JP2002128858A - 注型用ポリウレタン樹脂形成性組成物及び該組成物を用いたシール材 - Google Patents

注型用ポリウレタン樹脂形成性組成物及び該組成物を用いたシール材

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JP2002128858A
JP2002128858A JP2000323603A JP2000323603A JP2002128858A JP 2002128858 A JP2002128858 A JP 2002128858A JP 2000323603 A JP2000323603 A JP 2000323603A JP 2000323603 A JP2000323603 A JP 2000323603A JP 2002128858 A JP2002128858 A JP 2002128858A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い温度範囲において硬度変化が小さく、更
にケーシング等との接着性が良好な注型用ポリウレタン
樹脂形成性組成物、及び広い温度範囲において濾過流量
の変化や分画性能の変化が小さい血液処理器や浄水器等
が得られる、前記組成物を用いたシール材を提供する。 【解決手段】 イソシアネート基含量が8〜25質量%
のポリイソシアネートである主剤(A)と、公称平均官
能基数が6以上のポリエーテルポリオールを20質量%
以上含有する水酸基価が370〜680mgKOH/g
の硬化剤(B)とを、イソシアネート基と水酸基のモル
比が特定の範囲で反応させて硬化させることを特徴とす
る、注型用ポリウレタン樹脂形成性組成物及び該組成物
を用いたシール材で解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液処理器や浄水
器に用いられる中空糸膜をシールするためのポッティン
グ材として使用される注型用ポリウレタン樹脂形成性組
成物及び該組成物を用いたシール材に関する。更に詳細
には、広い温度範囲において、硬度変化の小さい硬化物
となる注型用ポリウレタン樹脂形成性組成物及び該組成
物を用いたシール材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中空糸膜等を用いた血液処理器や
浄水器のポッティング材としてポリウレタン樹脂が広く
用いられている。例えば特開平8−71378号公報で
は、ポリイソシアネートを、水酸基価が700mgKO
H/g以上のポリエーテルポリオールで硬化させて得ら
れるポリウレタン系ポッティング材が示されている。特
開平10−195160号公報では、2,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートの含有量が5質量%以上の
ジフェニルメタンジイソシアネートのカルボジイミド変
性体(A1)及び該カルボジイミド変性体(a)とポリ
オール(b)とからのイソシアネート基末端ウレタンプ
レポリマー(A2)からなる群から選ばれるポリイソシ
ネート化合物からなるイソシアネート成分(A)と、ポ
リオール成分(B)とからなる注型用ポリウレタン樹脂
形成性組成物が示されている。特開2000−1289
52号公報では、ポリイソシアネートを、1分子中に活
性水素含有基が4個以上かつ活性水素含有基当量が16
0以上(=水酸基価が350mgKOH/g以下)であ
るポリオキシアルキレン化合物とアミン系ポリオールで
硬化させて得られる注型用ポリウレタン樹脂形成性組成
物が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のポリウレタン系
ポッティング材は、人工腎臓等の血液の濾過に用いられ
ていたので、温度は人体温近傍であり、大きな温度変化
を想定していなかった。そのため、従来のポリウレタン
系ポッティング材では、低温で高硬度、高温で低硬度と
なり、このため、種々の問題点が生じた。低温ではポリ
カーボネート等のケーシングとの剥離が生じることがあ
った。又、高温では、液圧によりシール部に圧縮力が作
用し、小型の片側セッティング型浄水器では、濾過速度
がダウンしたり、工業用のパイプ状両端セッティング型
浄水器では、糸端末のシール部が変形して、封止されて
いる中空糸膜自体に引っ張り応力が掛かり、中空糸膜の
ポアサイズが変化する。このことにより、中空糸膜の分
画性能が変化する等の不具合が発生した。このようなこ
とから近年、血液処理器や浄水器の性能向上のため、広
い温度範囲において硬度変化が小さく、ケーシングとの
剥離が無いポリウレタン系ポッティング材が要望されて
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、幅広い温
度範囲においても硬度変化が小さく、ケーシングとの剥
離が無いポリウレタン系ポッティング材を得るべく検討
研究した結果、特定のポリオールを用いることにより上
記課題が解決できることを見いだし、本発明を完成させ
るに至った。
【0005】すなわち本発明は、以下の(1)〜(3)
である。 (1)イソシアネート基含量が8〜25質量%のポリイ
ソシアネートである主剤(A)と、公称平均官能基数が
6以上のポリエーテルポリオールを20質量%以上含有
する水酸基価が370〜680mgKOH/gの硬化剤
(B)とを、イソシアネート基と水酸基のモル比がイソ
シアネート基/水酸基=0.95/1で〜1.05/1
で反応させて硬化させたことを特徴とする、注型用ポリ
ウレタン樹脂形成性組成物である。
【0006】(2)ポリイソシアネートが、液状ジフェ
ニルメタンジイソシアネートを有するジフェニルメタン
ジイソシアネートと、ひまし油系ポリオールとを反応さ
せて得られるイソシアネート基末端プレポリマーである
ことを特徴とする、(1)記載の注型用ポリウレタン樹
脂形成性組成物である。
【0007】(3)前記(1)又は(2)の組成物を用
いたシール材。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、主剤(A)とし
て用いられるポリイソシアネートは、イソシアネート基
含量が8〜25質量%、好ましくは12〜20質量%で
あり、炭素数(イソシアネート基中の炭素を除く、以下
同様)2〜18の脂肪族ポリイソシアネート、炭素数4
〜15の脂環式ポリイソシアネート、炭素数6〜20の
芳香族ポリイソシアネート、炭素数8〜15の芳香脂肪
族ポリイソシアネート、これらのポリイソシアネートの
変性物及びイソシアネート基末端プレポリマーからなる
群より選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。
【0009】脂肪族ポリイソシアネートとしては、例え
ば、エチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HD
I)、ドデカメチレンジイソシアネート、1,6,11
−ウンデカントリイソシアネート、2,2,4−トリメ
チルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシ
アネート、2,6−ジイソシアナトメチルカプロエー
ト、ビス(2−イソシアナトエチル)フマレート、ビス
(2−イソシアナトエチル)カーボネート、2−イソシ
アナトエチル−2,6−ジイソシアナトヘキサノエート
等が挙げられる。
【0010】脂環式ポリイソシアネートとしては、例え
ば、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート(水添MDI)、シ
クロヘキシレンジイソシアネート、メチルシクロヘキシ
レンジイソシアネート(水添TDI)、ビス(2−イソ
シアナトエチル)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカ
ルボキシレート等が挙げられる。
【0011】芳香族ポリイソシアネートとしては、例え
ば、トリレンジイソシアネート(2,4−TDI、2,
6−TDI、粗製TDI及びこれらの混合物)、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート(4,4′−MDI、2,
4′−MDI、2,2′−MDI及びこれらの混合
物)、ナフチレンジイソシアネート(NDI)、ポリメ
チレンポリフェニルポリイソシアネート等が挙げられ
る。
【0012】芳香脂肪族ポリイソシアネートとしては、
例えば、キシリレンジイソシアネート(XDI)、α,
α,α′,α′−テトラメチルキシリレンジイソシアネ
ート(TMXDI)、ジイソシアナトエチルベンゼン等
が挙げられる。
【0013】これらのポリイソシアネート化合物の変性
物としては、上記に例示したポリイソシアネートのイソ
シアネート基の一部又は全部をカルボジイミド変性、ウ
レトジオン変性、ウレトンイミン変性、ウレア変性、ビ
ウレット変性、イソシアヌレート変性等に変性した化合
物が挙げられる。
【0014】イソシアネート基末端プレポリマーは、上
記に例示したポリイソシアネート化合物及びこれらの変
性物から選ばれる少なくとも1種と、活性水素含有化合
物とを反応させて得られる。該活性水素含有化合物とし
ては、後述する低分子ポリオール、ポリエーテルポリオ
ール、ひまし油系ポリオール、ポリエステルポリオール
等が挙げられる。
【0015】イソシアネート基末端プレポリマーにおい
て、ポリイソシアネート化合物もしくはこれらの変性物
中のイソシアネート基と活性水素含有化合物中の水酸基
との当量比(NCO/OH比)は、通常1.1〜50、
好ましくは2.0〜30である。
【0016】本発明においてポリイソシアネートとして
は、液状MDIを有するMDIと、ひまし油系ポリオー
ルとを反応させて得られるイソシアネート基末端プレポ
リマーが好ましい。これは、ひまし油系ポリオールは生
体適合性があり、液状MDIは反応性が良好であり、ま
た液状であるため取り扱いやすいためである。なお、液
状MDIとは、カルボジイミド変成及び/又はウレトン
イミン変性されたMDIを示す。また、ひまし油系ポリ
オールには、ひまし油、脱水ひまし油、ポリエーテルポ
リオールやポリエステルポリオールとひまし油及び/又
は脱水ひまし油とのエステル交換反応あるいはひまし油
脂肪酸及び/又は脱水ひまし油脂肪酸とのエステル化反
応により得られるひまし油脂肪酸エステル系ポリオール
等が挙げられる。
【0017】本発明において硬化剤(B)として用いら
れるポリオールは、公称平均官能基数が6以上のポリエ
ーテルポリオールを20質量%以上含有する、水酸基価
が370〜680mgKOH/g、好ましくは400〜
650mgKOH/gのものである。水酸基価が370
mgKOH/g未満のときは、所定の硬度が得られず、
680mgKOH/gを超えるときは、本発明のように
高官能基数を含有する硬化剤では、粘度が高くなりすぎ
る。粘度が高すぎると、中空糸膜の間にポリウレタン形
成液が十分に充填されず漏れの原因となりやすい。
【0018】ポリエーテルポリオールの平均官能基数を
正しく測定することは困難である場合が多いので、本発
明では、開始剤の官能基数又は、開始剤の官能基数から
計算される数値をもってそのポリエーテルポリオールの
公称平均官能基数とする。例えば、ソルビトールにアル
キレンオキサイドを付加したポリエーテルポリオールの
公称平均官能基数は6とする。本発明においては、公称
平均官能基数(以下、単に平均官能基数と記載する。)
6以上のポリエーテルポリオールが硬化剤中20質量%
以上にならないと、高温での種々の問題点が発生しやす
くなる。
【0019】このようなポリエーテルオールとしては、
ソルビトールやショ糖を開始剤として、エチレンオキサ
イドやプロピレンオキサイド等のアルキレンオキサイド
を付加させて得られるポリエーテルポリオールが挙げら
れる。本発明においては、主剤と硬化剤を混合した液の
粘度等を考慮すると、アルキレンオキサイドの種類はプ
ロピレンオキサイドが好ましい。
【0020】なお、本発明においては、硬化剤の80質
量%未満であれば、上記ポリエーテルポリオール以外の
活性水素基含有化合物を使用することができる。このよ
うな活性水素基含有化合物としては、低分子ポリオー
ル、低分子ポリアミン、低分子アミノアルコール、高分
子ポリオール等が挙げられる。これらは1種類又は2種
類以上の混合物として使用できる。
【0021】低分子ポリオールとしては、エチレングリ
コール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパン
ジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジ
オール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジ
オール、2−メチル−1,5−ペンタンジオール、3−
メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、ネオペンチルグリコール、1,8−オクタン
ジオール、1,9−ノナンジオール、2,2−ジエチル
−1,3−プロパンジオール、2−n−ブチル−2−エ
チル−1,3−プロパンジオール、2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオール、2−エチル−1,3
−ヘキサンジオール、2−n−ヘキサデカン−1,2−
エチレングリコール、2−n−エイコサン−1,2−エ
チレングリコール、2−n−オクタコサン−1,2−エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
あるいはビスフェノールAのエチレンオキサイド又はプ
ロピレンオキサイド付加物、水素添加ビスフェノール
A、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル−3−
ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピオネート、トリメ
チロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトール
等が挙げられる。
【0022】低分子アミノアルコールとしては、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、ジプロパノールアミン、N−メチル−ジエタノ
ールアミン、N−フェニル−ジプロパノールアミン、
N,N,N′,N′−テトラキス(2−ヒドロキシプロ
ピル)エチレンジアミン等が挙げられる。
【0023】高分子ポリオールとしては、ポリエステル
ポリオール、ポリアミドエステルポリオール、ポリエー
テルポリオール、ポリエーテルエステルポリオール、ポ
リカーボネートポリオール、ポリオレフィンポリオール
等が挙げられる。これらは1種類又は2種類以上の混合
物として使用できる。
【0024】ポリエステルポリオールとしては、公知の
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレンジ
カルボン酸、コハク酸、酒石酸、シュウ酸、マロン酸、
グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、ク
ルタコン酸、アゼライン酸、セバシン酸、コハク酸、ア
ジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、1,4−シクロ
ヘキシルジカルボン酸、α−ハイドロムコン酸、β−ハ
イドロムコン酸、α−ブチル−α−エチルグルタル酸、
α,β−ジエチルサクシン酸、マレイン酸、フマル酸等
のジカルボン酸・無水物・ジアルキルエステル等の1種
類以上と、エチレングリコール、1,2−プロパンジオ
ール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオ
ール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオ
ール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、3,3
−ジメチロールヘプタン、ジエチレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、シクロヘキ
サン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジ
メタノール、ダイマー酸ジオール、ビスフェノールAの
エチレンオキサイドやプロピレンオキサイド付加物、ビ
ス(β−ヒドロキシエチル)ベンゼン、キシリレングリ
コール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール等の低分子ポリオール類の1種類以上と
の縮重合反応から得られる。更に、ε−カプロラクト
ン、アルキル置換ε−カプロラクトン、δ−バレロラク
トン、アルキル置換δ−バレロラクトン等の環状エステ
ル(いわゆるラクトン)モノマーの開環重合から得られ
るラクトン系ポリエステルポリオール等がある。更に、
低分子ポリオールの一部をヘキサメチレンジアミン、イ
ソホロンジアミン、モノエタノールアミン等の低分子ポ
リアミンや低分子アミノアルコールを用いてもよい。こ
の場合は、ポリエステル−アミドポリオールが得られる
ことになる。
【0025】ポリエーテルポリオールとしては、前記の
ポリエーテルポリオール以外のポリエーテルポリオール
が挙げられる。
【0026】ポリカーボネートポリオールとしては、前
述のポリエステルポリオール源の低分子ポリオール1種
類以上と、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネー
ト等のジアルキレンカーボネートや、ジフェニルカーボ
ネート等のジアリールカーボネートとの脱アルコール反
応や脱フェノール反応から得られる。
【0027】ポリエーテルエステルポリオールとして
は、前述のポリエーテルポリオールと前述のジカルボン
酸等から得られるコポリオールがある。また、前述のポ
リエステルやポリカーボネートと、エポキサイドや環状
エーテルとの反応で得られるものがある。
【0028】動植物系ポリオールとしては、ひまし油、
脱水ひまし油、絹フィブロイン、上記低分子ポリオール
又はポリエーテルポリオールと、ひまし油及び/又は脱
水ひまし油とのエステル交換反応あるいはひまし油脂肪
酸及び/又は脱水ひまし油脂肪酸とのエステル化反応に
より得られるひまし油脂肪酸エステル系ポリオール等が
挙げられる。
【0029】ポリオレフィンポリオールとしては、水酸
基含有ポリブタジエン、水素添加した水酸基含有ポリブ
タジエン、水酸基含有ポリイソプレン、水素添加した水
酸基含有ポリイソプレン、水酸基含有塩素化ポリプロピ
レン、水酸基含有塩素化ポリエチレン等が挙げられる。
【0030】本発明の組成物は、通常、ポリイソシアネ
ートからなる主剤とポリオールからなる硬化剤との二液
の組合せからなり、使用時に二液を混合反応させてポリ
ウレタン樹脂を形成させる。主剤と硬化剤を各々所定量
計量後、スタティクミキサー又はメカニカルミキサー等
で混合することにより反応させることができる。ゲル化
時間は通常3〜60分であり、完全硬化には12〜48
時間を要する。硬度が変化しなくなった時点を完全硬化
(反応終点)とする。なお、養生温度を高く(例えば3
0〜60℃)することにより完全硬化までの時間を短縮
することも可能である。
【0031】主剤と硬化剤を混合するときの、イソシア
ネート基と水酸基のモル比は、イソシアネート基/水酸
基=0.95/1で〜1.05/1であり、特にイソシ
アネート基/水酸基=0.97/1で〜1.03/1が
好ましい。この範囲外の場合は、硬化物の強度が不足し
やすくなる。
【0032】主剤と硬化剤を配合した混合液の25℃に
おける粘度(注型前粘度)は、通常40〜10,000
mPa・sが好ましく、特に100〜8,000mPa
・sが好ましい。配合液の粘度が小さすぎると、中空糸
膜の内部に配合液が進入して開口部が失われやすくな
る。粘度が高すぎると、中空糸膜の間に充填されにくく
なり、漏れの原因となりやすい。
【0033】主剤と硬化剤とを反応させて得られる硬化
物の25℃における硬度(shore D;瞬間値)は
通常40〜90である。
【0034】本発明の注型用ポリウレタン樹脂形成性組
成物は、血液処理器又は浄水器のポッティング材として
特に好適に使用される。対象となる血液処理器として
は、例えば中空糸型、膜型もしくはコイル型の人工腎臓
及び血奬分離用モジュール等がある。また、人工肺等の
人工臓器、各種の工業用浄水器、風呂水循環浄化装置、
限外濾過膜(中空糸型、スパイラル型等)等のポッティ
ング材やシール材にも使用できる。
【0035】本発明の組成物を血液処理器や浄水器のポ
ッティング材として使用する場合の具体的使用法を例示
する。
【0036】主剤と硬化剤とを配合した後に減圧脱泡す
る。なお、必要に応じて配合前に各々減圧脱泡してもよ
い。この二液を所定量計量後混合し、遠心注型法あるい
は浸漬により中空糸膜を容器に埋封する。埋封される中
空糸膜の材質としては一般に、ポリエステル、ポリスル
ホン、ポリアクリロニトリル、再生セルロース(酢酸セ
ルロース、銅アンモニアセルロース等)、セルロース誘
導体、ポリアミド、ポリイミド、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリエーテルナイロン、ポリエチレンビニルアル
コール、シリコーン、ポリオレフィン等が挙げられる。
【0037】ケーシングとしては一般に、ポリカーボネ
ート製、ABS製、ポリスチレン製等のものが使用され
る。樹脂は注入から3〜60分後にはゲル化し、モジュ
ールを成型機から取り出すことができる。ついで室温〜
60℃で養生を行い硬化を完了させる。その後、オート
クレーブを使用して121℃で1時間の蒸気加熱により
滅菌処理を行い製品化する。滅菌処理は蒸気加熱以外の
方法、例えばエチレンオキサイドガス又はγ線照射等に
よっても実施することができる。
【0038】本発明の組成物から形成されるポリウレタ
ン樹脂を用いたポッティング材は、中空糸膜への付着も
極めて良好であり、温度変化による硬度変化が小さいの
で、広い使用温度範囲に渡って、良好な分画性能を維持
することができる。また、硬化物からの溶出物量も少な
い。
【0039】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。なお
「%」は「質量%」を示す。
【0040】〔主剤用ポリイソシアネートの製造〕 製造例1 攪拌機、温度計及び窒素導入管を付した容量:2Lの4
つ口フラスコの内部を窒素置換した後、MDI(1)を
172g、MDI(2)を439g仕込み、撹拌を開始
した。内温を50℃にしてから、ポリオール(1)を3
89g仕込み、反応温度を70℃にて3時間反応させ
た。得られたイソシアネート基末端プレポリマー(A−
1)は、イソシアネート含量が15%、25℃の粘度が
2300mPa・sであった。
【0041】製造例2 製造例1と同様な装置を組み込んだ容量:2Lの4つ口
フラスコの内部を窒素置換した後、MDI(1)を13
2g、MDI(2)を336g仕込み、撹拌を開始し
た。内温を50℃にしてから、ポリオール(2)を53
2g仕込み、反応温度を70℃にて3時間反応させた。
得られたイソシアネート基末端プレポリマー(A−2)
は、イソシアネート含量が12%、25℃の粘度が23
00mPa・sであった。
【0042】製造例3 製造例1と同様な装置を組み込んだ容量:2Lの4つ口
フラスコの内部を窒素置換した後、MDI(1)を19
3g、MDI(2)を490g仕込み、撹拌を開始し
た。内温を50℃にしてから、ポリオール(3)を31
7g仕込み、反応温度を70℃にて3時間反応させた。
得られたイソシアネート基末端プレポリマー(A−3)
は、イソシアネート含量が16.8%、25℃の粘度が
3600mPa・sであった。
【0043】使用原料は以下の通り。 MDI(1) :4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート MDI(2) :MDI(1)を液状MDI化したもの イソシアネート含量=28.6% ポリオール(1):ひまし油系ポリオール、水酸基価=112mgKOH/g (伊藤製油製 Uric H−54) ポリオール(2):ひまし油系ポリオール、水酸基価=50mgKOH/g (伊藤製油製 Uric H−55) ポリオール(3):ポリプロピレングリコール 水酸基価=155mgKOH/g、旭電化製 ポリオール(4):ソルビトールにプロピレンオキサイドを付加したポリエーテ ルポリオール、水酸基価=550mgKOH/g ポリオール(5):ショ糖にプロピレンオキサイドを付加したポリエーテルポリ オール、水酸基価=445mgKOH/g ポリオール(6):エチレンジアミンにプロピレンオキサイドを付加したポリエ ーテルポリオール、水酸基価=760mgKOH/g ポリオール(7):ひまし油をトリメチロールプロパンで変性したポリオール、 水酸基価=270mgKOH/g、平均官能基数=3、伊藤 製油製 ポリオール(8):ひまし油をソルビトールで変性したポリオール、水酸基価= 320mgKOH/g、平均官能基数=5、伊藤製油製
【0044】[硬化剤の調整]硬化剤(B)は以下のよ
うな原料を配合して調整した。 B−1:ポリオール(4)そのまま。 B−2:ポリオール(5)そのまま。 B−3:ポリオール(4)80質量部とポリオール
(6)20質量部の混合ポリオール。 B−4:ポリオール(3)40質量部、ポリオール
(4)40質量部、ポリオール(6)20質量部の混合
ポリオール。 B−5:ポリオール(1)70質量部、ポリオール
(6)17質量部、ポリオール(4)13質量部の混合
ポリオール。 B−6:ポリオール(7)そのまま。 B−7:ポリオール(8)そのまま。
【0045】実施例1〜5、比較例1〜3 〔硬化物の物性測定〕表1に示す組み合わせ、配合比で
主剤と硬化剤を25℃で均一混合し、減圧脱泡(10〜
20kPaで数分程度)してから混合粘度を測定した。
また、混合液を型(100mm×100mm×5mm)
に流し込み、25℃で1日間硬化させ、脱型後、10
℃、25℃、70℃の恒温器に1時間入れた後、硬度を
測定した。また、脱型後、動的粘弾性(昇温速度:2℃
/分、周波数:11Hz)を測定した。ガラス転移点は
tanδのピーク温度から求めた。結果を表1、2に示
した。
【0046】[浄水器としての分画性能]分画性能の変
動は、中空糸部の長さ600mm両端のケーシングの断
面積の直径50mmφの円柱状の浄水器にて、分画粒子
径の変動で評価した。分画粒子径は、0.1質量%の界
面活性剤(ポリエチレングリコール−p−イソオクチル
フェニルエーテル)の所定粒子径の単一分散粒子径のポ
リスチレンラテックス粒子を濾過し、濾液のラテックス
粒子の濃度を分光光度計により320nmの波長で測定
し、補足率90%における粒子径を求めた。結果を表
1、2に示した。
【0047】[ケーシングとの接着性]表2、3に示す
組み合わせ、配合比で主剤と硬化剤を25℃で均一混合
し、減圧脱泡(10〜20kPaで数分程度)してポリ
カーボネート製ケーシング(44mmφ×10mm)に
流し込み、25℃で7日間硬化させて、接着強度測定用
硬化物を得た。この硬化物についてケーシングと硬化物
を圧縮し、その剥離したときの力を接着面積で除した値
を接着力とした。結果を表1、2に示した。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】本発明の注型用ポリウレタン樹脂形成性
組成物からなる硬化物は、温度による硬度変化が小さい
ので、濾過流量の変化や中空糸膜の分画性能の変化も小
さい。このため、本発明のポリウレタン樹脂形成性組成
物を用いた血液処理器や浄水器は、広い温度範囲で性能
を維持できる。また、ポリカーボネート製等のケーシン
グとの接着性も良好である。このようなことから本発明
の注型用ポリウレタン樹脂形成性組成物は、血液処理器
等の人工臓器もしくは浄水器のシール材用として特に有
用である。また、電子回路基板の封止等の電気絶縁用
途、光ファイバーケーブル接続部の封止等の止水用途、
断熱アルミサッシの接着やアルミハニカムパネルの接着
等の建材用途、自動車のエンブレムやサイドモール用ポ
ッティング材用途等にも使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 3/10 C09K 3/10 D Fターム(参考) 4C077 AA05 BB01 CC05 KK21 NN14 PP14 4D006 GA02 HA01 JA13C JB06 MA01 PA01 PB02 PB09 PC47 PC51 4H017 AA04 AB04 AC04 AD06 AE05 4J034 BA08 CA04 CC03 CD01 DF01 DF02 DF03 DF16 DF17 DF20 DF21 DF22 DG01 EA12 HA01 HA02 HA07 HC03 HC08 HC09 HC12 HC13 HC17 HC22 JA34 JA42 QA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イソシアネート基含量が8〜25質量%
    のポリイソシアネートである主剤(A)と、公称平均官
    能基数が6以上のポリエーテルポリオールを20質量%
    以上含有する水酸基価が370〜680mgKOH/g
    の硬化剤(B)とを、イソシアネート基と水酸基のモル
    比がイソシアネート基/水酸基=0.95/1で〜1.
    05/1で反応させて硬化させることを特徴とする、注
    型用ポリウレタン樹脂形成性組成物。
  2. 【請求項2】 ポリイソシアネートが、液状ジフェニル
    メタンジイソシアネートを有するジフェニルメタンジイ
    ソシアネートと、ひまし油系ポリオールとを反応させて
    得られるイソシアネート基末端プレポリマーであること
    を特徴とする、請求項1記載の注型用ポリウレタン樹脂
    形成性組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の組成物を用いたシ
    ール材。
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