JP3110126U - 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 葉詰め作業台、ストック台、吊り込み装置等を簡単な構造をもって堅固に連結して、葉詰め作業台の載承部、ストック台のガイドレール、吊り込み装置の昇降レール等の左右一対のレール手段の直線的な連続形態を保持する。
【解決手段】 一方の設備の脚部に設けた平行部24に連結用フレーム14の一端側を嵌合状に嵌め込み軸着してその連結用フレーム14を起伏可能とし、他方の設備の脚部に倒伏時の連結用フレーム14の他端側が嵌合状に嵌め込まれる嵌合部34を設け、その嵌合部34、連結用フレーム14のどちらか一方に係合突起44を、他方にその係合突起44が差込係止される係止孔34aを開孔し、平行部24と嵌合部34とに連結用フレーム14の端部を嵌合状に嵌め込んで、隣設する設備同士を水平方向回動不能に連結し、同フレーム14倒伏時に係止孔34aに係合突起44を差込係止して隣設する設備同士を相対位置変位不能に堅固に連結する。
【選択図】 図5
【解決手段】 一方の設備の脚部に設けた平行部24に連結用フレーム14の一端側を嵌合状に嵌め込み軸着してその連結用フレーム14を起伏可能とし、他方の設備の脚部に倒伏時の連結用フレーム14の他端側が嵌合状に嵌め込まれる嵌合部34を設け、その嵌合部34、連結用フレーム14のどちらか一方に係合突起44を、他方にその係合突起44が差込係止される係止孔34aを開孔し、平行部24と嵌合部34とに連結用フレーム14の端部を嵌合状に嵌め込んで、隣設する設備同士を水平方向回動不能に連結し、同フレーム14倒伏時に係止孔34aに係合突起44を差込係止して隣設する設備同士を相対位置変位不能に堅固に連結する。
【選択図】 図5
Description
本考案は、葉たばこを乾燥室に吊り込むために、収穫した葉たばこの葉たばこ吊り具への葉詰め、その葉詰めされた葉たばこ吊り具の乾燥室への吊り込みに使用される葉たばこ葉詰め・吊り込み装置に関するものである。
葉たばこ葉詰め・吊り込み装置には、葉詰め作業台の前方にストック台を設置し、そのストック台に連絡して吊り込み装置を設置した前者と、葉詰め作業台の前方に連絡して吊り込み装置を設置した後者等が存在する。
前者は、葉詰め作業台のテーブルの前縁に沿って葉たばこ吊り具を水平状態から下向きに回動可能とする葉受け体を設けて、該葉受け体を水平状態から下向きに回動させて葉詰めされた葉たばこの葉柄が上向きに葉先が下向きになるように葉たばこ吊り具を、葉受け体の両側に設けた載承部に載承し、その葉たばこ吊り具を水平方向に押し出すことによって載承部に載承されている葉たばこ吊り具をストック台のガイドレールに送り込んで適宜数をストックし、ストック台に送り込まれた葉たばこ吊り具は押し出しによって吊り込み装置の昇降レールに送り込まれる構成である。
そして、後者は、載承部の前方に昇降レールを配置して吊り込み装置を設置し、葉詰めされた葉たばこ吊り具を載承部から水平方向に押し出すことによって葉たばこ吊り具が吊り込み装置の昇降レールに送り込まれる構成である。
前者は、葉詰め作業台のテーブルの前縁に沿って葉たばこ吊り具を水平状態から下向きに回動可能とする葉受け体を設けて、該葉受け体を水平状態から下向きに回動させて葉詰めされた葉たばこの葉柄が上向きに葉先が下向きになるように葉たばこ吊り具を、葉受け体の両側に設けた載承部に載承し、その葉たばこ吊り具を水平方向に押し出すことによって載承部に載承されている葉たばこ吊り具をストック台のガイドレールに送り込んで適宜数をストックし、ストック台に送り込まれた葉たばこ吊り具は押し出しによって吊り込み装置の昇降レールに送り込まれる構成である。
そして、後者は、載承部の前方に昇降レールを配置して吊り込み装置を設置し、葉詰めされた葉たばこ吊り具を載承部から水平方向に押し出すことによって葉たばこ吊り具が吊り込み装置の昇降レールに送り込まれる構成である。
ところで、葉詰め作業台、ストック台、吊り込み装置等の各設備類は、収穫期以外はその相互連結を解除した分離状態で管理され、収穫期になると、相互に分離可能に連結して使用に供される。
その際、それら設備類は、葉たばこ吊り具を葉詰め作業台から送り出すことによって乾燥室に設置された吊り込みレールに吊り込むため、葉詰め作業台の載承部、ストック台のガイドレール、吊り込み装置の昇降レール等の左右一対のレール手段が一直線に連続するようにその葉詰め作業台に対して、ストック台や吊り込み装置等の設備を高精度をもって直列に連結する必要がある。
従来、葉詰め作業台とストック台、ストック台と吊り込み装置、葉詰め作業台と吊り込み装置等の設備相互の連結は、一方の設備の脚部と他方の設備の脚部とに亘って連結用フレームを架け渡し、それをボルト・ナットで締結して行われている。
しかしながら、連結用フレーム両脚部のボルト・ナット止めによる連結では、前記レール手段の直線度を出し難く、しかも葉詰めされた重量化する葉たばこ吊り具をレール手段方向に真っ直ぐ押し出さねば吊り込み装置やストック台に集中する応力で前記連結用フレームがボルト・ナットによる締結部を中心に水平方向に回動し各設備の相対的位置を変位させて、葉たばこ吊り具の乾燥室への吊り込みを不能にする虞れがあるため、葉詰めされた重量化する葉たばこ吊り具の送り出し方向に細心の注意を要し、その結果、乾燥室への吊り込み能率を低下させているのが実状であった。
本願出願人が知っている前記の隣設して設置する設備類の連結に関する先行技術は、文献公知発明に係るものではないため、本願明細書には先行技術文献情報を開示しない。
その際、それら設備類は、葉たばこ吊り具を葉詰め作業台から送り出すことによって乾燥室に設置された吊り込みレールに吊り込むため、葉詰め作業台の載承部、ストック台のガイドレール、吊り込み装置の昇降レール等の左右一対のレール手段が一直線に連続するようにその葉詰め作業台に対して、ストック台や吊り込み装置等の設備を高精度をもって直列に連結する必要がある。
従来、葉詰め作業台とストック台、ストック台と吊り込み装置、葉詰め作業台と吊り込み装置等の設備相互の連結は、一方の設備の脚部と他方の設備の脚部とに亘って連結用フレームを架け渡し、それをボルト・ナットで締結して行われている。
しかしながら、連結用フレーム両脚部のボルト・ナット止めによる連結では、前記レール手段の直線度を出し難く、しかも葉詰めされた重量化する葉たばこ吊り具をレール手段方向に真っ直ぐ押し出さねば吊り込み装置やストック台に集中する応力で前記連結用フレームがボルト・ナットによる締結部を中心に水平方向に回動し各設備の相対的位置を変位させて、葉たばこ吊り具の乾燥室への吊り込みを不能にする虞れがあるため、葉詰めされた重量化する葉たばこ吊り具の送り出し方向に細心の注意を要し、その結果、乾燥室への吊り込み能率を低下させているのが実状であった。
本願出願人が知っている前記の隣設して設置する設備類の連結に関する先行技術は、文献公知発明に係るものではないため、本願明細書には先行技術文献情報を開示しない。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、葉詰め・吊り込み装置を構成する隣設する設備類(葉詰め作業台、ストック台、吊り込み装置等)を簡単な構造をもって堅固に連結して、葉詰め作業台の載承部、ストック台のガイドレール、吊り込み装置の昇降レール等の左右一対のレール手段の直線的な連続形態に保持する葉たばこの葉詰め・吊り込み装置を提供することにある。
更に他の目的とする処は、葉詰め・吊り込み作業実行時に床面に対して固定されて、移動することがない葉たばこの葉詰め・吊り込み装置を提供することにある。
更に他の目的とする処は、葉詰め・吊り込み作業実行時に床面に対して固定されて、移動することがない葉たばこの葉詰め・吊り込み装置を提供することにある。
前記課題を解決するために講じた技術的手段は、葉詰め作業台の他にその葉詰め作業台で葉詰めされた適宜数の葉たばこ吊り具をストックするストック台や、葉たばこ吊り具を乾燥室に送り込む吊り込み装置を備えた葉たばこの葉詰め・吊り込み装置において、その葉詰め作業台、吊り込み装置、ストック台等の隣設する設備相互間における一方の設備の脚部に平行部を設けて、その平行部に連結用フレームの一端側を嵌合状に嵌め込み軸着してその連結用フレームを起伏可能に構成し、他方の設備の脚部に倒伏時の連結用フレームの他端側が嵌合状に嵌め込まれる嵌合部を設けると共にその嵌合部、連結用フレームのどちらか一方に係合突起を、他方にその係合突起が差込係止される係止孔を開孔したことである(請求項1)。
以上の手段によれば、一方の設備の脚部に設けた平行部と、他方の設備の嵌合部とに連結用フレームの両端が嵌合状に嵌め込まれた上に、その嵌合部または連結用フレームとのどちらか一方に設けた係止孔に他方に設けた係合突起が差込係止されて、隣設する設備を、連結用フレームを介して相対位置変位不能に堅固に連結する。
また、全ての設備または所要な設備に、葉詰め・吊り込み作業実行時の移動を防止するストッパー手段を備え、該ストッパー手段は、葉詰め・吊り込み作業実行時の所定床面位置に解除可能に固定され前記ベースの内面に係合する位置決め凸部を突設する位置設定プレートと、その位置決め凸部が係合するベースを下端に備えて前記設備の脚部に上下動可能に螺嵌するアジャスト脚とを備えていると好適なものである(請求項2)。
以上の手段によれば、葉詰め作業台、ストック台、吊り込み装置等の設備を葉詰め・吊り込み作業実行時の所定床面位置に解除可能に固定して、葉詰め・吊り込み装置を乾燥室に対して定位置に保持する。
本考案は以上のように起伏可能な連結用フレームの双方の設備に対する嵌合方式による水平方向回動不能な強固な連結と、係合突起に対する係止孔の接近・離間方向の移動不能な連結とが協働して、簡単な構成でありながら、隣設して設置する設備類を、その相対位置を変位不能に堅固に連結する。
従って、葉詰め作業台の載承部、ストック台のガイドレール、吊り込み装置の昇降レール等のレール手段を一直線に連続するようにその葉詰め作業台、ストック台、吊り込み装置等の設備を高精度をもって直列に連結するに際して、連結用フレームを倒伏させて、他端側を、係止孔に係合突起が差込係止されるようにして嵌合部に嵌め込むだけで、その連結が完了し、連結作業が頗る簡単であるし、葉詰めされた重量化する葉たばこ吊り具のストック台や吊り込み装置への送り込み時の押し出し力が片寄って片側のレール手段に集中するようなことがあっても、葉詰め作業台に対してストック台や吊り込み装置、ストック台に対して吊り込み装置が連結用フレームを介して水平方向に回動変位せず、葉詰めされた葉たばこ吊り具をストック台や吊り込み装置へと確実に送り出すことができる。
従って、葉詰め作業台の載承部、ストック台のガイドレール、吊り込み装置の昇降レール等のレール手段を一直線に連続するようにその葉詰め作業台、ストック台、吊り込み装置等の設備を高精度をもって直列に連結するに際して、連結用フレームを倒伏させて、他端側を、係止孔に係合突起が差込係止されるようにして嵌合部に嵌め込むだけで、その連結が完了し、連結作業が頗る簡単であるし、葉詰めされた重量化する葉たばこ吊り具のストック台や吊り込み装置への送り込み時の押し出し力が片寄って片側のレール手段に集中するようなことがあっても、葉詰め作業台に対してストック台や吊り込み装置、ストック台に対して吊り込み装置が連結用フレームを介して水平方向に回動変位せず、葉詰めされた葉たばこ吊り具をストック台や吊り込み装置へと確実に送り出すことができる。
しかも、それら設備を葉詰め・吊り込み作業実行時の所定床面位置に固定できるから、葉たばこの葉詰め・吊り込み装置自体の乾燥室に対する相対位置な変位することもない。
次に本考案葉たばこの葉詰め・吊り込み装置の実施の形態を説明する。
図1〜図7は葉たばこの葉詰め・吊り込み装置の第1の実施の形態を、図8は同第2の実施の形態を各々示している。
図1〜図7は葉たばこの葉詰め・吊り込み装置の第1の実施の形態を、図8は同第2の実施の形態を各々示している。
図1乃至図7に示す第1の実施の形態は、葉詰め作業台の前方にストック台を介して吊り込み装置を設置した葉たばこ葉詰め・吊り込み装置であり、符号1は葉詰め作業台、2はストック台、3は吊り込み装置、4は各設備同士の連結装置である。
葉詰め作業台1は、図3、図4に示すようにキャスター31で移動可能になっており、支持台11にテーブル21を支持し、その支持台11の後縁に沿って葉詰め作業時に葉柄を当てる葉柄当て板41を立設し、テーブル21の前方に沿って水平状態から下向きに葉受け体51を回動可能に設け、その葉受け体51と支持台11とに亘って緩衝手段61(ダンパー機構)を架設して、その緩衝手段61で葉受け体51を支持し、その葉受け体51の左右両端部に葉たばこ吊り具Aの左右両端部を載承する載承部71、71を備えた今日公知の基本的構成(特開2004−194547号等)のものを図示している。
そして、この葉詰め作業台1では、葉たばこ吊り具Aの受けラックa1をテーブル21に載承し、葉柄を葉柄当て板41に当接させた状態で葉たばこをその受けラックa1上に積み重ねた後、葉柄側にフォークラックa2の長針を刺し込んで、両ラックa1、a2の両端を互いにパッチン錠a3等を用いて分離不能に連結してから、葉たばこ吊り具Aに前記緩衝手段(ダンパー機構)61の緩衝力に抗する回動力を付与して前記葉受け体51を葉先が下向きになるように水平状態から回動させて、葉たばこ吊り具Aの左右両端を前記載承部71、71に載承した後に、葉詰め作業台Aの前方に配置したストック台2に葉詰めされた葉たばこ吊り具Aを複数水平にストックできるようになっている(図4参照)。
葉詰め作業台1は、図3、図4に示すようにキャスター31で移動可能になっており、支持台11にテーブル21を支持し、その支持台11の後縁に沿って葉詰め作業時に葉柄を当てる葉柄当て板41を立設し、テーブル21の前方に沿って水平状態から下向きに葉受け体51を回動可能に設け、その葉受け体51と支持台11とに亘って緩衝手段61(ダンパー機構)を架設して、その緩衝手段61で葉受け体51を支持し、その葉受け体51の左右両端部に葉たばこ吊り具Aの左右両端部を載承する載承部71、71を備えた今日公知の基本的構成(特開2004−194547号等)のものを図示している。
そして、この葉詰め作業台1では、葉たばこ吊り具Aの受けラックa1をテーブル21に載承し、葉柄を葉柄当て板41に当接させた状態で葉たばこをその受けラックa1上に積み重ねた後、葉柄側にフォークラックa2の長針を刺し込んで、両ラックa1、a2の両端を互いにパッチン錠a3等を用いて分離不能に連結してから、葉たばこ吊り具Aに前記緩衝手段(ダンパー機構)61の緩衝力に抗する回動力を付与して前記葉受け体51を葉先が下向きになるように水平状態から回動させて、葉たばこ吊り具Aの左右両端を前記載承部71、71に載承した後に、葉詰め作業台Aの前方に配置したストック台2に葉詰めされた葉たばこ吊り具Aを複数水平にストックできるようになっている(図4参照)。
前記載承部71各々は、図3等に示すように支持アーム71aを前記葉受け体51から立設し、その支持アーム71aに等間隔をおいて支持ローラ71b…複数個を回転可能に軸着して構成されている。
また、前記載承部は、図示しないが無端ベルトであっても良いものである。
また、前記載承部は、図示しないが無端ベルトであっても良いものである。
前記葉たばこ吊り具Aは、左右端部上下部分前縁に沿って吊り込みローラa…が回転可能に軸着され、この吊り込みローラa…が図4に示すように、ストック台2のガイドレール12に載承されて送り込むことができるようになっている。
前記支持台11は、この実施の形態では図3等に示すように横長矩形状に枠組形成されたテーブル支持枠11aの下端にロック解除可能なキャスター31を備えた左右一対の平行脚杆11b、11bを横設した単純な構成になっている。
前記ストック台2は、図1、図4等に示すように、単純には左右一対のガイドレール12、12を、キャスター32と移動位置でストック台2を移動不能に固定するストッパー手段7とを備えた脚体22で支持した構成になっており、脚体22は、その下端に支持台11の前記すれる平行脚杆11b、11bと同等高さ、同一間隔をおいて平行脚杆22a、22aを一対横設し、その平行脚杆22a、22aに前記キャスター32とストッパー手段7とを備えている。
このストック台2において、図1中の符号5は吊り込み装置3の昇降レール13への起伏可能な受け渡しレールで、ガイドレール12、12後端に取り付けられている。
このストック台2において、図1中の符号5は吊り込み装置3の昇降レール13への起伏可能な受け渡しレールで、ガイドレール12、12後端に取り付けられている。
前記吊り込み装置3は、その昇降レール13、13を門型枠体23の左右枠部に設けられた上下動装置(簡略して示す)に亘って水平状をもって支持されており、その上下動装置の駆動源の作動によって乾燥室6の吊り下げレール16高さに応じてその左右一対の昇降レール13、13が高さ調整される周知の構成であり、その左右枠部はその下端に、葉詰め作業台1における支持台11下端の平行脚杆11b、11b、ストック台2下端の平行脚杆22a、22aと同等高さ、同等間隔をおいてキャスター33と吊り込み装置3を移動位置で移動不能に定置固定するストッパー手段7とを備えた平行脚杆23a、23aを有しており、昇降レール13、13の後端には、乾燥室6の吊り込みレール16に連絡する受け渡しレール5がストック台2と同様に起伏可能に取り付けられている。
前記葉詰め作業台1とストック台2及び/またはストック台2と吊り込み装置3は、連結装置4で分離可能に堅固に連結されるようになっている。
この連結装置4は、図5、図6に示すように、連結用フレーム14と、葉詰め作業台1またはストック台2、ストック台2または吊り込み装置3のどちらか一方と設備に設けられ連結用フレーム14一端側を軸着して連結用フレーム14を起伏可能にする平行部24と、他方の設備に設けられ倒伏時の連結用フレーム14の他端側を固定する嵌合部34及び係合突起44等とを備えている。
前記連結用フレーム14は、金属製の矩形型材の片端側から下向きコ字部14aを連設して形成されている。
この実施の形態では、平行部24を、図1等に示すように、葉詰め作業台1とストック台2との連結間係において葉詰め作業台1に設け、ストック台2と吊り込み装置3との間係においてストック台2に設けている。
前記平行部24は、葉詰め作業台1の平行脚杆11b、11b後端、ストック台2の平行脚杆22a、22a後端に設けられている。
葉詰め作業台1の平行脚杆11b、11b後端の平行部24は、連結用フレーム14幅寸法と同等間隔をもって一体もしくは一体的に帯板状の受け板をその平行脚杆11b、11b後端から起設して形成されている。
また、ストック台2の平行脚杆22a、22a後端の平行部24は、平行脚杆22a、22aの内面に、棒材を溶接等の適宜手段で固定し、その棒材に連結用フレーム14幅寸法と同等間隔をもって一体もしくは一体的に帯板状の受け板を起設して形成されている。
前記平行部24は、葉詰め作業台1の平行脚杆11b、11b後端、ストック台2の平行脚杆22a、22a後端に設けられている。
葉詰め作業台1の平行脚杆11b、11b後端の平行部24は、連結用フレーム14幅寸法と同等間隔をもって一体もしくは一体的に帯板状の受け板をその平行脚杆11b、11b後端から起設して形成されている。
また、ストック台2の平行脚杆22a、22a後端の平行部24は、平行脚杆22a、22aの内面に、棒材を溶接等の適宜手段で固定し、その棒材に連結用フレーム14幅寸法と同等間隔をもって一体もしくは一体的に帯板状の受け板を起設して形成されている。
その平行部24には、図5、図6に示すように、連結用フレーム14の一端側に開孔した軸通し孔14bに対応してその一対の受け板に通孔を開孔し、軸通し孔、通孔に回転支軸24aを貫通すると共にその回転支軸24a両端に軸と直交する方向に開孔したピン孔24bに受け板との間に座金24cを介して割りピン54を引抜き可能に差込係止して連結用フレーム14の一端側を嵌合状に支持して、その連結用フレーム14を起伏可能にしている。
前記嵌合部34は、倒伏時の前記連結用フレーム14他端側の下向きコ字部14aが嵌合する程度の幅寸法をもって葉詰め作業台1、ストック台2方向にストック台2の平行脚杆22a、22a前端、吊り込み装置3の平行脚杆23a、23aから水平状に突設し、その中途部に下向きコ字部14aの頂面に開孔した係止孔34aに嵌合係止する係合突起44を立上げ形成している。
この実施の形態において、嵌合部34はストック台2の平行脚杆22a、22a前端、吊り込み装置3の平行脚杆23a、23a前端に溶着した金属製の棒体からなっており、その棒体から前記係合突起44を同一体に突設形成している。
この実施の形態において、嵌合部34はストック台2の平行脚杆22a、22a前端、吊り込み装置3の平行脚杆23a、23a前端に溶着した金属製の棒体からなっており、その棒体から前記係合突起44を同一体に突設形成している。
前記ストッパー手段7は、図7に示すように上端に操作摘みを有するアジャスト脚17と位置設置プレート27とからなり、アジャスト脚17は、ストック台2、吊り込み装置3下端の平行脚杆22a、22a、23a、23a夫々の端部寄りの2箇所に上下動可能に螺嵌すると共に、その下端に、下方を開放したキャップ状のベース17aをナット17b止めによって取り付けられている。
他方、位置設定プレート27は、床面Bへの固定孔27bを有するプレート27aからバーリング等の適宜手法で下降時の前記ベース17aの内面に接近する位置決め凸部27cを環状をもって突設形成してなり、固定孔27bを介して床面Bにネジ100止めした後、前記アジャスト脚17を下降させて、ベース17a内面を位置決め凸部27cの外側に接近させることによって、ストック台2や吊り込み装置3を所定の床面B位置で移動不能にすることができるようになっている。
他方、位置設定プレート27は、床面Bへの固定孔27bを有するプレート27aからバーリング等の適宜手法で下降時の前記ベース17aの内面に接近する位置決め凸部27cを環状をもって突設形成してなり、固定孔27bを介して床面Bにネジ100止めした後、前記アジャスト脚17を下降させて、ベース17a内面を位置決め凸部27cの外側に接近させることによって、ストック台2や吊り込み装置3を所定の床面B位置で移動不能にすることができるようになっている。
以上のように構成されている葉たばこ葉詰め・吊り込み装置は、キャスター31、32、33で、設備である葉詰め作業台1、ストック台2、吊り込み装置3を、乾燥室6に対して所定の床面B位置まで移動させ、その所定の床面B位置に前記位置設定プレート27を固定した後、アジャスト脚17を回転操作して位置決め凸部27cを包囲するようにベース17aを下降させる。これによって、仮にストック台2、吊り込み装置3に移動力が働いても、アジャスト17脚下端のベース17aが位置設定プレート27の位置決め凸部27cに係止してその移動が防止される。
そして、葉詰め作業台1とストック台2、ストック台2と吊り込み装置3同士の相互間において、平行部24に一端側が嵌合状に軸着された連結用フレーム14を倒伏させて係合突起44を係止孔34aに差込係止すると同時にその他端側のコ字部14aを嵌合部34に嵌合させて、葉詰め作業台1に対してストック台2を、ストック台2に対して吊り込み装置3を夫々連結する。
これによって、葉たばこ葉詰め・吊り込み装置がストッパー手段7で乾燥室6に対して移動不能に一体化された上、連結装置4によって、葉詰め作業台1にストック台2、ストック台2に対して吊り込み装置3が相対位置変動不能に堅固に連結されて、重量化する葉たばこ吊り具Aの送り込み時の押し出し力が一方のレール方向に片寄るようなことがあっても葉詰め作業台1に対してストック台2、ストック台2に対して吊り込み装置3が水平方向に回動変位するようなことはなく、葉詰め作業台1の載承部71、ストック台2のガイドレール12、吊り込み装置3の昇降レール13等のレール手段を直線的に連続する形態にしっかりと保形して、乾燥室6に葉たばこ吊り具Aを確実に送り込むことができる(図5、図6参照)。
そして、葉詰め作業台1とストック台2、ストック台2と吊り込み装置3同士の相互間において、平行部24に一端側が嵌合状に軸着された連結用フレーム14を倒伏させて係合突起44を係止孔34aに差込係止すると同時にその他端側のコ字部14aを嵌合部34に嵌合させて、葉詰め作業台1に対してストック台2を、ストック台2に対して吊り込み装置3を夫々連結する。
これによって、葉たばこ葉詰め・吊り込み装置がストッパー手段7で乾燥室6に対して移動不能に一体化された上、連結装置4によって、葉詰め作業台1にストック台2、ストック台2に対して吊り込み装置3が相対位置変動不能に堅固に連結されて、重量化する葉たばこ吊り具Aの送り込み時の押し出し力が一方のレール方向に片寄るようなことがあっても葉詰め作業台1に対してストック台2、ストック台2に対して吊り込み装置3が水平方向に回動変位するようなことはなく、葉詰め作業台1の載承部71、ストック台2のガイドレール12、吊り込み装置3の昇降レール13等のレール手段を直線的に連続する形態にしっかりと保形して、乾燥室6に葉たばこ吊り具Aを確実に送り込むことができる(図5、図6参照)。
次に図8に示す第2の実施の形態を説明すると、この実施の形態は、葉詰め作業台1に直接吊り込み装置3を連絡した葉たばこ葉詰め・吊り込み装置を示し、葉詰め作業台1に対して前記連結装置4を介して連結させる設備が吊り込み装置3に置換されるだけであるため、同一符号を付して具体的説明は省略する。
1:葉詰め作業台(設備) A:葉たばこ吊り具
2:ストック台(設備) 3:吊り込み装置(設備)
4:連結装置 12:ガイドレール
13:昇降レール 24:平行部
14:連結用フレーム B:床面
11b、11b、22a、22a、23a、23a:平行脚杆(脚部)
34:嵌合部 44:係合突起
34a:係止孔 7:ストッパー手段
27:位置設定プレート 27c:位置決め凸部
17a:アジャスト脚 17b:ベース
2:ストック台(設備) 3:吊り込み装置(設備)
4:連結装置 12:ガイドレール
13:昇降レール 24:平行部
14:連結用フレーム B:床面
11b、11b、22a、22a、23a、23a:平行脚杆(脚部)
34:嵌合部 44:係合突起
34a:係止孔 7:ストッパー手段
27:位置設定プレート 27c:位置決め凸部
17a:アジャスト脚 17b:ベース
Claims (2)
- 葉詰め作業台の他にその葉詰め作業台で葉詰めされた適宜数の葉たばこ吊り具をストックするストック台や、葉たばこ吊り具を乾燥室に送り込む吊り込み装置を備えた葉たばこの葉詰め・吊り込み装置において、その葉詰め作業台、吊り込み装置、ストック台等の隣設する設備相互間における一方の設備の脚部に平行部を設けて、その平行部に連結用フレームの一端側を嵌合状に嵌め込み軸着してその連結用フレームを起伏可能に構成し、他方の設備の脚部に倒伏時の連結用フレームの他端側が嵌合状に嵌め込まれる嵌合部を設けると共にその嵌合部、連結用フレームのどちらか一方に係合突起を、他方にその係合突起が差込係止される係止孔を開孔したことを特徴とする葉たばこの葉詰め・吊り込み装置。
- 前記全ての設備または所要な設備に、葉詰め・吊り込み作業実行時の移動を防止するストッパー手段を備え、該ストッパー手段は、葉詰め・吊り込み作業実行時の所定床面位置に解除可能に固定され前記ベースの内面に係合する位置決め凸部を突設する位置設定プレートと、その位置決め凸部が係合するベースを下端に備えて前記設備の脚部に上下動可能に螺嵌するアジャスト脚とを備えていることを特徴とする請求項1記載の葉たばこの葉詰め・吊り込み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000378U JP3110126U (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000378U JP3110126U (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3110126U true JP3110126U (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=43272680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005000378U Expired - Lifetime JP3110126U (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3110126U (ja) |
-
2005
- 2005-01-31 JP JP2005000378U patent/JP3110126U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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