JP2001167201A - 医療データ管理システム、サーバ装置、データ管理方法および媒体 - Google Patents
医療データ管理システム、サーバ装置、データ管理方法および媒体Info
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- JP2001167201A JP2001167201A JP2000297005A JP2000297005A JP2001167201A JP 2001167201 A JP2001167201 A JP 2001167201A JP 2000297005 A JP2000297005 A JP 2000297005A JP 2000297005 A JP2000297005 A JP 2000297005A JP 2001167201 A JP2001167201 A JP 2001167201A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、医療や介護に係る情報流通を
低コスト化し、効率的に利用することにある。 【解決手段】本発明は、医療データ管理システムであ
り、医療機関から遠隔設置され、医療データを管理する
サーバ装置(1、2、3、4、5)と、上記サーバ装置
を複数の医療機関と接続するネットワークとを備え、サ
ーバ装置は、ネットワークを通じて複数の医療機関から
アクセスされ、複数の医療機関の医療データを共通のデ
ータ形式で管理するものである。
低コスト化し、効率的に利用することにある。 【解決手段】本発明は、医療データ管理システムであ
り、医療機関から遠隔設置され、医療データを管理する
サーバ装置(1、2、3、4、5)と、上記サーバ装置
を複数の医療機関と接続するネットワークとを備え、サ
ーバ装置は、ネットワークを通じて複数の医療機関から
アクセスされ、複数の医療機関の医療データを共通のデ
ータ形式で管理するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療情報システム
の技術分野に属するものである。
の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】個々の病院、診療所、介護施設等(以
下、診療機関等)の組織内において情報流通を効率化す
る技術として、オーダリングシステムや電子カルテシス
テム、両者を一体としたものとして総合医療情報システ
ムがある。
下、診療機関等)の組織内において情報流通を効率化す
る技術として、オーダリングシステムや電子カルテシス
テム、両者を一体としたものとして総合医療情報システ
ムがある。
【0003】従来、総合医療情報システム等は、個々の
診療機関等において自前でハードウェア及びソフトウェ
アを物理的に保有する形で導入されていた。この際、個
々の診療機関等の規模や組織構成や医師等の個別の要請
に応じて相当量のカスタマイズが行われるのが常であっ
た。したがって、複数の診療機関等の間で施設の空き状
況の情報や患者データ等を共有することは著しく困難な
ものとなり、事実上行われていなかった。
診療機関等において自前でハードウェア及びソフトウェ
アを物理的に保有する形で導入されていた。この際、個
々の診療機関等の規模や組織構成や医師等の個別の要請
に応じて相当量のカスタマイズが行われるのが常であっ
た。したがって、複数の診療機関等の間で施設の空き状
況の情報や患者データ等を共有することは著しく困難な
ものとなり、事実上行われていなかった。
【0004】コスト面でも、初期費用、運用費が共に著
しく高額となり、診療機関等において大きな負担となっ
ていた。また、同様の理由で外部の検体検査機関や院外
薬局等(以下、医療関連機関等)とのシステム的な連携
はほとんど行われておらず、医療に係る情報流通は伝票
等をベースとした非効率で再利用困難なものに留まって
いた。
しく高額となり、診療機関等において大きな負担となっ
ていた。また、同様の理由で外部の検体検査機関や院外
薬局等(以下、医療関連機関等)とのシステム的な連携
はほとんど行われておらず、医療に係る情報流通は伝票
等をベースとした非効率で再利用困難なものに留まって
いた。
【0005】また、従来から特に電子カルテシステムの
導入にあたっては「事後的な改竄不可能性」の担保が求
められていた。そのような、一定時間経過したデータの
改変を許容しない仕様のアプリケーションを開発するこ
とは比較的平易ではあった。
導入にあたっては「事後的な改竄不可能性」の担保が求
められていた。そのような、一定時間経過したデータの
改変を許容しない仕様のアプリケーションを開発するこ
とは比較的平易ではあった。
【0006】しかし、前述のように診療機関等が自前で
システムを保有する形態では医療訴訟等の際に診療機関
等が医療過誤を隠蔽するために患者データ等を事後的に
改竄することは防止できず、「事後的な改竄不可能性」
の担保は事実上不可能とされていた。
システムを保有する形態では医療訴訟等の際に診療機関
等が医療過誤を隠蔽するために患者データ等を事後的に
改竄することは防止できず、「事後的な改竄不可能性」
の担保は事実上不可能とされていた。
【0007】逆に、医療訴訟等に際して患者側が診療機
関等に対し自己の患者データの開示を求めたとしても、
診療機関等がその一部を秘匿、削除、あるいは遺棄する
こともまた平易であった。すなわち、患者側と診療機関
側との間で患者データの真正性や完全性を保証する有効
な手段は存在していなかった。
関等に対し自己の患者データの開示を求めたとしても、
診療機関等がその一部を秘匿、削除、あるいは遺棄する
こともまた平易であった。すなわち、患者側と診療機関
側との間で患者データの真正性や完全性を保証する有効
な手段は存在していなかった。
【0008】更に、患者データ等の個人情報の漏洩防止
について鑑みれば、近年、様々な個人情報の漏洩の事例
が新聞等で報じられている。そして、その殆どは「内部
の者の違法行為」とされている。したがって、診療機関
等においても同様の懸念が払拭できず、平易な対応策は
存在していなかった。
について鑑みれば、近年、様々な個人情報の漏洩の事例
が新聞等で報じられている。そして、その殆どは「内部
の者の違法行為」とされている。したがって、診療機関
等においても同様の懸念が払拭できず、平易な対応策は
存在していなかった。
【0009】また、一般に患者が自分自身の過去の病歴
や薬歴や診断履歴等の情報を正確に記憶したり持ち歩い
たりすることは困難である。そのため、患者が旅行先で
病気等になった場合において、旅行先の診療所等で当該
患者の過去の患者データを参照することは非常に困難で
あった。また、複数の診療機関等に対して診察を求める
いわゆる「セカンドオピニオン」の取得を患者が気軽に
実施することは困難とされていた。
や薬歴や診断履歴等の情報を正確に記憶したり持ち歩い
たりすることは困難である。そのため、患者が旅行先で
病気等になった場合において、旅行先の診療所等で当該
患者の過去の患者データを参照することは非常に困難で
あった。また、複数の診療機関等に対して診察を求める
いわゆる「セカンドオピニオン」の取得を患者が気軽に
実施することは困難とされていた。
【0010】同様に高度医療を行う大規模病院等と地域
医療を行う診療所等の間で緊密で効率の良い医療の連携
も殆ど行われていなかったし、病院や診療所等による医
療行為と介護施設等による介護行為との間に緊密な連携
を行う方法が一般には存在しなかった。
医療を行う診療所等の間で緊密で効率の良い医療の連携
も殆ど行われていなかったし、病院や診療所等による医
療行為と介護施設等による介護行為との間に緊密な連携
を行う方法が一般には存在しなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の技術の問題点に鑑みてなされたものである。すなわ
ち、本発明の課題は、医療や介護に係る情報流通を低コ
スト化し、効率的に利用することにある。
来の技術の問題点に鑑みてなされたものである。すなわ
ち、本発明の課題は、医療や介護に係る情報流通を低コ
スト化し、効率的に利用することにある。
【0012】また、本発明の課題は、医療や介護に係る
情報流通において、改竄・漏洩を防止する技術を提供す
ることにある。
情報流通において、改竄・漏洩を防止する技術を提供す
ることにある。
【0013】また、本発明の課題は、医療や介護に係る
各種機関の連携を図る機能を提供することである。
各種機関の連携を図る機能を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。
するために、以下の手段を採用した。
【0015】本発明は、医療データ管理システムであ
り、医療機関から遠隔設置され、医療データを管理する
サーバ装置(1、2、3、4、5)と、上記サーバ装置
を複数の医療機関と接続するネットワークとを備え、サ
ーバ装置は、ネットワークを通じて複数の医療機関から
アクセスされ、複数の医療機関の医療データを共通のデ
ータ形式で管理するものである。
り、医療機関から遠隔設置され、医療データを管理する
サーバ装置(1、2、3、4、5)と、上記サーバ装置
を複数の医療機関と接続するネットワークとを備え、サ
ーバ装置は、ネットワークを通じて複数の医療機関から
アクセスされ、複数の医療機関の医療データを共通のデ
ータ形式で管理するものである。
【0016】また、本発明は、サーバ装置(1、2、
3、4、5)であり、医療データを記録する記録部(1
3、14)と、上記医療データを管理する管理部(1
2)と、ネットワークと通信する通信部(15)とを備
え、上記管理部(12)は、ネットワークを通じて複数
の医療機関から遠隔的に指令され、上記記録部(13、
14)は、複数の医療機関の医療データを共通のデータ
形式で記録するものでもよい。
3、4、5)であり、医療データを記録する記録部(1
3、14)と、上記医療データを管理する管理部(1
2)と、ネットワークと通信する通信部(15)とを備
え、上記管理部(12)は、ネットワークを通じて複数
の医療機関から遠隔的に指令され、上記記録部(13、
14)は、複数の医療機関の医療データを共通のデータ
形式で記録するものでもよい。
【0017】好ましくは、上記医療データは、そのデー
タへのアクセスが許可されるアクセス元を指定するアク
セス制御情報を有しており、上記管理部は、アクセス制
御情報において許可されてないアクセス元からのアクセ
スを拒絶するようにしてもよい。
タへのアクセスが許可されるアクセス元を指定するアク
セス制御情報を有しており、上記管理部は、アクセス制
御情報において許可されてないアクセス元からのアクセ
スを拒絶するようにしてもよい。
【0018】好ましくは、上記医療データは、その医療
データに係る患者を特定する情報と、その医療データの
作成に関与した医師を特定する情報とを有し、上記管理
部(12)は、患者を特定する情報または医師を特定す
る情報に対応しないアクセス元からのアクセスを拒絶す
るようにしてもよい。
データに係る患者を特定する情報と、その医療データの
作成に関与した医師を特定する情報とを有し、上記管理
部(12)は、患者を特定する情報または医師を特定す
る情報に対応しないアクセス元からのアクセスを拒絶す
るようにしてもよい。
【0019】好ましくは、上記管理部は、医療データが
作成された後、所定時間が経過すると、当該医療データ
の変更を禁止するようにしてもよい。
作成された後、所定時間が経過すると、当該医療データ
の変更を禁止するようにしてもよい。
【0020】好ましくは、上記管理部(12)は、前記
医療データに加えられる変更の有無を判定する確認情報
を生成するようにしてもよい。
医療データに加えられる変更の有無を判定する確認情報
を生成するようにしてもよい。
【0021】好ましくは、上記確認情報を書き替えので
きない媒体に記録する記録部(16)をさらに備えても
よい。
きない媒体に記録する記録部(16)をさらに備えても
よい。
【0022】好ましくは、上記医療データには、介護に
係る介護データが含まれてもよい。
係る介護データが含まれてもよい。
【0023】好ましくは、複数の医療機関における診
断、検査、治療を含む各々の医療行為に係る待ち行列、
または複数の検査機関における各々の検査行為に係る待
ち行列を記録する待ち行列記録部をさらに備え、複数の
医療機関における各医療行為の混雑の程度、または複数
の検査機関における検査行為の混雑の程度を管理しても
よい。
断、検査、治療を含む各々の医療行為に係る待ち行列、
または複数の検査機関における各々の検査行為に係る待
ち行列を記録する待ち行列記録部をさらに備え、複数の
医療機関における各医療行為の混雑の程度、または複数
の検査機関における検査行為の混雑の程度を管理しても
よい。
【0024】また、本発明は、データ管理方法であり、
ネットワークを通じて複数の医療機関から遠隔的に指令
を受けるステップ(S1)と、複数の医療機関の医療デ
ータを共通のデータ形式で記録するステップ(S52、
S54、S56、S58、S5c)とからなり、複数の
医療機関の医療データをネットワークを介して接続され
たサーバで管理するものでもよい。
ネットワークを通じて複数の医療機関から遠隔的に指令
を受けるステップ(S1)と、複数の医療機関の医療デ
ータを共通のデータ形式で記録するステップ(S52、
S54、S56、S58、S5c)とからなり、複数の
医療機関の医療データをネットワークを介して接続され
たサーバで管理するものでもよい。
【0025】本発明は、以上のような機能をコンピュー
タに実現させるプログラムをコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に記録したものでもよい。
タに実現させるプログラムをコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に記録したものでもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1から図14の図面に基いて説明する。
を図1から図14の図面に基いて説明する。
【0027】図1は本実施の形態に係る医療データ管理
システムのシステム構成図を示すものであり、図2は、
図1に示したウェブサーバ1のハードウェア構成図であ
り、図3は、図1に示した患者データベースサーバ2の
有する電子カルテのデータ構造図であり、図4は、図1
に示した診療行為データベースサーバ3の有する電子処
方箋のデータ構造図であり、図5は、この診療行為デー
タベースサーバ3の有する検査依頼票のデータ構造図で
あり、図6は、院内各検査部門または検査機関への待ち
行列を記録する待ち行列記録部の例であり、図7は、図
1に示した会計サーバ4が有する医療費用算定書のデー
タ構造図であり、図8は、ウェブサーバ1が有するパス
ワードファイルのデータ例であり、図9は、ウェブサー
バ1が有する病院ファイルのデータ例であり、図10
は、ウェブサーバ1が有する代理医師ファイルのデータ
例であり、図11は、ウェブサーバ1が有する代替病院
ファイルのデータ例であり、図12は、ウェブサーバ1
が実行するアクセス制御処理を示すフローチャートであ
り、図13は、図12に示したアクセス制御情報判定処
理の詳細を示すフローチャートであり、図14は、患者
データベースサーバ2、診療行為データベースサーバ3
または会計サーバ4が実行するチェックサム計算処理を
示すフローチャートである。
システムのシステム構成図を示すものであり、図2は、
図1に示したウェブサーバ1のハードウェア構成図であ
り、図3は、図1に示した患者データベースサーバ2の
有する電子カルテのデータ構造図であり、図4は、図1
に示した診療行為データベースサーバ3の有する電子処
方箋のデータ構造図であり、図5は、この診療行為デー
タベースサーバ3の有する検査依頼票のデータ構造図で
あり、図6は、院内各検査部門または検査機関への待ち
行列を記録する待ち行列記録部の例であり、図7は、図
1に示した会計サーバ4が有する医療費用算定書のデー
タ構造図であり、図8は、ウェブサーバ1が有するパス
ワードファイルのデータ例であり、図9は、ウェブサー
バ1が有する病院ファイルのデータ例であり、図10
は、ウェブサーバ1が有する代理医師ファイルのデータ
例であり、図11は、ウェブサーバ1が有する代替病院
ファイルのデータ例であり、図12は、ウェブサーバ1
が実行するアクセス制御処理を示すフローチャートであ
り、図13は、図12に示したアクセス制御情報判定処
理の詳細を示すフローチャートであり、図14は、患者
データベースサーバ2、診療行為データベースサーバ3
または会計サーバ4が実行するチェックサム計算処理を
示すフローチャートである。
【0028】<システム概要>センタ機関が自己のコン
ピュータ・センタ等に本発明のシステム(以下、本シス
テム)を構築する。
ピュータ・センタ等に本発明のシステム(以下、本シス
テム)を構築する。
【0029】診療機関等、医療関連機関等に対してはデ
ジタル専用回線やバーチャル・プライベート・ネットワ
ーク(以下VPNという)等を介して本システムを利用
させる。患者に対してはインターネット等を経由して本
システムを利用させる。いずれの場合も暗号化技術を用
いて一定のセキュリティが確保される。
ジタル専用回線やバーチャル・プライベート・ネットワ
ーク(以下VPNという)等を介して本システムを利用
させる。患者に対してはインターネット等を経由して本
システムを利用させる。いずれの場合も暗号化技術を用
いて一定のセキュリティが確保される。
【0030】本システム上の個々のデータには診療機関
等の組織、データ作成者(通常は医師)及び患者自身を
特定するためのコードを埋め込む。データは、原則とし
てデータ作成者および患者自身が閲覧可能とする。ま
た、データ作成者だけが追記可能とする。ただし、デー
タ作成者や患者自身が自ら閲覧可能なデータについては
他のデータ作成者や特定の診療機関等や医療関連機関等
に対して期限を定めて(無期限も可)部分的に(全部も
可)閲覧や追記を許可することを可能とする。
等の組織、データ作成者(通常は医師)及び患者自身を
特定するためのコードを埋め込む。データは、原則とし
てデータ作成者および患者自身が閲覧可能とする。ま
た、データ作成者だけが追記可能とする。ただし、デー
タ作成者や患者自身が自ら閲覧可能なデータについては
他のデータ作成者や特定の診療機関等や医療関連機関等
に対して期限を定めて(無期限も可)部分的に(全部も
可)閲覧や追記を許可することを可能とする。
【0031】本システムにおいては、データ作成者は明
確な誤入力をその場で修正することは可能であるが、一
定時間が経過した患者データはデータ作成者においても
改変は不可能な仕様とする。改変不可能となるべき患者
データに対しては、微細な改変であっても結果に大きな
差異を生じるような方法(以下、写像プログラム)で不
可読かつ大幅にデータ容量の少ない形式のデータ(以
下、写像データ)を作成し、この写像データを政府等に
提出する。同時に、政府等に対し写像プログラムを任意
に起動し写像データを得る権限を与え、政府等が過去に
提出を受けた写像データとの間で同一性を確認する手段
を用意する。
確な誤入力をその場で修正することは可能であるが、一
定時間が経過した患者データはデータ作成者においても
改変は不可能な仕様とする。改変不可能となるべき患者
データに対しては、微細な改変であっても結果に大きな
差異を生じるような方法(以下、写像プログラム)で不
可読かつ大幅にデータ容量の少ない形式のデータ(以
下、写像データ)を作成し、この写像データを政府等に
提出する。同時に、政府等に対し写像プログラムを任意
に起動し写像データを得る権限を与え、政府等が過去に
提出を受けた写像データとの間で同一性を確認する手段
を用意する。
【0032】特定の総合病院等で稼働している総合医療
情報システムをベースとし、機能面を他の多くの診療機
関等において選択的に利用可能なように汎用化する。個
々のデータには診療機関等の組織、データ作成者および
患者自身を特定するコードのフィールドを追加する。ユ
ーザ・インタフェースはウェブ技術等を使って汎用化す
る。また患者向けの参照画面や、他の特定の診療機関等
に対して閲覧等を許可するために必要な作業を行う画面
等を追加する。
情報システムをベースとし、機能面を他の多くの診療機
関等において選択的に利用可能なように汎用化する。個
々のデータには診療機関等の組織、データ作成者および
患者自身を特定するコードのフィールドを追加する。ユ
ーザ・インタフェースはウェブ技術等を使って汎用化す
る。また患者向けの参照画面や、他の特定の診療機関等
に対して閲覧等を許可するために必要な作業を行う画面
等を追加する。
【0033】定期的、例えば、毎日午前2時に、前日の
24時間に発生したデータ全てにつき、ダンプリスト
(データを十六進数表記形式で二次元平面状に展開した
もの)を作成し、全行及び全列のチェックサムを取得す
るプログラムを起動する。得られたチェックサムはCD
−Rに記録するなどして定期的に政府等に送付する。政
府等は、本システムに対し、オンラインあるいは立入検
査によって任意日の24時間のデータについて同様にチ
ェックサムを得ることができ、過去に提出のあった当該
24時間のデータのチェックサムとの同一性を確認する
ことで、過去の患者データに対する改竄の有無をサンプ
リング調査することができる。
24時間に発生したデータ全てにつき、ダンプリスト
(データを十六進数表記形式で二次元平面状に展開した
もの)を作成し、全行及び全列のチェックサムを取得す
るプログラムを起動する。得られたチェックサムはCD
−Rに記録するなどして定期的に政府等に送付する。政
府等は、本システムに対し、オンラインあるいは立入検
査によって任意日の24時間のデータについて同様にチ
ェックサムを得ることができ、過去に提出のあった当該
24時間のデータのチェックサムとの同一性を確認する
ことで、過去の患者データに対する改竄の有無をサンプ
リング調査することができる。
【0034】<システム構成>図1に、医療データ管理
システムのシステム構成図を示す。このシステムは、セ
ンタに設置されアプリケーションを実行する各種のサー
バと、これらのサーバをシステムのユーザである病院/
診療所、院外薬局、検査機関、介護機関、患者自宅等に
設置された端末装置に接続する専用線、VPN、または
インターネット等のネットワークと、ネットワークから
の各種サーバへの通信を制御し、ファイアーウォールを
形成するプロキシサーバ5から構成される。
システムのシステム構成図を示す。このシステムは、セ
ンタに設置されアプリケーションを実行する各種のサー
バと、これらのサーバをシステムのユーザである病院/
診療所、院外薬局、検査機関、介護機関、患者自宅等に
設置された端末装置に接続する専用線、VPN、または
インターネット等のネットワークと、ネットワークから
の各種サーバへの通信を制御し、ファイアーウォールを
形成するプロキシサーバ5から構成される。
【0035】プロキシサーバ5は、上記各種サーバと、
ユーザ側の端末装置との通信を中継する。プロキシサー
バ5は、さらに中継するパケットから不正なパケットを
フィルタリングする。不正なパケットは、例えば、アク
セスを認められていないドメインからのアクセス要求、
アクセスを認められていないドメインへのアクセス要求
等である。
ユーザ側の端末装置との通信を中継する。プロキシサー
バ5は、さらに中継するパケットから不正なパケットを
フィルタリングする。不正なパケットは、例えば、アク
セスを認められていないドメインからのアクセス要求、
アクセスを認められていないドメインへのアクセス要求
等である。
【0036】サーバには、ウェブサーバ1、患者データ
ベースサーバ2、診療行為データベースサーバ3、会計
サーバ4が含まれる。
ベースサーバ2、診療行為データベースサーバ3、会計
サーバ4が含まれる。
【0037】ウェブサーバ1は、ウェブサーバプログラ
ムを実行し、ネットワーク上のユーザにウェブページの
情報を提供する。このとき、ウェブサーバ1は、患者デ
ータベースサーバ2、診療行為データベースサーバ3、
会計サーバ4と連携し、これらのサーバが保持するデー
タをウェブページに展開する。
ムを実行し、ネットワーク上のユーザにウェブページの
情報を提供する。このとき、ウェブサーバ1は、患者デ
ータベースサーバ2、診療行為データベースサーバ3、
会計サーバ4と連携し、これらのサーバが保持するデー
タをウェブページに展開する。
【0038】また、ウェブサーバ1は、ユーザからの上
記各サーバ上のデータへのアクセス要求に対して、アク
セスの妥当性を判定し、許可されたアクセス権限を有す
るユーザのアクセスのみを許容する。
記各サーバ上のデータへのアクセス要求に対して、アク
セスの妥当性を判定し、許可されたアクセス権限を有す
るユーザのアクセスのみを許容する。
【0039】すなわち、ウェブサーバ1は、パスワード
ファイル、病院ファイル、代理医師ファイル、代替病院
ファイル等を有しており、これらの定義に基づき、ユー
ザからのアクセスに対し、アクセス権の有無を判断す
る。
ファイル、病院ファイル、代理医師ファイル、代替病院
ファイル等を有しており、これらの定義に基づき、ユー
ザからのアクセスに対し、アクセス権の有無を判断す
る。
【0040】患者データベースサーバ2は、電子カルテ
を管理する。すなわち、患者データベースサーバ2は、
ウェブサーバ1と連携し、ユーザからの電子カルテの書
き込み要求および、読み出し要求に応答する。
を管理する。すなわち、患者データベースサーバ2は、
ウェブサーバ1と連携し、ユーザからの電子カルテの書
き込み要求および、読み出し要求に応答する。
【0041】診療行為データベースサーバ3は、種々の
診療行為依頼票を管理する。診療行為依頼票には、電子
処方箋、検査依頼票、介護プラン等が含まれる。診療行
為データベースサーバ3は、ウェブサーバ1と連携し、
ユーザからの診療行為依頼票の書き込み要求および、読
み出し要求に応答する。
診療行為依頼票を管理する。診療行為依頼票には、電子
処方箋、検査依頼票、介護プラン等が含まれる。診療行
為データベースサーバ3は、ウェブサーバ1と連携し、
ユーザからの診療行為依頼票の書き込み要求および、読
み出し要求に応答する。
【0042】また、診療行為データベースサーバ3は、
これらの診療行為依頼票への指定を各医療行為、検査等
を行う窓口に対応する待ち行列記録部に登録する。
これらの診療行為依頼票への指定を各医療行為、検査等
を行う窓口に対応する待ち行列記録部に登録する。
【0043】会計サーバ4は、診療や介護に係る会計情
報、例えば、会計帳簿、医療費用算定書、介護費用算定
書等を管理する。例えば、会計サーバ4は、ウェブサー
バ1と連携し、ユーザからの医療費用算定書、介護費用
算定書等の書き込み要求および、読み出し要求に応答す
る。
報、例えば、会計帳簿、医療費用算定書、介護費用算定
書等を管理する。例えば、会計サーバ4は、ウェブサー
バ1と連携し、ユーザからの医療費用算定書、介護費用
算定書等の書き込み要求および、読み出し要求に応答す
る。
【0044】ユーザである病院/診療所、院外薬局、検
査機関、介護機関の端末装置は、ユーザの選択より、専
用線、VPNにより、プロキシサーバ5を介してセンタ
に接続する。
査機関、介護機関の端末装置は、ユーザの選択より、専
用線、VPNにより、プロキシサーバ5を介してセンタ
に接続する。
【0045】病院/診療所においては、部門ごとの端末
装置、例えば、受付、外来診察、検査部門、医事会計、
院内薬局のパーソナルコンピュータがルータと、上記専
用線またはVPNを通じてセンタに接続される。
装置、例えば、受付、外来診察、検査部門、医事会計、
院内薬局のパーソナルコンピュータがルータと、上記専
用線またはVPNを通じてセンタに接続される。
【0046】ただし、病院/診療所は、独自に画像サー
バ6を保持してもよい。この画像サーバ6は、X撮影結
果やMRI撮影結果のような大容量の画像データを保持
する。この画像サーバ6が保持する画像データは、ウェ
ブサーバ1が提供するウェブページ、例えば、電子カル
テからリンクされる。ユーザは、電子カルテ上のリンク
を辿り、画像サーバ6の画像データにアクセスする。
バ6を保持してもよい。この画像サーバ6は、X撮影結
果やMRI撮影結果のような大容量の画像データを保持
する。この画像サーバ6が保持する画像データは、ウェ
ブサーバ1が提供するウェブページ、例えば、電子カル
テからリンクされる。ユーザは、電子カルテ上のリンク
を辿り、画像サーバ6の画像データにアクセスする。
【0047】受付のパーソナルコンピュータは、外来患
者を受け付け、患者が希望する診療科の外来診察に登録
する。この登録は、ウェブサーバ1の提供するウェブペ
ージを介して、診療行為データベースサーバ3の待ち行
列記録部になされる。
者を受け付け、患者が希望する診療科の外来診察に登録
する。この登録は、ウェブサーバ1の提供するウェブペ
ージを介して、診療行為データベースサーバ3の待ち行
列記録部になされる。
【0048】各診療科の外来診察室に設置されたパーソ
ナルコンピュータは、ウェブサーバ1の提供するウェブ
ページを介して、診療行為データベースサーバ3の待ち
行列記録部の登録内容を表示する。そして、各外来診察
室の医師は、待ち行列順に患者を診察し、診断結果を患
者データベースサーバ2の電子カルテに書き込む。
ナルコンピュータは、ウェブサーバ1の提供するウェブ
ページを介して、診療行為データベースサーバ3の待ち
行列記録部の登録内容を表示する。そして、各外来診察
室の医師は、待ち行列順に患者を診察し、診断結果を患
者データベースサーバ2の電子カルテに書き込む。
【0049】また、医師は、診察に伴い、検査依頼票を
診療行為データベースサーバ3に登録する。登録された
検査依頼票にしたがい、検査部門ごと、または、検査機
関ごとの待ち行列記録部に検査依頼が登録される。
診療行為データベースサーバ3に登録する。登録された
検査依頼票にしたがい、検査部門ごと、または、検査機
関ごとの待ち行列記録部に検査依頼が登録される。
【0050】また、医師は、診断結果にしたがって、電
子処方箋を診療行為データベースサーバ3に登録する。
また、医師は、医療費用算定書を会計サーバ4に登録す
る。登録された医療費用算定書にしたがい、所定の請求
書が作成される。
子処方箋を診療行為データベースサーバ3に登録する。
また、医師は、医療費用算定書を会計サーバ4に登録す
る。登録された医療費用算定書にしたがい、所定の請求
書が作成される。
【0051】各検査部門のパーソナルコンピュータは、
ウェブページを介して、自部門の待ち行列を表示する。
各検査部門は、その待ち行列順に検査を実行する。
ウェブページを介して、自部門の待ち行列を表示する。
各検査部門は、その待ち行列順に検査を実行する。
【0052】医事会計部門に設置されたパーソナルコン
ピュータは、会計サーバ4で作成された請求書を印刷す
る。医事会計部門は、請求書を患者に引き渡す。また、
医事会計部門は、請求書を所定の健康保険組合等に請求
する。
ピュータは、会計サーバ4で作成された請求書を印刷す
る。医事会計部門は、請求書を患者に引き渡す。また、
医事会計部門は、請求書を所定の健康保険組合等に請求
する。
【0053】院内薬局は、訪れた患者が有する個人カー
ドの患者IDに基づき、ウェブページに表示された電子
処方箋にしたがい、薬を調合する。調合された薬は、当
該患者IDを明記した個人カードを有する患者に引き渡
される。
ドの患者IDに基づき、ウェブページに表示された電子
処方箋にしたがい、薬を調合する。調合された薬は、当
該患者IDを明記した個人カードを有する患者に引き渡
される。
【0054】また、院内薬局は、患者に引き渡された薬
に対する医療費用算定書を会計サーバ4に登録する。
に対する医療費用算定書を会計サーバ4に登録する。
【0055】院外薬局も、院内薬局と同様、訪れた患者
が有する個人カードの患者IDに基づき、ウェブページ
に表示された電子処方箋にしたがい、薬を調合し、患者
に引き渡し、さらに、医療費用算定書を会計サーバ4に
登録する。
が有する個人カードの患者IDに基づき、ウェブページ
に表示された電子処方箋にしたがい、薬を調合し、患者
に引き渡し、さらに、医療費用算定書を会計サーバ4に
登録する。
【0056】検査機関では、院内検査部門と同様、パー
ソナルコンピュータによりウェブページを介して自身の
待ち行列が表示され、その待ち行列順に検査が実行され
る。
ソナルコンピュータによりウェブページを介して自身の
待ち行列が表示され、その待ち行列順に検査が実行され
る。
【0057】患者である一般ユーザは、インターネット
を介してセンタにアクセスする。一般ユーザは、自身の
診察時における電子カルテにアクセスすることができ
る。また、院内各検査部門等の待ち行列を参照し、病院
の混み具合を判断する。
を介してセンタにアクセスする。一般ユーザは、自身の
診察時における電子カルテにアクセスすることができ
る。また、院内各検査部門等の待ち行列を参照し、病院
の混み具合を判断する。
【0058】<ハードウェア構成>図2に、ウェブサー
バ1のハードウェア構成を示す。このウェブサーバ1
は、プログラムを実行するCPU12と、CPU12で
実行されるプログラムや、CPU12で処理されるデー
タを記憶するメモリ13と、プログラムやデータを記録
するハードディスク14と、ネットワークにアクセスす
る通信インターフェース15と、CD−R(太陽誘電株
式会社が開発)を駆動するCD−R駆動装置16を備え
ている。
バ1のハードウェア構成を示す。このウェブサーバ1
は、プログラムを実行するCPU12と、CPU12で
実行されるプログラムや、CPU12で処理されるデー
タを記憶するメモリ13と、プログラムやデータを記録
するハードディスク14と、ネットワークにアクセスす
る通信インターフェース15と、CD−R(太陽誘電株
式会社が開発)を駆動するCD−R駆動装置16を備え
ている。
【0059】CPU12は、メモリ13に記憶されたプ
ログラムを実行し、ウェブサーバ1としての機能を提供
する。
ログラムを実行し、ウェブサーバ1としての機能を提供
する。
【0060】メモリ13は、CPU12で実行されるプ
ログラムやCPU12で処理されるデータを記憶する。
ログラムやCPU12で処理されるデータを記憶する。
【0061】ハードディスク14は、CPU12で実行
されるプログラムやCPU12で処理されるデータを記
録する。
されるプログラムやCPU12で処理されるデータを記
録する。
【0062】通信インターフェース15は、CPU12
の指令により、プロキシサーバ5と接続されたネットワ
ークのセグメントにアクセスする。これにより、ウェブ
サーバ1は、プロキシサーバ5を介して間接的に、外部
のネットワーク、例えば、専用線、VPN、または、イ
ンターネットに接続される。
の指令により、プロキシサーバ5と接続されたネットワ
ークのセグメントにアクセスする。これにより、ウェブ
サーバ1は、プロキシサーバ5を介して間接的に、外部
のネットワーク、例えば、専用線、VPN、または、イ
ンターネットに接続される。
【0063】CD−R駆動装置16は、CPU12の指
令により、所定のデータをCD−Rに書き込む。これに
より、データの書き替えが不可能となり、データが保護
される。
令により、所定のデータをCD−Rに書き込む。これに
より、データの書き替えが不可能となり、データが保護
される。
【0064】他のサーバである患者データベースサーバ
2、診療行為データベースサーバ3および会計サーバ4
も、上記ウェブサーバ1と同様の構成であるで、その説
明を省略する。
2、診療行為データベースサーバ3および会計サーバ4
も、上記ウェブサーバ1と同様の構成であるで、その説
明を省略する。
【0065】なお、CD−R駆動装置16は、少なくと
もいずれかのサーバに接続されていればよい。したがっ
て、すべてのサーバがCD−R駆動装置16を備える必
要はない。
もいずれかのサーバに接続されていればよい。したがっ
て、すべてのサーバがCD−R駆動装置16を備える必
要はない。
【0066】<データ構造>図3に、患者データベース
サーバ2で管理される電子カルテのデータ構造を示す。
電子カルテは、病院IDと患者IDとの組み合わせによ
って識別される。病院IDは、病院をユニークに識別す
るコードである。また、患者IDは、患者である一般ユ
ーザをユニークに識別するコードである。図3に示すよ
うに患者データベースサーバ2は、病院ID、患者ID
および電子カルテへのポインタからなる管理テーブルを
検索して所望の患者の電子カルテにアクセスする。
サーバ2で管理される電子カルテのデータ構造を示す。
電子カルテは、病院IDと患者IDとの組み合わせによ
って識別される。病院IDは、病院をユニークに識別す
るコードである。また、患者IDは、患者である一般ユ
ーザをユニークに識別するコードである。図3に示すよ
うに患者データベースサーバ2は、病院ID、患者ID
および電子カルテへのポインタからなる管理テーブルを
検索して所望の患者の電子カルテにアクセスする。
【0067】電子カルテは、患者名、アクセス制御情報
へのポインタ、診断日、作成時間、診断医師名、症状、
および処置を有している。ただし、診断日、作成時間、
診断医師名、症状、処置は、診断回数分だけ繰り返され
る。
へのポインタ、診断日、作成時間、診断医師名、症状、
および処置を有している。ただし、診断日、作成時間、
診断医師名、症状、処置は、診断回数分だけ繰り返され
る。
【0068】患者名は、診断された患者の氏名である。
アクセス制御情報へのポインタは、当該電子カルテに対
するアクセス制御情報の先頭番地を保持する。アクセス
制御情報は、当該情報へのアクセスを制御するための情
報である。
アクセス制御情報へのポインタは、当該電子カルテに対
するアクセス制御情報の先頭番地を保持する。アクセス
制御情報は、当該情報へのアクセスを制御するための情
報である。
【0069】診断日とは、医師が当該患者を診断した日
付である。作成時間は、当該電子カルテが患者データベ
ースサーバ2に作成された時間である。診断医師名は、
診断を行った医師の氏名である。
付である。作成時間は、当該電子カルテが患者データベ
ースサーバ2に作成された時間である。診断医師名は、
診断を行った医師の氏名である。
【0070】症状は、診断時の患者の症状である。症状
はテキストと画像データとからなる。この画像データ
は、HTML(hypertext markup langage)のリンク機
能によってリンクされ、症状の欄に挿入される。
はテキストと画像データとからなる。この画像データ
は、HTML(hypertext markup langage)のリンク機
能によってリンクされ、症状の欄に挿入される。
【0071】処置は、医師が指示した医療処置である。
処置は、テキスト情報で表現される。
処置は、テキスト情報で表現される。
【0072】アクセス制御情報は、図3に示したよう
に、アクセスを制御する対象の情報(図3では、ある患
者の電子カルテ)からポインタにより指される。
に、アクセスを制御する対象の情報(図3では、ある患
者の電子カルテ)からポインタにより指される。
【0073】アクセス制御情報は、作成者ID、患者I
D、追加アクセス者数N、および追加アクセス者数分の
追加アクセス者IDと追加アクセスレベルと有効期限と
の繰り返しからなる。
D、追加アクセス者数N、および追加アクセス者数分の
追加アクセス者IDと追加アクセスレベルと有効期限と
の繰り返しからなる。
【0074】作成者IDは、電子カルテを作成した医師
のID(識別コード)である。作成者IDを有する医師
は、電子カルテの作成、次回診断時の電子カルテへの追
記および、作成後所定時間以内の修正を許可される。
のID(識別コード)である。作成者IDを有する医師
は、電子カルテの作成、次回診断時の電子カルテへの追
記および、作成後所定時間以内の修正を許可される。
【0075】患者IDは、電子カルテで記述される患者
のIDである。患者IDを有する一般ユーザは、自身に
関する電子カルテの閲覧を許可される。
のIDである。患者IDを有する一般ユーザは、自身に
関する電子カルテの閲覧を許可される。
【0076】追加アクセス者数、および追加アクセス者
数分の追加アクセス者ID、追加アクセスレベル、およ
び有効期限との繰り返しにより、追加アクセス者のアク
セスレベルが定義される。追加アクセス者とは、電子カ
ルテを作成した医師またはその電子カルテの対象である
患者以外の者で当該電子カルテに対するアクセスを認め
られるものをいう。
数分の追加アクセス者ID、追加アクセスレベル、およ
び有効期限との繰り返しにより、追加アクセス者のアク
セスレベルが定義される。追加アクセス者とは、電子カ
ルテを作成した医師またはその電子カルテの対象である
患者以外の者で当該電子カルテに対するアクセスを認め
られるものをいう。
【0077】追加アクセス者数Nは、そのような当該電
子カルテに対する追加アクセス者の総数である。
子カルテに対する追加アクセス者の総数である。
【0078】追加アクセス者IDとは、そのような追加
アクセス者のIDである。本実施形態では、追加アクセ
ス者には、例えば、電子カルテを作成した医師以外の医
師、検査技師、薬剤師、会計担当者、医療機関、検査機
関、院外薬局、介護機関等が含まれる。
アクセス者のIDである。本実施形態では、追加アクセ
ス者には、例えば、電子カルテを作成した医師以外の医
師、検査技師、薬剤師、会計担当者、医療機関、検査機
関、院外薬局、介護機関等が含まれる。
【0079】追加アクセス者IDに医療機関、検査機
関、院外薬局、介護機関等が指定された場合、当該医療
機関に属するすべて医師、当該検査機関に属するすべて
の検査技師、当該院外薬局に属するすべての薬剤師等に
電子カルテのアクセスが認められる。
関、院外薬局、介護機関等が指定された場合、当該医療
機関に属するすべて医師、当該検査機関に属するすべて
の検査技師、当該院外薬局に属するすべての薬剤師等に
電子カルテのアクセスが認められる。
【0080】追加アクセスレベルには、R:読み出し許
可、W:書き込み許可、または、その双方が指定され
る。ここで、読み出し許可とは、例えば、必要に応じ
て、他の医師、検査技師、薬剤師、会計担当者等に電子
カルテの読み出しを認めるものである。
可、W:書き込み許可、または、その双方が指定され
る。ここで、読み出し許可とは、例えば、必要に応じ
て、他の医師、検査技師、薬剤師、会計担当者等に電子
カルテの読み出しを認めるものである。
【0081】また、書き込み許可は、例えば、電子カル
テを作成した医師以外の医師にその電子カルテへの追記
を認めるために設けられている。
テを作成した医師以外の医師にその電子カルテへの追記
を認めるために設けられている。
【0082】有効期限は、設定された追加アクセス者お
よび追加アクセスレベルの有効期限である。この有効期
限を過ぎた追加アクセス者および追加アクセスレベルは
使用されない。
よび追加アクセスレベルの有効期限である。この有効期
限を過ぎた追加アクセス者および追加アクセスレベルは
使用されない。
【0083】図4に、診療行為データベースサーバ3で
管理される電子処方箋のデータ構造を示す。電子処方箋
も、病院IDと患者IDとの組み合わせによって識別さ
れる。図4に示すように、診療行為データベースサーバ
3は、病院ID、患者IDおよび電子処方箋へのポイン
タからなる管理テーブルを検索して所望の患者の電子処
方箋にアクセスする。
管理される電子処方箋のデータ構造を示す。電子処方箋
も、病院IDと患者IDとの組み合わせによって識別さ
れる。図4に示すように、診療行為データベースサーバ
3は、病院ID、患者IDおよび電子処方箋へのポイン
タからなる管理テーブルを検索して所望の患者の電子処
方箋にアクセスする。
【0084】電子処方箋は、患者名、アクセス制御情報
へのポインタ、発行日、作成時間、発行医師名、および
処置を有している。ただし、発行日、作成時間、発行医
師名、および処置は、発行回数だけ繰り返される。
へのポインタ、発行日、作成時間、発行医師名、および
処置を有している。ただし、発行日、作成時間、発行医
師名、および処置は、発行回数だけ繰り返される。
【0085】患者名は、投薬を受ける患者の氏名であ
る。アクセス制御情報へのポインタは、当該電子カルテ
に対するアクセス制御情報の先頭番地を保持する。アク
セス制御情報は、図3の電子カルテの場合と同様である
ので、その説明を省略する。
る。アクセス制御情報へのポインタは、当該電子カルテ
に対するアクセス制御情報の先頭番地を保持する。アク
セス制御情報は、図3の電子カルテの場合と同様である
ので、その説明を省略する。
【0086】発行日とは、医師が当該電子処方箋を作成
した日付である。作成時間は、当該電子処方箋が診療行
為データベースサーバ3に作成された時間である。発行
医師名は、当該電子処方箋を発行した医師の氏名であ
る。
した日付である。作成時間は、当該電子処方箋が診療行
為データベースサーバ3に作成された時間である。発行
医師名は、当該電子処方箋を発行した医師の氏名であ
る。
【0087】処置は、医師による薬剤師への調合指定で
ある。処置は、テキスト情報で表現される。
ある。処置は、テキスト情報で表現される。
【0088】図5に、診療行為データベースサーバ3で
管理される検査依頼票のデータ構造を示す。検査依頼票
も、病院IDと患者IDとの組み合わせによって識別さ
れる。図5に示すように、診療行為データベースサーバ
3は、病院ID、患者IDおよび検査依頼票へのポイン
タからなる管理テーブルを検索して所望の患者の検査依
頼票にアクセスする。
管理される検査依頼票のデータ構造を示す。検査依頼票
も、病院IDと患者IDとの組み合わせによって識別さ
れる。図5に示すように、診療行為データベースサーバ
3は、病院ID、患者IDおよび検査依頼票へのポイン
タからなる管理テーブルを検索して所望の患者の検査依
頼票にアクセスする。
【0089】検査依頼票は、患者名、アクセス制御情報
へのポインタ、発行日、作成時間、発行医師名、および
検査項目を有している。これらのうち、発行日、作成時
間、発行医師名、および検査項目は、発行回数だけ繰り
返される。
へのポインタ、発行日、作成時間、発行医師名、および
検査項目を有している。これらのうち、発行日、作成時
間、発行医師名、および検査項目は、発行回数だけ繰り
返される。
【0090】このうち、患者名、アクセス制御情報への
ポインタ、発行日、作成時間、および発行医師名は、図
4の電子処方箋と同様であるので、その説明を省略す
る。
ポインタ、発行日、作成時間、および発行医師名は、図
4の電子処方箋と同様であるので、その説明を省略す
る。
【0091】検査項目は、表形式であり、その各行に
は、検査項目と、検査機関(院内検査部門または院外の
検査機関)とが指定される。医師が検査を依頼する検査
項目においては、四角のマークが塗りつぶされる。これ
によって、医師から院内検査部門または検査機関に対し
て検査の依頼項目が指定される。
は、検査項目と、検査機関(院内検査部門または院外の
検査機関)とが指定される。医師が検査を依頼する検査
項目においては、四角のマークが塗りつぶされる。これ
によって、医師から院内検査部門または検査機関に対し
て検査の依頼項目が指定される。
【0092】なお、介護の必要項目を設定する介護プラ
ンは、上記検査項目に代えて介護項目を有している。し
かし、データの構成は、上記検査依頼票と同様の構成で
あるので、その説明を省略する。
ンは、上記検査項目に代えて介護項目を有している。し
かし、データの構成は、上記検査依頼票と同様の構成で
あるので、その説明を省略する。
【0093】図6は、院内検査部門または院外の検査機
関に対する待ち行列を記録する待ち行列記録部のデータ
構造を示す図である。待ち行列記録部は、各診療科の外
来窓口、院内検査部門または院外の検査機関の各検査設
備窓口ごとに設けられ、その外来診療の待ち行列または
その検査の待ち行列を管理する。図6のように、待ち行
列記録部は、その検査を受ける患者のIDと受付日時と
を順に記録したものである。
関に対する待ち行列を記録する待ち行列記録部のデータ
構造を示す図である。待ち行列記録部は、各診療科の外
来窓口、院内検査部門または院外の検査機関の各検査設
備窓口ごとに設けられ、その外来診療の待ち行列または
その検査の待ち行列を管理する。図6のように、待ち行
列記録部は、その検査を受ける患者のIDと受付日時と
を順に記録したものである。
【0094】診療行為データベースサーバ3は、例え
ば、登録された検査依頼票を読み出し、検査項目ごとに
対応する待ち行列に患者IDを登録する。
ば、登録された検査依頼票を読み出し、検査項目ごとに
対応する待ち行列に患者IDを登録する。
【0095】図7に、会計サーバ4で管理される医療費
用算定書のデータ構造を示す。医療費用算定書も、病院
IDと患者IDとの組み合わせによって識別される。図
7に示すように、会計サーバ4は、病院ID、患者ID
および医療費用算定書へのポインタからなる管理テーブ
ルを検索して所望の患者の医療費用算定書にアクセスす
る。
用算定書のデータ構造を示す。医療費用算定書も、病院
IDと患者IDとの組み合わせによって識別される。図
7に示すように、会計サーバ4は、病院ID、患者ID
および医療費用算定書へのポインタからなる管理テーブ
ルを検索して所望の患者の医療費用算定書にアクセスす
る。
【0096】医療費用算定書は、患者名、アクセス制御
情報へのポインタ、発行日、作成時間、発行医師名、お
よび費用項目を有している。これらのうち、発行日、作
成時間、発行医師名、および費用項目は、発行回数だけ
繰り返される。
情報へのポインタ、発行日、作成時間、発行医師名、お
よび費用項目を有している。これらのうち、発行日、作
成時間、発行医師名、および費用項目は、発行回数だけ
繰り返される。
【0097】このうち、患者名、アクセス制御情報への
ポインタ、発行日、作成時間、および発行医師名は、図
4の電子処方箋と同様であるので、その説明を省略す
る。
ポインタ、発行日、作成時間、および発行医師名は、図
4の電子処方箋と同様であるので、その説明を省略す
る。
【0098】費用項目は、表形式であり、該当する診療
行為に対しては、金額が記入される。これによって、医
師から会計担当者に費用請求が指示される。
行為に対しては、金額が記入される。これによって、医
師から会計担当者に費用請求が指示される。
【0099】なお、介護に係る介護費用算定書は、図7
の医療費用算定書と同様の構成であるので、その説明を
省略する。
の医療費用算定書と同様の構成であるので、その説明を
省略する。
【0100】図8にウェブサーバ1が保持するパスワー
ドファイルの構成を示す。パスワードファイルは、ウェ
ブサーバ1が提供するウェブページへアクセスするユー
ザのアクセスを制御するときに使用される。ウェブサー
バ1は、ウェブページにアクセスするユーザに対して、
IDとパスワードの入力を要求する。そのユーザの入力
したIDとパスワードがパスワードファイルに登録され
ていれば、そのユーザのアクセスが認めれる。
ドファイルの構成を示す。パスワードファイルは、ウェ
ブサーバ1が提供するウェブページへアクセスするユー
ザのアクセスを制御するときに使用される。ウェブサー
バ1は、ウェブページにアクセスするユーザに対して、
IDとパスワードの入力を要求する。そのユーザの入力
したIDとパスワードがパスワードファイルに登録され
ていれば、そのユーザのアクセスが認めれる。
【0101】したがって、本医療データ管理システム
は、プロキシサーバ5のファイアーウォールによるパケ
ットのチェックと、ウェブサーバ1のパスワードファイ
ルによるアクセス制御とを二重に実行する。
は、プロキシサーバ5のファイアーウォールによるパケ
ットのチェックと、ウェブサーバ1のパスワードファイ
ルによるアクセス制御とを二重に実行する。
【0102】パスワードファイルは、ID、パスワー
ド、及び病院IDとを含むレコードからなるファイルで
ある。IDは、患者である一般ユーザ(P-XXXXXXXXXXXX
XX)、医師(D-XXXXXXXXXXXXXX)、薬剤師(C-XXXXXXXX
XXXXXX)、検査技師(T-XXXXXXXXXXXXXX)、会計担当者
(A-XXXXXXXXXXXX)等の識別コードである。
ド、及び病院IDとを含むレコードからなるファイルで
ある。IDは、患者である一般ユーザ(P-XXXXXXXXXXXX
XX)、医師(D-XXXXXXXXXXXXXX)、薬剤師(C-XXXXXXXX
XXXXXX)、検査技師(T-XXXXXXXXXXXXXX)、会計担当者
(A-XXXXXXXXXXXX)等の識別コードである。
【0103】パスワードは、そのIDの提示者が正当な
提示者か否かを判定するためのコードである。パスワー
ドファイルでは、パスワードは、暗号化されて記録され
る。
提示者か否かを判定するためのコードである。パスワー
ドファイルでは、パスワードは、暗号化されて記録され
る。
【0104】病院IDは、医師のID(D-XXXXXXXXXXXX
XX)を有するレコードにおいてのみ有効であり、医師が
属する病院のIDが指定される。
XX)を有するレコードにおいてのみ有効であり、医師が
属する病院のIDが指定される。
【0105】図9に、ウェブサーバ1が保持する病院フ
ァイルの構成を示す。病院ファイルは、病院または診療
所のIDを定義し、かつ、当該病院、診療所に所属する
医師のIDを明示する。
ァイルの構成を示す。病院ファイルは、病院または診療
所のIDを定義し、かつ、当該病院、診療所に所属する
医師のIDを明示する。
【0106】図9のように、病院ファイルは、病院ID
と医師IDの組み合わせで構成される。一つの病院に複
数人の医師を指定することができる。
と医師IDの組み合わせで構成される。一つの病院に複
数人の医師を指定することができる。
【0107】なお、本システムは、病院ファイルの他、
検査機関ファイル、院外薬局ファイル、介護機関ファイ
ルを備えている。検査機関ファイルは、検査機関ごとの
IDと、その検査機関に属する検査技師を定義する。ま
た、院外薬局ファイルは、院外薬局ごとのIDと、その
院外薬局に属する薬剤師を定義する。また、介護機関フ
ァイルは、介護機関ごとのIDと、その介護機関に属す
る介護士を定義する。ただし、これらのファイルの構造
は、図9の病院ファイルと同様であるので、その説明を
省略する。
検査機関ファイル、院外薬局ファイル、介護機関ファイ
ルを備えている。検査機関ファイルは、検査機関ごとの
IDと、その検査機関に属する検査技師を定義する。ま
た、院外薬局ファイルは、院外薬局ごとのIDと、その
院外薬局に属する薬剤師を定義する。また、介護機関フ
ァイルは、介護機関ごとのIDと、その介護機関に属す
る介護士を定義する。ただし、これらのファイルの構造
は、図9の病院ファイルと同様であるので、その説明を
省略する。
【0108】図10に、ウェブサーバ1が保持する代理
医師ファイルのデータ構造を示す。代理医師のIDを持
つ医師は、対応する医師IDの医者の作成したデータに
自由にアクセスできる。これによって、医師間でデータ
を共有することが可能になる。一人の医師に対して、複
数の代理医師を指定してもよい。
医師ファイルのデータ構造を示す。代理医師のIDを持
つ医師は、対応する医師IDの医者の作成したデータに
自由にアクセスできる。これによって、医師間でデータ
を共有することが可能になる。一人の医師に対して、複
数の代理医師を指定してもよい。
【0109】代理医師ファイルは、医師ID、代理医師
ID、および有効期限含むレコードから構成される。こ
の医師IDと代理医師IDには、いずれも、パスワード
ファイルに含まれる医師のIDが設定される。有効期限
は、代理医師の設定が有効な有効期限である。
ID、および有効期限含むレコードから構成される。こ
の医師IDと代理医師IDには、いずれも、パスワード
ファイルに含まれる医師のIDが設定される。有効期限
は、代理医師の設定が有効な有効期限である。
【0110】図11に代替病院ファイルのデータ構造を
示す。代替病院として指定されたIDの病院に属する医
師は、対応する病院IDに属する医者の作成したデータ
に自由にアクセスできる。これによって、病院間や病院
・診療所間でデータを共有することを可能にする。一つ
の病院に対して、複数の代替病院を指定してもよい。
示す。代替病院として指定されたIDの病院に属する医
師は、対応する病院IDに属する医者の作成したデータ
に自由にアクセスできる。これによって、病院間や病院
・診療所間でデータを共有することを可能にする。一つ
の病院に対して、複数の代替病院を指定してもよい。
【0111】代替病院ファイルは、病院ID、代替病院
ID、および有効期限を含むレコードから構成される。
この病院IDと代替病院IDには、いずれも、病院ファ
イルに含まれる病院のIDが設定される。有効期限は、
代替病院の設定が有効な有効期限である。
ID、および有効期限を含むレコードから構成される。
この病院IDと代替病院IDには、いずれも、病院ファ
イルに含まれる病院のIDが設定される。有効期限は、
代替病院の設定が有効な有効期限である。
【0112】<作用と効果>図12および図13に、ウ
ェブサーバ1が実行するアクセス制御プログラムのの処
理手順を示す。ウェブサーバ1は、このプログラムを実
行し、アクセス制御機能を提供する。
ェブサーバ1が実行するアクセス制御プログラムのの処
理手順を示す。ウェブサーバ1は、このプログラムを実
行し、アクセス制御機能を提供する。
【0113】このアクセス制御プログラムを実行する
と、ウェブサーバ1は、アクセス要求待ちになる(S
1)。アクセス要求は、ファイアーウォールを通過した
ユーザからのパケットによる、医療データへのアクセス
要求である。医療データは、ウェブサーバ1により、ウ
ェブページに展開されている。したがって、このアクセ
ス要求は、ウェブページ表示要求、または、ウェブペー
ジへの書き込み要求である。
と、ウェブサーバ1は、アクセス要求待ちになる(S
1)。アクセス要求は、ファイアーウォールを通過した
ユーザからのパケットによる、医療データへのアクセス
要求である。医療データは、ウェブサーバ1により、ウ
ェブページに展開されている。したがって、このアクセ
ス要求は、ウェブページ表示要求、または、ウェブペー
ジへの書き込み要求である。
【0114】ユーザからのアクセス要求があると(S1
でYの場合)、ウェブサーバ1は、ユーザにIDとパス
ワードを要求する(S2)。
でYの場合)、ウェブサーバ1は、ユーザにIDとパス
ワードを要求する(S2)。
【0115】次に、ウェブサーバ1は、入力されたID
とパスワードを読む(S3)。そして、ウェブサーバ1
は、入力されたIDとパスワードがパスワードファイル
に登録されているか否かを確認する。
とパスワードを読む(S3)。そして、ウェブサーバ1
は、入力されたIDとパスワードがパスワードファイル
に登録されているか否かを確認する。
【0116】IDとパスワードがパスワードファイルの
内容と合致した場合、ウェブサーバ1は、アクセス制御
情報判定処理を実行する(S5)。一方、IDとパスワ
ードがパスワードファイルの内容と合致しない場合、ウ
ェブサーバ1は、アクセスを拒絶し、S1へ制御を戻
す。
内容と合致した場合、ウェブサーバ1は、アクセス制御
情報判定処理を実行する(S5)。一方、IDとパスワ
ードがパスワードファイルの内容と合致しない場合、ウ
ェブサーバ1は、アクセスを拒絶し、S1へ制御を戻
す。
【0117】図13に、アクセス制御情報判定処理の詳
細を示す。この処理では、まず、ウェブサーバ1は、ア
クセスするユーザのIDが、アクセス対象である医療デ
ータの作成者IDと一致するか否かを判定する(S5
1)。
細を示す。この処理では、まず、ウェブサーバ1は、ア
クセスするユーザのIDが、アクセス対象である医療デ
ータの作成者IDと一致するか否かを判定する(S5
1)。
【0118】これらが一致する場合、ウェブサーバ1
は、アクセスしているユーザが当該医療データを作成し
た医師であると判定し、その医療データの読み出し、そ
の医療データへの書き込みを認める(S52)。その
後、CPU2は、S57へ制御を進める。
は、アクセスしているユーザが当該医療データを作成し
た医師であると判定し、その医療データの読み出し、そ
の医療データへの書き込みを認める(S52)。その
後、CPU2は、S57へ制御を進める。
【0119】アクセスするユーザのIDが、アクセス対
象である医療データの作成者IDと一致しない場合、次
に、ウェブサーバ1は、アクセスするユーザのIDが、
アクセス対象である医療データの作成者である医師の代
理医師IDと一致するか否かを判定する(S53)。
象である医療データの作成者IDと一致しない場合、次
に、ウェブサーバ1は、アクセスするユーザのIDが、
アクセス対象である医療データの作成者である医師の代
理医師IDと一致するか否かを判定する(S53)。
【0120】アクセスするユーザのIDが、当該医師の
いずれかの代理医師IDと一致し、かつ代理医師の有効
期限が満了していない場合、ウェブサーバ1は、アクセ
スしているユーザが当該医療データを作成した医師の代
理医師であると判定し、その医療データの読み出し、そ
の医療データへの書き込みを認める(S54)。その
後、CPU2は、S57へ制御を進める。
いずれかの代理医師IDと一致し、かつ代理医師の有効
期限が満了していない場合、ウェブサーバ1は、アクセ
スしているユーザが当該医療データを作成した医師の代
理医師であると判定し、その医療データの読み出し、そ
の医療データへの書き込みを認める(S54)。その
後、CPU2は、S57へ制御を進める。
【0121】アクセスするユーザのIDが、アクセス対
象である医療データの作成者である医師のいずれの代理
医師IDとも一致しない場合、次に、ウェブサーバ1
は、アクセスするユーザのIDが、アクセス対象である
医療データの作成者である医師の所属病院の代替病院に
属する医師のIDと一致するか否かを判定する(S5
5)。
象である医療データの作成者である医師のいずれの代理
医師IDとも一致しない場合、次に、ウェブサーバ1
は、アクセスするユーザのIDが、アクセス対象である
医療データの作成者である医師の所属病院の代替病院に
属する医師のIDと一致するか否かを判定する(S5
5)。
【0122】アクセスするユーザのIDが、当該病院の
いずれかの代替病院の医師IDと一致し、かつ代替病院
の有効期限が満了していない場合、ウェブサーバ1は、
アクセスしているユーザが当該医療データを作成した医
師の属する病院の代替病院の医師であると判定し、その
医療データの読み出し、その医療データへの書き込みを
認める(S56)。その後、CPU2は、S57へ制御
を進める。
いずれかの代替病院の医師IDと一致し、かつ代替病院
の有効期限が満了していない場合、ウェブサーバ1は、
アクセスしているユーザが当該医療データを作成した医
師の属する病院の代替病院の医師であると判定し、その
医療データの読み出し、その医療データへの書き込みを
認める(S56)。その後、CPU2は、S57へ制御
を進める。
【0123】S57の判定では、ウェブサーバ1は、そ
の医療データ作成後、所定時間が経過しているか否かを
判定する。その医療データ作成後、所定時間が経過して
いない場合、ウェブサーバ1は、当該医療データに対す
る改変を認める(S58)。その後、ウェブサーバ1
は、アクセス制御情報判定処理を終了する。
の医療データ作成後、所定時間が経過しているか否かを
判定する。その医療データ作成後、所定時間が経過して
いない場合、ウェブサーバ1は、当該医療データに対す
る改変を認める(S58)。その後、ウェブサーバ1
は、アクセス制御情報判定処理を終了する。
【0124】一方、その医療データ作成後、所定時間が
経過している場合、ウェブサーバ1は、そのままアクセ
ス制御情報判定処理を終了する。
経過している場合、ウェブサーバ1は、そのままアクセ
ス制御情報判定処理を終了する。
【0125】アクセスするユーザのIDが、当該病院の
いずれの代替病院の医師IDとも一致しない場合(S5
5の判定でNの場合)、ウェブサーバ1は、アクセスす
るユーザのIDが、アクセス対象の医療データの診断対
象である患者IDと一致するか否かを判定する(S5
9)。
いずれの代替病院の医師IDとも一致しない場合(S5
5の判定でNの場合)、ウェブサーバ1は、アクセスす
るユーザのIDが、アクセス対象の医療データの診断対
象である患者IDと一致するか否かを判定する(S5
9)。
【0126】これが一致する場合、ウェブサーバ1は、
診断対象である患者によるアクセスであると判断し、読
み出しを許可する(S5a)。その後、CPU2は、ア
クセス制御情報判定処理を終了する。
診断対象である患者によるアクセスであると判断し、読
み出しを許可する(S5a)。その後、CPU2は、ア
クセス制御情報判定処理を終了する。
【0127】一方、アクセスするユーザのIDが、患者
IDと一致しない場合、ウェブサーバ1は、アクセスす
るユーザのIDが、アクセス対象の医療データの追加ア
クセス者IDと一致するか否かを判定する(S5b)。
IDと一致しない場合、ウェブサーバ1は、アクセスす
るユーザのIDが、アクセス対象の医療データの追加ア
クセス者IDと一致するか否かを判定する(S5b)。
【0128】これが一致し、かつ追加アクセス者の有効
期限が満了していない場合、ウェブサーバ1は、追加ア
クセス者によるアクセスであると判断し、アクセス制御
情報に指定されたアクセスを許可する(S5c)。その
後、CPU2は、アクセス制御情報判定処理を終了す
る。
期限が満了していない場合、ウェブサーバ1は、追加ア
クセス者によるアクセスであると判断し、アクセス制御
情報に指定されたアクセスを許可する(S5c)。その
後、CPU2は、アクセス制御情報判定処理を終了す
る。
【0129】一方、アクセスするユーザのIDが、患者
IDと一致しない場合、ウェブサーバ1は、そのままア
クセス制御情報判定処理を終了する。
IDと一致しない場合、ウェブサーバ1は、そのままア
クセス制御情報判定処理を終了する。
【0130】図14に、患者データベースサーバ2、診
療行為データベースサーバ3、および会計サーバ4で実
行されるチェックサム計算プログラムの処理を示す。こ
れらのサーバは、チェックサム計算プログラムを定期
的、例えば、1日に1回実行することにより、各サーバ
が保持する医療データの改竄有無の判定情報を記録す
る。以下、患者データベースサーバ2、診療行為データ
ベースサーバ3、および会計サーバ4を単にサーバとい
う。
療行為データベースサーバ3、および会計サーバ4で実
行されるチェックサム計算プログラムの処理を示す。こ
れらのサーバは、チェックサム計算プログラムを定期
的、例えば、1日に1回実行することにより、各サーバ
が保持する医療データの改竄有無の判定情報を記録す
る。以下、患者データベースサーバ2、診療行為データ
ベースサーバ3、および会計サーバ4を単にサーバとい
う。
【0131】まず、サーバは、所定期間、例えば、一日
分の医療データからダンプリストを作成する(S10
0)。ダンプリストとは、バイナリの医療データを16
進数の文字列に変換したデータである。
分の医療データからダンプリストを作成する(S10
0)。ダンプリストとは、バイナリの医療データを16
進数の文字列に変換したデータである。
【0132】次に、サーバは、ダンプリストを所定バイ
ト単位に行列化する(S101)。例えば、ダンプリス
トを2048バイト単位の列に区切ればよい。
ト単位に行列化する(S101)。例えば、ダンプリス
トを2048バイト単位の列に区切ればよい。
【0133】次に、サーバは、上記行列の行単位、列単
位にチェックサムを計算する(S102)。
位にチェックサムを計算する(S102)。
【0134】次に、サーバは、各チェックサムをCD−
Rに書き込む(S103)。その後、サーバは、チェッ
クサム計算処理を終了する。
Rに書き込む(S103)。その後、サーバは、チェッ
クサム計算処理を終了する。
【0135】以上述べたように、病院、診療所、院外薬
局、検査機関、介護機関等の医療や介護の関連機関は、
本実施の形態で述べたセンタを共同利用することで、患
者データ(診療行為履歴、投薬履歴、検査データ、介護
プラン等)の共有が可能になる。そして、いわゆる病病
連携(医療行為の病院間の連携)、病診連携(病院と診
療所との連携)、医療と介護の連携が平易になる。
局、検査機関、介護機関等の医療や介護の関連機関は、
本実施の形態で述べたセンタを共同利用することで、患
者データ(診療行為履歴、投薬履歴、検査データ、介護
プラン等)の共有が可能になる。そして、いわゆる病病
連携(医療行為の病院間の連携)、病診連携(病院と診
療所との連携)、医療と介護の連携が平易になる。
【0136】例えば、専門病院の代替病院である診療所
が、専門病院で診断を受けた患者の電子カルテにアクセ
スし、その診断結果に基づき治療を続行できる。その
際、診療所は、電子カルテのリンクをたどり、その専門
病院に設置された画像サーバ6に格納されている当該患
者の検査画像を参照できる。
が、専門病院で診断を受けた患者の電子カルテにアクセ
スし、その診断結果に基づき治療を続行できる。その
際、診療所は、電子カルテのリンクをたどり、その専門
病院に設置された画像サーバ6に格納されている当該患
者の検査画像を参照できる。
【0137】また、検査設備の空き状況、検査オーダー
(検査指示)や検査結果、投薬オーダー(処方箋)、そ
の他の医療関連情報の共有及び流通を安価かつ平易に促
進することができる。そして、医療機関等は空き施設の
相互利用や外部の医療関連機関との間の情報連携を促進
することができる。
(検査指示)や検査結果、投薬オーダー(処方箋)、そ
の他の医療関連情報の共有及び流通を安価かつ平易に促
進することができる。そして、医療機関等は空き施設の
相互利用や外部の医療関連機関との間の情報連携を促進
することができる。
【0138】個々の機関はネットワーク端末(パーソナ
ルコンピュータ上のウェブ・ブラウザ等)とネットワー
ク機器(ルータ等)さえ保有すれば、それ以外のハード
ウェアあるいはソフトウェアを保有する必要が無く、従
来的な総合医療情報システム等と比較して導入費用と維
持費用を安価にできる。
ルコンピュータ上のウェブ・ブラウザ等)とネットワー
ク機器(ルータ等)さえ保有すれば、それ以外のハード
ウェアあるいはソフトウェアを保有する必要が無く、従
来的な総合医療情報システム等と比較して導入費用と維
持費用を安価にできる。
【0139】患者自身も同様の環境(インターネット環
境等)を利用することで、自らのデータを参照すること
が可能になり、旅行先での自分の過去の病歴等の提示
や、セカンドオピニオンの取得等が平易になる。
境等)を利用することで、自らのデータを参照すること
が可能になり、旅行先での自分の過去の病歴等の提示
や、セカンドオピニオンの取得等が平易になる。
【0140】また、センタ機関が自らデータの改竄を行
わないことを宣言し、その確認手段を政府等に開放する
ことで、データの改竄は事実上不可能となる。そして、
診療機関等はこのセンタを利用することで、総合医療情
報システム等の導入に際して必要な「事後的な改竄不可
能性」を平易に担保することが可能になる。
わないことを宣言し、その確認手段を政府等に開放する
ことで、データの改竄は事実上不可能となる。そして、
診療機関等はこのセンタを利用することで、総合医療情
報システム等の導入に際して必要な「事後的な改竄不可
能性」を平易に担保することが可能になる。
【0141】同様にセンタ機関が自己の事業の信用確保
の一環として個人データ保護に関して確固たる運用基準
を採用し、例えば通産省認定のプライベートマークを取
得することで、同センタの利用者たる診療機関等は自ら
の手で煩瑣なデータ漏洩防止措置を講ずる必要がなくな
る。
の一環として個人データ保護に関して確固たる運用基準
を採用し、例えば通産省認定のプライベートマークを取
得することで、同センタの利用者たる診療機関等は自ら
の手で煩瑣なデータ漏洩防止措置を講ずる必要がなくな
る。
【0142】更に、センタ機関は、医療訴訟等に際して
は、患者自身あるいは裁判所の求め等に応じて特定期間
の特定患者データを全件提出し、第三者的に中立な立場
で当該データの真正性や完全性を保証することができる
ようになる。
は、患者自身あるいは裁判所の求め等に応じて特定期間
の特定患者データを全件提出し、第三者的に中立な立場
で当該データの真正性や完全性を保証することができる
ようになる。
【0143】上述のように、ウェブサーバ1は、医師に
対するポータルサイトを提供する。これより、医師は、
すべての管理業務、例えば、医事会計、オーダリング、
カルテの入力と参照、紹介状の入力と参照、処方箋の作
成、検査データの参照等をブラウザによるウェブページ
への操作で遂行できる。
対するポータルサイトを提供する。これより、医師は、
すべての管理業務、例えば、医事会計、オーダリング、
カルテの入力と参照、紹介状の入力と参照、処方箋の作
成、検査データの参照等をブラウザによるウェブページ
への操作で遂行できる。
【0144】また、ウェブサーバ1は、薬局、検査機
関、介護機関に向けのポータルサイトを提供する。ま
た、本医療データ管理システムでは、電子処方箋の改竄
が防止されるので、薬剤が不適切に持ち出されることは
ない。また、検査機関は、ウェブページを介して検査オ
ーダを参照し、検査結果を入力すればよい。
関、介護機関に向けのポータルサイトを提供する。ま
た、本医療データ管理システムでは、電子処方箋の改竄
が防止されるので、薬剤が不適切に持ち出されることは
ない。また、検査機関は、ウェブページを介して検査オ
ーダを参照し、検査結果を入力すればよい。
【0145】<利用業務、提供サービスの変形>上記実
施形態においては、医療データ管理システムは医療、検
査、介護等の事務管理業務に利用された。しかし、本発
明の適用は、これらの業務に限定されない。例えば、ウ
ェブサーバ5が提供するウェブページがポータルサイト
となり、学会情報、医薬品情報、経営情報、緊急災害情
報等を提供するようにしてもよい。
施形態においては、医療データ管理システムは医療、検
査、介護等の事務管理業務に利用された。しかし、本発
明の適用は、これらの業務に限定されない。例えば、ウ
ェブサーバ5が提供するウェブページがポータルサイト
となり、学会情報、医薬品情報、経営情報、緊急災害情
報等を提供するようにしてもよい。
【0146】また、ウェブサーバ5が提供するウェブペ
ージを介して病院の経営コンサルティング情報を提供し
てもよい。
ージを介して病院の経営コンサルティング情報を提供し
てもよい。
【0147】また、格付け機関が医師や医療機関を評価
し、評価結果を医師や医療機関に提供してもよい。
し、評価結果を医師や医療機関に提供してもよい。
【0148】また、各診療科、検査部門、検査機関等の
患者数を統計処理し、患者動向を分析してもよい。
患者数を統計処理し、患者動向を分析してもよい。
【0149】また、患者データベースサーバ2の電子カ
ルテデータの保存期間に制限はない。したがって、現
在、医療機関に定められているカルテの保存義務期間
(5年)を超えて電子カルテを保存してもよい。その場
合、所定の電子カルテ保管料を患者から徴収すればよ
い。
ルテデータの保存期間に制限はない。したがって、現
在、医療機関に定められているカルテの保存義務期間
(5年)を超えて電子カルテを保存してもよい。その場
合、所定の電子カルテ保管料を患者から徴収すればよ
い。
【0150】本センタ機関のシステムを製薬会社向けに
投薬効果評価に適用してもよい。例えば、特定の疾病を
発症した患者に対する特定薬品投与の効果を電子カル
テ、検査結果から第三者的に評価し、製薬会社に提供す
るようにしてもよい。このような投薬後の検査結果を集
計し、統計データとして提供すればよい。
投薬効果評価に適用してもよい。例えば、特定の疾病を
発症した患者に対する特定薬品投与の効果を電子カル
テ、検査結果から第三者的に評価し、製薬会社に提供す
るようにしてもよい。このような投薬後の検査結果を集
計し、統計データとして提供すればよい。
【0151】このような統計データを医師、学会に有償
提供してもよい。その際、統計分析の手法、統計分析の
ツールを同時に提供してもよい。その場合、提供相手に
応じて提供価格を変更してもよい。例えば、若手研究
者、特定分野の権威者等に対しては、低価格または無償
で提供すればよい。
提供してもよい。その際、統計分析の手法、統計分析の
ツールを同時に提供してもよい。その場合、提供相手に
応じて提供価格を変更してもよい。例えば、若手研究
者、特定分野の権威者等に対しては、低価格または無償
で提供すればよい。
【0152】本センタ機関のシステムは、医療制度を設
計する当局、保険者向けにサービスを提供してもよい。
例えば、特定疾病に対する、特定医療行為の効果を第三
者的に評価してもよい。
計する当局、保険者向けにサービスを提供してもよい。
例えば、特定疾病に対する、特定医療行為の効果を第三
者的に評価してもよい。
【0153】また、疾病ごとに治癒率、手術の成功率等
を病院ごと、医師ごとに第三者的に評価してもよい。保
険者に対しては、病院や医師を選択する格付け情報を提
供できる。一方、病院や医師に対して、格付けに基づき
権威や名声を客観的に付与できる。これにより、医療機
関ごとの競争によるサービスの向上、医療行為の質向
上、医療技術の向上が期待できる。
を病院ごと、医師ごとに第三者的に評価してもよい。保
険者に対しては、病院や医師を選択する格付け情報を提
供できる。一方、病院や医師に対して、格付けに基づき
権威や名声を客観的に付与できる。これにより、医療機
関ごとの競争によるサービスの向上、医療行為の質向
上、医療技術の向上が期待できる。
【0154】<その他の変形例>上記実施の形態の医療
データ管理システムでは、ウェブサーバ1におけるユー
ザからのアクセス制御を示した。しかし、本発明の実施
は、このような手順には限定されない。例えば、このよ
うなアクセス制御をプロキシサーバ5において実行して
もよい。また、このようなアクセス制御を患者データベ
ースサーバ2、診療行為データベースサーバ3、会計サ
ーバ4等の各々において実行してもよい。
データ管理システムでは、ウェブサーバ1におけるユー
ザからのアクセス制御を示した。しかし、本発明の実施
は、このような手順には限定されない。例えば、このよ
うなアクセス制御をプロキシサーバ5において実行して
もよい。また、このようなアクセス制御を患者データベ
ースサーバ2、診療行為データベースサーバ3、会計サ
ーバ4等の各々において実行してもよい。
【0155】上記実施の形態の医療データ管理システム
では、センタには、プロキシサーバ5、ウェブサーバ
1、患者データベースサーバ2、診療行為データベース
サーバ3、会計サーバ4等が設置された。しかし、本発
明の実施は、このような構成には限定されない。例え
ば、これらのサーバの2以上を1台のコンピュータに兼
用させてもよい。
では、センタには、プロキシサーバ5、ウェブサーバ
1、患者データベースサーバ2、診療行為データベース
サーバ3、会計サーバ4等が設置された。しかし、本発
明の実施は、このような構成には限定されない。例え
ば、これらのサーバの2以上を1台のコンピュータに兼
用させてもよい。
【0156】上記実施の形態では、サーバは医療データ
のチェックサムを計算する際に、まず、そのデータのダ
ンプリストを生成した。しかし、本発明の実施は、この
ような処理には限定されない。例えば、ダンプリストの
代わりに、医療データに対して直接チェックサムを算出
してもよい。
のチェックサムを計算する際に、まず、そのデータのダ
ンプリストを生成した。しかし、本発明の実施は、この
ような処理には限定されない。例えば、ダンプリストの
代わりに、医療データに対して直接チェックサムを算出
してもよい。
【0157】<コンピュータ読み取り可能な記録媒体>
上記実施の形態におけるサーバで実行されるプログラム
を、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録するこ
とができる。そして、コンピュータに、この記録媒体の
制御プログラムを読み込ませて実行させ、サーバとして
機能させることができる。
上記実施の形態におけるサーバで実行されるプログラム
を、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録するこ
とができる。そして、コンピュータに、この記録媒体の
制御プログラムを読み込ませて実行させ、サーバとして
機能させることができる。
【0158】ここで、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気
的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積
し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体を
いう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外
し可能なものとしては、例えばフロッピー(登録商標)
ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DA
T、8mmテープ、メモリカード等がある。
媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気
的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積
し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体を
いう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外
し可能なものとしては、例えばフロッピー(登録商標)
ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DA
T、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0159】また、コンピュータに固定された記録媒体
としてハードディスクやROM(リードオンリーメモ
リ)等がある。
としてハードディスクやROM(リードオンリーメモ
リ)等がある。
【0160】
【発明の効果】本発明によれば、医療や介護に係る情報
流通を低コスト化し、効率的に利用することができる。
また、本発明によれば、医療や介護に係る情報流通にお
いて、改竄・漏洩を防止することができる。また、本発
明によれば、医療や介護に係る各種機関の連携を図るこ
とができる。
流通を低コスト化し、効率的に利用することができる。
また、本発明によれば、医療や介護に係る情報流通にお
いて、改竄・漏洩を防止することができる。また、本発
明によれば、医療や介護に係る各種機関の連携を図るこ
とができる。
【図1】 本実施の形態に係る医療データ管理システム
のシステム構成図
のシステム構成図
【図2】 ウェブサーバ1のハードウェア構成図
【図3】 電子カルテのデータ構造図
【図4】 電子処方箋のデータ構造図
【図5】 検査依頼票のデータ構成図
【図6】 待ち行列記録部の例
【図7】 医療費用算定書のデータ構造図
【図8】 パスワードファイルのデータ例
【図9】 病院ファイルのデータ例
【図10】代理医師ファイルのデータ例
【図11】代替病院ファイルのデータ例
【図12】アクセス制御処理を示すフローチャート
【図13】アクセス制御情報判定処理の詳細を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図14】チェックサム計算処理を示すフローチャート
1 ウェブサーバ 2 患者データベースサーバ 3 診療行為データベースサーバ 4 会計サーバ 5 プロキシサーバ 6 画像サーバ 12 CPU 13 メモリ 14 ハードディスク 15 通信インターフェース部 16 CD−R駆動装置
Claims (16)
- 【請求項1】 医療機関から遠隔設置され、医療データ
を管理するサーバ装置と、 前記サーバ装置を複数の医療機関と接続するネットワー
クとを備え、 前記サーバ装置は、前記ネットワークを通じて複数の医
療機関からアクセスされ、複数の医療機関の医療データ
を共通のデータ形式で管理する医療データ管理システ
ム。 - 【請求項2】 医療データを記録する記録部と、 前記医療データを管理する管理部と、 ネットワークと通信する通信部とを備え、 前記管理部は、前記ネットワークを通じて複数の医療機
関から遠隔的に指令され、 前記記録部は、複数の医療機関の医療データを共通のデ
ータ形式で記録するサーバ装置。 - 【請求項3】 前記医療データは、そのデータへのアク
セスが許可されるアクセス元を指定するアクセス制御情
報を有しており、 前記管理部は、前記アクセス制御情報において許可され
てないアクセス元からのアクセスを拒絶する請求項2記
載のサーバ装置。 - 【請求項4】 前記医療データは、その医療データに係
る患者を特定する情報と、その医療データの作成に関与
した医師を特定する情報とを有し、 前記管理部は、前記患者を特定する情報または医師を特
定する情報に対応しないアクセス元からのアクセスを拒
絶する請求項2記載のサーバ装置。 - 【請求項5】 前記管理部は、前記医療データが作成さ
れた後、所定時間が経過すると、当該医療データの変更
を禁止する請求項3または4記載のサーバ装置。 - 【請求項6】 前記管理部は、前記医療データに加えら
れる変更の有無を判定する確認情報を生成する請求項2
記載のサーバ装置。 - 【請求項7】 前記確認情報を書き替えのできない媒体
に記録する記録部をさらに備える請求項6記載のサーバ
装置。 - 【請求項8】 前記医療データには、介護に係る介護デ
ータが含まれる請求項2記載のサーバ装置。 - 【請求項9】 複数の医療機関における診断、検査、治
療を含む各々の医療行為に係る待ち行列、または複数の
検査機関における各々の検査行為に係る待ち行列を記録
する待ち行列記録部をさらに備え、複数の医療機関にお
ける各医療行為の混雑の程度、または複数の検査機関に
おける検査行為の混雑の程度を管理する請求項2記載の
サーバ装置。 - 【請求項10】 ネットワークを通じて複数の医療機関
から遠隔的に指令を受けるステップと、 複数の医療機関の医療データを共通のデータ形式で記録
するステップとからなり、複数の医療機関の医療データ
をネットワークを介して接続されたサーバで管理するデ
ータ管理方法。 - 【請求項11】 前記医療データへのアクセスが許可さ
れるアクセス元を指定するアクセス制御情報を参照する
ステップと、 前記アクセス制御情報において許可されていないアクセ
ス元からのアクセスを拒絶するステップとをさらに有す
る請求項10記載のデータ管理方法。 - 【請求項12】 前記医療データに係る患者を特定する
情報を参照するステップと、 その医療データの作成に関与した医師を特定する情報を
参照するステップと、 前記患者を特定する情報または医師を特定する情報に対
応しないアクセス元からのアクセスを拒絶するステップ
とをさらに有する請求項10記載のデータ管理方法。 - 【請求項13】 前記医療データが作成された後、所定
時間が経過すると、当該医療データの変更を禁止するス
テップをさらに有する請求項11または12記載のデー
タ管理方法。 - 【請求項14】 前記医療データに加えられる変更の有
無を判定する確認情報を生成するステップをさらに有す
る請求項10記載のデータ管理方法。 - 【請求項15】 前記確認情報を書き替えのできない媒
体に記録するステップをさらに有する請求項14記載の
データ管理方法。 - 【請求項16】 コンピュータに、 ネットワークを通じて複数の医療機関から遠隔的に指令
を受けるステップと、 複数の医療機関の医療データを共通のデータ形式で記録
するステップと実行させ、複数の医療機関の医療データ
をネットワークを介して接続されたコンピュータに管理
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体。
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