JP2004287502A - 医療解析支援プログラム、医療解析支援方法および医療解析支援装置 - Google Patents

医療解析支援プログラム、医療解析支援方法および医療解析支援装置 Download PDF

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勝彦 平盛
Yutaka Funyu
豊 船生
Yoshimi Mizunuma
吉美 水沼
Hiroyuki Kamata
弘之 鎌田
Kazuya Sasaki
和也 佐々木
Masanori Hayasaka
政則 早坂
Akito Toyama
明人 遠山
Saeko Oshida
佐枝子 大志田
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Abstract

【課題】医療検査情報の解析の効率化を図り、難易度に応じて適材適所な人材を解析に割り当てること。
【解決手段】医療検査情報(例えば、ホルタ情報)を解析する複数の解析医のスケジュールを管理する解析医スケジュール管理部404と、解析医に対して、スキルに対応する格付を行う解析医格付部403と、依頼者からの解析依頼および格付の要求に応じて、複数の解析医の中から、スケジュールおよび格付に適合する解析医を選択し、該解析医へ当該医療検査情報の解析を手配する解析医手配部407と、解析医から医療検査情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知する解析結果通知部409とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療検査情報(例えば、ホルタ心電図情報)の解析支援に用いて好適な医療解析支援プログラム、医療解析支援方法および医療解析支援装置に関するものであり、特に、医療検査情報の解析の効率化を図り、難易度に応じて適材適所な人材を解析に割り当てることができる医療解析支援プログラム、医療解析支援方法および医療解析支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ホルタ心電計は、携帯型の心電計であり、不整脈等の症状を呈する患者に対して、長時間(例えば、24時間)連続して心電図を取得し、発症の頻度や時間、発症時の状態などを調査するために広く用いられている。
【0003】
このホルタ心電計は、心電図を取得するための電極が設けられたリードと、リードから伝送される電気信号をホルタ心電図情報として、記憶装置(半導体メモリや磁気テープ等)に記憶させる本体とから構成されている。
【0004】
そして、上記記憶が終了すると、ホルタ心電計からホルタ心電図情報が読み出された後、高度な医療知識を有する専門の解析医により、ホルタ心電図情報が解析され、不整脈等が発見される。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−197875号公報
【特許文献2】
特開2002−132957号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したように、従来においては、ホルタ心電図情報等の医療検査情報を解析する場合、迅速性が問題となる。例えば、重度の心疾患を持つ患者に対しては、できるだけ速く解析結果を導き出し、早期治療を施さなければならない。
【0007】
しかしながら、従来においては、一医療機関内(または同系列の複数の医療機関内)という極めて狭い中で解析医が解析を行う場合が多く、また、医療機関や各地域に解析医が偏在しているという状況で、需要と供給とがアンバランスにならざるを得ず、解析医への解析依頼の割り振りが非効率になる場合があった。
【0008】
また、従来においては、解析医のスキルを客観的に判断し、統合管理するという仕組みが皆無に等しいため、様々な難易度を有する医療検査情報に対して、最適なスキルを有する解析医を割り当てることができない場合もあった。
【0009】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、医療検査情報の解析の効率化を図り、難易度に応じて適材適所な人材を解析に割り当てることができる医療解析支援プログラム、医療解析支援方法および医療解析支援装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、コンピュータを、医療検査情報を解析する複数の解析者のスケジュールおよびスキルに対応する格付を管理する解析者管理手段、依頼者からの解析依頼および前記格付の要求に応じて、前記複数の解析者の中から、前記スケジュールおよび格付に適合する解析者を選択し、該解析者へ当該医療検査情報の解析を手配する解析手配手段、前記解析者から前記医療検査情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知する解析結果通知手段、として機能させるための医療解析支援プログラムである。
【0011】
この発明によれば、医療検査情報を解析する複数の解析者のスケジュールおよびスキルに対応する格付を管理し、依頼者からの解析依頼および格付の要求に応じて、複数の解析者のうちスケジュールおよび格付に適合する最適な解析者へ当該医療検査情報の解析を手配し、医療検査情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知することとしたので、医療検査情報の解析の効率化を図り、難易度に応じて適材適所な人材を解析に割り当てることができる。
【0012】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の医療解析支援プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記複数の解析者に対して実施されたテストの結果に基づいて、前記格付を行う格付手段として機能させることを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、複数の解析者に対して実施されたテストの結果に基づいて、格付を行うこととしたので、解析者のスキルを客観的な基準で管理することができる。
【0014】
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の医療解析支援プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記解析者に対するスキルアップ用の教育コンテンツを保持しておき、前記教育コンテンツを用いた教育を支援する教育手段として機能させることを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、解析者に対するスキルアップ用の教育コンテンツを保持しておき、教育コンテンツを用いた教育を支援することとしたので、解析者のスキルアップを図ることができる。
【0016】
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の医療解析支援プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記複数の解析者間において、難読症例の対応についての情報交換を支援する情報交換支援手段として機能させることを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、複数の解析者間において、難読症例の対応についての情報交換を支援することとしたので、複数の解析者間で情報共有が図られ、解析者全体のスキルをボトムアップさせることができる。
【0018】
また、請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の医療解析支援プログラムにおいて、前記医療検査情報は、ホルタ心電計から取得されるホルタ情報であることを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、ホルタ心電計から取得されるホルタ情報の解析においても効率化を図ることができ、難易度に応じて適材適所な人材を割り当てることができる。
【0020】
また、請求項6にかかる発明は、医療検査情報を解析する複数の解析者のスケジュールおよびスキルに対応する格付を管理する解析者管理工程と、依頼者からの解析依頼および前記格付の要求に応じて、前記複数の解析者の中から、前記スケジュールおよび格付に適合する解析者を選択し、該解析者へ当該医療検査情報の解析を手配する解析手配工程と、前記解析者から前記医療検査情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知する解析結果通知工程と、を含むことを特徴とする。
【0021】
この発明によれば、医療検査情報を解析する複数の解析者のスケジュールおよびスキルに対応する格付を管理し、依頼者からの解析依頼および格付の要求に応じて、複数の解析者のうちスケジュールおよび格付に適合する最適な解析者へ当該医療検査情報の解析を手配し、医療検査情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知することとしたので、医療検査情報の解析の効率化を図り、難易度に応じて適材適所な人材を解析に割り当てることができる。
【0022】
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載の医療解析支援方法において、前記複数の解析者に対して実施されたテストの結果に基づいて、前記格付を行う格付工程を含むことを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、複数の解析者に対して実施されたテストの結果に基づいて、格付を行うこととしたので、解析者のスキルを客観的な基準で管理することができる。
【0024】
また、請求項8にかかる発明は、請求項6または7に記載の医療解析支援方法において、前記解析者に対するスキルアップ用の教育コンテンツを保持しておき、前記教育コンテンツを用いた教育を支援する教育工程を含むことを特徴とする。
【0025】
この発明によれば、解析者に対するスキルアップ用の教育コンテンツを保持しておき、教育コンテンツを用いた教育を支援することとしたので、解析者のスキルアップを図ることができる。
【0026】
また、請求項9にかかる発明は、請求項6〜8のいずれか一つに記載の医療解析支援方法において、前記複数の解析者間において、難読症例の対応についての情報交換を支援する情報交換支援工程を含むことを特徴とする。
【0027】
この発明によれば、複数の解析者間において、難読症例の対応についての情報交換を支援することとしたので、複数の解析者間で情報共有が図られ、解析者全体のスキルをボトムアップさせることができる。
【0028】
また、請求項10にかかる発明は、請求項6〜9のいずれか一つに記載の医療解析支援方法において、前記医療検査情報は、ホルタ心電計から取得されるホルタ情報であることを特徴とする。
【0029】
この発明によれば、ホルタ心電計から取得されるホルタ情報の解析においても効率化を図ることができ、難易度に応じて適材適所な人材を割り当てることができる。
【0030】
また、請求項11にかかる発明は、医療検査情報を解析する複数の解析者のスケジュールおよびスキルに対応する格付を管理する解析者管理手段と、依頼者からの解析依頼および前記格付の要求に応じて、前記複数の解析者の中から、前記スケジュールおよび格付に適合する解析者を選択し、該解析者へ当該医療検査情報の解析を手配する解析手配手段と、前記解析者から前記医療検査情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知する解析結果通知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0031】
この発明によれば、医療検査情報を解析する複数の解析者のスケジュールおよびスキルに対応する格付を管理し、依頼者からの解析依頼および格付の要求に応じて、複数の解析者のうちスケジュールおよび格付に適合する最適な解析者へ当該医療検査情報の解析を手配し、医療検査情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知することとしたので、医療検査情報の解析の効率化を図り、難易度に応じて適材適所な人材を解析に割り当てることができる。
【0032】
また、請求項12にかかる発明は、請求項11に記載の医療解析支援装置において、前記複数の解析者に対して実施されたテストの結果に基づいて、前記格付を行う格付手段を備えたことを特徴とする。
【0033】
この発明によれば、複数の解析者に対して実施されたテストの結果に基づいて、格付を行うこととしたので、解析者のスキルを客観的な基準で管理することができる。
【0034】
また、請求項13にかかる発明は、請求項11または12に記載の医療解析支援装置において、前記解析者に対するスキルアップ用の教育コンテンツを保持しておき、前記教育コンテンツを用いた教育を支援する教育手段を備えたことを特徴とする。
【0035】
この発明によれば、解析者に対するスキルアップ用の教育コンテンツを保持しておき、教育コンテンツを用いた教育を支援することとしたので、解析者のスキルアップを図ることができる。
【0036】
また、請求項14にかかる発明は、請求項11〜13のいずれか一つに記載の医療解析支援装置において、前記複数の解析者間において、難読症例の対応についての情報交換を支援する情報交換支援手段を備えたことを特徴とする。
【0037】
この発明によれば、複数の解析者間において、難読症例の対応についての情報交換を支援することとしたので、複数の解析者間で情報共有が図られ、解析者全体のスキルをボトムアップさせることができる。
【0038】
また、請求項15にかかる発明は、請求項11〜14のいずれか一つに記載の医療解析支援装置において、前記医療検査情報は、ホルタ心電計から取得されるホルタ情報であることを特徴とする。
【0039】
この発明によれば、ホルタ心電計から取得されるホルタ情報の解析においても効率化を図ることができ、難易度に応じて適材適所な人材を割り当てることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明にかかる医療解析支援プログラム、医療解析支援方法および医療解析支援装置の一実施の形態について詳細に説明する。
【0041】
図1は、本発明にかかる一実施の形態の構成を示すブロック図である。この図には、解析依頼元と解析医との間で、医療検査情報(例えば、ホルタ心電図情報)の解析支援を行う医療解析支援システムが図示されている。
【0042】
以下では、前述したホルタ心電図情報(以下では、単にホルタ情報という)を解析対象としての医療検査情報の具体例として説明する。
【0043】
同図に示した医療解析支援システムにおいて、依頼元端末100〜100は、n台のコンピュータ端末(本体、ディスプレイ、キーボード、マウス等)であり、解析依頼元であって全国に点在する複数の医療機関にそれぞれ設けられている。これらの依頼元端末100〜100は、ネットワーク200を介して、医療解析支援装置400にアクセス可能とされており、ホルタ情報の読み込み、解析依頼等を行う。
【0044】
ネットワーク200は、高セキュリティを有するVPN(Virtual Private Network)や専用回線、インターネット、ローカルエリアネットワーク等である。
【0045】
ここで、各医療機関においては、不整脈等の症状を呈する患者に対して前述したホルタ心電計(図示略)が使用され、このホルタ心電計により、長時間(例えば、24時間)連続してホルタ情報が蓄積される。
【0046】
リーダ110〜110は、依頼元端末100〜100にそれぞれ接続されており、ホルタ心電計に蓄積されたホルタ情報を読み込む機能を備えている。
【0047】
解析医端末300 〜300は、m台のコンピュータ端末(本体、ディスプレイ、キーボード、マウス等)であり、上記ホルタ情報を解析する複数の解析医側にそれぞれ設けられている。これらの解析医端末300 〜300は、ネットワーク200を介して、医療解析支援装置400にアクセス可能とされており、ホルタ情報の解析依頼の受付や、解析結果の通知等を行う。
【0048】
医療解析支援装置400は、依頼元端末100〜100(解析依頼元の医療機関)と解析医端末300〜300(解析医)との間にネットワーク200を介して設けられており、ホルタ情報の解析支援を行うサーバとしての機能を備えている。
【0049】
この医療解析支援装置400は、解析医を格付けする機能、解析医のスケジュールを管理する機能、依頼元端末100〜100からホルタ情報の解析を受け付ける機能、最適な解析医を選定し、当該解析医へホルタ情報の解析を依頼する機能、解析結果を管理する機能、解析医を教育する機能等を備えている。各機能の詳細については、後述する。
【0050】
ここで、医療解析支援装置400においては、解析医情報データベース420、解析依頼元情報データベース430、解析医スケジュール情報データベース440、解析工程管理情報データベース450、ホルタ情報データベース460、教育症例情報データベース470、難読症例問合せ情報データベース480およびテスト結果情報データベース490が用いられている。
【0051】
以下では、図2〜図9を参照しつつ、各データベースのテーブル構造について説明する。図2に示した解析医情報データベース420は、解析医端末300〜300(図1参照)にそれぞれ対応する解析医に関する解析医情報を格納するデータベースである。
【0052】
この解析医情報データベース420は、「解析医ID」、「氏名」、「住所」、「所属」、「格付」、「電話番号」、「メールアドレス」、「緊急対応ステータス」、「最大可能件数」および「基本解析料金」というフィールドを備えている。
【0053】
「解析医ID」は、各解析医に付与された識別子である。「氏名」は、解析医の氏名である。「住所」は、解析医の住所である。「所属」は、解析医の所属(企業、医療機関等)である。「格付」は、解析医のスキルを客観的に表す情報であり、格付評価用のテスト結果に基づいて、設定される。
【0054】
「電話番号」および「メールアドレス」は、解析医の連絡先(電話番号、電子メールアドレス)である。「緊急対応ステータス」は、緊急度が高い解析を対応できるか否か(可:Yes、不可:No)を表す情報である。「最大可能件数」は、ホルタ情報の解析依頼について最大受付可能な件数である。「基本解析料金」は、ホルタ情報の解析1件あたりの基本料金である。
【0055】
図3に示した解析依頼元情報データベース430は、依頼元端末100〜100にそれぞれ対応する解析依頼元(医療機関)に関する依頼元情報を格納するデータベースである。
【0056】
この解析依頼元情報データベース430は、「依頼元ID」、「名称」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、「担当者」、「解析医ID_1」、「解析医ID_2」および「解析医ID_3」というフィールドを備えている。
【0057】
「依頼元ID」は、ホルタ情報の解析に関する依頼元(医療機関)に付与された識別子である。「名称」は、依頼元の名称である。「住所」は、依頼元の住所である。「電話番号」および「メールアドレス」は、依頼元の連絡先(電話番号、電子メールアドレス)である。「担当者」は、依頼元の担当者である。
【0058】
「解析医ID_1」、「解析医ID_2」および「解析医ID_3」は、解析の依頼先で予め設定された依頼先(解析医)の優先順位を表す。具体的には、
「解析医ID_1」は、優先順位が1の解析医ID(図2参照)である。「解析医ID_2」は、優先順位が2の解析医ID(図2参照)である。「解析医ID_3」は、優先順位が3の解析医ID(図2参照)である。
【0059】
図4に示した解析医スケジュール情報データベース440は、解析医のスケジュールに関する解析医スケジュール情報を格納するデータベースである。この解析医スケジュール情報データベース440は、「解析医ID」、「日付」、「対応ステータス」、「解析中ステータス」および「解析受託可能件数」というフィールドを備えている。
【0060】
「解析医ID」は、各解析医に付与された識別子であり、図2に示した「解析医ID」に対応している。「日付」は、スケジュール対象の日付である。「対応ステータス」は、ホルタ情報の解析について対応(依頼の受付)が可能であるか否か(可能:Yes、不可:No)を表す。「解析中ステータス」は、解析依頼を受託したホルタ情報について解析中であるか否か(解析中:Yes、未解析:No)を表す。「解析受託可能件数」は、当該解析医が解析依頼を受託可能な件数であり、図2に示した「最大可能件数」の範囲内とされる。
【0061】
図5に示した解析工程管理情報データベース450は、医療解析支援装置400から解析医へ依頼された案件(解析)の工程管理に関する解析工程管理情報を格納するデータベースである。
【0062】
この解析工程管理情報データベース450は、「管理ID」、「依頼元ID」、「解析医ID」、「受付日時」、「解析医受付日時」、「解析完了日時」、「完了報告日時」、「解析受注料金」、「解析外注料金」、「患者ID」、「患者氏名」、「結果返信希望日時」、「結果返信予定日時」および「解析レポート受信日時」というフィールドを備えている。
【0063】
「管理ID」は、解析工程の管理対象に付与された識別子である。「依頼元ID」は、当該解析の依頼元に付与された識別子であり、図3に示した「依頼元ID」に対応している。「解析医ID」は、当該解析を受託した解析医に付与された識別子であり、図2に示した「解析医ID」に対応している。
【0064】
「受付日時」は、医療解析支援装置400が、依頼元端末100〜100(図1参照)のうちいずれかの依頼元端末(依頼元の医療機関)よりホルタ情報の解析依頼を受け付けた日時である。
【0065】
「解析医受付日時」は、医療解析支援装置400からの解析依頼を解析医端末(解析医端末300〜300のうちいずれか)(解析医)が受け付けた日時である。「解析完了日時」は、解析医が受託したホルタ情報の解析を完了した日時である。「完了報告日時」は、医療解析支援装置400から依頼元端末(依頼元端末100〜100のうちいずれか)へ解析の完了を報告した日時である。
【0066】
「解析受注料金」は、医療解析支援装置400による医療解析支援サービスの運営会社から依頼元の医療機関への請求される金額である。「解析外注料金」は、運営会社から解析医へ支払われる金額である。
【0067】
「患者ID」は、解析対象のホルタ情報に対応する患者に付与された識別子である。「患者氏名」は、当該患者の氏名である。「結果返信希望日時」は、当該ホルタ情報の解析結果である解析レポートの返信(医療解析支援装置400から依頼元端末)に関する依頼元側の希望日時である。「結果返信予定日時」は、当該解析レポートの返信に関する予定日時である。「解析レポート受信日時」は、依頼元端末で解析レポートを実際に受信した日時である。
【0068】
図6に示したホルタ情報データベース460は、解析対象であるホルタ情報を格納するデータベースである。
【0069】
このホルタ情報データベース460は、「ホルタ情報ID」、「依頼元ID」、「解析医ID」、「患者ID」、「患者氏名」、「性別」、「年齢」、「解析状態」、「測定日時」、「解析完了日時」、「担当医師名」、「担当技師名」、「ホルタ情報」、「行動記録用紙情報」および「テスト解析ID」というフィールドを備えている。
【0070】
「ホルタ情報ID」は、ホルタ情報に付与された識別子である。「依頼元ID」は、ホルタ情報の解析に関する依頼元(医療機関)に付与された識別子であり、図3に示した解析依頼元情報データベース430の「依頼元ID」に対応している。「解析医ID」は、当該ホルタ情報の解析を担当する解析医に付与された識別子であり、図2に示した解析医情報データベース420の「解析医ID」に対応している。
【0071】
「患者ID」は、当該ホルタ情報に対応する患者に付与された識別子である。「患者氏名」は、当該患者の氏名である。「性別」は、当該患者の性別である。「年齢」は、当該患者の年齢である。「解析状態」は、当該ホルタ情報の解析状態(未解析/解析済み)を表す。「測定日時」は、ホルタ心電計によりホルタ情報が測定された日時である。「解析完了日時」は、解析医IDに対応する解析医によりホルタ情報の解析が完了した日時であり、図5に示した解析工程管理情報データベース450の「解析完了日時」に対応している。
【0072】
「担当医師名」は、当該患者を担当する医師の氏名である。「担当技師名」は、当該患者を担当する技師の氏名である。「ホルタ情報」は、ホルタ心電計より取得される心電図等の情報である。「行動記録用紙情報」は、当該患者がホルタ情報(心電図)をホルタ心電計で取得していたときの行動記録に関する情報である。「テスト解析ID」は、解析医を格付する場合のテストに当該ホルタ情報を用いる場合の識別子である。
【0073】
図7に示した教育症例情報データベース470は、解析医に対するスキルアップ教育に用いられる教育症例に関する教育症例情報を格納するデータベースである。この教育症例情報データベース470は、「教育症例ID」、「分類」、「症例」、「画像URL(Uniform Resource Locator)」および「模範解答」というフィールドを備えている。
【0074】
「教育症例ID」は、教育症例に付与された識別子である。「分類」は、教育症例の分類である。「症例」は、教育症例の具体例である。「画像URL」は、教育症例に関する心電図画像が格納された場所を表す。「模範解答」は、当該画像(心電図)の解析結果に関する模範解答である。
【0075】
図8に示した難読症例問合せ情報データベース480は、難読症例(解析が難しい症例)についての問い合わせ(質問、回答)に関する難読症例問合せ情報を格納するデータベースである。
【0076】
この難読症例問合せ情報データベース480は、「題名」、「内容」および「画像URL」というフィールドを備えている。「題名」は、問い合わせの題名である。「内容」は、問い合わせ内容(質問または回答)である。「画像URL」は、問い合わせに関する画像が格納された場所を表す。
【0077】
図9に示したテスト結果情報データベース490は、解析医の格付を設定するためのテスト(テスト項目1〜3)の結果に関するテスト結果情報を格納するデータベースである。このテスト結果情報データベース490は、「解析医ID」、「評価1」、「評価2」および「評価3」というフィールドを備えている。
【0078】
「解析医ID」は、格付される解析医に付与された識別子であり、図2に示した「解析医ID」に対応している。「評価1」は、テスト項目1に対する評価である。「評価2」は、テスト項目2に対する評価である。「評価3」は、テスト項目3に対する評価である。
【0079】
図1に戻り、医療解析支援装置400の解析医情報登録部401は、解析医情報データベース420(図2参照)に解析医情報を登録する機能を備えている。解析依頼元情報登録部402は、解析依頼元情報データベース430(図3参照)に解析依頼元情報を登録する機能を備えている。
【0080】
解析医格付部403は、テストにより解析医を格付する機能を備えている。解析医スケジュール管理部404は、解析医スケジュール情報データベース440(図4参照)に基づいて、解析医のスケジュールを管理する機能を備えている。
【0081】
解析工程管理部405は、解析工程管理情報データベース450(図5参照)に基づいて、解析医に解析を依頼されたホルタ情報の解析工程を管理する機能を備えている。解析依頼受付部406は、依頼元端末100〜100からの解析依頼を受け付ける。解析医手配部407は、依頼元からの依頼に応じて、最適な解析医を手配する機能を備えている。
【0082】
解析結果管理部408は、ホルタ情報の解析結果を管理する機能を備えている。解析結果通知部409は、解析結果を依頼元の依頼元端末へ通知する機能を備えている。解析医教育部410は、教育症例情報データベース470(図7参照)や難読症例問合せ情報データベース480(図8参照)に基づいて、解析医のスキルアップ教育や、難読症例の問い合わせ処理等を実行する。管理者端末500は、医療解析支援装置400の管理者により操作されるコンピュータ端末である。
【0083】
つぎに、一実施の形態の動作について、図10〜図19に示した各種フローチャート、図20〜図39に示した各種画面を参照しつつ説明する。
【0084】
(解析依頼処理)
はじめに、図10を参照しつつ、解析依頼処理について説明する。この解析依頼処理では、依頼元端末(例えば、依頼元端末100)から医療解析支援装置400へ、ある患者に対応するホルタ情報の解析を依頼するための処理が実行される。
【0085】
具体的には、同図に示したステップSA1では、依頼元端末100は、ネットワーク200を介して医療解析支援装置400へ解析依頼処理用にアクセスする。これにより、ステップSB1では、医療解析支援装置400の解析依頼受付部406は、図20に示した解析依頼画面600を依頼元端末100に表示させる。
【0086】
この解析依頼画面600は、当該ホルタ情報に対応する患者ID、患者氏名、性別、年齢、返送期限および格付等の解析依頼情報を入力するための画面である。なお、依頼元IDおよび名称については、デフォルトで表示されている。
【0087】
ステップSA2では、依頼者により、解析依頼画面600で解析依頼情報が入力された後、依頼元端末100から医療解析支援装置400へ解析依頼情報が送信される。
【0088】
ステップSB2では、医療解析支援装置400の解析依頼受付部406は、依頼元端末100からの解析依頼情報(図20参照)を検索キーとして、解析医スケジュール情報データベース440(図4参照)および解析医情報データベース420(図2参照)から、条件に合致する最適解析医を検索する。
【0089】
ここで、検索ヒットした場合、すなわち、最適解析医が検索された場合、ステップSB3では、解析依頼受付部406は、検索結果を依頼元端末100へ送信し、図21に示した依頼情報確認画面610を依頼元端末100に表示させる。
【0090】
この依頼情報確認画面610には、最適解析医(検索結果)についての解析医ID、解析医の氏名、ステップSA2で入力された解析依頼情報が表示されている。なお、ステップSB2で検索ヒットしない場合、解析依頼受付部406は、図22に示した受付不可画面620を依頼元端末100に表示させる。
【0091】
ステップSA3では、依頼元端末100の依頼者は、図21に示した依頼情報確認画面610で最適解析医を確認し、解析を申し込む場合、申込ボタン611を押下する。なお、解析を申し込まない場合には、キャンセルボタン612が押下される。
【0092】
ステップSB4では、解析依頼受付部406は、図23に示したホルタ情報読み込み画面630を依頼元端末100に表示させる。このホルタ情報読み込み画面630は、解析対象のホルタ情報(行動記録用紙情報も含む)を読み込み、医療解析支援装置400へ送信するための画面である。このホルタ情報読み込み画面630には、解析依頼情報(依頼元ID、依頼元の名称、患者ID、患者氏名、性別、年齢)が表示されている。
【0093】
ステップSA4では、依頼元端末100の依頼者は、図23に示したホルタ情報読み込み画面630で読み込み対象(行動記録用紙情報およびホルタ情報)を選択する。
【0094】
具体的には、依頼者は、参照ボタン631で行動記録用紙情報の格納場所を選択した後、ホルタ情報の格納場所を参照ボタン632で選択する。行動記録用紙情報は、当該患者がホルタ情報(心電図)をホルタ心電計で取得していたときの行動記録に関する情報である。ここで、行動記録用紙情報は、依頼元端末100の記憶装置に予め格納されているものとする。また、ホルタ情報は、予めリーダ110によりホルタ心電計から読み込まれた後、上記記憶装置に格納されているものとする。
【0095】
そして、依頼者により内容確認ボタン633が押下されると、依頼元端末100は、ホルタ情報(行動記録用紙情報)を医療解析支援装置400へ送信する。
【0096】
ステップSB5では、医療解析支援装置400の解析依頼受付部406は、解析依頼情報(図20および図21参照)を解析工程管理情報データベース450(図5参照)に格納した後、依頼元端末100からのホルタ情報(行動記録用紙情報)をホルタ情報データベース460(図6参照)に格納する。
【0097】
ステップSB6では、解析依頼受付部406は、図24に示した受付完了画面640を依頼元端末100に表示させる。この受付完了画面640には、管理ID(図5参照)、解析医ID、氏名、患者ID、性別、年齢、返送期限等が表示されている。
【0098】
ステップSA5では、依頼元端末100の依頼者は、受付完了画面640で、ホルタ情報の解析依頼に関する受付完了を確認した後、OKボタン641を押下する。これにより、一連の解析依頼処理が終了する。
【0099】
(解析状況確認処理)
つぎに、図11を参照しつつ、解析状況確認処理について説明する。この解析状況確認処理では、依頼元端末(例えば、依頼元端末100)の依頼者が、解析依頼済みの案件について進行状況を確認するための処理が実行される。
【0100】
具体的には、同図に示したステップSC1では、依頼元端末100は、ネットワーク200を介して医療解析支援装置400へ解析状況確認処理用にアクセスし、依頼元IDを送信する。
【0101】
これにより、ステップSD1では、医療解析支援装置400の解析工程管理部405は、依頼元IDをキーとして、解析医情報データベース420、解析工程管理情報データベース450および解析依頼元情報データベース430から解析状況を検索する。
【0102】
ステップSD2では、解析工程管理部405は、ステップSD1の検索結果に基づいて、図25に示した解析状況確認画面650を依頼元端末100に表示させる。この解析状況確認画面650には、依頼元IDに対応する当該依頼元の医療機関が解析を依頼している案件に関する進行状況が表示されている。
【0103】
具体的には、解析状況確認画面650には、依頼元ID、名称、解析依頼日時、受付日時、患者ID、管理ID、返信希望日時、返信予定日時、解析医氏名、格付、状態、解析レポート(の有無)等に関する情報が表示されている。
【0104】
ステップSC2では、依頼元端末100の依頼者は、解析状況確認画面650(図25参照)より解析の進行状況を確認する。ここで、解析が完了してる場合には、解析状況確認画面650の解析レポートには、「Down Load」ボタンが表示される。
【0105】
この場合、ステップSC3では、依頼元端末100の依頼者により「Down Load」ボタンが押下され、依頼元端末100は、当該解析レポートのダウンロードを要求する。
【0106】
ステップSD3では、解析工程管理部405は、ホルタ情報データベース460から要求された解析レポートを検索する。ステップSD4では、解析工程管理部405は、依頼元端末100へ解析レポートを送信する。ステップSC4では、依頼元端末100は、医療解析支援装置400からの解析レポートを受信する。ステップSC5では、依頼元端末100の依頼者は、解析レポートを確認する。
【0107】
(解析結果管理処理)
つぎに、図12を参照しつつ、解析結果管理処理について説明する。この解析結果管理処理では、医療解析支援装置400の管理者が、解析済みの案件について解析結果を解析依頼元毎に確認するための処理が実行される。
【0108】
具体的には、同図に示したステップSE1では、管理者端末500は、ネットワーク200を介して医療解析支援装置400へ解析結果管理処理用にアクセスし、依頼元IDを送信する。
【0109】
これにより、ステップSF1では、医療解析支援装置400の解析結果管理部408は、依頼元IDをキーとして、解析医情報データベース420、解析工程管理情報データベース450および解析依頼元情報データベース430から解析結果を検索する。
【0110】
ステップSF2では、解析結果管理部408は、ステップSF1の検索結果に基づいて、図26に示した解析結果管理画面660を管理者端末500に表示させる。この解析結果管理画面660には、依頼元IDに対応する解析結果が表示されている。
【0111】
具体的には、解析結果管理画面660には、管理ID、患者ID、患者名、返信希望日時、解析医氏名、格付、解析医受付日時、返信予定日時、解析完了日時、解析レポート、受信日時等に関する情報が表示されている。
【0112】
ステップSE2では、管理者端末500の管理者は、解析結果管理画面660(図26参照)より依頼元毎に解析結果を確認する。ここで、別の依頼元の解析結果を確認する場合には、解析結果管理画面660の依頼元選択にて、別の依頼元に対応する依頼元IDが選択される。これにより、当該依頼元IDに対応する解析結果が表示される。
【0113】
(解析医格付処理)
つぎに、図13を参照しつつ、解析医格付処理について説明する。この解析医格付処理では、解析医に対して予め実施されるテストの結果に基づいて、スキルを表す格付を行うための処理が実行される。
【0114】
具体的には、同図に示したステップSG1では、管理者端末500は、ネットワーク200を介して医療解析支援装置400へ解析医格付処理用にアクセスする。この場合、各解析医に対してテストが実施されており、テスト結果情報データベース490にテスト結果が格納されているものとする。
【0115】
ステップSH1では、医療解析支援装置400の解析医格付部403は、解析医情報データベース420およびテスト結果情報データベース490からテスト解析評価(テスト結果)を検索する。ステップSH2では、解析医格付部403は、図27に示したテスト結果評価画面670を管理者端末500に表示させる。
【0116】
ステップSG2では、管理者は、管理者端末500を用いて、テスト結果および解析医を選択し、テスト解析結果毎の評価情報を入力する。これにより、管理者端末500は、評価情報をテスト結果情報として医療解析支援装置400へ送信する。
【0117】
ステップSH3では、解析医格付部403は、テスト結果情報をテスト結果情報データベース490(図9参照)に格納する。ステップSH4では、解析医格付部403は、図28に示した解析医格付画面680を管理者端末500に表示させる。
【0118】
ステップSG3では、管理者は、管理者端末500を用いて、テスト結果により総合的に判定された解析医の格付情報を入力する。これにより、管理者端末500は、格付情報および解析医IDを医療解析支援装置400へ送信する。
【0119】
ステップSH5では、医療解析支援装置400の解析医格付部403は、管理者端末500からの解析医IDをキーとして、格付情報を解析医情報データベース420(図2参照)に登録する。
【0120】
(教育症例登録処理)
つぎに、図14を参照しつつ、教育症例登録処理について説明する。この教育症例登録処理では、解析医のスキルアップ教育に用いられる教育症例情報を教育症例情報データベース470に登録するための処理が実行される。
【0121】
具体的には、同図に示したステップSI1では、管理者端末500は、ネットワーク200を介して医療解析支援装置400へ教育症例登録処理用にアクセスする。
【0122】
ステップSJ1では、医療解析支援装置400の解析医教育部410は、図29に示した教育症例登録画面690を管理者端末500に表示させる。この教育症例登録画面690には、分類、症例、画像URL(心電図画像の選択)および模範解答を入力するための画面である。
【0123】
ステップSI2では、管理者は、管理者端末500を用いて、教育症例登録画面690に教育症例情報を入力する。これにより、管理者端末500は、教育症例情報を医療解析援装置400へ送信する。
【0124】
ステップSJ2では、解析医教育部410は、管理者端末500からの教育症例情報を教育症例情報データベース470(図7参照)に登録する。この教育症例情報は、解析医の教育に用いられる。
【0125】
(解析対応状況登録処理)
つぎに、図15を参照しつつ、解析対応状況登録処理について説明する。この解析対応状況登録処理では、解析医の対応状況(対応ステータス、解析受託件数等)を解析医スケジュール情報データベース440に登録するための処理が実行される。
【0126】
具体的には、同図に示したステップSK1では、例えば、解析医端末300は、ネットワーク200を介して医療解析支援装置400へ解析対応状況登録処理用にアクセスする。
【0127】
ステップSL1では、医療解析支援装置400の解析医スケジュール管理部404は、図30に示した解析対応状況登録画面700を解析医端末300に表示させる。この解析対応状況登録画面700は、解析医が解析可能であるか否かという解析対応状況を入力するための画面であり、解析可能ボタン701および解析不能ボタン702を有している。
【0128】
ここで、解析可能ボタン701は、当該解析医がホルタ情報の解析が可能な状況にある場合に押下される。一方、解析不能ボタン702は、当該解析医がホルタ情報の解析ができない状況にある場合に押下される。
【0129】
ステップSK2では、解析医は、解析医端末300を用いて、解析対応状況登録画面700に解析対応状況を入力すべく、解析可能ボタン701または解析不能ボタン702を押下する。これにより、解析医端末300は、解析医IDとともに、対応状況を対応ステータス(解析可能ボタン701が押下された場合、「Yes」、解析不能ボタン702が押下された場合、「No」)として医療解析支援装置400へ送信する。
【0130】
ステップSL2では、解析医スケジュール管理部404は、解析医端末300からの解析対応状況(解析医IDおよび対応ステータス)を解析医スケジュール情報データベース440(図4参照)に格納する。
【0131】
ステップSL3では、解析医スケジュール管理部404は、図31に示した解析受託可能件数入力画面710を解析医端末300に表示させる。この解析受託可能件数入力画面710は、解析医に解析対応受託可能件数を入力させるための画面である。
【0132】
ステップSK3では、解析医は、解析医端末300を用いて、解析受託可能件数入力画面710に解析受託可能件数を入力した後、OKボタン711を押下する。これにより、解析医端末300は、解析医IDとともに、解析受託可能件数を医療解析支援装置400へ送信する。
【0133】
ステップSL4では、解析医スケジュール管理部404は、解析医端末300からの解析受託可能件数を解析医スケジュール情報データベース440(図4参照)に格納する。
【0134】
ステップSL5では、解析医スケジュール管理部404は、図32に示した現在解析対応状況画面720を解析医端末300に表示させる。この現在解析対応状況画面720は、当該解析医の現在の解析対応状況を表す画面である。ステップSK4では、当該解析医は、現在解析対応状況画面720で現在の解析対応状況を確認し、依頼発注通知を待つ。
【0135】
(解析受付処理)
つぎに、図16を参照しつつ、解析受付処理について説明する。この解析受付処理では、解析医が、医療解析支援装置400を経由して、依頼元からの解析依頼を受け付けるための処理が実行される。
【0136】
具体的には、同図に示したステップSM1では、例えば、解析医端末300は、ネットワーク200を介して医療解析支援装置400へ解析受付処理用にアクセスし、解析医IDを送信する。
【0137】
ステップSN1では、医療解析支援装置400の解析医手配部407は、解析医IDをキーとして、解析依頼元情報データベース430、解析工程管理情報データベース450およびホルタ情報データベース460から解析依頼状況を検索する。この解析依頼状況は、当該解析医に対してホルタ情報の解析が依頼されている状況を表す。
【0138】
ステップSN2では、解析医手配部407は、図33に示した解析依頼一覧画面730を解析医端末300に表示させる。この解析依頼一覧画面730は、上記解析依頼状況に対応しており、依頼元、患者ID、患者氏名、管理ID、結果返信希望日時、受付確認、解析医受付日時、結果返信予定日時、完了報告、解析完了日時等のフィールドを備えている。
【0139】
ステップSM2では、解析医は、解析医端末300を用いて、解析依頼一覧画面730から自身が解析を受け付ける案件を選択し、この案件に対応する受付確認ボタン731を押下する。これにより、解析医端末300は、受付確認の情報、依頼元IDおよび患者IDを医療解析支援装置400へ送信する。
【0140】
ステップSN3では、医療解析支援装置400の解析医手配部407は、依頼元IDおよび患者IDをキーとして、ホルタ情報データベース460および解析工程管理情報データベース450から解析情報(患者ID、性別、年齢、結果返信希望日時等)を検索する。
【0141】
ステップSN4では、解析医手配部407は、図34に示した解析受付確認画面740を解析医端末300に表示させる。この解析受付確認画面740は、上記解析情報に対応しており、解析医に解析の受付を確認させるための画面である。
【0142】
ステップSM3では、解析医は、解析医端末300を用いて、解析受付確認画面740の内容を確認し、結果返信予定日時を入力した後、受付ボタン741を押下する。これにより、解析医端末300は、解析医IDおよび返信結果予定日時の情報を医療解析支援装置400へ送信する。
【0143】
ステップSN5では、医療解析支援装置400の解析医手配部407は、解析工程管理情報データベース450に返信結果予定日時の情報と、解析医受付日時とを格納する。ステップSN6では、解析医手配部407は、解析医受付日時および結果返信予定日時を反映させた解析依頼一覧画面730(図33参照)を解析医端末300に表示させる。ステップSM4では、解析医は、解析医端末300に表示された上記解析依頼一覧画面730を確認する。これにより、解析医は、受け付けた解析に着手する。
【0144】
(解析完了報告処理)
つぎに、図17を参照しつつ、解析完了報告処理について説明する。この解析完了報告処理では、解析医が、ホルタ情報の解析を完了させた場合に、医療解析支援装置400および依頼元へ報告するための処理が実行される。
【0145】
具体的には、同図に示したステップSO1では、例えば、解析医端末300は、ネットワーク200を介して医療解析支援装置400へ解析完了報告処理用にアクセスし、解析医IDを送信する。
【0146】
ステップSP1では、医療解析支援装置400の解析結果管理部408は、解析医IDをキーとして、解析依頼元情報データベース430、解析工程管理情報データベース450およびホルタ情報データベース460から解析依頼状況を検索する。この解析依頼状況は、当該解析医に対してホルタ情報の解析が依頼されている状況を表す。
【0147】
ステップSP2では、解析結果管理部408は、図33に示した解析依頼一覧画面730を解析医端末300に表示させる。この解析依頼一覧画面730は、上記解析依頼状況に対応しており、依頼元、患者ID、患者氏名、管理ID、結果返信希望日時、受付確認、解析医受付日時、結果返信予定日、完了報告、解析完了日時等のフィールドを備えている。
【0148】
ステップSO2では、解析医は、解析医端末300を用いて、解析依頼一覧画面730から自身が解析を完了した案件を選択し、この案件に対応する完了報告ボタン732を押下する。これにより、解析医端末300は、完了報告の情報、依頼元IDおよび患者IDを医療解析支援装置400へ送信する。
【0149】
ステップSP3では、医療解析支援装置400の解析結果管理部408は、依頼元IDおよび患者IDをキーとして、ホルタ情報データベース460および解析工程管理情報データベース450から解析情報(患者ID、性別、年齢、結果返信希望日時等)を検索する。
【0150】
ステップSP4では、解析結果管理部408は、解析情報を解析レポートとしてPDF(Portable Document Format)化する。ステップSP5では、解析結果管理部408は、図35に示した解析完了報告画面750を解析医端末300に表示させる。
【0151】
この解析完了報告画面750は、上記解析情報および解析レポートに対応しており、解析医に解析の完了報告の内容を確認させるための画面である。
【0152】
ステップSO3では、解析医は、解析医端末300を用いて、解析完了報告画面750の解析レポートの欄に解析結果を入力し、内容を確認した後、報告ボタン751を押下する。これにより、解析医端末300は、完了報告の情報および解析医IDを医療解析支援装置400へ送信する。
【0153】
ステップSP6では、医療解析支援装置400の解析結果管理部408は、解析工程管理情報データベース450に解析完了日時の情報を格納する。ステップSP7では、解析結果管理部408は、解析完了日時を反映させた解析依頼一覧画面730(図33参照)を解析医端末300に表示させる。
【0154】
ステップSO4では、解析医は、解析が完了した案件について、解析医端末300に表示された上記解析依頼一覧画面730を確認する。なお、一実施の形態においては、解析結果通知部409が依頼元端末に対して、依頼元に指定された日時に当該解析結果を自動通知するようにしてもよい。
【0155】
(教育症例照会処理)
つぎに、図18を参照しつつ、教育症例照会処理について説明する。この教育症例照会処理では、解析医が、スキルアップを目的として、教育症例情報データベース470(図7参照)の教育症例を照会するための処理が実行される。
【0156】
具体的には、同図に示したステップSQ1では、例えば、解析医端末300は、ネットワーク200を介して医療解析支援装置400へ教育症例照会処理用にアクセスする。
【0157】
ステップSR1では、医療解析支援装置400の解析医教育部410は、図36に示した教育症例検索画面760を解析医端末300に表示させる。この教育症例検索画面760は、教育症例を検索するための検索条件(分類、検索キーワード)を入力するための画面である。
【0158】
ステップSQ2では、解析医は、解析医端末300を用いて、教育症例検索画面760で分類を選択、検索キーワードを入力した後、検索ボタン761を押下する。これにより、解析医端末300は、検索条件(分類、検索キーワード)を医療解析支援装置400へ送信する。
【0159】
ステップSR2では、医療解析支援装置400の解析医教育部410は、解析医端末300からの検索条件をキーとして、教育症例情報データベース470(図7参照)から教育症例を検索する。
【0160】
ステップSR3では、解析医教育部410は、図37に示した教育症例検索結果画面770を解析医端末300に表示させる。この教育症例検索結果画面770は、ステップSR2の検索結果に対応している。
【0161】
ステップSQ3では、解析医は、解析医端末300を用いて、教育症例情報データベース470から参照したい教育症例を選択する。これにより、解析医端末300は、選択された教育症例に対応する教育症例IDを医療解析支援装置400へ送信する。
【0162】
ステップSR4では、医療解析支援装置400の解析医教育部410は、教育症例IDをキーとして、教育症例情報データベース470から教育症例情報を取得する。ステップSR5では、解析医教育部410は、図38に示した教育症例画面780を解析医端末300に表示させる。この教育症例画面780は、ステップSR4で取得された教育症例情報(教育症例ID、分類、症例、模範回答、心電図画像(画像URL))に対応している。
【0163】
ステップSQ4では、解析医は、解析医端末300を用いて、教育症例画面780を確認し、教育症例について理解を深め、自身のスキルアップを図る。
【0164】
(難読症例問合せ処理)
つぎに、図19を参照しつつ、難読症例問合せ処理について説明する。この難読症例問合せ処理では、解析医間で、解析が難しいとされる難読症例について質問/回答を支援するための処理が実行される。
【0165】
具体的には、同図に示したステップSS1では、例えば、解析医(質問者または回答者)に対応する解析医端末300は、ネットワーク200を介して医療解析支援装置400へ難読症例問合せ処理用にアクセスする。
【0166】
ステップST1では、医療解析支援装置400の解析医教育部410は、難読症例問合せ情報データベース480(図8参照)から最新の10件分の難読症問い合わせ情報を検索する。
【0167】
ステップST2では、解析医教育部410は、図39に示した難読症例問合せ画面790を解析医端末300に表示させる。この難読症例問合せ画面790には、難読症例の問合せ(質問または回答)の情報が入力される。
【0168】
ステップSS2では、解析医(質問者または回答者)は、解析医端末300を用いて、難読症例に関する質問または回答等の情報を入力する。これにより、解析医端末300は、入力された情報を医療解析支援装置400へ送信する。
【0169】
ステップST3では、解析医教育部410は、質問または回答等の情報を難読症例問合せ情報データベース480に格納する。ステップST4では、解析医教育部410は、質問や回答が反映された難読症例問合せ画面790を解析医端末300に表示させる。
【0170】
ステップSS3では、解析医(質問者または回答者)は、解析医端末300を用いて、難読症例問合せ画面790より、難読症例について質問(または回答)を確認する。このように、難読症例問合せ画面790を電子掲示板のように用いることにより、難読症例について解析方法がわからない解析医(質問者)に対して、解析方法を熟知している別の解析医(回答者)がアドバイスをすることが可能となり、情報共有による解析医のスキルのボトムアップを図ることができる。
【0171】
以上説明したように、一実施の形態によれば、医療検査情報としてのホルタ情報を解析する複数の解析医のスケジュールおよびスキルに対応する格付を解析医情報データベース420や解析医スケジュール情報データベース440で管理し、依頼者からの解析依頼および格付の要求に応じて、複数の解析医のうちスケジュールおよび格付に適合する最適な解析医へ当該ホルタ情報の解析を手配し、ホルタ情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知することとしたので、ホルタ情報の解析の効率化を図り、難易度に応じて適材適所な人材を解析に割り当てることができる。
【0172】
また、一実施の形態によれば、図13を参照して説明したように、複数の解析医に対して実施されたテストの結果に基づいて、格付を行うこととしたので、解析医のスキルを客観的な基準で管理することができる。
【0173】
また、一実施の形態によれば、図18を参照して説明したように、解析医に対するスキルアップ用の教育症例情報(教育コンテンツ)を教育症例情報データベース470に登録しておき、教育症例情報を用いた教育を支援することとしたので、解析医のスキルアップを図ることができる。
【0174】
また、一実施の形態によれば、図19を参照して説明したように、複数の解析医間において、難読症例問合せ画面790(図39参照)を介して、難読症例の対応についての情報交換を支援することとしたので、複数の解析医間で情報共有が図られ、解析医全体のスキルをボトムアップさせることができる。
【0175】
以上本発明にかかる一実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの一実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0176】
例えば、前述した一実施の形態においては、医療解析支援装置400の機能を実現するための医療解析支援プログラムを図40に示したコンピュータ読み取り可能な記録媒体900に記録して、この記録媒体900に記録された医療解析支援プログラムを同図に示したコンピュータ800に読み込ませ、実行することにより各機能を実現してもよい。
【0177】
同図に示したコンピュータ800は、上記医療解析支援プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)810と、キーボード、マウス等の入力装置820と、各種データを記憶するROM(Read Only Memory)830と、演算パラメータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)840と、記録媒体900から医療解析支援プログラムを読み取る読取装置850と、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置860と、装置各部を接続するバス870とから構成されている。
【0178】
CPU810は、読取装置850を経由して記録媒体900に記録されている医療解析支援プログラムを読み込んだ後、この医療解析支援プログラムを実行することにより、前述した機能を実現する。なお、記録媒体900としては、光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等が挙げられる。
【0179】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、6、11にかかる発明によれば、医療検査情報を解析する複数の解析者のスケジュールおよびスキルに対応する格付を管理し、依頼者からの解析依頼および格付の要求に応じて、複数の解析者のうちスケジュールおよび格付に適合する最適な解析者へ当該医療検査情報の解析を手配し、医療検査情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知することとしたので、医療検査情報の解析の効率化を図り、難易度に応じて適材適所な人材を解析に割り当てることができるという効果を奏する。
【0180】
また、請求項2、7、12にかかる発明によれば、複数の解析者に対して実施されたテストの結果に基づいて、格付を行うこととしたので、解析者のスキルを客観的な基準で管理することができるという効果を奏する。
【0181】
また、請求項3、8、13にかかる発明によれば、解析者に対するスキルアップ用の教育コンテンツを保持しておき、教育コンテンツを用いた教育を支援することとしたので、解析者のスキルアップを図ることができるという効果を奏する。
【0182】
また、請求項4、9、14にかかる発明によれば、複数の解析者間において、難読症例の対応についての情報交換を支援することとしたので、複数の解析者間で情報共有が図られ、解析者全体のスキルをボトムアップさせることができるという効果を奏する。
【0183】
また、請求項5、10、15にかかる発明によれば、ホルタ心電計から取得されるホルタ情報の解析においても効率化を図ることができ、難易度に応じて適材適所な人材を割り当てることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した解析医情報データベース420のテーブル構造を示す図である。
【図3】図1に示した解析依頼元情報データベース430のテーブル構造を示す図である。
【図4】図1に示した解析医スケジュール情報データベース440のテーブル構造を示す図である。
【図5】図1に示した解析工程管理情報データベース450のテーブル構造を示す図である。
【図6】図1に示したホルタ情報データベース460のテーブル構造を示す図である。
【図7】図1に示した教育症例情報データベース470のテーブル構造を示す図である。
【図8】図1に示した難読症例問合せ情報データベース480のテーブル構造を示す図である。
【図9】図1に示したテスト結果情報データベース490のテーブル構造を示す図である。
【図10】同一実施の形態における解析依頼処理を説明するフローチャートである。
【図11】同一実施の形態における解析状況確認処理を説明するフローチャートである。
【図12】同一実施の形態における解析結果管理処理を説明するフローチャートである。
【図13】同一実施の形態における解析医格付処理を説明するフローチャートである。
【図14】同一実施の形態における教育症例登録処理を説明するフローチャートである。
【図15】同一実施の形態における解析対応状況登録処理を説明するフローチャートである。
【図16】同一実施の形態における解析受付処理を説明するフローチャートである。
【図17】同一実施の形態における解析完了報告処理を説明するフローチャートである。
【図18】同一実施の形態における教育症例照会処理を説明するフローチャートである。
【図19】同一実施の形態における難読症例問合せ処理を説明するフローチャートである。
【図20】同一実施の形態における解析依頼画面600を示す図である。
【図21】同一実施の形態における依頼情報確認画面610を示す図である。
【図22】同一実施の形態における受付不可画面620を示す図である。
【図23】同一実施の形態におけるホルタ情報読み込み画面630を示す図である。
【図24】同一実施の形態における受付完了画面640を示す図である。
【図25】同一実施の形態における解析状況確認画面650を示す図である。
【図26】同一実施の形態における解析結果管理画面660を示す図である。
【図27】同一実施の形態におけるテスト結果評価画面670を示す図である。
【図28】同一実施の形態における解析医格付画面680を示す図である。
【図29】同一実施の形態における教育症例登録画面690を示す図である。
【図30】同一実施の形態における解析対応状況登録画面700を示す図である。
【図31】同一実施の形態における解析受託可能件数入力画面710を示す図である。
【図32】同一実施の形態における現在解析対応状況画面720を示す図である。
【図33】同一実施の形態における解析依頼一覧画面730を示す図である。
【図34】同一実施の形態における解析受付確認画面740を示す図である。
【図35】同一実施の形態における解析完了報告画面750を示す図である。
【図36】同一実施の形態における教育症例検索画面760を示す図である。
【図37】同一実施の形態における教育症例検索結果画面770を示す図である。
【図38】同一実施の形態における教育症例画面780を示す図である。
【図39】同一実施の形態における難読症例問合せ画面790を示す図である。
【図40】同一実施の形態の変形例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 〜100 依頼元端末
200 ネットワーク
300 〜300 解析医端末
400 医療解析支援装置
401 解析医情報登録部
402 解析依頼元情報登録部
403 解析医格付部
404 解析医スケジュール管理部
405 解析工程管理部
406 解析依頼受付部
407 解析医手配部
408 解析結果管理部
409 解析結果通知部

Claims (15)

  1. コンピュータを、
    医療検査情報を解析する複数の解析者のスケジュールおよびスキルに対応する格付を管理する解析者管理手段、
    依頼者からの解析依頼および前記格付の要求に応じて、前記複数の解析者の中から、前記スケジュールおよび格付に適合する解析者を選択し、該解析者へ当該医療検査情報の解析を手配する解析手配手段、
    前記解析者から前記医療検査情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知する解析結果通知手段、
    として機能させるための医療解析支援プログラム。
  2. 前記コンピュータを、前記複数の解析者に対して実施されたテストの結果に基づいて、前記格付を行う格付手段として機能させることを特徴とする請求項1に記載の医療解析支援プログラム。
  3. 前記コンピュータを、前記解析者に対するスキルアップ用の教育コンテンツを保持しておき、前記教育コンテンツを用いた教育を支援する教育手段として機能させることを特徴とする請求項1または2に記載の医療解析支援プログラム。
  4. 前記コンピュータを、前記複数の解析者間において、難読症例の対応についての情報交換を支援する情報交換支援手段として機能させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の医療解析支援プログラム。
  5. 前記医療検査情報は、ホルタ心電計から取得されるホルタ情報であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の医療解析支援プログラム。
  6. 医療検査情報を解析する複数の解析者のスケジュールおよびスキルに対応する格付を管理する解析者管理工程と、
    依頼者からの解析依頼および前記格付の要求に応じて、前記複数の解析者の中から、前記スケジュールおよび格付に適合する解析者を選択し、該解析者へ当該医療検査情報の解析を手配する解析手配工程と、
    前記解析者から前記医療検査情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知する解析結果通知工程と、
    を含むことを特徴とする医療解析支援方法。
  7. 前記複数の解析者に対して実施されたテストの結果に基づいて、前記格付を行う格付工程を含むことを特徴とする請求項6に記載の医療解析支援方法。
  8. 前記解析者に対するスキルアップ用の教育コンテンツを保持しておき、前記教育コンテンツを用いた教育を支援する教育工程を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の医療解析支援方法。
  9. 前記複数の解析者間において、難読症例の対応についての情報交換を支援する情報交換支援工程を含むことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載の医療解析支援方法。
  10. 前記医療検査情報は、ホルタ心電計から取得されるホルタ情報であることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載の医療解析支援方法。
  11. 医療検査情報を解析する複数の解析者のスケジュールおよびスキルに対応する格付を管理する解析者管理手段と、
    依頼者からの解析依頼および前記格付の要求に応じて、前記複数の解析者の中から、前記スケジュールおよび格付に適合する解析者を選択し、該解析者へ当該医療検査情報の解析を手配する解析手配手段と、
    前記解析者から前記医療検査情報の解析結果を受け付け、該解析結果を依頼者へ通知する解析結果通知手段と、
    を備えたことを特徴とする医療解析支援装置。
  12. 前記複数の解析者に対して実施されたテストの結果に基づいて、前記格付を行う格付手段を備えたことを特徴とする請求項11に記載の医療解析支援装置。
  13. 前記解析者に対するスキルアップ用の教育コンテンツを保持しておき、前記教育コンテンツを用いた教育を支援する教育手段を備えたことを特徴とする請求項11または12に記載の医療解析支援装置。
  14. 前記複数の解析者間において、難読症例の対応についての情報交換を支援する情報交換支援手段を備えたことを特徴とする請求項11〜13のいずれか一つに記載の医療解析支援装置。
  15. 前記医療検査情報は、ホルタ心電計から取得されるホルタ情報であることを特徴とする請求項11〜14のいずれか一つに記載の医療解析支援装置。
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