JP2002111210A - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents

配線基板およびその製造方法

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JP2002111210A
JP2002111210A JP2000296938A JP2000296938A JP2002111210A JP 2002111210 A JP2002111210 A JP 2002111210A JP 2000296938 A JP2000296938 A JP 2000296938A JP 2000296938 A JP2000296938 A JP 2000296938A JP 2002111210 A JP2002111210 A JP 2002111210A
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glass
green sheet
wiring
ceramic filler
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Hiromi Iwachi
裕美 岩地
Yoshitake Terashi
吉健 寺師
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高熱伝導率および高強度を有する絶縁基板から
なり、放熱性と機械的強度の高い配線基板を提供する。 【解決手段】ガラスおよび/またはそれが結晶化したマ
トリックス中に、アスペクト比が4以上、かつ配向度が
50%以上のセラミックフィラーを分散してなるガラス
セラミックスからなる絶縁基板2の表面および/または
内部に配線層3を形成してなる半導体素子収納用パッケ
ージ(配線基板)1を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子収納用
パッケージや多層配線基板などの配線基板に関するもの
であり、特に、銅や銀と同時焼成が可能で、高強度、か
つ半導体素子などの能動素子の動作時などに発生する熱
を効率よく放散できる絶縁基板を具備する配線基板およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】近年、高集積化が進むICやLSI等の半
導体素子を搭載する半導体素子収納用パッケージや、各
種電子部品が搭載される混成集積回路装置等に適用され
る配線基板においては、高密度化、低抵抗化、小型軽量
化が要求されており、アルミナ系セラミック材料に比較
して低い誘電率が得られ、配線層の低抵抗化が可能なガ
ラスセラミック配線基板が一層注目されている。
【0003】例えば、特開平2−212363号公報で
は、AlN粉末と、ホウケイ酸ガラス粉末を添加し、ド
クターブレード法やプレス成型法によって成形し、成形
体の表面に導体ペーストを印刷して配線層を形成した
後、焼成した配線基板が記載されており、原料粉末の粒
径を制御することにより成形体の密度を向上させて絶縁
基板の熱伝導率を向上することが記載されている。
【0004】また、特開平9−71472号公報では、
ガラス粉末と扁平なセラミックフィラー粉末とを混合
し、ドクターブレード法や押出成形法等により成形して
グリーンシートを作製し焼成することによって、焼成時
のグリーンシートの面方向への焼成収縮を小さくでき、
寸法精度の高い配線基板を作製できることが記載されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−212363号公報のAlN粉末とガラス粉末とを
混合してドクターブレード法またはプレス成型法にて成
形し、焼成した絶縁基板では、成形体の密度が不十分で
あり、かつAlN粉末の充填性が悪いために1000℃
以下の低温での焼成ではガラスセラミックスを充分に緻
密化することができず、絶縁基板の強度が低いという問
題があった。
【0006】また、特開平9−71472号公報の扁平
なセラミックフィラー粉末を用いてドクターブレード法
や押出成形法等により成形し焼成した絶縁基板では、扁
平粒子の配向度および充填性が不十分であり、ガラスセ
ラミックスの熱伝導率および強度が不十分であるという
問題があった。
【0007】さらに、上記ガラスセラミックスは、絶縁
基板材料として多用されているアルミナ等に比較して熱
伝導率が低く放熱性に劣るために、絶縁基板として用い
た場合、基板内に発生した熱にて基板の温度が上昇して
配線層の抵抗値が高くなったり、基板に実装される素子
等が誤作動する恐れがあり、絶縁基板としての放熱性を
高めることが求められていた。
【0008】したがって、本発明は、高熱伝導率および
高強度のガラスセラミックスからなり、放熱性に優れる
絶縁基板を具備する配線基板およびその製造方法を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
に対して鋭意検討した結果、ガラス粉末と扁平なセラミ
ックフィラー粉末とを混合し、ロール成形にてグリーン
シートを作製することにより、グリーンシートの密度を
高めるとともに、グリーンシート中のセラミックフィラ
ーの配向度を高めることができる結果、熱伝導率および
強度が高いガラスセラミックスとなり、かつ放熱性と機
械的信頼性に優れた絶縁基板を具備する配線基板を得ら
れることを知見した。
【0010】すなわち、本発明の配線基板は、ガラスお
よび/またはそれが結晶化したマトリックス中に、アス
ペクト比が4以上、かつ配向度が50%以上のセラミッ
クフィラーを分散したガラスセラミックスからなる絶縁
基板の表面および/または内部に配線層を形成してなる
ことを特徴とするものである。
【0011】ここで、前記ガラスセラミックスの開気孔
率が10%以下であること、前記ガラスセラミックス
が、強度250MPa以上、かつ熱伝導率5W/m・K
以上であることが望ましい。
【0012】また、前記セラミックフィラーが、アルミ
ナ、ムライト、コージエライト、アノーサイト、スライ
ソナイト、セルシアン、シリカ、ジルコン、チタニア、
NiO、Nb25、Si34、SiCおよびAlNの群
から選ばれる少なくとも1種を含有することが望まし
く、ガラスマトリックス中に存在するセラミックフィラ
ーの比率が30〜80重量%であることが望ましい。
【0013】さらに、前記絶縁基板の厚みが300μm
以下であること、前記絶縁基板の表面および/または内
部に、前記セラミックフィラーの配向面と直行する方向
にサーマルビアを形成することが望ましい。
【0014】また、本発明の配線基板の製造方法は、ガ
ラス粉末とアスペクト比4以上のセラミックフィラー原
料粉末を混合し、ロール成形によりグリーンシートを作
製し該グリーンシート表面に配線層を形成した後、焼成
することを特徴とするものである。
【0015】ここで、前記ロール成形により前記グリー
ンシートの厚みを200μm以下とすることが望まし
い。
【0016】また、前記配線回路層を形成した絶縁基板
用グリーンシートの両面に前記絶縁基板用グリーンシー
トの焼結温度では焼結しない無機組成物グリーンシート
を積層して、該積層物を焼成した後、前記無機組成物を
除去することが望ましく、前記絶縁基板用グリーンシー
トの焼成による厚み方向の収縮率が35%以上であるこ
と、前記配線層が金属箔からなることが望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の配線基板の好適例である
半導体素子収納用パッケージの一例について、その概略
断面図である図1を基に説明する。図1によれば、半導
体素子収納用パッケージ(以下、パッケージと略す。)
1は、複数枚の絶縁層2a、2bの積層体からなる絶縁
基板2の表面および内部に配線層3が形成された構成か
らなる。
【0018】本発明によれば、絶縁基板2をなす絶縁層
2a、2bが、ガラスおよび/またはそれが結晶化した
マトリックス中に、アスペクト比が4以上、特に5以上
かつ配向度が50%以上、特に60%以上のセラミック
フィラーを分散してなるガラスセラミックスからなるこ
とが大きな特徴であり、これによって、絶縁基板2は銅
や銀等の低抵抗導体との同時焼成が可能であり、かつ熱
伝導率および強度に優れたものとなる。
【0019】すなわち、前記セラミックフィラーのアス
ペクト比が4より小さいと、熱伝導率および強度が低下
する。また、セラミックフィラーの配向度が50%より
低いと、特に絶縁基板の厚みが薄くなったときに重要と
なる配線基板2の面方向での熱伝導率および強度が低下
する。また、熱伝導率と強度を高めるために、前記ガラ
スセラミックスの開気孔率が10%以下、特に5%以
下、さらに3%以下であることが望ましい。
【0020】なお、本発明におけるセラミックフィラー
のアスペクト比とは、ガラスセラミックス(絶縁基板)
の断面SEM写真で観察されるセラミックフィラーの長
径の平均値/短径の平均値で表される値を意味し、ま
た、セラミックフィラーの配向度とは、ガラスセラミッ
クスの表面のX線回折チャートにおいて、例えばc面方
向の配向度については、以下の式で算出される値であ
る。 c面(0,0,l)の配向度(%)=I(0,0,l)
/(I(0,0,l)+I(h,k,0))×100 ただし、I(0,0,l)、I(h,k,0)は2θ=
20〜60°の範囲において最もピーク強度の高いピー
クの強度を意味する。
【0021】また、前記ガラスとしては、例えば、Si
2、Al23およびMO(M:アルカリ土類金属)を
含有するガラスが好適に使用でき、加えて、ZnO、T
iO 2、AO(A:アルカリ金属)、B23等を含有し
てもよい。また、上記ガラスから、特に、クォーツ、ク
リストバライト、トリジマイト、フォルステライト、エ
ンスタタイト、ディオプサイド、スラウソナイト、アノ
ーサイト、セルシアン、MTiO3(M=Mg、Ca、
Sr、Ba)、スピネル、ガーナイト、アルカリ金属シ
リケート等、特にクォーツ、フォルステライト、エンス
タタイト、スピネル、ガーナイトの群から選ばれる少な
くとも1種の結晶が析出していてもよい。
【0022】さらに、前記扁平形状のセラミックフィラ
ーとしては、アルミナ、ムライト、コージエライト、ア
ノーサイト、スライソナイト、セルシアン、シリカ、ジ
ルコン、チタニア、酸化ニッケル、酸化ニオブ、窒化ケ
イ素、炭化ケイ素および窒化アルミニウムの群から選ば
れる少なくとも1種、特に熱伝導率および強度の点で、
アルミナ、ジルコン、シリカ、窒化ケイ素、窒化アルミ
ニウムの群から選ばれる少なくとも1種、さらに、ガラ
スとの反応によるセラミックフィラーの変質が少なく磁
器を緻密化できる点で、酸化物であるアルミナを含有す
ることが望ましい。
【0023】また、セラミックフィラーとしては、上記
扁平なセラミックフィラー以外に、アスペクト比が2以
下の上記セラミックフィラーや、例えば、クォーツ、ク
リストバライト、トリジマイト、フォルステライト、エ
ンスタタイト、ディオプサイド、スラウソナイト、アノ
ーサイト、セルシアン、MTiO3(M=Mg、Ca、
Sr、Ba)、スピネル、ガーナイト、アルカリ金属シ
リケート、ジルコニア等の他のセラミックフィラーが総
量で30重量%以下、特に15重量%以下、さらに5重
量%以下の割合で含有されていてもよい。
【0024】さらに、セラミックフィラーの配向度の向
上、熱伝導率および強度の向上、誘電率、熱膨張係数の
制御、誘電損失の低減等の点で、ガラスマトリックス中
に存在するセラミックフィラーの比率が30〜80重量
%、特に40〜70重量%、さらに40〜60重量%で
あることが望ましい。
【0025】上記構成によって、前記ガラスセラミック
スは、特に、強度250MPa以上、特に300MPa
以上、かつ熱伝導率4W/m・K以上、特に5W/m・
K以上の優れた特性を有するものとなる。
【0026】(配線基板)一方、絶縁基板2の放熱性を
高めるためには、絶縁基板2の厚みが300μm以下、
特に200μm以下、さらに150μm以下であること
が望ましく、また、それぞれの絶縁層2a、2bの厚み
は、150μm以下、特に120μm以下、さらに10
0μm以下であることが望ましい。なお、本発明におけ
る絶縁基板2の厚みとは、配線層3等の他の部材を含ま
ない実質的に絶縁基板2のみの厚みを指し、具体的に
は、パッケージ(配線基板)1の断面写真にて測定され
る絶縁基板の断面積(幅w×厚みt1)S1から配線層3
等の他の部材の面積の総和S2を差し引いた断面積(S1
−S2)を幅wで割ったものt=(S1−S2)/wで求
められる。また、パッケージ内に凹部を形成するような
場合には、該凹部底面から絶縁基板底面までの厚みを指
す。
【0027】また、配線層3は、信号の伝送速度を高
め、特に高周波信号の伝送損失を低減するために、銅、
銀、金、アルミニウムの群から選ばれる少なくとも1種
の低抵抗金属を主成分とし、特に純度が99%以上の高
純度金属、さらには金属箔からなることが望ましい。さ
らに、図1によれば、絶縁層2aおよび絶縁層2bの上
下面に形成される配線層3、3間がビアホール導体4に
よって電気的に接続されている。
【0028】また、図1によれば、絶縁基板2表面に
は、Si、Si−Ge、Ga−As等の半導体素子等の
素子5が搭載されており、本発明によれば、素子5の動
作によって発生した発熱を絶縁基板2を介して絶縁基板
2の外部に放熱することができる。
【0029】なお、パッケージ1の厚み方向の放熱性を
高めるためには、絶縁基板2をなす上述したガラスセラ
ミックス中の扁平なセラミックフィラーの配向面、すな
わちセラミックフィラーの長径方向と直交する絶縁基板
2の厚み方向にサーマルビア6を形成することが望まし
い。また、サーマルビア6は絶縁基板2の表面および/
または内部に形成され、図1によれば、サーマルビア6
は絶縁基板2の素子5搭載部の直下に形成されている。
【0030】なお、素子5および配線層3に高周波信
号、特に1GHz以上、さらに20GHz以上の高周波
信号を伝送する場合には、高周波信号の伝送損失を低減
するために、配線層3がストリップ線路、マイクロスト
リップ線路、コプレーナ線路および誘電体導波管のうち
の1種から構成されることが望ましい。
【0031】(製造方法)次に、上記配線基板を作製す
る方法について説明する。まず、例えば、ガラス粉末2
0〜70重量%とセラミックフィラー粉末30〜80重
量%とを混合する。
【0032】ガラス粉末としては、平均粒径0.1〜5
μm、特にセラミックフィラーの配向度を高めるために
平均粒径0.1〜1.5μmで、例えば、SiO2、A
2 3およびMO(M:アルカリ土類金属)を含有する
ガラスが好適に使用でき、特に上述したような結晶を析
出する結晶化ガラスであることが望ましい。
【0033】また、セラミックフィラー粉末としては、
例えば平均長径3μm以上、特に5〜40μm、短径
(厚み)6μm以下、特に0.5〜3μmで、アスペク
ト比が4以上、特に5以上の針状または板状の扁平形状
の上述した材料からなる。
【0034】この原料粉末に対して、所望により、有機
バインダ、可塑剤、溶媒を添加、混合して造粒粉末を作
製し、該造粒粉末を回転する一対のロール間に供給して
ロール間の圧縮力で成形する、いわゆるロールコンパク
ション成形により、特に厚み200μm以下のグリーン
シートを作製する。なお、ロール成形時の線圧は3MP
a以上、特に5MPa以上であることが望ましい。
【0035】本発明によれば、上記ロールコンパクショ
ン成形によれば、ロール面での成形型の大きな荷重およ
び接触、摩擦により、上記他の成形方法に比べて、グリ
ーンシートの成形密度を高めることができるとともに、
グリーンシート中の扁平なセラミックフィラーの配向度
を向上させることができる。なお、この成形法によれば
特に表面部にてセラミックフィラーの配向度が向上する
ために、グリーンシート全体としての配向度を高めるた
めには、グリーンシートの厚みが200μm以下、特に
150μm以下、さらに120μm以下であることが望
ましい。
【0036】また、本発明によれば、上記ロールコンパ
クション成形以外にも、上記成形方法により成形したテ
ープ状の成形体をロール圧延することによっても同様の
効果が得られる。さらに、50〜150℃程度に加熱し
た状態で成形することによって、さらにグリーンシート
の密度およびセラミックフィラーの配向度を高めること
ができる。
【0037】次に、上記グリーンシートの所定位置にビ
アホール(貫通孔)を形成し、該ビアホールに、上述し
た金属粉末を主成分とし、有機ビヒクル、所望により、
セラミック粉末、ガラス粉末を添加、混練したペースト
を充填してビアホール導体を形成する。そして、該ビア
ホール導体形成位置に位置合わせしながら配線層を形成
する。配線層を形成する方法としては、上述した金属粉
末を主成分とし、有機ビヒクル、所望により、セラミッ
ク粉末、ガラス粉末を添加、混練したペーストを、印刷
法等にてグリーンシート表面に塗布する方法も採用でき
るが、本発明によれば、微細で高精度の配線層が形成可
能である高純度金属導体、特に金属箔にて配線層を形成
する方法が好適である。
【0038】金属箔からなる配線層を形成する具体的な
方法は、例えば、スパッタ法や蒸着法等の薄膜形成法に
よって所定パターンの配線層を形成することもできる
が、樹脂フィルム上に金属箔を貼り付け、メッキ法等に
よって金属箔を所定パターンに加工した後、この金属箔
付の樹脂フィルムをグリーンシート表面に位置合わせし
て転写することによってグリーンシート表面に配線層を
形成する方法によって容易に形成することができる。
【0039】上記配線層を形成したグリーンシートを、
所望により、複数枚積層して、例えば、40〜120
℃、5〜40MPaにて加熱圧着する。そして、上記積
層体を酸化性雰囲気または弱酸化性雰囲気中、500〜
750℃にて脱バインダ処理した後、酸化性雰囲気また
は非酸化性雰囲気中、800〜1000℃、特に850
〜950℃にて0.2〜10時間、特に0.5〜2時間
焼成することによって配線基板を作製することができ
る。
【0040】また、上述したグリーンシートを積層する
際に、前記配線回路層を形成した絶縁基板用グリーンシ
ートの両面に前記絶縁基板用グリーンシートの焼結温度
では焼結しない無機組成物のグリーンシートを積層し
て、該積層物を焼成することにより、絶縁基板用グリー
ンシートの焼成時に無機組成物の拘束力によって絶縁基
板の焼成時における面方向の収縮を抑制できるととも
に、厚み方向への収縮率を特に40%以上に高めてガラ
スセラミックスの密度を高めることができるとともに、
ガラスセラミックス中のセラミックフィラーの配向度を
高めることができる。
【0041】ここで、上記無機組成物のグリーンシート
を積層する方法によれば、焼成中、前記絶縁基板用グリ
ーンシート中のガラス粉末が軟化する際、面方向への拘
束力および厚み方向への収縮率によってセラミックフィ
ラーがより配向する。
【0042】なお、前記無機組成物は、焼成後、研磨や
超音波洗浄によって容易に除去することができる。
【0043】
【実施例】(実施例1)平均粒径2μmの以下に示す2
種類の組成のガラスと、表1に示すセラミックフィラー
を調合し、有機バインダ、可塑剤、トルエンを添加、混
合して、スラリーを調製した後、噴霧乾燥して造粒粉を
作製した。そして、この造粒体を互いに回転する一対の
ロール間に供給し、線圧10MPaにてロールコンパク
ション成形して厚み200μmのグリーンシートを形成
した。このグリーンシートを厚み100μmとなるまで
ロール圧延した。
【0044】次に、このグリーンシートを15〜20枚
積層して、100℃の温度で20MPaの圧力を加えて
熱圧着した。この積層体を水蒸気含有/窒素雰囲気中、
700℃で脱バインダ処理を行った後、乾燥窒素中で9
50℃で1時間焼成しガラスセラミックスを作製した。
なお、焼成に際しては昇温速度、降温速度を300℃/
hとした。
【0045】(比較例)実施例1のガラスセラミックス
に対して、ロールコンパクション成形およびロール圧延
に代えてドクターブレード法にてグリーンシートを作製
する以外は実施例1と同様にガラスセラミックスを作製
した(試料No.12)。
【0046】得られたガラスセラミックスについて、ア
ルキメデス法により気孔率を、断面SEM測定により、
一視野内に存在するセラミックフィラーの長径d1およ
び短径d2の比(d1/d2)の平均値であるアスペクト
比を測定した。また、ガラスセラミックスの表面XRD
測定(2θ=20〜60°)チャートから、上述した方
法によって配向度を測定した。
【0047】なお、Al23をセラミックフィラーとし
て用いた場合、(0,0,l)面を(0,0,6)面、
(h,k,0)面を(1,1,0)面として、下記の式
より配向度を算出した。 c面方向の配向度=I(0,0,6)/(I(1,1,0)+I(0,0,
6))×100(%) また、上記XRDチャートを用いて、リートベルト法に
より、ガラスセラミックス中のセラミックフィラーの比
率を求めた。
【0048】さらに、レーザーフラッシュ法により、1
mm厚みの試料について熱伝導率を測定し、JISR1
601に基づいて磁器の4点曲げ強度を測定した。ま
た、直径2〜7mm、厚み1.5〜2.5mmの形状に
切り出し、10GHzにてネットワークアナライザー、
シンセサイズドスイーパーを用いて誘電体円柱共振器法
により誘電率、誘電損失を測定した。結果は表1に示し
た。
【0049】
【表1】
【0050】表1から明らかなように、セラミックフィ
ラー量が少ない試料No.1、およびセラミックフィラ
ーのアスペクト比が3より小さい試料No.5、6で
は、ガラスセラミックスの強度および熱伝導率が低いも
のであった。また、ドクターブレード法にて成形した試
料No.12では、ガラスセラミックス中のセラミック
フィラーの配向度が低く、強度および熱伝導率が低下し
た。
【0051】これに対して、本発明に従い、扁平なセラ
ミックフィラーを用い、ロール成形によってグリーンシ
ートを作製した試料No.2〜4、7〜11では、いず
れも磁器強度250MPa、熱伝導率4W/m・K以上
の優れた特性を有するものであった。
【0052】次に、表1の試料No.3、5、12のグ
リーンシートの所定位置にビアホールを形成し、該ビア
ホール内に銅粉末と有機ビヒクルとを混練した導体ペー
ストを充填した後、グリーンシート表面に銅粉末と有機
ビヒクルとを混練した導体ペーストを用いてスクリーン
印刷法により配線層を塗布して3枚積層し、上記と同様
に熱圧着、焼成して配線基板を作製した。その結果、焼
成による面方向の収縮率はそれぞれ2%、16%、3.
5%であり、厚み方向の収縮率は35%、18%、30
%であった。また、絶縁基板の厚みは200μm、25
0μm、310μmであったが、試料No.5および試
料No.12の配線基板では、半導体素子の実装時に破
損した。
【0053】(実施例2)実施例1の配線基板(試料N
o.3)に対して、実施例1の導体層の形成方法を樹脂
フィルムに銅箔を貼り付けてエッチングにより所定の配
線層のパターンに加工した後、前記グリーンシート表面
に転写して形成するとともに、実施例1と同様に積層し
た後、アルミナ粉末を主成分としてガラス粉末と有機バ
インダと可塑剤と溶剤とを含有する無機組成物グリーン
シートを前記積層体の両面に積層し、実施例1と同様に
熱圧着、焼成した後、絶縁基板の両面のアルミナ粉末を
除去して配線基板を作製した。
【0054】その結果、焼成による面方向の収縮率は
0.5%であり、厚み方向の収縮率は38%であった。
また、絶縁基板の厚みは180μmであった。さらに、
絶縁基板の表面XRDを測定し、配向度を算出した結果
90%であった。
【0055】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の配線基板に
よれば、ガラス粉末と扁平なセラミックフィラー粉末と
を混合し、ロール成形にてグリーンシートを作製するこ
とにより、グリーンシートの密度を高めるとともに、グ
リーンシート中のセラミックフィラーの配向度を高める
ことができる結果、熱伝導率および強度が高いガラスセ
ラミックスとなり、かつ放熱性と機械的信頼性に優れた
絶縁基板を具備する配線基板を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線基板の好適例である半導体素子収
納用パッケージの一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 半導体素子収納用パッケージ 2 絶縁基板 2a、2b 絶縁層 3 配線層 4 ビアホール導体 5 素子 6 サーマルビア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/15 H01L 23/14 C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラスおよび/またはそれが結晶化したマ
    トリックス中に、アスペクト比が4以上、かつ厚み方向
    に対する配向度が50%以上のセラミックフィラーを分
    散したガラスセラミックスからなる絶縁基板の表面およ
    び/または内部に配線層を形成してなることを特徴とす
    る配線基板。
  2. 【請求項2】前記ガラスセラミックスの開気孔率が10
    %以下であることを特徴とする請求項1記載の配線基
    板。
  3. 【請求項3】前記ガラスセラミックスが、強度250M
    Pa以上、かつ熱伝導率4W/m・K以上であることを
    特徴とする請求項1または2記載の配線基板。
  4. 【請求項4】前記セラミックフィラーが、アルミナ、ム
    ライト、コージエライト、アノーサイト、スライソナイ
    ト、セルシアン、シリカ、ジルコン、チタニア、Ni
    O、Nb25、Si34、SiCおよびAlNの群から
    選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか記載の配線基板。
  5. 【請求項5】ガラスマトリックス中に存在するセラミッ
    クフィラーの比率が30〜80重量%であることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか記載の配線基板。
  6. 【請求項6】前記絶縁基板の厚みが300μm以下であ
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の配
    線基板。
  7. 【請求項7】前記絶縁基板の表面および/または内部
    に、前記セラミックフィラーの配向面と直行する方向に
    サーマルビアを形成することを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれか記載の配線基板。
  8. 【請求項8】ガラス粉末とアスペクト比4以上のセラミ
    ックフィラー原料粉末を混合し、ロール成形によりグリ
    ーンシートを作製して該グリーンシート表面に配線層を
    形成した後、焼成することを特徴とする配線基板の製造
    方法。
  9. 【請求項9】前記ロール成形により前記グリーンシート
    の厚みを200μm以下とすることを特徴とする請求項
    8記載の配線基板の製造方法。
  10. 【請求項10】前記配線層を形成した絶縁基板用グリー
    ンシートの両面に前記絶縁基板用グリーンシートの焼結
    温度では焼結しない無機組成物グリーンシートを積層し
    て、該積層物を焼成した後、前記無機組成物を除去する
    ことを特徴とする請求項8または9記載の配線基板の製
    造方法。
  11. 【請求項11】前記絶縁基板用グリーンシートの焼成に
    よる厚み方向の収縮率が35%以上であることを特徴と
    する請求項10記載の配線基板の製造方法。
  12. 【請求項12】前記配線層が金属箔からなることを特徴
    とする請求項8乃至11のいずれか記載の配線基板の製
    造方法。
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