JP2002112480A - 永久磁石電動機の回転子 - Google Patents

永久磁石電動機の回転子

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JP2002112480A
JP2002112480A JP2000295492A JP2000295492A JP2002112480A JP 2002112480 A JP2002112480 A JP 2002112480A JP 2000295492 A JP2000295492 A JP 2000295492A JP 2000295492 A JP2000295492 A JP 2000295492A JP 2002112480 A JP2002112480 A JP 2002112480A
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permanent magnet
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shaft
rectangular
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Takatomo Nakayama
隆大 中山
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Fujitsu General Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石電動機において、回転子の端部にお
ける磁束の漏れを防止し、トルクの向上を図ってモータ
の高効率化を実現することを目的とする。 【解決手段】 回転磁界を発生する固定子1の内側に配
置する回転子10は、断面長方形の永久磁石3,4を円
周方向に等間隔に(例えば4極構成であればそれに対応
する4個)埋め込み、永久磁石3,4の断面長方形の長
辺(回転子10の外周側面)を磁極とするとともに、隣
接する永久磁石3,4を異極とし、シャフト5の軸方向
の端部で永久磁石3,4と同シャフト5との間の領域に
複数の穴11,12を形成し、その端部における磁気抵
抗を大きくしてなる。穴11は永久磁石3,4の中央線
上付近に設けた長方形の穴であり、穴12は隣接する永
久磁石3,4の端部付近に設けたL字形の穴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機や電気
自動車等に用いるIPMモータの永久磁石電動機の回転
子構造に係り、特に詳しくは、その回転子の形状によっ
てトルクの向上を図り、モータの高効率化を図ることが
できる永久磁石電動機の回転子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】永久磁石電動機として、例えば4極のI
PMモータの場合には、図7および図8に示す構成のも
のがある。この永久磁石電動機は、回転磁界を発生する
24スロットの固定子1の内側に回転子2を配置してお
り、この回転子2には4個の永久磁石(例えばフェライ
ト磁石)3,4が円周方向に等間隔に埋め込まれてい
る。それら永久磁石3,4は、断面を長方形としてその
両長辺をそれぞれ回転子2の外周およびシャフト5側に
向けて埋め込んでなり、かつ、その長辺側を磁極にし、
隣接する永久磁石3,4を異極にしてなる。
【0003】また、隣接する永久磁石3,4の間(断面
長方形の短辺側)の領域には磁束の漏洩、短絡を防止す
るためのフラックスバリア6の孔が形成されており、こ
れらフックスバリア6の形状は、各永久磁石3,4の端
部に平行な直線と、回転子2の外周に沿った円弧とから
なっている。このように、永久磁石3,4による磁束の
漏洩等を防止し、その磁束を効率的に利用し、磁束と固
定子1の回転磁界との直交関係により発生するトルクを
大きくすることが期待できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記永
久磁石電動機の回転子においては、例えば、永久磁石3
のN極からの磁束が回転子2の外周面(表面)から出て
固定子1内を通って再び同永久磁石3のS極に戻ればよ
いが、シャフト6方向の端部における磁束が固定子1内
を通らずに戻ってしまうという問題点がある(図8の波
線矢印参照)。すなわち、この永久磁石3の磁束の漏れ
は、モータトルクの発生に寄与せず、モータトルクの損
失になるからである。なお、永久磁石4についても同様
のことが言える。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、回転子のシャフト方向端部における
磁束の漏れを防止してモータトルクを向上させ、モータ
の高効率化を図ることができるようにした永久磁石電動
機の回転子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転磁界を発生する固定子の内側に配置
する回転子には、永久磁石を円周方向に等間隔に当該極
数分埋め込み、それら永久磁石の回転子外周側面を磁極
としてなる永久磁石電動機の回転子において、当該回転
子のシャフトの軸方向の端部で上記永久磁石と上記シャ
フトとの間の領域には複数の穴を円周方向に形成すると
ともに、この複数の穴によりその端部における磁気抵抗
を大きくするようにしたことを特徴としている。
【0007】上記永久磁石は断面長方形で、同長方形の
長辺側を磁極としてその隣接する永久磁石を異極とし、
上記複数の穴は、d軸上の付近に設けた長方形の穴と、
隣接する永久磁石の端部付近に設けたL字形の穴からな
り、この隣接する永久磁石の端部と回転子外周との間に
はフラックスバリアを形成するとよい。したがって、そ
れら長方形およびL字形の穴により、シャフトの軸方向
の端部における永久磁石の磁束の漏れを防げ、また、フ
ラックスバリアにより永久磁石の磁束の漏洩、短絡が防
止される。
【0008】上記永久磁石は蒲鉾形で、同蒲鉾形の底辺
を上記シャフトに向け、その円弧を回転子外周に合わせ
るとともに、この円弧側を磁極としてその隣接する永久
磁石を異極とし、上記複数の穴は、少なくともd軸上の
付近に設けた長方形の穴と、隣接する永久磁石の端部付
近に設けたL字形の穴とからなるとよい。これにより、
上記と同様に、シャフトの軸方向の端部における永久磁
石の磁束の漏れを防止し、また蒲鉾型の永久磁石の磁石
使用量が多いことから、モータトルクが大きなものとな
る。
【0009】上記永久磁石は断面円弧形状で、同円弧の
外側を上記シャフトに向け、その内側を磁極とする逆円
弧形状に埋め込み、その隣接する永久磁石を異極とし、
上記複数の穴は、少なくともq軸上に沿って設けたY字
形の穴からなるとよい。したがって、そのY字形の穴に
より、シャフトの軸方向の端部における永久磁石の磁束
の漏れを防ぐことができる。
【0010】上記長方形およびL字形の穴と上記永久磁
石との間隔、その長方形の穴とL字形の穴との間隔、上
記永久磁石とフラックスバリアとの間隔、および、それ
ら長方形およびL字形の穴と上記シャフトとの間隔のう
ち、最も狭い箇所は、少なくとも上記回転子を構成する
コアシートの厚さ以上にするとよい。上記複数の穴と上
記永久磁石との間隔、それら穴と穴との間隔、および、
それら穴と上記シャフトとの間のうち、最も狭い箇所は
少なくとも上記回転子の構成するコアシートの厚さ以上
にするとよい。これにより、電磁鋼板を打ち抜いたコア
シートを積層して回転子のコアを製造する際、そのコア
シートが分離することがなく、コア製造時におけるバリ
等の発生もない。
【0011】上記回転子は、電磁鋼板を自動プレスで打
ち抜いてコアシートにするとともに、金型内で自動積層
して得る際に、最初の数枚および最後の数枚に上記穴を
形成し、その自動プレスによって打ち抜いた孔に上記永
久磁石を埋め込んでなるとよい。これにより、既に使用
している自動プレスを利用することができ、製造コスト
アップにならず済む。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図6を参照して詳しく説明する。なお、図中、図
7および図8と同一部分には同一符号を付して重複説明
を省略する。
【0013】図1ないし図3において、本発明の第1の
実施例を示す永久磁石電動機の回転子10は、シャフト
5の軸方向(当該コアシート10aの積層方向)端面で
永久磁石3,4とシャフト5との間の領域に、その積層
方向に所定深さの穴11,12を複数個形成し、各穴1
1,12の間に一定幅のブリッジk1を形成してなる。
【0014】穴11は、長方形として永久磁石3,4の
中央線上(d軸線上)付近に形成してなり、少なくとも
その長方形の一辺は、永久磁石3,4の断面長方形の長
辺に平行である。穴12は、隣接する永久磁石3,4の
端部に合わせた形状(ほぼL字形)とし、かつ、穴11
の長さに対応した幅としてなり、そのL字形の各辺は永
久磁石3,4の断面長方形の長辺に平行で、そのL字形
の先端面が穴11と平行である。
【0015】上記構成とした回転子10によると、永久
磁石3,4の断面長方形の長辺側に形成した穴11,1
2には空気層が形成される。したがって、その穴11,
12によりコアシート10aの積層方向の磁気抵抗が大
きくなり、当該回転子10の端部における永久磁石3,
4の磁束の漏れを防止し、その磁束を固定子1に通るよ
うにできる。つまり、永久磁石3,4による磁束がより
多く固定子1に通り、その結果、その磁束がトルク発生
に有効に利用されるため、当該モータトルクが従来より
大きくなる。なお、上記実施例では、4極モータに適用
しているため、穴11および穴12はそれぞれ4個ずつ
となっているが、その数に限られることなく、極数に応
じた数の穴を形成すればよい。
【0016】この回転子10の製造については、コアプ
レス金型を用いて自動プレスで電磁鋼板を打ち抜き、同
金型内で一体的に形成するコア積層方式(自動積層方
式)を採用する。図3に示すように、このプレス加工工
程では、回転子10のコアを打ち抜いて積層する。この
場合、永久磁石3,4を埋め込む孔、シャフト5の孔お
よびフラックスバリア6の孔を打ち抜くとともに、最初
の数枚および最後の数枚に穴11,12となる孔を打ち
抜いたコアシート10aを積層し、かしめて固定する。
【0017】上記自動積層方式によって自動的にプレ
ス、積層して得た回転子10のコアの孔にIPM方式で
第1の永久磁石3,4を埋め込む。なお、永久磁石3,
4は断面長方形の長辺に直角方向(d軸方向)に磁化、
着磁し、隣接する永久磁石3,4を異極とする。
【0018】また、永久磁石3,4の孔と穴11,12
との間隔、および穴11と穴12との間隔(ブリッジk
1の幅)はコアシート10aの厚さt以上(例えばt〜
3t)とする。なお、シャフト5の孔と穴11,12の
穴との間隔についても、最も狭い箇所はコアシート10
aの厚さt以上(例えばt〜3t)とする。
【0019】これにより、電磁鋼板を打ち抜いてコアシ
ート10aを得る際に、コアシート10aが分離するこ
とがない。また、コア製造時におけるバリ等の発生もな
く、コア製造の歩留まりを向上させることができる。し
たがって、製造コストの低下が可能であり、また、コア
の機械的強度を保ち、特に回転時のコア強度が保たれる
ことになり、モータの信頼性も向上する。
【0020】なお、上記実施例においては、4極構成と
した回転子10に対し、従来例の図7に合わせて24ス
ロットの固定子1にU相、W相、V相の巻線を施してい
るが、他のスロット数でもよい。また、4極モータだけ
でなく、それ以外の極数のモータに適用してもよいこと
は明らかであり、この場合、4極モータと同様の作用、
効果を得ることができる。
【0021】図4は、第2の実施例を示す永久磁石電動
機の回転子の概略的構造図である。なお、図中、図2と
同一部分および相当には同一符号を付して重複説明を省
略する。
【0022】図4および図5において、この回転子20
は、第1の実施例の永久磁石3,4に代えて蒲鉾形状の
永久磁石21,22を埋め込み、かつその蒲鉾形状の底
辺(直線)側をシャフト5側に向けて蒲鉾形状の円弧側
を回転子20の外周側に向け、永久磁石21,22とシ
ャフト5との間に長方形の穴23とL字形の穴24を形
成してなる。
【0023】永久磁石21,22は、蒲鉾形状の円弧側
を磁極とし、かつ、隣同士を異極としてなる。この永久
磁石21,22の間には、穴23,24と同じ深さで長
細い穴25,26が形成されており、その一方の穴25
はL字の穴24と連結され、つまり、穴25の一端がそ
のL字の曲がり角でつながっている。
【0024】なお、永久磁石21,22と穴23,24
との間隔、穴23と穴24との間隔(ブリッジk1の
幅)およびシャフト5と穴23,24との間隔は第1の
実施例と同様である。また、穴25と穴26との間隔
(ブリッジk2の幅)はブリッジk1と同様にコアシー
ト20aの厚さt以上とする。
【0025】したがって、本実施例によると、第1の実
施例と同じ作用、効果を奏する。また、隣接する永久磁
石21,22の間の長細い穴25,26によっても、永
久磁石21,22のシャフト5の軸方向の端部における
磁束の漏れを防止することができるため、よりトルクの
向上が図れる。さらに、コア機構強度の面については、
第1の実施例と同様のブリッジk2をある程度の幅とし
ていることから、その強度には何等の影響が及ぼされる
ことがなく、機構強度が高い。
【0026】上記構成とした回転子20を製造する場
合、前述した第1の実施例と同じく、コア積層方式(自
動積層方式)を適用し、プレス加工工程において回転子
20のコアを打ち抜いて積層するが、シャフト5の孔お
よび永久磁石21,22を埋め込む孔を打ち抜くととも
に、最初の数枚および最後の数枚に穴23,24,2
5,26となる孔を打ち抜いたコアシート10aを積層
し、かしめて固定する。なお、その製造については、既
に説明していることから、その説明を省略する。
【0027】図6は本発明の第3の実施例を示す回転子
の概略的構造図である。なお、図中、図2と同一部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。
【0028】図6において、この回転子30は、第1の
実施例の永久磁石3,4に代えて断面円弧形状(幅の狭
い扇の形状)の永久磁石31,32を埋め込み、かつ、
その円弧の頂点をシャフト5側に向け、つまり、逆円弧
となるように埋め込んでなる。それら永久磁石31,3
2とシャフト5との間には、第1の実施例の穴11,1
2の代わりとなるY字形の穴33が形成されている。
【0029】永久磁石31,32は内円弧側(回転子3
0の外周側)を磁極とし、かつ、隣同士を異極としてな
る。Y字形の穴33は、幅広でシャフト5側からq軸に
沿って形成されており、そのq軸上の先には長細い穴3
4が形成されている。また、前実施例と同様に、隣接す
る穴33の間、つまり、隣接するY字形の先端面の間に
はブリッジk3を形成し、穴33と穴34との間にはブ
リッジk4を形成してなる。
【0030】このように、永久磁石31,32の外円弧
側には、第1の実施例の穴11,12と同じ穴33,3
4が形成されていることから、前実施例と同様の作用、
効果を奏する。また、永久磁石31,32と穴33との
間隔、隣接する穴33の間隔(ブリッジk3の幅)およ
び穴33と穴34との間隔(ブリッジk4)は、前実施
例と同様に、コアシート10aの厚さt以上とする。シ
ャフト5と穴33との間隔についても、前実施例と同様
とする。なお、第1および第2の実施例と同様に、穴3
3のY字形の先端を短くし、つまり隣接する穴33の間
に長方形の穴を設けてもよい。
【0031】上記構成とした回転子30を製造する場
合、前述した第1の実施例と同じく、コア積層方式(自
動積層方式)を適用し、プレス加工工程において回転子
30のコアを打ち抜いて積層する。この場合、シャフト
5の孔および永久磁石31,32を埋め込む孔を打ち抜
くとともに、最初の数枚および最後の数枚に穴33,3
4となる孔を打ち抜いたコアシート10aを積層し、か
しめて固定する。なお、その製造については、既に説明
していることから、その説明を省略する。
【0032】
【発明の効果】以上説明した本発明によると、以下に述
べる効果を奏する。本発明は、回転磁界を発生する固定
子の内側に配置する回転子には永久磁石を円周方向に等
間隔に当該極数分埋め込み、それら永久磁石の回転子外
周側面を磁極とてなる永久磁石電動機の回転子におい
て、当該回転子のシャフトの軸方向の端部でその永久磁
石と前記シャフトとの間の領域には複数の穴を形成する
とともに、この複数の穴によりその端部における磁気抵
抗を大きくしていることから、そのシャフトの軸方向端
部における永久磁石の磁束の漏れを防止することができ
る。したがって、磁束をより多く固定子に通してトルク
を向上させ、モータの高効率化を図ることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す永久磁石電動
機の概略的構造図。
【図2】図1に示す永久磁石電動機の回転子を説明する
ための概略的平面図。
【図3】図2に示す回転子を説明するためのA−AA線
の概略的断面図。
【図4】本発明の第2の実施例を示す永久磁石電動機の
回転子を説明するための概略的平面図。
【図5】図4に示す回転子を説明するためのB−BB線
の概略的断面図。
【図6】本発明の第3の実施例を示す永久磁石電動機の
回転子を説明するための概略的平面図。
【図7】従来の永久磁石電動機を説明するための概略的
構造図。
【図8】図7に示す永久磁石電動機の回転子を説明する
ための概略的構造図。
【符号の説明】
1 固定子 3,4,21,22,31,32 永久磁石 5 シャフト 6 フラックスバリア 10,20,30 回転子 10a コアシート 11 穴(長方形) 12,24 穴(L字形) 23 穴(長方形) 24 穴(L字形) 25,26,34 穴(長細い穴) 33 穴(Y字形) 34 穴(長細い穴) k1,k2,k3,k4 ブリッジ t コアシートの厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 21/14 H02K 21/14 M

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転磁界を発生する固定子の内側に配置
    する回転子には、永久磁石を円周方向に等間隔に当該極
    数分埋め込み、それら永久磁石の回転子外周側面を磁極
    としてなる永久磁石電動機の回転子において、当該回転
    子のシャフトの軸方向の端部で前記永久磁石と前記シャ
    フトとの間の領域には複数の穴を円周方向に形成すると
    ともに、該複数の穴によりその端部における磁気抵抗を
    大きくするようにしたことを特徴とする永久磁石電動機
    の回転子。
  2. 【請求項2】 前記永久磁石は断面長方形で、同長方形
    の長辺側を磁極としてその隣接する永久磁石を異極と
    し、前記複数の穴は、d軸上の付近に設けた長方形の穴
    と、隣接する永久磁石の端部付近に設けたL字形の穴か
    らなり、該隣接する永久磁石の端部と回転子外周との間
    にはフラックスバリアを形成してなる請求項1に記載の
    永久磁石電動機の回転子。
  3. 【請求項3】 前記永久磁石は蒲鉾形で、同蒲鉾形の底
    辺を前記シャフトに向け、その円弧を回転子外周に合わ
    せるとともに、この円弧側を磁極としてその隣接する永
    久磁石を異極とし、前記複数の穴は、少なくともd軸上
    の付近に設けた長方形の穴と、隣接する永久磁石の端部
    付近に設けたL字形の穴とからなる請求項1に記載の永
    久磁石電動機の回転子。
  4. 【請求項4】 前記永久磁石は断面円弧形状で、同円弧
    の外側を前記シャフトに向け、その内側を磁極とする逆
    円弧形状に埋め込み、その隣接する永久磁石を異極と
    し、前記複数の穴は、少なくともq軸上に沿って設けた
    Y字形の穴からなる請求項1に記載の永久磁石電動機の
    回転子。
  5. 【請求項5】 前記長方形およびL字形の穴と前記永久
    磁石との間隔、その長方形の穴とL字形の穴との間隔、
    前記永久磁石とフラックスバリアとの間隔、および、そ
    れら長方形およびL字形の穴と前記シャフトとの間隔の
    うち、最も狭い箇所は、少なくとも前記回転子を構成す
    るコアシートの厚さ以上とした請求項2に記載の永久磁
    石電動機の回転子。
  6. 【請求項6】 前記複数の穴と前記永久磁石との間隔、
    それら穴と穴との間隔、および、それら穴と前記シャフ
    トとの間のうち、最も狭い箇所は少なくとも前記回転子
    の構成するコアシートの厚さ以上とした請求項1,3ま
    たは4に記載の永久磁石電動機の回転子。
  7. 【請求項7】 前記回転子は、電磁鋼板を自動プレスで
    打ち抜いてコアシートにするとともに、金型内で自動積
    層して得る際に、最初の数枚および最後の数枚に前記穴
    を形成し、その自動プレスによって打ち抜いた孔に前記
    永久磁石を埋め込んでなる請求項1,2,3,4,5ま
    たは6に記載の永久磁石電動機の回転子。
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