JP2002129823A - 自動車のボンネット用ヒンジ - Google Patents
自動車のボンネット用ヒンジInfo
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- E05D15/40—Suspension arrangements for wings supported on arms movable in vertical planes
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- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
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- B60R21/34—Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
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- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
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- E05Y—INDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/50—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
- E05Y2900/53—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
- E05Y2900/536—Hoods
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 車輌の運行中に歩行者との衝突事故が発生し
てボンネットに歩行者の身体がぶつかった際に、その衝
撃エネルギーを吸収して、ボンネットによる歩行者の負
傷を軽減するようにする自動車のボンネット用ヒンジを
提供する。 【解決手段】 第１リンク４０の下端部に結合されてい
るヒンジピン３０が外部から衝撃が与えられる場合に第
１リンク４０とともに移動できるように穴が長く開けら
れているスロット２２が形成されるヒンジサポート２０
と；正常状態でヒンジピン３０がスロット２２から離脱
されることを防止するためのヒンジ固定手段が具備され
ている。
てボンネットに歩行者の身体がぶつかった際に、その衝
撃エネルギーを吸収して、ボンネットによる歩行者の負
傷を軽減するようにする自動車のボンネット用ヒンジを
提供する。 【解決手段】 第１リンク４０の下端部に結合されてい
るヒンジピン３０が外部から衝撃が与えられる場合に第
１リンク４０とともに移動できるように穴が長く開けら
れているスロット２２が形成されるヒンジサポート２０
と；正常状態でヒンジピン３０がスロット２２から離脱
されることを防止するためのヒンジ固定手段が具備され
ている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のボンネット
用ヒンジに関し、詳しくは、車輌の運行中に歩行者との
衝突事故が発生して歩行者の身体によってボンネットに
衝撃が与えられる場合に、前記ボンネットが後方へ後退
しながら衝撃エネルギーを吸収することによって歩行者
の負傷を軽減させるための自動車のボンネット用ヒンジ
に関する。
用ヒンジに関し、詳しくは、車輌の運行中に歩行者との
衝突事故が発生して歩行者の身体によってボンネットに
衝撃が与えられる場合に、前記ボンネットが後方へ後退
しながら衝撃エネルギーを吸収することによって歩行者
の負傷を軽減させるための自動車のボンネット用ヒンジ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車は現代人の生活に必要な文明の利
器であっても、歩行者にとっては危険な存在であり、各
国では歩行者安全基準を制定している。多くの国で実行
されている歩行者安全基準を見ると、歩行者と車輌との
衝突によってボンネットなどの車体が変形される場合に
その衝撃値を最小化させる努力が進行されている。歩行
者安全基準によると、衝撃値は歩行者の頭を仮想したヘ
ッドフォーム（ｈｅａｄｆｏｒｍ）を４０ｋｍ／ｈの速
度で発射して感知される衝撃値を判定の基準で活用し、
ボンネットのフロントグラス側、すなわち、ヒンジの近
方を歩行者のあたまの衝突位置で仮想設定する。
器であっても、歩行者にとっては危険な存在であり、各
国では歩行者安全基準を制定している。多くの国で実行
されている歩行者安全基準を見ると、歩行者と車輌との
衝突によってボンネットなどの車体が変形される場合に
その衝撃値を最小化させる努力が進行されている。歩行
者安全基準によると、衝撃値は歩行者の頭を仮想したヘ
ッドフォーム（ｈｅａｄｆｏｒｍ）を４０ｋｍ／ｈの速
度で発射して感知される衝撃値を判定の基準で活用し、
ボンネットのフロントグラス側、すなわち、ヒンジの近
方を歩行者のあたまの衝突位置で仮想設定する。
【０００３】一般的に、自動車の前面には、図１に示す
ように、エンジン及び各種装置が収納されるエンジンル
ーム９０があり、エンジンルーム９０の上部にはエンジ
ンルーム９０を保護するためのボンネット６０がヒンジ
１００を中心に回動可能に設置されている。
ように、エンジン及び各種装置が収納されるエンジンル
ーム９０があり、エンジンルーム９０の上部にはエンジ
ンルーム９０を保護するためのボンネット６０がヒンジ
１００を中心に回動可能に設置されている。
【０００４】従来の自動車のボンネット用ヒンジは、図
２に示すように、ヒンジアーム１０とヒンジサポ−ト２
０よりなっている。ヒンジアーム１０は、後部には挿入
孔１２が形成され、前部には結合孔１１が貫通形成され
ており、ヒンジサポ−ト２０は、後部にヒンジ孔２３を
持つリンク片が上部に向かって一体に延長形成され、前
部には締結孔２１が貫通形成されている。ヒンジアーム
１０の挿入孔１２とヒンジサポート２０のヒンジ孔２３
とはヒンジピン３０により貫通結合されている。
２に示すように、ヒンジアーム１０とヒンジサポ−ト２
０よりなっている。ヒンジアーム１０は、後部には挿入
孔１２が形成され、前部には結合孔１１が貫通形成され
ており、ヒンジサポ−ト２０は、後部にヒンジ孔２３を
持つリンク片が上部に向かって一体に延長形成され、前
部には締結孔２１が貫通形成されている。ヒンジアーム
１０の挿入孔１２とヒンジサポート２０のヒンジ孔２３
とはヒンジピン３０により貫通結合されている。
【０００５】ヒンジピン３０によって結合されたヒンジ
アーム１０とヒンジサポート２０は、結合孔１１と締結
孔２１にそれぞれボルト７０を締結して、ボンネット６
０の底面にはヒンジアーム１０の上部面が接しながら結
合され、車体の上部面にはヒンジサポート２０の底面が
接しながら結合されることによって、前記ボンネット６
０がヒンジピン３０を中心に回動可能な状態に開閉され
る。
アーム１０とヒンジサポート２０は、結合孔１１と締結
孔２１にそれぞれボルト７０を締結して、ボンネット６
０の底面にはヒンジアーム１０の上部面が接しながら結
合され、車体の上部面にはヒンジサポート２０の底面が
接しながら結合されることによって、前記ボンネット６
０がヒンジピン３０を中心に回動可能な状態に開閉され
る。
【０００６】このような従来の自動車のボンネット用ヒ
ンジは、ボンネット６０の底面にヒンジアーム１０が、
車体の上部面にヒンジサポート２０がそれぞれヒンジピ
ン３０によって堅固に固定結合されている構造になって
いることから、車輌の運行中に歩行者の身体がボンネッ
ト６０にぶつかった際に、衝突時発生する衝撃エネルギ
ーによって歩行者に大きい傷害を与えるという問題点が
ある。
ンジは、ボンネット６０の底面にヒンジアーム１０が、
車体の上部面にヒンジサポート２０がそれぞれヒンジピ
ン３０によって堅固に固定結合されている構造になって
いることから、車輌の運行中に歩行者の身体がボンネッ
ト６０にぶつかった際に、衝突時発生する衝撃エネルギ
ーによって歩行者に大きい傷害を与えるという問題点が
ある。
【０００７】従来、これらの問題点を解決するために、
図３に示すように、ヒンジピン３０によって結合される
ヒンジサポート２０のリンク片にビード部２２ａ′を形
成する構造が提案された。このような構造をとることに
より、衝突事故の際に、ヒンジサポート２０のリンク片
に形成されているビード部２２ａ′が変形されながら衝
撃エネルギーを吸収することによって、歩行者の傷害が
軽減される。
図３に示すように、ヒンジピン３０によって結合される
ヒンジサポート２０のリンク片にビード部２２ａ′を形
成する構造が提案された。このような構造をとることに
より、衝突事故の際に、ヒンジサポート２０のリンク片
に形成されているビード部２２ａ′が変形されながら衝
撃エネルギーを吸収することによって、歩行者の傷害が
軽減される。
【０００８】しかし、ビード部２２ａ′により衝撃エネ
ルギーを吸収するだけでは、ボンネットの全体的な崩壊
荷重を勘案すると、歩行者の傷害を軽減するほどでな
く、歩行者衝突試験でも歩行者の頭に加えられる衝撃値
がそれ程減少されず、歩行者安全基準を満足させない問
題点もある。
ルギーを吸収するだけでは、ボンネットの全体的な崩壊
荷重を勘案すると、歩行者の傷害を軽減するほどでな
く、歩行者衝突試験でも歩行者の頭に加えられる衝撃値
がそれ程減少されず、歩行者安全基準を満足させない問
題点もある。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車輌
の運行中に歩行者との衝突事故が発生してボンネットに
歩行者の身体がぶつかった際に、その衝撃エネルギーを
吸収して、ボンネットによる歩行者の負傷を軽減するよ
うにする自動車のボンネット用ヒンジを提供することに
ある。
の運行中に歩行者との衝突事故が発生してボンネットに
歩行者の身体がぶつかった際に、その衝撃エネルギーを
吸収して、ボンネットによる歩行者の負傷を軽減するよ
うにする自動車のボンネット用ヒンジを提供することに
ある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決すべくなされたものであり、請求項１に係わる発明
は、自動車のボンネット用ヒンジであり、ボンネット
（６０）の底面に上部面が接しながらボルト（７０）に
よって締結される結合孔（１１）が貫通形成され、側面
の前後部には第１ヒンジ孔（１４）と第２ヒンジ孔（１
３）がそれぞれ貫通形成されるヒンジアーム（１０）
と；前記ヒンジアーム（１０）に形成されている第１ヒ
ンジ孔（１４）と第２ヒンジ孔（１３）に上端部が軸ピ
ン（３２）によってそれぞれ結合される第１リンク（４
０）及び第２リンク（５０）と；前記第２リンク（５
０）の下端部が軸ピン（３２）によって回転可能に結合
されるヒンジ孔（２３）が側面に形成され、車体の上部
面に底面が接しながらボルト（７０）によって締結され
る締結孔（２１）が前後部にそれぞれ形成され、前記第
１リンク（４０）の下端部に結合されているヒンジピン
（３０）が外部から衝撃が与えられる場合に前記第１リ
ンク（４０）とともに移動できるように穴が長く開けら
れているスロット（２２）が形成されるヒンジサポート
（２０）と；正常状態で前記ヒンジピン（３０）が前記
スロット（２２）から離脱されることを防止するための
ヒンジ固定手段が具備されていることを特徴とする。
解決すべくなされたものであり、請求項１に係わる発明
は、自動車のボンネット用ヒンジであり、ボンネット
（６０）の底面に上部面が接しながらボルト（７０）に
よって締結される結合孔（１１）が貫通形成され、側面
の前後部には第１ヒンジ孔（１４）と第２ヒンジ孔（１
３）がそれぞれ貫通形成されるヒンジアーム（１０）
と；前記ヒンジアーム（１０）に形成されている第１ヒ
ンジ孔（１４）と第２ヒンジ孔（１３）に上端部が軸ピ
ン（３２）によってそれぞれ結合される第１リンク（４
０）及び第２リンク（５０）と；前記第２リンク（５
０）の下端部が軸ピン（３２）によって回転可能に結合
されるヒンジ孔（２３）が側面に形成され、車体の上部
面に底面が接しながらボルト（７０）によって締結され
る締結孔（２１）が前後部にそれぞれ形成され、前記第
１リンク（４０）の下端部に結合されているヒンジピン
（３０）が外部から衝撃が与えられる場合に前記第１リ
ンク（４０）とともに移動できるように穴が長く開けら
れているスロット（２２）が形成されるヒンジサポート
（２０）と；正常状態で前記ヒンジピン（３０）が前記
スロット（２２）から離脱されることを防止するための
ヒンジ固定手段が具備されていることを特徴とする。
【００１１】請求項２に係わる発明は、請求項１記載の
自動車のボンネット用ヒンジであり、ヒンジ固定手段
は、ヒンジピン（３０）にキー（３１）を形成し、スロ
ット（２２）の上部には前記ヒンジピン（３０）のキー
（３１）が引っ掛かかるストッパー（２２ｂ）を形成
し、スロット（２２）の下部には前記ヒンジピン（３
０）をロッキングするためのロッカー（２２ａ）を突出
形成してなることを特徴とする。
自動車のボンネット用ヒンジであり、ヒンジ固定手段
は、ヒンジピン（３０）にキー（３１）を形成し、スロ
ット（２２）の上部には前記ヒンジピン（３０）のキー
（３１）が引っ掛かかるストッパー（２２ｂ）を形成
し、スロット（２２）の下部には前記ヒンジピン（３
０）をロッキングするためのロッカー（２２ａ）を突出
形成してなることを特徴とする。
【００１２】請求項３に係わる発明は、請求項２記載の
自動車のボンネット用ヒンジであり、ヒンジピン（３
０）のキー（３１）は、ヒンジピン（３０）の円形ボデ
ィーの一側端に一体形成したものであることを特徴とす
る。
自動車のボンネット用ヒンジであり、ヒンジピン（３
０）のキー（３１）は、ヒンジピン（３０）の円形ボデ
ィーの一側端に一体形成したものであることを特徴とす
る。
【００１３】請求項４に係わる発明は、請求項１記載の
自動車のボンネット用ヒンジであり、ヒンジ固定手段
は、ヒンジピン（３０）を半月形に形成し、前記半月形
のヒンジピン（３０）は垂直スロット（２２）の上部に
形成されている折曲支持部（２２ｃ）でヒンジ運動をす
ることを特徴とする。
自動車のボンネット用ヒンジであり、ヒンジ固定手段
は、ヒンジピン（３０）を半月形に形成し、前記半月形
のヒンジピン（３０）は垂直スロット（２２）の上部に
形成されている折曲支持部（２２ｃ）でヒンジ運動をす
ることを特徴とする。
【００１４】このような構成により、ボンネットが正常
に開閉する際にはヒンジ固定手段によってヒンジピンが
スロットのロッキング位置でヒンジ軸を形成するように
なり、衝突事故でボンネットの上部面に歩行者がぶつか
って外力が加わった際にはヒンジピンがスロットのロッ
キング位置から離脱されて衝撃力を減衰させることがで
きる。
に開閉する際にはヒンジ固定手段によってヒンジピンが
スロットのロッキング位置でヒンジ軸を形成するように
なり、衝突事故でボンネットの上部面に歩行者がぶつか
って外力が加わった際にはヒンジピンがスロットのロッ
キング位置から離脱されて衝撃力を減衰させることがで
きる。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
【００１６】図４〜図７は本発明の第１の実施例による
自動車のボンネット用ヒンジの構造を示すもので、図４
は自動車のボンネット用ヒンジの分解斜視図、図５は自
動車のボンネット用ヒンジの組立斜視図、図６は自動車
のボンネット用ヒンジの要部拡大図、図７は自動車のボ
ンネット用ヒンジのヒンジピンがスロットのロッキング
位置から離脱される状態を示す要部拡大図をそれぞれ示
す。
自動車のボンネット用ヒンジの構造を示すもので、図４
は自動車のボンネット用ヒンジの分解斜視図、図５は自
動車のボンネット用ヒンジの組立斜視図、図６は自動車
のボンネット用ヒンジの要部拡大図、図７は自動車のボ
ンネット用ヒンジのヒンジピンがスロットのロッキング
位置から離脱される状態を示す要部拡大図をそれぞれ示
す。
【００１７】ヒンジアーム１０は、その上部面が結合孔
１１を通じてボルト７０により、ボンネット６０の底面
に締結固定されることによって可変ブラケットの役割を
遂行する。ヒンジサポート２０は、締結孔２１を通じて
ボルト７０により車体の上部面に締結固定される。前記
ヒンジアーム１０とヒンジサポート２０とは第１リンク
４０及び第２リンク５０によって一定の距離をおいてそ
れぞれヒンジ連結される。
１１を通じてボルト７０により、ボンネット６０の底面
に締結固定されることによって可変ブラケットの役割を
遂行する。ヒンジサポート２０は、締結孔２１を通じて
ボルト７０により車体の上部面に締結固定される。前記
ヒンジアーム１０とヒンジサポート２０とは第１リンク
４０及び第２リンク５０によって一定の距離をおいてそ
れぞれヒンジ連結される。
【００１８】ヒンジアーム１０には第１ヒンジ孔１４と
第２ヒンジ孔１３がそれぞれ貫通形成されていて、軸ピ
ン３２を利用して第１リンク４０及び第２リンク５０そ
れぞれの上端部に連結して組立てられる。
第２ヒンジ孔１３がそれぞれ貫通形成されていて、軸ピ
ン３２を利用して第１リンク４０及び第２リンク５０そ
れぞれの上端部に連結して組立てられる。
【００１９】第１リンク４０の下端部は、ヒンジピン３
０を利用してヒンジサポート２０に形成されているスロ
ット２２に、第２リンク５０の下端部は軸ピン３２を利
用してヒンジサポート２０にあるヒンジ孔２３に、それ
ぞれ連結して組立てられる。
０を利用してヒンジサポート２０に形成されているスロ
ット２２に、第２リンク５０の下端部は軸ピン３２を利
用してヒンジサポート２０にあるヒンジ孔２３に、それ
ぞれ連結して組立てられる。
【００２０】ヒンジサポート２０には、第１リンク４０
の下端部に結合されたヒンジピン３０が外部の衝撃によ
ってロッキング位置から離脱されるようにスロット２２
が長く開けられて形成され、正常的な状態で前記スロッ
ト２２のロッキング位置からヒンジピン３０が離脱され
ることを防止するためのヒンジ固定手段が形成される。
の下端部に結合されたヒンジピン３０が外部の衝撃によ
ってロッキング位置から離脱されるようにスロット２２
が長く開けられて形成され、正常的な状態で前記スロッ
ト２２のロッキング位置からヒンジピン３０が離脱され
ることを防止するためのヒンジ固定手段が形成される。
【００２１】図６にはヒンジピン３０が正常的な状態で
ヒンジの役割をするためのヒンジ固定手段が図示してい
る。ヒンジ固定手段は、ヒンジピン３０の円形ボディー
にキー３１を一体形成し、スロット２２の上側には前記
キー３１が引っ掛かかるストッパー２２ｂを形成し、ス
ロット２２の下側には前記ヒンジピン３０をロッキング
するための位置にロッカー２２ａを突出形成する構造に
なっている。
ヒンジの役割をするためのヒンジ固定手段が図示してい
る。ヒンジ固定手段は、ヒンジピン３０の円形ボディー
にキー３１を一体形成し、スロット２２の上側には前記
キー３１が引っ掛かかるストッパー２２ｂを形成し、ス
ロット２２の下側には前記ヒンジピン３０をロッキング
するための位置にロッカー２２ａを突出形成する構造に
なっている。
【００２２】図６はヒンジピン３０がボンネット６０を
開閉させるための正常作動状態の位置を示しているもの
で、ヒンジピン３０のキー３１がストッパー２２ｂとロ
ッカー２２ａとの間の範囲内で回転されることによって
ボンネット６０が開閉されるようにする。
開閉させるための正常作動状態の位置を示しているもの
で、ヒンジピン３０のキー３１がストッパー２２ｂとロ
ッカー２２ａとの間の範囲内で回転されることによって
ボンネット６０が開閉されるようにする。
【００２３】図７はスロット２２が水平方向で形成され
て、ボンネット６０に衝撃が与えられて、ヒンジピン３
０がスロット２２のロッキング位置から水平に離脱され
る状態を図示している。すなわち、図７は歩行者との衝
突によってボンネット６０の上部に外力が加えられる場
合を示しているもので、衝撃力がボンネット６０から第
１リンク４０に伝逹されるとヒンジピン３０が水平方向
で形成されているスロット２２のロッカー２２ａを越え
て離脱する。従って、第１リンク４０がボンネット６０
に連結されている状態でスロット２２の後方側へ後退す
ることによって歩行者に伝逹される衝撃力を減少するこ
とができる。
て、ボンネット６０に衝撃が与えられて、ヒンジピン３
０がスロット２２のロッキング位置から水平に離脱され
る状態を図示している。すなわち、図７は歩行者との衝
突によってボンネット６０の上部に外力が加えられる場
合を示しているもので、衝撃力がボンネット６０から第
１リンク４０に伝逹されるとヒンジピン３０が水平方向
で形成されているスロット２２のロッカー２２ａを越え
て離脱する。従って、第１リンク４０がボンネット６０
に連結されている状態でスロット２２の後方側へ後退す
ることによって歩行者に伝逹される衝撃力を減少するこ
とができる。
【００２４】図８〜図１０は本発明の第２の実施例によ
る自動車のボンネット用ヒンジの構造を示すもので、図
８は自動車のボンネット用ヒンジの組立斜視図、図９は
自動車のボンネット用ヒンジの要部拡大図、図１０は自
動車のボンネット用ヒンジが正常的に作動する状態の要
部拡大図をそれぞれ示す。第２の実施例では、スロット
２２が垂直に形成されていて、ボンネット６０に衝突に
よる衝撃が与えられた場合にヒンジピン３０とボンネッ
ト６０が垂直で離脱される場合を示している。
る自動車のボンネット用ヒンジの構造を示すもので、図
８は自動車のボンネット用ヒンジの組立斜視図、図９は
自動車のボンネット用ヒンジの要部拡大図、図１０は自
動車のボンネット用ヒンジが正常的に作動する状態の要
部拡大図をそれぞれ示す。第２の実施例では、スロット
２２が垂直に形成されていて、ボンネット６０に衝突に
よる衝撃が与えられた場合にヒンジピン３０とボンネッ
ト６０が垂直で離脱される場合を示している。
【００２５】この実施例による自動車のボンネット用ヒ
ンジの固定手段は、ヒンジピン３０を半月形に形成し、
垂直スロット２２の上部に折曲支持部２２ｃを形成する
ことによって半月形ヒンジピン３０が垂直スロット２２
の上部に形成されている折曲支持部２２ｃでヒンジ運動
するようにしている。
ンジの固定手段は、ヒンジピン３０を半月形に形成し、
垂直スロット２２の上部に折曲支持部２２ｃを形成する
ことによって半月形ヒンジピン３０が垂直スロット２２
の上部に形成されている折曲支持部２２ｃでヒンジ運動
するようにしている。
【００２６】図９はボンネット６０が水平に車輌のエン
ジンルーム９０を覆い被せている状態で、半月形のヒン
ジピン３０がスロット２２の折曲支持部２２ｃに位置す
る様子を示している。この状態で走行中に歩行者との衝
突事故が発生した場合に、ボンネット６０の上部に外力
が加えられると第１リンク４０の下端部に結合されたヒ
ンジピン３０が垂直方向に長く形成されているスロット
２２に従って下降することによってヒンジピン３０がス
ロット２２のロッキング位置から離脱される。
ジンルーム９０を覆い被せている状態で、半月形のヒン
ジピン３０がスロット２２の折曲支持部２２ｃに位置す
る様子を示している。この状態で走行中に歩行者との衝
突事故が発生した場合に、ボンネット６０の上部に外力
が加えられると第１リンク４０の下端部に結合されたヒ
ンジピン３０が垂直方向に長く形成されているスロット
２２に従って下降することによってヒンジピン３０がス
ロット２２のロッキング位置から離脱される。
【００２７】これによって、第１リンク４０がボンネッ
ト６０と連結されている状態で下方側へ後退するのでボ
ンネット６０の上部とぶつかる歩行者に伝逹される衝撃
力を減少することができる。
ト６０と連結されている状態で下方側へ後退するのでボ
ンネット６０の上部とぶつかる歩行者に伝逹される衝撃
力を減少することができる。
【００２８】図１０に示すように、正常的な状態でボン
ネット６０を開閉する時はスロット２２の上部に形成さ
れている折曲支持部２２ｃが半月形になっているのでヒ
ンジピン３０が回転することができる。
ネット６０を開閉する時はスロット２２の上部に形成さ
れている折曲支持部２２ｃが半月形になっているのでヒ
ンジピン３０が回転することができる。
【００２９】本発明は、車輌運行中に歩行者との衝突事
故が発生した時、スロットにしたがって第１リンクの下
端部がヒンジピンとともに後退されることによって、ボ
ンネットから伝逹される衝撃エネルギーが吸収され、歩
行者の負傷が減少する效果がある。
故が発生した時、スロットにしたがって第１リンクの下
端部がヒンジピンとともに後退されることによって、ボ
ンネットから伝逹される衝撃エネルギーが吸収され、歩
行者の負傷が減少する效果がある。
【００３０】このように、本発明は、歩行者に加えられ
る衝撃を最小化させて歩行者をより安全に保護でき、歩
行者安全基準を満足させ、かつ車輌の安全性と信頼性も
向上させるとても有用な発明である。
る衝撃を最小化させて歩行者をより安全に保護でき、歩
行者安全基準を満足させ、かつ車輌の安全性と信頼性も
向上させるとても有用な発明である。
【図１】一般的な車輌にボンネットが設置されている状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図２】従来の自動車のボンネット用ヒンジの分解斜視
図である。
図である。
【図３】従来の自動車のボンネット用ヒンジの組立斜視
図である。
図である。
【図４】本発明の第１実施例による自動車のボンネット
用ヒンジの分解斜視図である。
用ヒンジの分解斜視図である。
【図５】本発明の第１実施例による自動車のボンネット
用ヒンジの組立斜視図である。
用ヒンジの組立斜視図である。
【図６】本発明の第１実施例による自動車のボンネット
用ヒンジの要部拡大図である。
用ヒンジの要部拡大図である。
【図７】本発明の第１実施例による自動車のボンネット
用ヒンジのヒンジピンがスロットのロッキング位置から
離脱される状態を示す要部拡大図である。
用ヒンジのヒンジピンがスロットのロッキング位置から
離脱される状態を示す要部拡大図である。
【図８】本発明の第２実施例による自動車のボンネット
用ヒンジの組立斜視図である。
用ヒンジの組立斜視図である。
【図９】本発明の第２実施例による自動車のボンネット
用ヒンジの要部拡大図である。
用ヒンジの要部拡大図である。
【図１０】本発明の第２実施例による自動車のボンネッ
ト用ヒンジが正常的に作動する状態を示す要部拡大図で
ある。
ト用ヒンジが正常的に作動する状態を示す要部拡大図で
ある。
１０ ： ヒンジアーム １１ ： 結合孔 １２ ： 挿入孔 １４ ： 第１ヒンジ孔 １３ ： 第２ヒンジ孔 ２０ ： ヒンジサポート ２１ ： 締結孔 ２２ ： スロット ２２ａ ： ロッカー ２２ｂ ： ストッパー ２２ｃ ： 折曲支持部 ２３ ： ヒンジ孔 ３０ ： ヒンジピン ３１ ： キー ３２ ： 軸ピン ４０ ： 第１リンク ５０ ： 第２リンク ６０ ： ボンネット ７０ ： ボルト
Claims (4)
- 【請求項１】 ボンネット（６０）の底面に上部面が接
しながらボルト（７０）によって締結される結合孔（１
１）が貫通形成され、側面の前後部には第１ヒンジ孔
（１４）と第２ヒンジ孔（１３）がそれぞれ貫通形成さ
れるヒンジアーム（１０）と；前記ヒンジアーム（１
０）に形成されている第１ヒンジ孔（１４）と第２ヒン
ジ孔（１３）に上端部が軸ピン（３２）によってそれぞ
れ結合される第１リンク（４０）及び第２リンク（５
０）と；前記第２リンク（５０）の下端部が軸ピン（３
２）によって回転可能に結合されるヒンジ孔（２３）が
側面に形成され、車体の上部面に底面が接しながらボル
ト（７０）によって締結される締結孔（２１）が前後部
にそれぞれ形成され、前記第１リンク（４０）の下端部
に結合されているヒンジピン（３０）が外部から衝撃が
与えられる場合に前記第１リンク（４０）とともに移動
できるように穴が長く開けられているスロット（２２）
が形成されるヒンジサポート（２０）と；正常状態で前
記ヒンジピン（３０）が前記スロット（２２）から離脱
されることを防止するためのヒンジ固定手段が具備され
ていることを特徴とする自動車のボンネット用ヒンジ。 - 【請求項２】 ヒンジ固定手段は、ヒンジピン（３０）
にキー（３１）を形成し、スロット（２２）の上部には
前記ヒンジピン（３０）のキー（３１）が引っ掛かかる
ストッパー（２２ｂ）を形成し、スロット（２２）の下
部には前記ヒンジピン（３０）をロッキングするための
ロッカー（２２ａ）を突出形成してなることを特徴とす
る請求項１記載の自動車のボンネット用ヒンジ。 - 【請求項３】 ヒンジピン（３０）のキー（３１）は、
ヒンジピン（３０）の円形ボディーの一側端に一体形成
したものであることを特徴とする請求項２記載の自動車
のボンネット用ヒンジ。 - 【請求項４】 ヒンジ固定手段は、ヒンジピン（３０）
を半月形に形成し、前記半月形のヒンジピン（３０）は
垂直スロット（２２）の上部に形成されている折曲支持
部（２２ｃ）でヒンジ運動をすることを特徴とする請求
項１記載の自動車のボンネット用ヒンジ。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
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