスク、CD
−ROM、ビデオ再生機、イメージスキャナー、スライ
ドスキャナーにより検査データ、診断結果データ等の各
種データを取り込み、旧データの更新(Restor
e)、モニタ表示、画像取込、スライド作成を行い、キ
ャプチャ機能によって検査項目で選択された診断有りの
データを、サーバー、デレモニタ、スライドコピーに転
送し、それぞれの入力先において指示された処理が行わ
れる。
【0037】ISDN機能部では、当院と外部医療機関
(院外)との間でデータの共通化を図り、医療診断の正
確かつ効率化を支援するもので、院外へ診断依頼、診断
依頼の結果、院外へ旧データ転送のための出力処理が行
われるとサーバー、MOディスク、CD−ROMからデ
ータが取出され、ISDNによって院外に通信する。一
方院外より診断結果、院外から診断依頼、院外から旧デ
ータの転送を指令するとこにより、院外からデータがI
SDNにより送られ、サーバーに保存される。アクティ
ブLANインターフェース部は、ID情報に対応した各
種検査機器からの検査データを、リザーバー、サーバー
にて処理できるデータに変換するための各種LANイン
ターフェースを備えており、変換されたデータをETH
ERNETを介してリザーバー、サーバーに送る。
【0038】図8はアクティブLANインターフェース
部のソフトウエア構成を示す。検者情報として、IDカ
ード読取り装置で読み取ったID情報、または受付処理
されてキー入力されたID情報に基づいて顧客管理を行
うと共に、キー入力の場合はIDカードを発行する。そ
の後、問診入力、手入力検査器等のキー入力があるとタ
ーミナルLANを介してデータ処理され、キャプチャ機
能により検査項目毎の診断の有無を入力し、そのデータ
をサーバーに転送し、保存する。また血圧、身長・体
重、心電、血液、尿、スパイロ等の検査情報は、デジタ
ル信号により取得されので、このデジタル信号をシリア
ル/パラレル/セントロ/SCSIによりデジタルLA
Nを介して圧縮データ解凍/数値解析/グラフ解析のデ
ータ解析処理を行った後に、サーバーに保存される。
【0039】また脳波形等の検査情報はアナログ信号に
より取得されるので、このアナログ信号はA/D変換
し、そのデータをアナログLANを介してグラフ化処理
/グラフ解析/計測処理のデータ解析処理を行った後
に、サーバーに転送して保存される。さらにMR、C
T、レントゲン、内視鏡、眼底等の検査情報は、ビデオ
信号により取得されるので、このビデオ信号はRGB/
NTSC/コンポジット/ハイレゾによりビデオLAN
を介してダウンコンバータに通され、デジタル化し、サ
ーバーに転送して保存される。
【0040】次に本システムを使用する手順を図9のフ
ローを参照しながら説明する。まず、受診者が来院受付
を済ませると、問診が行われ、初診の場合は検査項目が
選択(入力)され、IDカードが発行される。また再診
の場合はIDカードからID情報が読取られる。IDカ
ード発行後、またはID情報の読取り後に、問診による
データが入力される。この操作により、ID情報と問診
情報が対となってサーバーに保存される。そして選択さ
れた検査項目に従って検査場所に移動し、各種医療機器
によって検査を受ける。それぞれの検査場所では、まず
IDカードを提示し、ID読取り装置に挿入し、先の問
診時に選択された検査項目であるかの照合を行って、サ
ーバーからの検査許可通知を待つ。検査が許可されると
検査は開始され、検査データを取る。検査が終了すると
検査データをサーバーに転送して保存する。その後、I
Dカードを排出し、次の検査場所に移動する。
【0041】これを各医療機器毎に行い、全ての検査デ
ータを取り終えると総合診断に移る。総合診断は、ドク
ターステーション部(総合診断システム)で行われる。
すなわち、IDカードを、ドクターステーション部のI
D読取り装置に挿入するとID情報に対応した検査デー
タがサーバーから取得され、診断処理や画像処理を施し
て全データがマルチモニタへ画面表示される。ドクター
は、表示された画面を見て、診断行為を進め、その診断
結果を画面上、またはキーにより入力する。受診者との
面談において、画面を見ながら診断結果を説明する。そ
して全検査データ、診断結果、診断所見等を一括した診
断書をプリントアウトする。
【0042】上記実施例の主効果として、リアルタイム
オンライン医療診断システムは、目的に応じた最新の高
性能コンピュータを配備し、導入コストはもちろんシス
テム追加時のコストを抑え、専用のアクティブLANイ
ンターフェースの開発により殆どの検査機器・測定機器
とコンピュータのオンライン化を容易に実現できる。
【0043】また付加的効果として、次の効果が期待で
きる。 (1)受診者の立場を考えたサービスとして、診断内容
・結果を分かり易くプリントアウトし、持ち帰ることが
できる。 (2)診断データをMOやCD−ROMに記録して病院
側と受信者が双方で保管し、再診の場合などに前回の結
果と比較したり、本システムを導入している他の医療機
関で利用することもできる。 (3)人間ドック、予防医療で検査結果がその日のうち
分かり、同時に医師から診断を受けることができる。 (4)デジタル、アナログ、ビデオ信号などを取り組む
インテリジェントなアクティブLANインターフェース
により、大半の検査機器の検査データをネットワーク上
に取り組むことができる。
【0044】(5)画像診断を含む総合診断(画像以外
の検査を含む)を可能とし、光ディスクなどへの検査結
果の保管も同時にできる。 (6)各検査機器と一緒にカードリーダを本システムに
接続することにより、検査データの入力ミス、データ紛
失、さらにペーパーレスでの検査が正確にできる。 (7)検査状態を集中管理することで効率的な検査がで
きる。 (8)医療診断用のターミナルに複数のモニタが接続さ
れており、各検査結果を複合診断したり、旧検査データ
と比較診断することができる。 (9)カードリーダとソフトウェアが医療機器毎に接続
されるので、検査結果の誤りが発生しない。 (10)医療診断用のターミナルの増加が任意にできる
と共に、同一データの参照ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の医療診断支援システムのハードウエ
ア構成を示すブロック図である。
【図2】 IDカード読み取り装置/データ転送装置の
ハードウエア構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の医療診断支援システムの機能ブロッ
ク図である。
【図4】 ドクターステーション部のソフトウエアを示
す機能ブロック図である。
【図5】 ドクターステーション部の診断処理機能のソ
フトウエアを示す機能ブロック図である。
【図6】 ドクターステーション部の画像処理機能のソ
フトウエアを示す機能ブロック図である。
【図7】 ペリフェラルステーション部のソフトウエア
を示す機能ブロック図である。
【図8】 アクティブLANインターフェース部のソフ
トウエアを示す機能ブロック図である。
【図9】 本システムの診断の流れを示す図である。
【図10】 従来の医療診断のオンラインシステムのブ
ロック図である。
【符号の説明】
1…アナログ信号出力の医療機器、2…デジタル信号出
力の医療機器、3…ビデオ信号出力の医療機器、4…ア
ナログLANインターフェースに対応したIDカード番
号読取&データ転送装置、5…デジタルLANインター
フェースに対応したIDカード番号読取&データ転送装
置、6…ビデオLANインターフェースに対応したID
カード番号読取&データ転送装置、7…ターミナルLA
Nインターフェースに対応したIDカード番号読取&デ
ータ転送装置、8…アナログLANインターフェース、
9…デジタルLANインターフェース、10…ビデオL
ANインターフェース、11…ターミナルLANインタ
ーフェース、12…IDカード発行装置、13…ホスト
コンピュータ(LAN制御用サーバー)、14…診断部
ターミナルコンピュータ、15…出力部ターミナルコン
ピュータ、16…診断部・診断説明用CRT、17…診
断部ターミナルコンピュータ操作部、18…ID番号読
取装置、19…出力部ターミナルコンピュータ用CR
T、20…出力部ターミナルコンピュータ操作部、21
…ID番号読取装置、22、23、24…光磁気ディス
クドライバー、CD−ROMドライバー、カラーコピー
機、30…診断部ターミナルコンピュータ部、40…出
力部ターミナルコンピュータ部、50…通信部、60…
受付処理装置、70…問診・手入力検査機器用入力装
置、80…通信先通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/00 E 7459−5L 17/60 19/00 (72)発明者 坂本 丈治 東京都港区北青山3−6−20 KFIビル 株式会社ゲッツ内 (72)発明者 小野 稔 東京都中央区日本橋堀留町1丁目5番7号 ユービル7階 ワシ興産株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 来院者の個有情報を記録したカード(I
    Dカード)を発行するIDカード発行部と、 検査項目を入力する受付処理部と、 複数のモニタ、操作部、ID情報読取装置、これらを制
    御するコンピュータで構成され、各医療機器から送られ
    てくる検査データをID情報に基づいて診断処理、画像
    処理を行い、前記モニタの画面上に表示するドクタース
    テーション部と、 前記ドクターステーション部での診断結果を出力するペ
    リフェラルステーション部と、 各種医療機器毎にID情報読取装置が設置され、それぞ
    れの医療機器から出力されるさまざまな形式の信号をコ
    ンピュータに取り込めるようデジタル信号に変換し、該
    変換されたデータをID情報と共に転送するLANイン
    ターフェース部と、 上記各部と通信回線で接続され、システム立ち上げ時
    に、各LANインターフェースにそれぞれのLANイン
    ターフェース用の医療機器との通信のためのプログラム
    とID情報読取装置を制御するプログラムを提供し、シ
    ステム駆動時には前記LANインターフェースから転送
    される各医療検査結果の数値データ、画像データ等のデ
    ータをID情報を基に管理するホストコンピータと、を
    具備するオンライン医療診断支援システム。
  2. 【請求項2】 各医療機器からの数値データ、画像デー
    タや診断結果を他ネットワークとの間で通信するための
    通信部を備えていることを特徴とする請求項1記載のオ
    ンライン医療診断支援システム。
  3. 【請求項3】 ドクターステーション部は診断処理、画
    像処理の結果を表示させる画面を、任意のモニタへ切替
    えるマルチモニタリング機能を備えていることを特徴と
    する請求項1記載のオンライン医療診断支援システム。
  4. 【請求項4】 ドクターステーション部はモニタ画面上
    に表示された診断画像に対して、注目すべき部位にマー
    クを付け、保存するマーキング機能を備えていることを
    特徴とする請求項1または3記載のオンライン医療診断
    支援システム。
  5. 【請求項5】 各医療機器毎に設置されたID情報読取
    装置は挿入されたIDカードから読み取ったID情報に
    対応した検査項目が当該医療機器による検査対象外のと
    き、検査開始前に挿入されたIDカードを排出する機能
    を備えていることを特徴とする請求項1記載のオンライ
    ン医療診断支援システム。
  6. 【請求項6】 ペリフェラルステーション部はモニタ、
    操作部、ID情報読取装置、これらを制御するコンピー
    タにより構成されていることを特徴とする請求項1記載
    のオンライン医療診断支援システム。
  7. 【請求項7】 ドクターステーション部は情報ファイル
    を格納する記憶手段を備え、前記情報ファイルに診断結
    果を保存すると共に、ペリフェラルステーション部は前
    記情報ファイルから読出した診断結果を、定形の目視可
    能な記録物に出力し、自動作成する機能を備えているこ
    とを特徴とするオンライン医療診断支援システム。
JP35349993A 1993-12-31 1993-12-31 オンライン医療診断支援システム Pending JPH07194559A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35349993A JPH07194559A (ja) 1993-12-31 1993-12-31 オンライン医療診断支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35349993A JPH07194559A (ja) 1993-12-31 1993-12-31 オンライン医療診断支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07194559A true JPH07194559A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18431261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35349993A Pending JPH07194559A (ja) 1993-12-31 1993-12-31 オンライン医療診断支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07194559A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09185651A (ja) * 1995-12-27 1997-07-15 Kameda Iryo Joho Kenkyusho:Kk 医療計画支援システム並びに医療計画支援装置及び方法
JPH09299336A (ja) * 1996-05-10 1997-11-25 Olympus Optical Co Ltd 医療画像情報伝送方法
JPH11113854A (ja) * 1997-10-09 1999-04-27 Multi Media System Jigyo Kyodo Kumiai 医療用画像データの処理装置
JP2001325357A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Yoshida Dental Mfg Co Ltd 顔認識による患者データ管理システム
WO2002019193A1 (fr) * 2000-08-30 2002-03-07 Arkray, Inc. Système d'approvisionnement en produits non durables
JP2002123604A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Topcon Corp 眼科データの管理装置
JP2002139502A (ja) * 2000-08-25 2002-05-17 Sysmex Corp 分析データ提供方法及びシステム
JP2002203045A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Olympus Optical Co Ltd 医療データ管理システムおよび医療データ管理装置
JP2003508105A (ja) * 1999-08-31 2003-03-04 データ・クリテイカル・コーポレイシヨン データを生成し、転送するためのシステムおよび方法
JP2007190227A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Fukuda Denshi Co Ltd 心電図解析結果レポート及び心電図解析装置
JP2009233042A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Victor Co Of Japan Ltd 医療情報記録システムおよび表示装置
JP2010110406A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 検査データ取込装置及びプログラム
JP2012106004A (ja) * 2012-01-13 2012-06-07 Fukuda Denshi Co Ltd 心電図解析結果レポート
JP2015522871A (ja) * 2012-05-21 2015-08-06 テラリコン インコーポレイテッド 医療記録ソフトウエアと高度画像処理の統合

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09185651A (ja) * 1995-12-27 1997-07-15 Kameda Iryo Joho Kenkyusho:Kk 医療計画支援システム並びに医療計画支援装置及び方法
US5913197A (en) * 1995-12-27 1999-06-15 Kameda Medical Information Laboratory Medical care schedule and record aiding system and method
US6321203B1 (en) 1995-12-27 2001-11-20 Kameda Medical Information Laboratory Medical care schedule and record aiding system and method
JPH09299336A (ja) * 1996-05-10 1997-11-25 Olympus Optical Co Ltd 医療画像情報伝送方法
JPH11113854A (ja) * 1997-10-09 1999-04-27 Multi Media System Jigyo Kyodo Kumiai 医療用画像データの処理装置
JP2003508105A (ja) * 1999-08-31 2003-03-04 データ・クリテイカル・コーポレイシヨン データを生成し、転送するためのシステムおよび方法
JP2001325357A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Yoshida Dental Mfg Co Ltd 顔認識による患者データ管理システム
JP4567143B2 (ja) * 2000-05-15 2010-10-20 株式会社吉田製作所 顔認識による歯科用の患者データ管理システム
JP2002139502A (ja) * 2000-08-25 2002-05-17 Sysmex Corp 分析データ提供方法及びシステム
US7672878B2 (en) 2000-08-30 2010-03-02 Arkray, Inc. Consumables supply system
WO2002019193A1 (fr) * 2000-08-30 2002-03-07 Arkray, Inc. Système d'approvisionnement en produits non durables
JP4785330B2 (ja) * 2000-08-30 2011-10-05 アークレイ株式会社 消耗品供給システム
JP2002123604A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Topcon Corp 眼科データの管理装置
JP2002203045A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Olympus Optical Co Ltd 医療データ管理システムおよび医療データ管理装置
JP2007190227A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Fukuda Denshi Co Ltd 心電図解析結果レポート及び心電図解析装置
JP2009233042A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Victor Co Of Japan Ltd 医療情報記録システムおよび表示装置
JP2010110406A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 検査データ取込装置及びプログラム
JP2012106004A (ja) * 2012-01-13 2012-06-07 Fukuda Denshi Co Ltd 心電図解析結果レポート
JP2015522871A (ja) * 2012-05-21 2015-08-06 テラリコン インコーポレイテッド 医療記録ソフトウエアと高度画像処理の統合

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4672683A (en) Image retrieval and registration system
JP3742549B2 (ja) 医療用画像ファイリングシステム
US5321520A (en) Automated high definition/resolution image storage, retrieval and transmission system
US6434569B1 (en) Integrated medical information system formed of text-based and image-based databases, and display thereof
JP3688822B2 (ja) 電子カルテシステム
US20070192138A1 (en) Medical record system in a wide-area network environment
JPH07194559A (ja) オンライン医療診断支援システム
JP2004267273A (ja) 医用システム
JPH1097582A (ja) 医療情報システム
JP2001155100A (ja) 地域電子カルテシステムおよびプログラムを記録した記録媒体
JPH11195077A (ja) 病理診断システム
JP3414466B2 (ja) データ保管通信システム
JPH06178A (ja) 画像表示装置
JP4683781B2 (ja) 医用画像表示装置及び方法
JP2002351974A (ja) 診療情報処理システム
JPH10261038A (ja) 画像表示装置
JP4095655B2 (ja) 医療情報システム
JP4146671B2 (ja) 医用診断システム
JP2003284691A (ja) 画像診断システム
KR102316964B1 (ko) 의료정보 시스템과, 이를 위한 정보 중계 장치 및 중계 방법
JPH07129754A (ja) データの検索編集装置
JP4018731B2 (ja) 医療情報システム
JP4044414B2 (ja) 超音波医療システム
JP2898663B2 (ja) 医用画像診断システム
JPWO2008035564A1 (ja) 医療情報提供装置