JP2007054005A - 葉たばこの作業台 - Google Patents

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正徳 西田
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Abstract

【課題】葉たばこの葉詰め作業時および葉たばこのピッキング作業時に葉たばこに付着した被覆ビニール片や雑草などの異物、雨水を容易に分離し、収集できる葉たばこの作業台を提供する。
【解決手段】葉たばこを載せる多数の円筒パイプ6、6・・・を互いに平行に配置し、円筒パイプ間に隙間Sを形成する形で各円筒パイプ6を枠体7に対し回転自在にかつ脱着可能に取り付けてなる作業台ベース2と、作業台ベース2を支持する四隅の支柱3とを具備する構成とする。円筒パイプ6間の隙間Sは30mm〜80mmとする。各円筒パイプ6の下方に、円筒パイプ6間の隙間Sから落下する異物を収集するシューター4を配置し、シューター4の下流に収集された異物を収容するホッパー5を配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、収穫した葉たばこを乾燥室に吊込むための吊具に取り付ける作業(葉詰め作業という)に使用し、また、乾燥室で乾燥した葉たばこを乾燥室から吊具ごと取出し、乾燥後の葉たばこの良否を選別する作業(ピッキング作業という)と、葉たばこ内に付着した被覆ビニール片、金属片、糸片、雑草等の異物、雨水の分離収集作業とに使用する、葉たばこの作業台に関する。
従来、収穫した葉たばこを乾燥室に吊込むための吊具に取り付ける作業(葉詰め作業)を行うに際し、葉載せ台や葉詰め作業台が使用される(たとえば、特許文献1参照。)。この特許文献1の葉詰め作業台は、長テーブル状に形成された作業本体と、この作業本体のテーブル部の後縁に沿ってほぼ全長に亘り設けられ、葉詰め作業時に葉たばこを突き当てて揃える当板と、テーブル部の上面左右端に設けられ、吊具を位置決めする位置決め部とを具備し、位置決め部に吊具の受けラックを固定し、その上に多数の葉たばこを揃え、その上から針ラックで挟み込むようにしたものである。
また、乾燥室で乾燥した葉たばこを乾燥室から吊具ごと取出し、乾燥後の葉たばこの良否を選別する作業(ピッキング作業)を行うに際し、ピッキング作業台が使用される。前記特許文献1の葉詰め作業台はピッキング作業台としても兼ねており、長テーブル状の作業本体の前端側に上下方向に回動可能な乾葉押えが設けられ、ピッキング作業を行うに際し、乾燥した葉たばこを上から乾葉押えで押えて乾燥葉の浮き上がりを防止し、針ラックを乾燥葉から抜き取り、乾燥葉の良否を選別できるようにしている。
ところで、葉詰め作業を行う場合、収穫した生葉は収穫布に梱包された状態で作業台上に置かれ、適宜作業員が収穫布に梱包された状態の生葉を持って作業台上の吊具へ移動するようにしているが、収穫時の天候により、雨水の付着した葉たばこを収穫した場合、付着した雨水を葉たばこから落としながら葉詰め作業をすることになるため、作業台周辺が水浸し状態となる問題があった。これは、特許文献1に示すように作業台が平面形状であり、また、雨水を収集する構造が無かったことに起因する。
また、収穫した生葉の内には、砂、わき芽、雑草、被覆ビニール片、金属片などの多様な異物が混入する場合があり、作業台上で生葉を叩いても、作業台の上に異物が残留し、異物を生葉から分離することが難しく、異物を混入させたまま生葉を乾燥室に吊り込んでいた。さらに、乾燥後のピッキング作業においては、乾燥葉を一枚ずつ選別することにより、異物を分離することができても、平板形状の作業台の上に異物が残留したり飛散して再度乾燥葉に付着したりして、乾燥良葉の圧搾梱包時に異物の混入を招く原因となっていた。しかも、葉たばこから分離した異物が作業台周辺に飛散すると、作業台周辺の広範囲を掃除する二次的作業が発生し、作業が煩雑となり、作業者の作業負担を大きくする要因となっていた。
特開平8−173125号公報
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、葉たばこの葉詰め作業時および葉たばこのピッキング作業時に葉たばこから被覆ビニール片や雑草などの異物、葉たばこの葉詰め作業時に葉たばこに付着した雨水を容易に分離できる葉たばこの作業台を提供することを目的とする。
また、分離した異物、雨水を容易に収集できる葉たばこの作業台を提供することを目的とする。
さらには、ピッキング作業時に不良と判定された乾燥葉を容易に分別整理できる葉たばこの作業台を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る請求項1の葉たばこの作業台は、葉たばこを載せる多数の円筒パイプを互いに平行に配置し、円筒パイプ間に隙間を形成する形で各円筒パイプを枠体に対し回転自在かつ脱着可能に取り付けてなる作業台ベースと、作業台ベースを支持する四隅の支柱とを具備してなることを特徴とする。
葉たばこを、多数平行に配置された円筒パイプの上に載せることで、葉たばこに付着した異物を円筒パイプ間の隙間から下方に自由落下させ、葉たばこに付着した異物を分離することができる。パイプを円筒形とすることで、異物の自由落下を容易にし、回転自在な円筒パイプを作業者が押し回しすることで、葉たばこに付着した異物をスムーズに自由落下させる。
葉たばこに付着した雨水は、収穫布に梱包された状態の葉たばこから収穫布を引き抜くことで、葉たばこから雨水を水切りすることができる。葉たばこから水切りされた雨水は円筒パイプ間の隙間から下方に自由落下し、葉たばこに付着した雨水を分離し、収集することができる。パイプを円筒形とすることで、雨水の自由落下を容易にする。
各円筒パイプを枠体に対し脱着可能に取付けることで、円筒パイプを例えば1本置きに外すことにより、円筒パイプ間の隙間を拡大変更することができ、ピッキング作業時に不良と判定された乾燥葉を円筒パイプ間の隙間から容易に落下させ、不良と判断された乾燥葉を容易に分別整理することができる。
本発明に係る請求項2の葉たばこの作業台は、各円筒パイプ間の隙間が30mm〜80mmであることを特徴とする。
各円筒パイプ間の隙間を30mm以上とすることで、葉たばこに付着した異物をことごとく円筒パイプ間の隙間から自由落下させることができ、同隙間を80mm以下とすることで、ピッキング作業時に良と判定された乾燥葉を不用意に円筒パイプ間の隙間から落下させる心配がなくなる。
本発明に係る請求項3の葉たばこの作業台は、各円筒パイプの下方に、円筒パイプ間の隙間から落下する異物を収集するシューターを配置し、シューターにより収集された異物を収容するホッパーをシューターの下流に配置することを特徴とする。
円筒パイプ間の隙間から落下した異物を下方のシューターにより容易かつ確実に収集できる。シューターにより収集した異物はホッパーに収容され、葉たばこから分離した異物が作業台周辺に残留することがない。これにより、従来必要とされていた作業台周辺の掃除の二次的作業を省略できる。
また、円筒パイプ間の隙間から落下する雨水を下方のシューターにより容易かつ確実に収集できる。シューターにより収集した雨水はホッパーに収容され、葉たばこから分離した雨水が作業台周辺に飛散して作業台周辺を水浸しにすることがない。
本発明に係る請求項4の葉たばこの作業台は、シューターが、各円筒パイプの下方に配置する形で枠体または支柱に取付けた傾斜板と、傾斜板の下端に沿って取り付けホッパーへ向けて下向きに傾斜する側溝とを具備することを特徴とする。
傾斜板と側溝からなる簡単な構造でシューターの構造を実現できる。
本発明に係る請求項5の葉たばこの作業台は、多数の円筒パイプおよび/またはシューターを振動させる振動機構を付加したことを特徴とする。
振動機構の振動作用により、円筒パイプ上の葉たばこに付着した異物や雨水の分離を促進して分離を容易にし、また、シューター上に落下した異物や雨水の収集を促進して収集を容易にする。
以上説明したように、本発明に係る葉たばこの作業台によると、葉たばこを載せる多数の円筒パイプを互いに平行に配置し、円筒パイプ間に隙間を形成する形で各円筒パイプを枠体に対し回転自在かつ脱着可能に取り付けてなる作業台ベースと、作業台ベースを支持する四隅の支柱とを具備してなる構成とすることにより、葉たばこの葉詰め作業時および葉たばこのピッキング作業時において、葉たばこに付着した被覆ビニール片や雑草などの異物を容易に分離し、さらには葉たばこに付着した雨水を容易に分離できる効果を奏する。
また、各円筒パイプを脱着可能に取付けることで、円筒パイプ間の隙間を拡大変更して、ピッキング作業時に不良と判定された乾燥葉を円筒パイプ間の隙間から自由落下させ、乾燥葉を容易に分別整理できる効果を奏する。
また、各円筒パイプの下方に配置したシューターおよびその下流のホッパーにより、円筒パイプ間の隙間から落下する異物、雨水を容易に一箇所に収集できる効果を奏する。
さらには振動機構により、円筒パイプを振動させて葉たばこに付着した異物、雨水の分離を促進したり、シューターを振動させてシューターの上に落下した異物、雨水を容易に一箇所に寄せ集めて収集できる効果を奏する。
次に本発明に係る葉たばこの作業台の実施形態を図面を参照して説明する。図1ないし図3はその第1の実施形態を、図4ないし図6は同第2の実施形態をそれぞれ示している。まず、第1の実施形態を説明する。図1において、1は葉たばこの作業台の一つである葉載せ台である。
図1に示すように、葉載せ台1は、地面に対し水平で平面視して長方形の作業台ベース2と、この作業台ベース2の四隅を支持する計4本の支柱3とを基本構成とし、作業台ベース2の下方にシューター4を配置するとともに、作業台ベース2の下方で1本の支柱3の近傍にホッパー5を設置した構成とされている。
作業台ベース2は、葉たばこの乾葉Aを載せる多数の長尺な円筒パイプ6を互いに平行に等間隔に配置して、円筒パイプ6、6間に隙間Sを形成する形で各円筒パイプ6、6・・・を回転自在かつ脱着可能に長方形状の枠体7の内側に取り付けた構造をしている。後者の枠体7は、前枠7aと後枠7bと左右の両側枠7cとから構成されるとともに、両側枠7cの内側に位置する2つの中間枠7dを前枠7aおよび後枠7b間に架設した構造となっている。両側枠7cおよび2つの中間枠7dには円筒パイプ6を回転自在にかつ脱着可能に挿通させる挿通孔8が等間隔で穿設されている。挿通孔8の口径は円筒パイプ6を回転自在とするべく、円筒パイプ6の外径よりプラス0.5mm〜1.0mmのサイズに設定されている。挿通孔8の穿設間隔Pは、円筒パイプ6、6間の隙間Sが30mm〜80mmの間の任意寸法となるように適宜設定される。
側枠7cの各挿通孔8には円筒パイプ6がそれぞれ外側から挿通され、各円筒パイプ6の先端を2つの中間枠7dの対応する各挿通孔8、8を通り、他方の側枠7cの対応する各挿通孔8に到達させて、これにより、多数の円筒パイプ6を左右の両側枠7c間に回転自在に支持する。また、2つの中間枠7dがそれら円筒パイプ6を途中で安定的に支持する。
作業台ベース2の下方に配置されるシューター4は、枠体7をほぼ覆う大きさを有し、後枠7b側の支柱3、3の上部の内側に架設された支持部材11に後端が掛止されて、前枠7a側に向けて下向きに傾斜する略長方形の傾斜板9と、この傾斜板9の前端に沿って取り付けられた断面凹形の側溝10とから構成されている。傾斜板9の前端側の下面側には傾斜板9の下面に当接し、傾斜板9の傾斜角度を調整する調整バー12が配置されている。調整バー12の上下方向の位置を変更することで傾斜板9の傾斜角度を適宜調整できるようになっている。
傾斜板9の左右両側面には側面ガイド板9aがそれぞれ立ち上がり、また、傾斜板9の前端はホッパー5の設置方向へ向けて下向きに傾斜している。これにより、傾斜板9の前端に取り付けられる側溝10も、その溝底10aがホッパー5の設置方向へ向けて下向きに傾斜する形をとっている。
ホッパー5は、前枠7a側の左右の支柱3、3のいずれか一方(図では向かって右側)の近傍に設置されており、上面が開口する箱型の形状をなしている。このホッパー5の上面開口部の直上に側溝10の出口端が位置している。
各支柱3の下端には移動用のキャスター13が付属し、前後の支柱3、3の間には左右一対となる水平補強部材3aが架設されている。各水平補強材3aからは垂直支持部材14が垂下し、各垂直支持部材14には前記した調整バー12の両端を挿通させる挿通孔14aが上下方向に複数設けられている。挿通孔14aに調整バー12を挿通させることで調整バー12を水平姿勢に保持し、調整バー12の挿通位置を上下に変更して調整バー12の高さを変更し、傾斜板9の傾斜角度を適宜調整できる。
傾斜板9の裏面には傾斜板9に振動を付与する振動機構である振動器15が装備されている。この振動器15は電源スイッチをオン・オフ操作することにより、駆動電源(図示せず)からの電力により傾斜板9を振動させて、傾斜板9上面に落下する異物の収集を促進する役目をする。また、傾斜板9、枠体7を介して円筒パイプ6を振動させて、円筒パイプ6上の葉たばこ内に付着または挟まった異物の落下、雨水の落下を促進する効果もある。
本実施形態の葉載せ台1によると、異物の残留の問題に対しては、生葉Aを収穫布に梱包した状態で作業台ベース2の円筒パイプ6の上に載せ、作業員が収穫布を生葉Aから引き抜き、生葉Aを叩くと、生葉Aに付着または生葉間に挟まれた被覆ビニール片等の異物が円筒パイプ6の間の隙間Sから自由落下し、側溝10を通してホッパー5にことごとく収容される。円筒パイプ6に引っ掛かる異物は作業者が円筒パイプ6を押し回しすることで、円筒パイプ6の隙間Sから容易に自由落下する。葉載せ台1の上に異物が残留したり、その周辺に異物が散乱することがない。振動器15の電源をオンすると、生葉に付着または生葉間に挟まれた異物の剥離、自由落下を促進し、また、傾斜板9上に落下した異物を一箇所のホッパー5に容易に寄せ集めて、収集を促進することができる。
雨水の問題に対しては、作業員が収穫布を生葉Aから引き抜くことで、生葉Aに付着した雨水を水切りし、水切した雨水を円筒パイプ6の間の隙間Sから下の傾斜板9に自由落下させ、側溝10を通してホッパー5にことごとく収集収容でき、葉詰め作業台1の周囲が水浸しの状態になることを防止できる。振動器15の電源をオンすることで、生葉Aに付着した雨水の水切り、自由落下を促進し、また、傾斜板9上に落下した雨水を一箇所のホッパー5に容易に寄せ集めて、収集を促進することができる。
図4ないし図6は本発明の第2の実施形態を示すもので、これらの図において、符号20は、本発明に係る葉たばこの作業台の一つであるピッキング作業台を示している。前記した第1実施形態と同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。
このピッキング作業台20は、乾葉Bから葉たばこ吊り具30の針ラック31を抜き取る時にその乾葉Bを押える乾葉押え21、その固定手段22を装備している。乾葉押え21は、作業台ベース2の枠体7の側枠7cの後端寄りに立設する左右一対のコラム23に対し左右一対のアーム部24が上下方向に回動可能、即ち倒伏可能に取付けられ、このアーム部24の自由端間にウェイト部25が水平に架設され、コラム23に一端を係止する戻しバネ26の他端をアーム部24の一方に係止して、その戻しバネ26の引張り力でウェイト部25が作業台ベース2の上方位置に配置されるようになっている。ウェイト部25は乾葉に対する押さえ機構を付与するため金属製の丸パイプ(円筒パイプ)や無垢棒で形成される。
固定手段22は、本実施形態ではラチェットからなる。このラチェットは、コラム23に片持ち支持され、戻しバネ26で起立方向に付勢されるアーム部24の基端側を挿通する回動軸27に、アーム回動用スペーサ27aを介して爪車28を回動不能にネジ止めし、爪車28の係止歯28aに係止する爪体29をアーム部24に備えている。
爪体29は、アーム部24の側面に装備される内部が中空なガイド29aに内蔵する圧縮バネ29bの中央空間を挿通する支持軸29cの端に、圧縮バネ29bの弾発力を受ける態様でガイド29aの爪車28側の側端から突出して設けられており、逆側端から突出する支持軸29cに取り付けた操作部(解除ノブ)29dを引っ張ることによって、爪車28の係止歯28aとの係止が解除されるようになっている。
以上のように構成されたピッキング作業台20は、図示しない位置決め部に位置決めして円筒パイプ6上に載せられる乾燥後の葉たばこ吊り具30の乾葉Bに向けて乾葉押え21を倒伏させて、乾葉量に応じた押さえ力を発揮する位置の係止歯28aに係止して、乾葉Bを押さえ込み、両手で針ラックを抜き取ることができる。操作部29dを引っ張って係止歯28aの係止を解除すれば、乾葉押さえ21は戻しバネ26の引張り力で上向きに回動し、その押さえを解除することができる。
本実施形態のピッキング作業台20によると、乾葉Bに付着または乾葉B間に挟まれた異物は、作業員が円筒パイプ6上で乾葉Bを叩くことにより、円筒パイプ6間の隙間Sから自由落下し、側溝10を通してホッパー5にことごとく収容される。円筒パイプ6に引っ掛かる異物は作業者が円筒パイプ6を押し回しすることで、円筒パイプ6の隙間Sから容易に自由落下する。よってピッキング作業台20の上に異物が残留したり、その周辺に異物が散乱することがない。また、清掃等の二次作業が発生しない。振動器17の電源をオンすると、乾葉Bに付着または乾葉B間に挟まれた異物の分離、落下、収集を促進することができる。
また、本実施形態のピッキング作業台20によると、図6に示すように、所定位置の円筒パイプ6を例えば1本置きに抜き取ることで、隣接する円筒パイプ6、6間の隙間Sを拡大し、不良葉をその隙間Sから自由落下させて分離することができるので、良葉と不良葉の選別作業を効率よく行うことができる。シューター4の上に落下させた不良葉は振動器15の振動により効率よく一箇所に寄せ集めて収集することが可能となる。
本発明に係る葉たばこの作業台は、葉たばこの葉載せ台、葉詰め作業台、ピッキング作業台、葉たばこに付着した異物や雨水の分離収集のための作業台として広く利用可能である。
本発明の第1の実施形態を示すもので、葉たばこの葉載せ台を示す斜視図、 図1の葉たばこの葉載せ台を示す側面図、 図1の葉たばこの葉載せ台におけるシューターおよびホッパーの配置を示す要部斜視図、 本発明の第2の実施形態を示すもので、葉たばこのピッキング作業台を示す側面図、 図4の葉たばこのピッキング作業台の要部を示す平面図である。 図4の葉たばこのピッキング作業台から円筒パイプを抜き取る状態を示す平面図である。
符号の説明
1 葉載せ台
2 作業台ベース
3 支柱
3a 水平補強材
4 シューター
4a 側面ガイド板
5 ホッパー
6 円筒パイプ
7 枠体
7a 前枠
7b 後枠
7c 側枠
8、14a 挿通孔
9 傾斜板
10 側溝
11 支持部材
12 調整バー
13 キャスター
14 垂直支持部材
15 振動器
20 ピッキング作業台
21 乾葉押え
22 固定手段(ラチェット)
23 コラム
24 アーム部
25 ウェイト部
26 戻しバネ
27 回動軸
27a アーム回動用スペーサ
28 爪車
28a 係止歯
29 爪体
29a ガイド
29b 圧縮バネ
29c 支持軸
29d 操作部
30 葉たばこ吊り具
31 針ラック
A 生葉
B 乾葉
P ピッチ
S 隙間

Claims (5)

  1. 葉たばこを載せる多数の円筒パイプを互いに平行に配置し、円筒パイプ間に隙間を形成する形で各円筒パイプを枠体に対し回転自在かつ脱着可能に取り付けてなる作業台ベースと、作業台ベースを支持する四隅の支柱とを具備してなることを特徴とする葉たばこの作業台。
  2. 各円筒パイプ間の隙間は30mm〜80mmであることを特徴とする請求項1記載の葉たばこの作業台。
  3. 各円筒パイプの下方に、円筒パイプ間の隙間から落下する異物を収集するシューターを配置し、シューターにより収集された異物を収容するホッパーをシューターの下流に配置することを特徴とする請求項1または請求項2記載の葉たばこの作業台。
  4. シューターは、各円筒パイプの下方に配置される形で枠体または支柱に取付支持される傾斜板と、傾斜板の下端に沿って取り付けられホッパーへ向けて下向きに傾斜する側溝とを具備することを特徴とする請求項3記載の葉たばこの作業台。
  5. 多数の円筒パイプおよび/またはシューターを振動させる振動機構を付加したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の葉たばこの作業台。
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