JP3742756B2 - 葉たばこの葉詰め・吊り込み装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生葉たばこをラックに葉詰めし、このラックを乾燥室に吊り込むまでの一連の作業を行う葉たばこの葉詰め・吊り込み装置に関する。
【0002】
【従来背景】
一般に、葉たばこ乾燥における生葉の乾燥室への吊り込みは、まず多数の生葉をラックに葉詰めし、これを乾燥室内に多数吊り込んで行う。
この吊り込み作業は、生葉を多量に取付けた重いラックを手作業でもって乾燥室内の吊り込みレールに順次引っ掛けていかなければならないし、吊り込みレールが2段以上設けられている場合には、重いラックを頭上高く持ち上げたり、手が届かないときには踏み台を用いてラックを持って踏み台への上り下りをしなければならず、極めて重労働であるばかりか効率的ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、葉たばこの乾燥室への吊り込み作業は、重労働であり非効率的であるため、作業者の老齢化に伴い省力化が強く求められていた。
そこで本発明は、葉たばこの乾燥機への吊り込み作業における省力化及び作業効率の向上を実現する葉たばこの葉詰め・吊り込み装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために本発明が採用した技術的手段は、葉詰されるラック1を載置する葉詰め作業台2と、該作業台から移動されたラック1を支持して上下動する昇降レール3を左右に有する移動可能な吊り込み部4とを備え、吊り込み部4に、葉詰め作業台2の葉受け台21の左右に位置して、葉受け台21に載置されるラック1を支持すると共に、昇降レール3への移動を案内するガイドレール5が起立及び倒伏可能に備られ、このガイドレール5は起立時においてラック1のガイドローラ11を、水平状が保持された葉受け台21上で生葉が横向状となるように、且つ、ラック1の前後動を阻止した状態で係合支持し、倒伏時においてラック1を生葉が縦向き状となるように、且つ、ガイドローラ11がガイドレール5に沿って前後動可能となるように吊り下げ支持すると共に、昇降レール3と面一となってラック1を昇降レール3に移動可能状態とし、葉受け台21は、ガイドレール5がラック1を支持した状態での倒伏動作に伴って、水平保持が解除されると共に、下方に折り曲げ可能に備えられていることを特徴とする葉たばこの葉詰め・吊り込み装置Aにしたことである。(請求項1)
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、図1乃至図3に示すように、葉詰め作業時には、葉受け台21の左右に位置するガイドレール5が起立していると共に、葉受け台21が水平状を保持している。
この状態において、ラック1を葉受け台21に載置するが、図面上ラック1の右側に位置する上下2本の横杆の左右端部に取付けられているガイドローラ11をガイドレール5に係合させることによって、葉受け台21上においてラック1の前後動が防止された状態で位置決めがされる。
【0006】
そして、吊り込み作業時には、図4乃至図6に示すように、ラック1を載置した状態でガイドレール5を前方(図4の矢印方向)に倒す方向に力を加えると、葉受け台21がガイドレール5と一体となって倒れようとするラック1で下側に押されて折れ曲がることによって、ガイドレール5が倒伏してラック1を吊り下げ支持する。
このとき、ガイドレール5が昇降レール3と面一となり、ガイドレール5に吊り下げ支持されたラック1が昇降レール3に移動可能となる。
昇降レール3に移動させたラック1は、昇降レール3の上昇によって乾燥室における目的の段まで上げられ、そのまま、乾燥室の吊り込みレールに移動して吊り込まれる。
ラック1を昇降レール3にさせた後、ガイドレール5を起立状態に、葉受け台21を水平状態に夫々戻して葉詰め作業を再開する。
【0007】
したがって、本発明の葉たばこの葉詰め・吊り込み装置Aは、作業者がラックを1個づつ持って乾燥室に運んで吊り込みレールに吊り込むという非効率的、且つ重労働をすることなく吊り込み作業を行うことができる。
【0008】
ガイドレール5及び葉受け台21は、ラック1が昇降レール3に移動すると、夫々自動復帰手段によって、倒伏状態から起立状態に、折り曲げ状態から水平状態に復帰させるようにすることが好適である。(請求項2)
すなわち、ガイドレール5及び葉受け台21が自動的に復帰すれば、ラック1を昇降レール3に移動させた後すぐに、次のラック1を葉受け台21に載置することができるので、さらに作業効率が向上する。
自動復帰手段は、倒伏したガイドレール5を起立させ、折り曲げられた葉受け台21を水平状態にする手段の全てを包含し、例えば、ダンパ機構B1,B2によって達成でき、具体的にはガス、エア、オイル、スプリング等を用いたダンパ機構B1,B2によって達成できる。(請求項3)
【0009】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。
葉詰め・吊り込み装置Aは、葉詰め作業台2と吊り込み部4とで構成されている。
【0010】
葉詰め作業台2は、ラック1を載置する葉受け台21と、その後方に立設された生葉ガイド22とでなる台本体23が、キャスター24を備えた枠体25に支持されてなる移動可能なものである。
葉受け台21は、水平に配されており、略前半部を下方に折れ曲がり可能に構成してある。
具体的には、枠体25に支持された固定板26の前方に蝶番27を介して可動板28を連結することによって、連結部分Cから可動板28が下方に垂れ下がるように折れ曲がるようにしている。
枠体25と可動板28の下側に亘ってダンパ機構B1が装備されており、このダンパ機構B1によって、可動板28の水平状態を保持し、可動板28に下方への力を加えると収縮して可動板28の折れ曲がりを阻止せず、下方への力を解除すると伸長して可動板28を水平状態に復帰させるようにしている。
【0011】
吊り込み部4は、キャスター41を有して移動可能な枠体42の左右に備えられた昇降レール3とガイドレール5とを備えている。
昇降レール3は、ラック1が載置される載置面31を有した断面略L型に形成され、枠体42の支柱43に沿って上下スライド可能に設置されたブラケットM1に水平状に固定されている。
このブラケットM1は、枠体42に設置された駆動モータMの駆動力をブラケットM1の上下動として伝達するチェーンM2に連結されている。
尚、本実施例の昇降レールは、4個のラック1を載置できる長さを有するものである。
【0012】
ガイドレール5は、ラック1のガイドローラ11を係合支持する係合空間51を有した断面略コ型状に形成され、支柱43から葉詰め作業台2方向に突設した支持杆44に支軸52を介して起立及び倒伏可能に支持されている。
ガイドレール5は、可動板28の左右に位置し、詳しくは起立状態において支軸52の軸線が連結部分C上となる位置にある。
そして、枠体42とガイドレール5に亘ってダンパ機構B2が装備されており、このダンパ機構B2によって、ガイドレール5の起立状態を保持し、ガイドレールに前方への力を加えると収縮してガイドレール5の倒伏動作を阻止せず、前方への力を解除すると伸長してガイドレール5を起立状態に復帰させるようにし、さらに、後方への倒伏動作を阻止している。
ガイドレール5の起立状態は垂直状であり、倒伏状態では水平状となって、係合空間51下方のラック吊り下げ面53が、昇降レール3の載置面31と同面となる。(図1及び図4参照)
符号54はガイドレール5の倒伏状態におけるストッパであり、倒伏状態において支持杆44上に載置状態となることによって、ガイドレール5の倒伏状態をダンパ機構B2とともに保持する。
【0013】
以下、本実施例の葉詰め・吊り込み装置Aの吊り込み動作を図7乃至図10に基づいて説明する。
先ず、葉詰めしたラック1を葉受け台21に載置するが、このとき、ラック1のガイドローラ11を、後方に向けた状態でガイドレール5に係合し、葉詰めされた生葉を横向きにして載置する。(図7参照)
このように載置することによって、ラック1が可動板28上に位置すると共に、ガイドレール5と可動板28がラック1を介して一体化されるので、ガイドレールの倒伏動作に供なって可動板28が折れ曲がり動作をする。
【0014】
ラック1を葉受け台21に載置した後、ガイドレール5を前方に倒伏動作させると、前記したように、ダンパ機構B1,B2が収縮し、可動板28が下方に折れ曲がって垂れ下がると供に、ガイドレール5が水平になってラック吊り下げ面53が昇降レール3の載置面31と同面となり、ガイドローラ11がラック吊り下げ面53に載ることによって、ラック1がガイドレール5に吊り下げ支持されて、ラック1をガイドレール5から昇降レール3へ移動させることが可能となる。
このとき、ダンパ機構B1,B2は、ラック1の重量によって伸長が阻止されているため、ガイドレール5の水平状態及び可動板28の折れ曲がり状態が保持されている。(図8参照)
【0015】
ガイドレール5からラック1を昇降レール3に移動させる。(図9)
すると、ガイドレール5に作用していたラック1の重量がなくなるので、ダンパ機構B1,B2が伸長し、ガイドレール5が起立状態に、可動板28が水平状態に夫々復帰する。(図10参照)
そして、前記した作業を、昇降レール3にラック1を4個載置するまで繰り返し、ラック1が4個載置されたら、昇降レール3を乾燥室における目的の段の吊り込みレールまで上昇させ、目的の段の吊り込みレールに4個のラック1を一度に移動させることで吊り込み作業が終了する。(図示せず)
【0016】
したがって、本実施例の葉詰め・吊り込み装置Aによれば、ラック1の吊り込み作業において、作業者に重労働を課すことなく、極めて効率的に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は以上説明した通り、従来のように、ラックを持ち上げたり、その上踏み台を使用するような重労働、且つ非効率的な作業を全く必要としないものであるため、葉たばこの乾燥機への吊り込み作業における省力化及び作業効率の向上を実現することができる。
その上、請求項2及び請求項3によれば、自動復帰手段(ダンパ機構)が倒伏させたガイドレールと、折れ曲がった葉詰め台を元の位置に戻す。
したがって、ガイドレールと葉詰め台を戻す作業をすることなく、次のラックの載置作業をすることができるので、さらなる作業効率の向上が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る葉詰め・吊り込み装置の横断面図である。
【図2】図1の(2)―(2)線断面図である。
【図3】図1の(3)―(3)線断面図である
【図4】ガイドレールを倒伏させた状態の横断面図である。
【図5】図4の(5)―(5)線断面図である。
【図6】図4の(6)―(6)線断面図である。
【図7】葉詰め・吊り込み作業の第1行程図である。
【図8】葉詰め・吊り込み作業の第2行程図である。
【図9】葉詰め・吊り込み作業の第3行程図である。
【図10】葉詰め・吊り込み作業の第4行程図である。
【符号の説明】
1:ラック 2:葉詰め作業台
3:昇降レール 4:吊り込み部
21:葉受け台 5:ガイドレール
11:ガイドローラ A:葉詰め・吊り込み装置
B1,B2:ダンパ機構(自動復帰手段)

Claims (3)

  1. 葉詰されるラックを載置する葉詰め作業台と、該作業台から移動されたラックを支持して上下動する昇降レールを左右に有する移動可能な吊り込み部とを備え、
    吊り込み部に、葉詰め作業台の葉受け台の左右に位置して、葉受け台に載置されるラックを支持すると共に、昇降レールへの移動を案内するガイドレールが起立及び倒伏可能に備られ、
    このガイドレールは起立時においてラックのガイドローラを、水平状が保持された葉受け台上で生葉が横向状となるように、且つ、ラックの前後動を阻止した状態で係合支持し、倒伏時においてラックを生葉が縦向き状、且つ、ガイドローラがガイドレールに沿って前後動可能となるように吊り下げ支持すると共に、昇降レールと面一となってラックを昇降レールに移動可能状態とし、
    葉受け台は、ガイドレールがラックを支持した状態での倒伏動作に伴って、水平保持が解除されると共に、下方に折り曲げ可能に備えられていることを特徴とする葉たばこの葉詰め・吊り込み装置。
  2. ガイドレール及び葉受け台は、ラックが昇降レールに移動すると、夫々自動復帰手段によって、倒伏状態から起立状態に、折り曲げ状態から水平状態に復帰するようにされていることを特徴とする請求項1に記載の葉たばこの葉詰め・吊り込み装置。
  3. 自動復帰手段は、ダンパ機構であることを特徴とする請求項2に記載の葉たばこの葉詰め・吊り込み装置。
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