JP2002203045A - 医療データ管理システムおよび医療データ管理装置 - Google Patents

医療データ管理システムおよび医療データ管理装置

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JP2002203045A
JP2002203045A JP2000402877A JP2000402877A JP2002203045A JP 2002203045 A JP2002203045 A JP 2002203045A JP 2000402877 A JP2000402877 A JP 2000402877A JP 2000402877 A JP2000402877 A JP 2000402877A JP 2002203045 A JP2002203045 A JP 2002203045A
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medical
patient
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data management
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JP2000402877A
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English (en)
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Tatsuya Shiobara
達也 塩原
Katsuya Suzuki
克哉 鈴木
Masakazu Omoto
昌和 尾本
Shinichi Omori
真一 大森
Seiji Yamaguchi
征治 山口
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】患者のデータの有効活用を図ることができる医
療データ管理システムおよび医療データ管理装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】複数の端末装置と、カルテデータベースを
管理する医療データ管理装置とを含む医療データ管理シ
ステムである。複数の端末装置は、少なくとも2以上の
異なる医療施設に設けられ、操作者の識別コードに基づ
いて上記ネットワークを介して上記医療データ管理装置
の管理するカルテデータベースにアクセス可能である。
医療データ管理装置は、複数の端末装置の操作者の識別
コードに基づいて、操作者の操作する端末装置へのカル
テデータベースのデータの送信と登録が可能であって、
さらに、医療施設に設けられた端末装置を利用して診察
申込みが行われるときに、患者の識別コードに基づい
て、患者の基本情報を上記データベースから取り出し
て、上記端末装置へ送信する手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療データ管理シ
ステムおよび医療データ管理装置に関し、特に、病院等
で利用されるカルテデータ等をネットワークを利用して
提供できる医療データ管理システムおよび医療データ管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの普及に伴い、病院
等で患者の種々のデータをコンピュータを用いて管理し
ている。
【0003】そのコンピュータには、患者の負担する医
療費データ等だけでなく、カルテデータも電子データと
してストアされ、保管された電子データは、医者が診断
に利用したりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カルテデータ
は、病院毎に管理されているので、患者は別の病院に行
くと、新たにカルテを作成するために、氏名、生年月日
等の基本データを書面に記入して病院窓口で渡さなけれ
ばならない。病院側でも、初めての患者については、そ
の基本データをコンピュータシステムへ入力しなければ
ならない。
【0005】患者が、いつも同じ病院にいくのであれ
ば、その病院は、すでに個人の基本データは既にデータ
としてコンピュータにあるので再利用をすることができ
る。また、患者が以前は内科に行ったことがあって、今
度別な診療科にかかるとき、内科にかかったときの検査
データやいわゆる問診データ等もその別な診療科で再利
用をすることができる。
【0006】しかし、患者によっては、常に同じ病院に
行かない場合もある。カゼ等の病気であったりすると、
近所の病院や、勤労者であれば、職場の近くの病院にい
くこともある。
【0007】さらに、出張先、旅先であれば、その出張
先等にある病院にかかることもある。そのような場合、
初めていく病院では、新たに個人データや、基本的な問
診を行わなければならない。
【0008】また、患者の容態が非常によくないとき
は、個人データや、問診によるデータも十分に、患者か
ら得られない場合もある。また、患者も正確に記憶して
いないこともあり、データの正確さに欠けることもあ
る。このような場合は、少ない情報、あるいは間違った
情報に基づいて、医者は、診断、処方をすることにな
る。患者がいつも行っている病院であれば、ストアされ
たデータを読出せば、患者の基本データ等をみて、処方
をすることができるが、そうでなければ、十分なデータ
を医者は把握できない場合がある。特に、治療、投薬な
どに関し、重要な情報が抜けていることは、診断、治療
において大きな事故に繋がりかねない。
【0009】このように、患者の個人データ等は、多く
の病院でストアされ、管理されているが、有効に利用さ
れていないのが現状である。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、患者
のデータの有効活用を図ることができる医療データ管理
システムおよび医療データ管理装置を提供することを目
的とする。
【0011】本発明の医療データ管理システムは、複数
の端末装置と、複数の端末装置のそれぞれにネットワー
クを介して接続され、カルテデータベースを管理する医
療データ管理装置とを含む医療データ管理システムであ
る。そして、複数の端末装置は、少なくとも2以上の異
なる医療施設に設けられ、操作者の識別コードに基づい
て上記ネットワークを介して上記医療データ管理装置の
管理するカルテデータベースにアクセス可能であり、医
療データ管理装置は、複数の端末装置の操作者の識別コ
ードに基づいて、操作者の操作する端末装置へのカルテ
データベースのデータの送信、およびカルテデータベー
スへのデータの登録が可能であって、さらに、医療施設
に設けられた端末装置を利用して診察申込みが行われる
ときに、患者の識別コードに基づいて、患者の基本情報
を上記データベースから取り出して、上記端末装置へ送
信する手段を有する。
【0012】また、本発明の医療データ管理装置は、複
数の端末装置とネットワークを介して接続され、各端末
装置から、カルテデータベースへのデータの登録、及び
カルテデータベースのデータの検索ができる機能を有し
てなる医療データ管理装置であって、各端末装置からの
予め決められたデータ要求に対しては、カルテデータの
中から予め設定された項目についてデータを抽出する所
定項目データ抽出手段と、データ要求をした端末装置
へ、所定項目抽出手段で抽出したデータを表示するため
の表示データを送信する表示データ送信手段とを有す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0014】図1は、システムの全体構成図である。図
2は、メモリ装置25内のファイル構成を示す図であ
る。図3は、患者基本データファイルのデータ構造を示
す図である。図4は、患者病歴データファイルのデータ
構造を示す図である。図5は、患者薬物データファイル
のデータ構造を示す図である。図6は、データセンター
装置の本発明に係わる部分の機能ブロック図である。図
7は、病院の受付における端末装置の表示装置上に表示
される画面例を示す図である。図8は、データが既に登
録されている場合、端末装置の表示装置上に表示される
画面例を示す図である。図9は、診察にあたり端末装置
において医者へ示される画面表示例である。図10は、
生体計測データに関する閾値データウインドウの表示例
である。図11は、患者の診療所、診療科の履歴を示す
ウインドウの表示例である。図12は、端末装置におい
て患者が初診時にデータ入力する場合と、医者がデータ
を参照するときの、データセンター装置の処理の流れを
示すフローチャートである。図13は、医者の端末装置
からの問い合わせに対するデータセンター装置の処理の
流れを示すフローチャートである。
【0015】まず図1に基づき、システムの全体構成を
説明する。
【0016】11は、ある総合病院内のコンピュータシ
ステムにおけるローカルエリアネットワーク(以下、L
ANという。)である。12は、病院の受付場所に設置
された受付用の端末装置である。13、14、15は、
各診療科に設置されたいわゆるパソコン等の端末装置で
ある。12から15の端末装置は、いわゆるパソコン等
のコンピュータ装置である。16は、端末装置からの要
求に応じて、病院内の端末装置へ種々のサービスを提供
するサーバ装置である。22は、コンピュータ装置16
に接続されて、端末装置等から送られるデータをストア
するメモリ装置である。12から15の端末装置と、サ
ーバ装置16は、LAN11により、いわゆるクライア
ント・サーバシステムを形成している。また、各端末装
置には、18、19、20、21で示すカード入力装
置、すなわちカードリーダが設けられている。17は、
ゲートウエイ装置であり、LAN11と、外部のネット
ワーク23と通信接続するためのコンピュータである。
【0017】23は、インターネットの通信網である。
24は、患者のデータを蓄積するデータセンター装置で
ある。データセンター装置24は、記憶容量の大きなメ
モリ装置25を有して、インターネット23を経由した
データアクセスに対して、データを蓄積あるいは送信す
る。後述するように、インターネット23を利用するの
で、データのセキュリティのための暗号化技術が利用さ
れるが、ここではセキュリティ、暗号化技術の説明は省
略する。
【0018】26は、個人病院に設置された端末装置
で、いわゆるパソコン等のコンピュータである。27
は、カード入力装置である。なお、少なくとも、端末装
置26と、12は、異なる医療施設に設けられている。
図1では、LAN11のある病院と、個人病院の2つし
か示していないが、他にも多くの施設の端末装置がイン
ターネットに接続されている。
【0019】LAN11およびインターネット23を介
して、所定のプロトコルに従い、端末装置12、13、
14、15、16は、データセンター装置24と通信を
行い、メモリ装置25のデータベースにアクセス可能で
ある。また、インターネット23を介して、端末装置2
6とデータセンター装置24は、所定のプロトコルに従
い、通信を行い、端末装置26は、同様にメモリ装置2
5のデータベースにアクセス可能となっている。データ
センター装置24は、各端末装置からの問い合わせに対
応して、要求されたデータを、要求した端末装置へ送信
し、かつ要求に応じてデータをメモリ装置25のデータ
ベースに蓄積する。なお、LAN11に接続されたサー
バ装置16は、必要に応じてデータセンター装置24の
一部のデータを蓄積するようにしてもよい。
【0020】次に、図2により、メモリ装置25内のデ
ータファイルの構成を説明する。
【0021】メモリ装置25は、共通項目データとし
て、患者についての基本データファイル201、病歴デ
ータファイル202、薬物データファイル203、症状
データファイル204、検査データファイル205、そ
して投薬データファイル206を有する。基本データフ
ァイル201には、患者の基本情報として、患者の姓
名、性別、生年月日、住所等のデータがストアされてい
る。病歴データファイル202には、病歴データとし
て、過去に罹った病名と、年月日等のデータをストアさ
れている。薬物データファイル203には、薬物データ
として、薬物アレルギーを引き起こす薬物に関するデー
タがストアされている。検査データファイル205に
は、検査データとして、検査種別毎の検査結果のデータ
がストアされている。投薬データファイル206には、
投薬データとして、患者に投与された薬の名称、時期等
のデータがストアされている。
【0022】メモリ装置25は、さらに、診療科別に、
診察結果と処置、投薬に関するデータがストアされた複
数のファイルを含む。207は、内科の診察結果と処
置、投薬に関するデータファイルである。208は、循
環器科の診察結果と処置、投薬に関するデータファイル
である。209は、整形外科の診察結果と処置、投薬に
関するデータファイルである。これら以外の診療科の診
察結果と処置、投薬に関するデータファイルも含まれて
いる。
【0023】これらの共通項目データおよび診療科別デ
ータの各ファイルは、患者の識別符号(以下、IDとい
う)がキー項目となっており、このIDにより、検索等
が行われる。
【0024】図3は、患者の基本データファイルのデー
タ構造を示す。患者の基本データファイル220は、こ
こでは、表形式データである。項目として、患者の識別
コードである患者ID221、姓222、名223、性
別224、生年月日225、住所226を含む。図3に
おいて、例えば、IDが「BB123」の者は、姓が
「甲野」であり、名が「太郎」で、性別が「男」で、生
年月日は「1960年6月1日」であることを示してい
る。
【0025】図4は、患者病歴データファイルのデータ
構造を示す。患者の病歴データファイル230は、ここ
では、表形式データである。項目として、患者の識別コ
ードである患者ID231、病名232、234等、そ
してその病名に罹った年月日233,235を含む。図
4では、例えば、IDが「AA001」の者は、病名1
が「盲腸」で、その病気には「1959年8月20日」
に罹ったことが示されている。他にも病歴があれば、病
名2等に記録される。
【0026】図5は、患者薬物データファイルのデータ
構造を示す。患者の薬物データファイル244は、ここ
では、表形式データである。項目として、患者の識別コ
ードである患者ID241、アレルギーを起こすアレル
ギー薬物1の242、アレルギー薬物2の243等を含
む。図5では、例えば、IDが「AA001」の者は、
アレルギー薬物1が「クロマイ」であることを示してい
る。
【0027】次に図6により、データセンター装置24
の機能を説明する。図6は、データセンター装置24の
本発明に係わる部分の機能ブロック図である。これらの
ほとんどの機能はソフトウエアにより実現される。デー
タセンター装置24は、インターネット23のネットワ
ークを介する各端末装置からの問い合わせに対して種々
のサービスの提供を行う。なお、ここでは、データセン
ター装置24は、いわゆるウエブサーバ装置であり、イ
ンターネット23経由で端末装置12、13、14、2
6等からアクセスされる。アクセスした端末装置では、
いわゆるブラウザソフトウエアにより、種々のデータの
受信、表示、入力、送信ができる。
【0028】DB25は、図2に示す種々のファイルの
データを格納するメモリ装置である。通信制御部31
は、インターネット23に接続され、データセンター装
置24からのデータ送信、およびデータセンター装置2
4のデータ受信の制御を行う。受信制御部32は、通信
制御部31で受信した受信データの内容に基づいて、サ
ービスすべき内容を判断し、他の機能手段に対して種々
の指令を発生し、かつ他の機能手段からデータ等を受け
取る。判定手段33は、受信制御部32からの指示に基
づいて後述する生体計測データについての判定を行う。
データベース制御部(以下、DB制御部という)34
は、受信制御部32、判定手段33または画面生成部3
7からの指令にもとづきDB35内の各種データファイ
ルのデータの読み出し、あるいは書き込みを行う。画面
フォームデータストア部36は、端末装置の液晶表示装
置等の画面上に表示される画面のフォームデータを格納
する。画面フォームデータストア部36は、画面生成部
37からの指令に基づいて必要な画面フォームデータを
画面生成部37に供給する。画面生成部37は、受信制
御部32からの指令に基づいて、DB制御部34へ必要
なデータの読み出しのための指令を出し、かつデータ要
求のあった端末装置へ送信する送信データの中に新たな
画面フォームデータが必要であれば、画面フォームデー
タストア部36へ必要な画面フォームデータを要求する
ための指令を出す。そして、必要なデータが揃ったとこ
ろで、通信制御部31へデータを供給する。通信制御部
31は、画面生成部37からのデータを受けるとインタ
ーネット23へデータを出力する。出力された送信デー
タは、データ送信要求をした端末装置へ送られ、端末装
置では、ブラウザ上にデータが表示される。
【0029】以下に、患者が、病院に訪問し、症状を訴
え、問診、検査等を受け、医者が診断し、処置、投薬す
る行為に付随して、行われるデータの登録、読出しにつ
いて説明する。なお、患者が最初に訪問する病院は、イ
ンターネット23を介してアクセス可能な端末装置のあ
る病院であれば、どこでもよい。ここでは、LAN11
のある病院でもよいし、端末装置26のある個人病院で
もよい。ここでは、図1のLAN11のある病院に訪問
した例で説明する。上述したLAN11に属するある病
院に訪問すると、まず、患者は病院にある受付端末装置
12において、必要なデータを入力する。このとき、病
院の診察券を磁気カードあるいはICカード化してお
き、カード入力装置18にそのカードを入力して本人で
あることを証明させる。なお、カードとしては、今後予
定されている個人別健康保険証で、カード化されている
ものであってもよい。あるいは患者が受付に設けられた
用紙に必要事項を記入し、病院の事務員等が端末装置1
2にそのデータを入力することでもよい。以下、磁気カ
ードを用いた例で説明する。
【0030】まず、訪問者である患者は、端末装置に接
続されたカード入力装置に診察券の磁気カードを挿入す
る。端末装置は、入力された磁気カードから患者の識別
コード(以下、IDコードという)を読み取り、そのデ
ータをデータセンター装置24へ送信する。データセン
ター装置24では、その病院の受付端末装置からのアク
セスに応じて、受付制御部32は、DB制御部34にI
Dコードを供給して検索し、送信されたIDコードに関
するデータがストアされているかどうかをチェックす
る。その結果、データがストアされていなければ、画面
生成部37は、図7に示す画面をその端末装置で生成す
るための画面生成データを送信する。
【0031】図7にその受付用の端末装置12の表示装
置上に表示される画面例を示す。図7の画面は、他の画
面例(図8、図9等)でも同じであるが、端末装置のブ
ラウザソフトウエアにより表示等が可能な一般的なイン
ターネットアクセスにおいて見られる画面と同様のもの
である。41は、端末装置の表示装置に表示されたブラ
ウザの表示枠を示す。42の矢印は、その表示枠内の画
面表示部分がスクロールされる方向を示す。
【0032】患者等は、初診時データ入力画面に表示さ
れた指示に従って、自己の氏名の姓と名を、それぞれ入
力フィールド43と44に入力する。生年月日を、同様
に年、月および日を、それぞれフィールド45、46お
よび47に入力する。そして、患者等は、自己の性別に
対応するボタン48または49のいずれかをクリックす
る。そして、これまでの病歴を対応する病名ボタンを、
ボタン群50の中から選択してクリックする。クリック
すると、表示枠51の中の一つの行の病名欄にクリック
された病名が表示されるので、年月を入力する。この入
力については、病名ボタンがクリックされると、患者等
に年月を入力するように促すためのポップアップウイン
ドウが現れる。いくつか病歴があれば、以上の操作が繰
り返される。続いて、薬物アレルギーのデータが、入力
フィールド52に入力される。
【0033】さらに、現時点で投薬あるいは内服してい
る薬の有無を、選択ボタン53または54いずれかをク
リックすることにより選択し指定する。さらに女性であ
れば妊娠しているがどうかを、選択ボタン55または5
6いずれかをクリックすることにより選択し指定する。
そして、患者は、病院を訪問した理由である、症状をフ
ィールド57に入力する。例えば、「喉がいたい」等が
入力される。そして、訪問したい診療科を、選択ボタン
58、59、60等の中から選択し、クリックすること
により選択する。以上の入力および選択が終了すると、
入力終了ボタンをクリックして入力が終了となる。これ
により、入力されたデータは、データセンター装置24
へ送られる。なお、入力を途中でやめるときは、キャン
セルボタン62をクリックする。入力終了ボタンがクリ
ックされると、その患者のデータは、データセンター装
置24へ送信されて、データベースに登録される。
【0034】以上は初めてデータセンター装置24のデ
ータベースにデータが登録される場合である。しかし、
一旦と登録されていれば、2回目は、内容に変更、追加
事項と、2回目のデータだけを入力、指定すればよいこ
とになる。例えば、個人病院の端末装置26で図7の画
面により必要なデータが一旦登録されれば、後日、LA
N11のある病院でいわゆる初診の受付をしようとする
と、図8の画面が表示される。
【0035】図8は、一旦データが登録されている場
合、初診時のデータ入力画面例である。患者が端末装置
のカード入力装置へ挿入して、端末装置がIDコードを
読み取られて、そのIDコードがデータセンター装置2
4へ送信されると、データセンター装置24は、受信制
御部32は、DB制御部34へ検索指令を出し、その送
られたIDコードに関するデータが既にストアされてい
ることが判定する。したがって、図8に示すような画面
のデータが端末装置へ送信される。
【0036】71は、端末装置の表示装置に表示された
ブラウザの表示枠を示す。72の矢印は、その表示枠内
の画面表示部分がスクロールされる方向を示す。この場
合、データセンター装置24から送信されてきた73で
示す部分のデータが、画面上に表示されている。しか
し、表示されているデータ内容に追加があれば、病歴に
追加事項があれば、追加ボタン74をクリックする。薬
物アレルギーに追加があれば、追加ボタン75をクリッ
クする。これらの追加ボタンをクリックすると、ここで
は図示しないが、図7の50、51および52に示すよ
うな入力画面が、画面上に表示され、例えばポップアッ
プウインドウ等の形式で入力可能となる。そして、本日
の症状をフィールド76に入力する。そして、訪問した
い診療科(複数あれば複数の診療科)を、選択ボタン7
7、78、79等の中から選択し、クリックすることに
より選択する。以上の入力および選択が終了すると、入
力終了ボタン80をクリックして入力が終了となる。こ
れにより、入力されたデータは、データセンター装置2
4へ送られる。入力を途中でやめるときは、キャンセル
ボタン81をクリックする。以上の結果、その患者のデ
ータは、データセンター装置24のデータベースに登録
される。
【0037】患者は、その後、医者の診察を受けること
になる。医者は、患者を診察するにあたり、端末装置
に、データセンター装置24からデータを読み出す。こ
のとき、医者は、端末装置13、14、15を操作し
て、患者を診察するためのデータ要求であることを明確
にする。医者が所定のパスワード入力等を行うことによ
りこの明確化がされる。これにより、データセンター装
置24は、医者が診察に利用するためにデータ要求をし
たことを認識することができる。
【0038】データセンター装置24で、診察のための
データ要求であることが認識されると、図9に示す画面
が、医者の端末装置の表示装置に現れる。図9は、診察
にあたり端末装置において医者へ示される画面表示例で
ある。まず、画面の一番上には、患者氏名、生年月日、
性別が表示されている。101は、端末装置の表示装置
に表示されたブラウザの表示枠を示す。102の矢印
は、その表示枠内の画面表示部分がスクロールされる方
向を示す。この場合、データセンター装置24から送信
されてきた103および104で示す部分のデータが、
画面上に表示されている。103、104の部分は、医
者が診察にあたり、重要な情報の項目であるとして、予
め設定された項目についてのデータが表示される。図9
において、103に示す部分には、病歴、薬物アレルギ
ー、最近の投薬情報が表示される。病歴として、「19
80年4月に肝炎に罹っていること」、薬物アレルギー
は「ない」こと、最近の投薬データ投与としては、「イ
ロハ医院において、2000年12月1日にアスピリン
が投与されていること」がわかる。特に、103のこれ
らの項目について、詳細をさらに表示させたいときは、
その各項目の行にある詳細ボタン103−1、103−
2、103−3をクリックすると詳細が表示される。た
とえば、その記載に関する部分のカルテデータが表示さ
れる。104に示す部分には、当日他に訪問する診療
科、他の病院および同じ病院内での他の診療科にかかっ
た通院歴、および診察前に測定した体温、脈拍等の生体
計測データであるバイタルデータが表示される。本日他
に訪問する診療科として、「整形外科があること」が示
されている。他の病院等への最近の通院履歴として、
「2000年12月1日にイロハ病院の内科に訪問して
いること」が表示されている。
【0039】これらの103、104に表示されるデー
タとしては、予めデータセンター装置24に対して、図
9の画面の表示項目として設定された項目のデータであ
る。よって、上記の例以外の項目も表示したいときは、
その設定項目の追加、変更等を行えばよい。
【0040】さらに、Vの欄に表示されているこれらの
病院におけるカルテ内容をみたいときは、詳細ボタンを
クリックする。そのクリックされたことが、データセン
ター装置24に伝えられ、データセンター装置24で
は、受信制御部32からDB制御部34へデータ検索指
令が出される。その要求に応じてデータベースが検索さ
れ、所定の画面データが生成されて、要求のあった端末
装置へ送信する。端末装置では、その内容が新たなウイ
ンドウが現れてその中にカルテ内容の詳細が表示され
る。イロハ病院の内科のカルテであれば、対応するボタ
ン106を、乙山総合病院の内科のカルテであれば、対
応するボタン105をクリックすることで、通院歴に対
応するボタンによりデータを要求する。
【0041】バイタルデータは、事前にデータ入力され
ていれば、患者のデータ画面を読み出したときに、デー
タがフィールド107および108に表示される。その
とき、その病院のその診療科で設定されたその患者のバ
イタルデータ毎の閾値があれば、その閾値との比較に基
づく判定結果が109に表示される。あるいは、患者の
診察のときに、検温や脈拍計測したときはその計測デー
タをフィールド107および108に入力し、判定ボタ
ン110をクリックすると、予め設定した閾値との比較
に基づいて判定結果がフィールド109に表示される。
さらに閾値を参照したいときは、ボタン111をクリッ
クすると、別途あらたなウインドウが現れて、設定され
た閾値が表示される。
【0042】図10に、その閾値データ表示ウインドウ
の例を示す。131は、そのウインドウの表示枠を示
す。このウインドウ131の上部132に、閾値を設定
した医者の所属と氏名が表示される。ここでは、「乙山
総合病院内科の丙野」医師であることが示されている。
体温に関して設定した閾値がフィールド133に、脈拍
に関して設定した閾値がフィールド134に表示され
る。医者が新たに閾値を設定したいときは、閾値設定ボ
タン135をクリックして、新たな閾値を設定する。そ
のときは、その後、その設定した医者から閾値の参照指
令があると、その医者の設定した閾値が表示され、かつ
利用される。設定した医者が、その設定した閾値を変更
するときは、閾値変更ボタン136をクリックして設定
値を変更する。単に参照しただけのときは、閾値設定や
閾値変更が行われずに、戻るボタン137がクリックさ
れると、ウインドウ131は消える。
【0043】また、図9のフィールド112には、受付
時に端末装置で入力された患者の症状が表示される。医
者が、他の病院、診療科のカルテを参照したいときは、
ボタン113をクリックする。このクリックがされたこ
とが、データセンター装置24へ伝えられると、データ
センター装置24では、受信制御部32からDB制御部
34へ検索指令がでて、その患者について他の病院、診
療科のカルテを検索し、検索結果データを要求のあった
端末装置へ送信する。
【0044】その検索結果は、ブラウザ上にあらたなウ
インドウが現れて、結果を表示する。図11に、その表
示例を示す。図11は、患者の診療所、診療科の履歴を
示すウインドウ表示例を示す。141は、そのウインド
ウの表示枠である。ウインドウの上部142には、患者
氏名が表示される。143に、データベースにストアさ
れている過去の診療履歴が、リスト形式で表示される。
図9の詳細ボタン105,106等と同じように、ここ
でも診療科毎に詳細を表示したいときのための複数の詳
細ボタン144が設けられている。医者は、内容を表示
させた診療科対応する詳細ボタンをクリックする。図9
のVの欄は、最近の通院歴のいくつかを表示している
が、図11では、ストアされている過去の通院歴をすべ
てが表示される。
【0045】図9において、ボタン114は、検査結果
表示ボタンである。別途行われる精密検査等は、別途図
2におけるデータファイル205に種々の検査データが
ストアされているので、過去の検査データや、診察前に
採血等して得た検査データが表示される。
【0046】フィールド115には、診察、診断の結果
から判断した正確な症状、診断結果が入力される。そし
て、投薬指示の場合は、医者は、ボタン116をクリッ
クして、投薬データを指示するための入力画面を表示さ
せて、投薬データを入力する。検査指示のときは、医者
は、ボタン117をクリックして、検査すべき内容、項
目を指示するための入力画面を表示させて、検査内容を
入力する。以上の入力および選択が終了すると、入力終
了ボタン118をクリックして入力が終了となる。これ
により、入力されたデータは、データセンター装置24
へ送られる。入力を途中でやめるときは、キャンセルボ
タン119をクリックする。
【0047】図8、図9に示すように、データセンター
装置24に一旦ストアされた各患者のデータは、再利用
される。患者が他の診療科や他の病院に行っても、共通
データは再入力しなくても済み、かつ、医者にとって
も、診察時に患者のデータを要求すると、患者の基本デ
ータを閲覧できるだけでなく、端末装置の表示画面上
に、予め設定した重要なデータである、患者のこれまで
の病歴、薬物アレルギー、最新の投薬情報のデータ等が
表示されるので、診断、処置、投薬において大いに役立
つものである。
【0048】図12および図13により、上記の端末装
置における操作に伴うデータセンター装置24での処理
を説明する。なお、以下の説明では、データセンター装
置24でデータを受信すると、まず図6における受信制
御部32が受信データに基づき処理内容を判断する。そ
の判断の結果、データ検索であれば、DB制御部34へ
検索指令を出す。生体計測データについての判定要求で
あれば、判定手段33へ判定指令を出す。また、検索さ
れたデータや判定結果とともに画面フォームデータスト
ア部36から必要な画面フォームを読み出して、画面生
成部37で画面データを生成して、通信制御部31を介
してデータを送信する。このような基本的な動作に基づ
いて、データセンター装置24は、以下の処理を行う。
【0049】図12は、受付端末装置12において患者
が初診時にデータ入力する場合と、医者が診察時にデー
タを参照するときの処理の流れを示すフローチャートで
ある。患者が自己の磁気カードを入力装置に挿入して所
定の操作をすると、そのIDコードはセンター装置24
に送信される。そして、データセンター装置24では、
まず受付端末装置からの要求かどうかをチェックし、そ
うであれば、ステップ151(以下、S150と略
す。)でYESとなって、S152へ進む。そして、以
前に登録されたデータがあるか否かを判定する(S15
2)。判定の結果、過去にデータベース25に登録され
たデータがなければ、S152でYESとなって、図7
に示した画面を端末装置の表示装置上に表示するための
初期登録用画面生成データを送信する(S153)。患
者は、その画面の指示に従って、図7で説明したように
データを入力する。
【0050】判定の結果、S152でNOの場合、既に
登録データがあるので、IDコードに基づいて検索し
(S154)、検索結果データとともに図8に示すよう
な画面を端末装置の表示装置上に表示するための画面生
成データを送信する(S155)。
【0051】S151でNOの場合、医者からの問い合
わせかどうかを判定する(S156)。医者により所定
のパスワード入力等が行われて診察のための患者データ
の要求であることが確認されると、S156でYESと
なって、IDコードに基づいて、データを検索し(S1
57)、検索結果データとともに、図9に示したような
画面データを端末装置の表示装置上に表示するための画
面生成データを送信する(S158)。このとき、予め
設定された項目、例えば、患者の病歴、薬物アレルギ
ー、投薬データの項目があれば、患者の基本情報の項目
に加えて、これらの項目についてもデータが検索され、
画面生成データに含まれる。ここでは、患者の診察時に
医者からデータ要求があると、これらの項目の表示を行
なうようにしているが、他にも予め決めておけば、診察
時以外でも同様のデータ要求とデータ表示を行なうこと
ができる。
【0052】なお、セキュリティのために医者の端末装
置からか否かは、所定のパスワード等により確認をして
もよいし、あるいは端末装置に接続されたカード入力装
置に挿入された医者のIDカードと合わせてパスワード
入力により確認してもよい。
【0053】図9の画面の状態において、医者の端末装
置からの問い合わせに対しては、図13に示す処理が行
われる。まず、受信したデータが体温等のバイタルデー
タであれば、すなわち図9の判定ボタン110がクリッ
クされると、S161でYESとなり、そのデータを送
信した医者が登録した閾値があるか否かを判定する(S
163)。送信元で設定した閾値があれば、S163で
YESとなって、その閾値をデータベースから読み出す
(S164)。S163でNOであれば、他に設定され
た閾値があれば、その閾値データをデータベースから読
み出す(S165)。そして、S164又はS165で
読み出した閾値を用いて、判定を行う(S166)。な
お、これらの判定、閾値の読み出しは、図6の判定手段
3が行う。
【0054】判定結果は、図9の109で示したような
判定結果として、送信される(S167)。また、図9
の詳細ボタン105、106、103−1、103−2
及び103−3、閾値参照ボタン111、他の病院・診
療所のカルテ参照ボタン113、検査結果表示ボタン1
14のクリックによるデータ要求であれば、S161で
NOとなって、これらのデータ要求に応じて、データの
検索(S162)を行い、検索結果のデータ送信が行わ
れる(S167)。
【0055】なお、以上の説明では、LAN11および
インターネット23を用いて説明したが、これらのネッ
トワークに限られない。インターネットでなく、専用線
等による広域エリアネットワーク(WAN)を用いてネ
ットワークを形成してもよい。さらに、患者の基本デー
タ等の一部のデータについては、患者が自宅のパソコン
等のコンピュータからデータを入力できるようにしても
よい。
【0056】また、図9の103、104に示す項目
は、病院毎に表示項目を設定してもよいし、医者毎、あ
るいは患者毎に設定してもよい。
【0057】以上説明したように、上記の構成によれ
ば、ネットワークを介して外部のデータベースにカルテ
データが蓄積されているため、患者にとっては、他の病
院にいっても、基本的なデータの再入力や、薬物アレル
ギー等の重要事項を確実に医者へ伝えることができる。
医者にとっても、患者の重要事項を確実に把握できるの
で、診断、処置等における事故等を防ぐことができる。
【0058】なお、以上説明した構成から、次の付記に
示す構成に特徴がある。
【0059】[付記項] (1)複数の端末装置と、該複数の端末装置のそれぞれ
にネットワークを介して接続され、カルテデータベース
を管理する医療データ管理装置とを含む医療データ管理
システムであって、上記複数の端末装置は、少なくとも
2以上の異なる医療施設に設けられ、操作者の識別コー
ドに基づいて上記ネットワークを介して上記医療データ
管理装置の管理する上記カルテデータベースにアクセス
可能であり、上記医療データ管理装置は、上記複数の端
末装置の操作者の上記識別コードに基づいて、操作者の
操作する上記端末装置への上記カルテデータベースのデ
ータの送信、および上記カルテデータベースへのデータ
の登録が可能であって、さらに、上記医療施設に設けら
れた上記端末装置を利用して診察申込みが行われるとき
に、患者の識別コードに基づいて、患者の基本情報を上
記データベースから取り出して、上記端末装置へ送信す
る手段を有することを特徴とする医療データ管理システ
ム。
【0060】(2)さらに、上記医療データ管理装置
は、操作者が医者である上記端末装置から、患者の診察
に利用されるその患者のカルテデータについての予め決
められたデータ要求に対して、カルテデータの中から予
め設定された項目についてデータを抽出する所定項目デ
ータ抽出手段と、上記患者のカルテデータ要求をした端
末装置へ、上記所定項目抽出手段で抽出したデータを表
示するための表示データを送信する表示データ送信手段
とを有することを特徴とする付記項(1)に記載の医療
データ管理システム。
【0061】(3)複数の端末装置とネットワークを介
して接続され、各端末装置から、カルテデータベースへ
のデータの登録、及びカルテデータベースのデータの検
索ができる機能を有してなる医療データ管理装置であっ
て、上記各端末装置からの予め決められたデータ要求に
対しては、カルテデータの中から予め設定された項目に
ついてデータを抽出する所定項目データ抽出手段と、上
記データ要求をした端末装置へ、上記所定項目抽出手段
で抽出したデータを表示するための表示データを送信す
る表示データ送信手段とを有することを特徴とする医療
データ管理装置。
【0062】(4)上記データ要求は、操作者が医者で
ある上記端末装置から、患者の診察に利用されるその患
者のカルテデータの要求であり、上記所定項目は、上記
カルテデータの中、患者の病歴、アレルギー及び投薬デ
ータを含むことを特徴とする付記項(3)記載の医療デ
ータ管理装置。
【0063】(5)患者の検査データを受信したとき
は、さらに、予め定めた閾値と比較し、その比較結果を
送信する検査比較結果送信手段を有することを特徴とす
る付記項(4)記載の医療データ管理装置。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
患者のデータの有効活用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に関わるシステムの全体構成図であ
る。
【図2】メモリ装置25内のファイル構成を示す図であ
る。
【図3】患者基本データファイルのデータ構造を示す図
である。
【図4】患者病歴データファイルのデータ構造を示す図
である。
【図5】患者薬物データファイルのデータ構造を示す図
である。
【図6】データセンター装置の本発明に係わる部分の機
能ブロック図である。
【図7】受付に設置された端末装置の表示装置上に表示
される画面例を示す図である。
【図8】データが既に登録されている場合、端末装置の
表示装置上に表示される画面例を示す図である。
【図9】診察にあたり端末装置において医者へ示される
画面表示例である。
【図10】生体計測データに関する閾値データウインド
ウの表示例である。
【図11】患者の診療所、診療科の履歴を示すウインド
ウの表示例である。
【図12】端末装置において患者が初診時にデータ入力
する場合と、医者がデータを参照するときの、データセ
ンター装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】、医者の端末装置からの問い合わせに対する
データセンター装置の処理の流れを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
11・・・LAN 12・・・受付の端末装置 13、14、15・・・診療科の端末装置 16・・・病院内のサーバ装置 17・・・ゲートウエイ装置 18、19、20、21、27・・・カード入力装置 22・・・病院内のサーバ装置のメモリ装置 23・・・インターネット 24・・・データセンター装置 25・・・メモリ装置 26・・・端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 310 G06F 17/30 310B (72)発明者 尾本 昌和 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大森 真一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山口 征治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND20 ND23 NK10 NK12 NK24 PQ02 PQ05 UU27 5B082 GC04 HA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末装置と、 該複数の端末装置のそれぞれにネットワークを介して接
    続され、カルテデータベースを管理する医療データ管理
    装置とを含む医療データ管理システムであって、 上記複数の端末装置は、少なくとも2以上の異なる医療
    施設に設けられ、操作者の識別コードに基づいて上記ネ
    ットワークを介して上記医療データ管理装置の管理する
    上記カルテデータベースにアクセス可能であり、 上記医療データ管理装置は、上記複数の端末装置の操作
    者の上記識別コードに基づいて、操作者の操作する上記
    端末装置への上記カルテデータベースのデータの送信、
    および上記カルテデータベースへのデータの登録が可能
    であって、さらに、上記医療施設に設けられた上記端末
    装置を利用して診察申込みが行われるときに、患者の識
    別コードに基づいて、患者の基本情報を上記データベー
    スから取り出して、上記端末装置へ送信する手段を有す
    ることを特徴とする医療データ管理システム。
  2. 【請求項2】さらに、上記医療データ管理装置は、操作
    者が医者である上記端末装置から、患者の診察に利用さ
    れるその患者のカルテデータについての予め決められた
    データ要求に対して、カルテデータの中から予め設定さ
    れた項目についてデータを抽出する所定項目データ抽出
    手段と、上記患者のカルテデータ要求をした端末装置
    へ、上記所定項目抽出手段で抽出したデータを表示する
    ための表示データを送信する表示データ送信手段とを有
    することを特徴とする請求項1に記載の医療データ管理
    システム。
  3. 【請求項3】複数の端末装置とネットワークを介して接
    続され、各端末装置から、カルテデータベースへのデー
    タの登録、及びカルテデータベースのデータの検索がで
    きる機能を有してなる医療データ管理装置であって、 上記各端末装置からの予め決められたデータ要求に対し
    ては、カルテデータの中から予め設定された項目につい
    てデータを抽出する所定項目データ抽出手段と、 上記データ要求をした端末装置へ、上記所定項目抽出手
    段で抽出したデータを表示するための表示データを送信
    する表示データ送信手段とを有することを特徴とする医
    療データ管理装置。
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