JP2003207069A - 電磁弁装置 - Google Patents

電磁弁装置

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JP2003207069A
JP2003207069A JP2002005744A JP2002005744A JP2003207069A JP 2003207069 A JP2003207069 A JP 2003207069A JP 2002005744 A JP2002005744 A JP 2002005744A JP 2002005744 A JP2002005744 A JP 2002005744A JP 2003207069 A JP2003207069 A JP 2003207069A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形型の強度を確保しつつ、インサート成形
時のシート部材の回転を阻止する電磁弁装置を提供す
る。 【解決手段】 インサート成形により樹脂製のベース部
材に固定するシート部材50を、小径内周壁61と、小
径内周壁61の軸方向一方の側に小径内周壁61よりも
大径に形成され小径内周壁61とで段差を形成する大径
内周壁62とを有し、小径内周壁61及び大径内周壁6
2で囲まれる内孔71が大径内周壁62で囲まれる部分
の反小径内周壁側で外壁に開口するように構成する。さ
らにシート部材50の大径内周壁62に、中心軸Aから
の半径寸法を周方向で変化させる平坦面80を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体通路を開閉制
御する電磁弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開2001−82625号公
報、特開2000−65233号公報等に開示されてい
るように、シート部材に形成された流体通路を開閉制御
する電磁弁装置が知られている。この種の電磁弁装置で
は、コイルへの通電により生じる磁気吸引力により可動
部材を駆動しその可動部材により弁部材を動かすこと
で、弁部材をシート部材の弁座に着座させ、あるいは弁
座から離座させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような電磁弁装置
のシート部材として、筒状に形成され、インサート成形
により樹脂製のベース部材内に固定されるものが公知で
ある。また、筒状のシート部材の流体通路をベース部材
の開口に正確に連通させるために、上記特開2001−
82625号公報には、シート部材の一端部に突起部を
設け、その突起部の外周壁を成形型のピンで挟み込みシ
ート部材を周方向で位置決めしてインサート成形する技
術が開示されている。この技術によると、成形型のピン
で突起部を挟み込むために、突起部の両サイドを凹ませ
て形成した空間に、分かれたピンの先端部をそれぞれ配
置する。そのためシート部材のサイズを大きくできない
場合には、突起部の両サイドにピン配置用の空間を大き
く形成できず、それに応じてピン先端部の横断面積を小
さくしなければならないため、ピン先端部が折れインサ
ート成形できなくなるという問題があった。
【0004】またシート部材として、上記特開2000
−65233号公報には、ボール状の弁部材を両側から
挟み込む構造のものが開示されている。このシート部材
には、案内面に摺接する弁部材を所定方向に案内する案
内部が2つの弁座の間に設けられている。しかし案内部
の案内面は、2つの弁座を形成する部材間を連続して延
びるように設けられているため、特に低温の流体につい
ては案内面との接触抵抗によりその流動が阻害され流量
が減少してしまうという問題があった。
【0005】本発明の目的は、成形型の強度を確保しつ
つ、インサート成形時のシート部材の回転を阻止する電
磁弁装置を提供することにある。また本発明の他の目的
は、低温流体の流量の減少を抑制する電磁弁装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の電磁弁装置によると、シート部材は、小径内周壁と、
小径内周壁の軸方向一方の側に小径内周壁よりも大径に
形成され小径内周壁とで段差を形成する大径内周壁とを
有しているので、大径内周壁の内側に、径方向に連続す
る柱状の空間(内孔)を大きく形成できる。また小径内
周壁及び大径内周壁が囲む内孔は、大径内周壁で囲まれ
る部分の反小径内周壁側でシート部材の外壁に開口して
いるので、インサート成形に用いる成形型のピンを例え
ば柱状に形成し大径内周壁の内側に嵌合させるようにす
れば、ピンの横断面積を可及的に大きく設定でき、それ
によりピン強度を確保することができる。
【0007】また請求項1に記載の電磁弁装置による
と、大径内周壁は、中心軸からの半径寸法が変化してい
る変化部を有する。例えば大径内周壁に嵌合される成形
型のピンの外周壁が変化部に当接するようにピン形状を
設定すれば、変化部をピンの当接部位に押し付ける向き
の軸周りの回転力を、ピン外周壁から変化部に作用する
反作用力により相殺できる。よってインサート成形時に
シート部材の回転を阻止することができるので、シート
部材を位置決めしてベース部材の開口に流体通路を正確
に連通させることができる。そのため、流体通路の開閉
制御の精度が高くなる。このように請求項1に記載の電
磁弁装置によれば、成形型の強度を確保しつつ、インサ
ート成形時のシート部材の回転を阻止できる。
【0008】本発明の請求項2に記載の電磁弁装置によ
ると、変化部は、大径内周壁の反小径内周壁側端部から
小径内周壁側に向かって所定幅で延びる平坦面で構成さ
れている。すなわち平坦面は幅方向一端部から他端部に
向かうにしたがい、中心軸からの距離を周方向で変化さ
せている。したがって平坦面という簡単な構成で変化部
を実現できるので、変化部を設けることによるコストア
ップが抑えられる。
【0009】本発明の請求項3に記載の電磁弁装置によ
ると、大径内周壁は、中心軸を挟んで互いに平行な2つ
の前記平坦面を有している。そのため、中心軸を挟む2
個所でシート部材の回り止めをすることができるので、
インサート成形時にシート部材の位置決め精度が向上
し、ひいては流体通路の開閉制御の精度が向上する。
【0010】本発明の請求項4に記載の電磁弁装置によ
ると、弁部材はボール部材で構成され、ボール部材が摺
接する案内部の案内面は、2つのシート部間を延伸し、
その延伸長さが2つのシート部間の間隔よりも短く設定
されている。そのため、特に低温の流体について案内面
による流動抵抗を低減できるので、流量の減少を抑制で
き、流体の流動応答性を高めることができる。
【0011】本発明の請求項5及び6に記載の電磁弁装
置によると、案内面は、2つのシート部の一方から他方
側に向かって延伸し、その延伸長さが、前記一方のシー
ト部と、前記他方のシート部の弁座に着座したボール部
材の中心との離間距離よりも長く、かつ2つのシート部
間の間隔よりも短く設定されている。これにより、2つ
のシート部の対向方向両側にボール部材を案内するとい
う機能を案内面に確実に実現させつつ、低温流体の流量
減少を抑制できる。
【0012】尚、請求項4、5及び6に記載の電磁弁装
置では、2つのシート部のいずれか又は双方が小径内周
壁及び大径内周壁を有しているが、2つのシート部がい
ずれも小径内周壁及び大径内周壁を有しない以外は請求
項4、5及び6に記載の電磁弁装置と同一の構成で電磁
弁装置を構成してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図面に基づいて説明する。本発明を常開型の三
方向電磁弁装置に適用した一実施例を図2及び図3に示
す。図2は、本実施例による電磁弁装置10のコイルに
通電していない状態を示し、図3は、電磁弁装置10の
コイルに通電した状態を示している。
【0014】ベース部材12は、樹脂材で概ね円筒状に
形成されている。ベース部材12はその一端部側にシー
ト固定部13を有し、他端部及び中央部にそれぞれコネ
クタ固定部14及びボビン15を有している。シート固
定部13の内周側にシート部材50が固定されている。
シート固定部13には、開口としての入力口16、出力
口17及びドレイン口18が形成されている。入力口1
6は、シート固定部13の先端部に開口している。出力
口17は、入力口16よりもボビン15側に離間してシ
ート固定部13の側壁部に開口し、シート部材50の貫
通孔74を露出させている。ドレイン口18は、入力口
16及び出力口17よりもボビン15側に離間してシー
ト固定部13の側壁部に開口している。入力口16、出
力口17及びドレイン口18は、シート部材50の流体
通路56に連通している。
【0015】ヨーク20、コア21、ムービングコア2
2及びコイル23は、ソレノイドを構成している。ヨー
ク20は、磁性材で概ね円筒状に形成されている。ヨー
ク20の外筒部24の内周側にボビン15及びコア21
が同軸上に収容され、シート固定部13及びコネクタ固
定部14の端部がヨーク20の両端部から外側に突出し
ている。ヨーク20のシート固定部側端部には、コア2
1のフランジ部26がかしめ固定されている。ヨーク2
0のコネクタ固定部側端部には、非磁性材からなるプレ
ート28が固定されている。プレート28は、ヨーク2
0の打ち出しによるかしめ固定、あるいは溶接等により
固定されている。ヨーク20は、外筒部24と同軸の内
筒部25を有する。内筒部25は、ヨーク20のコネク
タ固定部側端部からシート固定部13側に向かって所定
長さで延び、ボビン15のコネクタ固定部側端部に内挿
されている。
【0016】コア21は磁性材で概ね円筒状に形成さ
れ、その筒部27がインサート成形によりボビン15の
内周側に同軸上に固定されている。コア21の筒部27
とヨーク20の内筒部25とは、軸方向でギャップ29
をあけて対向している。コア21の筒部27は、大径内
壁31と、大径内壁31の反内筒部側に大径内壁31よ
りも小径に形成され大径内壁31とで段差を形成する小
径内壁32とを有する。
【0017】可動部材としてのムービングコア22は、
磁性材で概ね円筒状に形成されている。ムービングコア
22はヨーク20の内筒部25及びボビン15の内周側
に同軸上に収容され、軸方向両側に往復移動自在であ
る。ムービングコア22の外周壁と内筒部25の内周壁
との間には図示しないサイドギャップが形成されてい
る。ムービングコア22はその一端部をコア21に対向
させシャフト40に対向又は当接させ、他端部をプレー
ト28に対向又は当接させる。ムービングコア22のコ
ア側端部には、コア21に近づくにつれ外径が小さくな
るテーパ部33が形成されている。コア21のムービン
グコア側端部には、テーパ部33に対応した形状に凹む
凹部34が形成されている。ムービングコア22のコア
側端部はその端面の一部が凹まされ、凹溝35を形成し
ている。ムービングコア22とプレート28との間に形
成されるギャップ30(図3参照)は、ムービングコア
22の内孔、凹溝35とシャフト40の端面との間に形
成されるギャップ、テーパ部33と凹部34との間に形
成されるギャップを通じ、前記ギャップ29に連通して
いる。それにより、ムービングコア22の磁気吸引作動
が阻害されないようになっている。
【0018】コイル23はボビン15の外周に巻回さ
れ、ボビン15とヨーク20の外筒部24との間に配置
されている。それによりボビン15は、ヨーク20の内
筒部25、ムービングコア22及びコア21の外周を囲
んでいる。コネクタ38は樹脂材で形成され、コネクタ
固定部14の突出端部とプレート28に固定されてい
る。コイル23は、コネクタ固定部14にモールド固定
されたターミナル39と、コネクタ固定部14に圧入等
で固定されたターミナル37とに電気的に接続してい
る。ターミナル39を通じてコイル23に電流が供給さ
れると、ヨーク20、ムービングコア22及びコア21
により構成された磁気回路に磁束が生じ、ムービングコ
ア22とコア21との間に磁気吸引力が働く。すると、
ムービングコア22はコア21に向かって、すなわち図
2の左方向に移動する。
【0019】シャフト40は、非磁性材で概ね円柱状に
形成されている。シャフト40は、コア21及びシート
固定部13の内周側に同軸上に収容され、軸方向両側に
往復移動自在である。シャフト40は、第一摺動部4
1、第二摺動部42、中継部43及び当接部44を有す
る。第一摺動部41は所定径で延伸し、コア21の大径
内壁31に摺接可能に嵌合されている。第一摺動部41
のムービングコア側端部はムービングコア22に当接可
能である。第二摺動部42は第一摺動部41の反ムービ
ングコア側端部に接続され、第一摺動部41より小径に
延伸し、第一摺動部41とで段差を形成している。第二
摺動部42はコア21の小径内壁32に摺接可能に嵌合
されている。シャフト40の上記段差とコア21の内周
壁の前記段差との間に圧縮コイルスプリング45が介装
されている。圧縮コイルスプリング45はシャフト40
をムービングコア22側に向かって、すなわち図2及び
図3の右方向に付勢している。中継部43は第二摺動部
42の反第一摺動部側端部に接続され、第二摺動部42
より小径に延伸している。当接部44は中継部43の反
第二摺動部側端部に接続され、中継部43より小径に延
伸している。当接部44の反中継部側端部はシート部材
50の第一シート部51の内孔71に進入し、ボール部
材58に当接可能である。
【0020】シート部材50は、図1〜図3に示すよう
に、それぞれ概ね円筒状の第一シート部51、第二シー
ト部52、案内部54及び接続部55を同軸上に有す
る。第一シート部51は、軸方向で案内部54及び接続
部55を挟んで第二シート部52に対向している。尚、
図1に示すように、第二シート部52と案内部54及び
接続部55とは、中心軸Aに垂直な二点鎖線で表される
仮想平面Sを境に分けられている。第一シート部51、
第二シート部52、案内部54及び接続部55の各内孔
等で流体通路56が形成されている。流体通路56には
第一シート部51と第二シート部52との間で、弁部材
としてのボール部材58が収容されている。シート部材
50は、第一シート部51が第二シート部52よりも入
力口16に近接するようにシート固定部13の内周側に
同軸上に配置されている。
【0021】第一シート部51はステンレス等の金属材
で形成されている。第一シート部51の一端部67は、
第二シート部52の一端部68に間隔をあけて対向して
いる。第二シート部52に対向する第一シート部51の
対向端部67のうち後述する小径内周壁61の反大径内
周壁側端部の縁となる部分に、ボール部材58が着座可
能な第一弁座63が設けられている。
【0022】第一シート部51は、小径内周壁61と、
小径内周壁61の反第二シート部側に小径内周壁61よ
りも大径に形成され小径内周壁61とで段差を形成する
大径内周壁62とを有する。流体通路56を形成する第
一シート部51の内孔71は、大径内周壁62で囲まれ
る部分の反小径内周壁側でシート部材50の外壁に開口
し、ドレイン口18に連通している。第一シート部51
の内孔71にはシャフト40が進入している。
【0023】小径内周壁61の中心軸Aからの半径寸法
は、周方向では一定となるように、軸方向では反大径内
周壁側端部で大径内周壁側端部よりも僅かに小さくなる
ように、その反大径内周壁側端部の第一弁座63に着座
するボール部材58の半径寸法に応じて設定される。
【0024】大径内周壁62は、反小径内周壁側端部か
ら小径内周壁61側に向かって所定幅で延びる内周平坦
面80を2つ有する。それら内周平坦面80,80は、
中心軸Aを挟んで互いに平行に対向する所謂二面幅形態
で形成されている。各内周平坦面80,80は、幅方向
中央部から両端部に向かうにしたがい中心軸Aからの距
離が長くなるように形成されている。すなわち大径内周
壁62は、各内周平坦面80,80の形成部分において
中心軸Aからの半径寸法が周方向で変化している。各内
周平坦面80,80が特許請求の範囲に記載の「変化
部」及び「平坦面」を構成している。
【0025】尚、内周平坦面80,80の形成部分にお
ける大径内周壁62の半径寸法は軸方向では一定となる
ように、あるいは軸方向で反小径内周壁側端部から小径
内周壁61側に向かうにつれ小さくなるように設定され
る。但し、内周平坦面80,80の形成部分での半径寸
法については、内周平坦面80,80上の任意の個所で
小径内周壁61の大径内周壁側端部の半径寸法よりも大
きくなるように設定されるが、内周平坦面80,80上
の一部で小径内周壁61の大径内周壁側端部の半径寸法
以下となるように設定することもできる。また、大径内
周壁62のうち内周平坦面80,80を除く部分の半径
寸法は、周方向及び軸方向で小径内周壁61の大径内周
壁側端部の半径寸法よりも大きな一定値に、あるいは小
径内周壁61の大径内周壁側端部の半径寸法よりも大き
く、かつ周方向では一定であるが軸方向では反小径内周
壁側端部から小径内周壁61側に向かうにつれ小さくな
るように設定される。
【0026】第一シート部51は、小径内周壁61の外
周側に形成される小径外周壁65と、大径内周壁62の
外周側に小径外周壁65よりも大径に形成され小径外周
壁65とで段差を形成する大径外周壁66とを有する。
大径外周壁66は、内周平坦面80,80に対応する周
方向の2個所において、内周平坦面80と同様な構成の
外周平坦面82を2つ有する。
【0027】第二シート部52は、ステンレス等の金属
材で第一シート部51とは別体に形成されている。第一
シート部51に対向する第二シート部52の対向端部6
8に、ボール部材58が着座可能な第二弁座64が設け
られている。第二シート部52は、流体通路56を形成
する内孔72を入力口16に連通させている。
【0028】接続部55は、第二シート部52と一体に
同軸上に形成されている。接続部55は、第二シート部
52の対向端部68から第一シート部51側に向かって
延出している。接続部55の延出端部は第一シート部5
1の小径外周壁65の外側に嵌合され、それにより第二
シート部52が第一シート部51に接続されている。接
続部55には、その側壁部を貫通し流体通路56を形成
する貫通孔74が出力口17に対応した位置に設けられ
ている。
【0029】案内部54は、接続部55の内周側におい
て第二シート部52と一体に同軸上に形成されている。
案内部54は、第二シート部52の対向端部68から第
一シート部51側に向かって延出している。案内部54
の内周面90は図1に示すように、第二シート部52の
対向端部68の端面と、第一シート部51の第一弁座6
3に着座したボール部材58の中心Oとの離間距離LO
よりも長く、かつ第二シート部52の対向端部68の端
面と第一シート部51の対向端部67の端面との離間距
離Ldよりも短い長さLgで延伸している。案内部54及
び接続部55の内周側にボール部材58が軸方向に往復
移動可能に収容されている。ボール部材58は案内部5
4の内周面90に摺接することで、案内部54の軸方向
両側に、すなわち2つのシート部51,52の対向方向
両側に案内される。内周面90の延伸長さが上述したよ
うに設定されているので、第一弁座63及び第二弁座6
4の間においてボール部材58が内周面90に沿って確
実に案内される。案内部54の内周面90が特許請求の
範囲に記載の「案内面」を構成しており、以下、内周面
90を案内面90という。
【0030】案内部54には、その側壁部を切り欠き流
体通路56を形成するスリット75が接続部55の貫通
孔74に対応した位置に設けられている。それにより、
スリット75と貫通孔74とが出力口17に連通してい
る。スリット75及び貫通孔74が特許請求の範囲に記
載の「連通孔」を構成している。
【0031】ボール部材58は、図1及び図2に示すよ
うにシート部材50の第一弁座63に着座することで、
流体通路56のうち第一シート部51の内孔71とその
他の部分との連通を遮断する。またボール部材58は、
図3に示すようにシート部材50の第二弁座64に着座
することで、流体通路56のうち第二シート部52の内
孔72とその他の部分との連通を遮断する。
【0032】次に、電磁弁装置10の製造手順について
説明する。 (1)案内部54及び接続部55の内周側にボール部材
58を収容した後、接続部55を介して第二シート部5
2を第一シート部51に接続し、シート部材50を形成
する。 (2)シート部材50、コア21及びターミナル39を
樹脂成形型のキャビティ内に配置しそのキャビティに樹
脂材を充填することで、シート部材50、コア21及び
ターミナル39をベース部材12にインサート成形し固
定する。さらに、ベース部材12のコネクタ固定部14
にターミナル37を圧入等で固定する。
【0033】(3)ベース部材12のボビン15にコイ
ル23を巻回した後、ターミナル39及びターミナル3
7にコイル23の端部をフュージング固定する。 (4)コア21の内周側に圧縮コイルスプリング45及
びシャフト40を挿入する。 (5)ヨーク20の打ち出しによるかしめ固定あるいは
溶接等により、プレート28をヨーク20の一端部に接
合する。
【0034】(6)ヨーク20の内筒部25にムービン
グコア22を挿入し、その内筒部25をボビン15のコ
ネクタ固定部側端部に内挿しつつヨーク20の外筒部2
4にボビン15及びコイル23を内挿する。その後、ヨ
ーク20の反プレート側端部をコア21のフランジ部2
6にかしめて固定する。 (7)ターミナル39を所定形状に曲げ加工する。 (8)コネクタ38をコネクタ固定部14及びプレート
28に固定する。
【0035】ところで、上記(2)のインサート成形時
に使用する樹脂成形型は、図4に示すようにシート部材
50の大径内周壁62の内側に嵌合可能で、外周壁が各
内周平坦面80,80に当接可能な柱状のピン100を
備えている。シート部材50では、ボール部材58のサ
イズに応じて半径寸法が決まる小径内周壁61よりも大
径内周壁62の半径寸法が大きく設定されるので、大径
内周壁62の内側に比較的大きな空間が形成されてい
る。よって、大径内周壁62に嵌合させるピン100の
横断面積を大きく設定することができるので、ピン10
0の強度を充分に確保することができる。
【0036】樹脂成形型のピン100を大径内周壁62
に嵌合し各内周平坦面80,80に当接させた状態にお
いて、シート部材50を中心軸A周りの一方に回転させ
る回転力は、各内周平坦面80,80の幅方向の一端部
近傍でピン100の外周壁を押圧するので、その反作用
としてピン100から各内周平坦面80,80に加わる
力により打ち消される。また、シート部材50を中心軸
A周りの他方に回転させる回転力は、各内周平坦面8
0,80の幅方向の他端部近傍でピン100の外周壁を
押圧するので、その反作用としてピン100から各内周
平坦面80,80に加わる力で打ち消される。したがっ
て大径内周壁62にピン100を嵌合しインサート成形
を行えば、シート部材50は周方向両側への回転が阻止
されるので、貫通孔74及びスリット75がベース部材
12の出力口17に正確に位置合わせされ連通する。本
実施例では、2つの内周平坦面80,80でシート部材
50の回り止めをするので、シート部材50を高精度に
位置決めできる。またシート部材50の回り止め機能を
平坦面80という簡単な構成で実現しているので、シー
ト部材50(第一シート部51)を容易にかつ安価に形
成できる。
【0037】本実施例のシート部材50は、複数の部材
で構成されボール部材58を収容するように構成されて
いるが、樹脂成形型のピン100を嵌合させる大径内周
壁62が囲む空間(内孔)を反小径内周壁側でシート部
材50の外壁に開口させているので、複数部材及びボー
ル部材58をインサート成形に先立って組み付けておく
ことができる。そのため、インサート成形によりベース
部材12に固定したシート部材50の一部に残りの部材
を組み付ける場合に比べ、作業性が向上する。また本実
施例のシート部材50は、大径外周壁66に2つの平坦
面82,82が設けられているので、例えばインサート
成形に際し貫通孔74を外部から覆う板状の部材を平坦
面82,82に当接させておくことで、貫通孔74から
の樹脂材の流入を防止することができる。
【0038】以上のようにして製造される電磁弁装置1
0は、大径外周壁66に2つの外周平坦面82,82が
設けられ、それら外周平坦面82,82にベース部材1
2の内周壁が密接する。そのため、内周平坦面80,8
0にピン100の外周壁を当接させる場合と同様の原理
により、外周平坦面82,82でベース部材12の内周
壁を押圧する回転力がその反作用力で打ち消される。し
たがって、使用によるシート部材50の周方向両側への
回転が阻止される。
【0039】次に、電磁弁装置10の作動について説明
する。コイル23への通電を遮断した状態では、図2に
示すように、シャフト40が圧縮コイルスプリング45
により同図の右方向に付勢され、当該シャフト40に当
接したムービングコア22を同図の右方向に押しプレー
ト28に当接させる。このときボール部材58は、入力
口16から供給される流体の圧力により第二弁座64か
ら離座し、第一弁座63に着座する。その結果、入力口
16と出力口17とが流体通路56を通じて連通する一
方、入力口16及び出力口17とドレイン口18との連
通が遮断される。入力口16から流入する流体は出力口
17から流出し、出力口17に接続される部材内に所定
の流体圧で流入する。
【0040】コイル23に電流を供給すると、ムービン
グコア22とコア21の間に磁気吸引力が発生し、その
磁気吸引力によりムービングコア22及びシャフト40
が圧縮コイルスプリング45の付勢力に抗して、図2に
示す状態から同図の左方向に移動する。このときシャフ
ト40の当接部44は、第一シート部51の内孔71に
進入しボール部材58に当接し、ボール部材58を図2
の左方向に移動させる。それにより、図3に示すように
ボール部材58が第一弁座63から離座し、第二弁座6
4に着座する。その結果、出力口17とドレイン口18
とが流体通路56を通じて連通する一方、出力口17及
びドレイン口18と入力口16との連通が遮断される。
出力口17からドレイン口18側に流体が排出されるの
で、出力口17に接続される部材に加わっていた流体圧
が低下する。
【0041】以上説明した電磁弁装置10では、貫通孔
74及びスリット75がベース部材12の出力口17に
正確に連通しているので、流体通路56の開閉を高精度
に制御できる。また、電磁弁装置10のシート部材50
に設けられる案内面90は、内孔72が入力口16に連
通する第二シート部52から、内孔71がドレイン口1
8に連通する第一シート部51側に向かって第一シート
部51には至らない長さで延伸している。そのため、第
二シート部52の第二弁座64からボール部材58が離
座したときに特に低温の流体が案内面90から受ける流
動抵抗は、2つのシート部51,52間を連続して延び
る案内面を設けた場合に比べて低減される。したがっ
て、出力口17からドレイン口18側に排出される流体
の流量を温度によらず所望の量に制御でき、それにより
流体の流動応答性を高めることができる。
【0042】以上説明した上記実施例では、図1に示す
ようにシート部材50の大径内周壁62に変化部として
の平坦面80が2つ設けられていたが、例えば図5に変
形例を示すように平坦面80を1つだけ有する所謂Dカ
ット形状に大径内周壁62’を形成してもよいし、3つ
以上の平坦面を有するように大径内周壁を形成してもよ
い。また上記実施例では、中心軸Aからの半径寸法を周
方向で変化させる平坦面80で変化部が実現されていた
が、中心軸からの半径寸法を径方向で変化させる平坦面
で変化部を実現してもよい。その他、中心軸からの半径
寸法を周方向で変化させる楕円曲面等の湾曲面で変化部
を実現してもよく、またその場合には、必要数の湾曲面
を形成することができる。
【0043】さらに上記実施例では、2つのシート部5
1,52を有するシート部材50について、その一方の
シート部51に小径内周壁61及び大径内周壁62が設
けられ、小径内周壁61の反大径内周壁側端部に弁座6
3が設けられていたが、例えば小径内周壁及び大径内周
壁を1つの筒状シート部からなるシート部材に設け、小
径内周壁の反大径内周壁側端部と大径内周壁側端部との
少なくとも一方に弁座を設けるようにしてもよい。
【0044】さらに上記実施例では、内孔72が入力口
16に連通する一方のシート部52から、内孔71がド
レイン口18に連通する他方のシート部51側に向かっ
てその他方のシート部51には至らない長さで案内面9
0が延伸していたが、それとは逆に、内孔がドレイン口
に連通する一方のシート部から、内孔が入力口に連通す
る他方のシート部側に向かってその他方のシート部には
至らない長さで案内面を延伸させてもよい。また、一方
のシート部の端部から他方のシート部側に離間した位置
を起点に、その起点位置から他方のシート部側に向かっ
てその他方のシート部には至らない長さで延伸する案内
面を形成してもよい。
【0045】さらに上記実施例では、概ね円筒状の案内
部54がシート部材50に設けられていたが、それぞれ
2つのシート部間を延伸しボール部材の周囲で互いに間
隔をあけて配置される複数の案内部をシート部材50に
設けてもよい。さらに上記実施例では、常開型の三方向
電磁弁装置に本発明を適用したが、常閉型の三方向電磁
弁装置に本発明を適用してもよいし、二方向電磁弁装置
に本発明を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるシート部材を示す図で
あって、(A)は平面図であり、(B)は(A)におけ
るB−B断面に相当する模式図である。
【図2】本発明の一実施例による電磁弁装置の一作動状
態を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例による電磁弁装置の別の作動
状態を示す断面図である。
【図4】図1に示すシート部材に樹脂成形型のピンを嵌
入した状態を示す図であって、(A)は横断面図、
(B)は(A)におけるB−B断面に相当する模式図で
ある。
【図5】図1に示すシート部材の変形例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
10 電磁弁装置 12 ベース部材 13 シート固定部 16 入力口 17 出力口 18 ドレイン口 22 ムービングコア(可動部材) 23 コイル 40 シャフト 50 シート部材 51 第一シート部 52 第二シート部 54 案内部 56 流体通路 58 ボール部材 61 小径内周壁 62,62’ 大径内周壁 63 第一弁座 64 第二弁座 67 第一シート部の対向端部 68 第二シート部の対向端部 71 第一シート部の内孔 72 第二シート部の内孔 74 貫通孔(連通孔) 75 スリット(連通孔) 80 内周平坦面(平坦面) 90 内周面(案内面) 100 ピン A 中心軸 O 中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H051 AA01 BB01 CC11 DD07 EE04 FF04 3H106 DA08 DA12 DA23 DB02 DB12 DB22 DB32 DC04 DC18 DD09 EE35 EE36 GB05 GB06 GB15 GB18 KK01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が通過可能な開口を形成する樹脂製
    のベース部材と、 弁座を有し、インサート成形により前記ベース部材内に
    固定され、前記開口に連通する流体通路を形成する筒状
    のシート部材と、 前記弁座に着座することで前記流体通路を遮断し、前記
    弁座から離座することで前記流体通路を開通する弁部材
    と、 往復移動することで前記弁部材を動かす可動部材と、 前記可動部材を駆動する磁気吸引力を通電により発生す
    るコイルと、を備える電磁弁装置であって、 前記シート部材は、小径内周壁と、前記小径内周壁の軸
    方向一方の側に前記小径内周壁よりも大径に形成され前
    記小径内周壁とで段差を形成する大径内周壁とを有し、 前記小径内周壁及び前記大径内周壁で囲まれる内孔は、
    前記流体通路を形成し、前記大径内周壁で囲まれる部分
    の反小径内周壁側で前記シート部材の外壁に開口し、 前記弁座は、前記小径内周壁の反大径内周壁側端部と大
    径内周壁側端部の少なくとも一方に設けられ、 前記大径内周壁は、中心軸からの半径寸法が変化してい
    る変化部を有することを特徴とする電磁弁装置。
  2. 【請求項2】 前記変化部は、前記大径内周壁の反小径
    内周壁側端部から前記小径内周壁側に向かって所定幅で
    延びる平坦面で構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の電磁弁装置。
  3. 【請求項3】 前記大径内周壁は、中心軸を挟んで互い
    に平行な2つの前記平坦面を有することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の電磁弁装置。
  4. 【請求項4】 前記弁部材はボール部材で構成され、 前記シート部材は、それぞれの端部が前記ボール部材を
    挟んで対向する2つの筒状のシート部と、案内面を具備
    する案内部であって前記案内面に摺接する前記ボール部
    材を前記2つのシート部の対向方向両側に案内する案内
    部とを有し、 前記弁座は、前記2つのシート部の各対向端部に設けら
    れ、 前記2つのシート部のいずれか又は双方は前記小径内周
    壁及び前記大径内周壁を有し、 前記案内面は、前記2つのシート部間を延伸し、その延
    伸長さが前記2つのシート部間の間隔よりも短く設定さ
    れていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の
    電磁弁装置。
  5. 【請求項5】 前記案内面は、前記2つのシート部の一
    方から他方側に向かって延伸し、その延伸長さが、前記
    一方のシート部と、前記他方のシート部の弁座に着座し
    た前記ボール部材の中心との離間距離よりも長く、かつ
    前記2つのシート部間の間隔よりも短く設定されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の電磁弁装置。
  6. 【請求項6】 前記ベース部材は、出力口、入力口及び
    ドレイン口を前記開口として形成し、 前記シート部材は、その内外を連通する連通孔を前記2
    つのシート部の間に形成し、前記連通孔を前記出力口に
    連通させ、前記一方のシート部の内孔を前記入力口に連
    通させ、前記他方のシート部の内孔を前記ドレイン口に
    連通させ、 前記連通孔及び前記2つのシート部の各内孔は前記流体
    通路を形成していることを特徴とする請求項5に記載の
    電磁弁装置。
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