JP2001161467A - 吊り戸棚の支持構造 - Google Patents

吊り戸棚の支持構造

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JP2001161467A
JP2001161467A JP35443199A JP35443199A JP2001161467A JP 2001161467 A JP2001161467 A JP 2001161467A JP 35443199 A JP35443199 A JP 35443199A JP 35443199 A JP35443199 A JP 35443199A JP 2001161467 A JP2001161467 A JP 2001161467A
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JP35443199A
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Hiromi Tonegawa
浩巳 刀根川
Shigeki Okabe
茂樹 岡部
Tetsuya Onizuka
哲矢 鬼塚
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Asmo Co Ltd
Toyota Motor Corp
Sun Wave Corp
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Asmo Co Ltd
Toyota Motor Corp
Sun Wave Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊り戸棚の十分な昇降ストロークを確保する
ことができるばかりか、吊り戸棚と垂直壁面との間を可
能な限り接近させて無駄な空間を無くし、簡素な構造で
安定状態で支持され、吊り戸棚の昇降移動を円滑に行う
ことができる吊り戸棚の支持構造を提供する。 【解決手段】 吊り戸棚1の天板2上にモータ3a、3
bと共に巻取りプーリ4a、4bが取付けられているの
で、昇降するための駆動ユニットを軽量化することがで
き、吊り戸棚1の昇降ストロークを十分に確保すること
ができるばかりか、吊り戸棚1を垂直壁面Wに接近して
配置されるため吊り戸棚1の奥行き寸法が確保されて大
なる収容空間を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、主として台所等で使用される吊
り戸棚の支持構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天袋等のような吊り戸棚を昇降移
動可能に構成した吊り戸棚の支持構造として、例えば、
実公平5−13216号公報および実公昭63−146
81号公報が知られている。
【0003】前者の吊り戸棚の支持構造は、吊り戸棚が
昇降移動可能な収納部を有し、該収納部は、垂直壁面に
取り付けられた昇降駆動手段としてユニット化された昇
降駆動体により昇降可能に構成されており、この昇降駆
動体は、縦長に配置された油圧シリンダと、該油圧シリ
ンダの両側に平行に取り付けられる棒状のガイド体とで
構成されており、このユニット化された昇降駆動体は、
収納部の背面に位置する垂直壁面に取り付けられてい
る。
【0004】このユニット化された昇降駆動体は、油圧
シリンダの動作を切換え駆動するために、電磁切換弁等
や油圧モータ、逆止弁等の各種油圧機器が設けられた油
圧ユニットが使用されており、図示しない操作スイッチ
を操作することによって、電磁切換弁等を作動させて前
記収納部を所望の方向(上又は下)に昇降移動させてい
る。
【0005】また、後者の吊り戸棚の支持構造は、垂直
壁面に支持される収納庫本体内のラックが縦長のスライ
ドレールに案内されて昇降移動可能に構成されており、
空状態のラックの重量よりもやや重いバランスウエイト
がラックと垂直壁面との間で形成される背面側空間に昇
降可能に配置されている。
【0006】このバランスウエイトは、プーリに巻回さ
れる1本のワイヤを介してラック天板の中央に接続され
ており、前記ワイヤを介してラック重量とバランスウエ
イトとをほぼ釣り合わせた状態でラックを昇降移動させ
るようになっている。
【0007】そこで、ラックを昇降移動する際には、バ
ランスウエイトとのバランスを図ることにより、軽快な
操作力によりラックの昇降操作を行うようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の吊り
戸棚の支持構造によれば、前者の場合では、ユニット化
された昇降駆動体が収納部の背面に位置する垂直壁面に
取り付けられており、また、後者の場合では、バランス
ウエイトがラックと垂直壁面との間で形成される背面側
空間に昇降可能に配置されている。
【0009】これら従来の吊り戸棚の支持構造では、吊
り戸棚を昇降駆動またはバランスさせるためのユニット
が垂直壁面と吊り戸棚背面との間に配設される構造とな
っているため、吊り戸棚と壁面との間に無駄な空間が存
在し、吊り戸棚が必要以上に前方に突き出されるため吊
り戸棚の収納空間が制限されるばかりか、支持構造に剛
性を持たせる構造が要求されることから大型化する問題
を有していた。
【0010】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、吊り戸棚の十分な昇降ストロークを確保
することができるばかりか、吊り戸棚と垂直壁面との間
を可能な限り接近させて無駄な空間を無くし、簡素な構
造で安定状態で支持され、吊り戸棚の昇降移動を円滑に
行うことができる吊り戸棚の支持構造を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の吊り戸棚の支持構造は、筐体状の吊り戸棚
が固定側に取り付けられて少なくとも離間して配置され
た一対の吊り戸棚支持体に支持され、駆動手段により昇
降移動される吊り戸棚の支持構造であって、前記吊り戸
棚の天板上には、前記駆動手段によって回転駆動される
巻取り手段が取付られ、該巻取り手段に巻き付けられる
ロープの両端が前記天板両側に支持される滑車を経由し
て前記吊り戸棚支持体に懸吊支持され、前記巻取り手段
の正逆回転駆動により伸縮するロープによって前記吊り
戸棚を昇降移動可能に構成したことを特徴としている。
この特徴によれば、吊り戸棚の天板上に駆動手段と共に
巻取り手段が取付けられているので、昇降するための駆
動ユニットを軽量化することができ、吊り戸棚の昇降ス
トロークを十分に確保することができるばかりか、吊り
戸棚を垂直壁面に接近して配置されるため吊り戸棚の奥
行き寸法が確保されて大なる収容空間を得ることができ
る。
【0012】本発明の吊り戸棚の支持構造は、前記吊り
戸棚支持体が、垂直壁面の幅方向に離間して固定される
一対の取付部材と、該取付部材から前方水平に突出する
一対の水平アームとで構成され、前記一対の水平アーム
には前記ロープの両端が固定される水平部材が着脱可能
に挿嵌支持されていれば好適である。このようにするこ
とにより、吊り戸棚を支持する水平部材が取付部材から
前方水平に突出する一対の水平アームから着脱可能に挿
嵌支持されているので、水平部材を水平アームから外す
ことにより、吊り戸棚を低位置に下して作業することが
可能となり、吊り戸棚の組立作業並びにモータ等のメン
テナンス作業を容易に行うことができる。
【0013】本発明の吊り戸棚の支持構造は、前記吊り
戸棚支持体が、前記壁面の幅方向に離間して固定される
一対の取付部材の側面に垂直ガイドが付設されて成り、
前記吊り戸棚後方の両側上下にそれぞれ一対のガイドロ
ーラが回転可能に配置され、該一対のガイドローラが前
記各垂直ガイドに案内されていれば好適である。このよ
うにすることにより、ロープによって支持される吊り戸
棚が一対のガイドローラを介して垂直ガイドに支持され
るので、吊り戸棚の横振れが防止されて円滑な昇降移動
を行うことができる。
【0014】本発明の吊り戸棚の支持構造は、前記吊り
戸棚天板上の前後には、前記駆動手段によって回転駆動
される一対の巻取り手段が前後に配置され、これら一対
の巻取り手段に巻き付けられる一対のロープの両端が、
前記天板の四隅に配置される滑車を経由して前記吊り戸
棚支持体の前後にそれぞれ懸吊支持されていれば好適で
ある。このようにすることにより、吊り戸棚天板上の4
点が一対のロープによって支持されので、安定した支持
状態を得ることができる。
【0015】本発明の吊り戸棚の支持構造は、前記一対
の水平部材の前後にはそれぞれ滑車が支持され、前記吊
り戸棚天板上の巻取り手段から両側に延びるロープが前
記天板両側に支持される一対の滑車を経由し、前記一対
の水平部材に支持される一対の滑車を介して前記吊り戸
棚天板上に天板両側に支持される滑車から前後方向に離
間する天板両側に前記ロープの両端が固定されて成れば
好適である。このようにすることにより、単一の巻取り
手段、単一のロープによって吊り戸棚天板上の4点が支
持された状態で昇降駆動されるので、簡素な構造で安定
状態で支持され、吊り戸棚の昇降移動を円滑に行うこと
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して本発
明の実施態様について説明する。先ず、図1は本発明の
一実施形態としての支持構造によって吊り戸棚が支持さ
れている状態を示す斜視図であり、図2は吊り戸棚が支
持されている状態を示す側面図である。
【0017】図1において、1は主として台所等で使用
される天袋のような吊り戸棚であって、吊り戸棚1は、
前方に扉を設けて筐体状に構成され、その天板2の略中
央には2つのモータ3a、3bが取付けられており、こ
れら各モータ3a、3bの出力軸には後述する巻取り手
段としての巻取りプーリ4a、4bが装着されている。
【0018】また、天板2上の左右前方には一対の前中
継支持部としての前滑車5a、5bがブラケット6a、
6bに回転自在に軸支されており、これら前滑車5a、
5b後方の離間位置にも一対の後中継支持部としての後
滑車7a、7bがブラケット8a、8bに回転自在に軸
支されている。
【0019】吊り戸棚1の上方には、詳しくは後述する
が、一対の水平部材12a、12bを有する吊り戸棚支
持体10a、10bが固定側に取り付けられて配設され
ており、本実施形態における吊り戸棚支持体10a、1
0bは、垂直壁面の幅方向に離間して縦方向に固定され
る一対の取付け部材13a、13bと、これら取付け部
材13a、13bの上端から前方に水平に突出する断面
コ字状に形成された水平アーム14a、14bとから構
成されている。
【0020】水平部材12a、12bは、水平アーム1
4a、14bの上部から挿嵌可能な断面コ字状に形成さ
れており、水平部材12a、12bの前後にはそれぞれ
懸吊支持部である係止ピン15a、15b及び16a、
16bが固定されている。
【0021】そして、モータ3a、3bに直結された巻
取りプーリ4a、4bには、2本のロープ18a、18
bの中間が巻回されて取付けられ、巻取りプーリ4a、
4bから両側に延びる各ロープ18a、18bが、それ
ぞれ天板2左右の各滑車5a、5bを経由して各水平部
材12a、12b前後の係止ピン15a、15b及び1
6a、16bに固定されている。
【0022】吊り戸棚支持体10a、10bは、図2に
示される垂直壁面Wの幅方向に離間して固定される一対
の取付け部材13a、13bの側面に断面コ字形の垂直
ガイド20a、20bが付設され、吊り戸棚1後方の両
側上下にはそれぞれ一対のガイドローラR1、R2が回
転可能に配置され、該一対のガイドローラR1、R2が
各垂直ガイド20a、20bに案内されている。
【0023】次に、水平部材12a、12bにつき詳細
に説明する。図3は吊り戸棚を支持する水平部材が吊り
戸棚支持体に対し着脱される状態を示す斜視図である。
【0024】すなわち、水平部材12a、12bは、垂
直壁面Wの幅方向に離間して固定される一対の取付け部
材13a、13bから前方に突出した水平アーム14
a、14bに上方から挿嵌されて装着されている。
【0025】この状態では、水平アーム14a、14b
に挿嵌された水平部材12a、12bは、それぞれの上
方端部に形成された係合孔K1、K2に図示しない係止
ピン等を挿入して脱落不能に構成されている。
【0026】ここで、例えばモータの点検やロープの伸
びの調整等のメンテナンスを行う際には、係止ピンを抜
き出して水平部材12a、12bを水平アーム14a、
14bから取り外し、吊り戸棚1を低位置に下ろして点
検等の作業を行うことができる。
【0027】次に、吊り戸棚の昇降動作につき説明す
る。先ず、図2に示されるスイッチSWを上方に操作す
ると天板2上の一対のモータ3a、3bが同時に同期し
て同方向(例えば正転方向)に起動される。
【0028】これにより巻取り手段である巻取りプーリ
4a、4bが正回転して、一対のロープ18a、18b
が巻取りプーリ4a、4bに巻回されると、巻取りプー
リ4a、4bから両方向に延びる両ロープ18a、18
bは同時に牽引されて縮小される。
【0029】従って、端部が水平部材12a、12bの
係止ピン15a、15b及び16a、16bに固定され
た両ロープ18a、18bが巻取りプーリ4a、4b側
に引き寄せられるため、これら両ロープ18a、18b
の途中に支持されている各滑車5a、5b及び7a、7
bは上方に持ち上げられ、各滑車5a、5b及び7a、
7bと共に吊り戸棚1が上方に移動する。
【0030】次に、吊り戸棚1を下降移動させたい場合
には、図2に示されるスイッチSWを下方に操作する
と、天板2上の一対のモータ3a、3bが同時に同期し
て同方向(例えば逆転方向)に起動する。
【0031】これにより巻取り手段である巻取りプーリ
4a、4bが逆回転して、一対のロープ18a、18b
が巻取りプーリ4a、4bから両方向に延びる両ロープ
18a、18bは同時に伸長して行く。
【0032】従って、端部が水平部材12a、12bの
係止ピン15a、15b及び16a、16bに固定され
た両ロープ18a、18bが巻取りプーリ4a、4bか
ら伸長するため、これら両ロープ18a、18bの途中
に支持されている各滑車5a、5b及び7a、7bは吊
り戸棚1の自重により下方に引き下げられて、各滑車5
a、5b及び7a、7bと共に吊り戸棚1が下方に移動
する。
【0033】本実施形態によれば、吊り戸棚1の天板2
上に吊り戸棚の天板上に各モータ3a、3bと共に巻取
りプーリ4a、4bが取付けられているので、昇降する
ための駆動ユニットを軽量化することができ、吊り戸棚
1の昇降ストロークを十分に確保することができるばか
りか、吊り戸棚1を垂直壁面Wに接近して配置できるた
め吊り戸棚1の奥行き寸法が確保されて大なる収容空間
を得ることができる。
【0034】また、吊り戸棚1を支持する水平部材12
a、12bが取付け部材13a、13bから前方水平に
突出する一対の水平アーム14a、14bから着脱可能
に挿嵌支持されているので、この水平アーム14a、1
4bから水平部材12a、12bを外すことにより、吊
り戸棚1を低位置に下して作業することが可能となり、
吊り戸棚1の組立作業並びにモータ3a、3b等のメン
テナンス作業を容易に行うことができる。
【0035】さらに、ロープ18a、18bによって支
持される吊り戸棚1が一対のガイドローラR1、R2を
介して垂直ガイド20a、20bに支持されるので、吊
り戸棚1の横振れが防止されて円滑な昇降移動を行うこ
とができる。加えて、吊り戸棚天板2上の4点が一対の
ロープ18a、18bによって支持されので、安定した
支持状態を得ることができる。
【0036】次に、本発明の他の実施形態につき説明す
る。図4は他の実施形態としての支持構造によって吊り
戸棚が支持されている状態を示す斜視図である。なお、
前述した実施形態における構成部分と同一構成部分に付
いては同一符号を付し重複する説明を省略する。
【0037】すなわち、本実施形態における吊り戸棚の
支持構造は前記実施形態における巻取り手段及びこの巻
取り手段によって伸縮するロープを単一の構成にしたも
のである。
【0038】図4に示されるように、一対の水平部材1
2a、12bの前後にはそれぞれ滑車25a、25b及
び26a、26bが回転自在に支持され、吊り戸棚天板
2上のモータ22に直結される巻取りプーリ23から両
側に延びる1本のロープ24が天板2両側に支持される
一対の滑車5a、5bを経由し、一対の水平部材12
a、12bの前後に支持される一対の滑車25a、25
b及び26a、26bを介して吊り戸棚天板2上に天板
2両側に支持される滑車5a、5bから後方に離間する
天板2両側にロープ24の両端が固定金具28a、28
bにそれそれ固定されている。
【0039】本実施形態における作用は、前記実施形態
の作用と同一作用を行うためその説明は省略する。
【0040】従って、本実施形態によれば、モータ22
に直結される単一の巻取りプーリ23、単一のロープ2
4によって吊り戸棚天板2上の4点が支持された状態で
昇降駆動されるので、簡素な構造で安定状態で支持さ
れ、吊り戸棚1の昇降移動を円滑に行うことができる。
【0041】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0042】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0043】(a)請求項1の発明によれば、吊り戸棚
の天板上に駆動手段と共に巻取り手段が取付けられてい
るので、昇降するための駆動ユニットを軽量化すること
ができ、吊り戸棚の昇降ストロークを十分に確保するこ
とができるばかりか、吊り戸棚を垂直壁面に接近して配
置できるため吊り戸棚の奥行き寸法が確保されて大なる
収容空間を得ることができる。
【0044】(b)請求項2の発明によれば、吊り戸棚
を支持する水平部材が取付部材から前方水平に突出する
一対の水平アームから着脱可能に挿嵌支持されているの
で、水平部材を水平アームから外すことにより、吊り戸
棚を低位置に下して作業することが可能となり、吊り戸
棚の組立作業並びにモータ等のメンテナンス作業を容易
に行うことができる。
【0045】(c)請求項3の発明によれば、ロープに
よって支持される吊り戸棚が一対のガイドローラを介し
て垂直ガイドに支持されるので、吊り戸棚の横振れが防
止されて円滑な昇降移動を行うことができる。
【0046】(d)請求項4の発明によれば、吊り戸棚
天板上の4点が一対のロープによって支持されので、安
定した支持状態を得ることができる。
【0047】(e)請求項5の発明によれば、単一の巻
取り手段、単一のロープによって吊り戸棚天板上の4点
が支持された状態で昇降駆動されるので、簡素な構造で
安定状態で支持され、吊り戸棚の昇降移動を円滑に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての支持構造によって
吊り戸棚が支持されている状態を示す斜視図である。
【図2】吊り戸棚が支持されている状態を示す側面図で
ある。
【図3】吊り戸棚を支持する水平部材が吊り戸棚支持体
に対し着脱される状態を示す斜視図である。
【図4】他の実施形態としての支持構造によって吊り戸
棚が支持されている状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 吊り戸棚 2 天板 3a、3b モータ 4a、4b 巻取りプーリ 5a、5b 前滑車 6a、6b ブラケット 7a、7b 後滑車 8a、8b ブラケット 10a、10b 吊り戸棚支持体 12a 、12b 水平部材 13a、13b 取付け部材 14a、14b 水平アーム 15a、15b 係止ピン 18a、18b ロープ 20a、20b 垂直ガイド 22 モータ 23 巻取りプーリ 24 ロープ 25a、25b 滑車 28a、28b 固定金具 K1、K2 係合孔 R1、R2 ガイドローラ SW スイッチ W 垂直壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 刀根川 浩巳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 岡部 茂樹 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内 (72)発明者 鬼塚 哲矢 東京都渋谷区代々木2丁目2番1号 サン ウェーブ工業株式会社内 Fターム(参考) 3B060 EA01 EA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体状の吊り戸棚が固定側に取り付けら
    れて少なくとも離間して配置された一対の吊り戸棚支持
    体に支持され、駆動手段により昇降移動される吊り戸棚
    の支持構造であって、 前記吊り戸棚の天板上には、前記駆動手段によって回転
    駆動される巻取り手段が取付られ、該巻取り手段に巻き
    付けられるロープの両端が前記天板両側に支持される滑
    車を経由して前記吊り戸棚支持体に懸吊支持され、前記
    巻取り手段の正逆回転駆動により伸縮するロープによっ
    て前記吊り戸棚を昇降移動可能に構成したことを特徴と
    する吊り戸棚の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記吊り戸棚支持体は、垂直壁面の幅方
    向に離間して固定される一対の取付部材と、該取付部材
    から前方水平に突出する一対の水平アームとで構成さ
    れ、前記一対の水平アームには前記ロープの両端が固定
    される水平部材が着脱可能に挿嵌支持されている請求項
    1に記載の吊り戸棚の支持構造。
  3. 【請求項3】 前記吊り戸棚支持体は、前記壁面の幅方
    向に離間して固定される一対の取付部材の側面に垂直ガ
    イドが付設されて成り、前記吊り戸棚後方の両側上下に
    それぞれ一対のガイドローラが回転可能に配置され、該
    一対のガイドローラが前記各垂直ガイドに案内されてい
    る請求項1に記載の吊り戸棚の支持構造。
  4. 【請求項4】 前記吊り戸棚天板上の前後には、前記駆
    動手段によって回転駆動される一対の巻取り手段が前後
    に配置され、これら一対の巻取り手段に巻き付けられる
    一対のロープの両端が、前記天板の四隅に配置される滑
    車を経由して前記吊り戸棚支持体の前後にそれぞれ懸吊
    支持されている請求項1に記載の吊り戸棚の支持構造。
  5. 【請求項5】 前記一対の水平部材の前後にはそれぞれ
    滑車が支持され、前記吊り戸棚天板上の巻取り手段から
    両側に延びるロープが前記天板両側に支持される一対の
    滑車を経由し、前記一対の水平部材に支持される一対の
    滑車を介して前記吊り戸棚天板上に天板両側に支持され
    る滑車から前後方向に離間する天板両側に前記ロープの
    両端が固定されて成る請求項1に記載の吊り戸棚の支持
    構造。
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