JP2002020445A - 速脱型注型ウレタンエラストマーの製造方法 - Google Patents
速脱型注型ウレタンエラストマーの製造方法Info
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Abstract
型ウレタンエラストマーの製造方法を提供する。 【解決手段】 イソシアネート基末端ウレタンプレポリ
マー(A)、硬化剤(B)、及び触媒(C)を混合した
液状物を型内に注入して硬化させ、その後硬化物を脱型
する速脱型注型ウレタンエラストマーの製造方法におい
て、触媒(C)が、トリエチレンジアミン系触媒(C
1)、及び酢酸金属塩系触媒(C2)を含有すること、
を特徴とする前記製造方法より解決する。
Description
いられる、速脱型可能な注型ウレタンエラストマーの製
造方法に関するものである。
ウレタンエラストマーにおいて、イソシアネート原料と
しては、ジフェニルメタンジイソシアネート(以下、M
DIと略す)等を用いられ、ポリオール原料としては、
エチレンアジペート、ブチレンアジペート、カプロラク
トン等のポリエステルジオール、あるいはポリテトラメ
チレンエーテルグリコール等のポリエーテルジオールを
用いられる。また必要に応じて短鎖ジオール原料として
は、1,4−ブタンジオール(以下、1,4−BDと略
す)、トリメチロールプロパン(以下、TMPと略
す)、あるいはそれらの混合物等が用いられている。生
産手段としては、ワンショット法、プレポリマー法等が
挙げられるが、反応制御のしやすさから、イソシアネー
ト基(以下、NCOと略す)末端プレポリマーをポリオ
ールで硬化するプレポリマー法が広く用いられている。
ンエラストマーは、所定の温度に保温した金型に、液状
樹脂を流し込み、更に熱をかけて反応硬化させこの金型
より脱型後成型品を得る。又は、遠心成形と呼ばれる、
回転ドラムの内側に液状樹脂を流し込み遠心力によって
均一な厚さのシートを得る方法がある。
めに生産性が悪く、この改良として注型する金型の面数
を多くしたり、あるいは、硬化剤側に、トリエチレンジ
アミン、ジメチルエタノールアミン等のアミン系触媒又
はジブチルチンジラウレート、ジオクチルチンジラウレ
ート等の金属系触媒の添加や、プレポリマーの温度を高
くしたりして反応を速めていた。しかしながら、金型の
面数を多くすることは、広い生産場所が必要であり、そ
れができるところは限られている。また、触媒等で反応
性を速める場合は、初期の粘度アップも速まるために、
注型不良が起こりやすく、また遠心成形の場合は、注型
樹脂の流れ性が悪く、厚さむらを生じ不良の原因となる
等の欠点があった。プレポリマーの温度を上げて反応性
を速める場合には、プレポリマーの安定性が劣るように
なり、更に安定した物性の産業機器部品を得られないば
かりか、粘度上昇のために注型不良まで引き起こすため
作業性も劣っていた。
は、トリアジン系触媒を用いたウレタンエラストマーの
製造方法が記載されている。また、特開平8−2818
37号公報には、第四級アンモニウム塩系触媒を用いた
ウレタンエラストマーの製造方法が記載されて、一定の
効果を奏している。
プレポリマーと、1,4−BD、TMPあるいは、それ
らの混合物と反応硬化させる場合、金型あるいはドラム
からの脱型時間は40分から50分であり、更にこれら
の硬化剤にトリエチレンジアミン、ジメチルエタノール
アミン等のアミン系触媒又はジブチルチンジラウレー
ト、ジオクチルチンジラウレート等の金属系触媒等を添
加しても、ポットライフとの関係で15分程度までしか
短縮できない。この脱型可能時間である脱型時間まで待
たずに樹脂を金型から脱型すると、樹脂が変形し、正規
の形の産業用部品が得られないばかりか、金型を汚す原
因となり金型の清掃工程が入り生産性が悪くなる。従来
の注型ウレタンエラストマーでは、生産性を上げられな
いため、その改良が要望されていた。
タンエラストマーを用いた産業機器部品の製造におい
て、加熱後5分でに脱型が可能になり、また脱型後の成
型品変形を抑えるために、鋭意研究検討した結果、特定
の触媒を使用することにより、前記課題を解決できるこ
とを見い出し、本発明を完成させるに至った。
に示されるものである。 (1) イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー
(A)、硬化剤(B)、及び触媒(C)を混合した液状
物を型内に注入して硬化させ、その後硬化物を脱型する
速脱型注型ウレタンエラストマーの製造方法において、
触媒(C)が、トリエチレンジアミン系触媒(C1)、
及び酢酸金属塩系触媒(C2)を含有すること、を特徴
とする前記製造方法。
1)、及び酢酸金属塩系触媒(C2)の各触媒の硬化物
全体に対する含有量が、(C1):0.001〜0.0
5質量%、(C2):0.001〜0.05質量%であ
ること、を特徴とする前記(1)の速脱型注型ウレタン
エラストマーの製造方法。
ー(A)が、少なくともジフェニルメタンジイソシアネ
ート(A1)と、数平均分子量500〜3,000の2
官能ポリオール(A2)との反応により得られるもので
あること、を特徴とする前記(1)又は(2)の速脱型
注型ウレタンエラストマーの製造方法。
00以下の短鎖ジオール(B1)、及び数平均分子量5
00以下の短鎖トリオール(B2)を含有すること、を
特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかの速脱型注型
ウレタンエラストマーの製造方法。
00以下の短鎖ジオール(B1)、数平均分子量500
以下の短鎖トリオール(B2)、及び数平均分子量50
0〜3,000の2官能ポリオール(B3)を含有する
こと、を特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかの速
脱型注型ウレタンエラストマーの製造方法。
レポリマー(A)、硬化剤(B)、触媒(C)を混合し
た液状物を型内に注入して硬化させ、その後硬化物を脱
型するというウレタンエラストマーの製造方法におい
て、特定の触媒(C)を用いることを特徴とするもので
ある。
系触媒(C1)、酢酸金属塩系触媒(C2)の2種類の
触媒を用いる。
ては、トリエチレンジアミン及びこの塩が挙げられる。
本発明ではトリエチレンジアミンが好ましい。
カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸マグネシウム、酢酸カ
ルシウム等が挙げられる。本発明では酢酸カリウムが好
ましい。
レート等の他の触媒を併用してもよい。併用量は、触媒
全体量に対して10質量%以下が好ましい。
1)、(C2)の使用量は、硬化物全体に対して、(C
1):0.001〜0.05質量%、(C2):0.0
01〜0.05質量%であり、好ましくは(C1):
0.005〜0.02質量%、(C2):0.005〜
0.02質量%である。
促進効果が低く硬化反応終了まで時間を要し、製造効率
の向上効果があまり期待できない。逆に上限を超えると
硬化反応が速くなりすぎ、直ちに増粘するため、成形型
への流れ性が悪くなり成型不良が生じる。(C2)が下
限未満の場合、NCO基の三量化(イソシアヌレート
化)反応の進行が不十分になり、得られるエラストマー
の耐熱性に乏しく脱型時に高温になった成型品を変形さ
せてしまい不良率を上げてしまう。また、上限を超える
場合は、イソシアヌレート基の形成量が多くなり、著し
く成型品が脆くなり物性が低下するため好ましくない。
化触媒として公知のものであり、また(C2)は、イソ
シアヌレート化触媒として公知のものである。本発明
は、これらの触媒をバランスよく用いることにより、脱
型時間の短縮化は図りながら、ポットライフを確保した
ものである。また、イソシアヌレート基を導入すること
により、エラストマーに耐熱性も付与できる。
温付近から反応を促進させることができる。反応が進行
するにつれ、反応熱により樹脂内部の温度は約170℃
程度まで上昇する。(C2)の触媒活性が活発になる温
度は約100℃以上必要である。すなわち、反応初期の
段階では(C1)のみが関与し、この段階では液の粘度
は低いため、液の流れ性が良好である。反応が進行する
に従って液の温度が上がり、(C2)が反応に関与する
ことで、樹脂の三次元化が進み、速脱型可能となる。こ
のように本発明は、2種類の触媒を用いることにより、
効率よくポリウレタンエラストマーが得られる。
(A)は、少なくともMDI(A1)と、数平均分子量
500〜3,000の2官能ポリオール(A2)との反
応により得られるものであることが好ましい。
量は、5〜25質量%が好ましい。NCO含量が5質量
%より低い場合には、主にプレポリマーの粘度が高くな
り、注型時にウレタン樹脂の流れ性が著しく悪くなる。
25質量%より高い場合は、保存時及び使用時の性状安
定性が著しく悪くなり、安定した産業機器部品が得にく
く、成型不良につながるなどの問題が起こるため、産業
機器部品用の注型用ウレタンプレポリマーとして適さな
いものとなってしまう。
体、すなわち、4,4′−MDI、2,4′−MDI、
2,2′−MDI、これらの任意の混合物が挙げられ
る。また、液状MDI(カルボジイミド化MDI、ウレ
トンイミン化MDI等)も用いることができる。
ポリオール(A2)としては、ポリエーテルジオール、
ポリエステルジオール、ポリカーボネートジオール等が
挙げられる。
グリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−BD、
ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,
2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコ
ール等の短鎖ジオールの単品又は2種以上の混合物を開
始剤として、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド、及びテ
トラヒドロフラン等の環式エーテルの単品又は2種以上
の混合物を開環重合して製造されるポリエーテルであ
る。また、これらのポリエーテルの混合物も使用でき
る。
チレンアジペート)ジオール、ポリ(プロピレンアジペ
ート)ジオール、ポリ(エチレン−プロピレンアジペー
ト)ジオール、ポリ(ブチレンアジペート)ジオール、
ポリ(ヘキサメチレンアジペート)ジオール等、及びエ
チレングリコール、プロピレングリコール、アジピン酸
を重縮合させることによって、製造されるコポリエステ
ルジオール、例えばポリ(テトラメチレン−エチレンア
ジペート)ジオール、ポリ(1,4−ブチレン−プロピ
レンアジペート)ジオール、及びポリ(1,4−ブチレ
ン−エチレン−プロピレンアジペート)ジオールを含む
が、これに制限されるものではない。その他のポリエス
テルジオールの例としては、カプロラクトン及び/又は
ジカルボン酸例えば中でもコハク酸、マロン酸、ピメリ
ン酸、セバシン酸及びスベリン酸の、ジオール例えばエ
チレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3
−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロ
パンジオール、1,4−BD、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール等との重縮合によって製
造されるものも含む。また、上記ポリエステルの混合物
も使用できる。
した短鎖ジオールと、ジフェニルカーボネート、ジエチ
ルカーボネート、エチレンカーボネート等の低分子カー
ボネートからの縮重合によって得られるものが挙げられ
る。また、上記ポリカーボネートの混合物も使用でき
る。
まま鎖延長剤として用いることもできる。
(A)は、MDI(A1)とポリオール(A2)及び必
要に応じて鎖延長剤とを、反応温度:50〜100℃、
反応時間:1〜5時間という反応条件による製造方法に
よって得られる。
も数平均分子量300以下のジオール(B1)と数平均
分子量500以下のトリオール(B2)を用いたものが
好ましい。また、更に数平均分子量500〜3、000
の2官能ポリオール(B3)を追加したしたものも好ま
しい。
(B1)として、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、プロピレングリコール、1,4−BD、1,3
−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、水素添加ビスフェノールA等が挙げ
られる。本発明では、1,4−BDが特に好ましい。
(B2)として、グリセリン、TMP、ヘキサントリオ
ール等が挙げられる。本発明では、TMPが特に好まし
い。
ポリオール(B3)としては、前述の(A2)に挙げた
ものが使用できる。
オールとの質量比率は、50/50〜90/10の範囲
のものである。また、短鎖ポリオール(短鎖ジオールと
短鎖トリオールの総量)と2官能ポリオールの質量比率
は、100/0〜5/95の範囲のものである。
ーの具体的な製造手順としては、上記各原料と成形型を
用い、例えば以下のようにして製造される。 1.NCO末端プレポリマー(A)、硬化剤(B)、触
媒(C)を均一に混合し、巻き込んだ空気を抜く。 2.プレヒートした成形型に液を流し込み(注型)、加
熱して硬化反応させる。このときの温度は60〜200
℃程度である。 3.硬化したら、硬化物を型から取り出す(脱型)。な
お、本発明では、注型から脱型までは、5分以内が可能
である。 4.その後、好ましくは後硬化(アフターキュア)させ
る。この時の条件は、100〜150℃で、30分〜3
時間が好ましい。
マーのNCOと硬化剤の水酸基(OH)とのモル比は、
NCO/OH=1.0〜1.2が好ましく、1.05〜
1.15が特に好ましい。また、NCO末端プレポリマ
ー(A)、硬化剤(B)、触媒(C)を均一に混合した
液のポットライフ(混合液を130℃に加熱して、液の
粘度が50Pa・sに達するまでの時間)は180秒以
上であり、注型作業を行うに十分な時間が確保できる。
このようにして得られた注型ウレタンエラストマー成型
品は、注型から5分後に脱型が可能であり、このときの
硬度(JIS−A)は40以上となる。
して、酸化防止剤、脱泡剤、紫外線吸収剤、反応調節剤
等を使用できる。
トマーの製造に際し、特定の触媒を使用することによ
り、初期混合粘度上昇をマイルドにし、かつ、脱型時間
の短縮が可能となる。また、イソシアヌレート基が生成
するため、耐熱性に優れたウレタンエラストマーを成型
することが可能である。このため、脱型時に外部加熱及
び反応熱により高温になったウレタンエラストマー成型
品を変形させることなく容易に短時間で脱型することが
可能となり、製造効率を大幅に向上させることができ
る。
更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定
されるものではない。実施例及び比較例において、
「%」は全て「質量%」を意味する。
管を備えた容量:100Lの反応器に、表1に示す配合
で、MDIと各種ポリオールを混合し、75℃で3時間
反応させて、各種のNCO末端プレポリマーを得た。結
果を表1に示す。
えた容量:100Lの反応器に、表2に示す配合比で、
1.4−BD、TMP、各種ポリオールを75℃で1時
間混合後した。
通り。 MDI :4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート EA−1000 :エチレングリコールとアジピン酸から得られるポリエステ ルジオール 数平均分子量=1,000 BA−1500 :1,4−BDとアジピン酸から得られるポリエステルジオ ール 数平均分子量=1,500 PTMG−2000:ポリ(オキシテトラメチレン)グリコール 数平均分子量=2,000
った。結果を表3に示す。
(70℃)を攪拌混合後、直ちに樹脂を200mlのガ
ラスサンプル瓶に入れ130℃のオイルバスに漬けてB
型粘度計で粘度測定を行う。50Pa・sに到達する時
間をポットライフとする。
(70℃)を攪拌混合後、直ちに樹脂を130℃にあら
かめ加熱された3mm厚平板成型金型に注ぎ、樹脂の注
型完了後、130℃のオーブンに入れる。注型完了後よ
り5分後、10分後に金型から平板シートを脱型し、直
ちにJIS−A硬度計にて硬度測定を行った。
0℃のオーブンに1時間入れアフターキュアを行いこの
後、室温25℃、湿度60%の部屋にて7日間エージン
グを行った後、エージング後の平板シートの硬度測定を
行った。
的に使用されているアミン系触媒や金属触媒の含有量を
増やすことで対応してきた。しかし、触媒量の増加は、
脱型時間の若干の短縮は可能となるが、原料液の混合
後、粘度が著しく増加し、細かな産業機器部品の金型に
混合樹脂を注ぎ込めない等の問題が起きやすかった。一
方、本発明は、一般的に使用されているトリエチレンジ
アミン系触媒により注型可能な反応性に調整し、更に酢
酸金属塩系触媒により、三量化反応を取り入れて、脱型
時間の短縮を図ったものである。また、これらの触媒の
配合比のバランスを考慮することでポットライフが比較
的長くなるようにしたものである。このため、従来の触
媒量でも速脱型が可能となり、また、細かな部品の金型
にも容易に混合樹脂を注ぎ込むことができる。三量化触
媒の効果でイソシアヌレート基を形成したエラストマー
は、従来のアミン系触媒や金属触媒を用いたものより耐
熱性を持ち、成型時の反応熱及び外部加熱による熱で脱
型時高温になった成型物が変形することなく容易に脱型
を行うことができる。本発明により脱型時間の短縮及び
脱型時の変形をなくすことで生産サイクルの向上及び不
良率の低減が可能となった。
Claims (5)
- 【請求項1】 イソシアネート基末端ウレタンプレポリ
マー(A)、硬化剤(B)、及び触媒(C)を混合した
液状物を型内に注入して硬化させ、その後硬化物を脱型
する速脱型注型ウレタンエラストマーの製造方法におい
て、 触媒(C)が、トリエチレンジアミン系触媒(C1)、
及び酢酸金属塩系触媒(C2)を含有すること、を特徴
とする前記製造方法。 - 【請求項2】 トリエチレンジアミン系触媒(C1)、
及び酢酸金属塩系触媒(C2)の各触媒の硬化物全体に
対する含有量が、(C1):0.001〜0.05質量
%、(C2):0.001〜0.05質量%であるこ
と、を特徴とする請求項1記載の速脱型注型ウレタンエ
ラストマーの製造方法。 - 【請求項3】 イソシアネート基末端プレポリマー
(A)が、少なくともジフェニルメタンジイソシアネー
ト(A1)と、数平均分子量500〜3,000の2官
能ポリオール(A2)との反応により得られるものであ
ること、を特徴とする請求項1又は2記載の速脱型注型
ウレタンエラストマーの製造方法。 - 【請求項4】 硬化剤(B)が、数平均分子量300以
下の短鎖ジオール(B1)、及び数平均分子量500以
下の短鎖トリオール(B2)を含有すること、を特徴と
する請求項1〜3のいずれか1項に記載の速脱型注型ウ
レタンエラストマーの製造方法。 - 【請求項5】 硬化剤(B)が、数平均分子量300以
下の短鎖ジオール(B1)、数平均分子量500以下の
短鎖トリオール(B2)、及び数平均分子量500〜
3,000の2官能ポリオール(B3)を含有するこ
と、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
速脱型注型ウレタンエラストマーの製造方法。
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