JP2002122266A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2002122266A
JP2002122266A JP2000314134A JP2000314134A JP2002122266A JP 2002122266 A JP2002122266 A JP 2002122266A JP 2000314134 A JP2000314134 A JP 2000314134A JP 2000314134 A JP2000314134 A JP 2000314134A JP 2002122266 A JP2002122266 A JP 2002122266A
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JP
Japan
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port
plunger
core
base
coil
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000314134A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kato
昌明 加藤
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト化が可能な電磁弁を提供する。 【解決手段】 コイル6を装着するヨーク21を備え且
つ第1のポート23が形成されたコア2と、コア2に結
合され第2のポート32が形成されたベース3と、ヨー
ク21に対して摺動自在に配設されコイル6が励磁され
ることで作用する磁束により軸方向に摺動動作するプラ
ンジャ4と、一端が第2のポート32と対向し且つ他端
が第1のポート23と対向するようにプランジャ4を貫
通してプランジャ4に固着されプランジャ4の摺動動作
により一端が第2のポート32を開閉すると共に他端が
第1のポート23を開閉する弁体5とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁弁に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁弁としては、特許第
2649791号公報に示されるものが知られている。
これは、コイルを装着するヨークを備え且つ第1のポー
トが形成されたコアと、コアに固定され第2のポートが
形成されたベースと、ヨークに対して摺動自在に配設さ
れコイルが励磁されることで作用する磁束により軸方向
に摺動動作するプランジャと、プランジャとコアとの間
にプランジャに支持されて配設され第1のポートと対向
する第1の弁体と、プランジャとベースとの間にプラン
ジャに支持されて配設され第2のポートと対向する第2
の弁体とを有するものである。
【0003】この従来装置においては、コイルを励磁し
てプランジャに磁束を作用させることでプランジャを軸
方向に摺動動作させ、これにより、第1及び第2の弁体
を第1及び第2のポートに対して移動させて、第1及び
第2のポートを開閉している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、第1のポートを開閉する第1の弁体と第
2のポートを開閉する第2の弁体の二つを別部材で備え
ている。このため、第1のポート及び第2のポートの第
1及び第2の弁体によるシール性を確保するには、第1
のポートと第1の弁体との寸法管理及び第2のポートと
第2の弁体との寸法管理を各々独立して高い精度で行な
わなければならない。又、第1及び第2の弁体をプラン
ジャに各々独立して支持しており、しかも、第1のポー
トが形成されるコアと第2のポートが形成されるベース
とをかしめにて結合しているので、第1及び第2の弁体
と第1及び第2のポートとの相対位置関係を適正位置に
するには、プランジャ、コア及びベースをそれぞれ高い
精度で寸法管理しなければならない。この結果、装置の
高コスト化を招くことになる。
【0005】故に、本発明は、低コスト化が可能な電磁
弁を提供することを、その技術的課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、コイルを
装着するヨークを備え且つ第1のポートが形成されたコ
アと、該コアに結合され第2のポートが形成されたベー
スと、前記ヨークに対して摺動自在に配設され前記コイ
ルが励磁されることで作用する磁束により軸方向に摺動
動作するプランジャと、一端が前記第2のポートと対向
し且つ他端が前記第1のポートと対向するように前記プ
ランジャを貫通して前記プランジャに固着され前記プラ
ンジャの摺動動作により一端が前記第2のポートを開閉
すると共に他端が前記第1のポートを開閉する弁体とを
有した、ことである。
【0007】この技術的手段によれば、プランジャに固
着された一つの弁体により第1及び第2のポートを開閉
するので、コア、ベース及びプランジャの相対位置関係
を適正位置とすれば、容易に弁体と第1及び第2のポー
トの相対位置関係を適正位置とし得る。よって、従来に
比べて、装置の低コスト化を成し得る。
【0008】前記ベースと前記コアとを前記ベース及び
前記コアに対してインサード成形される前記コイルへの
給電コネクタ部にて結合する、と良い。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示されるように、電磁弁1
は、コア2、ベース3、プランジャ4、弁体5及びコイ
ル6を主として構成されている。
【0010】コイル6は、一対の端子61、62に電気
的に接続され、円筒形状のボビン61の外周に巻回され
ており、コア2は、このボビン61内に嵌挿されて、コ
イル6ごとケース7内に収容されている。又、コア2
は、一部23が非磁性化され一端側(図1示左側)が開
口した円筒形状のフロントヨーク21を一体に形成して
おり、プランジャ4は、このフロントヨーク21内に軸
方向(図1示左右方向)に摺動自在に配置されている。
【0011】ベース3は、コア2のフロントヨーク21
の一端側の端面に結合されている。このベース3には、
プランジャ4と同軸上で且つプランジャ4の一端側の端
面と対向する弁座31と弁座31に続き且つ油がオイル
ポンプ等から供給される入力ポート32及び油を油圧シ
リンダ等に供給する制御ポート33とがインサイート成
形により一体に形成されている。又、コア2には、ベー
ス3の入力ポート32及びプランジャ4と同軸上で且つ
プランジャ4の他端側(図1示右側)の端面と対向する
弁座22と弁座22に続き且つ大気に開口するドレイン
ポート23とが形成されている。
【0012】プランジャ4には、軸方向に延びる貫通孔
41が入力ポート32及びドレインポート23と同軸上
で形成されており、弁体5は、この貫通孔41に圧入さ
れてプランジャ4に一体に固着されている。弁体5の一
端51は、プランジャ4の一端側の端面から外方に延在
され且つ球面形状に形成されており、ベース3の弁座3
1に着座可能に弁座31と対向している。又、弁体5の
他端52は、プランジャ4の他端側の端面から一端側と
は反対の方向に外方に延在され且つ球面形状に形成され
ており、コア2の弁座22に着座可能に弁座22と対向
している。又、プランジャ4の外周面には、連通溝42
が形成されている。
【0013】コア2とプランジャ4との間には、スプリ
ング8が配設されており、プランジャ4は、このスプリ
ング8の付勢力により図1示左方に付勢されて、図1に
示されるように、弁体5の一端51を弁座31に着座さ
せて入力ポート32を閉状態としている。
【0014】コア2のフロントヨーク21とベース3と
は、互いに組み付けられた状態でインサート成形が施さ
れ、このインサート成形によりコイル6に結合される端
子61、62が保持される給電コネクタ部9が形成され
ている。この給電コネクタ部9は、結合部91を一体に
備えており、この結合部91にてコア2とベース3との
相対位置関係を適正位置に位置決めして両者を結合して
いる。
【0015】次に作動について説明する。
【0016】図1は、弁体5の一端51が弁座31に着
座して入力ポート32を閉状態とすると共に弁体5の他
端52が弁座22から離れてドレインポート23を開状
態としている。これにより、入力ポート32から制御ポ
ート33への油の流入が阻止され、制御ポート33は、
プランジャ4の外周面に形成された連通溝42を介して
ドレインポート23と連通し、制御ポート33に生じる
圧(制御圧)は、大気圧状態となっている。
【0017】この状態でコイル5を励磁すると、コア2
及びプランジャ4にかけて磁束が発生する。これによ
り、プランジャ4がスプリング8の付勢力に抗して図1
示右方向にフロントヨーク21に対して摺動動作する。
これにより、弁体5の他端52が弁座22に着座してド
レインポートを閉状態とすると共に弁体5の一端51が
弁座31から離れて入力ポート32を開状態とする。こ
の結果、入力ポート32から制御ポート33へと油が流
入し、制御ポート33に生じる圧が入力ポート32に生
じる圧(供給圧)と同じとなる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、弁体をプランジャを貫
通させてプランジャに固着し、プランジャの摺動動作に
より一端がベースに形成された第2のポートを開閉する
と共に他端がコアに形成された第1のポートを開閉する
ようにしたので、コア、ベース及びプランジャの相対位
置関係を適正位置により容易に弁体と第1及び第2のポ
ートの相対位置関係を適正位置とすることができ、従来
に比べて、装置の低コスト化を図ることができる。
【0019】又、本発明によれば、ベースとコアとをベ
ース及びコアに対してインサード成形されるコイルへの
給電コネクタ部にて結合したので、ベースとコアとの相
対位置関係を容易に適正位置とすることができ、従来に
比べて、装置の低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁弁の正面図である。
【符号の説明】
1 電磁弁 2 コア 3 ベース 4 プランジャ 5 弁体 6 コイル 9 給電コネクタ部 21 フロントヨーク(ヨーク) 23 ドレインポート(第1のポート) 32 入力ポート(第2のポート) 51 弁体の一端 52 弁体の他端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを装着するヨークを備え且つ第1
    のポートが形成されたコアと、該コアに結合され第2の
    ポートが形成されたベースと、前記ヨークに対して摺動
    自在に配設され前記コイルが励磁されることで作用する
    磁束により軸方向に摺動動作するプランジャと、一端が
    前記第2のポートと対向し且つ他端が前記第1のポート
    と対向するように前記プランジャを貫通して前記プラン
    ジャに固着され前記プランジャの摺動動作により一端が
    前記第2のポートを開閉すると共に他端が前記第1のポ
    ートを開閉する弁体とを有する電磁弁。
  2. 【請求項2】 前記ベースと前記コアとを前記ベース及
    び前記コアに対してインサート成形される前記コイルへ
    の給電コネクタ部にて結合したことを特徴する、請求項
    1記載の電磁弁。
JP2000314134A 2000-10-13 2000-10-13 電磁弁 Withdrawn JP2002122266A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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