JP2002119108A - 苗植機の苗供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 苗植付嘴に対する苗の供給を正確に行わせ
る。特に苗根元に苗床部を有しない軽い苗を用いる苗植
において苗供給を円滑に行わせる。 【解決手段】 ターンテーブル１に配置されて収容苗を
下部の植付嘴２へ供給する苗供給カップ３に、この収容
苗を該植付嘴２へ押出す押出体４を設けたことを特徴と
する苗植機の苗供給装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、苗植機の苗供給
装置に関し、苗植付装置で苗を保持して土壌面に植付穴
を形成しながら植付ける形態の苗植機に利用される。特
にタマネギ苗のように根元部に苗床部を有しない形態の
苗植付に有効利用できる。

【０００２】

【従来の技術】ターンテーブル等に配置の苗供給カップ
は、底部の底蓋を開くことによって、収容苗を下方の植
付嘴に自重落下で供給させる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】苗供給カップ内の苗が
ポット苗育苗形態のように、重い床土部を有する場合で
は、植付装置への自重落下が円滑に行われるが、タマネ
ギ苗のように根元に床土部を有しない場合は、苗が軽く
苗供給カップ内面に付着し易く、苗乱れを生じ易く正確
でタイミングのよい苗供給が行われ難い。

【０００４】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、収容苗を植付装置２へ供給する苗供給カップ３に、
この収容苗を該植付装置２へ押出す押出体４を設けたこ
とを特徴とする苗植機の苗供給装置の構成とする。

【０００５】請求項２に記載の発明は、収容苗を植付装
置２へ供給する苗供給カップ３に、このカップ口５上を
閉鎖することにより収容苗を該植付装置２へ供給する開
閉可能のカップ蓋６を設けたことを特徴とする苗植機の
苗供給装置の構成とする。請求項３に記載の発明は、収
容苗を植付装置２へ供給する苗供給カップ３に、この収
容苗を該植付装置２へ押出すエアノズル７を設けたこと
を特徴とする苗植機の苗供給装置の構成とする。

【０００６】

【発明の効果】請求項１に記載の発明は、押出体４がこ
のカップ口５から苗供給カップ３内を移動してここに収
容している苗を植付装置２内へ押出すことにより、この
植付装置２に保持させる。このため苗床部を有しない軽
い苗であっても押出体４によって係合されて確実に押し
出されて、植付装置２への供給を正確に行わせることが
できる。

【０００７】請求項２に記載の発明は、苗供給カップ３
の苗が、このカップ口５を閉鎖するカップ蓋６によって
生ずる空気圧により押し出されるため、簡単なカップ蓋
６の構成でありながら、苗を損傷することなく植付装置
２へ正確に落下供給することができる。

【０００８】請求項３に記載の発明は、苗供給カップ３
の苗が、エアノズル７からの噴気流によって供給される
ため、苗を損傷することなく、速かに的確に供給するこ
とができ、構成も簡潔である。

【０００９】

【発明の実施の形態】この発明は、野菜苗移植用として
有効に利用でき、特に苗床部を有しない、例えば、タマ
ネギ苗のような軽量の苗を移植の対象とする苗植機に有
効に実施できる。この苗植機の概要構成を図例に基づい
て説明する。車体８は、左右一対の駆動車輪９と前部の
補助輪１０を有して、エンジン１１の伝動で走行でき
る。後部には苗Ａを載せる補給苗載台１２や、この後側
に位置して苗供給カップ３を配置して間歇旋回するター
ンテーブル１、この苗供給カップ３から供給される苗Ａ
を受けて下動し土壌面Ｂに植付穴を形成しながら植付け
る植付嘴２等を設ける。後方にはハンドルフレーム１３
を有してハンドル１４を突出させて操縦できる。

【００１０】前記駆動車輪９は、前部のアクスルハウジ
ング１５の回りに上下回動自在の伝動ケース１６の後端
に軸装されて、油圧力で伸縮される昇降シリンダ１７に
よって昇降される。車体８の下部には接地センサ１８が
設けられて、この接地によって昇降シリンダ１７の油圧
回路の昇降制御弁１９が作動されて、車体８の土壌面Ｂ
高さを一定に維持されるように昇降制御される。２０は
車体８を畝土壌面Ｂに沿って走行案内させるガイドロー
ラである。

【００１１】前記車体８の上部に位置する苗植伝動ケー
ス２１からは、ターンテーブル１がテーブル軸２２の周
りに旋回駆動されると共に、植付嘴２を有する前後一対
の植付リンク２３がダブルクランク機構形態に上下搖動
される。この植付嘴２は先端部が側面視で略楕円形状の
植付軌跡Ｄに作動されて、上死点部では苗供給位置で嘴
部を閉鎖させて間歇停止し、下死点部では土壌面Ｂに突
き刺して前後に開いて苗植付を行うように作動する。

【００１２】前記ターンテーブル１に配置される各苗供
給カップ３の底部には開閉自在の底蓋２４が設けられ
て、ガイドレール２５に摺動させることによって閉鎖姿
勢とし、植付嘴２の直上に位置したときこのガイドレー
ル２５から外れて下動してカップ底口２９を開き、供給
カップ３内の収容苗Ａをこの底口２９から落下させるこ
とができる。ターンテーブル１は、テーブル軸２２の爪
輪２６を、連動ロッド２７を経て往復回動されるラチエ
ット爪２８で間歇的に回動して、各苗供給カップ３の配
置ピッチ毎に間歇駆動する。３０はターンテーブル１を
支持する支持フレームである。

【００１３】前記植付嘴２は、前後一対の植付リンク２
３の先端部の嘴軸３１にアーム３２を介して取り付けら
れて、このアーム３２が開閉リンク機構（図面省略）を
介して回動されることによって、植付嘴２が前後対角線
方向の嘴軸３１の周りに回動されて開閉される構成とな
っている。この植付嘴２の上側には案内筒３３が支持さ
れて、嘴軸３１上のアーム３４によって定位値に設けら
れ、上端を苗供給カップ３の底口２９直下に位置させる
ことができ、この苗供給カップ３の苗Ａを植付嘴２内へ
落下案内させる。

【００１４】ここで、図１〜図４に基づいて、請求項１
に記載の発明は、ターンテーブル１に配置されて収容苗
Ａを下部の植付嘴２へ供給する苗供給カップ３に、この
収容苗Ａを該植付嘴２へ押出す押出体４を設けたことを
特徴とするものであり、ターンテーブル１の旋回によっ
て苗供給カップ３が植付嘴２の直上に位置すると、押出
体４がこのカップ口５から苗供給カップ３を下動して、
ここに収容している苗Ａを下方の植付嘴２内へ押出すこ
とにより、この植付嘴２に保持させる。このため苗床部
を有しない軽い苗Ａであって押出体４によって係合され
て確実に押出落下されて、植付嘴２への供給を正確に行
わせることができる。

【００１５】ここに、押出体４は、苗供給カップ３のカ
ップ口５から嵌合する円形状ディスク形態として、上下
動する押出ロッド３５の下端に取り付けられ、この押出
ロッド３５は平行リンク３６の一端部間に連結されて、
平行状に昇降されて、押出体４部で苗供給カップ３内の
苗Ａを下方へ押し出すことができる。該平行リンク３６
は支持フレーム３７にリンク軸３８で上下回動自在に支
持され、一端部には連動ロッド３９が連結されて、この
連動ロッド３９の下端部のローラ４０を前記植付リンク
２３の上動で押上げることによって、押出体４を下動さ
せることができる。４１はこの押出体４を上昇側へ弾発
する復帰バネである。

【００１６】このような押出体４は、前記植付嘴２の直
上方でガイドレール２５の欠かれて底蓋２４が開かれ苗
供給位置の上方に設けられ、復帰バネ４１による上昇位
置では、苗供給カップ３のカップ口５から上方に外れた
位置にあり、この押出体４の上昇時にターンテーブル１
が間歇旋回できるように連動構成される。

【００１７】押出体４は、図例のようなディスク形態に
代えて、単なる押出ロッド３５の形態や、押出爪を形成
する構成とすることもできる。苗Ａを各苗供給カップ３
に供給してターンテーブル１を旋回させると、苗供給カ
ップ３が植付嘴２に対する苗供給位置の直上に位置する
毎に、植付嘴２が上昇されて上死点部に位置して間歇停
止され、これと同時に植付リンク２３の上昇で連動ロッ
ド３９が復帰バネ４１に抗して押上げられ、先端の押出
体４がカップ口５から苗供給カップ３内を下動される。
これによって内部の苗Ａが底蓋２４の開かれている底口
２９から下方へ押出される。

【００１８】このようにして苗供給カップ３から押出さ
れる苗Ａは、案内筒３３を案内されて、下端の閉鎖状態
で待期する植付嘴２内に収容されて、土壌面Ｂへ植付け
られる。この植付嘴２の下動によって、連動ロッド３９
は復帰バネ４１によって復帰されて押出体４を苗供給カ
ップ３の上方に上昇させる。これによってターンテーブ
ル１が間歇旋回されて同作用を繰り返えす。

【００１９】次に、主として図５〜図７に基づいて、請
求項２に記載の発明は、ターンテーブル１に配置されて
収容苗を下部の植付嘴２へ供給する苗供給カップ３に、
このカップ口５上を閉鎖することにより収容苗を該植付
嘴２へ落下させる開閉可能のカップ蓋６を設けたことを
特徴とするもので、苗供給カップ３の苗が、このカップ
口５を閉鎖するカップ蓋６の閉鎖によって生ずる空気圧
によって押出落下されるため、簡単なカップ蓋６の構成
でありながら、苗を損傷することなく植付嘴２へ正確に
落下供給することができる。

【００２０】ここに、苗供給カップ３のカップ蓋６は、
カップ口５の旋回方向の内側縁部に閉鎖ヒンジ４２回り
に開閉自在に設けられ、バネ４３で閉鎖側へ弾発してい
る。又、ターンテーブル１上方の苗供給カップ３の旋回
方向の内周部に沿ってこのカップ蓋６を開閉させるガイ
ドレール４４を設け、このガイドレール４４に摺動する
案内片４５が各カップ蓋６に形成されて、この案内片４
５をガイドレール４４に案内させて、カップ蓋６がカッ
プ口５を閉鎖する閉鎖状態Ｅと、バネ４３に抗して開口
させる開口状態Ｆとに切替回動案内させることができ
る。

【００２１】このガイドレール４４による開閉のタイミ
ングは、苗供給カップ３が前記植付嘴２の直上位置に回
動したときバネ４３によって閉鎖状態Ｅとなる構成とし
ている。これ以外の旋回位置では開口状態Ｆを維持す
る。間歇旋回するターンテーブル１の苗供給カップ３
に、ガイドレール４４によりカップ蓋６が開かれた位置
のカップ口５から苗Ａを供給すると、前記植付嘴２の直
上位置で、前記底蓋２４がカップ底口２９を開くと同時
に、カップ蓋６がガイドレール４４の退避とバネ４３の
弾発作用によってカップ口５を閉鎖する。このときこの
カップ蓋６の閉鎖押圧による空気流によって苗供給カッ
プ３内の苗Ａが下方の前記案内筒３３へ落下案内され
て、植付嘴２に供給される。このため苗Ａが苗供給カッ
プ３内周面に付着していても空気流乃至空気圧によって
正確に下方へ落下される。しかも空気圧によるため苗Ａ
の損傷も少くすることができる。

【００２２】更に、主として図８に基づいて、請求項３
に記載の発明は、ターンテーブル１に配置されて収容苗
Ａを下部の植付嘴２へ供給する苗供給カップ３に、この
収容苗Ａを該植付嘴２へ押出すエアノズル７を設けたこ
とを特徴とするもので、苗供給カップ３の苗Ａが、エア
ノズル７からの噴気流によって落下供給されるため、苗
Ａを損傷することなく、速かに的確に落下供給すること
ができ、構成も簡潔である。

【００２３】ここに、エアノズル７は、旋回するターン
テーブル１の植付嘴２の直上部の苗供給カップ３の上側
に設けられて、この苗供給カップ３のカップ口５から内
側下方へ向けて圧縮空気を噴下するように構成される。
このエアノスル７への圧縮空気の供給のため、コンプレ
ッサ４６と開閉の制御弁４７とが設けられる。エアコン
プレッサー４６は前記伝動ケース２１内の伝動機構によ
って回転伝動される。ホースライン４８を介して制御弁
４７に連結し、更にホースライン４９を介してエアノズ
ル７を配置のノズルユニット５０に連結している。この
ノズルユニット５０は、前記支持フレーム３０の一部に
取付けられて、苗供給位置上の苗供給カップ３上に対向
させて設けられる。

【００２４】この制御弁４７は、伝動ケース２１内の伝
動機構によって連動される。植付リンク２３を昇降駆動
するクランクアーム軸５１とギヤ連動して、植付嘴２の
上死点位置において、苗Ａの供給を受ける位置で制御弁
４７を開いて、エアノズル７から噴気させる。この植付
嘴２が上死点以外の植付軌跡Ｄ位置にあるときは、制御
弁４７を閉鎖して蓄圧状態にする。５２は植付リンク２
３の基部を揺動自在に支持する揺動アーム、５３は前記
アーム３２及びこれと一体の植付嘴２を前後に開閉作動
するための開閉リンクである。前記ターンテーブル１を
旋回駆動するための連動ロッド２７は、該揺動アーム５
２の上端部５４から連動しうるように構成している。

【００２５】このようなエアノズル７からの噴気力によ
って積極的に苗Ａを押出させるものであるから苗Ａの損
傷を少くすると共に、植付嘴２へ迅速に的確に供給する
ことができる。次に主として図４、図９、図１０におい
て、上例と異なる点を説明する。苗植機車体８の旋回走
行時に前側の補助輪１０をリフトアップさせて、車体８
の前部を下げて後部の苗植付嘴２部を上昇させた状態に
傾斜させた姿勢にして、旋回を容易に行わせる。このた
め、この補助輪１０のリフトアップは、前記駆動車輪９
の昇降シリンダ１７により油圧力を利用して行わせると
共に、このリフトアップによる補助輪１０の下降が固定
される。

【００２６】前記昇降シリンダ１７の前後に移動される
横方向のシーソアーム５５は、前記伝動ケース１６のア
クスルハウジング１５部と一体のアーム５６との間を、
一側は連動杆５７で連結し、他側は油圧力で伸縮される
ローリングシリンダ５８で連結している。昇降シリンダ
１７の伸縮で左右の駆動車輪９を上下動して、車体８の
昇降制御を行わせると共に、車体８の左右の傾斜を検出
するローリングセンサ（図面省略）によりローリングシ
リンダ５８を伸縮させて、車体８を左右水平状の姿勢に
維持制御する構成としている。

【００２７】前記補助車輪１０を軸装のブラケット５９
は、車体８前端に一体のエンジンベース６０のボス６１
に対して、上下回動自在に軸装される。補助輪１０の支
持ブラケット６３を装着のホイルボス６４の中央部を、
センタピボット６５周りにローリング自在にしてブラケ
ット５９に取り付ける。

【００２８】前記伝動ケース１６を回動する連動杆５７
の連動されたアーム５６と、該ブラケット５９の軸６２
端のアーム６６との間をロッド６７で連結する。このロ
ッド６７とアーム５６との間は、連結ピン６８と長穴６
９とで適宜間隔遊動して連動しうる構成である。旋回走
行時にハンドルレバー７０を操作して旋回位置にする
と、接地センサ１８の如何に拘らず昇降シリンダ１７の
伸長によって伝動ケース１６の駆動車輪９が下方回動Ｃ
されて、車体８が上昇されるようになる。これと連動し
てアーム５６からロッド６７、アーム６６、軸６２、及
びブラケット５９を介して、補助輪１０を前側から上方
へ回動させることができる。

【００２９】又、この補助輪１０の上下動を固定できる
ロックアーム７１を設ける。前記エンジンベース６０に
はアーム軸７２周りに上下回動自在のロックアーム７１
を支持し、この前端の切欠部７３を、バネ７４によって
上側へ弾発させる。この切欠部７３は、前記ブラケット
６０連動のアーム６６下端に突出したロック爪７５と係
合できる。これらロック爪７５と切欠部７３との係合に
よって補助輪１０の上下動が固定される。又、この係合
解除によって補助輪１０の上下動が可能となる。

【００３０】このロックアーム７１の基端とアクスルハ
ウジング１５のアーム５６との間はロッド７６で連結し
て、駆動車輪９が下降されて、車体８が上昇される位置
で、該ロック爪７５と切欠部７３との係合を解除して、
補助輪１０の上昇を可能な状態にする。又、駆動車輪９
が上動して、車体８が下動するときは、バネ７４でロッ
クアーム７１の切欠部７３がロック爪７５側に係合され
るように弾発されて、上昇されていた補助輪１０を上下
動しないように維持固定する。これによって補助輪１０
が下動して接地により、前上方へ押し上げられないよう
に保持することができる。とくに車体８が後退すること
があっても、補助輪１０が前上方へ上昇されることがな
く、安定した車体８姿勢を維持できる。

【００３１】主として図１１において、上例と異なる点
は、前記補助輪１０の下動姿勢を、前記ロックアーム７
１とロック爪７５とによる係合機構に代えて、ブラケッ
ト５９をバネ７７で後側へ弾発させて、車体８が下降す
るときにこの補助輪１０が前方へ倒れないように維持さ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】ターンテーブル部の斜視図。

【図２】その底面図。

【図３】その苗植機の側面図。

【図４】その平面図。

【図５】一部別実施例を示すターンテーブル部の斜視
図。

【図６】その苗供給カップ部の作用を示す側面図。

【図７】その苗植機の側面図。

【図８】一部別実施例を示すターンテーブ部の側面図。

【図９】一部別実施例を示す補助輪部の斜視図。

【図１０】その苗植機の側面図。

【図１１】一部別実施例を示す補助輪部の側面図。

【符号の説明】

１ ターンテーブル ２ 植付嘴 ３ 苗供給カップ ４ 押出体 ５ カップ口 ６ カップ蓋 ７ エアノズル

フロントページの続き (72)発明者 勝野 志郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 石田 伊佐男 愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地 井関農機 株式会社技術部内 Ｆターム(参考） 2B060 AA06 AC02 AD04 AE01 BA03 CA19 CB05 CB21 CC05

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 収容苗を植付装置２へ供給する苗供給カ
   ップ３に、この収容苗を該植付装置２へ押出す押出体４
   を設けたことを特徴とする苗植機の苗供給装置。
2. 【請求項２】 収容苗を植付装置２へ供給する苗供給カ
   ップ３に、このカップ口５上を閉鎖することにより収容
   苗を該植付装置２へ供給する開閉可能のカップ蓋６を設
   けたことを特徴とする苗植機の苗供給装置。
3. 【請求項３】 収容苗を植付装置２へ供給する苗供給カ
   ップ３に、この収容苗を該植付装置２へ押出すエアノズ
   ル７を設けたことを特徴とする苗植機の苗供給装置。