JP2004246000A - ユニット支持装置および画像形成装置 - Google Patents
ユニット支持装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004246000A JP2004246000A JP2003034698A JP2003034698A JP2004246000A JP 2004246000 A JP2004246000 A JP 2004246000A JP 2003034698 A JP2003034698 A JP 2003034698A JP 2003034698 A JP2003034698 A JP 2003034698A JP 2004246000 A JP2004246000 A JP 2004246000A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- support device
- unit support
- face plate
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】画像形成処理の一工程を実施するための機器を収納位置と引き出し位置とに挿脱可能な複数のユニットを支持するための装置であって、上記複数のユニットの挿脱用開口に対面して該挿脱用開口40Aを開閉可能な面板41を備え、該面板41には、上記複数のユニットに設けられている機器の支持部44が設けられ、該支持部44は、上記面板41が上記挿脱用開口40Aを閉じた際に上記機器を一方向に偏倚させることで偏倚方向に位置決め可能な構成45を備えていることを特徴とする。
【選択図】 図4
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、ユニット支持装置および画像形成装置に関し、さらに詳しくは、複数の像担持体を並設する構造を対象とした場合に各像担持体同士の位置関係を設定するための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタあるいはファクシミリ装置や印刷機などの画像形成装置においては、潜像担持体である感光体に対して形成された静電潜像を現像装置により可視像処理し、可視像をシートなどに転写することにより記録出力を得ることができる。
【0003】
感光体は単一色のみを対象として1個設ける構成だけでなく、複数の色毎の画像を形成するために複数設けた構成があり、後者の場合にはフルカラー画像を含む多色画像を形成する場合に用いられる。
例えば、フルカラー画像を得る方式としては、色分解色に対する補色関係にある色のトナーを用いて感光体毎に形成された色画像を、搬送されてくるシートに対して順次重畳転写する方式あるいは感光体毎の色画像を中間転写体に対してあるいは搬送されてくるシートに順次転写して各画像を重畳する。
重畳された画像は、シートに直接重畳された場合にはそのシートが定着装置に搬送されることで定着され、また、中間転写体を用いた場合に搬送されてくるシートに対して一括転写した後、画像が定着されるようになっている。
【0004】
一方、複数の感光体を用いる場合の構成の一つとして、上記方式のうちで後者の方式を採用する構成には、色毎の画像が形成可能な感光体をこの感光体からの画像が重畳転写あるいはシートを吸着搬送可能なベルトを用いた中間転写体の展張方向に沿って並置した、いわゆる、タンデム構造がある(例えば、特許文献1)。
【0005】
画像形成装置では、感光体を始めとして使用されている装置あるいは部材の保守点検を行う場合がある。このため、感光体およびこれの周辺に配置されている各種の画像形成に係る装置をユニット構成とし、画像形成装置に対してそれらユニットを挿脱可能にした構成が提案されている(例えば、特許文献1)。
【0006】
ユニットの挿脱が可能な構成、特に、多色画像形成が可能なように複数の感光体を備えた画像形成装置では、画像形成装置内に挿入された各種装置間での位置関係を適正にして重ね転写される際の画像の位置ずれを防止する必要がある。
【0007】
従来、各感光体同士の位置関係を設定する構成としては、特許文献1に示されているように、画像形成装置に形成されている挿脱用開口を開閉可能な面板に感光体の支軸挿通支持部を設け、支軸挿通支持部同士を位置決めする構成が提案されている。
【0008】
これとは別の構成としては、ユニットを挿嵌できる形状の穴を各ユニットを対象として形成したガイド部材を設け、このガイド部材を画像形成装置に対して着脱可能にした構成がある(例えば、特許文献2)。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−139976号公報(段落「0056」欄、図7)
【特許文献2】
特開平8−36346号公報(段落「0029」欄、図4)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
感光体の支軸あるいはユニットを挿嵌できる構成においては、嵌合のための余裕を挿嵌部に設ける必要がある。このため、感光体あるいはユニットが挿嵌された場合には、その挿嵌部において挿嵌対象物との間に寸法差が生じ、この寸法差によって各感光体同士あるいはユニット同士の位置関係が僅かであっても所期状態と異なり、結果として、多色画像形成時に行われる色重ね転写の際の画像転写位置ずれを招く虞がある。画像転写位置のズレは色ズレなどの不良画像が発生する原因となる。
【0011】
一方、感光体やユニットの挿脱に際して特許文献1にあるような面板を用いる場合、面板を上方向に引き上げて開放することにより挿脱開口を露呈させる構成の場合には、開放位置にある面板によって挿脱開口を観察する際にその視線方向が遮られてしまい、挿脱操作が行いにくかったり、重力方向に揺動すると不用意に急落して閉じられて思わぬ怪我をする危険があったり面板の破損を招く虞がある。
【0012】
本発明の目的は、上記従来の感光体あるいはユニットの支持装置における問題に鑑み、色ズレが発生しない画像形成部間の位置決めが容易にかつ各実意行えると共に位置決めに用いられる部材の破損やユニットなどの挿脱操作時での危険性を確実になくすことができる構成を備えたユニット支持装置および画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、画像形成処理の一工程を実施するための機器を収納位置と引き出し位置とに挿脱可能な複数のユニットを支持するための装置であって、上記複数のユニットの挿脱用開口に対面して該挿脱用開口を開閉可能な面板を備え、該面板には、上記複数のユニットに設けられている機器の支持部が設けられ、該支持部は、上記面板が上記挿脱用開口を閉じた際に上記機器を一方向に偏倚させることで偏倚方向に位置決め可能な構成を備えていることを特徴としている。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、上記面板は、上記挿脱用開口下縁側を支点として起倒することで該開口を開閉可能な構成であることを特徴としている。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明に加えて、上記面板は上記機器の一部を支持する支持部の構成として、上記挿脱用開口を覆うことができる大きさのカバーと、該カバー内に装填されて上記機器の一部を挿嵌可能な挿嵌部を有する位置決め部材と、該位置決め部材と上記カバーとの間に配置されて上記位置決め部材の面に沿って摺動可能な偏倚設定部材とを備え、上記位置決め部材に挿嵌された上記機器の一部を上記偏倚設定部材により一方向に偏倚させることで上記位置決め部材の挿嵌部の一部に押圧させて偏倚方向に位置決めする構成であることを特徴としている。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明に加えて、上記偏倚設定部材は、上記摺動方向一方に配置されて上記カバー部材の外側から回転操作可能な偏心部材の押圧状態に応じて摺動することにより上記機器の一部を上記位置決め部材の挿嵌部の一部に押し当てて位置決めする構成であることを特徴としている。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明に加えて、上記偏心部材は、上記偏倚設定部材に対する押圧状態を自らの回転位置を保持することで維持することが可能な構成とされていることを特徴としている。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項3乃至5のうちの一つに記載の発明に加えて、上記位置決め部材における上記機器の一部が挿嵌される挿嵌部は、該機器の一部が嵌合可能な傾斜面を有し、該傾斜面の一方に上記機器の一部が押し当てられることにより位置決めができる構成とされていることを特徴としている。
【0019】
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のうちの一つに記載のユニット支持装置を画像形成装置に用いることを特徴としている。
【0020】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明に加えて、上記複数のユニットは、異なる色の画像形成が可能な作像部に用いられることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るユニット支持装置を用いる画像形成装置の一例を示す模式図であり、同図に示す画像形成装置は、タンデム方式を採用してフルカラー画像を形成可能なカラープリンタである。なお、本発明では、図1に示すプリンタに限らず、複写機、ファクシミリ装置あるいは印刷機なども画像形成装置として含んでいる。
【0022】
図1において、画像形成装置20は、次に挙げる各装置を備えている。
原稿画像に応じた各色毎の画像を形成する作像装置21Y、21C、21M、21Kと、各作像装置21Y、21C、21M、21Kに対向して配置された転写装置22と、各作像装置21Y、21C、21M、21Kと転写装置22とが対向する転写領域に記録シートを供給するシート供給手段としての手差しトレイ23、給紙装置24に装備されている給紙カセット24Aと、該手差しトレイ23あるいは給紙カセット24から搬送されてきた記録シートを作像装置21Y、21C、21M、21Kによる作像タイミングに合わせて供給するレジストローラ30と、転写領域において転写後のシート状媒体の定着を行う定着装置1である。
定着装置1は、詳細を説明しないが、記録シートの搬送路を挟んで対向当接可能な加熱ローラおよび加圧ローラを用いて熱および圧力の作用により画像を溶融軟化および浸透の各過程を経て画像を記録シートに定着する熱ローラ定着方式が用いられている。
【0023】
転写装置22は、転写体として複数のローラに掛け回されているベルト(以下、これを転写ベルトという)22Aが用いられ、各作像装置における感光体ドラムと対向する位置には転写バイアスを印加する転写バイアス手段22Y、22C、22M、22Kがそれぞれ配置されてトナーと逆極性の転写バイアスを作用させることで各作像装置で形成されたトナー像を順次、重畳転写するようになっている。
転写装置22には、転写ベルト22A上に重畳転写されたトナー像を記録シートに対して一括転写するための二次転写バイアス手段22Fが記録シートの搬送経路上に配置されている。
【0024】
画像形成装置20は、一般にコピー等に用いられる普通紙と、OHPシートや、カード、ハガキといった90K紙、坪量約100g/m2相当以上の厚紙や、封筒等の、用紙よりも熱容量が大きないわゆる特殊シートとの何れをも記録シートとして用いることが可能である。
【0025】
図1において、各作像装置21Y、21C、21M、21Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンタおよび黒の各色の現像を行うものであり、用いるトナーの色は異なるが、その構成が同様であるから、作像装置21Kの構成を各作像像装置21Y、21C、21M、21Kの代表として説明する。
作像装置21Kは、静電潜像担持体としての感光体ドラム25K、感光体ドラム25Kの回転方向に沿って順に配置されている帯電装置27K、現像装置26K、クリーニング装置28Kを有し、帯電装置27Kと現像装置26Mとの間で書き込み装置29からの書き込み光29Kにより色分解された色に対応する画像情報に応じた静電潜像を形成する構成が用いられる。静電潜像担持体としては、ドラム状の他に、ベルト状とする場合もある。これら感光体ドラムの周囲に配置されている画像形成用、換言すれば、作像用機器は纏めてカートリッジ内に収納されて作像ユニットを構成している。
図1に示す画像形成装置20は、転写装置22が斜めに延在させてあるので、水平方向での転写装置22の占有スペースを小さくすることができる。
【0026】
上記構成を備えた画像形成装置20では、次の行程および条件に基づき画像形成が行われる。なお、以下の説明では、各作像装置を代表して符号21Kで示した黒トナーを用いて画像形成が行われる作像装置を対象として説明するが、他の作像装置も同様であることを前置きしておく。
画像形成時において感光体ドラム25Kは、図示されないメインモータにより回転駆動され、帯電装置27Kに印加されたACバイアス(DC成分はゼロ)により除電され、その表面電位が略−50Vの基準電位に設定される。
次に感光体ドラム25Kは、帯電装置27KにACバイアスを重畳したDCバイアスを印加されることによりほぼDC成分に等しい電位に均一に帯電されて、その表面電位がほぼ−500V〜−700V(目標帯電電位はプロセス制御部により決定される)に帯電される。
【0027】
感光体ドラム25Kは、一様帯電されると書き込み行程が実行される。書き込み対象となる画像は、図示しないコントローラ部からのデジタル画像情報に応じて書き込み装置29を用いて静電潜像形成のために書き込まれる。つまり、書き込み装置29では、デジタル画像情報に対応して各色毎で2値化されたレーザダイオード用発光信号に基づき発光するレーザ光源からのレーザ光がシリンダレンズ(図示されず)、ポリゴンモータ29A、fθレンズ29B、第1〜第3ミラー、およびWTLレンズを介して、各色毎の画像を担持する感光体ドラム、この場合には、便宜上、感光体ドラム25K上に照射され、照射された部分の感光体ドラム表面での表面電位が略−50Vとなり、画像情報に対応した静電潜像が作像される。
【0028】
感光体ドラム25K上に形成された静電潜像は、現像装置26Kにより色分解色と補色関係にある色のトナーを用いて可視像処理されるが、現像行程では、現像スリーブにACバイアスを重畳したDC:−300V〜−500Vが印加されることにより、書き込み光の照射により電位が低下した画像部分にのみトナー(Q/M:−20〜−30μC/g)が現像され、トナー像が形成される。
【0029】
現像行程により可視像処理された各色のトナー画像は、レジストローラ30によりレジストタイミングを設定されて繰り出される記録シートに転写されることになるが、記録シートは、転写ベルト22Aに達する前にローラで構成されたシート吸着用バイアス手段による吸着用バイアスの印加によって転写ベルト22Aに静電吸着されるようになっている。
転写ベルト22Aは、各作像装置での感光体ドラムに対向する位置で転写装置22に装備されている転写バイアス手段22Y、22C、22M、22BKによるトナーと逆極性のバイアス印加によって感光体ドラムからトナー像を静電転写され、重畳転写されたトナー像が二次転写バイアス手段22Fにより記録シートに一括転写される。
【0030】
各色の転写工程を経た記録シートは、転写ベルトユニットの駆動側ローラ(便宜上、図1において符号22A1で示す)で転写ベルト22Aから曲率分離され、定着装置1に向けて搬送され、定着ベルトと加圧ローラとにより構成される定着ニップを通過することにより、トナー像が記録シートに定着されて、排紙トレイ32へと排出される。
図1に示した画像形成装置20では、定着後に排出される記録シートの片面への画像形成だけでなく両面への画像形成を行うことができるようになっており、両面への画像形成時には、定着後の記録シートが反転循環経路RPに搬送され、この循環路末端に位置して手差しトレイ23からのシート繰り出しを兼ねる繰り出しローラRP1によってレジストローラ30に向け繰り出されるようになっている。片面および両面への画像形成時での記録シートの搬送路の切り換えは、定着装置1の後方に配置されている搬送路切り換え爪RP2によって行われる。
【0031】
上述した帯電電位をはじめとする各物性は、上記値に限ることはなく、色彩や濃度などに応じて変更できること勿論である。また、図1において、符号T1〜T4は現像装置で使用されるトナーの補給タンクを示している。
【0032】
図2は、画像形成装置における各作像装置の支持構造を示す図であり、同図には画像形成装置20の内部に設けられているシャーシの一部である側壁パネル40が示されている。
側壁パネル40には、各作像装置25Y、25C、25M、25Kの配列方向に沿って傾斜した開口で構成された挿脱用開口40Aが設けられている。
挿脱用開口40Aは、作像装置における交換対象部品を交換する際などに利用される開口であり、ユニット化されている各作像装置がこの挿脱用開口40Aを介して着脱できるようになっている。
【0033】
挿脱用開口40Aには、開閉可能な面板41が設けられている。
面板41は、挿脱用開口40Aの開閉部材であると共に、ユニットを構成する作像装置に用いられる感光体ドラムの位置を一方向に偏倚させて各作像装置間で所定の位置関係に規定するための部材として用いられる。
図3は面板40の構成を説明するための分解図であり、同図において面板40は、挿脱用開口40Aを覆うことができる大きさを持つカバー42と、カバー42の内部に装填されて作像ユニット側の感光体ドラムの一部をなす支軸に取り付けられている軸受け43(図2参照)および転写ベルトが掛け回されているローラ(図1における符号22A1,22A2で示すローラ)の支軸が挿通されている軸受け(便宜上、図2において1カ所のみを示し、それを符号43’で示す)を挿嵌できる挿嵌部44A、44Bを備えた位置決め部材44と、カバー42と位置決め部材44との間に配置されて位置決め部材44の面に沿って摺動可能な偏倚設定部材45とを備えて構成されている。
【0034】
カバー42は、断面形状が皿形状とされた成型品であり、下縁には一対のヒンジ部42Aが形成され、ヒンジ部42Aには、側壁パネル40の支持部との間にヒンジ軸46が挿通されるようになっている。
ヒンジ軸46が挿通用開口40Aの下縁側に位置することで挿通用開口40Aの下縁側を支点として面板41は起倒されることにより挿通用開口40Aを開閉できるようになっている。
【0035】
カバー42の揺動端側、つまり、挿通用開口40Aの上縁側に対面する開閉端部には、開閉操作に用いられると共に閉じ状態に面板40を保持するための開閉把手47が設けられるようになっている。
開閉把手47は、カバー42の上縁部に形成されている係止部を挟持することで係合可能な一対の断面が横向きU字状をなす弾性片48をカバー42に対面する面に取り付けられてカバー42と一体化されている。
【0036】
弾性片48は、開放部が壁面パネル40に設けられている係合部(図示されず)に噛み合うことで開閉把手47を壁面パネル40側にて保持でき、これにより面板41が挿脱用開口40Aを閉じた状態に維持できるようになっている。従って、面板41の開放時には、弾性片48の噛み合い状態での挟持圧以上の力を面板41の開放方向に作用させることで壁面パネル40の係合部から弾性片48を離脱させることになる。
【0037】
位置決め部材44は、カバー42に対して締結されることにより一体化されるようになっており、挿嵌部のうちで、感光体ドラムの支軸が挿通される軸受け43を対象とする挿嵌部44Aが、図4に示すように、上方に向け拡開するV字状の傾斜面44A1を有する形状とされ、転写ベルトが掛け回されるローラ22A1,22A2を挿通される軸受け(便宜上、図3,4において符号43’で示す)を対象とする挿嵌部44Bも同様に上方に向け拡開するV字状の傾斜面44B1を有する形状とされている。なお、図4(B)において符号44Cは、V字状の傾斜面における内側縁に形成された勾配面であり、勾配面44Cは、面板41が挿通用開口40Aを閉じる際に軸受け43,43’を挿嵌部に導入しやすくするガイドとして用いられる。
【0038】
偏倚設定部材45は、図3に示すように、位置決め部材44に締結されるネジ49が長穴45A内に挿通されることによりネジ49をガイドとして位置決め部材44の面に沿って各作像装置の並置方向に摺動することができるようになっており、位置決め部材44の挿嵌部44A、44Bに位置する軸受け43,43’と対面する位置に、傾斜面45B、45Cがそれぞれ形成されている。
【0039】
傾斜面45B、45Cは、軸受け43,43’と当接してこれを押し動かすことにより一方向に軸受け43,43’を偏倚させることができ、偏倚させるための駆動構造として、図4に示す偏心部材50および復帰バネ51を備えている。
偏心部材50は、カバー41に挿通されて支軸の軸端が位置決め部材44に嵌合して回転自在に支持された揺動部材であり、偏倚設定部材45における摺動方向一端に対面する偏心カム50Aとこれと同軸上に設けられて外部からの回転操作が可能な操作ハンドル部50Bとを備えている。
図3および図4において、偏心部材50における偏心カム50Aは、偏心部材50の支軸を基端とした揺動半径を有するカムプロフィールで形成されている揺動端を備えており、操作ハンドル部50Bの揺動操作によりカムプロフィールにおける中心から揺動端までの延長線上の最大径部が偏倚設定部材45の摺動方向一端に対して直角に対向する状態と平行する状態とにそれぞれ態位設定できるようになっている。
【0040】
復帰バネ51は、偏心部材50により押し動かされる方向と反対方向に偏倚設定部材45を引き動かす付勢力を有しており、一端が位置決め部材44側に、そして他端が偏倚設定部材45に形成されている係止部45Aにそれぞれ掛け止められて作像装置の並置方向に長手方向を平行させている。
【0041】
偏心部材50は、カムプロフィールにおいて最小径部分が偏倚設定部材45に対向当接して、いわゆる、最大径部が偏倚設定部材45の摺動方向一端面に平行している場合には、復帰バネ51の付勢力を受けてその状態を維持している。
この状態に対して、カムプロフィールにおける最大径部が偏倚設定部材45の摺動方向一端面と直角に対向している場合には、復帰バネ51の付勢を受けても元の状態、つまり最小径部分が偏倚設定部材45に対向当接する状態には復帰しない状態を維持するようになっている。
本実施形態では、カムプロフィールにおける最大径部分が偏倚設定部材45の摺動方向一端面と対向当接するときが偏倚設定部材45の傾斜面45A、45Bにより軸受け43,43’を位置決め部材44における挿嵌部44A,44Bの傾斜面一方に押し付ける状態であり、この状態では、偏心部材50の操作ハンドル部50Bが垂下した状態となる関係とされている。
【0042】
操作ハンドル50Bは揺動できる形状とされ、基端から延長された揺動端の一部には、揺動端と直角な方向に張り出す係止片50B1(図3参照)が設けられている。係止片50B1は、操作ハンドル部50Bが垂下した状態の時、開閉把手47にオーバーラップする張り出し長さを有しており、開閉把手47の前面に位置して開閉把手47を覆うようになっている。係止片50B1が開閉把手47とオーバーラップする時期は、操作ハンドル50Bの操作により各作像装置同士の位置決めが行われた時点であり、このときには、係止片50B1が開閉把手47を開放移動を阻止して不用意に面板41が開放されるようなことをなくしている。
【0043】
本実施形態は以上のような構成において、作像装置の交換などが行われる際には挿脱用開口40Aが開放される。この場合には、開閉把手47を把持して弾性片49の挟持圧以上の力によりカバー42を下に向けて倒すことで面板41が挿通用開口40Aを開放できる。
面板40は、挿通用開口40Aの下縁側を支点として倒されるので、開閉端側が挿通用開口40Aの下縁側に位置することになり、これにより挿通用開口40Aを上方から視認しやすい状態とすることができ、作像装置の交換作業時での取り出しおよび装着時での作業位置の確認が容易となる。しかも、下開き構造とされて、換言すれば、重力作用方向に開放されているので、不用意に挿脱用開口40Aが閉じられるようなことがなく、手を挟むなどの危険を回避することができる。
【0044】
面板41により挿通用開口40Aを閉じる場合には、上述した開放時とは逆の手順により面板41を起こして弾性片49を側壁パネル40側に挟持固定する。
面板41が挿通用開口40Aを覆った状態で閉じられると、偏心部材50を操作することにより偏倚設定部材45による作像装置同士の位置決めが行われる。つまり、閉じられた状態の面板42に挿通されている偏心部材50を偏心カム50Aの最大径部が偏倚設定部材45の摺動方向一端に対向当接する状態に回動させる。これにより、偏倚設定部材45は偏心カム50Bに押し動かされることとなり、図4に示すように、偏倚設定部材45を摺動させて傾斜面44A、45Bにより位置決め部材44の挿嵌部44A、44Bに挿嵌されている軸受け43,43’を傾斜面の一方に向けて偏倚させて押し付ける。この結果、各作像装置での感光体ドラムの位置および感光体ドラムと対峙する転写ベルト22Aの位置関係はいずれも同じ方向への偏倚により位置決め部材44における挿嵌部の傾斜面で規定されることとなり、所定の位置決めが行われたことになる。
【0045】
面板41は、挿通用開口40Aを閉じた際には、弾性片48が壁面パネル40側に係合することで閉じ状態を維持され、また、偏心部材50の操作ハンドル部50Bに有する係止片50B1が開閉把手47にオーバーラップした状態を維持されることにより面板41が不用意に開放されることがない状態を維持される。
【0046】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、挿脱用開口を開閉可能な面板に設けられている支持部において機器の一部を一方向に偏倚させるだけの簡単な構成により機器を偏倚方向に位置決めできるので、機器の支持部に寸法誤差などが生じている場合でも強制的に複数のユニット同士を適正位置に位置決めすることができ、複数ユニットを用いた場合の色ズレの発生を防止することが可能となる。
【0047】
請求項2記載の発明によれば、面板が挿脱用開口下縁側を支点として起倒することで開口を開閉できるようになっているので、開口を開放する場合には倒すこととなる。これにより、挿脱用開口が面板により上方からの視線方向を遮ることがなく、挿脱操作の際の開口付近の様子を外側上方から容易に視認できるようにして操作性を向上させることができると共に不用意に挿脱用開口を閉じることがないことにより手を挟むなどの危険を防止することが可能となる。
可能となる。
【0048】
請求項3記載の発明によれば、面板に設けられている支持部の構成として備えられているカバー内の位置決め部材およびこれの面に沿って摺動可能な偏倚設定部材とを設けることで機器の一部を位置決め部材の偏倚設定部材により一方向に偏倚させるだけで各ユニット同士の位置関係を規定することができるので、機器の一部が挿嵌される部分に寸法誤差が生じている場合でも各ユニット同士が同じ方向に偏倚させられて位置関係を規定されることになる。これにより、寸法誤差や挿嵌の際の嵌合代などが存在していても、ユニット同士の位置関係を規定して色ズレなどの発生を防止することが可能となる。
【0049】
請求項4および5記載の発明によれば、偏倚設定部材が偏心部材による押圧操作により各ユニットを一方向に偏倚させる構成を用い、さらにその偏倚状態を維持することができるので、一方向に各ユニット同士を偏倚させた状態に相当する位置関係を規定した状態を維持することが可能となる。
【0050】
請求項6記載の発明によれば、位置決め部材における支持部に有する挿嵌部が機器の一部が嵌合可能な傾斜面を有している形状を備えているので、一方向に偏倚した場合でも各ユニット同士で同じ条件の下に傾斜面で位置決めされることになるので、各ユニット間で同じ条件により位置関係を規定することが可能となる。
【0051】
請求項7および8記載の発明によれば、複数のユニットが異なる色の画像形成を行う場合に各ユニット同士の位置関係を規定することができるので、色ズレ等の不良画像の発生が未然に防止されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるユニット支持装置が適用される画像形成装置の一例を示す模式図である。
【図2】図1に示した画像形成装置におけるユニット支持装置の設置位置の構成を示す斜視図である。
【図3】図2に示したユニット支持装置の要部構成を説明するための分解図である。
【図4】図3に示したユニット支持装置の要部構成により作用を説明するための模式図であり、(A)は正面図、(B)は(A)中、符号(B)で示す方向の矢視断面である。
【符号の説明】
20 プリンタ
40 壁面パネル
40A 挿通用開口
41 面板
42 カバー
44 位置決め部材
44A、44B 挿嵌部
44A1,44B1 傾斜面
45 偏倚設定部材
45A、45B 傾斜面
50 偏心部材
50A 偏心カム
50B 操作部
Claims (8)
- 画像形成処理の一工程を実施するための機器を収納位置と引き出し位置とに挿脱可能な複数のユニットを支持するための装置であって、
上記複数のユニットの挿脱用開口に対面して該挿脱用開口を開閉可能な面板を備え、該面板には、上記複数のユニットに設けられている機器の支持部が設けられ、該支持部は、上記面板が上記挿脱用開口を閉じた際に上記機器を一方向に偏倚させることで偏倚方向に位置決め可能な構成を備えていることを特徴とするユニット支持装置。 - 請求項1記載のユニット支持装置において、
上記面板は、上記挿脱用開口下縁側を支点として起倒することで該開口を開閉可能な構成であることを特徴とするユニット支持装置。 - 請求項1または2記載のユニット支持装置において、
上記面板は上記機器の一部を支持する支持部の構成として、上記挿脱用開口を覆うことができる大きさのカバーと、該カバー内に装填されて上記機器の一部を挿嵌可能な挿嵌部を有する位置決め部材と、該位置決め部材と上記カバーとの間に配置されて上記位置決め部材の面に沿って摺動可能な偏倚設定部材とを備え、上記位置決め部材に挿嵌された上記機器の一部を上記偏倚設定部材により一方向に偏倚させることで上記位置決め部材の挿嵌部の一部に押圧させて偏倚方向に位置決めする構成であることを特徴とするユニット支持装置。 - 請求項3記載のユニット支持装置において、
上記偏倚設定部材は、上記摺動方向一方に配置されて上記カバー部材の外側から回転操作可能な偏心部材の押圧状態に応じて摺動することにより上記機器の一部を上記位置決め部材の挿嵌部の一部に押し当てて位置決めする構成であることを特徴とするユニット支持装置。 - 請求項4記載のユニット支持装置において、
上記偏心部材は、上記偏倚設定部材に対する押圧状態を自らの回転位置を保持することで維持することが可能な構成とされていることを特徴とするユニット支持装置。 - 請求項3乃至5のうちの一つに記載のユニット支持装置において、
上記位置決め部材における上記機器の一部が挿嵌される挿嵌部は、該機器の一部が嵌合可能な傾斜面を有し、該傾斜面の一方に上記機器の一部が押し当てられることにより位置決めができる構成とされていることを特徴とするユニット支持装置。 - 請求項1乃至6のうちの一つに記載のユニット支持装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項7記載の画像形成装置において、
上記複数のユニットは、異なる色の画像形成が可能な作像部に用いられることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003034698A JP4331954B2 (ja) | 2003-02-13 | 2003-02-13 | ユニット支持装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003034698A JP4331954B2 (ja) | 2003-02-13 | 2003-02-13 | ユニット支持装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004246000A true JP2004246000A (ja) | 2004-09-02 |
JP4331954B2 JP4331954B2 (ja) | 2009-09-16 |
Family
ID=33020308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003034698A Expired - Fee Related JP4331954B2 (ja) | 2003-02-13 | 2003-02-13 | ユニット支持装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4331954B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1703340A1 (en) * | 2005-03-17 | 2006-09-20 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for image forming capable of effectively positioning a supporting member |
JP2007041494A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-02-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、回転体の位置決め装置及び回転体の位置決め方法 |
JP2007163742A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
EP1806628A2 (en) | 2006-01-06 | 2007-07-11 | Ricoh Company, Ltd. | Lever for operating a pressing member for positioning of photoconductor axis in an image forming apparatus |
JP2007183431A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
EP1842110A1 (en) * | 2005-01-25 | 2007-10-10 | GCC IP Pty Limited | Positioning member and system for a cartridge |
JP2009122221A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP2009163019A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2011180452A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 感光体軸固定機構 |
JP2012189896A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2016027420A (ja) * | 2015-09-24 | 2016-02-18 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2569660T3 (es) | 2007-06-08 | 2016-05-12 | Mannkind Corporation | Inhibidores de la IRE-1alfa |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0736294A (ja) * | 1993-07-23 | 1995-02-07 | Mitsubishi Electric Corp | 画像形成装置 |
JPH07261544A (ja) * | 1994-03-25 | 1995-10-13 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH08254867A (ja) * | 1995-03-16 | 1996-10-01 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH09230222A (ja) * | 1996-02-21 | 1997-09-05 | Tec Corp | 光走査装置 |
JP2002123154A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
2003
- 2003-02-13 JP JP2003034698A patent/JP4331954B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0736294A (ja) * | 1993-07-23 | 1995-02-07 | Mitsubishi Electric Corp | 画像形成装置 |
JPH07261544A (ja) * | 1994-03-25 | 1995-10-13 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH08254867A (ja) * | 1995-03-16 | 1996-10-01 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH09230222A (ja) * | 1996-02-21 | 1997-09-05 | Tec Corp | 光走査装置 |
JP2002123154A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1842110A1 (en) * | 2005-01-25 | 2007-10-10 | GCC IP Pty Limited | Positioning member and system for a cartridge |
EP1842110A4 (en) * | 2005-01-25 | 2009-07-15 | Gcc Ip Pty Ltd | POSITIONING ELEMENT AND SYSTEM FOR CARTRIDGE |
EP1703340A1 (en) * | 2005-03-17 | 2006-09-20 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for image forming capable of effectively positioning a supporting member |
JP2007041494A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-02-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、回転体の位置決め装置及び回転体の位置決め方法 |
JP4653639B2 (ja) * | 2005-07-04 | 2011-03-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2007163742A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007183426A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
EP1806628A3 (en) * | 2006-01-06 | 2007-08-22 | Ricoh Company, Ltd. | Lever for operating a pressing member for positioning of photoconductor axis in an image forming apparatus |
JP2007183431A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US7813669B2 (en) | 2006-01-06 | 2010-10-12 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus |
EP1806628A2 (en) | 2006-01-06 | 2007-07-11 | Ricoh Company, Ltd. | Lever for operating a pressing member for positioning of photoconductor axis in an image forming apparatus |
JP4724002B2 (ja) * | 2006-01-06 | 2011-07-13 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2009122221A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP2009163019A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2011180452A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 感光体軸固定機構 |
JP2012189896A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2016027420A (ja) * | 2015-09-24 | 2016-02-18 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4331954B2 (ja) | 2009-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1674950B1 (en) | Image-forming device with a slidable frame for developer cartridges | |
US7512361B2 (en) | Process cartridge whose developing roller and drum contact and separate from each other and image forming apparatus using such cartridge | |
EP1674949B1 (en) | Image-forming device with a slidable frame for developer cartridges | |
JP4134985B2 (ja) | 画像形成装置、及びカートリッジ | |
JP2001142378A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004125951A (ja) | 離間部材、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2011215607A (ja) | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP3754923B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004246000A (ja) | ユニット支持装置および画像形成装置 | |
US6829453B2 (en) | Carrying apparatus and image forming apparatus including same in which the relative positioning of carrying rollers is automatically adjusted | |
JP2004109455A (ja) | 画像形成装置及び画像形成ユニット | |
US8543034B2 (en) | Electrophotographic color image forming apparatus and cartridge | |
JP2005208574A (ja) | 画像形成方法および画像形成装置 | |
JP6210693B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN103454883B (zh) | 显影设备及其制造方法、处理盒以及成像装置 | |
JP2011095522A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009092806A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003241618A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004061723A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3559033B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
US10670986B2 (en) | Developing apparatus and image forming apparatus | |
JP2004061724A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004061725A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5704437B2 (ja) | ベルトユニット及び画像形成装置 | |
JP3556619B2 (ja) | カラー画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080805 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090616 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090619 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |