JP2002123154A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002123154A
JP2002123154A JP2000315577A JP2000315577A JP2002123154A JP 2002123154 A JP2002123154 A JP 2002123154A JP 2000315577 A JP2000315577 A JP 2000315577A JP 2000315577 A JP2000315577 A JP 2000315577A JP 2002123154 A JP2002123154 A JP 2002123154A
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lever
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closing lid
operation lever
unit
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Ichiro Yasumaru
一郎 安丸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光学ユニットに対するプロセスカートリッジの
位置決めを、煩わしい操作をしなくても常に所定の位置
に保持できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】プロセスカートリッジ10を保持すると共
に感光ドラム12を位置決めする位置決め手段としての
作動プレート110を備えた開閉蓋100と、この開閉
蓋100に設けられ作動プレート110を操作すること
が可能な操作レバー600と、可動の中間転写体ユニッ
ト700を接離動作させる離間レバー750と、中間転
写体ユニット700がプロセスカートリッジ10側に当
接するように離間レバー750を作動させると離間レバ
ー750に連動して操作レバー600を所定の位置に押
し上げる連動手段としての突起780と、を備えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に対して
着脱自在のプロセスカートリッジを備えた画像形成装置
に関し、特にプロセスカートリッジの像担持体と像担持
体に画像光を照射する光学ユニットの位置合わせの技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザーなどの光源より発せられ
た光を像担持体としての感光ドラムに照射してトナーに
より現像をおこなって画像を得るカラー画像形成装置に
おいて、色ズレの少ないカラー画像を得るためにレーザ
ー光などの光を発する複数の光学ユニットと感光ドラム
等を有する複数のプロセスカートリッジの位置を正確に
合わせることが必要になっている。
【0003】それぞれの位置関係は、例えば光学ユニッ
トを基準にして考えると光学ユニットの光軸を基準にプ
ロセスカートリッジの感光ドラムは横方向と縦方向の位
置が正確に位置だしされていることが必要である。
【0004】これら光学ユニットと感光ドラムの正確な
位置だしの方法は多数提案されている。
【0005】例えば従来より多く提案されている感光ド
ラムを含むプロセスカートリッジの保持方法では、プロ
セスカートリッジの一端は駆動側であるのでカップリン
グ等を有する駆動ユニット等で保持している。一方、非
駆動側である保持側は光学ユニットに対して正確に位置
だしが可能なような位置決め手段としての面板を装置本
体側に取り付けることで位置が決定される。
【0006】この面板は、光学ユニットに対して横方向
の位置と縦方向の位置を決定することができるように2
枚で別々に構成されていることが多い。
【0007】よって、プロセスカートリッジの交換のた
びにこの面板を取り外して再度装着することが必要とな
っている。
【0008】このように2枚の面板によって構成すると
操作が煩雑なため、たとえば横方向を決定する面板に縦
方向を決定する面板を載せて構成し、横方向の位置を決
定する面板を閉じた後縦方向を決定する面板を左右に動
かして縦方向と横方向の位置を決定している。
【0009】一方、このプロセスカートリッジの感光ド
ラムに当接する中間転写体ユニットなどの可動ユニット
はこれらのプロセスカートリッジを交換するときには感
光ドラムより離れた状態で保持されるように、たとえば
中間転写体ユニットを上下動する機構や離間動作を行う
ときに必要なレバーなどが設けられていて、プロセスカ
ートリッジ交換時には中間転写体を離間させ、交換後に
所定の位置に持ち上げて感光ドラムに当接させるように
構成されている。
【0010】以上の動作によってプロセスカートリッジ
の交換と光学ユニットに対する位置あわせ等を完了す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、プロセスカートリッジの位置決めを行っ
ている横方向と縦方向を決定するそれぞれの面板のう
ち、縦方向を決定する面板は蓋を閉じた後作動させてプ
ロセスカートリッジの感光ドラムの位置を決定してい
る。
【0012】さらに、中間転写体ユニットの転写ベルト
を感光ドラムに当接させるためにレバーを作動させてい
る。
【0013】このように構成していることで、プロセス
カートリッジをユーザーが交換するときに外装のカバー
を開けた後に行う操作として、中間転写体ユニットをプ
ロセスカートリッジから離間させる操作と、プロセスカ
ートリッジを装置本体に着脱させるための蓋や感光ドラ
ムの位置決め機構等を操作するといった具合に、非常に
操作が煩雑になる。
【0014】さらに、プロセスカートリッジを交換した
後、先ほどの操作と逆の操作を行って所定の作業を完了
させようとする一部の操作を忘れてしまう可能性があ
る。
【0015】一連の操作の中で、例えば中間転写体ユニ
ットを下げたままで動作させても排出された画像には何
も描かれないのですぐに不具合を察知できる。また、こ
れだけ大きなユニットの操作のし忘れは容易に検知可能
である。
【0016】しかし、ユーザーが操作する必要のある位
置決め手段の面板を所定の位置に操作し忘れると、光学
ユニットと感光ドラムの位置が正確に保持されていない
だけで画像は出力される。
【0017】この画像は、わずかなズレが生じている程
度であるので、本来の色ズレの少ない画像との見分けが
なかなかつかないので、次のプロセスカートリッジなど
の交換までズレの生じた画像を出し続けることが考えら
れる。
【0018】さらに、面板の移動は他のユニットの操作
時の移動量に対してわずかなので操作のし忘れを検知す
る事は容易ではなく、色ズレの少ないカラー画像をユー
ザーに提供するといった本来の目的を達成する事ができ
ないという問題があった。
【0019】本出願に係る発明の目的は、光学ユニット
に対するプロセスカートリッジの位置決めを、煩わしい
操作をしなくても常に所定の位置に保持できる画像形成
装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、装置本体に対して着脱自在で少なくとも
像担持体を含むプロセスカートリッジと、前記装置本体
に対して固定され前記像担持体に画像を形成するための
光を照射する光学系を有する光学ユニットと、前記像担
持体に対し接離可能に設けられる可動ユニットと、を備
えた画像形成装置において、前記プロセスカートリッジ
を保持すると共に前記像担持体を位置決めする位置決め
手段を備えた開閉蓋と、該開閉蓋に設けられ前記位置決
め手段を操作することが可能な操作レバーと、前記可動
ユニットを接離動作させる離間レバーと、前記可動ユニ
ットがプロセスカートリッジ側に当接するように前記離
間レバーを作動させると該離間レバーに連動して前記操
作レバーを所定の位置に押し上げる連動手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0021】可動ユニットは、たとえば中間転写体ユニ
ットや搬送ユニットが含まれる。
【0022】前記開閉蓋の位置決め手段は像担持体の縦
方向位置を位置決めするプレートを有し、前記操作レバ
ーが前記プレートに連動する構成となっていることを特
徴とする。
【0023】前記操作レバーは開閉蓋を閉じたときに開
閉蓋の外側から操作できるような位置に取り付けられる
ことを特徴とする。
【0024】前記離間レバーは、たとえば、像担持体に
当接する位置に動作させると開閉蓋の表面上を動いて行
くように構成されると共に、離間レバーを操作する面の
裏面側に操作レバーに当接する突起が形成され、前記離
間レバーを操作して可動ユニットを像担持体に当接させ
ると、離間レバーが開閉蓋の表面上を動いていき像担持
体の縦方向の位置を規制するプレートに連動する操作レ
バーに重なるように構成され、このプレートが像担持体
の縦方向の位置を規制していないような場合に離間レバ
ーの裏面に設けられた突起が操作レバーを押して操作レ
バーを所定の位置に動かすことが可能なように構成され
ることが好適である。
【0025】前記開閉蓋は、開閉蓋を閉位置にてロック
するロック機構を有し、前記操作レバーがロック機構と
連動する構成となっていることを特徴とする。
【0026】前記操作レバーは、開閉蓋上に設けられた
支持点を支点に回転動作する構成となっていることが好
ましい。
【0027】本発明は、プロセスカートリッジは複数設
けられている場合に特に効果的である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0029】図1乃至図10は、本発明の実施の形態に
係る画像形成装置を示したものである。
【0030】まず、図10により本発明が具現化される
画像形成装置の全体構成について説明する。
【0031】本実施の形態の画像形成装置はカラー画像
形成装置で、装置本体に対して着脱自在で少なくとも像
担持体としての感光ドラム12を含む複数のプロセスカ
ートリッジ10y,10m,10c,10kと、装置本
体に対して固定され感光ドラム12に画像を形成するた
めの光を照射する光学系を有する光学ユニット20y,
20m,20c,20kと、感光ドラム12に対し接離
可能に設けられる可動ユニットとしての中間転写体ユニ
ット30と、を備えている。さらに、この画像形成装置
には被転写材搬送ユニット40および定着ユニット50
等が設けられている。
【0032】プロセスカートリッジ10y,10m,1
0c,10kは4色分で装置本体の対応する各現像形成
ステーションに着脱可能となっており、光学ユニット2
0y,20m,20c,20kは各感光ドラム12に画
像情報に対応してレーザー光を照射するようになってい
る。
【0033】各プロセスカートリッジ10y,10m,
10c,10kは同一構造とされ、それぞれ感光ドラム
12,帯電手段13,現像装置14及びクリーニング装
置15が一体的に構成されている。なお、プロセスカー
トリッジには感光ドラム12だけでもよいし、感光ドラ
ム12の他に、帯電手段13,現像装置14及びクリー
ニング装置15の少なくとも一つを備えていればよい。
【0034】中間転写体ユニット30は、無端ベルト体
である転写ベルト31,転写ベルト31を回転可能に支
持する3つのローラー32,33,34、各感光ドラム
12に形成されたトナー像を転写ベルト31に転写する
一次転写ローラー35、及び転写ベルト31上に転写さ
れたトナー像を更に被転写材Pに転写する二次転写ロー
ラー36を備えている。
【0035】被転写材搬送ユニット40は、各給紙カセ
ット41あるいは給紙トレイ42から被転写材Pを二次
転写領域に搬送するピックアップローラー43、給紙ロ
ーラー44、搬送ローラー45、およびレジストローラ
ー46などを備えている。
【0036】定着ユニット50は、定着ローラー51お
よび加圧ローラー52を備え、被転写材P上のトナー像
に熱と圧を加えることで定着を行う。
【0037】上記構成において、まず1色目例えばブラ
ックのプロセスカートリッジ10kにおいて、感光ドラ
ム12が帯電手段13によって一様に帯電された後、光
学ユニット20kから照射されたレーザー光22によっ
て潜像が形成され、この潜像が現像装置14によって現
像されてトナー像が形成される。
【0038】感光ドラム12上に形成されたトナー像
は、一次転写ローラー35の作用によって転写ベルト3
1上に一次転写される。一次転写が終了した感光ドラム
12はクリーニング装置15によってクリーニングさ
れ、次の画像形成に供される。
【0039】同様の画像形成工程がy(イエロー),m
(マゼンタ),c(シアン)用の各プロセスカートリッ
ジ10y,10m,10cにおいても行われて各色のト
ナー像が形成され、先に形成されたトナー像に順番に重
ね転写される。
【0040】一方、被転写材Pが給紙カセット41また
は給紙トレイ42から被転写材搬送ユニット40によっ
て二次転写領域に搬送され、二次転写ローラー36の作
用によって転写ベルト31上に形成されたトナー像が被
転写材Pに転写される。トナー像を転写された被転写材
Pは定着ユニット50に搬送され、定着ローラー51と
加圧ローラー52のニップ部にてトナー像が定着され、
排紙ローラー55によって排紙トレー56上に排紙され
る。
【0041】つぎに、図1乃至図9を用いて、本発明の
特徴部分であるプロセスカートリッジ10y,10m,
10c,10kの位置を正確に位置だしする開閉蓋10
0および開閉蓋100の操作レバー600と中間転写体
ユニット700(以下、図10の中間転写体ユニット3
0を中間転写体ユニット700として説明する)とを動
作させる離間レバー750との関係について説明する。
尚、上述のように各プロセスカートリッジは同一の構造
を備えているので、つぎの説明においては各プロセスカ
ートリッジ10として説明する。
【0042】すなわち、本発明は、図1乃至図5に示す
ように、プロセスカートリッジ10を保持すると共に像
担持体としての感光ドラム12を位置決めする位置決め
手段としてのCRG受け200及び作動プレート110
を備えた開閉蓋100と、この開閉蓋100に設けられ
位置決め手段を構成する作動プレート110を操作する
ことが可能な操作レバー600と、中間転写体ユニット
700を接離動作させる離間レバー750と、中間転写
体ユニット700がプロセスカートリッジ10側に当接
するように前記離間レバー750を作動させると離間レ
バー750に連動して操作レバー600を所定の位置に
押し上げる連動手段としての突起780と、を備えてい
る。
【0043】位置決め手段を構成するCRG受け200
は感光ドラム12の横方向の位置決めをし、作動プレー
ト110が感光ドラム12の縦方向の位置決めをする。
作動プレート110は開閉蓋100上をCRG受け20
0の凹部201の内側を動作するように配置されている
(図4,図5参照)。
【0044】操作レバー600は開閉蓋100を閉じた
ときに開閉蓋100の外側から操作できるような位置に
取り付けられるもので、この実施の形態では開閉蓋10
0上に設けられた開閉蓋ヒンジ軸受120を支持点とし
て回転動作する構成となっている。
【0045】離間レバー750は、感光ドラム12に当
接する位置に動作させると開閉蓋100の表面上を動い
て行くように構成されると共に、離間レバー750を操
作する面の裏面側に操作レバー600に当接する突起7
80が形成され、離間レバー750を操作して中間転写
体ユニット700を感光ドラム12に当接させると、離
間レバー750が開閉蓋100の表面上を動いていき感
光ドラム12の縦方向の位置を規制する作動プレート1
10に連動する操作レバー600に重なるように構成さ
れ、この作動プレート110が感光ドラム12の縦方向
の位置を規制していないような場合に離間レバー750
の裏面に設けられた突起780が操作レバー600を押
して操作レバーを600所定の位置に動かすことが可能
なように構成されている。
【0046】図6乃至図8は開閉蓋ユニット500を示
す図である。
【0047】開閉蓋100には、開閉蓋ヒンジ軸受12
0、各プロセスカートリッジ10を保持するCRG受け
200、開閉蓋100を閉位置にてロックするロック機
構を構成するロックプレート300が取り付けられる。
前記操作レバー600はロックプレート300とも連動
する構成となっている。また、開閉蓋100上には、第
一基準穴101a・101b、プロセスカートリッジ1
0を保持するCRG受け200の位置決め穴102、開
閉蓋ヒンジ軸受120の位置決め穴103が設けられて
いる。
【0048】次に、開閉蓋100上に取り付けられた各
部品の配置を説明する。
【0049】まず、開閉蓋100の位置決め穴103を
基準に開閉蓋ヒンジ軸受120がビス止めされている。
位置決め穴102は第一基準穴101aを基準にして正
確に位置だしされていて、この位置決め穴102に対し
てCRG受け200の取り付け軸を嵌合させてCRG受
け200がビス止めされることになりCRG受け200
は開閉蓋100上に第一基準穴101aを基準にして正
確に取り付けられる(図8参照)。
【0050】また、ロックプレート300は、開閉蓋1
00上を左右に摺動するように取り付けられており、図
示しないバネによって常に一定方向に保持されている。
ロックプレート300は爪係止部301を有しており、
この爪係止部301が第一の側板60に取り付けられた
ロック爪302に係合することで開閉蓋ユニット500
は第一の側板60に取り付けられることになる(図3,
図5参照)。
【0051】次に、開閉蓋100の外装105側に取り
付けられた操作レバー600と作動プレート110と開
閉蓋ユニット500のロック機構との関係について、図
6,図7を使って説明する。
【0052】図6において、操作レバー600は、開閉
蓋100に取り付けられた開閉蓋ヒンジ軸受120を軸
中心に回転可能に取り付けられている。
【0053】一方、ロックプレート300にはロックと
ロック解除の動作時に、ロックプレート300と一体で
動くロック軸310が外装側に突出して形成されてい
る。また、作動プレート110にも同様に外装側に突出
して作動プレート110の動作時に作動プレート110
と一体で動く作動プレート軸112が形成されている。
【0054】これらロック軸310と作動プレート軸1
12は、操作レバー600の上下の位置に突出してい
る。
【0055】図7は、操作レバー600を裏面側から見
た図であり操作レバー600には先述したそれぞれの軸
に連動することが可能な凹部を有している。
【0056】第一の凹部610は、ロック軸310に連
動し、凹部610の幅はロック軸310よりも大きく形
成されている。第二の凹部612は作動プレート軸11
2に嵌合している。
【0057】このような関係に構成されている操作レバ
ー600を作動させると、作動プレート110は操作レ
バー600に連動して動くが、先述したようにロック軸
310に対して第一の凹部610を嵌合させないで隙間
を設けているので、ロックプレート300は空転領域を
有して動くことになる。
【0058】また、ロックプレート300は一方向に片
寄せする図示しない片寄せバネが設けられているので、
ロックプレート300の戻り方向に関しては操作レバー
600の第一の凹部610は当接する事はなく、開閉蓋
ユニット500のロックを解除するとき以外は連動して
動作しない。
【0059】また、ロックプレート300に設けられた
斜面とロック爪302に設けられた斜面が開閉蓋ユニッ
ト500を閉じるときにちょうど当接するように構成さ
れていて、閉じるときにこのロック爪302の斜面をロ
ックプレート300の斜面側が滑ってロックプレート3
00が、片寄せバネの戻り方向と逆側に動いてロックプ
レート300のロックが掛かるようになっている。
【0060】つまり、開閉蓋ユニット500を閉じると
きには操作レバー600を操作することなく開閉蓋ユニ
ット500を閉じることが可能であり、開閉蓋ユニット
500を閉じると同時にロックプレート300がロック
爪302に掛かって開閉蓋ユニット500は閉じた位置
に保持される。
【0061】次に、図4及び図5を用いて開閉蓋ユニッ
ト500の開閉動作を説明する。
【0062】図4において第一の側板60上にビス止め
によって取り付けられた側板ヒンジ軸受け70と開閉蓋
ユニット500の開閉蓋ヒンジ軸受け120がヒンジ軸
121によって回転可能に取り付けられている。同じく
第一の側板60には、80の開閉蓋受けが取り付けられ
ていて開閉蓋ユニット500が開いたときのストッパー
となっているので、開閉蓋ユニット500の開動作を行
ったときには開閉蓋受け80に開閉蓋100の外装10
5側が突き当たって開いたときの位置が決定される。
【0063】また、図5に示すように開閉蓋ユニット5
00が開閉蓋受け80に突き当たって開いているときに
は、第一の側板60を基準にして90度以上開いている
ようになっていてプロセスカートリッジ10の着脱が容
易にできるようになっている。
【0064】次に図3を用いて開閉蓋ユニット500が
第一の側板60に取り付いたときの取り付け基準につい
て説明する。
【0065】まず、前後の側板である第一の側板60と
第二の側板65に挟まれて光学ユニット20と光学ステ
ー80が保持されていて、第二の側板65にはカップリ
ング95を有する駆動ユニット90が取り付けられてい
る。またプロセスカートリッジ10を本体に挿入すると
きには図示しないガイドレールが設けられていてそれぞ
れのプロセスカートリッジ10が本体内に挿入できるよ
うになっている。
【0066】本体に挿入されると第二の側板65側に配
置された駆動ユニット90のカップリング95に、プロ
セスカートリッジ10の駆動連結部が連結されることで
プロセスカートリッジ10は駆動力を駆動ユニット90
より受けることになる。
【0067】この状態ではプロセスカートリッジ10の
非駆動側は保持されていないので、開閉蓋ユニット50
0によって保持することとなる。
【0068】一方、開閉蓋ユニット500の第一の側板
への位置決めは以下のように行っている。第一の側板6
0上には第一の基準軸62と第二の基準軸63が配置さ
れている。
【0069】まず第一の基準軸62は第一の側板60に
ビス止めされていて、その内側に同じく第二の基準軸6
3がビス止めされている。第一の基準軸62に開閉蓋1
00の第一基準穴101aが嵌合し、もう一方の第一の
基準軸62に第一基準穴101bが入って行くが開閉蓋
ユニット500はそれぞれのヒンジ軸受けの部分を支点
にして左右にガタ分だけスライドするのでこの基準穴1
01bは嵌合することなくガイドとなっている。
【0070】尚、ガイド側としている第一の基準軸62
と第一の基準穴101aは配置されていなくても同様の
効果が得られる。
【0071】これにより開閉蓋ユニット500は第一基
準軸62と第一基準穴101aによって左右方向の位置
が決定される。
【0072】また、先述したように開閉蓋ユニット50
0の開閉動作によって蓋が閉じられるとロック爪302
にロックプレート300が係合する事で開閉蓋ユニット
500はこれら基準軸を基準に取り付く。また、開閉蓋
ユニット500の開動作を行うためには、操作レバー6
00を作動させることでロックの解除ができる。
【0073】以上の構成により、開閉蓋ユニット500
は第一の基準軸62によって正確に位置決めされること
になる。更にこの第一の基準軸62は、第一の基準軸6
2と第二の側板65の図示しない第三の基準軸と光学ユ
ニット20を有する光学ステー80の取り付け基準を同
一線上に(図中81)配置しているので、それぞれの基
準から見たときのプロセスカートリッジ10と光学ユニ
ット20は等間隔に配置されているので同一線上に相対
して配置されていることになっている。
【0074】つまり、プロセスカートリッジ10kは第
一の基準軸62を基準にした開閉蓋ユニット500の保
持部と第三の基準軸を基準にした駆動ユニット90のカ
ップリング95によって基準軸線上81に対して略平行
に取り付けられていて、それと同様にその他のプロセス
カートリッジ10y,10m,10cもそれぞれ略平行
に配置されている。
【0075】一方、光学ユニット20は、光学ステー8
0の取り付け基準を基準にして、それぞれのプロセスカ
ートリッジ10に対して略平行になるように位置出しさ
れている。
【0076】これらの保持方法によって、各プロセスカ
ートリッジ10と各光学ユニット20は略平行な位置に
保持される。
【0077】次に、感光ドラム12軸の位置決めについ
て図3を用いて説明する。
【0078】開閉蓋100に正確に位置決めされたCR
G受け200には軸受部として凹部201が形成されて
いて、開閉蓋ユニット500の閉動作時に基準軸等に嵌
合しながら且つ各プロセスカートリッジ10の感光ドラ
ム12の軸と凹部201が嵌合しながら閉じていくこと
で、プロセスカートリッジ10の横方向の位置が第一の
基準軸62を基準にして決定される。
【0079】一方、縦方向の位置決めは開閉蓋ユニット
500の閉動作後にロックプレート300とロック爪3
02が係合して開閉蓋ユニット500がロックされた
後、操作レバー600を操作すると作動プレート110
が左右方向に作動されて位置を決定する。ここで、作動
プレート110が左右に移動すると感光ドラム12の縦
方向の位置決めを行う具体的な構成としては、例えば、
作動プレート110の横穴に感光ドラム12の軸を嵌合
させ、作動プレート110の横穴の側縁をカム面のよう
にしておく構成等がある。
【0080】次に、これらの条件によって保持されたプ
ロセスカートリッジ10の感光ドラム12に当接する中
間転写体ユニット700の離間動作と離間レバー750
の関係について、図9を使って説明する。
【0081】図9中、752は離間レバー750に連動
するレバーで、回転軸754を中心にレバー752は回
転し、756のレバー軸が作動する。レバー軸756
は、左右方向に直進する直進板758の直進溝760に
嵌合しており、離間レバー750の作動によるレバー軸
756の動きを直進作動に変換し直進板758は左右に
作動する。
【0082】次に、この直進板758に設けられた直進
板軸762がカム板764のカム面766に当接してい
るので、直進板758の作動に伴ってカム面766が直
進板軸762上を滑ることでカム板764は上下動す
る。
【0083】カム板764には中間転写体ユニット70
0が載っていて、カム板764の上下動に伴って同様に
中間転写体ユニット700も上下動することになる。以
上の動作によって、中間転写体ユニット700はプロセ
スカートリッジ10から離間するように構成されてい
る。
【0084】このように構成された中間転写体ユニット
700の離間当接を行う離間レバー750と開閉蓋ユニ
ット500の操作レバー600の関係について、図1及
び図2を使って説明する。
【0085】同図において、離間レバー750は開閉蓋
ユニット500の前方を動くように構成されている。
【0086】開閉蓋ユニット500を閉じるとき、操作
レバー600を操作することなく開閉蓋ユニット500
は閉じることができることが可能なように設定されてい
るので、操作レバー600は図中aの位置にいることに
なる。この状態ではプロセスカートリッジの感光ドラム
の位置は開閉蓋ユニット500のCRG受け200によ
って横方向の位置が決定されているだけである。
【0087】さらにこの状態で、中間転写体ユニット7
00を所定の位置に持ち上げるために離間レバー750
を操作すると、離間レバー750の裏面側に設けられた
突起780が操作レバー600に当接する。離間レバー
750はさらに回転操作されないと中間転写体ユニット
700が感光ドラム12に当接する所定の位置に到達し
ない。それ故、さらに離間レバー750を操作すること
が必要であると同時に、離間レバー750が所定の位置
まで回転されると操作レバー600が平行な位置である
b点にまで押されることになる。
【0088】図2は、離間レバー750によって操作レ
バー600がb点まで押された図である。b点まで押さ
れたことによって、操作レバー600に連動する作動プ
レート軸112と作動プレート110は横方向に作動す
ることになるので感光ドラム12を縦方向に持ち上げる
動作を同時に行うことになる。
【0089】また、離間レバー750を操作する以前に
操作レバー600を作動しているときは、離間レバー7
50の突起780が終点となるb点まで当接する事がな
いだけで、この部分の機構は空転するだけで何ら問題は
ない。
【0090】以上の動作によって開閉蓋ユニット500
を閉じた後、操作レバー600の操作を行うことなく離
間レバー750の動作によって感光ドラム12と光学ユ
ニット20と中間転写体ユニット700に位置を正確に
位置だし可能となる。
【0091】以上説明したように、離間レバー750の
動作に連動して操作レバー600を動かすように構成し
ているので、作業者がプロセスカートリッジ10を交換
したときに感光ドラム12の縦方向の位置を決定する作
動プレート110と操作レバー600の操作を忘れても
離間レバー750の操作時に操作し忘れの防止を行うこ
とが可能である。
【0092】また、この比較的小さい操作レバー600
の操作し忘れを前側のカバーを閉じたとき作業者に知ら
しめることを比較的大きな離間レバー750で行うこと
ができるので、容易に装置の構成が可能となる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可動ユニットの離間動作とプロセスカートリッジの像担
持体の位置を決定する操作レバーを連動することが可能
なように構成しているので、プロセスカートリッジの交
換動作を完了し開閉蓋を閉じた後、操作レバーを所定の
位置に操作し忘れても、離間レバーを所定の位置に操作
するだけで操作レバーが作動して位置決め手段を所定位
置に操作することができ、煩わしい操作をしなくても常
に像担持体を光学ユニットに対して正確に位置決めする
ことができる。
【0094】特に複数のプロセスカートリッジを有する
場合には、各像担持体の位置ずれを容易に補正可能とな
り、色ずれの少ないカラー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の離間
レバーと操作レバーの関係を示す図である。
【図2】図1の離間レバーをプロセスカートリッジ側に
当接させた状態を示す図である。
【図3】開閉蓋とプロセスカートリッジと光学ユニット
の位置決めを表す図である。
【図4】開閉蓋の開閉動作を示す図である。
【図5】開閉蓋を開いてプロセスカートリッジを装着し
た図である。
【図6】開閉蓋と操作レバーの関係を表す図である。
【図7】図6の操作レバーの裏面図である。
【図8】開閉蓋の分解斜視図である。
【図9】中間転写体ユニットの離間動作を表す図であ
る。
【図10】画像形成装置の全体構成図である。
【符号の説明】
10 プロセスカートリッジ 20 光学ユニット 100 開閉蓋 110 作動プレート(位置決め手段;縦方向) 200 CRG受け(位置決め手段;横方向) 300 ロックプレート(ロック機構) 600 操作レバー 30,700 中間転写体ユニット(可動ユニット) 750 離間レバー 780 突起(連動手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に対して着脱自在で少なくとも像
    担持体を含むプロセスカートリッジと、前記装置本体に
    対して固定され前記像担持体に画像を形成するための光
    を照射する光学系を有する光学ユニットと、前記像担持
    体に対し接離可能に設けられる可動ユニットと、を備え
    た画像形成装置において、 前記プロセスカートリッジを保持すると共に前記像担持
    体を位置決めする位置決め手段を備えた開閉蓋と、該開
    閉蓋に設けられ前記位置決め手段を操作することが可能
    な操作レバーと、前記可動ユニットを接離動作させる離
    間レバーと、前記可動ユニットがプロセスカートリッジ
    側に当接するように前記離間レバーを作動させると該離
    間レバーに連動して前記操作レバーを所定の位置に押し
    上げる連動手段と、を備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】前記開閉蓋の位置決め手段は像担持体の縦
    方向位置を位置決めするプレートを有し、前記操作レバ
    ーが前記プレートに連動する構成となっていることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記操作レバーは開閉蓋を閉じたときに開
    閉蓋の外側から操作できるような位置に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記離間レバーは、像担持体に当接する位
    置に動作させると開閉蓋の表面上を動いて行くように構
    成されると共に、離間レバーを操作する面の裏面側に操
    作レバーに当接する突起が形成され、 前記離間レバーを操作して可動ユニットを像担持体に当
    接させると、離間レバーが開閉蓋の表面上を動いていき
    像担持体の縦方向の位置を規制するプレートに連動する
    操作レバーに重なるように構成され、このプレートが像
    担持体の縦方向の位置を規制していないような場合に離
    間レバーの裏面に設けられた突起が操作レバーを押して
    操作レバーを所定の位置に動かすことが可能なように構
    成されていることを特徴とする請求項2または3に記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記開閉蓋は、開閉蓋を閉位置にてロック
    するロック機構を有し、前記操作レバーがロック機構と
    連動する構成となっていることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記操作レバーは、開閉蓋上に設けられた
    支持点を支点に回転動作する構成となっていることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】プロセスカートリッジは複数設けられてい
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記
    載の画像形成装置。
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