JP3136145B1 - 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置 - Google Patents

葉たばこの葉詰め・吊り込み装置

Info

Publication number
JP3136145B1
JP3136145B1 JP11338532A JP33853299A JP3136145B1 JP 3136145 B1 JP3136145 B1 JP 3136145B1 JP 11338532 A JP11338532 A JP 11338532A JP 33853299 A JP33853299 A JP 33853299A JP 3136145 B1 JP3136145 B1 JP 3136145B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leaf tobacco
leaf
rack rail
hanging
hanging device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11338532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001149055A (ja
Inventor
純一 益山
裕史 竹之下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANSHU SANGYO CO., LTD.
Original Assignee
SANSHU SANGYO CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANSHU SANGYO CO., LTD. filed Critical SANSHU SANGYO CO., LTD.
Priority to JP11338532A priority Critical patent/JP3136145B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3136145B1 publication Critical patent/JP3136145B1/ja
Publication of JP2001149055A publication Critical patent/JP2001149055A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 収穫葉を葉たばこ吊具に葉詰めし、その葉
たばこ吊具を葉たばこ乾燥室内に吊り込むまでの一連の
作業を、軽便に行なうことが出来る葉たばこの葉詰め・
吊り込み装置を提供すること。 【解決手段】 葉たばこ吊具1と、キャスター21を備
えて移動可能に形成されその上部左右に葉たばこ吊具を
吊下げるラックレール4を配設してなる機枠2と、機枠
の一端側にラックレールに対して水平方向に接離移動可
能に配置され葉たばこ吊具及び収穫葉Aを載承する作業
テーブル3とから構成され、葉たばこ吊具1の左右にラ
ックレール4上を転動する転動輪41を設けると共に、
ラックレール4の一端側に葉たばこ吊具の転動輪41と
係脱自在に係合して該転動輪をラックレールに案内する
ガイド兼用支持枠5を起伏自在に設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収穫して乾燥する
前の生葉たばこ(これを収穫葉と言う。)を、葉たばこ
吊具に束ねて(これを葉詰めと言う。)、葉たばこ乾燥
室内に収納する(これを吊り込みと言う。)までの一連
の作業を一貫して行なうための葉たばこの葉詰め・吊り
込み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、収穫した葉たばこを乾燥する場
合、先ず多数枚の収穫葉を葉たばこ吊具に葉詰めし、そ
れを葉たばこ乾燥室内に2段ないし3段に配設された吊
り込みレールに多断式に吊り込んで行なう。
【0003】この際従来では、葉詰め作業が終ると、多
数の収穫葉を結束した葉たばこ吊具を作業者が持って葉
たばこ乾燥室まで運び、作業者が葉たばこ乾燥室内の吊
り込みレールに順次吊り込み架装していかなければなら
ず、高い所の吊り込みレールに吊り込み架装する場合に
は踏み台等に登って架装作業を行なわなければならなか
った。しかし乍ら、実際問題として、多数の収穫葉を結
束した葉たばこ吊具は非常に重く、これを葉たばこ乾燥
室まで持ち運んだり葉たばこ乾燥室の吊り込みレールに
架装する作業は大変な重労働となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の不具合に鑑みてなされたものであり、収穫葉を葉た
ばこ吊具に葉詰めしその葉たばこ吊具を葉たばこ乾燥室
内に吊り込むまでの一連の作業を、軽便に行なうことが
出来る葉たばこの葉詰め・吊り込み装置を提供せんとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の葉たばこの葉詰め・吊り込み装置は、葉たばこ吊
具と、キャスターを備えて移動可能に形成されその上部
左右に上記葉たばこ吊具を吊下げるラックレールを水平
方向に配設してなる機枠と、該機枠の一端側に上記ラッ
クレールに対して水平方向に接離移動可能に配置され上
記葉たばこ吊具及び収穫葉を載承する作業テーブルとか
ら構成され、前記葉たばこ吊具の左右に前記ラックレー
ル上を転動する転動輪を設けると共に、前記ラックレー
ルの一端側に前記葉たばこ吊具の転動輪と係脱自在に係
合して該転動輪を前記ラックレールに案内するガイド兼
用支持枠を設けてなる葉詰め・吊り込み装置であって、
前記作業テーブルを前記ラックレールから離間させるこ
とにより葉たばこ吊具が前記ガイド兼用支持枠と一緒に
約90°回動して前記ガイド兼用支持枠が略水平状に倒
伏し、再び前記作業テーブルを前記ラックレール方へ移
動させ元の位置に復帰させることにより、前記ガイド兼
用支持枠に支持されていた葉たばこ吊具が前記ガイド兼
用支持枠から外れて前記ラックレール方へ押されると共
に前記ガイド兼用支持枠が略垂直状に起立して元の位置
に復帰するように形成されている事を特徴としたもので
ある(請求項1)。また、前記作業テーブルとしては、
前記葉たばこ吊具ないし該葉たばこ吊具に結束された収
穫葉を載置する部分が、当該作業テーブルの移動方向に
沿って回転動作するコンベアであることが好ましい(請
求項)。更に、前記ラックレールは、前記機枠に昇降
自在に取付けると共に、該ラックレールの他端側に、葉
たばこ乾燥室内に配設された吊り込みレールとの間に介
在される受渡し板を設けることが好ましい(請求項
)。
【0006】
【作用】機枠の一端側に作業テーブルを配置して、その
作業テーブル上に葉たばこ吊具を載置せしめると共に、
葉たばこ吊具の左右に設けた転動輪を予めガイド兼用支
持枠に係合支持させておき、その状態で葉たばこ吊具に
収穫葉を葉詰めする。葉詰め作業完了後、作業テーブル
をラックレールの一端側から離間させると、葉たばこ吊
具が作業テーブルによる支えを失って、葉たばこ吊具が
ガイド兼用支持枠と一緒に(ガイド兼用支持枠とラック
レールを連結している蝶番を中心にして)約90°回動
し、ガイド兼用支持枠がラックレールと面一状に略水平
状に倒伏すると共に、葉たばこ吊具に束ねられた収穫葉
がその葉先が下になり葉柄が上を向いた状態、即ち葉た
ばこ吊具に束ねられた収穫葉を葉たばこ乾燥室内に吊り
込む状態と同じ姿勢となる。然る後、再び上記作業テー
ブルをラックレール方に移動させて元の位置に押し戻す
と、ガイド兼用支持枠に支持されていた葉たばこ吊具が
作業テーブルで押されてガイド兼用支持枠から外れラッ
クレール上に移動すると共に、前記ガイド兼用支持枠が
略垂直状に起立して元の位置に復帰する。上述した作業
を何度か繰り返してラックレール上に葉たばこ吊具が一
杯になったら、ラックレールを葉たばこ乾燥室内に配設
された吊り込みレールの高さに合わせて昇降させ、葉た
ばこ吊具を葉たばこ乾燥室内の吊り込みレールへと移動
させ、吊り込み作業を完了する。
【0007】また、請求項記載の葉たばこの葉詰め・
吊り込み装置にあっては、葉たばこ吊具及び収穫葉を載
せる作業テーブルの載置部分が、当該作業テーブルの移
動方向に沿って回転動作するコンベアであるので、作業
テーブルをラックレールから離す方向に移動する時に、
葉たばこ吊具ないし収穫葉に対する摺接抵抗を軽減して
作業テーブルがスムーズに移動し且つ収穫葉を傷めるこ
とがない。そして、請求項記載の葉たばこの葉詰め・
吊り込み装置にあっては、ラックレールと葉たばこ乾燥
室内に配設された吊り込みレールとの間に受渡し板が介
在されることにより、葉たばこ吊具の葉たばこ乾燥室内
に配設された吊り込みレールへの吊り込み移動を確実且
つ容易なものとする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な好適実施
例を図面に基づいて詳細に説明するが、本発明は図示実
施例のものに限定されるものではない。図中、1は葉た
ばこ吊具、2は機枠、3は作業テーブルを示し、Aは収
穫葉をBは葉たばこ乾燥室をそれぞれ示す。
【0009】葉たばこ吊具1は、多数枚の収穫葉Aの葉
柄部分A’を上下に挟んで結束できるように、所要の長
さに形成された上枠11及び下枠12と、これら上枠1
1と下枠12とを連結するための連結金具13等で形成
され、機枠2の一端側に配置された作業テーブル3上に
載置される。
【0010】葉たばこ吊具1を構成する上枠11及び下
枠12は、その詳細を図7に示すごとく、断面略コの字
形に形成されたチャンネル材を用いて、例えば葉たばこ
乾燥室Bの間口とほぼ同じ長さに形成され、その両端に
は機枠2の上部左右に配設されたラックレール4上を転
動する転動輪14がそれぞれ設けられている。そして上
枠11には、葉詰めされた収穫葉Aの葉柄部分A’に食
い込む針棒15がその全長にわたって等間隔に突設され
ている。
【0011】また、上枠11と下枠12とを連結するた
めの連結金具13は、パッチン錠様に形成され、上枠1
1と下枠12との間隔を保持する役目を果たすサイド板
16と上枠11に設けられた掛止杆17とにわたって設
置されている。尚、サイド板16は下枠12に枢軸18
で起伏自在に取付けられている。
【0012】かくして葉たばこ吊具1は、上記転動輪1
4が機枠2に配設されたラックレール4の一端側に設け
られたガイド兼用支持枠5に係脱自在に係合されること
により、機枠2側に分離可能に連結される。
【0013】機枠2は、下部にキャスター21を備えて
移動可能に形成され、その上部左右に葉たばこ吊具1を
吊下げるためのラックレール4が水平方向に並列状に配
設されると共に、ラックレール4の長手方向に対してほ
ぼ中央位置にラックレール4を昇降させるための昇降装
置6が配設され、下部水平フレーム22には機枠2を定
置固定するためのアジャスタ23が設けられる。そし
て、機枠2の一端側に、作業テーブル3がラックレール
4に対して水平方向に接離自在に配置され、作業テーブ
ル3上に葉たばこ吊具1及び収穫葉Aが載承される。
【0014】作業テーブル3は、ラックレール4の一端
側にラックレール4に対して水平方向に接離移動可能に
配置され、且つ葉たばこ吊具1ないしこの葉たばこ吊具
1に葉詰めされた収穫葉Aを載置する部分31が、当該
作業テーブルの移動方向に沿って回転動作するコンベア
として形成される。即ち、葉たばこ吊具1ないし収穫葉
Aを載置して葉詰め作業を行なうための載置部分31
を、当該作業テーブル3の移動方向に沿って回転動作す
るように、図示実施例のごとく多数本のローラを平行に
並列させてなるローラコンベアに形成するか、又はベル
トコンベアに形成するものである。
【0015】また、この作業テーブル3は、ラックレー
ル4に対して水平方向に接離移動可能とする為に、その
下部フレーム32が、機枠2の下部水平フレーム22か
ら延設した左右の下部水平フレームにスライド自在に連
結支持されると共に、下部にキャスター33が設けられ
ている。
【0016】ラックレール4は、葉詰めされた葉たばこ
吊具1を吊下げ支持すると共に吊下げ支持した葉たばこ
吊具1を葉たばこ乾燥室B内の吊り込みレールB’へ誘
導するためのものであり、機枠2の上部左右位置に葉た
ばこ吊具1の長さとほぼ同じ間隔をおいてそれぞれ水平
方向に並列状に配設され、昇降装置6でもって昇降自在
とすると共に、その一端側(作業テーブル3が配置され
る側)には、葉たばこ吊具1の左右両側に設けられた転
動輪14を係脱自在に係合して該転動輪14をラックレ
ール4へと案内するためのガイド兼用支持枠5を設け
る。また、ラックレール4の他端側には、葉たばこ乾燥
室B内に配設された吊り込みレールB’との間に介在さ
れて葉たばこ吊具1(の転動輪14)を葉たばこ乾燥室
B内の吊り込みレールB’へ誘導するための受渡し板4
1が設けられている。即ち、受渡し板41は、ラックレ
ール4の他端側にレール面とほぼ面一状に配設すると共
に、葉たばこ乾燥室B内の吊り込みレールB’上に載置
されるように枢軸42でもって起伏揺動自在に取付けて
なる。
【0017】ガイド兼用支持枠5は、葉たばこ吊具1の
転動輪14を係脱自在に係合することにより葉詰め時に
は葉たばこ吊具1を動かないように保持し葉詰め終了後
には葉たばこ吊具1をラックレール4へと案内誘導する
為のものであり、断面略コの字形状に形成され、その基
部をラックレール4の一端側に蝶番52を介して連結せ
しめることにより起伏自在とすると共に、上部位置に葉
たばこ吊具1に設けた転動輪14の転動を防止するため
の掛止ピン51を圧縮バネ54で突出する方向に付勢さ
せて出没自在に設ける。
【0018】また、このガイド兼用支持枠5は、作業テ
ーブル3をラックレール4から離間させることにより葉
たばこ吊具1と共に約90°回動して略水平状に倒伏
し、再び作業テーブル3をラックレール4方へ移動させ
元の位置に復帰させると略垂直状に起立して元の位置に
復帰するように形成される。係る動作をする具体的機構
・構成としてはいろいろと考えられるが、図示実施例の
ものは、ラックレール4の一端側に正面略L字形に形成
したブラケット71を取付けると共に、ガイド兼用支持
枠5の基部付近から水平方向に支軸72を突設せしめ、
ガイド兼用支持枠5側の支軸72とブラケット71の水
平部71a先端とにわたって無負荷時に伸びる方向に付
勢されたガスダンパ73と補助用圧縮バネ74を連結せ
しめ、更に上記支軸72にブラケット71の水平部71
aに形成せしめた係止用切欠75と係脱自在に係合する
ストッパーアーム76を取付け、ストッパーアーム76
の先端部と上記ブラケット71の水平部71a先端とに
わたって引張りバネ77を張設して構成したものであ
る。
【0019】昇降装置6は、機枠2の左右に配置された
支柱61と、支柱に対して昇降スライド自在に設置され
ラックレール4を取付け支持するための昇降ブラケット
62と、昇降ブラケット62を昇降動作させるためのチ
ェーン63及びスプロケット64と、動力源としての駆
動モータ65等から構成されている。
【0020】尚、図中の符号8は、葉たばこ吊具1に収
穫葉Aを葉詰めする時に、収穫葉Aの葉柄A’先端を当
接させて収穫葉Aの葉柄A’を揃えるための当接板であ
り、左右のラックレール4に取付けた支柱81にわたっ
て架設した支持杆82に揺動可能に取付けられ、ストッ
パー83により支柱81に揺動しないように固定されて
いる。また、支柱81は、収穫葉Aの大きさに応じて当
接板8を移動できるように、ラックレール4にその長手
方向に形成された長穴44にスライド可能に取付けられ
ている。
【0021】次に、本装置を用いて行なう葉詰め作業か
ら葉たばこ乾燥室B内への吊り込み作業までの作業工程
について説明する。機枠2の一端側に作業テーブル3を
配置して、作業テーブル3の上面(載置部31)に葉た
ばこ吊具1の下枠12を載置すると共に、下枠12に設
けた転動輪14をガイド兼用支持枠5に係合支持させて
おき、その状態で下枠12上に収穫葉Aを順次葉詰めす
る。所要量の収穫葉Aを葉詰めしたら、上枠11の針棒
15を収穫葉Aの葉柄部分A’に刺し込んで収穫葉Aの
葉柄部分A’を上枠11と下枠12とで挟むと共に、上
枠11に設けた転動輪14をガイド兼用支持枠5に係合
支持させて転動輪14の位置決めを行ない、次いで上枠
11と下枠12を連結金具13で連結させて収穫葉Aを
結束する(図1の状態)。
【0022】葉詰め作業完了後、作業テーブル3をラッ
クレール4の一端側から離間させると、葉たばこ吊具1
が作業テーブル3による支えを失って、葉たばこ吊具1
がガイド兼用支持枠5と一緒に蝶番52を中心にして約
90°回動し、ガイド兼用支持枠5がラックレール4と
面一状に略水平状に倒伏すると共に、葉たばこ吊具1に
束ねられた収穫葉Aがその葉先A”が下になり葉柄A’
が上を向いた状態、即ち葉たばこ吊具1に束ねられた収
穫葉Aを葉たばこ乾燥室B内に吊り込む状態と同じ姿勢
となる(図2の状態)。その後、当接板8のストッパー
83を支柱81から掛け外して、当接板8を支持杆82
を中心にして揺動可能としておくと共に、ガイド兼用支
持枠5の掛止ピン51を引き抜いて葉たばこ吊具1の転
動輪14から掛け外し解放する。
【0023】然る後、再び作業テーブル3をラックレー
ル4方へ移動させて元の位置に押し戻すと、ガイド兼用
支持枠5に支持されていた葉たばこ吊具1が作業テーブ
ル3で押されてガイド兼用支持枠5から外れ、ラックレ
ール4上に移動すると共に、ガイド兼用支持枠5が略垂
直状に起立して元の位置に復帰する(図3から図4の状
態)。
【0024】ここで、ガイド兼用支持枠5が起立状態か
ら略水平状に倒伏し、再び略垂直状に起立して元の位置
に復帰する動作を、図5を参照しながら説明する。ガイ
ド兼用支持枠5が、ガスダンパ73の付勢力により略垂
直状態に起立保持され、そのガイド兼用支持枠5に、作
業テーブル3上に載置された葉たばこ吊具1の転動輪1
4が係合支持されている(aの状態)。この状態から葉
たばこ吊具1が作業テーブル3による支えを失うと、ガ
イド兼用支持枠5がガスダンパ73及び補助用圧縮バネ
74の付勢力に抗して、たばこ吊具1と一緒に蝶番52
を中心にして約90°回動し、ガイド兼用支持枠5がラ
ックレール4と面一状に略水平状に倒伏する。この時、
ガスダンパ73及び補助用圧縮バネ74が収縮すると共
に、ストッパーアーム76が下方に下がってブラケット
71の係止用切欠75に係合し、ガイド兼用支持枠5が
ラックレール4と面一状となるように略水平状に支持さ
れる(bの状態)。そうして、再び作業テーブル3をラ
ックレール4方へ移動させて元の位置に押し戻すと、ス
トッパーアーム76が作業テーブル3の側面部に突設せ
しめた蹴り棒34で押されて、ブラケット71の係止用
切欠75から掛け外される(cからdの状態)。する
と、ガスダンパ73の付勢力により、再び略垂直状に起
立して元の位置に復帰する(dの状態)。
【0025】上述した作業を何度か繰り返してラックレ
ール4上に所定数の葉たばこ吊具1が吊下げられたら、
昇降装置6の駆動モータ65を駆動してラックレール4
を葉たばこ乾燥室B内に配設された吊り込みレールB’
の高さに合わせてを昇降させると共に、ラックレール4
の他端側に設けた受渡し板41を葉たばこ乾燥室B内の
吊り込みレールB’上に係合させて、葉たばこ吊具1を
葉たばこ乾燥室B内の吊り込みレールB’へと移動さ
せ、吊り込み作業を完了する(図6の状態)。
【0026】
【発明の効果】本発明の葉たばこの葉詰め・吊り込み装
置は斯様に構成したので、収穫葉を葉たばこ吊具に葉詰
めし、その葉たばこ吊具を葉たばこ乾燥室内に吊り込む
までの一連の作業を、軽便に行なうことが出来る。
【0027】しかも、葉たばこ吊具を係脱自在に支持す
るためのガイド兼用支持枠を、葉たばこ吊具を支持する
起立状態からラックレールに案内するべく略水平状態に
倒伏させ再び略垂直状に起立して元の位置に復帰させる
までの動作を、作業テーブルを機枠に対して接離移動さ
せるだけで自動的に行なうことが可能となる。
【0028】また、請求項2記載の葉詰め・吊り込み装
置によれば、葉たばこ吊具及び収穫葉を載せる作業テー
ブルの載置部分が当該作業テーブルの移動方向に沿って
回転動作するコンベアであるので、作業テーブルをラッ
クレールから離す方向に移動する時に、葉たばこ吊具な
いし該葉たばこ吊具に結束された収穫葉に対する摺接抵
抗を軽減して、作業テーブルがスムーズに移動し且つ収
穫葉を傷める惧れが少なくなる。
【0029】また、請求項記載の葉詰め・吊り込み装
置によれば、ラックレールが機枠に昇降自在に取付けら
れると共に、該ラックレールの他端側に、葉たばこ乾燥
室内に配設された吊り込みレールとの間に介在される受
渡し板を設けてなるので、葉たばこ吊具を葉たばこ乾燥
室内に配設された吊り込みレールに、確実且つ容易に吊
り込み誘導させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の一例の葉詰めした状態を示す断
面した正面図。
【図2】 同作業テーブルを移動させて葉たばこ吊具を
90°回動させた状態の断面正面図。
【図3】 同作業テーブルを元の位置に押し戻して葉た
ばこ吊具をラックレール側へ押している状態の断面正面
図。
【図4】 同作業テーブル及びガイド兼用支持枠が元の
位置に復帰した状態の断面正面図。
【図5】 同ガイド兼用支持枠の動作を説明する正面
図。
【図6】 ラックレールを昇降させて葉たばこ吊具を葉
たばこ乾燥室内に吊り込む状態の正面図。
【図7】 同要部の斜視図。
【符号の説明】
A:収穫葉 A’:葉柄部
分 B:葉たばこ乾燥室 B’:吊り込
みレール 1:葉たばこ吊具 14:転動輪 2:機枠 21:キャス
ター 3:作業テーブル 31:載置部
分 4:ラックレール 41:受渡し
板 5:ガイド兼用支持枠 6:昇降装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A24B 1/02 A24B 1/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 葉たばこ吊具と、キャスターを備えて移
    動可能に形成されその上部左右に上記葉たばこ吊具を吊
    下げるラックレールを水平方向に配設してなる機枠と、
    該機枠の一端側に上記ラックレールに対して水平方向に
    接離移動可能に配置され上記葉たばこ吊具及び収穫葉を
    載承する作業テーブルとから構成され、前記葉たばこ吊
    具の左右に前記ラックレール上を転動する転動輪を設け
    ると共に、前記ラックレールの一端側に前記葉たばこ吊
    具の転動輪と係脱自在に係合して該転動輪を前記ラック
    レールに案内するガイド兼用支持枠を設けてなる葉たば
    この葉詰め・吊り込み装置であって、前記作業テーブル
    を前記ラックレールから離間させることにより葉たばこ
    吊具が前記ガイド兼用支持枠と共に約90°回動して前
    記ガイド兼用支持枠が略水平状に倒伏し、再び前記作業
    テーブルを前記ラックレール方へ移動させ元の位置に復
    帰させることにより、前記ガイド兼用支持枠に支持され
    ていた葉たばこ吊具が前記ガイド兼用支持枠から外れて
    前記ラックレール方へ押されると共に前記ガイド兼用支
    持枠が略垂直状に起立して元の位置に復帰するように形
    成されている葉たばこの葉詰め・吊り込み装置。
  2. 【請求項2】 前記作業テーブルにおいて、前記葉たば
    こ吊具ないし該葉たばこ吊具に結束された収穫葉を載置
    する部分が、当該作業テーブルの移動方向に沿って回転
    動作するコンベアである請求項1記載の葉たばこの葉詰
    め・吊り込み装置。
  3. 【請求項3】 前記ラックレールが前記機枠に昇降自在
    に取付けられると共に、該ラックレールの他端側に、葉
    たばこ乾燥室内に配設された吊り込みレールとの間に介
    在される受渡し板を設けてなる請求項1記載の葉たばこ
    の葉詰め・吊り込み装置。
JP11338532A 1999-11-29 1999-11-29 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置 Expired - Fee Related JP3136145B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11338532A JP3136145B1 (ja) 1999-11-29 1999-11-29 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11338532A JP3136145B1 (ja) 1999-11-29 1999-11-29 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3136145B1 true JP3136145B1 (ja) 2001-02-19
JP2001149055A JP2001149055A (ja) 2001-06-05

Family

ID=18319063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11338532A Expired - Fee Related JP3136145B1 (ja) 1999-11-29 1999-11-29 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3136145B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103169144A (zh) * 2013-01-18 2013-06-26 济南数能电子有限公司 密集烤房烟竿或烟夹智能装卸设备
CN103231926A (zh) * 2013-04-21 2013-08-07 湖北星源机械有限责任公司 一种烟叶上料装置
CN108077986A (zh) * 2017-12-25 2018-05-29 杨建桓 一种高速编烟机

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054005A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Sansyu Sangyo Co Ltd 葉たばこの作業台
JP4857028B2 (ja) * 2006-05-31 2012-01-18 三州産業株式会社 粉塵排風装置付き葉たばこ作業台と、これを用いた葉たばこ乾燥作業場の粉塵回収方法
JP5051749B2 (ja) * 2007-02-20 2012-10-17 三州産業株式会社 葉たばこの異物分離作業台付きピッキング作業台。

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103169144A (zh) * 2013-01-18 2013-06-26 济南数能电子有限公司 密集烤房烟竿或烟夹智能装卸设备
CN103231926A (zh) * 2013-04-21 2013-08-07 湖北星源机械有限责任公司 一种烟叶上料装置
CN103231926B (zh) * 2013-04-21 2015-12-09 湖北星源机械有限责任公司 一种烟叶上料装置
CN108077986A (zh) * 2017-12-25 2018-05-29 杨建桓 一种高速编烟机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001149055A (ja) 2001-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3136145B1 (ja) 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置
KR102192669B1 (ko) 유리 이송용 적재대
JP4753779B2 (ja) 葉たばこの葉詰め・吊り込みシステム
JP2010004747A (ja) 葉たばこ吊り込み装置
JP3210614B2 (ja) 葉たばこの葉詰め作業台
CN114541718B (zh) 一种具有防护功能的建筑施工平台
JP3909272B2 (ja) 葉たばこの葉詰め・吊り込みシステム
JP2004033184A (ja) 葉たばこ取卸装置
JP3617031B2 (ja) ラック式葉たばこ吊込み装置
US1983169A (en) Mattress tufting apparatus
JP3110126U (ja) 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置
JP2004113096A (ja) 葉たばこラックリフタ
JP4007983B2 (ja) 葉たばこ葉詰め・吊り込み装置
JP3421814B2 (ja) 天井材張り付け作業車
JP3914472B2 (ja) 葉たばこの葉詰め作業台
JP2002125649A (ja) 葉タバコの葉詰め作業台
JP5004555B2 (ja) 葉たばこ簡易取卸装置
JP2003061638A (ja) ラック式葉たばこ吊込み取卸し装置
JP3689606B2 (ja) 葉たばこ乾燥用装置
JP3742756B2 (ja) 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置
JPS6141899Y2 (ja)
JP2000093148A (ja) 葉たばこ吊具
JP4268244B2 (ja) 葉菜類の袋詰め装置
CN112523485A (zh) 一种用于转移施工通道的支撑装置
TW202100208A (zh) 跑步台組立裝置及組立方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071201

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees