JP2002125649A - 葉タバコの葉詰め作業台 - Google Patents

葉タバコの葉詰め作業台

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JP2002125649A
JP2002125649A JP2000322690A JP2000322690A JP2002125649A JP 2002125649 A JP2002125649 A JP 2002125649A JP 2000322690 A JP2000322690 A JP 2000322690A JP 2000322690 A JP2000322690 A JP 2000322690A JP 2002125649 A JP2002125649 A JP 2002125649A
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tobacco
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JP2000322690A
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Yoshiyuki Kamata
義行 鎌田
Junichi Masuyama
純一 益山
Hiromi Muramoto
廣見 村本
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SANSYU SANGYO CO Ltd
Original Assignee
SANSYU SANGYO CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 葉詰め作業を行なう過程で葉タバコの葉を
傷めることが少なく且つ迅速に葉詰め作業を行うことが
でき、しかも葉の大きさに応じて葉柄を揃えて葉詰めを
行なうことができると共に、葉タバコを束ねた葉タバコ
吊具を葉タバコ乾燥室内へ吊り込める状態にするのに1
人でもって簡便に行なうことが可能な葉タバコの葉詰め
作業台を提供すること。 【解決手段】 葉タバコ吊具3を載承するためのテーブ
ル11と、該テーブルの後縁に沿って起立状に配置され
葉タバコAの葉柄A’先端を揃えるための当接ガイド板
12と、テーブルの前縁に沿ってほぼ同一面状に配置さ
れ葉タバコの葉先側A”を支える葉支承用アーム13を
備えてなる作業台本体1において、上記葉支承用アーム
を前記テーブルに対して約90°傾倒自在に構成してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畑から収穫して乾
燥する前の生葉タバコを、葉タバコ吊具でもって束ね
(これを”葉詰め”と称する。)、それを葉タバコ乾燥
室まで搬送して葉タバコ乾燥室内に設けられた吊り込み
レールに吊り込むまでの作業を行なうための葉詰め作業
台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願発明に近い技術として、特開平11
−155547号公報に開示されたものがある。このも
のは、葉詰め作業を行なうための作業台本体が床面上を
移動可能なリフターに昇降自在に取付けられて、葉タバ
コ吊具への葉詰め作業から葉タバコ乾燥室への吊り込み
までの一連の作業を省力化することができる等、それ以
前に抱えていた諸問題を解決し得る優れた葉詰め作業台
である。しかし依然として、葉タバコを葉タバコ吊具に
束ねた後、葉タバコ吊具を葉タバコ乾燥室に吊り込める
状態、すなわち葉タバコの葉柄が上を向き葉先が下を向
いた状態にする時には二人掛りとなる等の不具合があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の不具合に鑑みてなされたものであり、葉詰め作業を
行なう過程で葉タバコの葉を傷めることが少なく且つ迅
速に葉詰め作業を行うことができ、しかも葉の大きさに
応じて葉柄を揃えて葉詰めを行なうことができると共
に、葉タバコを束ねた葉タバコ吊具を葉タバコ乾燥室内
へ吊り込める状態にするのに1人でもって簡便に行なう
ことが可能な葉タバコの葉詰め作業台を提供せんとする
ものである。更に、本発明の別の目的は、葉タバコが束
ねられた葉タバコ吊具を葉タバコ乾燥室内の吊り込みレ
ールに吊り込む際に、葉タバコ吊具を保持した葉詰め作
業台を葉タバコ乾燥室内にスムーズに誘導することが可
能な葉タバコ乾燥室を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の葉タバコの葉詰め作業台は、葉詰め作業を行なう
ための作業台本体が床面上を移動可能なリフターに昇降
自在に取付けられた葉タバコの葉詰め作業台であって、
前記作業台本体は、葉タバコ吊具を載承するためのテー
ブルと、該テーブルの後縁に沿って起立状に配置され葉
タバコの葉柄先端を揃えるための当接ガイド板と、上記
テーブルの前縁に沿ってほぼ同一面状に配置され葉タバ
コの葉先側を支える葉支承用アームを備え、該葉支承用
アームを前記テーブルに対して約90°傾倒自在に構成
してなる事を特徴としたものである(請求項1)。この
際、葉タバコを葉タバコ吊具に要領良く迅速に且つほぼ
均等な厚味で葉詰めすることできるように、前記テーブ
ルに複数本の位置決め用バーを、前記テーブル上に載承
せしめた葉タバコ吊具の長さをほぼ等分に分ける間隔で
もって起立突設することが好ましい(請求項2)。ま
た、葉の大きさに応じてその葉柄を揃えて葉詰めを行な
うことができるように、前記当接ガイド板を前記テーブ
ルに対して前後移動自在に設けることが好ましい(請求
項3)。更に、前記葉支承用アームを約90°傾倒させ
た時に葉タバコの葉柄が上を向き葉先が下を向いた状態
に葉タバコ吊具をしっかりと支えられるように、前記葉
支承用アームに、前記テーブル上に載承した葉タバコ吊
具を前記位置決め用バーと相俟って位置決めを行うと共
に係合保持させるための係合腕を前記葉支承用アームに
対してほぼ直角に起立突設することが好ましい(請求項
4)。また、葉タバコが束ねられた葉タバコ吊具を保持
した葉詰め作業台を葉タバコ乾燥室内にスムーズに誘導
することが可能なように、上記係合腕にその円周の一部
が当該係合腕の外側より少し突出するように横向きに設
けたガイドローラが転がり接触する誘導板を、葉タバコ
乾燥室入口の左右両側位置に外側に向け且つ着脱自在に
設けることが好ましい(請求項5)。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な好適実施
例を図面に基づいて詳細に説明するが、本発明は図示実
施例のものに限定されるものではなく、いろいろなバリ
エーションが考えられる。図中の符号1は作業台本体を
示し、2は床面上を移動可能なリフターを示し、3は葉
タバコ吊具を示す。
【0006】作業台本体1は、葉タバコ吊具3を載承す
るためのテーブル11と、該テーブル11の後縁に沿っ
て起立状に配置され葉タバコAの葉柄A’先端を当接さ
せて葉タバコAの葉柄A’を揃えるための当接ガイド板
12と、上記テーブル11の前縁に沿ってほぼ同一面状
に配置され葉タバコの葉先側A”を支えるための葉支承
用アーム13を備えてなり、床面上を移動可能なリフタ
ー2に昇降自在に組み付けられている。
【0007】テーブル11は、剛性に優れた断面略L形
またはコ字形等をしたアングル材或いは角パイプ材また
は丸パイプ材等を用いて、葉タバコ吊具3の長さとほぼ
同じ横幅を有し葉タバコ吊具3より十分に大きな奥行き
を有する細長い四角平板形状に形成するか或いは図示例
のように平板のない枠形状の中間部分に複数本の梁材1
11を架設して形成され、床面上を移動可能なリフター
2に昇降自在に組み付けられている。この際、テーブル
11を形成している構成部材のなかで特に葉タバコAの
葉先側A”が接触する前縁を構成する部材112は、図
示実施例のごとく、表面が滑らかで断面が円形状または
葉先側に丸みがついた形状部材を用いることが好まし
い。
【0008】そして、このテーブル11の後縁側には、
葉タバコAの葉柄A’先端を当接させて葉タバコAの葉
柄A’を揃えるための当接ガイド板12を長手方向に沿
って起立状に且つ前後移動自在に配設し、該テーブル1
1の前縁側には葉タバコの葉先側A”を支えるための葉
支承用アーム13を長手方向に沿ってほぼ同一面状に且
つ約90°傾倒自在に配設し、更に該テーブル11に
は、当該テーブル11上に載承せしめた葉タバコ吊具3
の長さをほぼ等分に分ける間隔でもって複数本の位置決
め用バー14を起立突設する。
【0009】位置決め用バー14は、テーブル11に対
して奥行き方向の位置決めを行うと共に、葉たばこAを
葉タバコ吊具3の全長にわたって均等に葉詰めする際の
目安となるものであり、複数本を用いて葉タバコ吊具3
の長さをほぼ等分に分ける間隔でもってテーブル11の
梁材111等に起立状に突設せしめる。ちなみに図示実
施例のものでは、葉タバコ吊具3の長さを2等分した左
右をそれぞれ2等分するがごとくに、2本の位置決め用
バー14を用いて葉タバコ吊具3の長さをほぼ4等分に
分ける間隔でもって起立突設してある。
【0010】当接ガイド板12は、葉詰め作業時におい
て葉タバコAの葉柄A’先端を当接させることにより葉
タバコAの葉柄A’先端を揃えるためのものであり、テ
ーブル11の横幅とほぼ同じ長さを有し且つテーブル1
1上に載承された葉タバコ吊具3の高さより少し高い幅
を有する平板形状に形成してなり、テーブル11の後縁
側に長手方向に沿って起立状に且つ前後移動自在に設け
る。
【0011】この当接ガイド板12をテーブル11に対
して起立状に且つ前後移動自在に設ける構造はいろいろ
と考えられるが、図示実施例のものでは、図3に詳しく
示した通り、当接ガイド板12の下端にテーブル11の
梁材111に対応させて側面から視て略L形をしたブラ
ケット121をネジ122等で固着せしめると共に、長
穴123を有する支持板124をテーブル11の梁材1
11上に取付け、上記ブラケット121の水平部をテー
ブル11の梁材111上面と上記支持板124下面との
間に前後移動自在に挟入させると共に支持板124の長
穴123に係合させた調節押えネジ125でもって締め
付けることにより、当接ガイド板12をテーブル11に
対して起立状に且つ前後移動自在に設けたものである。
尚、上記ブラケット121は、必ずしもテーブル11の
全ての梁材111に対応させて設ける必要はなく、テー
ブル11に対して2箇所程度設ければ良い。
【0012】葉支承用アーム13は、テーブル11上に
載承された葉タバコ吊具3に葉タバコAを葉詰めする間
葉タバコの葉先側A”を水平状に支えるためのものであ
り、テーブル11と同様に剛性に優れた断面略L形また
はコ字形等をしたアングル材或いは角パイプ材または丸
パイプ材等を用いて、テーブル11とほぼ同じ大きさの
細長い四角平板形状に形成するか或いは平板のない枠形
状に形成し、テーブル11の前縁側にその長手方向に沿
ってテーブル11とほぼ同一面状に水平状に配設すると
共に、テーブル11に対して手前側下方に約90°傾倒
するように組み付けてなる。
【0013】葉支承用アーム13をテーブル11に対し
て手前側下方に約90°傾倒自在に組付ける機構・構成
はいろいろと考えられるが、図示実施例のものは、葉支
承用アーム13を、テーブル11の左右両端部からそれ
ぞれ前方に突出する左右のアーム131と、左右のアー
ム131にわたって横架架設される支え杆132とで平
面から見て略コの字形をした枠形状に形成せしめ、左右
のアーム131をテーブル11の左右に、葉支承用アー
ム13がテーブル11の前縁部材112を中心に回転動
作するように枢着連結させると共に、左右のアーム13
1の両方または一方の下面に、テーブル11に枢着連結
され水平外側方向に回転動作するストッパー133を係
脱自在に配設せしめ、アーム131からストッパー13
3を係脱させることにより、葉支承用アーム13をテー
ブル11に対して手前側下方に約90°傾倒自在なるよ
うに組付けたものである。尚、図中の符号134は、テ
ーブル11に対して手前側下方に約90°傾倒した葉支
承用アーム13を当接させて葉支承用アーム13が動揺
しないように保持するための当りであり、符号135は
ストッパー133を水平外側方向に回転動作させるべく
支持するための支軸である。
【0014】そうして、葉支承用アーム13の上面に
は、係合腕15を一体的に起立突設させる。係合腕15
は、テーブル11上に載承した葉タバコ吊具3を位置決
め用バー14と相俟って前後方向の位置決めと左右方向
の位置決めを行うと共に、葉支承用アーム13をテーブ
ル11に対して約90°傾倒させた時に葉タバコ吊具3
が手前側に約90°回転して葉タバコAの葉柄A’が上
を向き葉先側A”が下を向いた状態に葉タバコ吊具3を
係合保持するためのものであり、L形アングル材等を用
いて葉タバコ吊具3の高さとほぼ同じ長さに形成し、葉
支承用アーム13の左右アーム131上面にあってテー
ブル11寄りの位置に、それぞれ左右位置決め係合部1
51が互いに向き合うように配置して一体的に鉛直状に
起立突設させてなる。従って、葉支承用アーム13をテ
ーブル11に対して約90°傾倒させると、葉支承用ア
ーム13が垂直状になり係合腕15が水平状に傾倒す
る。
【0015】また、係合腕15の上部位置には、その円
周の一部が当該係合腕15の外側より少し突出するよう
にガイドローラ152を横向きに設ける。すなわち、葉
支承用アーム13をテーブル11に対して約90°傾倒
させて係合腕15が水平状になった時に、当該係合腕1
5の先端位置(手前側位置)にあってその円周の一部が
当該係合腕15の外側より少し突出して水平方向に回転
するようにガイドローラ152を設けるものである。従
って、葉支承用アーム13をテーブル11に対して約9
0°傾倒させて係合腕15が水平状になり、葉タバコ吊
具3が約90°回転して葉タバコAの葉柄A’が上を向
き葉先側A”が下を向いた状態、すなわち係合腕15で
支えられた葉タバコ吊具3を葉タバコ乾燥室B内へ吊り
込める状態になった後、葉タバコ吊具3を床面上を移動
可能なリフター2に昇降自在に組み付けられた作業台本
体1と共に乾燥室B内に搬送入する際に、作業台本体1
の係合腕15に設けたガイドローラ152が葉タバコ乾
燥室B入口の左右の壁に転がり接触することになる。
【0016】そこで、葉タバコ乾燥室B入口の左右両側
位置、詳しくは、葉タバコ乾燥室B入口の左右両側位置
にあって吊り込みレール4の近辺、具体的には、作業台
本体1の係合腕15に設けたガイドローラ152が転が
り接触する位置に、外側に向けて折り曲げたり湾曲させ
ることにより外側に向けて拡開したように配設される誘
導板5を、葉タバコ乾燥室B入口の左右両側に設けた差
込口6に着脱自在に取付ける。
【0017】他方、作業台本体1を昇降させ床面上を移
動可能とさせるリフター2は、複数個の車輪21,…を
備えた台車22と、その上に起立する左右一対の昇降レ
ール23,23と、左右一対の昇降レール23,23に
昇降自在に設けられた昇降枠24と、その昇降枠24を
昇降駆動させるスプロケット25やチェーン26、モー
タ(図示せず)等からなる駆動機構等で構成されてお
り、上記左右一対の昇降レール23,23に移動操作用
ハンドル27が取付けられている。
【0018】また、葉タバコ吊具3は、多数枚の葉たば
こAの葉柄A’部分を上下に挟んで結束できるように、
所要の長さ、例えば葉タバコ乾燥室Bの間口より少し短
い長さに形成されたフォークラック(上枠)31及び受
けラック(下枠)32と、これらフォークラック31と
受けラック32とを連結するための連結金具33等で形
成されている。そして、上記フォークラック31には葉
詰めされた葉タバコAの葉柄A’部分に食い込む多数本
の針棒311がその全長にわたって等間隔に突設され、
上記受けラック32にはフォークラック31と受けラッ
ク32の間隔を保持する役目を果たすサイド板34が設
けられ、サイド板34にパッチン錠と同様に形成された
連結金具33が取付けられ、更にフォークラック31及
び受けラック32の両端部には作業台本体1の係合腕1
5を介して葉タバコ乾燥室B内に設置した吊り込みレー
ル4上を転動するコロ35,35がそれぞれ設けられ
る。
【0019】次に、本葉詰め作業台を用いて行う葉詰め
作業から葉たばこ乾燥室内への吊り込み作業までの作業
行程について説明する。先ず、葉タバコ吊具3に葉詰め
をする時に葉タバコAの葉先側A”が葉支承用アーム1
3の上に位置するように、予め当接ガイド板12を葉タ
バコAの大きさに応じてテーブル11に対して前後に移
動させて最適な位置に調整しておき、テーブル11上に
葉タバコ吊具3の受けラック(下枠)32を載置する。
この時、受けラック32を複数本の位置決め用バー14
と左右2本の係合腕15の間に設置して前後方向の位置
決めを行うと共に、受けラック32の両端を左右2本の
係合腕15の左右位置決め係合部151の間に設置して
左右方向の位置決めを行う(図2及び図3参照)。
【0020】この状態で、受けラック32上に葉タバコ
Aを順次積み重ねて葉詰めを行う。この際、葉タバコA
の葉柄A’先端を当接ガイド板12に当接させながら葉
詰めを行うことにより葉タバコAの葉柄A’先端を揃え
ると共に、テーブル11上に葉タバコ吊具3の長さをほ
ぼ等分に分ける間隔でもって起立突設せしめた位置決め
用バー14を目安にして受けラック32の全長にわたっ
て均等な厚味となるように順次積み重ねて葉詰めを行う
(図2参照)。すなわち、図示実施例の場合、葉タバコ
吊具3の長さを2等分した左右をそれぞれ2等分するが
ごとくに、2本の位置決め用バー14,14を用いて葉
タバコ吊具3の長さをほぼ4等分に分ける間隔でもって
起立突設してあるので、2本の位置決め用バー14,1
4の左右を目安にして葉タバコAを順次積み重ねること
により、多数枚の葉タバコAが受けラック32の全長に
わたってほぼ均等な厚味に葉詰めされるようになる。そ
の後、葉タバコ吊具3のフォークラック(上枠)31の
針棒311を葉タバコAの葉柄A’部分に刺し込み、連
結金具33を介してフォークラック(上枠)31と受け
ラック(下枠)32とを連結させて葉タバコAの葉柄
A’部分を葉タバコ吊具3で束ねる(図4(a)〜図4
(b)参照)。
【0021】次に、葉支承用アーム13を支えているス
トッパー133を、図2に示すごとく水平外側方向に回
動して葉支承用アーム13から外すと、葉タバコAの葉
先側A”の重さにより葉支承用アーム13がテーブル1
1の前縁部材112の軸心を中心に回転動作して傾倒
し、葉タバコAを束ねた葉タバコ吊具3も係合腕15に
支えられながら傾倒し(図5(a)参照)、最終的に葉
支承用アーム13がテーブル11に対して約90°傾倒
して垂直状となり、同時に係合腕15が水平状に傾倒す
る。すると、葉タバコ吊具3が係合腕15に支えられた
状態で手前側に約90°回転し、葉タバコ吊具3を葉タ
バコ乾燥室Bへ吊り込める状態、すなわち葉タバコ吊具
3に束ねられた葉タバコAの葉柄A’が上を向き葉先側
A”が下を向いた状態になる(図5(b)参照)。
【0022】然る後、リフター2に設けられた移動操作
用ハンドル27を握って、作業台本体1を葉タバコ乾燥
室Bの入口正面まで移動させ、そこでリフター2の昇降
機構を駆動して作業台本体1を昇降動作させ、葉タバコ
吊具3のコロ35,35の高さ位置が葉タバコ乾燥室B
内に設けた吊り込みレール4の高さと一致するように調
整する(図6及び図7参照)。
【0023】他方、葉タバコ乾燥室B入口の左右両側位
置にあって吊り込みレール4の近辺には、外側に向け曲
げてなる誘導板5を取付けておき、リフター2に設けら
れた移動操作用ハンドル27をもって作業台本体1を前
進させて葉タバコ乾燥室B内に進入させる。この際、葉
タバコ吊具3を支えて作業台本体1の前方に突出してい
る係合腕15の先端部にはガイドローラ152が設けら
れているので、そのガイドローラ152が上記誘導板5
に転がり接触することにより、作業台本体1が葉タバコ
乾燥室B内にスムーズに案内されるようになる(図6及
び図7参照)。続いて、再びリフター2の昇降機構を駆
動して作業台本体1を昇降動作させ、葉タバコ吊具3の
コロ35,35が葉タバコ乾燥室B内の吊り込みレール
4に乗るように高さを調整し、その状態で、作業台本体
1ごと葉タバコ吊具3を葉タバコ乾燥室B内に押し込
む。すると、葉タバコ吊具3のコロ35,35が作業台
本体1側の係合腕15上から葉タバコ乾燥室B内の吊り
込みレール4上に転動しながら乗り移り、葉タバコ吊具
3が葉タバコ乾燥室B内の吊り込みレール4に吊り込ま
れる(図7参照)。然る後、作業台本体1をリフター2
の移動操作用ハンドル27をもって後退させて元の葉詰
め作業場に移動させ、再び葉詰め作業を行なう。以上の
作業工程を繰り返すことにより、葉タバコ吊具3に束ね
られた葉たばこAを順次葉タバコ乾燥室B内に吊り込み
収容して行く。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る葉タバコの葉詰め作業台は
斯様に、葉タバコ吊具を載承するためのテーブルと、該
テーブルの後縁に沿って起立状に配置され葉タバコの葉
柄先端を揃えるための当接ガイド板と、テーブルの前縁
に沿ってほぼ同一面状に配置され葉タバコの葉先側を支
える葉支承用アームを備えてなる作業台本体において、
上記葉支承用アームを前記テーブルに対して約90°傾
倒自在に構成してなるので、葉支承用アームをテーブル
に対して約90°傾倒させるだけで、葉タバコを束ねた
葉タバコ吊具が葉タバコの葉先側の重さにより自然に手
前側に約90°回転し、葉タバコ吊具を葉タバコ乾燥室
へ吊り込める状態、すなわち葉タバコ吊具に束ねられた
葉タバコの葉柄が上を向き葉先側が下を向いた状態にな
る。従って、葉タバコ吊具に束ねられた葉たばこを葉タ
バコ乾燥室内へ吊り込める状態(葉タバコの葉柄が上を
向き葉先側が下を向いた状態)にするのに、1人でもっ
て簡便に作業を行なうことが可能となると共に、葉詰め
作業を行なう過程で葉タバコの葉を傷めることが少なく
なる。
【0025】しかも、本発明請求項2記載の葉タバコの
葉詰め作業台によれば、前記テーブルに複数本の位置決
め用バーを、テーブル上に載承せしめた葉タバコ吊具の
長さをほぼ等分に分ける間隔でもって起立突設してなる
ので、位置決め用バーを目安にして葉タバコを葉タバコ
吊具に要領良く迅速に葉詰め作業を行うことが出来ると
共に、葉タバコ吊具の全長にわたってほぼ均等な厚味で
葉詰めすることが出来るようになる。
【0026】また、本発明請求項3記載の葉タバコの葉
詰め作業台によれば、前記テーブルの後縁に沿って起立
状に配置された当接ガイド板を前記テーブルに対して前
後移動自在に設けたので、当接ガイド板をテーブルに対
して前後方向に移動させるだけで、葉の大きさに応じて
その葉柄を揃えて葉詰めを行なうことが出来るようにな
る。
【0027】更に、本発明請求項4記載の葉タバコの葉
詰め作業台によれば、前記葉支承用アームに、前記テー
ブル上に載承した葉タバコ吊具を前記位置決め用バーと
相俟って位置決めを行うと共に係合保持させるための係
合腕を起立突設してなるので、テーブル上に葉タバコ吊
具を載承する際にその位置決めが容易となると共に、葉
支承用アームを約90°傾倒させた時に葉タバコの葉柄
が上を向き葉先側が下を向いた状態に葉タバコ吊具をし
っかりと保持することが出来るようになる。
【0028】そして、本発明請求項5記載の葉タバコ乾
燥室によれば、前記係合腕にその円周の一部が当該係合
腕の外側より少し突出するように横向きに設けたガイド
ローラが転がり接触する誘導板を、葉タバコ乾燥室入口
の左右両側位置に外側に向け設けてなるので、葉タバコ
が束ねられた葉タバコ吊具を葉タバコ乾燥室内に吊り込
む際に、係合腕に設けたガイドローラが誘導板に転がり
接触することにより、葉詰め作業台を葉タバコ乾燥室内
にスムーズに誘導案内することが可能となると同時に、
葉タバコ乾燥室の入口左右両側を汚損したり損傷する惧
れがなくなる。しかも、上記誘導板を葉タバコ乾燥室入
口の左右両側位置に着脱自在に設けてなるので、葉タバ
コ乾燥室の開閉に何らの支障をきたす惧れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の一例を示す斜視図。
【図2】 同平面図。
【図3】 同要部の拡大平面図。
【図4】 同葉詰め作業の工程を説明する要部の側面
図。
【図5】 同葉詰め作業の工程を説明する要部の側面
図。
【図6】 同葉タバコが束ねられた葉タバコ吊具を葉タ
バコ乾燥室内に吊り込む工程を説明する平面図。
【図7】 (a)は図6の側面図、(b)は(a)の
(X)−(X)線に沿う拡大断面図。
【符号の説明】
1:作業台本体 11:テーブル 12:当接ガイド板 13:葉支承用ア
ーム 14:位置決め用バー 15:係合腕 152:ガイドローラ 2:リフター 3:葉タバコ吊具 4:吊り込みレール 5:誘導板 A:葉タバコ A’:葉柄 A”:葉先側 B:葉タバコ乾燥室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 葉詰め作業を行なうための作業台本体
    が床面上を移動可能なリフターに昇降自在に取付けられ
    た葉タバコの葉詰め作業台であって、前記作業台本体
    は、葉タバコ吊具を載承するためのテーブルと、該テー
    ブルの後縁に沿って起立状に配置され葉タバコの葉柄先
    端を揃えるための当接ガイド板と、上記テーブルの前縁
    に沿ってほぼ同一面状に配置され葉タバコの葉先側を支
    える葉支承用アームを備え、該葉支承用アームを前記テ
    ーブルに対して約90°傾倒自在に構成してなる事を特
    徴とする葉タバコの葉詰め作業台。
  2. 【請求項2】 前記テーブルに複数本の位置決め用バ
    ーを、前記テーブル上に載承せしめた葉タバコ吊具の長
    さをほぼ等分に分ける間隔でもって起立突設してなる請
    求項1記載の葉タバコの葉詰め作業台。
  3. 【請求項3】 前記当接ガイド板を前記テーブルに対
    して前後移動自在に設けてなる請求項1記載の葉タバコ
    の葉詰め作業台。
  4. 【請求項4】 前記葉支承用アームに、前記テーブル
    上に載承した葉タバコ吊具を前記位置決め用バーと相俟
    って位置決めを行うと共に係合保持させるための係合腕
    を起立突設してなる請求項1記載の葉タバコの葉詰め作
    業台。
  5. 【請求項5】 前記係合腕にその円周の一部が当該係
    合腕の外側より少し突出するように横向きに設けたガイ
    ドローラが転がり接触する誘導板を、葉タバコ乾燥室入
    口の左右両側位置に外側に向うように着脱自在に設けて
    なる葉タバコ乾燥室。
JP2000322690A 2000-10-23 2000-10-23 葉タバコの葉詰め作業台 Pending JP2002125649A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103948161A (zh) * 2014-04-25 2014-07-30 中国农业科学院烟草研究所 帆式立体晒黄烟调制设施

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