JP2003166988A - 臨床検査システム - Google Patents

臨床検査システム

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JP2003166988A
JP2003166988A JP2001366877A JP2001366877A JP2003166988A JP 2003166988 A JP2003166988 A JP 2003166988A JP 2001366877 A JP2001366877 A JP 2001366877A JP 2001366877 A JP2001366877 A JP 2001366877A JP 2003166988 A JP2003166988 A JP 2003166988A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの施設又は1グループの複数施設に設置
される複数の臨床検査装置の異常の有無を一挙に把握す
ること。 【解決手段】 1つの施設又は1グループの複数施設に
設置される複数の臨床検査装置と、各臨床検査装置とネ
ットワークを介して接続されるサーバと、各臨床検査装
置に付設されネットワークを介してサーバと接続される
端末とを備え、各臨床検査装置は施設又はグループ毎の
属性を有し、サーバは同一属性の臨床検査装置の異常の
有無を端末の同一画面で閲覧可能な一覧表を作成するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は臨床検査システムに
関し、特にネットワークを介して複数の臨床検査装置を
支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】この発明に関連する従来技術としては、
同時に少なくとも1ヶ所の離隔した場所でサンプルを分
析し、中央のラボにおいてそれぞれの分析結果を評価す
るための相互応答型の臨床検査システムが知られている
(例えば米国特許第6192320号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のシス
テムは、1つの施設又は1つのグループの複数施設に複
数の臨床検査装置がある場合については考慮されていな
い。従って、同一施設に複数の臨床検査装置がある場合
であっても、各臨床検査装置が全く独立しているため、
施設内の複数の装置を一括管理するには不便であった。
この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、
同一施設または同一グループ内の複数の臨床検査装置の
異常の有無を一覧表示して管理等の利便性を高めること
を目的とする。また、精度管理用検体の有効期限の経過
後に、複数の臨床検査装置の各々の精度管理用検体の測
定結果と基準の臨床検査装置の精度管理用検体の測定結
果又は各臨床検査装置の集計結果とを比較するための集
計一覧表を自動的に作成して精度管理の利便性を高める
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、1つの施設
又は1グループの複数施設に設置される複数の臨床検査
装置と、各臨床検査装置とネットワークを介して接続さ
れるサーバと、各臨床検査装置に付設されネットワーク
を介してサーバと接続される端末とを備え、各臨床検査
装置は施設又はグループ毎の属性を有し、サーバは同一
属性の臨床検査装置の異常の有無を端末の同一画面で閲
覧可能な一覧表を作成することを特徴とする臨床検査シ
ステムを提供するものである。
【0005】また、この発明は、1つの施設又は1グル
ープの複数施設に設置される複数の臨床検査装置と、基
準の臨床検査装置と、各臨床検査装置とネットワークを
介して接続されるサーバと、各臨床検査装置に付設され
ネットワークを介してサーバと接続される端末とを備
え、臨床検査装置はサーバに精度管理用検体の測定結果
を所定の期間毎に送信し、サーバは各臨床検査装置から
の前記測定結果を順次集計および記憶し、かつ、精度管
理検体の有効期限の経過後に施設又はグループに設置さ
れた臨床検査装置からの測定結果と基準の臨床検査装置
からの測定結果を比較するための集計一覧表を作成する
ことを特徴とする臨床検査システムを提供するものであ
る。さらにこの発明は、1つの施設又は1グループの複
数施設に設置される複数の臨床検査装置と、各臨床検査
装置とネットワークを介して接続されるサーバと、各臨
床検査装置に付設されネットワークを介してサーバと接
続される端末とを備え、臨床検査装置はサーバに精度管
理用検体の測定結果を所定の期間ごとに送信し、サーバ
は各臨床検査装置からの前記測定結果を順次集計及び記
憶し、かつ、精度管理用検体の有効期限の経過後に施設
又はグループに設置された臨床検査装置からの測定結果
と各臨床検査装置の集計結果を比較するための集計一覧
表を作成することを特徴とする臨床検査システムを提供
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明における施設とは、例え
ば、病院や検査センターなどであり、1台以上の臨床検
査装置を設置した場所をいう。また、グループとは少な
くとも2つ以上の施設における臨床検査装置を協同で精
度管理するためにユーザの要望によって決められたグル
ープをいう。
【0007】このシステムに用いる臨床検査装置として
は、例えば血球計数装置があげられ、その装置は各項目
の測定部および装置各部の異常の有無(エラー情報)を
検知するセンサを備え、測定結果を算出してエラー情報
と共にサーバへ送信する機能を備える。その装置には、
シスメックス(株)製の型式XE−2100を用いるこ
とができる。
【0008】この発明の端末には、一般的なパーソナル
コンピュータに通信用のソフトをインストールしたもの
を用いることができる。また、ネットワークには、イン
ターネットを利用することができる。サーバには、各種
データベースとしてのハードディスクと、臨床検査装置
から受入れた情報を端末からの指令に基づいて加工する
データ処理部とを備えたものを用いることができる。
【0009】また、この発明に使用する精度管理用検体
とは、精度管理用に人工的に調製された模擬血液や模擬
尿など(コントロール検体)であり、その使用有効期間
は例えば50日である。このようなコントロール検体に
は、例えば、シスメックス(株)製のe−CHECK
や、UFチェックを用いることができる。各臨床検査装
置の集計結果とは、例えば、サーバに接続されている全
て(複数)の臨床検査装置の精度管理用検体の測定値の
平均値、標準偏差、最大値、最小値などである。
【0010】実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述す
る。図1は、この発明の臨床検査システムの全体構成図
である。臨床検査装置1,2,3,7,8,9,14は
血球計数装置であり、これには、例えばXE−2100
(シスメックス(株)製)を好適に使用できる。端末
4,5,6,10,11,12,15はパーソナルコン
ピュータであり、Windows(登録商標)、Internet Expl
orer(いずれもMicrosoft社製)などのソフトがインス
トールされている。
【0011】各臨床検査装置および端末はハブ16,1
7,18,19を介しインターネットのネットワークN
Wを経由するか又は直接サーバ13に接続されている。
また、臨床検査装置1,2,3および端末4,5,6は
A病院に設置されている。臨床検査装置7および端末1
0はB病院に設置されている。臨床検査装置8,9およ
び端末11,12はC検査センターに設置されている。
【0012】なお、この実施例では、臨床検査装置はす
べて同じ機種としたが、異なる機種であってもよい。ま
た、臨床検査装置14は基準の臨床検査装置であり、こ
れは、臨床検査装置のメーカーにより高い測定精度を維
持するように管理されている。
【0013】図2は、サーバ13の内部構成を示すブロ
ック図である。サーバ13は、ID管理データベース
(以下、データベースをDBと記す)21、装置情報管
理DB22、エラーログDB23、QC測定値DB2
4、コントロール情報DB25、統計値DB26、およ
びQCレポートDB27を有している。これらのDB
は、ハードディスクで構成される。
【0014】また、サーバ13は、装置一覧表作成部2
8、グループ一覧表作成部29、オンラインQC作成部
30、エラーログ作成部31、統計値算出部34および
オンラインQCレポート作成部33を有している。これ
らはCPU,ROM,RAM等から構成される。サーバ
13はさらにインターフェイス32を備え、インターフ
ェイス32は、データを例えばTCP/IPで送受信可
能とする。
【0015】図3は、臨床検査装置1,2,3,7,
8,9,14の内部構成を示すブロック図である。臨床
検査装置は、検体吸引部31から被検者の検体である血
液又は精度管理用の検体(以下、コントロール検体とい
う)を検体容器から吸引するとともに、検体容器に貼付
されているバーコードを検体バーコード読取部32で読
み取る。検体吸引部から吸引された検体は試薬で希釈、
溶血されたのち、検出部33から排出部34へと移動
し、装置外部へ排出される。
【0016】検出部33では、検体から検出データ取得
部35、例えば、フローサイトメーターによって蛍光、
散乱光などのデータが取得される。一方、検体バーコー
ド読取部32で読み取られた情報(検体番号、コントロ
ール検体の製造ロット番号などの情報)は、血液/コン
トロール検体判断部36へ送付される。
【0017】血液/コントロール検体判断部36は、そ
の検体が血液であるか、コントロール検体であるかを判
断する。検体が血液であれば、測定結果算出部37が血
液解析用プログラムによって検出データ取得部35で取
得したデータを解析し、解析結果を表示部38に表示す
る。
【0018】検体がコントロール検体であれば、測定結
果算出部39がコントロール検体解析用プログラムによ
って検出データ取得部35で取得したデータを解析し、
解析結果を表示部38に表示するとともに、送信データ
作成部40に出力する。
【0019】送信データ作成部40は、取得した解析結
果を臨床検査装置の機種名、シリアルNo.とコントロ
ール検体の種別、製造ロット番号などの情報とともにイ
ンターフェイス41を介してサーバ13に送信する。
【0020】また、臨床検査装置に何らかのエラー(異
常)が発生した場合には、エラー発生時にエラー情報作
成送信部42が、装置の機種名、シリアルNo、エラー
の情報、エラーの発生日時を、サーバ13にインターフ
ェイス41を介して送信する。ここで、エラーの種類と
は、装置内圧力異常、血液吸引異常、排液排出異常、コ
ントロール検体測定値異常などであり、エラーの重要度
によって分類されることが好ましい。
【0021】血液/コントロール検体判断部36、測定
結果算出部37,39、送信データ作成部40、エラー
情報作成送信部42はCPU,ROM,RAM等から構
成される。インターフェイス41は、データを例えばT
CP/IPで送受信可能とする。
【0022】各臨床検査装置は、コントロール検体(こ
の実施例ではe−CHECK(シスメックス(株)製)
を1日1回測定し、図8に示すように、機種名、シリア
ルNo、コントロール検体の種別、コントロール検体の
製造ロット情報、測定項目、測定値及び測定日付を自動
的にサーバ13へ送信する。この情報は、測定項目ごと
につまり、赤血球(RBC)、血小板(PLT)、白血
球(WBC)などの各々について送信される。測定日付
は、必ずしも送付する必要はなく、サーバ13がこれら
のデータを受信した日を測定日付としてもよい。
【0023】次に、サーバ13における各DBの内容に
ついて説明する。ID管理DB21は図4に示すよう
に、ID、パスワード、施設名、グループコードを格納
する。
【0024】IDおよびパスワードは、ユーザが臨床検
査システムのサービスを受けるために必要な情報であ
り、サービス加入時に臨床検査装置を設置する施設(例
えば病院)毎に登録設定される。グループコードとは、
グループ化された複数の施設を特定するためのコードで
あり、この実施例では、A病院とB病院とが1つのグル
ープに属する病院としている。
【0025】装置情報管理DB22は、加入している臨
床検査装置について、図5に示すように、ID、機種
名、通称名(NickName)、シリアルNoを格納する。通
称名(NickName)とは、ユーザが便宜上、臨床検査装置
に任意に付けた名称である。シリアルNoは1つの臨床
検査装置に対して1つだけ与えられており、装置を特定
することができる。
【0026】各臨床検査装置からはサーバ13へ図8に
示すコントロール検体測定情報が送信される。臨床検査
装置にエラーが発生した場合には、その装置は、シリア
ルNo、エラーの種類、エラーの発生日時を、サーバ1
3に送信する。エラーログ作成部31は、臨床検査装置
から受信したシリアルNo、エラーの種類、エラーの発
生日時及び装置情報管理DB22の情報から図6に示す
表を作成してエラーログDB23に格納する。
【0027】オンラインQC作成部30は、図8に示す
情報を受けて、図7の(a)〜(c)に示す表を作成
し、QC測定値DB24へ格納する。図7の(a)は測
定項目が赤血球(RBC)、図7の(b)は血小板(P
LT)、図7の(c)は白血球(WBC)の場合を示
す。
【0028】コントロール情報DB25には、図9に示
すコントロール検体情報、つまり、コントロール検体の
種別、コントロール検体の製造ロット情報、コントロー
ル検体の有効期限が格納される。
【0029】統計値DB26には、図10の(a)〜
(f)に示すように、コントロール検体の製造ロットご
と、測定日ごと、測定項目ごとに、全ての臨床検査装置
の測定値平均および標準偏差がQC測定値DB24に格
納されている各臨床検査装置の測定値に基づいて統計値
算出部34によって計算され、格納される。QCレポー
トDB27には、後述するように、統計値DB26に格
納されている統計値データに基づいてオンラインQCレ
ポート作成部33が作成した図11に示すレポートの内
容が格納される。
【0030】このようなシステムの構成において、この
発明の特徴の1つである施設およびグループに属する複
数の臨床検査装置の状況一覧表は、それぞれ図12と図
13に示される。図12では、A病院に属する3台の臨
床検査装置1,2,3の状況(エラーの有無)が、機種
名、通称名と共に一括して示されている。図13では、
1グループのA病院とB病院とに属する4台の臨床検査
装置1,2,3,7の状況が施設名、機種名、通称名と
共に一括して示されている。
【0031】図12と図13における装置の状況欄は、
過去48時間以内にエラーがあったものについてマーク
※が付加される。また、図12と図13における「オン
ラインQCへ」のマーク□は、指令ボタンであり、ユー
ザが端末に表示されたこのボタンを選択すると、QCレ
ポートDB27に格納されているオンラインQCレポー
ト(詳細は後述)がダウンロードされるようになってい
る。
【0032】図12と図13に示す一覧表は、ユーザが
端末上で施設又はグループ一覧表表示ボタンを押すこと
により、サーバ13の装置一覧表作成部28とグループ
一覧表作成部29とがID管理DB21のID又はグル
ープコードをキーとして必要な情報をID管理DB2
1、装置情報管理DB22、エラーログDB23から読
み出して作成する。
【0033】このような一覧表の作成手順について図1
4のフローチャートを用いてさらに詳しく説明する。サ
ーバ13にいずれかの臨床検査装置が接続されると、サ
ーバ13はその装置のIDとパスワードを受け付け(ス
テップS1)、受け付けたIDとパスワードがID管理
DB21に登録されているか否かを確認し(ステップS
2)、登録されていないと接続を拒否する(ステップS
3)。
【0034】登録されていると、受け付けたパスワード
に対応するグループコードをID管理DB21から読み
出す(ステップS4)。次に、読み出したグループコー
ドに対応する施設名、機種名、NickName、シリアルN
o.をID管理情報DB21と装置情報管理DB22か
ら読み出して図13に示すグループ一覧表を作成する
(ステップS5)。但し、シリアルNo.は表示しな
い。この時点では「状況」の欄は空白である。
【0035】次に、読み出したシリアルNo.に対応す
るエラー日時をエラーログDB23から1つ読み出し
て、そのエラー日時が過去48時間以内のものか否かを
確認する(ステップS6,S7)。48時間以内のもの
であると、そのシリアルNo.の装置は48時間以内に
エラーを発生したものと判定し(ステップS8)、作成
した図13の表の「状況」の覧にエラー有り、つまり※
マークを付加する(ステップS9)。
【0036】一方、エラー日時が48時間以前のもので
ある場合には、読み出したシリアルNo.に対応するエ
ラー日時が他にもあるか否かを確認し(ステップS1
0)、ある場合にはルーチンはステップS6に戻る。
【0037】そして、一覧表の装置の内、48時間以内
にエラーを生じた装置のすべてに※マークを付加し終わ
ると、その一覧表の「オンラインQCへ」の欄にボタン
を追加して、一覧表の作成作業を終了する。作成された
一覧表は要求のあった端末の画面に表示される。なお、
図12に示す表の作成は、ステップS5において読み出
したIDに対応する機種名等を読み出すことによって行
われる。図12又は図13の表のいずれを作成するか
は、ユーザの選択指令による。
【0038】次に、この発明のもう1つの特徴であるオ
ンラインQCレポートの作成手順について、図15に示
すフローチャートを用いて説明する。サーバ13は、各
臨床検査装置から日々コントロール検体についての測定
結果を取得し(ステップS21)、コントロール情報D
B25を常に参照して使用中のコントロール検体の有効
期限が切れたか否かを判定する(ステップS22)。切
れたと判定した時には、オンラインQCレポート作成部
33が図7に示すQC測定値に基づいてさらに必要な統
計値を算出して統計値表を作成する(ステップS2
3)。
【0039】作成した統計値表は統計値DB26に格納
される(ステップS24)。オンラインQCレポート作
成部33は、格納された統計値表とID管理DB21、
装置情報管理DB22、コントロール情報DB25の情
報とに基づいて、図11に示すようなオンラインQCレ
ポートを作成し(ステップS25)、QCレポートDB
27に格納する(ステップS26)。
【0040】そして、ユーザからの要求に応じてオンラ
インQCレポートをユーザへ配信する(ステップS2
7)。なお、図11に示すオンラインQCレポートの一
例は、A病院宛の臨床検査装置1についてのレポートで
あり、集計対象期間は11月9日と10日の2日間とな
っている(これは装置1がコントロール検体の有効期限
内に11月9日と10日の2回だけコントロール検体の
測定を行ったことを表す)。なお、図11の表は、グラ
フ化して示すこともできる。
【0041】また、図11の測定項目(RBC,PL
T,WBC)ごとの表において、YourDataはユーザの装
置、ここでは臨床検査装置1のコントロール検体の測定
値を表す。Group Meanは、登録されているすべての臨床
検査装置(ここでは装置1,2,3,7,8,9)によ
るコントロール検体の測定値の平均を表す。Group SDは
登録されているすべての臨床検査装置によるコントロー
ル検体の測定値の標準偏差を表す。Group SDIは、(Your
Data-Group Mean)/Group SDを表す。
【0042】Group Nは、登録されているすべての臨床
検査装置の数を表す(但し、基準の臨床検査装置を除
く)。Reference Gは、基準の臨床検査装置(ここでは
装置14)によるコントロール検体の測定値(基準値)
を表す。Lot Averageは、日々取得された測定値、平均
値、標準偏差等の平均を表す。以上説明したように臨床
検査システムが動作することにより、ユーザは、コント
ロール検体の製造ロットごとの精度管理情報を容易に入
手することができる。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、施設内に設置された
全臨床検査装置およびグループ内の複数の施設に設置さ
れた全臨床検査装置の異常の有無が1つの画面で一挙に
把握できるので、全体的な装置の管理が容易になる。ま
た、ユーザはコントロール検体の有効期限経過後に使用
中の臨床検査装置によるコントロール検体の測定値の経
時変化を基準の装置又は各臨床検査装置の集計結果と比
較する集計一覧表を容易に入手することができるので、
精度管理の利便性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の臨床検査システムの全体構成図であ
る。
【図2】この発明に係るサーバの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】この発明に係る臨床検査装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】この発明に係るサーバに格納される情報を示す
説明図である。
【図5】この発明に係るサーバに格納される情報を示す
説明図である。
【図6】この発明に係るサーバに格納される情報を示す
説明図である。
【図7】この発明に係るサーバに格納される情報を示す
説明図である。
【図8】この発明に係る臨床検査装置からサーバへ送信
する情報の説明図である。
【図9】この発明に係るサーバに格納される情報を示す
説明図である。
【図10】この発明に係るサーバに格納される情報を示
す説明図である。
【図11】この発明に係るオンラインQCレポートを示
す説明図である。
【図12】この発明に係る装置一覧表を示す説明図であ
る。
【図13】この発明に係るグループ一覧表を示す説明図
である。
【図14】この発明に係るサーバの動作を示すフローチ
ャートである。
【図15】この発明に係るサーバの動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 臨床検査装置 2 臨床検査装置 3 臨床検査装置 4 端末 5 端末 6 端末 7 臨床検査装置 8 臨床検査装置 9 臨床検査装置 10 端末 11 端末 12 端末 13 サーバ 14 臨床検査装置 15 端末 16 ハブ 17 ハブ 18 ハブ 19 ハブ NW ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G045 AA01 BA13 BB39 BB41 CA25 CB03 FA14 FA37 FB12 HA09 JA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの施設又は1グループの複数施設に
    設置される複数の臨床検査装置と、各臨床検査装置とネ
    ットワークを介して接続されるサーバと、各臨床検査装
    置に付設されネットワークを介してサーバと接続される
    端末とを備え、各臨床検査装置は施設又はグループ毎の
    属性を有し、サーバは同一属性の臨床検査装置の異常の
    有無を端末の同一画面で閲覧可能な一覧表を作成するこ
    とを特徴とする臨床検査システム。
  2. 【請求項2】 1つの施設又は1グループの複数施設に
    設置される複数の臨床検査装置と、基準の臨床検査装置
    と、各臨床検査装置とネットワークを介して接続される
    サーバと、各臨床検査装置に付設されネットワークを介
    してサーバと接続される端末とを備え、臨床検査装置は
    サーバに精度管理用検体の測定結果を所定の期間毎に送
    信し、サーバは各臨床検査装置からの前記測定結果を順
    次集計および記憶し、かつ、精度管理用検体の有効期限
    の経過後に施設又はグループに設置された臨床検査装置
    からの測定結果と基準の臨床検査装置からの測定結果を
    比較するための集計一覧表を作成することを特徴とする
    臨床検査システム。
  3. 【請求項3】 1つの施設又は1グループの複数施設に
    設置される複数の臨床検査装置と、各臨床検査装置とネ
    ットワークを介して接続されるサーバと、各臨床検査装
    置に付設されネットワークを介してサーバと接続される
    端末とを備え、臨床検査装置はサーバに精度管理用検体
    の測定結果を所定の期間ごとに送信し、サーバは各臨床
    検査装置からの前記測定結果を順次集計及び記憶し、か
    つ、精度管理用検体の有効期限の経過後に施設又はグル
    ープに設置された臨床検査装置からの測定結果と各臨床
    検査装置の集計結果を比較するための集計一覧表を作成
    することを特徴とする臨床検査システム。
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