JP2002124273A - 固体高分子型燃料電池とその製造方法及び固体高分子型燃料電池モジュール - Google Patents

固体高分子型燃料電池とその製造方法及び固体高分子型燃料電池モジュール

Info

Publication number
JP2002124273A
JP2002124273A JP2000318143A JP2000318143A JP2002124273A JP 2002124273 A JP2002124273 A JP 2002124273A JP 2000318143 A JP2000318143 A JP 2000318143A JP 2000318143 A JP2000318143 A JP 2000318143A JP 2002124273 A JP2002124273 A JP 2002124273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
polymer
fuel cell
gas diffusion
electrode layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000318143A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyoshi Chiba
知義 千葉
Hidehiko Ohashi
英彦 大橋
Mitsuo Hamada
光夫 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP2000318143A priority Critical patent/JP2002124273A/ja
Publication of JP2002124273A publication Critical patent/JP2002124273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位電池の構成を単純化し、小型化・低コス
ト化を可能にした固体高分子型燃料電池を提供する。 【解決手段】 中空形状のガス拡散電極層i、電極層i
の外周に高分子固体電解質膜層、電解質膜層の外周にガ
ス拡散電極層iiを有する固体高分子型燃料電池であっ
て、電極層iの内径が0.5〜10mmである電池、あ
るいは電極層iの内周及び/又は電極層iiの外周に多
孔質絶縁膜層を有する電池。この電池が直列及び/又は
並列に接続されたモジュール。電極層iとして炭素質チ
ューブを用い、その外周に電解質膜層、電極層iiを順
次形成する固体高分子型燃料電池の製造方法。多孔質絶
縁膜層として多孔質絶縁膜中空体を用い、その外周に電
極層i、電解質膜層、電極層iiを順次形成する固体高
分子型燃料電池の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料として純水素、
またはメタノールや化石燃料からの改質水素などの還元
剤を用い、空気や酸素を酸化剤とする固体高分子型燃料
電池及びその製造方法、ならびに固体高分子型燃料電池
モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料電池は、電池内で水素やメタノール
等の燃料を電気化学的に酸化することにより、燃料の化
学エネルギーを直接電気エネルギーに変換して取り出す
ものであり、近年、クリーンな電気エネルギー供給源と
して注目されている。このような燃料電池は、用いる電
解質の種類によって、アルカリ型、リン酸型、溶融炭酸
塩型、固体酸化物型、固体高分子型等に分類される。こ
のうち、プロトン伝導性の電解質を用いるリン酸型及び
固体高分子型燃料電池は、熱力学におけるカルノーサイ
クルの制限を受けずに高い効率で運転できるものであ
り、その理論効率は25℃において83%にも達する。
【0003】このようなプロトン伝導型燃料電池の基本
構造は、イオン交換膜等の電解質と、その両面に接合さ
れた一対のガス拡散電極とで構成されている。そして、
一方のガス拡散電極に燃料(例えば水素)を、もう一方
のガス拡散電極に酸化剤(例えば酸素や空気等)をそれ
ぞれ供給し、両方のガス拡散電極間に外部負荷回路を接
続することにより、燃料電池として作動する。即ち、前
者のガス拡散電極(アノード)においては、燃料の酸化
によりプロトン(水素イオン)と電子とが生じ、このプ
ロトンは電解質内を伝導して後者のガス拡散電極(カソ
ード)に移動し、ここでプロトンと酸化剤中の酸素とが
反応して水を生成する。この時、アノードで生じた電子
が、外部負荷回路を移動してカソードへと移動すること
により電気エネルギーが得られる。
【0004】また、各ガス拡散電極の少なくとも電解質
側には触媒が担持されようにして、上記反応を助長する
工夫がなされている。
【0005】従来の固体高分子型燃料電池は、電解質に
固体高分子電解質である平型のイオン交換膜を用いてい
るので、イオン交換膜の両面に正極または負極を層状に
形成し、単位電池はシート状の平面体の構成となる。こ
の単位電池をセパレータ板とガスケットを間に挟みガス
シールして積層する構造となる。
【0006】しかしながら、上記平面体構造の固体高分
子型燃料電池の構成では、各単位電池の反応ガスの混合
を防ぎ、かつ電気的に接続するための部材であるセパレ
ータ板が必要である。このセパレータ板には、主に人造
黒鉛、ガラス状炭素などの炭素系バルク材料から成る板
の両面にNC加工で溝加工したものが用いられている
が、金属材料に比較して成形加工が困難で加工コストが
高いという問題を有していた。
【0007】さらに、上記平面体構造の固体高分子型燃
料電池の構成では、積層化するための部材として各部の
ガスシールのためにガスケットが必要である。各単位電
池ごとに正極や負極の電極部、燃料や酸化剤のマニホー
ルド部などをそれぞれ独立して分離、シールする必要が
あり、上記ガスケットは複雑かつ精密な形状となる。そ
のためさらにコストを上げ組立を困難にする原因となる
という問題を有していた。
【0008】また、上記平面体構造の固体高分子型燃料
電池で、膜加湿を行った場合には単位電池を積層化する
場合と同様にセパレータ板やガスケットの問題があり、
噴霧装置や多孔質板、超音波加湿を用いた場合にはシス
テムが複雑になるのに加えて加圧装置や超音波発振子な
どに要する動力源を燃料電池本体の出力から賄う必要が
あり、性能低下につながるという問題を有していた。
【0009】これら平面体構造の問題点を解決するため
に、特開平9−223507号公報には、固体高分子電
解質の中空糸を用いた小型燃料電池が提案されている。
この提案では、固体高分子電解質の中空糸の内面に負
極、外面に正極を形成し、負極側に燃料を、正極側に酸
化剤を供給してなる単位電池を構成するようにしてい
る。
【0010】しかしながら、特開平9−223507号
公報で提案された固体高分子型燃料電池は、内径0.3
5mmの中空膜を用いており、そのため、中空膜の内側
に均一に薄い電極層を担持させるのは困難であり、その
ため電池の高出力化が難しいという問題を有する。
【0011】さらに、電極として、無電解メッキにより
Ptを担持させているため担持量低減が難しく、そのた
めコストを低減できないという問題を有する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の課題を解決するもので、単位電池の構成を単純化
し、小型化・低コスト化を可能にした固体高分子型燃料
電池を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願第一の発明は、内径
0.5〜10mmの中空形状のガス拡散電極層iと、該
ガス拡散電極層iの外周に形成された高分子固体電解質
膜層と、該高分子固体電解質膜層の外周に形成されたガ
ス拡散電極層iiを有することを特徴とする固体高分子
型燃料電池である。
【0014】この円筒形状の高分子固体電解質膜層は、
一般の固体高分子型燃料電池の電解質膜同様、プロトン
を移動させる電解質であり、固体高分子型燃料電池に一
般に用いられるプロトン伝導膜であれば使用でき、本発
明による特段の制限はない。
【0015】また、集電体であると同時にその空隙がガ
スの流路でもあるガス拡散電極層iおよびiiとして
も、固体高分子型燃料電池に用いることのできるもので
あれば用いることができ、本発明による特段の制限はな
い。またガス拡散電極層iおよびiiの材質は互いに同
じでも異なっていても良い。
【0016】特開平9−223507号公報で提案され
た固体高分子型燃料電池は、内径0.35mmと空隙の
狭い中空状のプロトン伝導膜を用いているため、中空膜
の内側に均一に薄い電極層を担持させるのは困難であ
り、そのため電池の高出力化が難しいが、中空形状のガ
ス拡散電極層iの内径を0.5〜10mmとすることで
均一に薄い電極層を形成することができ、より高出力・
高効率の固体高分子型燃料電池とすることができる。
【0017】本願第二の発明は、中空形状のガス拡散電
極層iと、該ガス拡散電極層iの外周に形成された高分
子固体電解質膜層と、該高分子固体電解質膜層の外周に
形成されたガス拡散電極層iiを有し、かつ、ガス拡散
電極層iの内周および/またはガス拡散電極層iiの外
周に形成された多孔質絶縁膜層を有することを特徴とす
る固体高分子型燃料電池である。
【0018】多孔質絶縁膜層とは、絶縁性樹脂より成る
連続孔を有する多孔質膜である。多孔質絶縁膜層の構成
素材としては、撥水性付与と電気化学的安定性から鎖状
ポリオレフィン、環状ポリオレフィン及び主鎖もしくは
側鎖にベンゼン環を含む芳香族ポリマーからなる群から
選ばれた少なくとも一つの化合物、及び/または、該化
合物のポリマーが部分フッ素化もしくは全フッ素化され
た化合物より構成されるのが好ましい。
【0019】ガス拡散電極層iの内周および/またはガ
ス拡散電極層iiの外周に形成された多孔質絶縁層i、
iiを有することにより、水の排出が容易となり、また
本発明の固体高分子型燃料電池の強度を向上させること
ができる。
【0020】本発明においては、多孔質絶縁膜層の空孔
率が20〜80%であることが好ましい。空孔率が20
%以下だとガス流量が低下してしまうという点で不利で
あり、また80%以上では多孔質絶縁膜層による補強効
果が低下するという点で不利であるためである。
【0021】また、多孔質絶縁膜の膜厚が100μm以
下であることが好ましい。絶縁膜層が厚いとガス流量が
低下するという点で不利であるためである。多孔質絶縁
膜層i、iiの材質は互いに同じでも異なっていても良
い。
【0022】本発明においては、ガス拡散電極層iと該
ガス拡散電極層の外周に形成された高分子固体電解質膜
層との間に、触媒層iが形成されていること、高分子固
体電解質膜層と該高分子固体電解質膜層の外周に形成さ
れたガス拡散電極層iiとの間に、触媒層iiが形成さ
れていることが好ましい。触媒層は炭素担体とそれに担
持された触媒成分より成る。触媒成分としては、固体高
分子型燃料電池に用いられるものであれば、本発明にお
いて特に制限無く使用することができる。例えば、触媒
層iについては白金、あるいは燃料となる水素に一酸化
炭素等の不純物が含まれる場合には白金の失活を防ぐた
め白金とルテニウム、ニッケル、鉄、コバルト、モリブ
デンなどの合金が好ましく用いられる。触媒層iiにつ
いては、触媒成分として白金が好ましく使用される。
【0023】電解質層との界面近くにおけるプロトンの
移動を充分に行わせ、ガス拡散電極に担持させた触媒の
利用効率を高める目的で、触媒層に電極触媒被覆剤(接
合剤)を形成させても良い。この電極被覆剤としては、
プロトン伝導性高分子電解質が用いることができる。
【0024】本発明においては、高分子固体電解質膜層
の厚みが10〜200μmであることが好ましい。10
μm以下では高分子固体電解質の力学強度が低下するた
め電極同士のショートが生じるおそれがあり、また20
0μmを超えると膜抵抗が増大して電池性能が低下する
という点で不利だからである。
【0025】この高分子固体電解質膜層は、電気化学的
安定性と膜層の含水率向上のため、下記のくり返し単位
(A)及び(B)により実質的に構成されていることが
好ましい。
【0026】
【化2】 (ここで、Xはスルホン酸基、または、ホスホン酸基を
有するフルオロカーボン誘導体であり、繰り返し単位数
の比は(A)/(B)=1.5〜15である。)
【0027】特に、この高分子固体電解質膜層は、特開
昭56−139683号、特開昭56−139684
号、特開平11−135136号、特開平11−339
824号に記載されたイオン交換膜を用いることが好ま
しい。例えば、化学式(1)において化学式(2)で表
されるXを有する化合物が、本発明において好ましく用
いられる。
【0028】
【化3】 (ここでmは0または1、nは2〜5の整数である。)
【0029】このほか、化学式(3)で表されるXを有
する化合物を使用したフルオロホスホン酸型の水素イオ
ン伝導膜が好ましく用いられる。
【0030】
【化4】 (ここでpは0または1、qは2〜5の整数である。)
【0031】本発明においては、ガス拡散電極層とし
て、炭素質粒子、及び/または、炭素質繊維を主成分と
する材料を用いることが好ましい。使用する炭素質粒子
としては、触媒との接触面積を大きくするため表面積の
大きい粒子が好ましく、直径は10〜200μmが好ま
しい。また、使用する炭素繊維は分散性の良好で表面積
の大きいものが好ましく、1.1dtex以下で短繊維
状のもの、及び/またはミルドファイバーが好ましく使
用される。
【0032】またガス拡散電極層の厚みは1mm以下で
あることが好ましい。1mmを超える厚さでは生成する
水の抜けが悪化し、ガスの流入を妨げるという点で不利
だからである。
【0033】このようにして得た固体高分子型燃料電池
を直列、及び/または、並列に接続して形成して、固体
高分子型燃料電池モジュールとすることができる。
【0034】本発明の固体高分子型燃料電池は、中空形
状のガス拡散電極層iとして炭素質チューブを用い、そ
の外周に高分子固体電解質膜層を形成し、さらに、該高
分子固体電解質膜層の外周にガス拡散電極層iiを形成
すること、或いは、多孔質絶縁膜層として、多孔質絶縁
膜中空体を用い、その外周にガス拡散電極層i、水素イ
オン伝導膜、ガス拡散電極層iiを順次形成することに
よって得られる。
【0035】炭素質チューブとは、炭素質粒子及び/ま
たは炭素質繊維とエポキシ及び/またはフェノール系樹
脂を溶媒に分散させてチューブ状に固め、熱硬化後焼成
して成形したものを指す。この場合、炭素繊維をその内
側の層の外周(電極層iの場合は多孔質絶縁膜中空体の
外周、電極層iiの場合は高分子固体電解質膜層あるい
は触媒層iiが存在する場合には触媒層iiの外周)に
巻回して、ガス拡散電極層を形成させても良く、あるい
は、炭素質粒子を溶媒で流動可能な流動体としたもの
を、その内側の層の外周に塗布し、その後、溶媒を除去
することによって、ガス拡散電極層を形成させても良
い。
【0036】その際、流動体とするときの溶媒として
は、揮発性、取扱性からメタノール、エタノール、n−
プロパノール、イソプロピルアルコール、tert−ブ
チルアルコールなどの炭化水素アルコール溶媒、あるい
は炭化水素アルコール溶媒と水との混合溶媒などが好ま
しい。生成する水を効率的に排出するため、ポリテトラ
フルオロエチレン(PTFE)の懸濁液が好ましく用い
られる。溶媒を除去する方法としては、熱風を吹き付け
ることにより溶媒を揮散させる方法が簡易であり好まし
い。
【0037】また、高分子固体電解質膜層は既存の膜を
使用しても良く、また高分子固体電解質膜を形成する化
合物を溶媒で流動可能な流動体とし、その流動体を高分
子固体電解質膜層の内側の層の外周(ガス拡散電極層i
の外周、あるいは触媒層iが存在する場合には触媒層i
の外周)に塗布し、その後、溶媒を除去して、高分子固
体電解質膜層を形成させても良い。
【0038】また、ガス拡散電極層iと高分子固体電解
質膜層との間に触媒層iを、高分子固体電解質膜層とガ
ス拡散電極層iiとの間に触媒層iiを形成するに際し
ては、触媒を溶媒で流動可能な流動体としてその内側の
層(触媒層iの場合は電極層i、触媒層iiの場合は高
分子固体電解質膜層)の外周に塗布し、その後、溶媒を
除去することによって、均一な触媒層を簡便に形成させ
ることができる。
【0039】また、本発明の固体高分子型燃料電池は以
下の製造方法で製造可能である。即ち、ガス拡散電極層
iとなる炭素質粒子iと、高分子固体電解質膜層となる
化合物と、ガス拡散電極層iiとなる炭素質粒子iiと
を、それぞれ溶媒を使用して流動可能な流動体とし、炭
素質粒子iの流動体、炭素質粒子iの流動体の外周に高
分子固体電解質膜層となる化合物の流動体、および該高
分子固体電解質膜層となる化合物の流動体の外周に炭素
質粒子iiの流動体を、ノズルより吐出して、中空積層
構造となるように成型する製造方法である。
【0040】この場合、触媒を溶媒で流動可能な状態と
した触媒流動体を、炭素質粒子iの流動体と高分子固体
電解質膜層となる化合物の流動体との間、及び、高分子
固体電解質膜層となる化合物の流動体と炭素質粒子ii
の流動体との間に、吐出して、触媒層i、触媒層iiを
形成することができる。
【0041】また、多孔質絶縁膜層を形成する化合物を
溶媒で流動可能な状態とし、炭素質粒子iの流動体の内
周、または/及び、炭素質粒子iiの流動体の外周に吐
出して、多孔質絶縁膜層を形成することもできる。
【0042】また、本発明の固体高分子型燃料電池は以
下の別の製造方法でも製造が可能である。即ち、中空形
状を有する多孔質絶縁膜層を、炭素質粒子iの流動体の
内周、または/及び、炭素質粒子iiの流動体の外周
に、炭素質粒子iの流動体、炭素質粒子iの流動高分子
固体電解質膜となる化合物の流動体、炭素質粒子iiの
流動体と共に、吐出して、一体押し出し成形するのが製
造方法上最も簡便であり好ましい。
【0043】
【発明の実施の形態】次に、本願発明を図に従って、説
明する。
【0044】図1に本発明の実施の一形態の燃料電池の
一部を切り取り内部断面の斜視図を示す。
【0045】図1において、1は中空の固体高分子電解
質層(水素イオン伝導膜層)であり、この高分子電解質
層1の内面に、ガス拡散電極iである負極2を形成し、
外面にガス拡散電極iiである正極3を形成する。負極
2には負極端子4を、正極3には正極端子5をとり、上
記負極2を形成した中空の高分子電解質1の内面に燃料
である水素を、また、正極3を形成した外面に酸化剤で
ある空気を供給し、単位電池を構成する。
【0046】図2に本発明の別の実施の形態を示す。
【0047】図2において、多孔質絶縁膜層20は中空
形状の単位電池の最内層を形成し、その外側に負極2で
あるガス拡散電極i、高分子電解質層1、正極3として
ガス拡散電極iiがあって、図1の単位電池同様、上記
負極2の内面に燃料である水素を、また、正極3を形成
した外面に酸化剤である空気を供給し、単位電池を構成
する。
【0048】図3に本発明の別の実施の形態を示す。図
3においては、ガス拡散電極層i2と該ガス拡散電極層
の外周に形成された高分子固体電解質膜層1との間に、
触媒層i30が形成されており、さらに高分子固体電解
質膜層と該高分子固体電解質膜層の外周に形成されたガ
ス拡散電極層ii3との間に、触媒層ii31が形成さ
れて単位電池が構成されている。
【0049】図4に本願発明の固体高分子型燃料電池モ
ジュールの一形態を示す。
【0050】図4において3個の単位電池の正極端子4
と負極端子5をそれぞれ束ねて並列接続を行い、並列接
続電池群を構成する。さらに、並列接続電池群を他の並
列接続電池群と直列接続を行う。
【0051】図5に本発明の固体高分子型燃料電池をケ
ーシングした電池の一例の断面図を示す。図5において
中空の高分子電解質層1の両側に負極2と正極3を形成
して発電部6とする。発電部6の中空の高分子電解質層
の外面には酸化剤としての空気を供給し、中空の高分子
電解質層の内面には燃料としての水素を供給する。
【0052】次に、本願発明の固体高分子型燃料電池の
製造方法の一例を図面に従って説明する。
【0053】図6は、本願発明の固体高分子型燃料電池
を、ガス拡散電極層iとなる炭素質チューブ上に水素イ
オン伝導膜を形成し、さらにその上に炭素繊維を巻回し
て製造する手順例を示したものであり、炭素質チューブ
上60に触媒層i30を、次に水素イオン伝導膜1を、
触媒層ii31を順に形成し、最後にPTFEによる撥
水処理を施した炭素繊維を巻回するか、巻回後PTFE
ディスパージョンをスプレーして撥水処理を行って、ガ
ス拡散電極層iiとなる炭素繊維巻き回し層61を形成
する。
【0054】図7は、図6の製造方法の積層工程例を示
す図であり、炭素質チューブ60を上方から順に触媒
i、固体高分子電解質ポリマー、触媒ii、炭素質粒子
の各層の成分を適切な溶媒を使用して流動可能な流動体
としたもの(図中それぞれ71、72、73、74で示
される)を満たした漏斗状の容器を通過させ、通過の都
度熱風75により溶媒を揮散せしめることで層状態を形
成して完成する。
【0055】図8は、本願発明の固体高分子型燃料電池
の別の製造方法例を示したものであり、多孔質絶縁膜と
なる化合物、炭素質粒子、触媒、固体高分子電解質ポリ
マーを適切な溶媒を使用して流動可能な流動体とし、内
層から多孔質絶縁膜、炭素質粒子より成るガス拡散層
i、触媒層i、固体高分子電解質ポリマー、触媒層i
i、炭素質粒子より成るガス拡散層iiの各層を一体押
し出し成型するものである。押し出しノズル80から各
流動体を押し出すことによって一体成型体81を得る。
絶縁膜が曳糸性のため、各成分の流動体の粘度を適正化
することにより、連続的に多層状態を形成することが可
能となる。押し出し後、加熱することにより溶媒を揮散
せしめ、多層状態を固定化する。
【0056】図9は、本願発明の固体高分子型燃料電池
の別の製造方法例を示したものであり、中空形状を有す
る多孔質絶縁膜層90を、それを中心軸として、内層か
ら、炭素質粒子より成るガス拡散層i、触媒層i、固体
高分子電解質電解質ポリマー、触媒層ii、炭素質粒子
より成るガス拡散層iiを溶媒を使用して流動可能な流
動体と共に一体押し出し成形する方法である。中心軸が
中空糸のため、図8の場合と比較して糸形成がさらに容
易となる。
【0057】図10は、図9の製造方法で得られるもの
と同じ構成の燃料電池を、一体成型の替わりに各層を順
次積層して製造する方法の工程例を示す図であり、炭素
質粒子、触媒、固体高分子電解質ポリマーを適切な溶媒
を使用して流動可能な流動体とし、多孔質絶縁膜を上方
から順に炭素質粒子より成るガス拡散層i、触媒層i、
固体高分子電解質ポリマー、触媒層ii、炭素質粒子よ
り成るガス拡散層iiの各層の成分を適切な溶媒を使用
して流動可能な流動体としたもの(図中それぞれ91、
71、72、73、74で示される)を満たした漏斗状
の容器を通過させ、通過の都度熱風による溶媒を揮散せ
しめることで多層状態を形成する。
【0058】ここで適切な溶媒としては、前記図7に示
した方法と同じものを用いることができる。炭素質流動
体91に用いる溶媒は炭素質流動体74に用いるものと
同じものでも異なっていても良い。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によれば、燃
料電池のコスト低減のネックとなっていたガスケットお
よびセパレーターが不要となるため、大幅なコストダウ
ンが可能となる。また、構造を簡素化したことから、小
型化が可能な固体高分子型燃料電地を提供できる。本発
明の固体高分子型燃料電池は特開平9−223507号
公報で提案された固体高分子型燃料電池に比較して多孔
質絶縁膜層を有するため強度に優れ、かつ賦形が容易で
あるという特徴を有する。また、中空形状のガス拡散電
極層iの内径を0.5〜10mmとしたため均一性が向
上し、安定した性能の固体高分子型燃料電池を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料電池の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の燃料電池の別の一例を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の燃料電池の別の一例を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の燃料電池モジュールの一例を示す斜視
図である。
【図5】本発明の燃料電池をケーシングした一例を示す
断面図である。
【図6】本発明の固体高分子電解質膜を用いた燃料電池
の製造方法の一例を示す概念図である。
【図7】図6の製造方法における積層工程の一例を示す
概念図である。
【図8】本発明の固体高分子電解質膜を用いた燃料電池
の製造方法の別の一例を示す概念図である。
【図9】本発明の固体高分子電解質膜を用いた燃料電池
の製造方法の別の一例を示す概念図である。
【図10】本発明の固体高分子電解質膜を用いた燃料電
池の製造方法における積層工程の別の一例を示す概念図
である。
【符号の説明】
1 固体高分子電解質 2 負極(ガス拡散電極層i) 3 正極(ガス拡散電極層ii) 4 負極端子 5 正極端子 6 発電部 7 ケース 20 多孔質絶縁膜層 30 触媒層i 31 触媒層ii 60 炭素質チューブ 61 炭素繊維巻き回し層 71 触媒i流動体 72 固体高分子電解質ポリマー流動体 73 触媒ii流動体 74 炭素質粒子流動体 75 熱風 80 押し出しノズル 81 一体成型体 90 多孔質絶縁膜中空体 91 炭素質粒子流動体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 光夫 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央技術研究所内 Fターム(参考) 5H018 AA06 AS02 AS03 BB06 BB08 EE03 EE05 HH03 HH04 5H026 AA06 BB04 CV02 CX06 EE05 EE17 EE19 HH03 HH04

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内径0.5〜10mmの中空形状のガス
    拡散電極層iと、該ガス拡散電極層iの外周に形成され
    た高分子固体電解質膜層と、該高分子固体電解質膜層の
    外周に形成されたガス拡散電極層iiを有することを特
    徴とする固体高分子型燃料電池。
  2. 【請求項2】 中空形状のガス拡散電極層iと、該ガス
    拡散電極層iの外周に形成された高分子固体電解質膜層
    と、該高分子固体電解質膜層の外周に形成されたガス拡
    散電極層iiを有し、かつ、ガス拡散電極層iの内周お
    よび/またはガス拡散電極層iiの外周に形成された多
    孔質絶縁膜層を有することを特徴とする固体高分子型燃
    料電池。
  3. 【請求項3】 ガス拡散電極層iの内径が0.5〜10
    mmである請求項2に記載の固体高分子型燃料電池。
  4. 【請求項4】 多孔質絶縁膜層の空孔率が20〜80%
    である請求項2または3に記載の固体高分子型燃料電
    池。
  5. 【請求項5】 多孔質絶縁膜層の膜厚が100μm以下
    である請求項2〜4のいずれか一項に記載の固体高分子
    型燃料電池。
  6. 【請求項6】 多孔質絶縁膜層が、鎖状ポリオレフィ
    ン、環状ポリオレフィン及び主鎖もしくは側鎖にベンゼ
    ン環を含む芳香族ポリマーからなる群から選ばれた少な
    くとも一つの化合物、及び/または、該化合物のポリマ
    ーが部分フッ素化もしくは全フッ素化された化合物から
    なる請求項2〜5のいずれか一項に記載の固体高分子型
    燃料電池。
  7. 【請求項7】 ガス拡散電極層iと該ガス拡散電極層i
    の外周に形成された高分子固体電解質膜層との間に、触
    媒層iを有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の固
    体高分子型燃料電池。
  8. 【請求項8】 高分子固体電解質膜層と該高分子固体電
    解質膜層の外周に形成されたガス拡散電極層iiとの間
    に、触媒層iiを有する請求項1〜7のいずれか一項に
    記載の固体高分子型燃料電池。
  9. 【請求項9】 高分子固体電解質膜層の厚みが10〜2
    00μmである請求項1〜8のいずれか一項に記載の固
    体高分子型燃料電池。
  10. 【請求項10】 高分子固体電解質膜層が、化学式1の
    繰り返し単位(A)及び(B)により実質的に構成され
    る請求項1〜9のいずれか一項に記載の固体高分子型燃
    料電池。 【化1】 (ここで、Xはスルホン酸基、または、ホスホン酸基を
    有するフルオロカーボン誘導体であり、繰り返し単位数
    の比は(A)/(B)=1.5〜15である。)
  11. 【請求項11】 ガス拡散電極層iおよび/またはガス
    拡散電極層iiが炭素質粒子および/または炭素質繊維
    を主成分とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の
    固体高分子型燃料電池。
  12. 【請求項12】 ガス拡散電極層iおよび/またはガス
    拡散電極層iiの厚みが1mm以下である請求項1〜1
    1のいずれか一項に記載の固体高分子型燃料電池。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12いずれか一項に記載の
    固体高分子型燃料電池を直列および/または並列に接続
    して形成することを特徴とする固体高分子型燃料電池モ
    ジュール。
  14. 【請求項14】 中空形状のガス拡散電極層iとして炭
    素質チューブを用い、その外周に高分子固体電解質膜層
    を形成し、さらに、該高分子固体電解質膜層の外周にガ
    ス拡散電極層iiを形成することを特徴とする固体高分
    子型燃料電池の製造方法。
  15. 【請求項15】 多孔質絶縁膜層として多孔質絶縁膜中
    空体を用い、その外周にガス拡散電極層i、高分子固体
    電解質膜層およびガス拡散電極層iiを順次形成するこ
    とを特徴とする固体高分子型燃料電池の製造方法。
  16. 【請求項16】 炭素繊維を、多孔質絶縁膜中空体の外
    周に巻回して、ガス拡散電極層iを形成する請求項15
    記載の固体高分子型燃料電池の製造方法。
  17. 【請求項17】 炭素繊維を、ガス拡散電極層iiの内
    側の層の外周に巻回して、ガス拡散電極層iiを形成さ
    せる請求項14〜16のいずれか1項に記載の固体高分
    子型燃料電池の製造方法。
  18. 【請求項18】 炭素質粒子を溶媒で流動可能な流動体
    としたものを多孔質絶縁膜中空体の外周に塗布し、その
    後、溶媒を除去することによって、ガス拡散電極層iを
    形成させる請求項15記載の固体高分子型燃料電池の製
    造方法。
  19. 【請求項19】 炭素質粒子を溶媒で流動可能な流動体
    としたものを、ガス拡散電極層iiの内側の層の外周に
    塗布し、その後、溶媒を除去することによって、ガス拡
    散電極層iiを形成させる請求項14、15、16また
    は18に記載の固体高分子型燃料電池の製造方法。
  20. 【請求項20】 高分子固体電解質膜層を形成する化合
    物を溶媒で流動可能な流動体とし、高分子固体電解質膜
    層の内側の層の外周にその流動体を塗布し、その後、溶
    媒を除去して、高分子固体電解質膜層を形成させる請求
    項14〜19いずれか一項に記載の固体高分子型燃料電
    池の製造方法。
  21. 【請求項21】 ガス拡散電極層iと高分子固体電解質
    膜層との間に触媒層iを、高分子固体電解質膜層とガス
    拡散電極層iiとの間に触媒層iiを形成する請求項1
    4〜20いずれか一項に記載の固体高分子型燃料電池の
    製造方法。
  22. 【請求項22】 触媒を溶媒で流動可能な流動体とし、
    それを、ガス拡散電極層iの外周に塗布し、その後、溶
    媒を除去して、触媒層iを形成させる請求項21記載の
    固体高分子型燃料電池の製造方法。
  23. 【請求項23】 触媒を溶媒で流動可能な流動体とし、
    それを、高分子固体電解質膜層の外周に塗布し、その
    後、溶媒を除去して、触媒層iiを形成する請求項21
    または22に記載の固体高分子型燃料電池の製造方法。
  24. 【請求項24】 ガス拡散電極層iとなる炭素質粒子i
    と、高分子固体電解質膜層となる化合物と、ガス拡散電
    極層iiとなる炭素質粒子iiとを、それぞれ溶媒を使
    用して流動可能な流動体とし、炭素質粒子iの流動体、
    炭素質粒子iの流動体の外周に高分子固体電解質膜層と
    なる化合物の流動体、および該高分子固体電解質膜層と
    なる化合物の流動体の外周に炭素質粒子iiの流動体
    を、ノズルより吐出して、中空積層構造となるように成
    型することを特徴とする固体高分子型燃料電池の製造方
    法。
  25. 【請求項25】 触媒を溶媒で流動可能な状態とした触
    媒流動体を、炭素質粒子iの流動体と高分子固体電解質
    膜層となる化合物の流動体との間、及び、高分子固体電
    解質膜層となる化合物の流動体と炭素質粒子iiの流動
    体との間に吐出して触媒層iおよび触媒層iiをそれぞ
    れ形成する請求項24記載の固体高分子型燃料電池の製
    造方法。
  26. 【請求項26】 多孔質絶縁膜層を形成する化合物を溶
    媒で流動可能な状態とし、これを炭素質粒子iの流動体
    の内周または/および炭素質粒子iiの流動体の外周に
    吐出して、多孔質絶縁膜層を形成する請求項24または
    25記載の固体高分子型燃料電池の製造方法。
  27. 【請求項27】 中空形状を有する多孔質絶縁膜層を、
    炭素質粒子iの流動体の内周および/または炭素質粒子
    iiの流動体の外周に、炭素質粒子iの流動体、高分子
    固体電解質膜となる化合物の流動体および炭素質粒子i
    iの流動体と共に吐出して、一体押し出し成形すること
    を特徴とする固体高分子型燃料電池の製造方法。
JP2000318143A 2000-10-18 2000-10-18 固体高分子型燃料電池とその製造方法及び固体高分子型燃料電池モジュール Pending JP2002124273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000318143A JP2002124273A (ja) 2000-10-18 2000-10-18 固体高分子型燃料電池とその製造方法及び固体高分子型燃料電池モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000318143A JP2002124273A (ja) 2000-10-18 2000-10-18 固体高分子型燃料電池とその製造方法及び固体高分子型燃料電池モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002124273A true JP2002124273A (ja) 2002-04-26

Family

ID=18796814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000318143A Pending JP2002124273A (ja) 2000-10-18 2000-10-18 固体高分子型燃料電池とその製造方法及び固体高分子型燃料電池モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002124273A (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1580831A2 (en) * 2004-03-22 2005-09-28 Ibiden Co., Ltd. Solid-state polyelectrolyte type fuel cell
JP2005531906A (ja) * 2002-06-28 2005-10-20 アドバンスド、エナジー、テクノロジー、インコーポレーテッド 有孔円筒形燃料電池
JP2005293910A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Yamanashi Tlo:Kk 燃料電池セルおよびその集合体
JP2005353494A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Toyota Motor Corp 燃料電池
JP2006512746A (ja) * 2002-12-23 2006-04-13 マイクロセル コーポレーション 微小繊維状燃料電池の基板に支持された製造方法
WO2006083038A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 燃料電池
JP2006216416A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Toyota Motor Corp チューブ型燃料電池用膜電極複合体バンドル
JP2006216408A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Toyota Motor Corp セルモジュール集合体及び燃料電池
JP2006216403A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Toyota Motor Corp 燃料電池
WO2007026934A1 (ja) * 2005-08-31 2007-03-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 撥水層形成用テープ
JP2007066705A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Toyota Motor Corp チューブ型燃料電池の製造方法
JP2007073383A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Toyota Motor Corp 燃料電池の製造方法及び燃料電池の製造装置
JP2007194205A (ja) * 2005-12-22 2007-08-02 Nok Corp 燃料電池モジュール
JP2007207621A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Noritake Co Ltd 膜−電極接合体の製造方法
WO2007145363A1 (ja) 2006-06-14 2007-12-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha チューブ状固体高分子型燃料電池、及びチューブ状固体高分子型燃料電池の製造方法
US7534513B2 (en) 2004-06-11 2009-05-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Membrane electrode assembly for a tube-shaped fuel cell and tube-shaped fuel cell
DE112005001340B4 (de) * 2004-06-11 2010-08-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Zellenmodul und Brennstoffzelle
US7977009B2 (en) 2004-06-11 2011-07-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cell module for fuel cell, method for forming cell module, and fuel cell
US8048584B2 (en) 2003-03-07 2011-11-01 Microcell Corporation Fuel cell structures and assemblies
US8283084B2 (en) 2005-02-04 2012-10-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hollow-shaped membrane electrode assembly for fuel cell and hollow-type fuel cell
JP2016534489A (ja) * 2013-09-23 2016-11-04 フレセニウス・メディカル・ケア・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 燃料電池

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005531906A (ja) * 2002-06-28 2005-10-20 アドバンスド、エナジー、テクノロジー、インコーポレーテッド 有孔円筒形燃料電池
JP2006512746A (ja) * 2002-12-23 2006-04-13 マイクロセル コーポレーション 微小繊維状燃料電池の基板に支持された製造方法
US8048584B2 (en) 2003-03-07 2011-11-01 Microcell Corporation Fuel cell structures and assemblies
EP1580831A3 (en) * 2004-03-22 2006-06-07 Ibiden Co., Ltd. Solid-state polyelectrolyte type fuel cell
EP1580831A2 (en) * 2004-03-22 2005-09-28 Ibiden Co., Ltd. Solid-state polyelectrolyte type fuel cell
JP2005293910A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Yamanashi Tlo:Kk 燃料電池セルおよびその集合体
WO2005122317A3 (en) * 2004-06-11 2006-08-17 Toyota Motor Co Ltd Fuel cell
US7534513B2 (en) 2004-06-11 2009-05-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Membrane electrode assembly for a tube-shaped fuel cell and tube-shaped fuel cell
US8741463B2 (en) 2004-06-11 2014-06-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell
WO2005122317A2 (en) * 2004-06-11 2005-12-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell
JP2005353494A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Toyota Motor Corp 燃料電池
US7977009B2 (en) 2004-06-11 2011-07-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cell module for fuel cell, method for forming cell module, and fuel cell
US7887973B2 (en) 2004-06-11 2011-02-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cell module and fuel cell having a water permeable hollow body
DE112005001340B4 (de) * 2004-06-11 2010-08-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Zellenmodul und Brennstoffzelle
WO2006083038A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 燃料電池
JP2006216416A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Toyota Motor Corp チューブ型燃料電池用膜電極複合体バンドル
JP2006216408A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Toyota Motor Corp セルモジュール集合体及び燃料電池
JP2006216403A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Toyota Motor Corp 燃料電池
US8283084B2 (en) 2005-02-04 2012-10-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hollow-shaped membrane electrode assembly for fuel cell and hollow-type fuel cell
JP2007066705A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Toyota Motor Corp チューブ型燃料電池の製造方法
US7838064B2 (en) 2005-08-31 2010-11-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method for manufacturing tube-type fuel cell
JP2007066706A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Toyota Motor Corp 撥水層形成用テープ
DE112006002128B4 (de) 2005-08-31 2013-03-21 Toyota Jidosha K.K. Verfahren zur Herstellung einer röhrenförmigen Brennstoffzelle
WO2007026934A1 (ja) * 2005-08-31 2007-03-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 撥水層形成用テープ
US7951314B2 (en) 2005-09-08 2011-05-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of producing fuel cell and production apparatus for fuel cell
JP2007073383A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Toyota Motor Corp 燃料電池の製造方法及び燃料電池の製造装置
JP2007194205A (ja) * 2005-12-22 2007-08-02 Nok Corp 燃料電池モジュール
JP2007207621A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Noritake Co Ltd 膜−電極接合体の製造方法
WO2007145363A1 (ja) 2006-06-14 2007-12-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha チューブ状固体高分子型燃料電池、及びチューブ状固体高分子型燃料電池の製造方法
JP2016534489A (ja) * 2013-09-23 2016-11-04 フレセニウス・メディカル・ケア・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 燃料電池

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8323848B2 (en) Membrane-electrode assembly for fuel cell, preparation method, and fuel cell comprising the same
JP2002124273A (ja) 固体高分子型燃料電池とその製造方法及び固体高分子型燃料電池モジュール
JP3516264B2 (ja) 燃料電池の膜電極アセンブリ
JP2006019298A (ja) 燃料電池用高分子電解質膜,膜−電極アセンブリー,燃料電池システム及び膜−電極アセンブリーの製造方法
JP2006140152A (ja) 燃料電池用電極、これを含む燃料電池用膜/電極アセンブリ、及び燃料電池システム
CN1741309A (zh) 燃料电池的电极和包括它的燃料电池
US8283084B2 (en) Hollow-shaped membrane electrode assembly for fuel cell and hollow-type fuel cell
KR20110043908A (ko) 고분자 전해질 연료전지용 막전극접합체 제조 방법
JP2004192950A (ja) 固体高分子型燃料電池及びその製造方法
CN1976108A (zh) 实心多孔支撑体平板串接式微型固体氧化物燃料电池
KR100548118B1 (ko) 연료 전지용 전극 및 연료 전지
WO2003105265A1 (ja) 液体燃料供給型燃料電池
US20090286126A1 (en) Tube-shaped solid polymer fuel cell and method for producing tube-shaped solid polymer fuel cell
KR101127343B1 (ko) 연료전지용 막전극 접합체 제조방법과 이로부터 제조된막전극 접합체 및 연료전지
JP4945887B2 (ja) セルモジュール及び固体高分子電解質型燃料電池
JP2001076734A (ja) 固体高分子型燃料電池
JP4604072B2 (ja) 膜・電極接合体
JP3495668B2 (ja) 燃料電池の製造方法
JP2007134180A (ja) 燃料電池
JP2002015742A (ja) 燃料電池および燃料電池用プロトン導電部材
JP2004185904A (ja) 燃料電池
WO2006083038A1 (ja) 燃料電池
JP7069505B2 (ja) 膜電極接合体の製造方法および積層体
CN109411770B (zh) 一种燃料电池用双极板及燃料电池
KR20080044495A (ko) 연료 전지용 막-전극 어셈블리의 제조방법 및 이로부터제조된 연료 전지용 막-전극 어셈블리